JP3449100B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動変速機の変速
制御装置に係り、特に、車重や登坂条件に左右されるこ
となくスロットル全開時に最良の加速性能を実現し得
て、スロットル全開時に加速性能を満足し得るように変
速し得るとともにスロットル全開未満時に運転者に違和
感を与えることなく変速し得て、スロットル全開未満の
通常走行における省燃費性を実現し得る自動変速機の変
速制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両に搭載されるエンジンには、トルク
コンバータと歯車式の補助変速機とを備えた自動変速機
を連結したものがある。自動変速機は、変速制御装置に
より変速を制御される。変速制御装置には、通常、エン
ジンのスロットル開度と車両の車速とにより、スロット
ル開度−車速変速マップを設定して設けている。変速制
御装置は、補助変速機のシフトアップ及びシフトダウン
の際に、前記スロットル開度−車速変速マップに基づき
変速するよう制御する。 【0003】このように、変速制御装置は、一般的に、
スロットル開度−車速変速マップに基づいて変速するこ
とにより、運転者に違和感を与えることのない変速を行
うことができる。 【0004】このような自動変速機の変速制御装置とし
ては、実開昭63−171749号公報に開示されるも
のがある。 【0005】この公報に開示されるものは、車速とアク
セル開度とによりシフトアップ及びシフトダウンの変速
を行う変速装置において、低速段からアクセル全開状態
でのシフトアップ時には、エンジン回転速度が最大馬力
点に対応する回転速度を所定値だけ越えた時に、前記低
速段から変速させるものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
を搭載した車両の加速時には、前記公報に開示されるよ
うに、可能な限り高いエンジン回転数で自動変速機をシ
フトアップさせるよう変速することにより、加速性能を
良好にすることができる。 【0007】前記シフトアップの際に変速を行う変速許
容回転数の上限値は、自動変速機のクラッチ等の部品強
度による変速機側許容上限回転数と、エンジンのバルブ
等の部品強度によるエンジン側許容上限回転数と、のい
ずれかにより決定される。 【0008】一般的なスロットル開度−車速変速マップ
により、加速性能を良好とするようスロットル全開時に
シフトアップを変速許容回転数にまで引張る場合は、ト
ルクコンバータの滑りが最大になる条件(油温高、車重
最大、登坂最大の条件)で、エンジン回転数がエンジン
側許容上限回転数を下回るように変速マップの変速車速
を合わせる作業を行う。 【0009】ところが、このような設定されたスロット
ル開度−車速変速マップは、平地におけるスロットル全
開によるシフトアップ時に、エンジン側許容上限回転数
を下回ったエンジン回転数で変速することになるため、
加速性能が最大となる状態での変速ができない不都合が
ある。 【0010】また、前記公報に開示されるように、低速
段からのアクセル全開状態でのシフトアップの際に、エ
ンジン回転速度が最大馬力点に対応する回転速度を所定
値だけ越えた時に変速させるものは、自動変速機の変速
機側許容上限回転数を考慮していないため、自動変速機
のクラッチ等の部品に悪影響を及ぼす不都合がある。 【0011】 【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに自動変速機を連結して設け、前記エンジンのスロッ
トル開度を検出するスロットル開度センサを設け、前記
車両の車速を検出する車速センサを設け、前記エンジン
のエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサを設
け、前記エンジンのスロットル全開を検出するスロット
ル全開スイッチを設け、前記エンジンのスロットル開度
と前記車両の車速とによりスロットル全開未満用のスロ
ットル開度−車速変速マップを設定して設け、前記自動
変速機のトルクコンバータ最大滑り時の変速機側許容上
限回転数に対応するエンジン回転数と前記エンジンのエ
ンジン側許容上限回転数とのいずれか低い側のエンジン
回転数によりスロットル全開用のスロットル開度−エン
ジン回転数変速マップを設定して設け、前記エンジンの
スロットル全開未満におけるシフトアップ及びシフトダ
ウンの際には前記スロットル開度−車速変速マップに基
づき変速するよう制御し、前記エンジンのスロットル全
開におけるシフトアップの際には前記スロットル開度−
エンジン回転数変速マップに基づき変速するよう制御す
るととも、前記エンジンのスロットル全開におけるシフ
トダウンの際には前記スロットル開度−車速変速マップ
に基づき変速するよう制御する変速制御手段を設けたこ
とを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】この発明の変速制御装置は、スロ
ットル開度と車速とによりスロットル全開未満用のスロ
