JP3423840B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JP3423840B2
JP3423840B2 JP20592896A JP20592896A JP3423840B2 JP 3423840 B2 JP3423840 B2 JP 3423840B2 JP 20592896 A JP20592896 A JP 20592896A JP 20592896 A JP20592896 A JP 20592896A JP 3423840 B2 JP3423840 B2 JP 3423840B2
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弘之 湯浅
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S477/00Interrelated power delivery controls, including engine control
    • Y10S477/904Control signal is acceleration
    • Y10S477/905Acceleration of throttle signal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無段変速機の制御装
置に関し、特に、無段変速機における変速速度を適性化
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無段変速機における変速速度を制
御する方法としては、例えば特開平8−74958号公
報に開示されるようなものがあった。このものは、アッ
プシフトを、スロットル開度が略一定の状態でのアップ
シフト(以下、オートアップシフトという)と、スロッ
トル開度変化に伴うアップシフトとに判別し、それぞれ
に異なる変速速度でアップシフト制御を行なわせるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同じスロッ
トル開度変化に伴うアップシフトであっても、スロット
ルを略全閉にまで戻す操作が行なわれた場合のアップシ
フト(以下、足離しアップシフトという)と、スロット
ルを中間開度にまで戻す操作が行なわれた場合のアップ
シフト(以下、足戻しアップシフトという)とでは、変
速速度の要求が異なることが実験的に確認された。
【0004】即ち、一般的に、足離しアップシフト時よ
りも足戻しアップシフト時の変速速度を速くすることが
好ましく、足戻しアップシフト時の変速速度を足離しア
ップシフト時に適合する比較的遅い速度に設定すると、
スロットルを戻しているのに回転がなかなか下がらずに
運転者に違和感を与えることになり(図7参照)、逆
に、足戻しアップシフト時をオートアップシフト時に適
合する比較的速い速度に設定すると、回転の減少が速過
ぎてやはり違和感を与えることになってしまう(図6参
照)。
【0005】尚、図6,図7に示すギア比は、ギア比=
1/変速比である。しかし、前記従来のものでは、スロ
ットル開度変化に伴うアップシフトであれば同じ変速速
度を与えることになってしまうため、足離しアップシフ
トと足戻しアップシフトとにおける要求変速速度の違い
に対応できず、変速時に運転者に違和感を与える惧れが
あった。
【0006】また、前記従来のものでは、ダウンシフト
については、ダウンシフト時用の変速速度が設定される
構成のみであり、ダウンシフトの種類を判別して変速速
度を変更する構成ではなかった。しかし、同じダウンシ
フトであっても、アクセルを踏み込んだときの加速要求
に基づくダウンシフト(以下、踏み込みダウンシフトと
いう)と、減速に伴って行なわれるダウンシフト(以
下、減速ダウンシフトという)とでは、変速速度の要求
が異なることが実験的に確認され、従来のものでは、ダ
ウンシフト時にも運転者に違和感を与える惧れがあっ
た。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、アップシフト及びダウンシフトを変速速度の要求
の違いに対応してより細かく判別し、変速制御がより適
切な変速速度に従って行なえるようにすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる無段変速機の制御装置は、図1に示すように構
成される。図1において、基本変速比設定手段は、運転
