JP3449586B2 - 転写型画像形成シート材 - Google Patents

転写型画像形成シート材

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JP3449586B2 JP04608296A JP4608296A JP3449586B2 JP 3449586 B2 JP3449586 B2 JP 3449586B2 JP 04608296 A JP04608296 A JP 04608296A JP 4608296 A JP4608296 A JP 4608296A JP 3449586 B2 JP3449586 B2 JP 3449586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンターで印字した画像などの情報を形成するための画
像形成シート材であって、被貼着体(被転写体)に貼着
可能な転写型画像形成シート材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンターで画像
などの情報を印字(形成)するための画像形成シート材
としては、紙、透明なオーバヘッドプロジェクト用フィ
ルム、白光沢のフィルムなどが用いられ、これらの紙面
若しくはフィルム面に直接、又はこれらの表面に形成し
たポリビニルアルコールなどの高吸水性ポリマーなどの
インク受容層に直接印字してて用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙を用いて
インクジェットプリンターで画像などの情報を印字する
場合には、インクが水溶性であるので、水に弱く重要な
情報が流出して読み取り不能となってしまうことがあ
る。また、印字面が紙面であるので微小な凹凸が存在す
るので、印字した情報が不鮮明となり、さらに、印字情
報が写真やグラフィックイメージなどの場合には、紙面
に印字しても写真などの特有な艶が存在しないために質
感がでにくいなどの問題があった。
【0004】また、オーバヘッドプロジェクト用フィル
ム、白光沢のフィルムなどを用いた場合にも、インクが
水溶性であるので、水に弱く重要な情報が流出して読み
取り不能となってしまうことがある。また、印字情報を
必要な部分だけ切り取って、葉書、包装用フィルム、布
などの被貼着体に貼着する場合に、切り取りにくいなど
の問題があった。
【0005】さらに、いずれの場合においても、印字情
報をそのまま若しくは必要な部分だけ切り取って、被貼
着体に貼着する場合に、別途粘着剤、接着剤を用いなけ
ればならず、作業が繁雑であり、また、印字表面には保
護層が存在しないので、耐磨耗性、耐光性、対候性が良
好でなく、経時的劣化による退色によって重要な情報が
消失してしまうという問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、インジェクトプ
リンターで印字した画像などの情報を被転写体である葉
書などの被貼着体に容易に貼着可能で、かつ印字した情
報が退色・消失することのない耐磨耗性、耐光性、対候
性に優れた転写型画像形成シート材であって、しかも、
写真、グラフィックイメージなどの艶、質感にも優れた
転写型画像形成シート材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、インクジェットプリンターで印
字した画像などの情報を形成するための転写型画像形成
シート材であって、転写型画像形成シート材を被貼着体
に貼着するための多孔質の接着剤層と、前記接着剤層を
介して、インクジェットプリンターからのインクを受容
して定着するための接着剤下面に形成したインク受容層
と、前記インク受容層を保護するために、インク受容層
の下面に形成した透明なトップコート層と、前記トップ
コート層の下面に形成した透明な剥離コート層と、前記
剥離コート層の下面に形成した基材シート層とから構成
、さらに、前記接着剤層が、活性化温度以下で塗布形
成されたディレードタック型粘着剤である転写型画像形
成シート材である。
【0008】すなわち、インクジェットプリンターで印
字した画像などの情報は、多孔質の接着剤層を透過し
て、高吸水性ポリマーからなるインク受容層に受容され
定着され、熱可塑性樹脂で形成された接着剤層側を被貼
着体に重ね合わせて、接着剤層側と反対面に形成された
基材シート層より熱を付加することによって、本転写型
画像形成シート材を葉書、包装用フィルムなどの被貼着
体に貼着し、基材シート層を剥離すれば、剥離コート層
が上面となって、透明なトップコート層を介して、イン
ク受容層に定着した画像などの情報が読みとれるように
した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の転写型画像形成シート材
は、インクジェットプリンターで印字した画像などの情
報を、下方に形成した高吸水性ポリマーからなるインク
受容層に浸透させ、かつ被貼着体への接着剤となる熱可
塑性樹脂又はディレードタック型粘着剤からなる接着層
と、接着剤の下方に形成した高吸水性ポリマーからなる
インク受容層と、インク受容層に下方に形成したインク
受容層の保護層となる合成樹脂からなるトップコート層
と、トップコート層の下方に剥離コート層を介して剥離
可能に貼着した基材シート層とから構成したものであ
る。
【0010】また、本発明の転写型画像形成シート材
は、前記熱可塑性樹脂が、エチレン−酢酸ビニル系、ポ