ットル開度−車速変速マップを設定して設け、自動変速
機のトルクコンバータ最大滑り時の変速機側許容上限回
転数に対応するエンジン回転数とエンジンのエンジン側
許容上限回転数とのいずれか低い側のエンジン回転数に
よりスロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転
数変速マップを設定して設けている。変速制御装置は、
変速制御手段によって、エンジンのスロットル全開未満
におけるシフトアップ及びシフトダウンの際には、前記
スロットル開度−車速変速マップに基づき変速するよう
制御する。また、変速制御装置は、変速制御手段によっ
て、エンジンのスロットル全開におけるシフトアップの
際には、前記スロットル開度−エンジン回転数変速マッ
プに基づき変速するよう制御し、エンジンのスロットル
全開におけるシフトダウンの際には、前記スロットル開
度−車速変速マップに基づき変速するよう制御する。 【0013】これにより、変速制御装置は、スロットル
全開のシフトアップの際には、スロットル全開用のスロ
ットル開度−エンジン回転数変速マップに基づき変速す
ることにより、変速許容上限回転数まで変速を引上げる
ことができる。また、変速制御装置は、スロットル全開
未満のシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロッ
トル開度−車速変速マップに基づき変速することにより
運転者に違和感を与えることのない変速を行うことがで
きる。 【0014】 【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図4は、この発明の実施例を示すもので
ある。図2において、2は図示しない車両に搭載される
エンジン、4はエンジン2に連結された自動変速機であ
る。自動変速機4は、トルクコンバータ6と歯車式の補
助変速機8とを備えている。 【0015】補助変速機8は、複数段の、例えば1速〜
4速の変速段の変速歯車列(図示せず)を有し、図示し
ない駆動車輪に連絡されている。補助変速機8は、シフ
トアップ及びシフトダウン時に、変速操作手段10によ
り変速段を切換えられる。 【0016】変速操作手段10は、変速制御装置12を
構成する変速制御手段14に接続されている。変速操作
手段14には、エンジン2に設けられたスロットル弁
(図示せず)のスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ16を接続して設け、車両の車速を検出する車
速センサ18を接して設け、エンジン2のエンジン回転
数を検出するエンジン回転数センサ20を接続して設
け、エンジン2に設けられたスロットル弁のスロットル
全開を検出するスロットル全開スイッチ22を接続して
設けている。スロットル全開スイッチ22は、スロット
ル全開時にONし、スロットル全開未満時にOFFす
る。 【0017】変速制御手段14には、図3・図4に示す
如く、スロットル全開未満用のスロットル開度−車速変
速マップAと、スロットル全開用のスロットル開度−エ
ンジン回転数変速マップBと、を設定してある。 【0018】スロットル全開未満用のスロットル開度−
車速変速マップAは、エンジン2のスロットル開度と車
両の車速とにより設定して設けている。スロットル全開
用のスロットル開度−エンジン回転数変速マップBは、
自動変速機4のトルクコンバータ6最大滑り時の変速機
側許容上限回転数に対応するエンジン回転数と、エンジ
ン2のエンジン側許容上限回転数と、のいずれか低い側
のエンジン回転数により設定して設けている。 【0019】前記変速制御手段14は、自動変速機4の
シフトアップ及びシフトダウンの際に、スロットル開度
センサ16と車速センサ18とエンジン回転数センサ2
0とスロットル全開スイッチ22とから入力する信号に
より前記2つの変速マップA・Bに基づき変速操作手段
10を動作制御し、補助変速機8の変速段を切換えるこ
とにより変速する。 【0020】変速制御手段14は、エンジン2のスロッ
トル全開未満におけるシフトアップ及びシフトダウンの
際には、スロットル開度−車速変速マップAに基づき変
速するよう制御する。また、変速制御手段14は、エン
ジン2のスロットル全開におけるシフトアップの際に
は、スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基
づき変速するよう制御するととも、エンジン2のスロッ
トル全開におけるシフトダウンの際には、スロットル開
度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御する。 【0021】なお、スロットル開度−車速変速マップA
には、図3に示す如く、スロットル開度がスロットル全
開に近い欄(図3の最下欄:スロットル開度が90%を
越える欄)を設けてある。これは、スロットル弁に連結
されるアクセルケーブルの不良やスロットル全開スイッ
チ22の故障・断線等により、スロットル全開スイッチ
22がスロットル全開を検出できない場合のフェイルセ
イフのためである。また、図3及び図4に示すスロット