条件に応じて基本変速比を設定し、変速制御手段は、無
段変速機の変速比を所定の変速速度に従って徐々に前記
基本変速比に近づける。
【0009】一方、アップシフト判別手段は、変速制御
手段におけるアップシフト制御を、スロットル開度が略
一定の状態での第1変速モードと、スロットルの略全閉
までの閉操作に伴う第2変速モードと、スロットルの中
間開度までの閉操作に伴う第3変速モードとのいずれか
に判別する。そして、変速速度変更手段は、アップシフ
ト判別手段で判別される変速モード毎に、前記変速制御
手段における変速速度を変更する手段であって、第1変
速モード時に最も速い変速速度を設定し、第2変速モー
ド時に最も遅い変速速度を設定する。
【0010】かかる構成によると、アップシフトが、第
1変速モード,第2変速モード,第3変速モードの3種
類のうちのいずれに該当するかが判別され、それぞれに
異なる変速速度でアップシフトが行なわれる。即ち、請
求項1記載の発明では、同じスロットル開度変化に伴う
アップシフトであっても、スロットルを略全閉まで閉操
作したときのアップシフト(足離しアップシフト)と、
スロットルを中間開度まで閉操作したときのアップシフ
ト(足戻しアップシフト)とのいずれかに判別され、そ
れぞれに異なる変速速度でアップシフトを行なわせる。
【0011】更に、第1変速モード時に最も速い変速速
度を設定し、第2変速モード時に最も遅い変速速度を設
定する。即ち、第1変速モード>第3変速モード>第2
変速モードなる大小関係で変速速度を設定させる。第1
変速モードは、通常はスロットル一定での加速状態であ
り、基本変速比が徐々に変化するから、基本変速比への
収束性を確保して、吹け上がり感を与えることを回避す
べく、比較的速い変速速度が要求される。一方、第2変
速モードでは、スロットルが全閉に戻されることで、そ
の後の車速の低下によりダウンシフト要求が発生するか
ら、スロットルの閉操作によるアップシフト要求に応答
良く追従する必要性が薄く、変速速度が過剰に速いと飛
び出し感を与えることになってしまう。更に、第3変速
モードは、一般には加速から定常走行への移行時である
と想定され、スロットル操作によって基本変速比がステ
ップ的に変化するから、第1変速モードと同程度の比較
的速い変速速度が与えられると回転の急減が発生して違
和感を与え、逆に、第2変速モードに適合する比較的遅
い変速速度を与えると、スロットルを戻しているのに回
転がなかなか下がらずに運転者に違和感を与えることに
なるから、第1変速モードと第2変速モードとの間の中
間的な変速速度を与えることが好ましい。
【0012】請求項記載の発明では、スロットル開度
を検出するスロットル開度検出手段を備え、前記基本変
速比設定手段が、少なくとも前記スロットル開度を含む
運転条件に基づいて前記基本変速比を設定する構成であ
り、前記アップシフト判別手段が、スロットル開度と基
本変速比との少なくとも一方の所定時間内の変化量と、
スロットル開度とに基づいて前記変速モードのいずれに
該当するかを判別する構成とした。
【0013】即ち、スロットル開度に応じて基本変速比
が設定されるから、加速から定常への移行を意図したス
ロットルのステップ的な閉操作或いは減速を意図したス
ロットルのステップ的な閉操作は、基本変速比のステッ
プ的な変化を招くことになり、スロットル開度又は基本
変速比の変化量から、第2又は第3変速モードに対応す
るスロットル操作状態を判別でき、更に、そのときのス
ロットル開度から第2,第3変速モードの別を判断し得
る。
【0014】請求項記載の発明では、前記第2変速モ
ードを判別させる前記変化量と、前記第3変速モードを
判別させる前記変化量とを異ならせる構成とした。即
ち、減速を意図した略全閉までのスロットル閉操作時
と、加速から定常への移行を意図した中間開度までのス
ロットル閉操作時とでは、スロットルの操作速度が異な
るので、かかる操作速度の違いに対応して、第2,第3
変速モードを判別し得るようにした。
【0015】請求項記載の発明は、図2に示すように
構成される。図2において、基本変速比設定手段は、運
転条件に応じて基本変速比を設定し、変速制御手段は、
無段変速機の変速比を所定の変速速度に従って徐々に前
記基本変速比に近づける。一方、ダウンシフト判別手段
は、変速制御手段におけるダウンシフト制御を、スロッ
トルの開操作に伴う第4変速モードと、減速に伴う第5
変速モードとのいずれかに判別する。
【0016】そして、変速速度変更手段は、ダウンシフ
