JP3447595B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3447595B2 JP36420798A JP36420798A JP3447595B2 JP 3447595 B2 JP3447595 B2 JP 3447595B2 JP 36420798 A JP36420798 A JP 36420798A JP 36420798 A JP36420798 A JP 36420798A JP 3447595 B2 JP3447595 B2 JP 3447595B2
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裕史 ▲崎▼田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いられる現像装
置などの画像形成装置用ユニットおよび画像形成装置に
係り、詳しくは、自己に関する情報を画像形成装置と通
信可能な画像形成装置用ユニットおよびそれを備えた画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置とし
ては、それぞれ所定の現像剤を収容するとともに像担持
体に対向して配置された複数の現像器と、該現像器に現
像剤を補給するように各現像器に対応してトナー補給部
に設けられた現像剤補給容器とを備え、該像担持体に形
成された潜像を可視像化する現像装置が設けられたもの
が一般的である。このような現像装置のトナー補給部
に、現像剤補給容器としてのトナーカートリッジを装着
するときの誤装着防止機構として、例えば、特開平4−
1682号公報に開示されているものがある。これは、
トナー補給部に設置された情報読み取り手段としてのバ
ーコードリーダーで、トナーカートリッジに表示された
バーコード情報を読み取り、その読み取り結果から装着
するトナーカートリッジが適正なものか否かという適否
判定を行い、それに基づいて誤装着防止シャッタを動作
させてトナーカートリッジの誤装着を防止するものであ
る。
【0003】また、不揮発性メモリ等の情報記憶媒体を
備えた現像剤補給容器が現像装置のトナー補給部に設置
された際に、現像器と現像剤補給容器との間で電気回路
が構成されるようにし、現像剤補給容器が保有している
情報を電気信号で現像器側あるいは本体装置側へ付与し
てその適否判定に基づいて誤装着防止を図る提案もよく
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記特開平
4−1682号公報に開示されたトナーカートリッジの
誤装着防止機構を用いると、バーコードをトナーカート
リッジごとに、またバーコードリーダーなどの情報読み
取り手段をトナー補給部ごとに設ける必要があり、コス
トの上昇を招いてしまう。
【0005】また、トナーカートリッジに表示されたバ
ーコードが現像剤やトナーの直近に晒されるので汚染さ
れやすくなるとともに、バーコードリーダーなどの光学
的な情報読み取り手段も現像剤やトナーの汚染の影響を
受け易く、バーコード読み取りエラーなどの弊害が発生
する。
【0006】現像器と不揮発性メモリ等の情報記憶媒体
を備えた現像剤補給容器との間で電気回路を構成し、現
像剤補給容器が保有している情報を電気信号で授受する
方法も、接点がトナーや現像剤などに晒されるため汚染
され易く、接触不良や磨耗などの弊害を発生する。
【0007】本発明は前記従来の問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的は、低コストかつ信頼性の高い方
法で、画像形成装置本体への誤装着を防止できる、現像
剤補給容器のみならず画像形成プロセスに係わる各種ユ
ニットとしての画像形成装置用ユニットを用いた画像形
成装置を提供することにある
【0008】
【課題を解決するための手段】求項に係る発明の画
像形成装置は、前記課題を解決するために、記録材上に
画像を形成する画像形成装置の本体の所定部位に着脱可
能であって、画像形成プロセスを行い、自身に関する情
報である個別情報を格納する格納手段と、給電されるこ
とにより前記画像形成装置の本体に設けられた本体側通
信手段へ前記個別情報を電磁波を用いて送信する通信手
段とを有し、前記所定部位への装着操作に伴って、前記
格納手段に格納されている前記個別情報を前記通信手段
によって前記本体側通信手段へ送信する画像形成装置用
ユニットと、前記画像形成装置用ユニットの装着操作を
検知する検知手段と、前記本体側通信手段を構成し、前
記検知手段による前記画像形成装置用ユニットの装着操
作の検知に伴い前記画像形成装置用ユニットの前記通信
手段から送信される前記個別情報を受信する受信手段
と、前記受信手段が受信した個別情報を復調して読み取
る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取ら
れた個別情報の内容から、前記画像形成装置用ユニット
が装着された部位が前記所定部位に一致するか否かを示
す整合性、および前記所定部位に装着された画像形成装
置用ユニットが適切なものであるか否かを示す適合性を
判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を表
示する表示手段および警告する警告手段の少なくとも一
方とを有することを特徴としている。
【0009】前記の発明によれば、画像形成装置は、画
像形成装置用ユニットの装着が行われるとこれを検知手
段によって検知し、画像形成装置用ユニットの通信手段
から送信された個別情報を受信手段が受信して、読み取
り手段が復調して読み取る。次いで、画像形成装置用ユ
ニットの装着された部位が画像形成装置の所定部位に一
致するか否かを示す整合性、および画像形成装置の所定
部位に装着された画像形成装置用ユニットが適切なもの
であるか否かを示す適合性を判定手段によって判定す
る。そして、判定結果を表示手段で表示したり、警告手
段で警告するようになっている。
【0010】従って、ユーザは装着した画像形成装置用
ユニットの適否を容易に知ることができるので、画像形
成装置用ユニットの画像形成装置への誤装着を防止しや
すくなる。
【0011】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、記録材上に画像を形成する画
像形成装置の本体の所定部位に着脱可能であって、画像
形成プロセスを行い、自身に関する情報である個別情報
を格納する格納手段と、給電されることにより前記画像
形成装置の本体に設けられた本体側通信手段へ前記個別
情報を電磁波を用いて送信する通信手段とを有し、前記
所定部位への装着操作に伴って、前記格納手段に格納さ
れている前記個別情報を前記通信手段によって前記本体
側通信手段へ送信し、前記格納手段は外部から新規に追
加される情報である追加情報を前記個別情報として格納
することが可能であり、前記通信手段は前記追加情報を
受信することが可能である画像形成装置用ユニットと、
前記画像形成装置用ユニットの装着操作を検知する検知
手段と、前記本体側通信手段を構成し、前記検知手段に
よる前記画像形成装置用ユニットの装着操作の検知に伴
い前記画像形成装置用ユニットの前記通信手段から送信
される前記個別情報を受信するとともに、前記画像形成
装置用ユニットの前記通信手段に前記追加情報を送信す
る送受信手段と、前記送受信手段が受信した個別情報を
復調して読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段に
よって読み取られた個別情報の内容から、前記画像形成
装置用ユニットが装着された部位が前記所定部位に一致
するか否かを示す整合性、および前記所定部位に装着さ
れた画像形成装置用ユニットが適切なものであるか否か
を示す適合性を判定する判定手段と、前記判定手段によ
る判定結果を表示する表示手段および警告する警告手段
の少なくとも一方とを有することを特徴としている。
【0012】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットは、任意の情報を追加情報として通信手段で受信
し、格納手段に格納することが可能である。そして画像
形成装置は、画像形成装置用ユニットの装着が行われる
とこれを検知手段によって検知し、画像形成装置用ユニ
ットの通信手段から送信された個別情報を送受信手段が
受信して、読み取り手段が復調して読み取る。次いで、
画像形成装置用ユニットの装着された部位が画像形成装
置の所定部位に一致するか否かを示す整合性、および画
像形成装置の所定部位に装着された画像形成装置用ユニ
ットが適切なものであるか否かを示す適合性を判定手段
によって判定する。また、判定結果を表示手段で表示し
たり、警告手段で警告するようになっている。
【0013】従って、ユーザは装着した画像形成装置用
ユニットの適否を容易に知ることができるので、画像形
成装置用ユニットの画像形成装置への誤装着を防止しや
すくなる。
【0014】また、送受信手段は画像形成装置用ユニッ
トに追加情報を送信することが可能であるため、画像形
成装置側から画像形成装置用ユニットの個別情報を適切
なものに変更することができる。従って、例えばこの追
加情報を画像形成装置用ユニットの使用履歴に関する情
報とすることにより、格納手段にリサイクル情報などの
有用な情報を蓄積することができる。すなわち、画像形
成装置用ユニットの格納手段は、1つのチップで誤装着
防止と使用履歴の記憶との両方を可能にする。
【0015】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項またはに記載の画
像形成装置において、前記画像形成装置用ユニットが、
電子写真方式の前記画像形成装置に用いられる感光体ユ
ニット、感光体露光ユニット、現像ユニット、現像剤補
給容器、現像カートリッジ、感光体帯電ユニット、転写
ユニット、感光体除電ユニット、感光体クリーニングユ
ニット、原稿読み取り光学ユニット、および定着ユニッ
トの中から選ばれる少なくとも1つであることを特徴と
している。
【0016】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットに、電子写真方式の画像形成装置に用いられる感光
体ユニット、感光体露光ユニット、現像剤補給容器、現
像カートリッジ、感光体帯電ユニット、感光体除電ユニ
ット、感光体クリーニングユニット、原稿読み取り光学
ユニット、および定着ユニットが適用される。
【0017】従って、このような画像形成装置用ユニッ
トの種類に応じて個別情報の通信が行われるので、電子
写真方式の画像形成装置においてこれらを装着する際の
識別が容易になる。
【0018】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置用ユ
ニットの前記通信手段による前記個別情報の送信は、前
記画像形成装置用ユニットの前記所定部位への装着開始
を示す所定の操作とともに開始され、前記個別情報の受
信と、受信した前記個別情報の復調読み取りと、読み取
った前記個別情報の内容の前記整合性および前記適合性
の判定と、判定結果の表示および警告とを、前記所定部