ル開度−車速変速マップA及びスロットル開度−エンジ
ン回転数変速マップBの数値は、一例であって、この数
値に限定されるものではない。 【0022】次にこの実施例の作用を説明する。 【0023】自動変速機4の変速制御装置12は、スロ
ットル開度センサ16と車速センサ18とエンジン回転
数センサ20とスロットル全開スイッチ22とから入力
する信号により変速を行う。 【0024】変速制御装置12は、図1に示す如く、変
速制御手段14によって、変速制御がスタート(ステッ
プ100)すると、スロットル全開スイッチ22がON
であるかOFFであるかを判断する(ステップ10
2)。 【0025】この判断(ステップ102)において、ス
ロットル全開スイッチ22がOFFでスロットル開度が
スロットル全開未満の場合には、スロットル開度−車速
変速マップAを選択し(ステップ104)、このスロッ
トル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御
し(ステップ106)、エンドになる(ステップ10
8)。 【0026】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開未満におけるシフトアップ及びシ
フトダウンの際には、スロットル開度−車速変速マップ
Aに基づき変速するよう制御する。 【0027】前記判断(ステップ102)において、ス
ロットル全開スイッチ22がONでスロットル開度がス
ロットル全開の場合には、シフトアップ及びシフトダウ
ンのいずれであるかを判断する(ステップ110)。 【0028】この判断(ステップ110)において、シ
フトアップの場合には、スロットル開度−エンジン回転
数速マップBを選択し(ステップ112)、このスロッ
トル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき変速す
るよう制御し(ステップ106)、エンドになる(ステ
ップ108)。 【0029】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開におけるシフトアップの際には、
スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき
変速するよう制御する。 【0030】また、前記判断(ステップ110)におい
て、シフトダウンの場合には、スロットル開度−車速変
速マップAを選択し(ステップ104)、このスロット
ル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御し
(ステップ106)、エンドになる(ステップ10
8)。 【0031】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開におけるシフトダウンの際には、
スロットル開度−車速変速マップAに基づき変速するよ
う制御する。 【0032】このように、変速制御装置12は、スロッ
トル全開未満用のスロットル開度−車速変速マップAと
スロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転数変
速マップBとを設定して設け、スロットル全開未満にお
けるシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロット
ル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御
し、また、スロットル全開におけるシフトアップの際に
は、スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基
づき変速するよう制御し、スロットル全開におけるシフ
トダウンの際には、スロットル開度−車速変速マップA
に基づき変速するよう制御する。 【0033】これにより、変速制御装置12は、スロッ
トル全開のシフトアップの際には、スロットル全開用の
スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき
変速することにより、変速許容上限回転数にまで変速を
引上げることができる。 【0034】このため、この変速制御装置12は、車重
や登坂条件等に左右されることなく、スロットル全開時
に最良の加速性能を実現することができる。 【0035】また、変速制御装置12は、スロットル全
開未満のシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロ
ットル開度−車速変速マップAに基づき変速することに
より、運転者に違和感を与えることのない変速を行うこ
とができる。 【0036】このため、この変速制御装置12は、スロ
ットル全開時に加速性能を満足し得るように変速するこ
とができるとともに、スロットル全開未満時に運転者に
違和感を与えることなく変速することでき、スロットル
全開未満の通常走行における省燃費性を得ることができ
る。 【0037】また、変速制御装置12は、スロットル開
度−車速変速マップAにスロットル開度がスロットル全