ト判別手段で判別される変速モード毎に、前記変速制御
手段における変速速度を変更する手段であって、前記第
5変速モード時の変速速度を、第4変速モード時の変速
速度よりも速くする。かかる構成によると、ダウンシフ
トが、第4変速モード,第5変速モードの2種類のうち
のいずれに該当するかが判別され、それぞれに異なる変
速速度でダウンシフトが行なわれる。
【0017】更に、前記第5変速モード時の変速速度
を、第4変速モード時の変速速度よりも速くして、スロ
ットルを踏み込んだ加速要求時よりも減速時の変速速度
を速くするものであり、踏み込み加速時の回転の急増を
回避し、また、減速時の変速比の収束性を確保できる。
【0018】請求項記載の発明では、スロットル開度
を検出するスロットル開度検出手段を備え、前記基本変
速比設定手段が、少なくとも前記スロットル開度を含む
運転条件に基づいて前記基本変速比を設定する構成であ
り、前記ダウンシフト判別手段が、スロットル開度と基
本変速比との少なくとも一方の所定時間内の変化量と所
定値との比較に基づいて、第4変速モードと第5変速モ
ードとのいずれかに判別する構成とした。
【0019】即ち、スロットル開度に応じて基本変速比
が設定されるから、スロットル開度と基本変速比との少
なくとも一方の所定時間内の変化量に基づいて、スロッ
トルが踏み込まれたことに対応する基本変速比のステッ
プ的変化を伴うダウンシフトを判別できる。請求項
載の発明では、前記変速制御手段が、前記基本変速比に
対して所定の変速速度で追従する目標変速比を設定する
目標変速比設定手段と、前記目標変速比に従って無段変
速機の変速比を制御する変速比制御手段と、を含んで構
成され、前記アップシフト判別手段又はダウンシフト判
別手段が、前記基本変速比と目標変速比とを比較して、
変速をアップシフトとダウンシフトとのいずれかに判別
し、更に、アップシフト,ダウンシフトをそれぞれ複数
の変速モードのいずれかに判別する構成とした。
【0020】例えば基本変速比がアップシフト方向にス
テップ的に変化すると、目標変速比は徐々アップシフト
方向に変化して基本変速比に近づくから、目標変速比に
対して基本変速比がアップシフト方向にあるか、ダウン
シフト方向にあるかによって、アップシフト,ダウンシ
フトの別を判断し得る。請求項記載の発明では、前記
変速制御手段が、前記基本変速比に対して所定の変速速
度で追従する目標変速比を設定する目標変速比設定手段
と、前記目標変速比に従って無段変速機の変速比を制御
する変速比制御手段と、を含んで構成され、前記基本変
速比と目標変速比とに基づいて変速の進行割合を演算す
る進行割合演算手段と、前記進行割合が所定値以上にな
ったときに、前記変速速度を基準速度に復帰させる変速
速度復帰手段と、を設ける構成とした。
【0021】前記進行割合が所定値以上になって、基本
変速比の変化に対して充分に目標変速比(実際の変速
比)が近づいたことが判断されるとき、即ち、変速が略
終了したと判断されるときには、それまでの変速モード
に応じた変速速度から基準速度に復帰させる。尚、本願
では、変速比=出力回転数/入力回転数とする。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、スロット
ル開度が略一定の状態でのアップシフト(第1変速モー
ド)と、スロットルの略全閉までの閉操作に伴うアップ
シフト(第2変速モード)と、スロットルの中間開度ま
での閉操作に伴うアップシフト(第3変速モード)とを
それぞれに判別して、相互に異なる最適な変速速度でア
ップシフト制御を実行させることで、第1変速モードで
は変速比の収束性を確保でき、また、第2変速モードで
は、過剰な変速速度による飛び出し感の発生を回避で
き、更に、第3変速モードでは、回転をスムーズに低下
させることができるという効果がある。
【0023】請求項2及び3記載の発明によると、スロ
ットルの操作状態から、アップシフトを的確に判別し
て、最適な変速速度を設定できるという効果がある。
【0024】請求項記載の発明によると、スロットル
の開操作に伴うダウンシフトと、減速に伴うダウンシフ
トとをそれぞれに判別して、踏み込みダウンシフト時
比して減速ダウンシフト時に変速速度を速くすること
で、ダウンシフトによるショックの発生を回避しつつ、
スムーズな減速特性を得られるという効果がある。
【0025】請求項記載の発明によると、スロットル
の踏込みによりダウンシフト要求が発生したか否かを精
度良く判断して、ダウンシフト時に適切な変速速度を設
