JP3453242B2 - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JP3453242B2 JP7064796A JP7064796A JP3453242B2 JP 3453242 B2 JP3453242 B2 JP 3453242B2 JP 7064796 A JP7064796 A JP 7064796A JP 7064796 A JP7064796 A JP 7064796A JP 3453242 B2 JP3453242 B2 JP 3453242B2
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秀樹 関口
彰 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機の
制御装置に関し、詳しくは、自動変速モードと手動変速
モードとを選択可能に備えた自動変速機において、前記
手動変速モードにおける過回転防止のための強制的なア
ップシフト制御の改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車速やアクセル開度等の走行状態
に応じて変速比(ギヤ位置)を自動的に決定する自動変
速モードと、手動操作によって任意に変速比を選択可能
な手動変速モードとを備え、かつ、これらのモードが運
転者によって任意に切換えられるよう構成された自動変
速機が知られている(特開平7−83322号公報,特
開平6−74318号公報等参照)。
【0003】また、前記手動変速モードにおいては、エ
ンジンの過回転を防止するために、各変速比(ギヤ位
置)毎に予め決められた車速になると、手動操作による
変速指令に因らずに、自動的なアップシフトを強制的に
行なわせる構成となっており、前記強制的なアップシフ
トは、図7の変速線に示すように、スロットル開度(エ
ンジン負荷)に関係なく、一定車速になると行なわれる
構成となっていた(平成7年3月 本田技研工業株式会
社 発行「HONDA NSX/NSX−R サービス
マニュアル 構造・整備編」等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
過回転対策の強制的なアップシフト制御においては、前
述のように、一定車速で行なわせる構成であったため、
高負荷側ではエンジンの許容回転域を使い切ることがで
きるが、低負荷側では、高負荷時によりも低いエンジン
回転で強制的なアップシフトが行なわれてしまうという
問題があった。
【0005】即ち、トルクコンバータ(流体継手)を介
してエンジン出力を変速機に伝達する構成の自動変速機
においては、図6に示すように、同じ車速,ギヤ位置の
状態であっても、トルクコンバータの速度比によってエ
ンジン回転速度Neが左右される。即ち、あるギヤ位置
において車速に基づき決定される強制アップシフトのタ
イミングが、トルクコンバータのタービン回転速度Nt
でNSFT であったとし、速度比eA の状態(A点)での
エンジン回転速度Neが、許容回転域の最大値Ne max
であったとすると、 eA =NSFT /NemaxSFT =eA /Nemax ・・・(1) となる。
【0006】一方、同じ強制アップシフトのタイミング
SFT であっても、前記A点よりも大きな速度比である
B点の状態では、B点での速度比をeB 、B点でのエン
ジン回転速度をNeB とすると、 eB =NSFT /NeB NeB =NSFT /eB ・・・(2) となり、上記(2)式のNSFT の部分に(1)式の(e
A /Nemax )を代入すると、 NeB =eA /eB ×Nemax となる。ここで、eA <eB であるから、B点でのアッ
プシフトタイミングにおけるエンジン回転速度は、許容
回転域の最大値Nemax を下回ることになり、速度比e
が大きいときには、最大値Nemax まで回転が上がる前
にアップシフトが強制的になされてしまうことになる。
【0007】このように、従来では、一定車速で強制的
なアップシフトを行なっており、速度比の変化を考慮し
ていなかったため、速度比が小さな条件下、即ち、エン
ジン負荷の大きな条件のときには、許容回転域の最大値
でアップシフトを行なわせることができたとしても、速
度比が大きな条件下、即ち、エンジン負荷の小さい条件
のときには、前記最大値になる前に強制的にアップシフ
トが行なわれてしまうことになり、運転者の意図に反し
た変速制御となってしまう惧れがあった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、手動変速モードにおける過回転回避のための強制
的なアップシフトが、常に一定したエンジン回転速度に
おいて行なわれるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1記載
の発明は、エンジンの出力がトルクコンバータを介して
変速機に伝達される構成の車両用自動変速機の制御装置
であって、図1に示すように構成される。図1におい