開に近い欄を設けてある。このため、この変速制御装置
12は、アクセルケーブルの不良やスロットル全開スイ
ッチ22の故障・断線等により、スロットル全開スイッ
チ22がスロットル全開を検出できない場合にも、前記
スロットル全開に近い欄の値がフェイルセイフとなり、
正常な変速を行うことができる。 【0038】なお、すべてのスロットル開度域において
エンジン回転数による変速マップBを用いないのは、ス
ロットル開度−車速変速マップの方が違和感なく運転者
に受け入れられるからである。 【0039】また、スロットル全開用のスロットル開度
−エンジン回転数変速マップBに、トルクコンバータ6
後の回転数でなくエンジン回転数を用いるのは、トルク
コンバータ6後の回転数と車速とが歯車比固定では比例
関係にあるからである。 【0040】変速許容回転数が自動変速機4の部品強度
上の理由で決定される場合に、自動変速機4の破壊限界
は、トルクコンバータ6後の回転数とトルクとで決まる
が、トルクコンバータ6出力側のトルクで保証すること
は使用条件から考えて意味がなく、トルクコンバータ6
の滑り最大及び最小条件での適用エンジンによる耐久保
証試験で決定する。したがって、変速機側許容上限回転
数は、エンジン回転数になる。また、エンジン側許容上
限回転数は、当然にエンジン回転数になる。 【0041】これより、スロットル全開用のスロットル
開度−エンジン回転数変速マップBは、自動変速機4の
トルクコンバータ6最大滑り時の変速機側許容上限回転
数に対応するエンジン回転数と、エンジン2のエンジン
側許容上限回転数と、のいずれか低い側のエンジン回転
数により設定して設けている。 【0042】 【発明の効果】このように、この発明の自動変速機の変
速制御装置は、スロットル全開のシフトアップの際に
は、スロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転
数変速マップに基づき変速することにより、変速許容上
限回転数まで変速を引上げることができる。このため、
この変速制御装置は、車重や登坂条件等に左右されるこ
となく、スロットル全開時に最良の加速性能を実現する
ことができる。 【0043】また、この発明の変速制御装置は、スロッ
トル全開未満のシフトアップ及びシフトダウンの際に
は、スロットル開度−車速変速マップに基づき変速する
ことにより、運転者に違和感を与えることのない変速を
行うことができる。このため、この変速制御装置は、ス
ロットル全開時に加速性能を満足し得るように変速し得
るとともに、スロットル全開未満時に運転者に違和感を
与えることなく変速し得て、スロットル全開未満の通常
走行における省燃費性を得ることができる。
制御装置に係り、特に、車重や登坂条件に左右されるこ
となくスロットル全開時に最良の加速性能を実現し得
て、スロットル全開時に加速性能を満足し得るように変
速し得るとともにスロットル全開未満時に運転者に違和
感を与えることなく変速し得て、スロットル全開未満の
通常走行における省燃費性を実現し得る自動変速機の変
速制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両に搭載されるエンジンには、トルク
コンバータと歯車式の補助変速機とを備えた自動変速機
を連結したものがある。自動変速機は、変速制御装置に
より変速を制御される。変速制御装置には、通常、エン
ジンのスロットル開度と車両の車速とにより、スロット
ル開度−車速変速マップを設定して設けている。変速制
御装置は、補助変速機のシフトアップ及びシフトダウン
の際に、前記スロットル開度−車速変速マップに基づき
変速するよう制御する。 【0003】このように、変速制御装置は、一般的に、
スロットル開度−車速変速マップに基づいて変速するこ
とにより、運転者に違和感を与えることのない変速を行
うことができる。 【0004】このような自動変速機の変速制御装置とし
ては、実開昭63−171749号公報に開示されるも
のがある。 【0005】この公報に開示されるものは、車速とアク
セル開度とによりシフトアップ及びシフトダウンの変速
を行う変速装置において、低速段からアクセル全開状態
でのシフトアップ時には、エンジン回転速度が最大馬力
点に対応する回転速度を所定値だけ越えた時に、前記低
速段から変速させるものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
を搭載した車両の加速時には、前記公報に開示されるよ
うに、可能な限り高いエンジン回転数で自動変速機をシ
フトアップさせるよう変速することにより、加速性能を
良好にすることができる。 【0007】前記シフトアップの際に変速を行う変速許
容回転数の上限値は、自動変速機のクラッチ等の部品強
度による変速機側許容上限回転数と、エンジンのバルブ
等の部品強度によるエンジン側許容上限回転数と、のい
ずれかにより決定される。 【0008】一般的なスロットル開度−車速変速マップ
により、加速性能を良好とするようスロットル全開時に
シフトアップを変速許容回転数にまで引張る場合は、ト