定できるという効果がある。請求項記載の発明による
と、変速がアップシフトであるかダウンシフトであるか
を的確に判断して、変速モードの判別を行なわせること
ができるという効果がある。
【0026】請求項記載の発明によると、適切な時期
に変速速度を基準速度に復帰させて、変速終了間際での
変速比のハンチングを回避できるという効果がある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図3に示す無段変速機のシステム構成図におい
て、図示しないエンジンと組み合わされる車両用の無段
変速機1は、エンジン側のプライマリプーリ2と、駆動
軸(デフ)側のセカンダリプーリ3と、これらの間に巻
掛けられたベルト4とを備え、プライマリプーリ側アク
チュエータ2aの変速圧、及び、セカンダリプーリ側ア
クチュエータ3aへのライン圧調整により、プーリ比を
変化させて、変速比を無段階に変化させることができる
ものである。但し、無段変速機としてはトロイダル式等
の他の機構のものであっても良い。
【0028】変速圧及びライン圧は、オイルポンプ5に
つながる油圧回路6の油圧をリリーフする機能を有する
電磁弁7,8により制御して調圧しており、電磁弁7,
8はコントローラ9により制御される。従って、コント
ローラ9により、電磁弁7,8を制御して、変速圧及び
ライン圧を制御することにより、変速比を無段階に制御
することができる。
【0029】変速比の制御のため、コントローラ9に
は、車速VSPを検出する車速センサ10、アクセルペダ
ルと連動するスロットル弁の開度TVOを検出するスロ
ットルセンサ11(スロットル開度検出手段)、エンジン
回転数Neを検出するエンジン回転センサ12等から、そ
れぞれ検出信号が入力されている。マイクロコンピュー
タを内蔵したコントローラ9は、これらの信号に基づい
て、定常状態に対応する基本変速比を設定すると共に、
該基本変速比に対して所定の変速速度で追従する目標変
速比を設定し、前記目標変速比に実際の変速比を一致さ
せるべく電磁弁7,8をフィードバック制御して変速制
御を行う。
【0030】具体的には、前記車速VSP及びスロット
ル開度TVOに基づいて運転条件から要求される基本変
速比を設定し、この基本変速比と目標変速比との間に偏
差がある場合には、前記目標変速比を徐々に前記基本変
速比に近づけるように所定量ずつステップ変化させる。
そして、エンジン回転数Neと車速VSP(変速機の出
力軸回転数)から求めれる変速機の実際の変速比が、前
記目標変速比に近づくように前記電磁弁7,8をフィー
ドバック制御する。
【0031】従って、前記目標変速比を基本変速比に向
けてステップ変化させる単位量によって変速速度が決定
されることになる。ここで、前記変速制御の様子を、図
4及び図5のフローチャートに従って説明する。ステッ
プ1(図中ではS1と記してある。以下同様)では、予
め車速VSP及びスロットル開度TVOによって区分さ
れる格子毎に、基本変速比ibaseを記憶したマップを参
照し、現在の車速VSP及びスロットル開度TVOに対
応する基本変速比BASEを求める(基本変速比設定手
段)。
【0032】ステップ2では、現状の目標変速比itgt
と前記ステップ1で設定された基本変速比ibaseとから
変速の進行割合を、以下のようにして演算する(進行割
合演算手段)。 進行割合=1−(|基本変速比−目標変速比|)/基本
変速比 尚、変速比=出力回転数/入力回転数とする。
【0033】ステップ3では、前記進行割合が所定値以
上であるか否かに基づいて、定常状態又は変速の終了間
際であるかを判別し、進行割合が所定値以上であるとき
には、ステップ4へ進んで、定常状態を判別して、ステ
ップ14へ進む。一方、進行割合が所定値未満である変速
過渡時には、ステップ5へ進み、目標変速比itgt と基
本変速比ibaseとの比較に基づいてアップシフト,ダウ
ンシフトのいずれであるかを判別する。ここで、目標変
速比itgt よりも基本変速比i baseが小さい場合には、
ダウンシフトであり、逆に、目標変速比itgt よりも基
本変速比ibaseが大きい場合には、アップシフトであ
る。
【0034】ステップ5でアップシフト時であると判別
されると、ステップ6へ進み、スロットル開度TVOの
所定時間内での変化量ΔTVOが所定値(1) 未満であっ
て、かつ、スロットル開度TVOが所定値(2) 未満であ
るかを判別する。前記変化量ΔTVOは、最新の開度T