リアミド系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリオ
レフィン系、ポリエーテル系、およびアクリル系の樹脂
からなるグループから選択した1種若しくは2種以上の
熱可塑性樹脂であるのが低温接着性を考慮すれば好適で
ある。
【0011】さらに、前記ディレードタック型粘着剤
が、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系の粘着剤から
なるグループから選択した1種若しくは2種以上の粘着
剤であるのが、低温粘着性を考慮すれば好適である。
【0012】また、前記トップコート層は、画像情報を
読取可能にするため、アクリル系、ポリエステル系、ポ
リウレタン系、ポリアミド系、ポリオレフィン系および
ポリエーテル系の樹脂からなるグループから選択した1
種若しくは2種以上の透明性および柔軟性を有する樹脂
であるのが、透明性を考慮すれば好適である。
【0013】さらに、前記トップコート層に、ベンゾト
リアゾール系などの紫外線カット剤が混入されているの
が、対候性、耐光性を考慮すれば好ましい。
【0014】また、インク受容層には、ポリビニルアル
コール等の高吸水性ポリマーを用いることがインク吸収
性、定着性、乾燥性などの点から好ましい。
【0015】さらに、前記基材シート層が、被貼着体に
貼着する際に加熱機器に接触する面となるため、耐熱性
に優れていることが好ましく、また、透明な合成樹脂で
形成されているのが、情報が記載された本転写型画像形
成シート材を、被貼着体の所定の位置に位置決めして貼
着する場合に好ましい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の転写型画像形成シート材
の部分拡大断面図である。図1において、1は全体で本
発明の転写型画像形成シート材を示している。転写型画
像形成シート材1は、インクジェットプリンターで印字
した画像などの情報を形成するための転写型画像形成シ
ート材であり、基本的には、転写型画像形成シート材1
を葉書、包装用フィルムなどの所望する被貼着体に貼着
するための多孔質の接着剤層2と、接着剤層2を介し
て、インクジェットプリンターからのインクを受容して
定着するための接着剤層2下面に形成したインク受容層
3と、インク受容層3を保護するために、インク受容層
3の下面に形成した透明なトップコート層4と、トップ
コート層4の下面に形成した透明な剥離コート層5と、
剥離コート層の下面に形成した基材シート層6とから構
成されるものである。
【0018】この場合、接着剤層2としては、アイロ
ン、ヒーターロールなどの加熱によって、転写型画像形
成シート材1を葉書、包装用フィルムなどの被貼着体に
容易に貼着できるように、熱可塑性樹脂又はディレード
タック型粘着剤から構成するのが好ましい。そして、熱
可塑性樹脂としては、低温接着性およびインクの吸水性
を考慮すれば、エチレン−酢酸ビニル系、ポリアミド
系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン
系、ポリエーテル系、およびアクリル系の樹脂からなる
グループから選択した1種若しくは2種以上の熱可塑性
樹脂であるのが好適である。
【0019】また、ディレードタック型粘着剤として
は、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系の粘着剤から
なるグループから選択した1種若しくは2種以上の粘着
剤であるのが、低温接着性を考慮すれば好ましい。さら
に、この接着剤層2は、インクジェットプリンターで印
字した画像などの情報を、下方に形成した高吸水性ポリ
マーからなるインク受容層3に浸透させる必要がある。
そのため、上記熱可塑性樹脂としては吸水性を有してお
り、これに対してディレードタック型粘着剤は、多孔質
性を有するように接着剤層2として形成する必要があ
り、多孔質状にするには活性化温度以下の条件でインク
受容層3の上面に塗布形成することが必要である。そし
て、接着剤層2の厚さとしては、インク浸透性、熱接着
性を考慮すれば、1〜40μmとするのが好ましい。
【0020】また、インク受容層3としては、高吸水性
ポリマーであるのが、インク吸収性、定着性、乾燥性な
どの点から好ましく、高吸水性ポリマーとしては、ポリ
ビニルアルコール、アルキルアセタール樹脂であるの
が、定着性からすれば好ましい。さらに、その厚さとし
ては、インクの吸収性、定着性を考慮すれば、1〜15μ
mとするのが好ましい。
【0021】さらに、トップコート層4としては、被貼
着物に貼着した際に、印刷画像が見えるように、アクリ
ル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド
系、ポリオレフィン系およびポリエーテル系の樹脂から
なるグループから選択した1種若しくは2種以上の透明
性および柔軟性を有する樹脂であるのが好適である。ま
た、トップコート層4には、ベンゾトリアゾール系の紫
外線カット剤が混入されていることが、対候性、耐光性
を考慮すれば好ましく、その厚さとしては、インク受容
層3の保護機能、対候性、柔軟性を考慮すれば、1〜10
μmとするのが好ましい。
【0022】さらに、基材シート層6は、被貼着物に貼
着する際に、後述するようにアイロンなどの加熱手段に
接触する面となるため、120〜180℃程度の耐熱性を有し