位への装着完了を示す所定の操作よりも以前に完了する
ことを特徴としている。
【0019】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットの所定部位への装着開始を示す操作の段階から装着
完了を示す操作の段階で、例えば複写機の場合は前キャ
ビネットを開けている間などで、画像形成装置の本体と
の通信およびそれに対する本体側の処理を完了する。従
って、画像形成装置用ユニットが画像形成装置の本体に
装着完了する前に判定結果の表示や警告が行われ、誤っ
た装着を未然に防ぐことができる。
【0020】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置用ユ
ニットの前記通信手段による前記個別情報の送信は、前
記画像形成装置用ユニットが前記所定部位への装着操作
に伴って本体に接近するのを検知すると開始されること
を特徴としている。
【0021】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットが画像形成装置の本体の所定部位に接近しただけで
検知手段がこれを検知し、これに基づいて画像形成装置
用ユニットの通信手段が個別情報の送信を開始する。従
って、例えば画像形成装置用ユニットが梱包された状態
であれば、これを所定部位に接近させることで開梱前に
正しい画像形成装置用ユニットであるか否かが分かり、
例えばトナーカートリッジであれば、所定部位にとって
正しいトナーであるか異種トナーであるかを表示したり
警告したりすることができる。
【0022】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置用ユ
ニットの前記通信手段による前記個別情報の送信は、前
記画像形成装置用ユニットの前記所定部位への装着完了
を示す操作に伴って開始されることを特徴としている。
【0023】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットの通信手段は、画像形成装置用ユニットが所定部位
に装着完了してから個別情報を送信するので、作業の完
了を知ることができる。また、装着操作が確実に完了し
ていないと個別情報が発信されないので不完全な作業が
なされることを防止することができる。
【0024】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、本体の所定位置に収ま
っている通常状態と前記画像形成装置用ユニットが着脱
可能な準備状態との間で状態切り換えが可能であるとと
もに前記画像形成装置用ユニットを保持する保持部材を
有し、前記画像形成装置用ユニットの前記通信手段によ
る前記個別情報の送信は、前記画像形成装置用ユニット
の前記所定部位への装着操作に伴う前記保持部材の前記
通常状態から前記準備状態への状態切り換え動作に伴っ
て開始され、前記保持部材の前記準備状態から前記通常
状態への状態切り換え動作に伴って終了することを特徴
としている。
【0025】前記の発明によれば、保持部材が準備状態
にあるときにのみ画像形成装置用ユニットの通信手段が
個別情報を送信するので、画像形成装置用ユニットから
放出される電磁波が必要最小限ですみ、低コスト化を図
ることができる。
【0026】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置用ユ
ニットの前記通信手段による前記個別情報の送信は、す
でに装着されている画像形成装置用ユニットの前記格納
手段に前記個別情報として予め格納されている前記画像
形成装置用ユニットの交換時期または置換時期への到達
後に開始可能とされ、新たな前記画像形成装置用ユニッ
トへの交換作業または置換作業の完了に伴って終了する
ことを特徴としている。
【0027】前記の発明によれば、格納手段には、その
画像形成装置用ユニットを同種で新規の画像形成装置用
ユニットに交換する交換時期、またはその画像形成装置
用ユニットを異種の画像形成装置用ユニットに置換する
置換時期が個別情報として格納されている。画像形成装
置の本体にすでに装着されている画像形成装置用ユニッ
トの交換時期または置換時期への到達を検知すると、新
たな画像形成装置用ユニットからの個別情報の送信を受
け付けるようになる。
【0028】そして、新たな画像形成装置用ユニットへ
の交換作業または置換作業の完了を検知すると、新たな
画像形成装置用ユニットからの個別情報の送信が終了す
るようになっている。
【0029】従って、交換作業または置換作業を行うメ
ンテナンス時のみ画像形成装置用ユニットの通信手段に
よる送信が行われるので、不要な電磁波の発生がなく、
低コスト化を図ることができる。
【0030】請求項に係る発明の画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項ないしのいずれか
に記載の画像形成装置において、前記送受信手段が前記
画像形成装置用ユニットの前記通信手段に送信する命令
に基づいて、前記画像形成装置用ユニットが自身に関す
る状態について診断して送信した診断結果を前記個別情
報として受信すると、前記表示手段による前記診断結果
の表示と前記警告手段による前記診断結果に関する警告
との少なくとも一方を行うことを特徴としている。
【0031】前記の発明によれば、画像形成装置の送受
信手段は、画像形成装置用ユニットの通信手段に画像形
成装置用ユニット自身に関する状態、例えば画像形成装
置用ユニットの機内温度情報などの内部状態や、負荷状
態、稼働時間について診断するよう要求し、画像形成装
置用ユニットはそれを受けて診断結果を個別情報として
画像形成装置の送受信手段に送信する。そして、画像形
成装置は、その個別情報を受信すると、診断結果を表示
したり、診断結果に関する警告を行ったりする。
【0032】従って、交換する画像形成装置用ユニット
の使用履歴の情報などが画像形成装置にとって適切なも
のか否かを、画像形成装置側から要求するたびに知るこ
とができる。
【0033】請求項10に係る発明の画像形成装置は、
前記課題を解決するために、請求項ないしのいずれ
かに記載の画像形成装置において、前記検知手段が前記
画像形成装置用ユニットの装着操作を検知すると、前記
送受信手段の動作状態が所定時間だけ前記個別情報を受
信する受信動作状態に保持された後、前記画像形成装置
用ユニットが装着されて前記判定手段によって判定され
る前記整合性または前記適合性の判定結果に基づいて、
前記送受信手段の動作状態が前記画像形成装置用ユニッ
トへ前記追加情報を送信する送信動作状態へ切り換えら
れることを特徴としている。
【0034】前記の発明によれば、画像形成装置は、画
像形成装置用ユニットの装着操作を検知すると受信状態
となって個別情報を受信し、所定時間経過後に自動的に
送信状態となって、整合性または適合性の判定結果に基
づいた追加情報を画像形成装置用ユニットへ送信する。
従って、画像形成装置用ユニットは画像形成装置から状
況に応じた適切な追加情報を受信することができる。
【0035】請求項11に係る発明の画像形成装置は、
前記課題を解決するために、請求項ないし10のいず
れかに記載の画像形成装置において、前記電磁波の進行
方向に指向性を付与する指向性付与手段を有することを
特徴としている。
【0036】前記の発明によれば、電磁波に指向性が付
与されているので、電磁波を効率的に目的の箇所へ送る
ことができるとともに、電磁波の発生を最小限に抑える
ことができる。
【0037】請求項12に係る発明の画像形成装置は、
前記課題を解決するために、請求項11に記載の画像形
成装置において、前記本体側通信手段が本体の略中心部
に設けられていることを特徴としている。
【0038】前記の発明によれば、本体側通信手段を画
像形成装置本体の略中心部に配置するので、例えば画像
形成装置が複数台隣接して並んでいるような場合に、所
定の画像形成装置が送受信する電磁波と、その近隣の画
像形成装置が送受信する電磁波との干渉を避けることが
できる。
【0039】請求項13に係る発明の画像形成装置は、
前記課題を解決するために、請求項11または12に記
載の画像形成装置において、前記画像形成装置用ユニッ
トが本体の略中心部に装着されることを特徴としてい
る。
【0040】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットが画像形成装置本体の略中心部に設けられているこ
とにより、画像形成装置用ユニットの通信手段も略中心
部に位置することになるので、電磁波の画像形成装置外
部への不要輻射をできるだけ防止し、他の装置の誤動作
などを生じさせないようにすることができる。
【0041】請求項14に係る発明の画像形成装置は、
前記課題を解決するために、請求項ないし13のいず
れかに記載の画像形成装置において、前記本体側通信手
段は、前記画像形成装置用ユニットの装着操作に伴って
本体から離反するように移動する可動部位に設けられて
いることを特徴としている。
【0042】前記の発明によれば、本体側通信手段は、
画像形成装置用ユニットを本体の所定部位に装着する操
作に伴って本体から離反するように移動する可動部位に
設けられているので、この可動部位が本体から離反した
状態で通信を行うことにより、金属である本体のフレー
ムから充分離れた位置で画像形成用ユニットと交信する
ことができ、安定した電磁波の伝播状態を確保すること
が可能になる。
【0043】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の画像形成装置用ユニットおよびそれを備えた画
像形成装置の一実施の形態について図1ないし図42に
基づいて説明すれば以下の通りである。
【0044】図1に本実施の形態の画像形成装置として
の複写機1を示す。複写機1は、大別して原稿読み取り
部2、画像形成部3、および搬送部4から構成される。
【0045】原稿読み取り部2は、原稿載置台5および
スキャナー6から構成され、原稿載置台5に載置された
原稿の画像をスキャナー6で走査して読み取る。読み取
りに際して原稿からの反射光は、後述する露光装置7を
構成する反射ミラー7a・7b・7c・7d・7eを介
して後述の感光体8に導かれる。
【0046】画像形成部3は、図2に示すように、露光
装置7、感光体8、帯電装置9、現像装置10、転写装
置11、クリーニング装置12、除電装置13、および
定着装置14から構成される。この画像形成部3におけ
る電子写真プロセスは次のようになる。まず静電潜像担
持体である感光体8の表面を帯電装置9により帯電させ
て、電荷付与を行う。次いで、潜像形成手段である露光
装置(前述した反射ミラー7a・7b・7c・7d・7
e)7を用いて感光体8表面を露光し、静電潜像を形成
する。そして、現像装置10により、現像剤であるトナ
ー15を感光体8上に付着させることにより現像を行
い、静電潜像をトナー像として可視化する。
【0047】この現像装置10のトナー補給部には、図
3に示すように、トナー15を現像装置10に供給する
現像カートリッジ10aが着脱可能に設けられている。
また、現像カートリッジ10aには、同図に示すように
後述する通信装置(通信手段)T1が設けられており、