VO−所定時間前の開度TVOとして演算され、スロッ
トルが閉操作されるときには、マイナスの値として算出
されるものとし、前記所定値(1) はマイナスの値として
与えられるものとする。
【0035】従って、変化量ΔTVOが所定値(1) 未満
であるか否かの判別は、スロットル開度TVOが所定開
度以上閉方向にステップ変化したか否かを判別すること
になる。また、前記所定値(2) は、全閉付近の微小開度
に設定されており、変化量ΔTVOが所定値(1) 未満で
あって、かつ、スロットル開度TVOが所定値(2) 未満
であるときには、運転者がアクセルから足を離してスロ
ットルを略全閉に戻したことに伴うアップシフトである
と判断され、この場合には、ステップ7へ進んで、現状
のアップシフトを足離しアップシフト(第2変速モー
ド)であると判別する。
【0036】一方、ステップ6で、変化量ΔTVOが所
定値(1) 以上であると判別され、及び/又は、スロット
ル開度TVOが所定値(2) 以上であると判別されたとき
には、ステップ8へ進む。ステップ8では、変化量ΔT
VOが所定値(3) 未満であって、かつ、スロットル開度
TVOが所定値(4) を越えているか否かを判別する。
【0037】前記所定値(3) は、前記所定値(1) よりも
大きな(0に近い)マイナスの値として設定され、スロ
ットルを略全閉にまで戻す減速時に対して、比較的スロ
ットルの戻し量が小さくなる加速から定常への移行状態
を精度良く判別できるようにしてある。また、前記所定
値(4) は、前記所定値(3) よりも大きな値に設定され、
加速からスロットルを全閉までに戻さずに定常走行に移
行しようとする運転者の意図を判別できるようにしてあ
る。
【0038】ステップ8で、変化量ΔTVOが所定値
(3) 未満であって、かつ、スロットル開度TVOが所定
値(4) を越えていると判別されたときには、運転者が加
速から定常への移行を意図してスロットルを戻したもの
と判断し、この場合には、ステップ9へ進んで、現状の
アップシフトを足戻しアップシフト(第3変速モード)
であると判別する。
【0039】ステップ8で、変化量ΔTVOが所定値
(3) 以上であると判別され、及び/又は、スロットル開
度TVOが所定値(4) 以下であると判別されたとき、即
ち、足離しアップシフトでなく、かつ、足戻しアップシ
フトでもないときには、スロットル開度が略一定の状態
での車速VSPの増大に伴うアップシフトであると判断
し、ステップ10へ進んで、これをオートアップシフト
(第1変速モード)と判別する。
【0040】上記のステップ5〜10の部分がアップシフ
ト判別手段に相当する。また、ステップ5で、目標変速
比itgt と基本変速比ibaseとの比較に基づいてダウン
シフトであると判別された場合には、ステップ11へ進
む。ステップ11では、前記変化量ΔTVOとプラスの所
定値(5) とを比較する。そして、前記変化量ΔTVOが
所定値(5) とを越えている場合には、運転者によるスロ
ットルの開操作(アクセルの踏み込み操作)に伴うダウ
ンシフトであると判断し、ステップ12へ進んで、これを
踏み込みダウンシフト(第4変速モード)と判別する。
【0041】また、ステップ11で前記変化量ΔTVOが
所定値(5) 以下であると判別されたときには、車速VS
Pの低下、即ち、減速に伴うダウンシフトであると判断
し、ステップ13へ進んで、これを減速ダウンシフト(第
5変速モード)と判別する。前記ステップ5,11〜13の
部分がダウンシフト判別手段に相当する。上記のように
してシフトの状態を判別すると、ステップ14では、変速
速度の演算に用いるシフト時の目標イナーシャトルクを
設定する。
【0042】前記目標イナーシャトルクは、例えばエン
ジントルクの増大に応じて増大設定させることが好まし
く、更に、本実施例では、同じエンジントルクのときで
あっても、前記シフト状態の判別結果に応じてそれぞれ
に異なる値に設定させる。具体的には、アップシフト時
には、目標イナーシャトルクをオートアップシフト>足
戻しアップシフト>足離しアップシフトの大小関係とな
るように設定し、オートアップシフト時に最も大きな目
標イナーシャトルクが設定され、最も速い変速速度でア
ップシフトが行なわれるようにする(変速速度変更手
段)。
【0043】オートアップシフトでは、基本変速比が徐
々に変化するから、上記のようにして比較的速い変速速
度を与えることで、基本変速比への収束性を確保して、
吹け上がり感を与えることを回避できる。また、足離し