ルクコンバータの滑りが最大になる条件(油温高、車重
最大、登坂最大の条件)で、エンジン回転数がエンジン
側許容上限回転数を下回るように変速マップの変速車速
を合わせる作業を行う。 【0009】ところが、このような設定されたスロット
ル開度−車速変速マップは、平地におけるスロットル全
開によるシフトアップ時に、エンジン側許容上限回転数
を下回ったエンジン回転数で変速することになるため、
加速性能が最大となる状態での変速ができない不都合が
ある。 【0010】また、前記公報に開示されるように、低速
段からのアクセル全開状態でのシフトアップの際に、エ
ンジン回転速度が最大馬力点に対応する回転速度を所定
値だけ越えた時に変速させるものは、自動変速機の変速
機側許容上限回転数を考慮していないため、自動変速機
のクラッチ等の部品に悪影響を及ぼす不都合がある。 【0011】 【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに自動変速機を連結して設け、前記エンジンのスロッ
トル開度を検出するスロットル開度センサを設け、前記
車両の車速を検出する車速センサを設け、前記エンジン
のエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサを設
け、前記エンジンのスロットル全開を検出するスロット
ル全開スイッチを設け、前記エンジンのスロットル開度
と前記車両の車速とによりスロットル全開未満用のスロ
ットル開度−車速変速マップを設定して設け、前記自動
変速機のトルクコンバータ最大滑り時の変速機側許容上
限回転数に対応するエンジン回転数と前記エンジンのエ
ンジン側許容上限回転数とのいずれか低い側のエンジン
回転数によりスロットル全開用のスロットル開度−エン
ジン回転数変速マップを設定して設け、前記エンジンの
スロットル全開未満におけるシフトアップ及びシフトダ
ウンの際には前記スロットル開度−車速変速マップに基
づき変速するよう制御し、前記エンジンのスロットル全
開におけるシフトアップの際には前記スロットル開度−
エンジン回転数変速マップに基づき変速するよう制御す
るととも、前記エンジンのスロットル全開におけるシフ
トダウンの際には前記スロットル開度−車速変速マップ
に基づき変速するよう制御する変速制御手段を設けたこ
とを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】この発明の変速制御装置は、スロ
ットル開度と車速とによりスロットル全開未満用のスロ
ットル開度−車速変速マップを設定して設け、自動変速
機のトルクコンバータ最大滑り時の変速機側許容上限回
転数に対応するエンジン回転数とエンジンのエンジン側
許容上限回転数とのいずれか低い側のエンジン回転数に
よりスロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転
数変速マップを設定して設けている。変速制御装置は、
変速制御手段によって、エンジンのスロットル全開未満
におけるシフトアップ及びシフトダウンの際には、前記
スロットル開度−車速変速マップに基づき変速するよう
制御する。また、変速制御装置は、変速制御手段によっ
て、エンジンのスロットル全開におけるシフトアップの
際には、前記スロットル開度−エンジン回転数変速マッ
プに基づき変速するよう制御し、エンジンのスロットル
全開におけるシフトダウンの際には、前記スロットル開
度−車速変速マップに基づき変速するよう制御する。 【0013】これにより、変速制御装置は、スロットル
全開のシフトアップの際には、スロットル全開用のスロ
ットル開度−エンジン回転数変速マップに基づき変速す
ることにより、変速許容上限回転数まで変速を引上げる
ことができる。また、変速制御装置は、スロットル全開
未満のシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロッ
トル開度−車速変速マップに基づき変速することにより
運転者に違和感を与えることのない変速を行うことがで
きる。 【0014】 【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図4は、この発明の実施例を示すもので
ある。図2において、2は図示しない車両に搭載される
エンジン、4はエンジン2に連結された自動変速機であ
る。自動変速機4は、トルクコンバータ6と歯車式の補
助変速機8とを備えている。 【0015】補助変速機8は、複数段の、例えば1速〜
4速の変速段の変速歯車列(図示せず)を有し、図示し
ない駆動車輪に連絡されている。補助変速機8は、シフ
トアップ及びシフトダウン時に、変速操作手段10によ
り変速段を切換えられる。 【0016】変速操作手段10は、変速制御装置12を
構成する変速制御手段14に接続されている。変速操作
手段14には、エンジン2に設けられたスロットル弁
(図示せず)のスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ16を接続して設け、車両の車速を検出する車