その上部の複写機本体側に設けられた本体側通信装置
(本体側通信手段)T2と通信することができるように
なっている。トナー像は、転写装置11により転写紙
(記録材)Pに転写され、さらに定着装置14によって
定着される。
【0048】感光体8上に残留したトナー15はクリー
ニング装置12で掻き落とされ、廃トナーとしてそこに
回収される。感光体8上には、残留トナーが除去されて
も電荷が若干残留しているため、除電装置13によって
これを除電する。除電過程を終えると感光体8表面は初
期レベルに戻り、新たに次のコピーサイクルが開始され
ることになる。
【0049】搬送部4は、給紙トレイ16または手差し
トレイ17から給紙ローラ18およびPSローラ19に
よって転写紙Pを画像形成部3に搬送するとともに、画
像形成を終えた転写紙Pを排紙ローラ20によって排紙
トレイ21に排出する。
【0050】前例では、現像カートリッジ10aを画像
形成装置用ユニットとしているが、これに限らず、上記
の構成の複写機1において、スキャナー(原稿読み取り
光学ユニット)6、感光体(感光体ユニット)8、帯電
装置(感光体帯電ユニット)9、露光装置(感光体露光
ユニット)7、現像装置(現像ユニット)10、転写装
置(転写ユニット)11、クリーニング装置(感光体ク
リーニングユニット)12、除電装置(感光体除電ユニ
ット)13、定着装置(定着ユニット)14、メンテナ
ンスのときに一時的に取り付けられるトナーボトル(現
像剤補給容器)、および以上の画像形成部の各ユニット
が2つ以上複合されたプロセスユニットなど、複写機本
体に着脱可能なものは、それぞれ本実施の形態で言う画
像形成装置用ユニット(以後複写機用ユニットと呼ぶこ
とにする)に相当する。
【0051】複写機用ユニットの通信装置T1は、図4
に示すように、アンテナ(通信手段)31、送受信回路
(通信手段)32、CPU33、制御回路34、ROM
35、および強誘電体メモリ(FRAM)などのRAM
(格納手段)36から構成される。
【0052】RAM36には、それぞれの複写機用ユニ
ット自身に関する個別情報が格納されている。例えば、
図5に示すように、RAM36の領域aには製造年月
日、領域bには製造社名・製造工場名、領域cには型
番、領域dには適用機種番号、領域eには製造番号・管
理番号などのセキュリティ事項、そして領域fにはその
他随時必要な情報が格納されるといったようなメモリマ
ップとなっている。
【0053】強誘電体メモリは不揮発性であるので複写
機用ユニットの個別情報の保持性に優れるとともに、E
EPROMやフラッシュメモリといった従来の不揮発性
メモリと比較して高速の書き換えが可能であって、これ
を制御するCPU33の負担を大幅に軽減することがで
きる。また、低消費電力であるためランニングコストを
低く抑えることができるとともに、一兆回以上の書き換
えが可能という優れた書き換え耐性を有しているため長
寿命である。
【0054】制御回路34は、RAM36から上記メモ
リマップ中の必要な情報を読み出して送受信回路32か
ら送信させる。個別情報の送信にあたっては、送信開始
後これを連続的に行うようにすれば、連続信号の送信で
すむので送信の制御が簡単になる。一方、個別情報の送
信を間欠的に継続して行えば、間欠信号を送ることにな
るので省電力化を図ることができる。どちらの送信形態
を用いるかは、ユーザによって自由に選択される。ま
た、送受信回路32は後述する本体側通信装置T2から
給電のための電磁波を受信する機能も有している。
【0055】CPU33は、ROM35に格納されてい
るプログラムの実行、RAM36に格納されている情報
の読み出しや転送、およびアンテナ31からの情報の送
信に対する制御を行う。
【0056】一方、複写機本体の本体側通信装置T2
は、図6に示すように、アンテナ41、送受信回路4
2、復調回路43、制御回路44、検知回路45、CP
U46、ROM47、RAM48、表示部49、および
警告部50から構成される。図1では、図3の現像カー
トリッジ10aの上方に対向する箇所にこの本体側通信
装置T2(ただし、表示部49・警告部50は複写機1
の操作パネル付近に設けられている)を取り付けた例を
示している。
【0057】複写機用ユニットに対して複写機本体に装
着されるべく操作が行われると、検知回路(検知手段)
45がこれを検知し、制御回路44が送受信回路42を
制御して、複写機用ユニットに給電のための電磁波を送
る。これはすなわち、複写機用ユニットに個別情報の送
信を要求する信号となる。そして、複写機用ユニットの
送受信回路32が送信する個別情報を送受信回路(受信
手段、送受信手段)42で受信し、復調回路(読み取り
手段)43で復調して読み取る。
【0058】CPU(判定手段)46は、復調した個別
情報から、複写機用ユニットの装着された位置が複写機
本体の所定部位であるか否かを示す整合性、および複写
機本体の所定部位に装着された複写機用ユニットが正し
いものであるか否かを示す適合性を判定し、判定結果を
出力する。
【0059】整合性は、複写機用ユニットが発する電磁
波が複写機本体の送受信装置42でどのくらいの強度で
受信されるかということに基づいて判定される。複写機
用ユニットが正規の位置に取り付けられていれば、そこ
から発せられる電磁波は常に一定の強度で受信側で検知
されることになる。何らかの理由で、検知した電磁波が
弱いときは、複写機用ユニットが本来の適正位置から離
れた位置に取り付けられていることが考えられる。
【0060】逆に、受信した電磁波の強度が大きすぎる
ときは、複写機用ユニットの取り付け位置が受信側に近
すぎるか、全く別の電磁波を検知していると考えること
ができる。従って、整合性を判定する(複写機用ユニッ
トの装着位置を正確に判定する)ために、電磁波の強度
を検知することは有効な手段の1つとなる。
【0061】また、複写機用ユニットからは複写機本体
に対して複写機用ユニットごとに特定のレベルの信号が
発せられるようになっており、この信号レベルに基づい
て適合性の判定を行う。これによって他の複写機用ユニ
ットとの区別が容易になり、誤装着の防止を図ることが
できる。このように、整合性と適合性との判定を、電磁
波の強度と信号レベルとに基づいて行うことが有効であ
る。
【0062】判定結果は表示部(表示手段)49に表示
されるが、誤った装着であるときには警告部(警告手
段)50から警告が発せられる。また、表示部49は、
複写機用ユニットの保有する個別情報の送信状況および
送信結果を表示する機能も有する。このようにすれば、
複写機用ユニットが複写機本体と現在通信している状態
かどうか、あるいは通信が完全になされたかどうかを表
示するので、ユーザはこれを見ることで容易に状況判断
を行うことができる。
【0063】また、CPU46は、ROM47に格納さ
れているプログラムの実行、RAM48に格納されてい
るデータの読み出しや転送、アンテナ41からの情報の
送受信に対する制御、および検知回路45・表示部49
・警告部50の動作制御を行う。
【0064】本実施の形態における通信装置T1と本体
側通信装置T2との間の通信は、図7に示すように、通
信装置T1から本体側通信装置T2へ個別情報を送信す
るのみの一方向通信となっている。
【0065】前述したように、図3は複写機用ユニット
が現像カートリッジ10aである場合について図示した
ものであり、現像カートリッジ10aの上面に通信装置
T1を取り付けて固定した状態を示す。複写機本体側に
は、図6の本体側通信装置T2を通信装置T1の上部に
対向するように取り付ける。図3に示すように、通信装
置T1が取り付けられた現像カートリッジ10aを複写
機本体に押し込んで装着し、その操作に伴って個別情報
の送信を行う。
【0066】また、複写機用ユニットが現像カートリッ
ジ10aである場合の、通信装置T1および本体側通信
装置T2の他の配置例を図8および図9に示す。この場
合、図8に示すように、現像カートリッジ10aの前部
側の底部に通信装置T1が設けられ、図9に示すよう
に、現像カートリッジ10aを複写機本体に取り付ける
際にロック解除する現像ユニットレバー(保持部材・可
動部位)10bの内側に本体側通信装置T2が設けられ
ている。このような構成にすると、現像カートリッジ1
0aを複写機本体に装着する操作に伴って、通信装置T
1のアンテナ31と、現像ユニットレバー10bをロッ
ク状態(通常状態)からロック解除状態(準備状態)に
することにより複写機本体から離反させた本体側通信装
置T2のアンテナ41とが対向して最接近し、このとき
に個別情報の送信を開始することにより通信がスムーズ
に行われる。また、送信の終了は、現像カートリッジ1
0aが複写機本体にセットされて現像ユニットレバー1
0bをロック状態に戻した時点とすることができる。
【0067】また、複写機用ユニットを定着装置14と
した場合の、通信装置T1および本体側通信装置T2の
配置例を図10に示す。この場合、定着装置14の前部
側の底部に通信装置T1が設けられ、定着装置14を複
写機本体に装着する際にロック解除する定着ユニットレ
バー(保持部材・可動部位)14aの内側に本体側通信
装置T2が設けられている。このような構成にすると、
定着装置14を複写機本体に装着する操作に伴って、通
信装置T1のアンテナ31と、定着ユニットレバー14
aをロック状態(通常状態)からロック解除状態(準備
状態)にすることにより複写機本体から離反させた本体
側通信装置T2のアンテナ41とが対向して最接近し、
このときに個別情報の送信を開始することにより通信が
スムーズに行われる。また、送信の終了は、定着装置1
4が複写機本体にセットされて定着ユニットレバー14
aをロック状態に戻した時点とすることができる。
【0068】さらに、複写機用ユニットを、画像形成部
の各ユニットが2つ以上複合されたプロセスユニット2
2とした場合の、通信装置T1および本体側通信装置T
2の配置例を図11に示す。この場合、プロセスユニッ
ト22の前部側の底部に通信装置T1が設けられ、プロ
セスユニット22を複写機本体に装着する際にロック解
除するプロセスユニットレバー(保持部材・可動部位)
22aの内側に本体側通信装置T2が設けられている。
このような構成にすると、プロセスユニット22を複写
機本体に装着する操作に伴って、通信装置T1のアンテ
ナ31と、プロセスユニットレバー22aをロック状態
(通常状態)からロック解除状態(準備状態)にするこ
とにより複写機本体から離反させた本体側通信装置T2
のアンテナ41とが対向して最接近し、このときに個別
情報の送信を開始することにより通信がスムーズに行わ
れる。また、送信の終了は、プロセスユニット22が複
写機本体にセットされてプロセスユニットレバー22a
をロック状態に戻した時点とすることができる。
【0069】さらに、複写機用ユニットをトナーボトル
25とした場合の、通信装置T1および本体側通信装置
T2の配置例を図12(a)(b)(c)に示す。同図
(a)に示すように、複写機本体の補給口カバー(可動
部位)23に本体側通信装置T2を取り付けておき、同
図(b)に示すように、補給口カバー23を閉状態(通
常状態)から開状態(準備状態)にして補給口24上に
直立した状態とすることにより、本体側通信装置T2を