アップシフトでは、スロットルが全閉に戻された後の車
速の低下によりダウンシフト要求が発生するから、比較
的遅い変速速度を与えることで、飛び出し感を与えるこ
とを回避できる。
【0044】更に、足戻しアップシフトでは、基本変速
比がステップ的に変化するから、オートアップシフトと
同程度の比較的速い変速速度が与えられると回転の急減
が発生して違和感を与え(図6参照)、逆に、足離しア
ップシフトに適合する比較的遅い変速速度を与えると、
スロットルを戻しているのに回転がなかなか下がらずに
運転者に違和感を与えることになるから(図7参照)、
オートアップシフトと足離しアップシフトとの間の中間
的な変速速度を与えることが好ましい。
【0045】また、ダウンシフト時には、目標イナーシ
ャトルクを減速ダウンシフト>踏み込みダウンシフトの
大小関係となるように設定し、踏み込みダウンシフト時
よりも減速ダウンシフト時の方がより大きな目標イナー
シャトルクが設定され、より速い変速速度でダウンシフ
トが行なわれるようにする(変速速度変更手段)。これ
により、踏み込み加速時の回転の急増を回避し、また、
減速時の変速比の収束性を確保できる。
【0046】ここで、オートアップシフト時の目標イナ
ーシャトルク(変速速度)と、減速ダウンシフト時の目
標イナーシャトルク(変速速度)とを略同等とすること
が好ましい。また、前記オートアップシフト,足戻しア
ップシフト,足離しアップシフト,踏み込みダウンシフ
ト,減速ダウンシフトの別によって目標イナーシャトル
ク(変速速度)を設定した後、変速が進行して前記進行
割合が所定値以上になり、ステップ4で定常判定がなさ
れた場合には、足離しアップシフトと同程度或いは足離
しアップシフトよりも小さい目標イナーシャトルクを設
定することで、変速速度を比較的遅い基準速度に設定さ
せ(変速速度復帰手段)、基本変速比付近で目標変速比
(実際の変速比)がハンチングすることを回避すること
が好ましい。
【0047】尚、エンジントルクは、スロットル弁開度
TVOとエンジン回転数Neとに基づいて推定すること
ができる。また、目標イナーシャトルクの設定方法を、
上記に限定するものではなく、例えば実際の変速比と基
本変速比との偏差、現在の車両駆動力と基本変速比に制
御された場合の車両駆動力との偏差、基本変速比の変化
率、車両駆動力の変化率などに基づいて目標イナーシャ
トルクを設定する構成であっても良く、それぞれの設定
方法で設定される目標イナーシャトルクが、少なくとも
シフトの種類毎に応じた上記の大小関係となるように設
定される構成であれば良い。
【0048】目標イナーシャトルクを設定すると、次の
ステップ15では、エンジン回転数(入力回転数)と変速
機の出力軸回転数(出力回転数)とから求められる実際
の変速比i(=出力軸回転数/エンジン回転数)、変速
機の出力軸回転数No、前記目標イナーシャトルクTT
INR、及び、定数として与えるエンジンイナーシャト
ルクIE に基づき、次式に従って、変速速度に相当する
ステップ変化量SVを設定する。
【0049】SV=TTINR/(i×IE ×No) 上式によれば、目標イナーシャトルクが大きいときほ
ど、ステップ変化量、換言すれば変速速度が速く設定さ
れる。また、上式によれば、車速(出力軸回転数No)
で変速速度が変化し、特に高車速側で変速速度が遅くな
るため、変速時のイナーシャトルクを一定にできる。
【0050】尚、前記変速速度を決定するステップ変化
量は、例えは足戻しアップシフトからオートアップシフ
トに切り換わった場合でも、足戻しアップシフトに適合
する値からオートアップシフトに適合する値にまで一度
に変化させるのではなく、徐々にオートアップシフトに
適合する値にまで変化させることが好ましく、また、切
り換わるシフトの種類によって変速速度を追従させる速
度を異ならせても良い。
【0051】変速速度を決定するステップ変化量を算出
すると、ステップ16へ進み、目標変速比itgt を基本変
速比ibaseに近づく方向に前記ステップ変化量SVだけ
変化させ、目標変速比itgt を更新設定する(目標変速
比設定手段)。そして、ステップ17では、実際の変速比
iを前記目標変速比itgt に一致させるようにフィード
バック制御を行なう(変速制御手段,変速比制御手
段)。
【0052】ところで、上記図4及び図5のフローチャ
ートに示す制御では、スロットル開度TVOの所定時間
内の変化量ΔTVOに基づいてシフトの種類を判別させ