て、自動変速モードは、車両の走行状態に応じて出力さ
れる変速指令に従って変速を行なう変速モードであり、
また、手動変速モードは、手動操作によって出力される
変速指令に従って変速を行なう変速モードであり、これ
らの変速モードのいずれかを選択できるようになってい
る。
【0010】一方、過回転判別手段は、車速とエンジン
負荷とギヤ位置に基づいてエンジンの過回転が発生する
条件であるか否かを判別する手段であって、各ギヤ位置
毎にエンジン負荷が低いときほどより高車速側を過回転
が発生する条件として判別する。そして、強制アップシ
フト手段は、前記手動変速モードにおいて、前記過回転
判別手段により過回転が発生する条件が判別されたとき
に、手動操作に因らずに、強制的なアップシフトを行な
わせる。
【0011】かかる構成によると、例えば1速→2速の
強制アップシフトを、常に60km/hで行なわせるのではな
く、高負荷側で60km/hでアップシフトを行なわせる場合
には、低負荷側では前記60km/hよりも高い車速で行なわ
せることになる。請求項2記載の発明では、前記エンジ
ン負荷検出手段が、エンジン負荷を代表する値としてス
ロットル弁の開度を検出する構成とした。
【0012】かかる構成によると、エンジンの吸入空気
量を調整するスロットル弁の開度に基づいて、強制的な
アップシフトのタイミングが決定される。請求項3記載
の発明では、前記過回転判別手段が、前記トルクコンバ
ータの速度比変化に応じて、各ギヤ位置毎に略同じエン
ジン回転速度で強制的なアップシフトが行なわれるよう
に、車速とエンジン負荷とに基づき過回転が発生する条
件を判別する構成とした。
【0013】かかる構成によると、エンジン負荷(エン
ジントルク)に基づいてトルクコンバータの速度比を推
定できるので、該推定される速度比においてエンジン回
転速度が許容最大速度であるときの車速をアップシフト
タイミングとすれば、各ギヤ位置毎に略同じ最大速度で
強制的なアップシフトを行なわせることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図2は、実施形態における車両の動力系を示すシ
ステムブロック図であり、エンジン1の出力は、トルク
コンバータ2aを介して変速機2bに伝達される。前記
変速機2bは、遊星歯車式等の有段変速機であって、油
圧回路3から供給される制御油圧によってそのギヤ位置
(変速比)が制御される構成としてある。尚、変速機2
bは、プーリー式或いはトロイダル式等の無段変速機で
あっても良い。
【0015】A/Tコントロールユニット4は、油圧回
路3内部に配設された各油圧経路内の油圧を、各種の電
磁バルブ(図示省略)の開閉制御することで調整し、変
速機2bにおけるギヤ位置を目標位置に制御する。前記
A/Tコントロールユニット4には、車速検出手段とし
ての車速センサ5からの車速信号VSP,アクセル開度
センサ6からのアクセル開度信号TVO等が入力される
一方、運転者が操作するセレクトレバー8のセレクト位
置信号が入力される。
【0016】尚、アクセル操作に連動してエンジン1の
スロットル弁が開閉する構成であるから、前記アクセル
開度TVOはスロットル弁開度に相当し、後述するよう
にアクセル開度TVOをエンジン負荷を代表する値とし
て変速制御に用いるので、前記アクセル開度センサ6が
エンジン負荷検出手段に相当する。前記セレクトレバー
8のセレクト位置は、図2中に示すように、一般的な
「P,R,N,D,3,2,1」の他、「+」と「−」
とからなる手動変速モードポジションがある。「P,
R,N,D,3,2,1」のゲート9(自動変速モード
ゲート)と、前記「+」と「−」とからなるゲート10
(手動変速モードゲート)とは、切換えゲート11を介し
て並列的に設けられており、「D」レンジにシフトレバ
ー8をシフトさせている状態から図で左側にシフトレバ
ーを倒すと、手動変速モードのゲート10に移動できるよ
うになっている。
【0017】前記A/Tコントロールユニット4には、
車両の走行状態を示す車速VSPとアクセル開度TVO
とに応じたシフトスケジュール(図4参照)が予め記憶
されており、「D」レンジ(自動変速モード)では、前
記シフトスケジュールに基づく変速指令に従って変速が
行なわれる。また、「D」レンジからシフトレバー8を
移動させることで任意に選択できる手動変速モードのポ
ジションでは、運転者のシフトレバー8操作(手動操
作)によるアップシフト又はダウンシフト指令(変速指
令)に従って、A/Tコントロールユニット4がギヤ位
置を制御するので、ギヤ位置を運転者が任意に選択でき
る。
【0018】即ち、手動変速モードのゲート10では、セ
レクトレバー8がスプリングの付勢力によって「+」と
「−」との間の中立位置(「D」レンジに復帰できる位
置)を常時保つようになっており、運転者がセレクトレ
バー8を前方(図2における上方)の「+」に向けて押
すと、これがアップシフト指令として検知されアップシ
フトが行われ、逆に、運転者がセレクトレバー8を手前