本体から最も離反した位置に置く。そして、同図(c)
に示すように、通信装置T1を取り付けたトナーボトル
25を補給口24にセットする。すると、トナーボトル
25の側面に取り付けた通信装置T1のアンテナ31
と、補給口カバー23に取り付けた本体側通信装置T2
のアンテナ41とが対向して最接近する。
【0070】従って、このようにトナーボトル25を複
写機本体に装着する操作に伴って、個別情報の送信を開
始することにより通信がスムーズに行われる。送信結果
がOKであれば、トナー15を貯蔵する図示しない貯蔵
部にトナー15を補給する。また、この例では、補給口
カバー23が閉状態から開状態となったときに自動的に
通信装置T1からの個別情報の送信が開始されるように
してもよい。
【0071】なお、図示しないが、複写機用ユニットを
スキャナー6とすることもできる。この場合、複写機本
体の外装を開放する操作に伴って複写機本体から離反す
るように開けられる原稿カバー(可動部位)に本体側通
信装置T2を設けるとよい。この場合、原稿カバーが閉
状態(通常状態)から開状態(準備状態)となるとき
に、スキャナー6に設けた通信装置T1のアンテナと本
体側通信装置T2のアンテナとがともに複写機本体から
充分離反するとともに、互いに接近するようにする。
【0072】このように、複写機本体は複写機用ユニッ
トと個別情報の通信を行うことができるようになってい
る。従って、複写機本体は、受信した個別情報から装着
される複写機用ユニットが装着にふさわしいものか否か
を判定することができるとともに、本体側通信装置T2
は一つ設けられていればよいので、従来のように、トナ
ー補給部ごとにバーコードリーダーを設けなくともよ
く、コストダウンを図ることができる。
【0073】また、無線による通信であるため、複写機
用ユニットや複写機本体がトナー15などによって汚染
されても通信に影響を与えないだけでなく、複写機用ユ
ニットの複写機本体への装着時に自動的に通信が行われ
るので、通信を行うために複雑な操作を行わなくてよ
い。
【0074】さらに、非接触状態で通信が行われるた
め、複写機用ユニットと複写機本体との間で電気回路を
構成することによる取り付け方法の規制がなく、取付形
態の設計自由度が向上する。さらに、これに伴って複写
機用ユニットが簡便な構造となることによる省スペース
化や、端子(コネクタ)が不要となることによる耐久性
の向上を図ることができる。
【0075】さらに、複写機用ユニットを複写機本体の
所定部位に装着する際に動かされる可動部位に本体側通
信装置T2を設けることにより、金属である本体のフレ
ームから充分離れた位置で複写機用ユニットと交信する
ことができ、安定した電磁波の伝播状態を確保すること
が可能になる。特に、可動部位が本体から最も離反した
状態で通信装置T1のアンテナ31と本体側通信装置T
2のアンテナ41とが最接近するようにすると、複写機
用ユニットの装着時における通信を確実なものにするこ
とができる。またこのとき、通信装置T1のアンテナ3
1と本体側通信装置T2のアンテナ41との間に電磁波
を遮る金属部分が存在しないとともに、可動部位が複写
機本体を構成する金属部分から最も離れるので、複写機
用ユニットの装着時における通信において電磁波が遮ら
れにくくなる。
【0076】次に、上述の構成の複写機用ユニットと複
写機本体との間の通信手順について、種々の例を挙げて
説明する。
【0077】図13は、本実施の形態における最も代表
的な通信のフローチャートである。S1で複写機用ユニ
ットが装着開始されると、S2で本体側通信装置T2の
検知回路45がこれを検知し、送受信回路42から複写
機用ユニットの通信装置T1の送受信回路32へ電磁波
を供給することにより通信装置T1への給電が行われ
る。給電が行われると、S3で複写機本体の図示しない
タイマーが起動する。装着開始とは、図14ないし図1
8のように、現像カートリッジ10aやトナーカートリ
ッジ26、トナーボトル25を所定部位の取り付け準備
位置にセットした時点を指す。
【0078】S4で通信装置T1はRAM36から読み
出した個別情報を送受信回路32から送信するので、S
5で本体側通信装置T2は送受信回路42でこれを受信
し、復調回路43で復調した後、予めRAM48内に格
納されている情報を参照して、この情報に対する個別情
報の整合性および適合性をCPU46によって判定す
る。整合および適合していればS6へ進んで表示部49
にその旨の判定結果を表示し、これに伴ってS7で複写
機本体の始動が許可されるので、S8で通信装置T1へ
の電磁波供給を止めて給電を終了する。
【0079】S5で個別情報が整合または適合していな
いと判断されるとS9へ進み、一定時間内では、すなわ
ちタイマーがUPするまではS4へ戻って個別情報の送
信を繰り返す。一方、S9でタイマーがUPすると、個
別情報が最終的に整合または適合しなかったとして、S
10で表示部49にその旨の判定結果を表示し、S11
で警告部50による警告、例えば警告灯の点灯などを行
ってS8へ進み、通信装置T1への電磁波供給を止めて
給電を終了する。
【0080】なお、このとき表示・警告までの動作を、
複写機用ユニットの所定部位への装着開始を示す操作の
段階から装着完了を示す操作の段階までに、例えば前キ
ャビネットを開けてから再び閉じるまでに完了する。従
って、複写機用ユニットが複写機本体に装着完了する前
に判定結果の表示や警告が行われ、誤った装着を未然に
防ぐことができる。
【0081】図19は、複写機用ユニットの装着開始と
ともに複写機用ユニットへの給電を自動的に行うため
に、本体側通信装置T2の検知回路45を近接検知回路
とした場合の通信のフローチャートである。
【0082】複写機用ユニットが複写機本体の所定部位
に接近すると、S21で本体側通信装置T2の近接検知
回路がこれを検知する。ここで接近とは、複写機本体の
所定部位から所定の距離内に位置することを指す。次い
で、S22で送受信回路42から通信装置T1へ電磁波
を供給して給電を行い、個別情報の送信を要求する。す
ると、通信装置T1は、S23でRAM36に格納され
ていた個別情報を読み出して送受信回路32から本体側
通信装置T2に向けて送信する。
【0083】そして、本体側通信装置T2は、S24で
個別情報を受信して取り込んだかどうかを判断し、取り
込んでいれば、個別情報に含まれる製造時期・機種・色
種類の適否(複写機用ユニットが現像カートリッジ10
a、トナーカートリッジ26、あるいはトナーボトル2
5の場合)を順次判断する(S25・S26・S2
7)。全てOKであれば、S28でOK信号を送信し、
S29でCPU46によって個別情報の適否を判定す
る。判定結果がOKならばS30で表示部49にその旨
の表示を行い、NOであればS31で警告部50によっ
て警告報知を行った後S30へ進み、表示部49でその
旨の表示を行う。
【0084】一方、S32で複写機本体側での個別情報
の取り込みが複写機用ユニットからの所定回数の送信で
NGとなった場合や、S25・S26・S27において
製造時期・機種・色種類のいすれかの判断でNGとなっ
た場合は、S33でNG信号を送信し、S29へ進んで
CPU46によって個別情報の適否を判定する。
【0085】このように、複写機用ユニットを近接検知
することにより、例えば複写機用ユニットが梱包された
状態であれば、これを所定部位に接近させることで開梱
前に正しい複写機用ユニットであるか否か(例えばトナ
ーカートリッジ26であれば、正しいトナーであるか異
種トナーであるか)を表示したり警告したりすることが
できる。
【0086】図20は、複写機用ユニットの装着開始と
ともに通信装置T1への給電を自動的に行うために、本
体側通信装置T2の検知回路45が複写機用ユニットの
加速度を検知して給電するようにした場合の通信のフロ
ーチャートである。この場合は、通信装置T1に給電を
行うタイミングを、S41で複写機用ユニットが所定の
加速度を受けた時点とする。
【0087】例えば、図21ないし図24に示すよう
に、トナーを攪拌するために、装着前に現像カートリッ
ジ10a(図21・図22)、トナーボトル25(図2
3)、あるいはトナーカートリッジ26(図24)を振
ることにより加速度が生じる。内部にコイルやマグネッ
トを構成部品として組み込んでおき、振って加速度が生
じることにより電磁誘導現象で発生する電流を、本体側
通信装置T2の検知回路45で検知して複写機用ユニッ
トへの給電を行う。
【0088】S42からS53までのステップは、図1
9のS22からS33までのステップと同様であるので
省略する。このように、所定の加速度を受けたことを検
知することにより、複写機用ユニットの適否を非常に容
易に知ることができる。従って、例えば複写機用ユニッ
トが梱包された状態であれば、これを所定部位に接近さ
せることで開梱前に正しい複写機用ユニットであるか否
かが分かり、例えばトナーカートリッジ26であれば、
所定部位にとって正しいトナーであるか異種トナーであ
るかを表示したり警告したりすることができる。
【0089】図25は、本体側通信装置T2から通信装
置T1への給電、すなわち通信装置T1による個別情報
の送信を、複写機用ユニットが複写機の所定部位に装着
完了されてから開始する場合のフローチャートである。
例えば、図26ないし図28に示すように、複写機本体
の前カバー61を閉じた時点(図26)、トナーカート
リッジ26を所定部位に押し込んでトナーボックスレバ
ー62をロックさせた時点(図27)、トナーボトル2
5を複写機本体の所定部位にセットし終えた時点(図2
8)などを装着完了を示す操作とし、S61で本体側通
信装置T2の検知回路45がこれを検知すると通信装置
T1への給電が開始される。
【0090】S62からS73までのステップは、図1
9のS22からS33までのステップと同様であるので
省略する。このように、通信装置T1は、所定部位に装
着完了されてから個別情報を送信するので、装着操作の
完了を知ることができる。また、装着操作が確実に完了
していないと個別情報が発信されないので不完全な作業
がなされることを防止することができる。
【0091】図29は、通信装置T1に給電を行うタイ
ミングを、複写機用ユニットを保持する複写機本体側の
保持部材の状態によって決めるようにした通信のフロー
チャートである。保持部材は、複写機本体の所定部位付
近に設けられている例えば図30および図31に示すよ
うな前カバー61、図32に示すようなトナー補給口2
4を開閉する補給口カバー23、図33に示すようなロ
ックレバー63、図34に示すようなトナーボックスレ
バー62、あるいは図35ないし図37に示すような現
像ユニットレバー10bである。
【0092】複写機用ユニットへの給電開始は、前カバ
ー61、補給口カバー23を閉状態(通常状態)から開
状態(準備状態)とした時点、あるいはロックレバー6
2、トナーボックスレバー63、現像ユニットレバー1
0bをロック状態(通常状態)からロック解除状態(準
備状態)とした時点とする。すなわち、複写機本体の外
装部材上または内部にあって、複写機用ユニットを所定
部位へ配置するための保持部材の通常状態から準備状態
への状態切り換え動作に伴って給電が開始される。ま