る構成としたが、基本変速比ibaseは、スロットル開度
TVOに基づいて設定され、スロットル開度TVOの変
化は、基本変速比ibaseを変化させることになるので、
図8及び図9のフローチャートに示すように、変化量T
VOに代えて、基本変速比ibaseの所定時間内における
変化量Δibase(最新の基本変速比−所定時間前の基本
変速比)に基づいてシフトの種類を判別させる構成とし
ても良い。
【0053】図8及び図9のフローチャートにおいて、
ステップ6a,ステップ8a,ステップ11a以外の各ス
テップは、図4及び図5のフローチャートと全く同様な
処理が行なわれるので説明を省略する。尚、本実施例で
は、基本変速比のアップシフト方向への変化は、基本変
速比(=出力回転数/入力回転数)の増大変化を示すこ
とになるので、前記変化量Δi baseとプラスの所定値と
を比較してアップシフトの種類を判別させることにな
り、逆に、基本変速比のダウンシフト方向への変化は、
基本変速比の減少変化を示すことになるので、前記変化
量Δibaseとマイナスの所定値とを比較してダウンシフ
トの種類を判別させることになる。
【0054】ステップ6aでは、前記変化量Δibase
プラスの所定値(1) 以上であるか否かを判別させること
で、運転者によるスロットルの全閉までの閉操作に見合
う基本変速比の増大変化が発生しているか否かを判別
し、前記変化量Δibaseがプラスの所定値(1) 以上であ
って、そのときのスロットル開度が所定値(2) 未満の略
全閉状態であるときには、足離しアップシフトを判別す
る。
【0055】また、ステップ8aでは、前記変化量Δi
baseがプラスの所定値(3) 以上であるか否かを判別させ
ることで、運転者によるスロットルの全閉までに至らな
い閉操作に見合う基本変速比の増大変化が発生している
か否かを判別し、前記変化量Δibaseがプラスの所定値
(3) 以上であって、そのときのスロットル開度が所定値
(4) を越えるときには、足戻しアップシフトを判別す
る。
【0056】更に、ステップ11aでは、前記変化量Δi
baseとマイナスの所定値(5) とを比較することで、スロ
ットルの開操作(アクセルの踏込み操作)に伴うダウン
シフトであるか否かを判別し、前記変化量Δibaseがマ
イナスの所定値(5) 未満であれば、踏み込みダウンシフ
トを判別し、それ以外を減速ダウンシフトと判別する。
【0057】尚、上記では、目標イナーシャトルクを、
変速モード毎に設定する構成としたが、変速モード毎に
予め固定の変速速度を設定しておき、変速モードの判別
結果から直接的に変速速度を設定する構成であっても良
い。また、変化量ΔTVO,変化量Δibase,スロット
ル開度TVOの判別において、ヒステリシス特性を持た
せる構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の制御装置の基本構成を示すブロ
ック図。
【図2】請求項記載の制御装置の基本構成を示すブロ
ック図。
【図3】無段変速機のシステム概略図。
【図4】変速速度制御を伴う変速制御の実施例を示すフ
ローチャート。
【図5】変速速度制御を伴う変速制御の実施例を示すフ
ローチャート。
【図6】足戻しアップシフト時に変速速度が速過ぎる場
合の特性を示すタイムチャート。
【図7】足戻しアップシフト時に変速速度が遅過ぎる場
合の特性を示すタイムチャート。
【図8】変速速度制御を伴う変速制御の他の実施例を示
すフローチャート。
【図9】変速速度制御を伴う変速制御の他の実施例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1 無段変速機 2 プライマリプーリ 3 セカンダリプーリ 9 コントローラ 10 車速センサ 11 スロットルセンサ 12 エンジン回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 41/00 - 41/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転条件に応じて基本変速比を設定する基
    本変速比設定手段と、 無段変速機の変速比を所定の変速速度に従って徐々に前
    記基本変速比に近づける変速制御手段と、 該変速制御手段におけるアップシフト制御を、スロット
    ル開度が略一定の状態での第1変速モードと、スロット
    ルの略全閉までの閉操作に伴う第2変速モードと、スロ
