JP3447970B2 - 楽器用クランプ装置 - Google Patents

楽器用クランプ装置

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JP3447970B2 JP01469899A JP1469899A JP3447970B2 JP 3447970 B2 JP3447970 B2 JP 3447970B2 JP 01469899 A JP01469899 A JP 01469899A JP 1469899 A JP1469899 A JP 1469899A JP 3447970 B2 JP3447970 B2 JP 3447970B2
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    • G10D13/00Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
    • G10D13/01General design of percussion musical instruments
    • G10D13/06Castanets, cymbals, triangles, tambourines without drumheads or other single-toned percussion musical instruments
    • G10D13/063Cymbals
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D13/00Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシンバル等の楽器
を保持するための楽器用クランプ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図9に示すように、第1シンバル
S1を設置した楽器用スタンドSTのパイプ部材SPに
他の第2シンバルS2を設置するために、クランプ装置
100が使用される。従来用いられているこの種楽器用
クランプ装置の構造は、図10に図示のように、パイプ
部材SP(及びP)のための挟持部111を備えたクラ
ンプ本体部材110と該クランプ本体部材110に対向
して配置された押え部材120とを有し、これらの間に
前記挟持部111をはさんで両側に設けられた第1締付
ボルト部材130ならびに第1ナット部材135及び第
2締付ボルト部材140ならびに第2ナット部材145
によって、前記押え部材120を前記クランプ本体部材
110に対して接近又は離間自在に構成したものが一般
的である。なお、パイプ部材SPのクランプ構造と他の
パイプ部材Pのクランプ構造とは同じ構成(左右対称)
となっている。
【0003】図において、符号112は第1締付ボルト
部材130を軸回動自在に軸着するためにクランプ本体
部材110の端部に形成された切欠溝部、113は第2
締付ボルト部材140の取付孔、121は第1締付ボル
ト部材130を挿入し第2ナット部材135を係着する
ために押さえ部材120の一方の端部に形成された挿入
溝部、122は第2締付ボルト部材140を軸回動自在
に軸着するために押さえ部材120の他方の端部に形成
された切欠溝部、131は第1締付ボルト部材130の
軸ピン、132はバネ、136は第1ナット部材135
側に設けられた座金、141は第2締付ボルト部材14
0の軸ピン、142はバネ、146は第2ナット部材1
45側に設けられた座金である。
【0004】このクランプ装置100によるパイプ部材
SP(又はP)への取り付けは、まず、クランプ本体部
材110の取付孔113に第2締付ボルト部材140を
挿通してそのねじ部に第2ナット部材145を螺着し
て、クランプ本体部材110と押え部材120とを連結
しておく。そして、図10の右側の図のように、クラン
プ本体部材110の端部側の第1締付ボルト部材130
を軸ピン131を中心に軸回動させて外側に開くととも
に、押さえ部材120を第2締付ボルト部材140の軸
ピン141を中心に外側に開いて開口Dを作出し、該開
口Dを介してパイプ部材SPの横側からクランプ本体部
材110の挟持部111をあてがうようにして配置す
る。次いで、第1締付ボルト部材130と押さえ部材1