た、給電の終了時は、複写機用ユニットの装着完了後、
保持部材の準備状態から通常状態への復帰時点とする。
【0093】図29のフローチャートを説明すると、S
81で保持部材の通常状態から準備状態への状態切り換
え操作が行われ、S82で複写機用ユニットの装着が開
始される。すると、S83で給電が開始され、それに伴
ってS84で個別情報の送信も開始される。本来ならば
S81の後に直ちにS83へ進んでもよいが、ここでは
S82で状態切り換え動作が装着のために行われたもの
であることを確認することとし、不要なときに給電が開
始されないようにしている。
【0094】次いでS85で装着完了が判定されると、
S86で表示部49にその旨を表示し、S87で複写機
本体側での処理の始動が許可される。そしてS88で保
持部材の準備状態から通常状態への状態切り換え動作が
行われると、S89で給電が終了し、S90で個別情報
の送信が終了する。一方、S85で装着完了していない
(NG)と判定されるとS91へ進み、所定のNG回数
に達するまでS84およびS85を繰り返す。S91で
所定のNG回数に達するとS92へ進み、装着が失敗し
たことを表示部49で表示警告するとともに、S93で
警告部50で音声による警告を行ってS89へ進む。
【0095】このように、保持部材が準備状態にあると
きにのみ複写機用ユニットの通信装置T1が個別情報を
送信するので、複写機用ユニットから放出される電磁波
が必要最小限ですみ、低コスト化を図ることができる。
【0096】また、通信装置T1には、図4に示すよう
に、本体側通信装置T2からの給電を受けるか否かを決
める操作スイッチ36を設け、操作スイッチ36の投入
動作に伴って給電を開始し、操作スイッチ36の復帰動
作に伴って給電を終了するようにしてもよい。このよう
に、通信装置T1と本体側通信装置T2との間で個別情
報の通信を行いたいときのみ操作スイッチ36を入れる
ようにすれば、例えばトナー補給を行う必要がないとき
に、本体側通信装置T2が新たな複写機用ユニットから
の個別情報を受信するといった誤認識を防ぐことができ
る。なお、図29のフローチャートにおいてS81を
「操作スイッチON」、S88を「操作スイッチOF
F」とすれば、この場合の通信のフローチャートが得ら
れる。
【0097】さらに、すでに装着されている複写機用ユ
ニットのRAM36に予め情報として格納しておいた、
同種で新規の複写機用ユニットへ交換する交換時期、ま
たは異種の複写機用ユニットへ置換する置換時期への到
達に伴い、本体側通信装置T2のCPU46がこれを判
断して通信装置T1への給電を開始するようにしてもよ
い。さらに、新たな複写機用ユニットヘの交換作業また
は置換作業の完了に伴い、これをCPU46が判断して
給電を終了するようにしてもよい。このようにすれば、
メンテナンス時のみ複写機用ユニットが個別情報の発信
を行うので、不要な電磁波の発生がない。
【0098】さらに、以上のように通信装置T1へ給電
を開始するのに伴って、本体側通信装置T2の表示部4
9に複写機用ユニットの装着手順を表示するようにして
もよい。例えば、図38ないし図41に示すように、ト
ナーカートリッジ26の装着手順を画像で順次表示す
る。給電が開始されると表示部にまず図38のように前
カバー61のオープンの操作が表示される。前カバー6
1のオープンが終了すると、図39のようにトナーカー
トリッジ26の挿入の操作が表示され、この操作が終了
すると、図40のようにトナーカートリッジシート64
の引き抜きの操作が表示される。この操作が終了する
と、図41のように前カバー61のクローズの操作が表
示される。ユーザは、このようにして示される装着手順
を見ることにより、トナーカートリッジ26の装着操作
を間違えにくくなる。
【0099】なお、上述の例では装着手順を画像で表示
するようにしたが、もちろん文字による説明文を表示す
るようにしてもよい。また、ユーザが間違った複写機用
ユニットを装着した場合や、表示部49に表示された装
着手順を逸脱する操作を行った場合に、表示部49や警
告部50で装着手順の修正を報知し、この場合に施すべ
き処置内容を表示部49に表示するようにしてもよい。
【0100】以上の処理の流れを図42のフローチャー
トに示す。S101で複写機用ユニットの装着が開始さ
れると、S102で表示部49が装着手順を表示する。
S103でユーザが実際に行っている装着手順をチェッ
クし、S104でユーザによる手順が表示された装着手
順に合致していればS105に進み作業を継続する。S
106で装着が完了すると、S107で表示部49に装
着完了の表示を行って処理を終了する。
【0101】一方、S104でユーザによる手順が表示
された装着手順を逸脱したときにはS108へ進み、S
109で表示部49や警告部50で手順の修正要求を報
知し、S110でその後行うべき処置内容を表示部49
に表示する。S111で、表示された処置を行い、S1
12でその実行内容が正しいか否かを判定する。実行内
容が正しい場合には処理を終了し、正しくない場合には
S113へ進んで所定のNG回数に達するまでS110
からS112までのステップを繰り返す。
【0102】〔実施の形態2〕 本発明の画像形成装置用ユニットおよびそれを備えた画
像形成装置の他の実施の形態について図43ないし図4
6を用いて説明すれば、以下の通りである。なお、説明
の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した構成要素
と同一の機能を有する構成要素については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0103】本実施の形態の画像形成装置用ユニット
(以後複写機用ユニットと呼ぶことにする)は、実施の
形態1と異なり、図43に示すように、情報の送信およ
び受信の両方を行うことができる送受信回路(送受信手
段)71が設けられた通信装置T11を有しており、本
体側通信装置T2と双方向通信が行えるのが特徴であ
る。図44には、現像装置4に取り付けられる現像カー
トリッジ10aにこの通信装置T11を設けた例を示し
ている。取り付け位置は実施の形態1と同様である。
【0104】通信装置T11が本体側通信装置T2へR
AM36に格納された個別情報を送信することは前記と
同様であるが、後述のように、送受信回路71が本体側
通信装置T2から送信される追加情報を受信すると、個
別情報は随時書き換えられながらRAM36に格納され
るようになっている。追加情報は、複写機用ユニットの
使用履歴の情報である。
【0105】また、本実施の形態の画像形成装置(以後
複写機と呼ぶことにする)101の本体、およびその本
体側通信装置T2は、それぞれ実施の形態1の図1、図
6と同一の構成となっている。ただし複写機用ユニット
が複写機本体に装着された状態において、本体側通信装
置T2の送受信回路42は、送信モードのときに複写機
用ユニットの使用履歴の情報を追加情報として複写機用
ユニットに送信したり、複写機用ユニットに自身の内部
状態・負荷状態・稼働時間などの診断を行わせてその診
断結果を送信するよう、要求信号を複写機用ユニットへ
送信することが可能である。
【0106】なお、このような送信モード(送信動作状
態)のときには、追加情報の送信を送受信回路42の電
磁波の強度と信号レベルとに基づいて行うようにする。
すなわち、追加情報の送信先の複写機用ユニットが装着
されている部位にはそれに応じた一定強度の電磁波が届
くので、電磁波の強度を検知すれば、複写機用ユニット
は自身が装着された部位に送られた電磁波を判別して受
信することができる。また、信号レベルを複写機用ユニ
ットの種類ごとに設定しておけば、装着部位に送られた
電磁波が自身用のものか否かを判別して受信することが
できる。従って、このようにして複写機本体側から複写
機用ユニットの選択が可能になる。
【0107】また、受信モード(受信動作状態)のとき
には、複写機用ユニットの通信装置T11の送受信回路
71が送信する個別情報および診断結果を送受信回路4
2で受信し、復調回路43で復調して読み取る。CPU
46は、復調した個別情報から複写機用ユニットの整合
性および適合性を判定し、判定結果を出力する。前述の
診断結果や判定結果は表示部49に表示されるが、ふさ
わしくない診断結果や誤った装着であるときには警告部
50から音声による警告が発せられる。
【0108】次に、複写機本体と複写機用ユニットとの
間における情報の流れについて図45を用いて説明す
る。同図に示すように、複写機用ユニットの通信装置T
11と複写機本体の本体側通信装置T2との間で双方向
通信が行われるようになっている。通信装置T11のR
AM36には、書き込み装置による入力によって予め個
別情報が格納データとして格納されており、これを通信
装置T11から本体側通信装置T2へ送信する。本体側
通信装置T2では様々な複写機用ユニットから個別情報
が送信されてくるので、予めキー入力や書き込み装置に
よってRAM48に書き込んでおいた交信優先順位に従
い、個別情報を順序通りに受信してRAM48に格納す
る。このように、複写機用ユニットの種類に応じて複写
機本体との交信優先順位を決めておけば、各複写機用ユ
ニットから同時に複写機本体に個別情報が送信されても
混信するようなことがない。
【0109】一方、本体側通信装置T2は、予めキー入
力によってRAMに入力されていた複写機用ユニットの
使用履歴の情報を追加情報として通信装置T11へ送信
する。送信された追加情報は通信装置T11のRAM3
6に格納されるとともに、RAM36内の古い情報は更
新される。また、本体側通信装置T2が通信装置T11
に要求信号を送信すると、例えば複写機用ユニットに設
けたセンサー部分72が、トナーの残量や、回転機構の
トルク・回転時間、機内温度を検知し、これを通信装置
T11が診断して本体側通信装置T2へ返信する。
【0110】このように、複写機本体は複写機用ユニッ
トと非接触状態で双方向にデータ通信を行うことができ
るようになっている。従って、実施の形態1における効
果に加えて、複写機本体は自己が保有する任意の情報を
追加情報として複写機用ユニットに送信することがで
き、この追加情報を例えば複写機用ユニットの履歴に関
する情報とすることにより、複写機用ユニットのRAM
36にリサイクル情報などの有用な情報を蓄積すること
ができる。すなわち、複写機用ユニットのRAM36
は、1つのチップで誤装着防止と履歴の記憶との両方を
可能にする。
【0111】次に、上述の構成の複写機用ユニットと複
写機本体との間の通信手順について説明する。
【0112】図46は、上述の構成の複写機および複写
機用ユニットを用いた場合の通信のフローチャートであ
る。S121で複写機用ユニットの装着開始とともに検
知回路45がこれを検知して、本体側通信装置T2の送
受信回路42から複写機用ユニットの通信装置T11へ
電磁波が供給されることによる給電が行われ、S122
で複写機本体のタイマーが起動するとともに、S123
で本体側通信装置T2は受信モードになる。ここで装着
開始とは、実施の形態1で述べた操作と同様である。通
信装置T11はRAM36から読み出した個別情報を送
受信回路71から送信するので、本体側通信装置T2は