    ットルの中間開度までの閉操作に伴う第3変速モードと
    のいずれかに判別するアップシフト判別手段と、 該アップシフト判別手段で判別される変速モード毎に、
    前記変速制御手段における変速速度を変更する手段であ
    って、第1変速モード時に最も速い変速速度を設定し、
    第2変速モード時に最も遅い変速速度を設定する変速速
    度変更手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする無段変速機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】スロットル開度を検出するスロットル開度
    検出手段を備え、前記基本変速比設定手段が、少なくと
    も前記スロットル開度を含む運転条件に基づいて前記基
    本変速比を設定する構成であり、 前記アップシフト判別手段が、スロットル開度と基本変
    速比との少なくとも一方の所定時間内の変化量と、スロ
    ットル開度とに基づいて前記変速モードのいずれに該当
    するかを判別することを特徴とする請求項1記載の無段
    変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】前記第2変速モードを判別させる前記変化
    量と、前記第3変速モードを判別させる前記変化量とを
    異ならせることを特徴とする請求項2記載の無段変速機
    の制御装置。
  4. 【請求項4】運転条件に応じて基本変速比を設定する基
    本変速比設定手段と、 無段変速機の変速比を所定の変速速度に従って徐々に前
    記基本変速比に近づける変速制御手段と、 該変速制御手段におけるダウンシフト制御を、スロット
    ルの開操作に伴う第4変速モードと、減速に伴う第5変
    速モードとのいずれかに判別するダウンシフト判別手段
    と、 該ダウンシフト判別手段で判別される変速モード毎に、
    前記変速制御手段における変速速度を変更する手段であ
    って、前記第5変速モード時の変速速度を、第4変速モ
    ード時の変速速度よりも速くする変速速度変更手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする無段変速機の制御
    装置。
  5. 【請求項5】スロットル開度を検出するスロットル開度
    検出手段を備え、前記基本変速比設定手段が、少なくと
    も前記スロットル開度を含む運転条件に基づいて前記基
    本変速比を設定する構成であり、 前記ダウンシフト判別手段が、スロットル開度と基本変
    速比との少なくとも一方の所定時間内の変化量と所定値
    との比較に基づいて、第4変速モードと第5変速モード
    とのいずれかに判別することを特徴とする請求項4記載
    の無段変速機の制御装置。
  6. 【請求項6】前記変速制御手段が、 前記基本変速比に対して所定の変速速度で追従する目標
    変速比を設定する目標変速比設定手段と、 前記目標変速比に従って無段変速機の変速比を制御する
    変速比制御手段と、 を含んで構成され、 前記アップシフト判別手段又はダウンシフト判別手段
    が、前記基本変速比と目標変速比とを比較して、変速を
    アップシフトとダウンシフトとのいずれかに判別し、更
    に、アップシフト,ダウンシフトをそれぞれ複数の変速
    モードのいずれかに判別することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1つに記載の無段変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】前記変速制御手段が、 前記基本変速比に対して所定の変速速度で追従する目標
    変速比を設定する目標変速比設定手段と、 前記目標変速比に従って無段変速機の変速比を制御する
    変速比制御手段と、 を含んで構成され、 前記基本変速比と目標変速比とに基づいて変速の進行割
    合を演算する進行割合演算手段と、 前記進行割合が所定値以上になったときに、前記変速速
    度を基準速度に復帰させる変速速度復帰手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つ
    に記載の無段変速機の制御装置。
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