20とを閉じ方向に軸回動して、第1締付ボルト部材1
30を押さえ部材120の挿入溝部121に差し込み、
第1ナット部材135を該挿入溝部121の外側に係着
する。その後、クランプ装置100のパイプ部材SPに
対する高さ位置調整をしながら、第1ナット部材135
及び第2ナット部材145を緊締して、図10の左側に
図示のパイプ部材Pのように固定する。上のようなクラ
ンプ機構は、例えば特公平4−42880号公報にも開
示されるところであって、パイプ部材に対してその横側
からの被着が自在でこの種の取り付け、取り外し作業を
容易に行える利点がある。
【0005】しかしながら、このクランプ機構にあって
は、パイプ部材のための挟持部111の両側に設けられ
る締付ボルト部材130,140がそれらの軸ピン13
1,141によってクランプ本体部材110又は押え部
材120に軸回動自在に軸着されているので、取付作業
の際に自由に軸回動することが避けられない。すなわ
ち、クランプ本体部材110と押え部材120との合着
に際しては、押え部材120が第2締付ボルト部材14
0の軸ピン141を中心に自由に軸回動し、一方、第1
締付ボルト部材130はクランプ本体部材110の軸ピ
ン131を中心に自由に軸回動するので、押え部材12
0及び第1締付ボルト部材130をそれぞれ手でつかみ
ながらパイプ部材SP(P)へ取り付け、第1締付ボル
ト部材130を押え部材120の挿入溝部121へ係着
しなければならない。このような作業は極めて煩雑で不
便である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な状況に鑑み、パイプ部材への取付に際して、構成部品
の自由な軸回動を抑制し、片手でワンタッチで、簡単か
つ迅速に取付を行うことができる新規な楽器用クランプ
装置の構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、ここに開示さ
れる請求項1の発明は、パイプ部材(SP)のための挟
持部(12)を備えたクランプ本体部材(11)と該ク
ランプ本体部材に対向して配置された押え部材(20)
とを有し、これらの間に前記挟持部をはさんで両側に設
けられた第1締付ボルト部材(30)ならびに第1ナッ
ト部材(35)及び第2締付ボルト部材(40)ならび
に第2ナット部材(45)によって、前記押え部材を前
記クランプ本体部材に対して接近又は離間自在に構成し
たクランプ装置であって、前記第1締付ボルト部材(3
0)前記クランプ本体部材の一側の端部に形成され
切欠溝部(13)内に軸回動自在に軸着されていて、
前記押え部材の一側の端部に形成された挿入溝部(2
1)に挿入され前記第1ナット部材を螺着して該挿入溝
部の外側に係着されるように構成されており、かつ前記
第1締付ボルト部材に取り付けられた本体側座金(3
3)及びナット側座金(34)の間にそれらの座金を常
時外側方向に付勢するバネ(32)が巻着されていて、
前記第1締付ボルト部材の軸回動に際しては前記本体側
座金が前記クランプ本体部材の切欠溝部の外周面(13
A,13B,13C)に圧接して摺動し、前記第2締付
ボルト部材(40)は、前記クランプ本体部材に形成さ
れた取付孔(14)に突設されていて、前記押え部材に
形成された貫通孔(22)に該押え部材が前記クランプ
本体部材に対して揺動可能なように貫設され前記第2ナ
ット部材を螺着して該貫通孔の外側に係着されるように
構成されており、かつ前記第2締付ボルト部材には前記
クランプ本体部材と押え部材との間に該押え部材を常時
外側方向に付勢するバネ(41)が巻着されており、前
記押え部材(20)他側の端部には前記クランプ本体
部材側に突出するアーム部(25)が突設されており、
前記クランプ本体部材には前記アーム部が入り込みクラ
ンプ本体部材に対して接近離間する方向への移動が可能
でかつ該接近離間方向と直交する方向への移動を規制す
る案内窓部(15)が形成されていることを特徴とする
楽器用クランプ装置に係る。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記押え部材の貫通孔の外面に該貫通孔の軸線方向
と直交し押え部材の幅方向に凹曲面とされた凹溝部(2
3)が形成され、かつ前記第2ナット部材(45)の下