速センサ18を接して設け、エンジン2のエンジン回転
数を検出するエンジン回転数センサ20を接続して設
け、エンジン2に設けられたスロットル弁のスロットル
全開を検出するスロットル全開スイッチ22を接続して
設けている。スロットル全開スイッチ22は、スロット
ル全開時にONし、スロットル全開未満時にOFFす
る。 【0017】変速制御手段14には、図3・図4に示す
如く、スロットル全開未満用のスロットル開度−車速変
速マップAと、スロットル全開用のスロットル開度−エ
ンジン回転数変速マップBと、を設定してある。 【0018】スロットル全開未満用のスロットル開度−
車速変速マップAは、エンジン2のスロットル開度と車
両の車速とにより設定して設けている。スロットル全開
用のスロットル開度−エンジン回転数変速マップBは、
自動変速機4のトルクコンバータ6最大滑り時の変速機
側許容上限回転数に対応するエンジン回転数と、エンジ
ン2のエンジン側許容上限回転数と、のいずれか低い側
のエンジン回転数により設定して設けている。 【0019】前記変速制御手段14は、自動変速機4の
シフトアップ及びシフトダウンの際に、スロットル開度
センサ16と車速センサ18とエンジン回転数センサ2
0とスロットル全開スイッチ22とから入力する信号に
より前記2つの変速マップA・Bに基づき変速操作手段
10を動作制御し、補助変速機8の変速段を切換えるこ
とにより変速する。 【0020】変速制御手段14は、エンジン2のスロッ
トル全開未満におけるシフトアップ及びシフトダウンの
際には、スロットル開度−車速変速マップAに基づき変
速するよう制御する。また、変速制御手段14は、エン
ジン2のスロットル全開におけるシフトアップの際に
は、スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基
づき変速するよう制御するととも、エンジン2のスロッ
トル全開におけるシフトダウンの際には、スロットル開
度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御する。 【0021】なお、スロットル開度−車速変速マップA
には、図3に示す如く、スロットル開度がスロットル全
開に近い欄(図3の最下欄:スロットル開度が90%を
越える欄)を設けてある。これは、スロットル弁に連結
されるアクセルケーブルの不良やスロットル全開スイッ
チ22の故障・断線等により、スロットル全開スイッチ
22がスロットル全開を検出できない場合のフェイルセ
イフのためである。また、図3及び図4に示すスロット
ル開度−車速変速マップA及びスロットル開度−エンジ
ン回転数変速マップBの数値は、一例であって、この数
値に限定されるものではない。 【0022】次にこの実施例の作用を説明する。 【0023】自動変速機4の変速制御装置12は、スロ
ットル開度センサ16と車速センサ18とエンジン回転
数センサ20とスロットル全開スイッチ22とから入力
する信号により変速を行う。 【0024】変速制御装置12は、図1に示す如く、変
速制御手段14によって、変速制御がスタート(ステッ
プ100)すると、スロットル全開スイッチ22がON
であるかOFFであるかを判断する(ステップ10
2)。 【0025】この判断(ステップ102)において、ス
ロットル全開スイッチ22がOFFでスロットル開度が
スロットル全開未満の場合には、スロットル開度−車速
変速マップAを選択し(ステップ104)、このスロッ
トル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御
し(ステップ106)、エンドになる(ステップ10
8)。 【0026】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開未満におけるシフトアップ及びシ
フトダウンの際には、スロットル開度−車速変速マップ
Aに基づき変速するよう制御する。 【0027】前記判断(ステップ102)において、ス
ロットル全開スイッチ22がONでスロットル開度がス
ロットル全開の場合には、シフトアップ及びシフトダウ
ンのいずれであるかを判断する(ステップ110)。 【0028】この判断(ステップ110)において、シ
フトアップの場合には、スロットル開度−エンジン回転
数速マップBを選択し(ステップ112)、このスロッ
トル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき変速す
るよう制御し(ステップ106)、エンドになる(ステ
ップ108)。 【0029】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開におけるシフトアップの際には、
スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき
変速するよう制御する。 【0030】また、前記判断(ステップ110)におい
て、シフトダウンの場合には、スロットル開度−車速変
速マップAを選択し(ステップ104)、このスロット