送受信回路42でこれを受信する。
【0113】その後、S124で所定時間が経過する
(タイマーがUPする)と、S125で装着完了か否か
が判定される。ここで装着完了とは、実施の形態1で述
べた操作と同様である。
【0114】個別情報を復調回路で復調した後、S12
6でRAM48内に格納されている情報を参照して個別
情報がこの情報と整合または適合しているかどうかをC
PU46によって判定する。整合または適合していれば
S127へ進んで表示部49にその旨の判定結果を表示
し、これに伴ってS128で本体側通信装置T2は送信
モードとなる。そして、本体側通信装置T2は装着され
た複写機用ユニットの使用履歴の情報を追加情報として
複写機用ユニットの送受信装置71へ送信する。S12
9で追加情報の送信が完了するとS130で待機モード
へ移行する。
【0115】一方、S126で個別情報が前記データと
整合または適合しないと判定されれば、S131で表示
部49にその旨の判定結果を表示し、さらにS132で
警告部50による警告、例えば警告灯の点灯などを行っ
てS130の待機モードへ移行する。
【0116】〔実施の形態3〕 本発明の画像形成装置用ユニットおよびそれを備えた画
像形成装置のさらに他の実施の形態について図47を用
いて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜
上、前記の実施の形態1および2の図面に示した構成要
素と同一の機能を有する構成要素については、同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0117】図47に本実施の形態の画像形成装置用ユ
ニットとしての複写機用ユニット、および画像形成装置
としての複写機111を示す。複写機用ユニットは、実
施の形態1および2で述べた現像カートリッジ10aで
あり、その現像カートリッジ10aには通信装置T1も
しくは通信装置T11が設けられている。以下では一例
として通信装置T1が設けられた場合について説明す
る。また、複写機本体には、実施の形態1で述べた複写
機本体の構成に加えて電磁波遮蔽部材(指向性付与手
段)81が設けられている。
【0118】電磁波遮蔽部材81は銅やフェライトなど
の材質からなり、図47に示すように、複写機本体の画
像形成部3の上面、および側面フレームに貼り付けら
れ、現像カートリッジ10aの通信装置T1と複写機本
体の本体側通信装置T2との間で送受信される電磁波が
できるだけ装置外部へ漏れないようになっている。
【0119】画像形成部3の上面に設けられた電磁波遮
蔽部材81は、通信装置T1から放射された電磁波が複
写機本体の上方に漏れるのを防止する。側面フレームに
設けられた電磁波遮蔽部材81は、通信装置T1から放
射された電磁波が水平方向に進行するのを規制する。こ
のように電磁波に指向性を付与することにより、電磁波
を効率的に目的の箇所へ送るとともに、電磁波の発生を
最小限に抑えることができる。また、人体への影響や、
ノイズによる誤動作など周辺の他の機器へ影響が及ぶの
を防止することができる。
【0120】さらに、図47では、通信装置T1が複写
機本体の略中心部に設けられているので、他の装置への
不要な輻射を特に低減することが容易になる。また、本
体側通信装置T2も複写機の略中心部に設けられている
ため、複写機が複数台隣接して並んでいるような場合
に、所定の複写機で送受信される電磁波と、その近隣の
複写機で送受信される電磁波との干渉を避けることがで
きる
【0121】
【発明の効果】求項に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、記録材上に画像を形成する画像形成装置
の本体の所定部位に着脱可能であって、画像形成プロセ
スを行い、自身に関する情報である個別情報を格納する
格納手段と、給電されることにより前記画像形成装置の
本体に設けられた本体側通信手段へ前記個別情報を電磁
波を用いて送信する通信手段とを有し、前記所定部位へ
の装着操作に伴って、前記格納手段に格納されている前
記個別情報を前記通信手段によって前記本体側通信手段
へ送信する画像形成装置用ユニットと、前記画像形成装
置用ユニットの装着操作を検知する検知手段と、前記本
体側通信手段を構成し、前記検知手段による前記画像形
成装置用ユニットの装着操作の検知に伴い前記画像形成
装置用ユニットの前記通信手段から送信される前記個別
情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した個
別情報を復調して読み取る読み取り手段と、前記読み取
り手段によって読み取られた個別情報の内容から、前記
画像形成装置用ユニットが装着された部位が前記所定部
位に一致するか否かを示す整合性、および前記所定部位
に装着された画像形成装置用ユニットが適切なものであ
るか否かを示す適合性を判定する判定手段と、前記判定
手段による判定結果を表示する表示手段および警告する
警告手段の少なくとも一方とを有する構成である。
【0122】それゆえ、ユーザは装着した画像形成装置
用ユニットの適否を容易に知ることができ、画像形成装
置用ユニットの画像形成装置への誤装着を防止しやすく
なるという効果を奏する。
【0123】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、記録材上に画像を形成する画像形成装置の
本体の所定部位に着脱可能であって、画像形成プロセス
を行い、自身に関する情報である個別情報を格納する格
納手段と、給電されることにより前記画像形成装置の本
体に設けられた本体側通信手段へ前記個別情報を電磁波
を用いて送信する通信手段とを有し、前記所定部位への
装着操作に伴って、前記格納手段に格納されている前記
個別情報を前記通信手段によって前記本体側通信手段へ
送信し、前記格納手段は外部から新規に追加される情報
である追加情報を前記個別情報として格納することが可
能であり、前記通信手段は前記追加情報を受信すること
が可能である画像形成装置用ユニットと、前記画像形成
装置用ユニットの装着操作を検知する検知手段と、前記
本体側通信手段を構成し、前記検知手段による前記画像
形成装置用ユニットの装着操作の検知に伴い前記画像形
成装置用ユニットの前記通信手段から送信される前記個
別情報を受信するとともに、前記画像形成装置用ユニッ
トの前記通信手段に前記追加情報を送信する送受信手段
と、前記送受信手段が受信した個別情報を復調して読み
取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取
られた個別情報の内容から、前記画像形成装置用ユニッ
トが装着された部位が前記所定部位に一致するか否かを
示す整合性、および前記所定部位に装着された画像形成
装置用ユニットが適切なものであるか否かを示す適合性
を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を
表示する表示手段および警告する警告手段の少なくとも
一方とを有する構成である。
【0124】それゆえ、ユーザは装着した画像形成装置
用ユニットの適否を容易に知ることができ、画像形成装
置用ユニットの画像形成装置への誤装着を防止しやすく
なるという効果を奏する。
【0125】また、送受信手段は画像形成装置用ユニッ
トに追加情報を送信することが可能であるため、画像形
成装置側から画像形成装置用ユニットの個別情報を適切
なものに変更することができるという効果も奏する。
【0126】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項またはに記載の画像形成装置に
おいて、前記画像形成装置用ユニットが、電子写真方式
の前記画像形成装置に用いられる感光体ユニット、感光
体露光ユニット、現像ユニット、現像剤補給容器、現像
カートリッジ、感光体帯電ユニット、転写ユニット、感
光体除電ユニット、感光体クリーニングユニット、原稿
読み取り光学ユニット、および定着ユニットの中から選
ばれる少なくとも1つである構成である。
【0127】前記の発明によれば、画像形成装置用ユニ
ットに、電子写真方式の画像形成装置に用いられる感光
体ユニット、感光体露光ユニット、現像剤補給容器、現
像カートリッジ、感光体帯電ユニット、感光体除電ユニ
ット、感光体クリーニングユニット、原稿読み取り光学
ユニット、および定着ユニットが適用される。
【0128】従って、このような画像形成装置用ユニッ
トの種類に応じて個別情報の通信が行われるので、電子
写真方式の画像形成装置においてこれらを装着する際の
識別が容易になるという効果を奏する。
【0129】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、前記画像形成装置用ユニットの前記
通信手段による前記個別情報の送信は、前記画像形成装
置用ユニットの前記所定部位への装着開始を示す所定の
操作とともに開始され、前記個別情報の受信と、受信し
た前記個別情報の復調読み取りと、読み取った前記個別
情報の内容の前記整合性および前記適合性の判定と、判
定結果の表示および警告とを、前記所定部位への装着完
了を示す所定の操作よりも以前に完了する構成である。
【0130】それゆえ、画像形成装置用ユニットが画像
形成装置の本体に装着完了する前に判定結果の表示や警
告が行われ、誤った装着を未然に防ぐことができるとい
う効果を奏する。
【0131】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、前記画像形成装置用ユニットの前記
通信手段による前記個別情報の送信は、前記画像形成装
置用ユニットが前記所定部位への装着操作に伴って本体
に接近するのを検知すると開始される構成である。
【0132】それゆえ、装着する前に画像形成装置用ユ
ニットの適否を非常に容易に知ることができるという効
果を奏する。
【0133】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、前記画像形成装置用ユニットの前記
通信手段による前記個別情報の送信は、前記画像形成装
置用ユニットの前記所定部位への装着完了を示す操作に
伴って開始される構成である。
【0134】それゆえ、画像形成装置用ユニットが所定
部位に装着完了してから個別情報の送信が行われるの
で、作業の完了を知ることができる。また、装着操作が
確実に完了していないと個別情報が発信されないので不
完全な作業がなされることを防止することができるとい
う効果も奏する。
【0135】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、本体の所定位置に収まっている通常
状態と前記画像形成装置用ユニットが着脱可能な準備状
態との間で状態切り換えが可能であるとともに前記画像
形成装置用ユニットを保持する保持部材を有し、前記画
像形成装置用ユニットの前記通信手段による前記個別情
報の送信は、前記画像形成装置用ユニットの前記所定部
位への装着操作に伴う前記保持部材の前記通常状態から
前記準備状態への状態切り換え動作に伴って開始され、
前記保持部材の前記準備状態から前記通常状態への状態
切り換え動作に伴って終了する構成である。