面には前記凹溝部に対応して該凹溝部に入り込むことが
できる凸曲面とされた突条部(46)が形成されている
楽器用クランプ装置に係る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記クランプ本体部材の切欠溝部と反対側の端部に
保持用孔部(16)に連続してすり割部(17)が形成
され、該すり割部を圧締弛緩する第3締付ボルト部材
(50)ならびに第3ナット部材(55)が設けられて
いる楽器用クランプ装置に係る。
【0010】さらに、請求項4の発明は、請求項3にお
いて、前記保持用孔部に保持部材本体(60)が取り付
けられ、該保持部材本体に角度調整部材(70)を介し
てロッド挿通孔(81)を有する第4締付ボルト部材
(80)が取り付けられ第4ナット部材(85)によっ
て締付固定されるように構成されている楽器用クランプ
装置に係る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の楽器用クランプ装
置をシンバルスタンドに適用した実施例を示す正面図、
図2はその楽器用クランプ装置の分解斜視図、図3はそ
の楽器用クランプ装置の開状態を示す断面図、図4は同
じく楽器用クランプ装置の閉状態を示す断面図、図5は
押え部材の正面図、図6は第2ナット部材の側面図、図
7は保持部材本体の背面図、図8は角度調整部材の正面
図である。
【0012】この発明の楽器用クランプ装置10は、図
1に図示し前記したように、例えば第1シンバルS1を
保持したシンバルスタンドSTに他の第2シンバルS2
を連結配置するために使用されるものである。図1にお
いて、符号SPはシンバルスタンドの主柱であるパイプ
部材、Rは第1シンバルおよび第2シンバルの保持ロッ
ド、Hはその屈曲保持部、Jは第1シンバルS1のロッ
ドRとシンバルスタンドのパイプ部材SPとを連結する
連結保持部である。
【0013】図1に符号10で示すこの発明のクランプ
装置は、図2以下に明示するように、パイプ部材SPの
ための挟持部12を備えたクランプ本体部材11と、該
クランプ本体部材11に対向して配置された押え部材2
0とを有し、これらの間に前記挟持部12をはさんで両
側に設けられた第1締付ボルト部材30ならびに第1ナ
ット部材35及び第2締付ボルト部材40ならびに第2
ナット部材45によって、押え部材20を前記クランプ
本体部材11に対して接近又は離間自在に構成したもの
である。
【0014】図2の分解斜視図及び図3及び図4の断面
図からわかるように、このクランプ装置10において
は、第1締付ボルト部材30は、クランプ本体部材11
一側の端部に形成された切欠溝部13に軸ピン31を
介して軸着されていて、押え部材20に対して軸回動自
在に設けられている。そして、この第1締付ボルト部材
30は、押え部材20の一側の端部に形成された挿入溝
部21に挿入されそのねじ部30Aに螺着する第1ナッ
ト部材35によって、図4のように該挿入溝部21の外
側に係着されるように構成されている。
【0015】また、第1締付ボルト部材30に取り付け
られた本体側座金33及びナット側座金34の間にそれ
らの座金33,34を常時外側方向に付勢するバネ32
が巻着されていて、該第1締付ボルト部材30の回動に
際しては前記本体側座金33がクランプ本体部材11の
前記切欠溝部13の外周面13A,13B,13Cに圧
接して摺動するようになっている。なお、本体側座金3
3が摺動する切欠溝部13の外周面のうち、図のよう
に、開き位置(図3の位置)に相当する部分13A及び
閉じ位置(図4の位置)に相当する部分13Bは安定保
持の点から平面にし、これらの平面をつなぐ角部分13
Cは曲面によって構成することが好ましい。これによっ
て、第1締付ボルト部材30はバネ32の付勢力のため
自由な軸回動が抑制され、クランプ本体部材11の前記
切欠溝部13の外周面13A,13B,13Cに圧接し
て位置保持しながら回動し、その結果、くるくる回るこ
とがなくなり手でおさえながら作業しなければならない
という煩雑さから開放される。
【0016】一方、第2締付ボルト部材40は、クラン
プ本体部材11の挟持部12をはさむ他側に形成された
取付孔14に前記押え部材20に対して突設されてい
る。この第2締付ボルト部材40は、押え部材20