ル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御し
(ステップ106)、エンドになる(ステップ10
8)。 【0031】これにより、変速制御装置12は、エンジ
ン2のスロットル全開におけるシフトダウンの際には、
スロットル開度−車速変速マップAに基づき変速するよ
う制御する。 【0032】このように、変速制御装置12は、スロッ
トル全開未満用のスロットル開度−車速変速マップAと
スロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転数変
速マップBとを設定して設け、スロットル全開未満にお
けるシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロット
ル開度−車速変速マップAに基づき変速するよう制御
し、また、スロットル全開におけるシフトアップの際に
は、スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基
づき変速するよう制御し、スロットル全開におけるシフ
トダウンの際には、スロットル開度−車速変速マップA
に基づき変速するよう制御する。 【0033】これにより、変速制御装置12は、スロッ
トル全開のシフトアップの際には、スロットル全開用の
スロットル開度−エンジン回転数変速マップBに基づき
変速することにより、変速許容上限回転数にまで変速を
引上げることができる。 【0034】このため、この変速制御装置12は、車重
や登坂条件等に左右されることなく、スロットル全開時
に最良の加速性能を実現することができる。 【0035】また、変速制御装置12は、スロットル全
開未満のシフトアップ及びシフトダウンの際には、スロ
ットル開度−車速変速マップAに基づき変速することに
より、運転者に違和感を与えることのない変速を行うこ
とができる。 【0036】このため、この変速制御装置12は、スロ
ットル全開時に加速性能を満足し得るように変速するこ
とができるとともに、スロットル全開未満時に運転者に
違和感を与えることなく変速することでき、スロットル
全開未満の通常走行における省燃費性を得ることができ
る。 【0037】また、変速制御装置12は、スロットル開
度−車速変速マップAにスロットル開度がスロットル全
開に近い欄を設けてある。このため、この変速制御装置
12は、アクセルケーブルの不良やスロットル全開スイ
ッチ22の故障・断線等により、スロットル全開スイッ
チ22がスロットル全開を検出できない場合にも、前記
スロットル全開に近い欄の値がフェイルセイフとなり、
正常な変速を行うことができる。 【0038】なお、すべてのスロットル開度域において
エンジン回転数による変速マップBを用いないのは、ス
ロットル開度−車速変速マップの方が違和感なく運転者
に受け入れられるからである。 【0039】また、スロットル全開用のスロットル開度
−エンジン回転数変速マップBに、トルクコンバータ6
後の回転数でなくエンジン回転数を用いるのは、トルク
コンバータ6後の回転数と車速とが歯車比固定では比例
関係にあるからである。 【0040】変速許容回転数が自動変速機4の部品強度
上の理由で決定される場合に、自動変速機4の破壊限界
は、トルクコンバータ6後の回転数とトルクとで決まる
が、トルクコンバータ6出力側のトルクで保証すること
は使用条件から考えて意味がなく、トルクコンバータ6
の滑り最大及び最小条件での適用エンジンによる耐久保
証試験で決定する。したがって、変速機側許容上限回転
数は、エンジン回転数になる。また、エンジン側許容上
限回転数は、当然にエンジン回転数になる。 【0041】これより、スロットル全開用のスロットル
開度−エンジン回転数変速マップBは、自動変速機4の
トルクコンバータ6最大滑り時の変速機側許容上限回転
数に対応するエンジン回転数と、エンジン2のエンジン
側許容上限回転数と、のいずれか低い側のエンジン回転
数により設定して設けている。 【0042】 【発明の効果】このように、この発明の自動変速機の変
速制御装置は、スロットル全開のシフトアップの際に
は、スロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転
数変速マップに基づき変速することにより、変速許容上
限回転数まで変速を引上げることができる。このため、
この変速制御装置は、車重や登坂条件等に左右されるこ
となく、スロットル全開時に最良の加速性能を実現する
ことができる。 【0043】また、この発明の変速制御装置は、スロッ
トル全開未満のシフトアップ及びシフトダウンの際に
は、スロットル開度−車速変速マップに基づき変速する
ことにより、運転者に違和感を与えることのない変速を
行うことができる。このため、この変速制御装置は、ス
ロットル全開時に加速性能を満足し得るように変速し得
るとともに、スロットル全開未満時に運転者に違和感を
与えることなく変速し得て、スロットル全開未満の通常
走行における省燃費性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す変速制御装置の変速制