ていることが好ましい。なかでも、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリプロピレン(PP)などの透明な合成
樹脂で形成されているのが、情報が記載された本転写型
画像形成シート材を、被貼着体の所定の位置に位置決め
して貼着する場合に好ましいが、別にこれに限定される
ものではなく、インクジェットプリンターで印字する際
に本転写型画像形成シート材に適宜の柔軟性と腰を付与
するものであればよく、例えば、剥離することを考慮す
れば、表面に合成樹脂フィルムをラミネート加工した紙
または合成紙などであってもよい。また、基材シート層
6の厚さとしては、画像形成に用いるプリンターの給紙
性を考慮すれば、10〜200μmとするのが好ましい。
【0023】また、この基材シート層6とトップコート
層4との間には、シリコン樹脂若しくは、セルロース系
樹脂からなる剥離コート層5を設けておき、基材シート
層6をトップコート層4より剥離可能に構成しておく。
【0024】なお、剥離コート層5を形成する側の上記
基材シート層6表面に、予めエンボス加工又はマット加
工等の表面加工を施しておけば、基材シート層と接する
剥離剥離コート層5およびトップコート層4の表面を凹
凸状に形成することができる。これにより、本転写型画
像形成シート材を布などの表面が凹凸状の被貼着物に貼
着した際に、布と同様の自然な風合いの凹凸状の表面を
提供することができるものである。
【0025】上述の構成を有する本転写型画像形成シー
ト材1を構成するには、まず、基材シート層6上面に剥
離コート層5、トップコート層4、インク受容層3をを
順次ロールコーターによって塗布形成する。その後、イ
ンク受容層3の上面に接着剤層2を形成する。このと
き、接着剤層2をディレードタック剤によって形成する
場合は、ロールコーターによる塗布形成を行い、これ以
外の熱可塑性樹脂を用いる場合は、押出ラミネーターに
よってラミネート加工すればよい。
【0026】このように構成される転写型画像形成シー
ト材1は、図2で示したように、インクジェットプリン
ターCで画像などの情報を、接着層2側から印字して、
多孔質の接着剤層2を透過して、接着層2の下方に形成
した高吸水性ポリマーからなるインク受容層3に浸透さ
せ、定着させる。なお、この際、画像情報Aは、裏表が
逆の印字情報が印字されているものである。
【0027】次に、図3に示したように、この画像が形
成された転写型画像形成シート材の接着層2側を、葉
書、包装用フィルムなどの被転写体である被貼着体Bに
重ね合わせて、接着剤層2側と反対面に形成された基材
シート層6側より、アイロン、ヒーターロールなどの熱
を付加することによって、本転写型画像形成シート材1
を被貼着体Bに貼着させる。
【0028】その後、図4に示したように、トップコー
ト層4に、剥離コート層5を介して剥離可能に貼着した
基材シート層6を剥離すれば、剥離コート層5が上面と
なって、透明なトップコート層4を介して、インク受容
層に定着した画像などの情報が読みとれる。また、この
場合、インク受容層3の上面に、保護層を構成するトッ
プコート層4が存在することとなるので、耐磨耗性、耐
光性、対候性が良好で、経時的劣化による退色によって
重要な情報が消失してしまうことがない。
【0029】(実施例1)基材シート層としては、厚さ
12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
と、坪量60g/m2の上質紙をドライラミネーション法で貼
り合わせたものを用いた。そして、このポリエチレンテ
レフタレート(PET)フィルム面側に離型剤(「L-70」
(商品名)ダイセル化学(株)製)を塗布し、厚さ0.5
μmの剥離コート層を形成した。
【0030】次いで、アクリルポリオール系樹脂(「蒸
着用インキVM-AL」(商品名)大日精化工業(株)製)
に0.2重量%のベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤
(「チヌビン-P」(商品名)CIBA-GEIGY社製)をブレン
ドしたものを剥離コート層上にロールコーター法により
塗布して、トップコート層を形成した。そして、トップ
コート層上面に高吸水性ポリマーであるポリビニルアル
コール(「PVA-217」(商品名)クラレ(株)製)をロ
ールコーター法により塗布してインク受容層を形成し
た。
【0031】更に、インク受容層の上面にディレードタ
ック型粘着剤(「DW-1000」(商品名)東洋インキ製造
(株)製)をロールコーター法により塗布して接着剤層
を形成することにより、厚さ30μmの転写型画像形成シ
ート材を得た。
【0032】このようにして得られた画像シート材を、
インクジェットプリンター(「BJC-600S」(商品名)キ
ャノン(株)製)によって、画像情報を印字して、接着
剤層を透過して、接着剤層の下方のインク受容層に浸透
・定着させた。
【0033】その後、上記印字済みの転写型画像形成シ
ート材の接着層側を、被貼着体に重ね合わせて、基材シ
ート層側より、アイロンによって70℃の熱を付加して転
写型画像形成シート材を被貼着体に貼着させ、基材シー
ト層を剥離した。
【0034】その結果、基材シート層の剥離は容易に行
うことができ、また、画像情報の印字状態は被貼着体上
面で良好に再現され、更に、接着剤層の貼着状態も良好
であった。
【0035】
【発明の効果】本発明の転写型画像形成シート材は、イ