の「−」に向けて引くと、これがダウンシフト指令とし
て検知されダウンシフトが行われる構成としてある。
【0019】尚、自動変速モードと手動変速モードとを
選択するための機構、及び、手動変速モードで運転者が
変速を指示するための機構を、上記のものに限定するも
のではないことは明らかである。ここで、前述のように
自動変速モードと手動変速モードとを選択可能に備えた
自動変速機における手動変速モードでの変速制御の様子
を、図3のフローチャートに従って説明する。
【0020】尚、過回転判別手段,強制アップシフト手
段としての機能は、前記図3のフローチャートに示すよ
うに、A/Tコントロールユニット4がソフトウェア的
に備えている。図3のフローチャートにおいて、まず、
ステップ1(図中ではS1としてある。以下同様)で
は、手動変速モードが選択されているか否かを判別し、
手動変速モードが選択されているときには、ステップ2
へ進む。
【0021】ステップ2では、運転者がセレクトレバー
8を前方(図2における上方)の「+」に向けて押し
て、アップシフト指令を行なったか否かを判別し、運転
者によるアップシフト指令があると、ステップ3へ進
み、前記運転者のアップシフト指令に従ってアップシフ
トを実行する。また、ステップ2で運転者によるアップ
シフト指令がないと判別されると、ステップ4へ進み、
運転者がセレクトレバー8を手前の「−」に向けて引い
てダウンシフト指令を行なったか否かを判別する。
【0022】そして、ダウンシフト指令が行なわれたと
きには、ステップ5へ進み、前記運転者のダウンシフト
指令に従ってダウンシフトを実行する。一方、運転者に
よる変速指令がない場合には、ステップ6へ進み、予め
過回転回避のための強制的なアップシフトを行なわせる
ための変速線を記憶したマップを参照する。
【0023】前記マップは、図5に示すように、1速→
2速,2速→3速のアップシフトを行なわせるべき車速
VSP及びアクセル開度(スロットル弁開度)TVOの
条件をそれぞれに記憶したものであり、同じ1速→2速
であっても、低開度側(低負荷側)では、より高い車速
でアップシフトが行なわれるよう設定されている。即
ち、エンジン回転速度の許容最大値をNemax とする
と、かかる許容最大値Nemax に対応するトルクコンバ
ータ2aのタービン回転速度(トルクコンバータの出力
軸回転速度)は、そのときの速度比eによって異なる。
そして、前記速度比eは、エンジン負荷によって変化す
るので、前記許容最大値Nemax に相当するタービン回
転速度は、エンジン負荷によって異なる。従って、同じ
1速のときであっても、許容最大値Nemax になる車速
VSPはエンジン負荷によって異なることになり、例え
ば高負荷側で60km/hで許容最大値Nemax になっていた
ものが、速度比eがより大きくなる低負荷側では、60km
/hよりも高い車速で許容最大値Nemax になる。
【0024】そこで、トルクコンバータ2aにおける速
度比eの変化を考慮し、各ギヤ位置毎に略同じエンジン
回転速度で強制的なアップシフトが行なわれるように、
前記強制アップシフトの変速線を予め設定してあり、低
負荷側ほど速度比eが大きくなることに対応して、低負
荷側ほど強制アップシフトのタイミングがより高車速側
にずれるようになっている。
【0025】ステップ6で、強制アップシフトの変速線
を参照すると、次のステップ7では、過回転回避のため
の強制的なアップシフトを行なうべき条件であるか否か
を判別する。例えば1速の状態で、そのときの車速VS
P,アクセル開度TVOの条件が、前記図5に示した1
速→2速の変速線よりも高車速側である場合には、2速
への強制的なアップシフトを行なうべき条件であると判
別し、ステップ8へ進んで運転者の操作に因らない強制
的なアップシフトを実行する。
【0026】ここで、前記強制的なアップシフトのタイ
ミングは、エンジン負荷が異なっても常に許容最大値N
max 付近になるから、たとえ低負荷時であっても、許
容最大値Nemax になる前に強制的なアップシフトが行
なわれてしまうことを回避できる。尚、運転者の操作に
よってダウンシフトの変速指令が出されても、前記強制
アップシフトのマップから過回転の可能性のあるダウン
シフト指令であると判別される場合には、前記運転者に
よるダウンシフトの指令による実際の変速を禁止するこ
とが好ましい。
【0027】一方、過回転の惧れがないとステップ7で
判断されたときには、ステップ9へ進む。ステップ9で
は、高いギヤのまま車速が遅くなってエンジンの回転安
定性が悪化し、エンジンストール等が発生することを回
避するための強制的なダウンシフト、即ち、運転者のダ
ウンシフト指令に因らない自動的なダウンシフトを実行
すべき条件であるか否かを判別する。
【0028】前記強制的なダウンシフトを行なう条件
も、前記強制的なアップシフトの条件と同様に、車速と
アクセル開度とに応じた変速線として予め設定されてお
り、例えば4速に変速されている状態で車速が4速→3