御のフローチャートである。 【図2】変速制御装置のブロック図である。 【図3】スロットル全開未満用のスロットル開度−車速
変速マップの一例を示す図である。 【図4】スロットル全開用のスロットル開度−エンジン
回転数変速マップの一例を示す図である。 【符号の説明】 2 エンジン 4 自動変速機 6 トルクコンバータ 8 補助変速機 10 変速操作手段 12 変速制御装置 14 変速制御手段 16 スロットル開度センサ 18 車速センサ 20 エンジン回転数センサ 22 スロットル全開スイッチ
御のフローチャートである。 【図2】変速制御装置のブロック図である。 【図3】スロットル全開未満用のスロットル開度−車速
変速マップの一例を示す図である。 【図4】スロットル全開用のスロットル開度−エンジン
回転数変速マップの一例を示す図である。 【符号の説明】 2 エンジン 4 自動変速機 6 トルクコンバータ 8 補助変速機 10 変速操作手段 12 変速制御装置 14 変速制御手段 16 スロットル開度センサ 18 車速センサ 20 エンジン回転数センサ 22 スロットル全開スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 59/00 - 63/48
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両に搭載されるエンジンに自動変速機
を連結して設け、前記エンジンのスロットル開度を検出
するスロットル開度センサを設け、前記車両の車速を検
出する車速センサを設け、前記エンジンのエンジン回転
数を検出するエンジン回転数センサを設け、前記エンジ
ンのスロットル全開を検出するスロットル全開スイッチ
を設け、前記エンジンのスロットル開度と前記車両の車
速とによりスロットル全開未満用のスロットル開度−車
速変速マップを設定して設け、前記自動変速機のトルク
コンバータ最大滑り時の変速機側許容上限回転数に対応
するエンジン回転数と前記エンジンのエンジン側許容上
限回転数とのいずれか低い側のエンジン回転数によりス
ロットル全開用のスロットル開度−エンジン回転数変速
マップを設定して設け、前記エンジンのスロットル全開
未満におけるシフトアップ及びシフトダウンの際には前
記スロットル開度−車速変速マップに基づき変速するよ
う制御し、前記エンジンのスロットル全開におけるシフ
トアップの際には前記スロットル開度−エンジン回転数
変速マップに基づき変速するよう制御するととも、前記
エンジンのスロットル全開におけるシフトダウンの際に
は前記スロットル開度−車速変速マップに基づき変速す
るよう制御する変速制御手段を設けたことを特徴とする
自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3738896A JP3449100B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3738896A JP3449100B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09210193A JPH09210193A (ja) | 1997-08-12 |
JP3449100B2 true JP3449100B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=12496154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3738896A Expired - Fee Related JP3449100B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449100B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100534797B1 (ko) | 2003-12-22 | 2005-12-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 변속 제어방법 |
JP4857518B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2012-01-18 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
JP6000896B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2016-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP3738896A patent/JP3449100B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09210193A (ja) | 1997-08-12 |
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