【0136】それゆえ、画像形成装置用ユニットから放
出される電磁波が必要最小限ですみ、低コスト化を図る
ことができるという効果を奏する。
【0137】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、前記画像形成装置用ユニットの前記
通信手段による前記個別情報の送信は、すでに装着され
ている画像形成装置用ユニットの前記格納手段に前記個
別情報として予め格納されている前記画像形成装置用ユ
ニットの交換時期または置換時期への到達後に開始可能
とされ、新たな前記画像形成装置用ユニットへの交換作
業または置換作業の完了に伴って終了する構成である。
【0138】それゆえ、交換作業または置換作業を行う
メンテナンス時のみ画像形成装置用ユニットの通信手段
による送信が行われ、不要な電磁波の発生がなく、低コ
スト化を図ることができるという効果を奏する。
【0139】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画像
形成装置において、前記送受信手段が前記画像形成装置
用ユニットの前記通信手段に送信する命令に基づいて、
前記画像形成装置用ユニットが自身に関する状態につい
て診断して送信した診断結果を前記個別情報として受信
すると、前記表示手段による前記診断結果の表示と前記
警告手段による前記診断結果に関する警告との少なくと
も一方を行う構成である。
【0140】それゆえ、交換する画像形成装置用ユニッ
トの使用履歴の情報などが画像形成装置にとって適切な
ものか否かを、画像形成装置側から要求するたびに知る
ことができるという効果を奏する。
【0141】請求項10に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、請求項ないしのいずれかに記載の画
像形成装置において、前記検知手段が前記画像形成装置
用ユニットの装着操作を検知すると、前記送受信手段の
動作状態が所定時間だけ前記個別情報を受信する受信動
作状態に保持された後、前記画像形成装置用ユニットが
装着されて前記判定手段によって判定される前記整合性
または前記適合性の判定結果に基づいて、前記送受信手
段の動作状態が前記画像形成装置用ユニットへ前記追加
情報を送信する送信動作状態へ切り換えられる構成であ
る。
【0142】それゆえ、画像形成装置用ユニットは画像
形成装置から状況に応じた適切な追加情報を受信するこ
とができるという効果を奏する。
【0143】請求項11に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、請求項ないし10のいずれかに記載の
画像形成装置において、前記電磁波の進行方向に指向性
を付与する指向性付与手段を有する構成である。
【0144】それゆえ、電磁波を効率的に目的の箇所へ
送ることができるとともに、電磁波の発生を最小限に抑
えることができるという効果を奏する。
【0145】請求項12に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、請求項11に記載の画像形成装置におい
て、前記本体側通信手段が本体の略中心部に設けられて
いる構成である。
【0146】それゆえ、画像形成装置が複数台隣接して
並んでいるような場合に、所定の画像形成装置が送受信
する電磁波と、その近隣の画像形成装置が送受信する電
磁波との干渉を避けることができるという効果を奏す
る。
【0147】請求項13に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、請求項11または12に記載の画像形成
装置において、前記画像形成装置用ユニットが本体の略
中心部に装着される構成である。
【0148】それゆえ、電磁波の画像形成装置外部への
不要輻射をできるだけ防止し、他の装置の誤動作などを
生じさせないようにすることができるという効果を奏す
る。
【0149】請求項14に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、請求項ないし13のいずれかに記載の
画像形成装置において、前記本体側通信手段は、前記画
像形成装置用ユニットの装着操作に伴って本体から離反
するように移動する可動部位に設けられている構成であ
る。
【0150】それゆえ、可動部位が本体から離反した状
態で通信を行うことにより、金属である本体のフレーム
から充分離れた位置で画像形成用ユニットと交信するこ
とができ、安定した電磁波の伝播状態を確保することが
可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置用ユニットおよび画像形
成装置の一実施の形態における構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1の画像形成装置の画像形成部の構成を示す
断面図である。
【図3】図1の画像形成装置用ユニットを現像カートリ
ッジとした例の画像形成装置本体に装着する状態を示す
説明図である。
【図4】図1の画像形成装置用ユニットの通信装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4の通信装置のRAMに格納されているメモ
リマップを示す説明図である。
【図6】図1の画像形成装置の本体側通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図7】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との間
の通信形態を示す説明図である。
【図8】図1の画像形成装置用ユニットを現像カートリ
ッジとした他の例の画像形成装置本体に装着する状態を
示す説明図である。
【図9】図1の画像形成装置用ユニットを現像カートリ
ッジとした図8の例の画像形成装置本体に装着する状態
を示す他の説明図である。
【図10】図1の画像形成装置用ユニットを定着装置と
した例の画像形成装置本体に装着する状態を示す説明図
である。
【図11】図1の画像形成装置用ユニットをプロセスユ
ニットとした例の画像形成装置本体に装着する状態を示
す説明図である。
【図12】(a)ないし(c)は、図1の画像形成装置
用ユニットをトナーボトルとした例の画像形成装置本体
に装着する状態を示す説明図である。
【図13】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との
間の通信手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】図13のフローチャートにおける装着開始の
操作の第1の例を説明する説明図である。
【図15】図13のフローチャートにおける装着開始の
操作の第2の例を説明する説明図である。
【図16】図13のフローチャートにおける装着開始の
操作の第3の例を説明する説明図である。
【図17】図13のフローチャートにおける装着開始の
操作の第4の例を説明する説明図である。
【図18】図13のフローチャートにおける装着開始の
操作の第5の例を説明する説明図である。
【図19】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との
間の通信手順の他の例を示すフローチャートである。
【図20】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との
間の通信手順のさらに他の例を示すフローチャートであ
る。
【図21】図20のフローチャートにおける加速度を与
える操作の第1の例を説明する説明図である。
【図22】図20のフローチャートにおける加速度を与
える操作の第2の例を説明する説明図である。
【図23】図20のフローチャートにおける加速度を与
える操作の第3の例を説明する説明図である。
【図24】図20のフローチャートにおける加速度を与
える操作の第4の例を説明する説明図である。
【図25】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との
間の通信手順のさらに他の例を示すフローチャートであ
る。
【図26】図25のフローチャートにおける装着完了の
操作の第1の例を説明する説明図である。
【図27】図25のフローチャートにおける装着完了の
操作の第2の例を説明する説明図である。
【図28】図25のフローチャートにおける装着完了の
操作の第3の例を説明する説明図である。
【図29】図4の通信装置と図6の本体側通信装置との
間の通信手順のさらに他の例を示すフローチャートであ
る。
【図30】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第1の例を説明する説明図であ
る。
【図31】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第2の例を説明する説明図であ
る。
【図32】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第3の例を説明する説明図であ
る。
【図33】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第4の例を説明する説明図であ
る。
【図34】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第5の例を説明する説明図であ
る。
【図35】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第6の例を説明する説明図であ
る。
【図36】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第7の例を説明する説明図であ
る。
【図37】図29のフローチャートにおける保持部材を
準備状態とする操作の第8の例を説明する説明図であ
る。
【図38】図6の本体側通信装置の表示部に表示する画
像形成装置用ユニットの第1の装着手順を説明する説明
図である。
【図39】図6の本体側通信装置の表示部に表示する画
像形成装置用ユニットの第2の装着手順を説明する説明
図である。
【図40】図6の本体側通信装置の表示部に表示する画
像形成装置用ユニットの第3の装着手順を説明する説明
図である。
【図41】図6の本体側通信装置の表示部に表示する画
像形成装置用ユニットの第4の装着手順を説明する説明
図である。
【図42】図38ないし図41の装着手順を表示する手
順を説明するフローチャートである。
【図43】本発明の画像形成装置用ユニットの他の実施
の形態における通信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図44】本発明の画像形成装置用ユニットおよび画像
形成装置の他の実施の形態における構成を示す断面図で
ある。
【図45】図43の通信装置と図6の本体側通信装置と
の間の通信形態を示す説明図である。
【図46】図43の通信装置と図6の本体側通信装置と
の間の通信手順の一例を示すフローチャートである。
【図47】本発明の画像形成装置用ユニットおよび画像