ンクジェットプリンターで印字した画像などの情報を、
下方に形成した高吸水性ポリマーからなるインク受容層
に浸透させ、かつ被貼着体への接着剤となる熱可塑性樹
脂又はディレードタック型粘着剤からなる接着層と、接
着剤の下方に形成した高吸水性ポリマーからなるインク
受容層と、インク受容層に下方に形成したインク受容層
の保護層となる合成樹脂からなるトップコート層と、ト
ップコート層の下方に剥離コート層を介して剥離可能に
貼着した基材シート層とから構成したので、下記のよう
な特有で顕著な作用効果を奏する発明である。
【0036】(1) 接着剤層側から画像などの情報をイ
ンクジェットプリンターで印字することによって、接着
剤層をインクが浸透して、その下方に形成したインク受
容層でインクが定着し、この接着剤層を被転写体である
被貼着体に、接着剤層の反対側の基材シート層からアイ
ロンなどの熱によって貼着した後、基材シート層を剥離
するので、被転写体である被貼着体への貼着、転写作業
が容易である。
【0037】(2) また、転写した後には、インク受容
層の上面にトップコート層が位置することになるので、
このトップコート層が重要な情報が記載されたインク需
要層の保護層として機能し、耐磨耗性、耐光性、対候性
が良好で、経時的劣化による退色によって重要な情報が
消失することもない。
【0038】(3) さらに、トップコート層をアクリル
樹脂などの合成樹脂で構成したものでは、写真やグラフ
ィックイメージなどを印字した場合にも、このトップコ
ート層が艶、質感などを付与することとなり、自然なイ
メージに近い画像を形成することができる。
【0039】(4) 基材シート層も透明な材料で構成し
たものでは、被貼着体に貼着する場合にも、その貼着位
置の微妙な調整が可能であり、しかも画像情報の形状に
応じた形状に裁断することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写型画像形成シート材の部分拡大断
面図である。
【図2】本発明の転写型画像形成シート材にインジェク
トプリンターで印字する状態を説明する斜視図である。
【図3】本発明の転写型画像形成シート材を被貼着体に
貼着する状態を説明する斜視図である。
【図4】本発明の転写型画像形成シート材を被貼着体に
貼着して、転写する状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1・・・転写型画像形成シート材 2・・・接着剤層 3・・・インク受容層 4・・・トップコート層 5・・・剥離コート層 6・・・基材シート層 A・・・画像情報 B・・・被貼着体 C・・・インクジェットプリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 1/165 - 1/17 B41M 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンターで印字した画
    像などの情報を形成するための転写型画像形成シート材
    であって、 転写型画像形成シート材を被貼着体に貼着するための多
    孔質の接着剤層と、 前記接着剤層を介して、インクジェットプリンターから
    のインクを受容して定着するための接着剤下面に形成し
    たインク受容層と、 前記インク受容層を保護するために、インク受容層の下
    面に形成した透明なトップコート層と、 前記トップコート層の下面に形成した透明な剥離コート
    層と、 前記剥離コート層の下面に形成した基材シート層とから
    構成し さらに、前記接着剤層が、活性化温度以下で塗布形成さ
    れたディレードタック型粘着剤である ことを特徴とする
    転写型画像形成シート材。
  2. 【請求項2】 前記ディレードタック型粘着剤が、アク
    リル系、エチレン−酢酸ビニル系の粘着剤からなるグル
    ープから選択した1種若しくは2種以上の粘着剤である
    ことを特徴とする請求項1に記載の転写型画像形成シー
    ト材。
  3. 【請求項3】 前記トップコート層が、アクリル系、ポ
    リエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリオ
    レフィン系およびポリエーテル系の樹脂からなるグルー
    プから選択した1種若しくは2種以上の透明性および柔
    軟性を有する樹脂であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の転写型画像形成シート材。
  4. 【請求項4】 前記トップコート層に、紫外線カット剤
    が混入されていることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の転写型画像形成シート材。
  5. 【請求項5】 前記インク受容層が、高吸水性ポリマー
    であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の転写型画像形成シート材。
  6. 【請求項6】 前記基材シート層が、透明な合成樹脂で
    形成されていることを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載の転写型画像形成シート材。
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