成された貫通孔22に該押え部材20がクランプ本体部
材11に対して揺動可能なように貫設され、そのねじ部
40Aに螺着する第2ナット部材45によって該貫通孔
22の外側に係着されるように構成されており、かつ第
2締付ボルト部材40にはクランプ本体部材11と押え
部材20との間に該押え部材20を常時外側方向に付勢
するバネ41が巻着されている。なお、図の符号14A
はクランプ本体11側のバネ受け凹部、22Aは押え部
材20側のバネ受け凹部である。
【0017】貫通孔22は、図3及び図4の断面図から
わかるように、その内側が少なくとも押え部材20の長
さ方向に大きい穴部として構成されていて、押え部材2
0はその穴の大きさによって揺動することができる。ま
た、図示の例では、請求項2の発明として規定したよう
に、押え部材20の貫通孔22の外面22Bに、図5に
示すような該貫通孔22の軸線方向と直交し押え部材2
0の幅方向に凹曲面とされた凹溝部23が形成されてお
り、かつ第2ナット部材45の下面45Aには、この凹
溝部23に対応して、図6に示すような該凹溝部に入り
込むことができる凸曲面とされた突条部46が形成され
ている。このような押え部材20の凹溝部23とナット
部材45の突条部46とによって、第2締付ボルト40
のねじ部40Aに螺着されたナット部材45は半回転ご
とにその突条部46が押え部材20の凹溝部23に入り
込み、節度感のあるナット部材45の回動ができるとと
もに、ゆるみ止めにもなる。
【0018】押え部材20の他側の端部、つまり前記挿
入溝部21と反対側の端部には、クランプ本体部材11
側に突出するアーム部25が突設されている。また、ク
ランプ本体部材11にはこの押え部材20のアーム部2
5が入り込みクランプ本体部材11に対して接近離間す
方向には移動が可能でかつ該接近離間する方向と直交
する方向への移動を規制する案内窓部15が形成されて
いる。この押え部材20のアーム部25とクランプ本体
部材11の案内窓15によって、押え部材20はクラン
プ本体部材11に対して接近離間する方向には移動が自
在となるが、該接近離間する方向と直交する方向、つま
り図2の上下方向への移動が規制される。
【0019】押え部材20は、前記したように第2締付
ボルト部材40及び第2ナット部材45によってクラン
プ本体部材11に対して揺動可能なように取り付けられ
ているこのアーム部25によって、結局、クランプ
本体部材11に対して接近離間する方向にのみ移動が可
能となる。そして、この押え部材20はバネ41が介在
されているものであるから、押え部材20のアーム25
側を指で図3の矢印dのように押と、押え部材20の
挿入溝21側が同図矢印uのように開き、アーム25側
の力をゆるめて元に戻すと、挿入溝21側は閉じる。す
なわち、押え部材は、いわば「洗濯バサミ」のような動
きを行う。従って、パイプ部材SPの取付又は取り外し
に際しては、この「洗濯バサミ」の動きを利用して、挿
入溝21側の開閉を行えば、その作業は極めて簡単容易
となる。なお、図の符号29はこの「洗濯バサミ」動作
を助けるための指掛け部である。
【0020】上述した構は、この種楽器用クランプ装
置において通常行われるように、クランプ本体部材に対
して左右対称に設けることができる。また、図示した実
施例のように、左右別個な取付機構を採用することも自
由である。これは、請求項3及び4の発明として規定さ
れる。
【0021】すなわち、請求項3の発明は、請求項1又
は2の発明において、クランプ本体部材11の切欠端部
13と反対側の端部に保持用孔部16に連続してすり割
部17が形成され、該すり割部17を圧締弛緩する第3
締付ボルト部材50ならびに第3ナット部材55が設け
られたものである。図の符号18は第3締付ボルト部材
50のためにクランプ本体部材11に設けられた取付
孔、19は取付孔、50Aはねじ部、51はバネ、52
は座金である。
【0022】また、請求項4の発明は、上記請求項3の
発明において、前記した保持用孔部16に保持部材本体
60が取り付けられ、該保持部材本体60に角度調整部
材70を介してロッド挿通孔81を有する第4締付ボル
ト部材80が取り付けられ第4ナット部材85によって
締付固定されるように構成されているものである。
【0023】保持部材本体60は、図2及び図7に図示