形成装置のさらに他の実施の形態における構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 6 スキャナー(原稿読み取り光学ユニット、画像
形成装置用ユニット) 7 露光装置(露光ユニット、画像形成装置用ユニ
ット) 8 感光体(感光体ユニット、画像形成装置用ユニ
ット) 9 帯電装置(感光体帯電ユニット、画像形成装置
用ユニット) 10 現像装置(現像ユニット、画像形成装置用ユ
ニット) 10a 現像カートリッジ(画像形成装置用ユニッ
ト) 10b 現像ユニットレバー(保持部材、可動部位) 11 転写装置(転写ユニット、画像形成装置用ユ
ニット) 12 クリーニング装置(感光体クリーニングユニ
ット、画像形成装置用ユニット) 13 除電装置(感光体除電ユニット、画像形成装
置用ユニット) 14 定着装置(定着ユニット、画像形成装置用ユ
ニット) 14a 定着ユニットレバー(保持部材、可動部位) 22 プロセスユニット(画像形成装置用ユニッ
ト) 22a プロセスユニットレバー(保持部材、可動部
位) 23 補給口カバー(可動部位) 24 補給口 25 トナーボトル(現像剤補給容器) 26 トナーカートリッジ(画像形成装置用ユニッ
ト) 31 アンテナ(通信手段) 32 送受信回路(通信手段) 36 RAM(格納手段) 37 操作スイッチ 41 アンテナ(本体側通信手段、受信手段、送受
信手段) 42 送受信回路(本体側通信手段、受信手段、送
受信手段) 43 復調回路(読み取り手段) 45 検知回路(検知手段) 46 CPU(判定手段) 49 表示部(表示手段) 50 警告部(警告手段) 71 送受信回路(通信手段) 81 電磁波遮蔽部材(指向性付与手段) 101 複写機(画像形成装置) 111 複写機(画像形成装置) P 転写紙 T1 通信装置 T2 本体側通信装置 T11 通信装置
フロントページの続き (72)発明者 西光 英二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−19244(JP,A) 特開 平6−8560(JP,A) 特開 平8−254863(JP,A) 特開 平11−305632(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550 B41J 29/00 - 29/70

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上に画像を形成する画像形成装置の
    本体の所定部位に着脱可能であって、画像形成プロセス
    を行い、自身に関する情報である個別情報を格納する格
    納手段と、給電されることにより前記画像形成装置の本
    体に設けられた本体側通信手段へ前記個別情報を電磁波
    を用いて送信する通信手段とを有し、前記所定部位への
    装着操作に伴って、前記格納手段に格納されている前記
    個別情報を前記通信手段によって前記本体側通信手段へ
    送信する画像形成装置用ユニットと、 前記画像形成装置用ユニットの装着操作を検知する検知
    手段と、前記本体側通信手段を構成し、前記検知手段に
    よる前記画像形成装置用ユニットの装着操作の検知に伴
    い前記画像形成装置用ユニットの前記通信手段から送信
    される前記個別情報を受信する受信手段と、前記受信手
    段が受信した個別情報を復調して読み取る読み取り手段
    と、前記読み取り手段によって読み取られた個別情報の
    内容から、前記画像形成装置用ユニットが装着された部
    位が前記所定部位に一致するか否かを示す整合性、およ
    び前記所定部位に装着された画像形成装置用ユニットが
    適切なものであるか否かを示す適合性を判定する判定手
    段と、前記判定手段による判定結果を表示する表示手段
    および警告する警告手段の少なくとも一方とを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】記録材上に画像を形成する画像形成装置の
    本体の所定部位に着脱可能であって、画像形成プロセス
    を行い、自身に関する情報である個別情報を格納する格
    納手段と、給電されることにより前記画像形成装置の本
    体に設けられた本体側通信手段へ前記個別情報を電磁波
    を用いて送信する通信手段とを有し、前記所定部位への
    装着操作に伴って、前記格納手段に格納されている前記
    個別情報を前記通信手段によって前記本体側通信手段へ
    送信し、前記格納手段は外部から新規に追加される情報
    である追加情報を前記個別情報として格納することが可
    能であり、前記通信手段は前記追加情報を受信すること
    が可能である画像形成装置用ユニットと 前記画像形成装置用ユニットの装着操作を検知する検知
    手段と、前記本体側通信手段を構成し、前記検知手段に
    よる前記画像形成装置用ユニットの装着操作の検知に伴
    い前記画像形成装置用ユニットの前記通信手段から送信
    される前記個別情報を受信するとともに、前記画像形成
    装置用ユニットの前記通信手段に前記追加情報を送信す
    る送受信手段と、前記送受信手段が受信した個別情報を
    復調して読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段に
    よって読み取られた個別情報の内容から、前記画像形成
    装置用ユニットが装着された部位が前記所定部位に一致
    するか否かを示す整合性、および前記所定部位に装着さ
    れた画像形成装置用ユニットが適切なものであるか否か
    を示す適合性を判定する判定手段と、前記判定手段によ
    る判定結果を表示する表示手段および警告する警告手段
    の少なくとも一方とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置用ユニットは、電子写真
    方式の前記画像形成装置に用いられる感光体ユニット、
    感光体露光ユニット、現像ユニット、現像剤補給容器、
    現像カートリッジ、感光体帯電ユニット、転写ユニッ
    ト、感光体除電ユニット、感光体クリーニングユニッ
    ト、原稿読み取り光学ユニット、および定着ユニットの
    中から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記画像形成装置用ユニットの前記通信手
    段による前記個別情報の送信は、前記画像形成装置用ユ
    ニットの前記所定部位への装着開始を示す所定の操作と
    ともに開始され、前記個別情報の受信と、受信した前記
    個別情報の復調読み取りと、読み取った前記個別情報の
    内容の前記整合性および前記適合性の判定と、判定結果
    の表示および警告とを、前記所定部位への装着完了を示
    す所定の操作よりも以前に完了することを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記画像形成装置用ユニットの前記通信手
    段による前記個別情報の送信は、前 記画像形成装置用ユ
    ニットが前記所定部位への装着操作に伴って本体に接近
    するのを検知すると開始されることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像形成装置用ユニットの前記通信手
    段による前記個別情報の送信は、前記画像形成装置用ユ
    ニットの前記所定部位への装着完了を示す操作に伴って
    開始されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】本体の所定位置に収まっている通常状態と
    前記画像形成装置用ユニットが着脱可能な準備状態との
    間で状態切り換えが可能であるとともに前記画像形成装
    置用ユニットを保持する保持部材を有し、前記画像形成
    装置用ユニットの前記通信手段による前記個別情報の送
    信は、前記画像形成装置用ユニットの前記所定部位への
    装着操作に伴う前記保持部材の前記通常状態から前記準
    備状態への状態切り換え動作に伴って開始され、前記保
    持部材の前記準備状態から前記通常状態への状態切り換
    え動作に伴って終了することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記画像形成装置用ユニットの前記通信手
    段による前記個別情報の送信は、すでに装着されている
    前記画像形成装置用ユニットの前記格納手段に前記個別
    情報として予め格納されている前記画像形成装置用ユニ
    ットの交換時期または置換時期への到達後に開始可能と
    され、新たな前記画像形成装置用ユニットへの交換作業
    または置換作業の完了に伴って終了することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記送受信手段が前記画像形成装置用ユニ
    ットの前記通信手段に送信する命令に基づいて、前記画
    像形成装置用ユニットが自身に関する状態について診断
    して送信した診断結果を前記個別情報として受信する
    と、前記表示手段による前記診断結果の表示と前記警告
    手段による前記診断結果に関する警告との少なくとも一
    方を行うことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記検知手段が前記画像形成装置用ユニ
    ットの装着操作を検知すると、前記送受信手段の動作状
    態が所定時間だけ前記個別情報を受信する受信動作状態
    に保持された後、前記画像形成装置用ユニットが装着さ
    れて前記判定手段によって判定される前記整合性または
    前記適合性の判定結果に基づいて、前記送受信手段の動
    作状態が前記画像形成装置用ユニットへ前記追加情報を
    送信する送信動作状態へ切り換えられることを特徴とす
    る請求項2ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記電磁波の進行方向に指向性を付与す
    る指向性付与手段を有することを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記本体側通信手段が本体の略中心部に
    設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】前記画像形成装置用ユニットが本体の略
    中心部に装着されることを特徴とする請求項11または
    12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記本体側通信手段は、前記画像形成装
    置用ユニットの装着操作に伴って本体から離反するよう
    に移動する可動部位に設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれかに記載の画像形成装置。
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