速ダウンシフトを行なうべき車速を下回ると、エンジン
回転速度が下限値を下回る条件下であると見做し、ステ
ップ10へ進み、3速へのダウンシフトの指令を出力して
強制的なダウンシフトを実行する。
【0029】尚、前記強制的なダウンシフトにおいて
も、低負荷側での強制的なダウンシフトタイミングを高
負荷側に比してより高車速側に設定しても良いが、エン
ジンストール防止のためのダウンシフトは低負荷,低車
速側の限られた領域で必要となり、速度比eが大きく変
化する条件ではなく、また、ダウンシフトされる時点で
のエンジン回転速度が異なったとしても、運転性に影響
を与えることが少なく、また、運転者に違和感に与える
こともないので、エンジン負荷と関係なく一定車速で強
制的なダウンシフトを行なわせる構成で充分である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、エンジン負荷が低いときほどより高車速側
で強制的なアップシフトを行なわせるようにしたので、
低負荷側で許容最大回転よりも低い回転速度でアップシ
フトされてしまうことを回避でき、手動変速モードにお
いて運転者の意図に沿った変速特性を得ることができる
という効果がある。
【0031】請求項2記載の発明によると、スロットル
弁開度に基づいてトルクコンバータの速度比を推定し、
適正な車速で強制的なアップシフトを行なわせることが
できるという効果がある。請求項3記載の発明による
と、エンジン負荷によってトルクコンバータにおける速
度比が異なっても、常に一定の許容最大回転速度で強制
的なアップシフトを行なわせることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の構成を示すブロック図。
【図2】実施の形態における自動変速機のシステム構成
図。
【図3】実施の形態における手動変速モードにおける変
速制御の様子を示すフローチャート。
【図4】自動変速モードにおけるシフトスケジュールを
示す線図。
【図5】実施の形態における強制アップシフトの変速線
を示す線図。
【図6】トルクコンバータの速度比とタービン回転速度
(車速)との相関を示す線図。
【図7】従来における強制アップシフトの変速線を示す
線図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 変速機 3 油圧回路 4 A/Tコントロールユニット 5 車速センサ 6 アクセル開度センサ 8 セレクトレバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−164227(JP,A) 特開 昭62−94428(JP,A) 特開 昭63−53126(JP,A) 特開 平6−235455(JP,A) 特開 昭59−62752(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力がトルクコンバータを介し
    て変速機に伝達される構成の車両用自動変速機におい
    て、 車両の走行状態に応じて出力される変速指令に従って変
    速を行なう自動変速モードと、手動操作によって出力さ
    れる変速指令に従って変速を行なう手動変速モードとを
    選択可能に備える一方、 車速を検出する車速検出手段と、 エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、 前記検出された車速とエンジン負荷とギヤ位置に基づい
    てエンジンの過回転が発生する条件であるか否かを判別
    する手段であって、各ギヤ位置毎にエンジン負荷が低い
    ときほどより高車速側を過回転が発生する条件として判
    別する過回転判別手段と、 前記手動変速モードにおいて、前記過回転判別手段によ
    り過回転が発生する条件が判別されたときに、手動操作
    に因らずに、強制的なアップシフトを行なわせる強制ア
    ップシフト手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用自動変速機
    の制御装置。
  2. 【請求項2】前記エンジン負荷検出手段が、エンジン負
    荷を代表する値としてスロットル弁の開度を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用自動変速機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】前記過回転判別手段が、前記トルクコンバ
    ータの速度比変化に応じて、各ギヤ位置毎に略同じエン
    ジン回転速度で強制的なアップシフトが行なわれるよう
    に、車速とエンジン負荷とに基づき過回転が発生する条
    件を判別することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    車両用自動変速機の制御装置。
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