したように、下部にクランプ本体部材11の保持孔16
に挿入される円柱又は円筒形状の差込部61を備え、上
部に環状歯部63を有する合着部62を有する。環状歯
部63の中心には第4締付ボルト部材80を挿通する取
付孔65が形成されている。角度調整部材70は、同じ
く図2及び図8に図示したように、貫通孔73を有する
円筒状本体71の一側に前記保持部材本体60の環状歯
部63に歯合する環状の合着歯部72を有し、他側には
貫通孔73と直交状に形成されたロッド係着溝76を備
えたロッド保持部75を有する。なお、図2において、
符号82は第4締付ボルト部材80のねじ部、83及び
84はバネ、86は座金である。
【0024】そして、ロッドRを第4締付ボルト部材8
0のロッド挿通孔81に挿通して、該第4締付ボルト部
材80を角度調整部材70の貫通孔73及び保持部材本
体60の取付孔65に挿通して第4ナット部材85に螺
着する。ロッドRが角度調整部材70のロッド係着溝7
6に係着するように、かつ角度調整部材70の合着歯部
72を回動してロッドRの角度位置ならびに長さ位置を
調整した後、第4ナット部材85を緊締する。これによ
って、第4締付ボルト部材80のロッド挿通孔81に挿
通されたロッドRは、その角度位置及び長さ位置で角度
調整部材70のロッド係着溝76に係着保持される。図
1は、ロッドRに第2シンバルS2が保持された例であ
る。角度調整部材70によってロッドRの角度位置、つ
まり第2シンバルS2の位置調整が自在になされる。
【0025】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
おける楽器用クランプ装置よれば、パイプ部材への取
付に際し、第1締付ボルト部材の軸回動に際しては本体
側座金がクランプ本体部材の切欠溝部の外周面に圧接し
て摺動し、該第1締付ボルト部材がその自由な軸回動が
抑制され位置保持がなされるものであるから、従来のよ
うに該ボルト部材がくるくる回り手でおさえながら作業
しなければならないという煩雑さから解放される。
【0026】同時に、押え部材にはクランプ本体部材側
に突出するアーム部が突設されており、クランプ本体部
材には押え部材のアーム部が入り込みクランプ本体部材
11に対して接近離間する方向には移動が可能でかつ該
接近離間する方向と直交する方向への移動を規制する案
内窓部が形成されているので、該押え部材はクランプ本
体部材に対して接近離間する方向にのみ移動が可能とな
る。さらに、揺動可能な押え部材はバネが介在されてい
るものであるから、前記したように押え部材は「洗濯バ
サミ」のような動きをもって、パイプ部材の取付又は取
り外し作業を極めて簡単容易に行うことができる。
【0027】このように、この発明構造によれば、わざ
わざ作業者によってクランプ本体部材や押さえ部材を手
で押さえてパイプ部材を挟持部に保持させなければなら
なかった従来構造に比べて、パイプ部材の取り付け作業
が格段と容易になる。また、挟持部で保持されたパイプ
部材に対する上下位置の移動調節も簡単にできる。な
お、請求項2の発明のように構成すれば、節度感のある
ナット部材の回動ができるとともに、ゆるみ止め効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の楽器用クランプ装置をシンバルスタ
ンドに適用した実施例を示す正面図である。
【図2】その楽器用クランプ装置の分解斜視図である。
【図3】その楽器用クランプ装置の開状態を示す断面図
である。
【図4】同じく楽器用クランプ装置の閉状態を示す断面
図である。
【図5】押え部材の正面図である。
【図6】第2ナット部材の側面図である。
【図7】保持部材本体の背面図である。
【図8】角度調整部材の正面図である。
【図9】従来の楽器用クランプ装置の一例を示す正面図
である。
【図10】従来の楽器用クランプ装置の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 楽器用クランプ装置 11 クランプ本体部材 12 挟持部 13 切欠溝部 13A,13B,13C 切欠溝部の外周面 14 取付孔 15 案内窓部 16 保持用孔部 17 すり割部 20 押え部材 21 挿入溝部 22 貫通孔 23 凹溝部 25 アーム部 30 第1締付ボルト部材 30A ねじ部 32 バネ 33 本体側座金 34 ナット側座金 35 第1ナット部材 40 第2締付ボルト部材 40A ねじ部 41 バネ 45 第2ナット部材 46 突条部 50 第3締付ボルト部材 55 第3ナット部材 60 保持部材本体 70 角度調整部材 80 第4締付ボルト部材 81 ロッド挿通孔 85 第4ナット部材 SP,P パイプ部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ部材(SP)のための挟持部(1
    2)を備えたクランプ本体部材(11)と該クランプ本
    体部材に対向して配置された押え部材(20)とを有
    し、これらの間に前記挟持部をはさんで両側に設けられ
    た第1締付ボルト部材(30)ならびに第1ナット部材
    (35)及び第2締付ボルト部材(40)ならびに第2
    ナット部材(45)によって、前記押え部材を前記クラ
    ンプ本体部材に対して接近又は離間自在に構成したクラ
    ンプ装置であって、 前記第1締付ボルト部材(30)前記クランプ本体
    部材の一側の端部に形成された切欠溝部(13)内に軸
    回動自在に軸着されていて、前記押え部材の一側の端部
    に形成された挿入溝部(21)に挿入され前記第1ナッ
    ト部材を螺着して該挿入溝部の外側に係着されるように
    構成されており、かつ前記第1締付ボルト部材に取り付
    けられた本体側座金(33)及びナット側座金(34)
    の間にそれらの座金を常時外側方向に付勢するバネ(3
    2)が巻着されていて、前記第1締付ボルト部材の軸回
    動に際しては前記本体側座金が前記クランプ本体部材の
    切欠溝部の外周面(13A,13B,13C)に圧接し
    て摺動し、 前記第2締付ボルト部材(40)は、前記クランプ本体
    部材に形成された取付孔(14)に突設されていて、
    押え部材に形成された貫通孔(22)に該押え部材が
    前記クランプ本体部材に対して揺動可能なように貫設さ
    前記第2ナット部材を螺着して該貫通孔の外側に係着
    されるように構成されており、かつ前記第2締付ボルト
    部材には前記クランプ本体部材と押え部材との間に該押
    え部材を常時外側方向に付勢するバネ(41)が巻着さ
    れており、 前記押え部材(20)他側の端部には前記クランプ本
    体部材側に突出するアーム部(25)が突設されてお
    り、前記クランプ本体部材には前記アーム部が入り込み
    クランプ本体部材に対して接近離間する方向への移動が
    可能でかつ該接近離間方向と直交する方向への移動を規
    制する案内窓部(15)が形成されていることを特徴と
    する楽器用クランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押え部材の貫通
    孔の外面に該貫通孔の軸線方向と直交し押え部材の幅方
    向に凹曲面とされた凹溝部(23)が形成され、かつ前
    記第2ナット部材(45)の下面には前記凹溝部に対応
    して該凹溝部に入り込むことができる凸曲面とされた突
    条部(46)が形成されている楽器用クランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記クランプ
    本体部材の切欠溝部と反対側の端部に保持用孔部(1
    6)に連続してすり割部(17)が形成され、該すり割
    部を圧締弛緩する第3締付ボルト部材(50)ならびに
    第3ナット部材(55)が設けられている楽器用クラン
    プ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記保持用孔部に保
    持部材本体(60)が取り付けられ、該保持部材本体に
    角度調整部材(70)を介してロッド挿通孔(81)を
    有する第4締付ボルト部材(80)が取り付けられ第4
    ナット部材(85)によって締付固定されるように構成
    されている楽器用クランプ装置。
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