JP3447427B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP3447427B2
JP3447427B2 JP12179695A JP12179695A JP3447427B2 JP 3447427 B2 JP3447427 B2 JP 3447427B2 JP 12179695 A JP12179695 A JP 12179695A JP 12179695 A JP12179695 A JP 12179695A JP 3447427 B2 JP3447427 B2 JP 3447427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信機に関し、より詳細
には、アプリケ−ションデ−タを自動的にサ−チするオ
−トサ−チ機能を備えた受信機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】FM多
重放送のある特定のアプリケ−ションデ−タを受信する
場合に、例えば、受信可能レベルの放送局が7局あり、
その内、多重局が4局で目的とするアプリケ−ションデ
−タを提供している放送局が2局であるとする。その
際、多重局を識別するための特別な回路を備えていない
限り、多重局であるないにかかわりなく、誤り率を判別
するために1フレ−ム程度のデ−タを検査する必要があ
る。したがって、目的のアプリケ−ションデ−タを含ん
だ放送局であると判別するのに、最悪6つの放送局の受
信デ−タを検査しなければならなくなる。1フレ−ムの
デ−タを検査するのに5秒程度要するので、6つの放送
局の受信デ−タを検査するのに、最低30秒かかる。こ
のように、従来のオ−トサ−チ機能で受信可能な放送局
が目的とするアプリケ−ションデ−タを含んでいるかど
うかを判別し、目的とするアプリケ−ションデ−タを受
信することができるまで、時間が長くかかるという課題
があった。
【0003】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、目的とするアプリケ−ションデ−タを提供する放送
局を素早くサ−チすることができる受信機を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る受信機(1)は、総ての放送局をサ−チ
する放送局サ−チ手段と、該放送局サ−チ手段により選
局された放送局の受信レベルが所定値以上であるかどう
かを判定する受信可能判定手段と、デコ−ダから出力さ
れるデ−タに基づいて前記選局された放送局のサ−ビス
識別符号及び放送事業者番号等のサービス情報データを
判別するサービス情報データ判別手段と、前記受信可能
判定手段により受信レベルが所定値以上であると判定さ
れた放送局と該放送局の前記サービス情報データとを記
憶する受信局記憶手段とを備え、アプリケ−ションサ−
チの指示を受けた場合、前記受信局記憶手段により記憶
されたサービス情報データのサ−チを行って目的とする
アプリケ−ションを提供する放送局が記憶されているか
どうかを判別し、目的とするアプリケ−ションを提供す
る放送局が記憶されており、かつ該放送局の受信レベル
が所定値以上であれば前記アプリケ−ションサ−チを停
止し、前記放送局を受信する放送局受信手段を備えてい
ることを特徴としている。
【0005】また、本発明に係る受信機(2)は、上記
受信機(1)において、前記放送局サ−チ手段により選
局された放送局の受信レベルが所定値以上で、かつデ−
タ1フレ−ムの誤り率が所定値以下である場合に受信可
能と判定する第2の受信可能判定手段を備えていること
を特徴としている。
【0006】また、本発明に係る受信機(3)は、上記
受信機(1)又は受信機(2)において、放送局系列と
該放送局系列で提供されるアプリケ−ションとの対応を
示したデ−タテ−ブルを備え、アプリケ−ションサ−チ
の指示を受けると、まず、前記受信局記憶手段によって
記憶されたサービス情報データをサ−チし、該サ−チに
より目的とするアプリケ−ションを提供する放送局をサ
−チすることができなかった場合、次に、前記デ−タテ
−ブルに基づいて目的とするアプリケ−ションを提供し
ている放送局系列をサ−チし、前記受信局記憶手段によ
って記憶された放送局のうち前記サ−チされた放送局系
列に属する放送局を呼び出して受信する第2の放送局受
信手段を備えていることを特徴としている。
【0007】また、本発明に係る受信機(4)は、上記
(1)〜(3)のいずれかに記載の受信機において、放
送局を受信していない場合、一定時間ごとに放送局のサ
−チを行い、前記受信局記憶手段により記憶される放送
局と該放送局のサービス情報データとを書き換える受信
局書き換え手段を備えていることを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る受信機(5)は、上記
受信機(1)において、前記放送局サ−チ手段により選
局された放送局の受信レベルが所定値以上で、かつデ−
タを一定時間受信した時の誤り率が所定の範囲内にある
場合、誤り率が大きいほどデ−タの検査時間を長して受
信の可能性を判定する第3の受信可能判定手段を備えて
いることを特徴としている。
【0009】
【作用】受信機(1) 前記放送局受信手段を備えているので、目的とするアプ
リケ−ションを提供する放送局を素早く受信することが
可能である。また、目的とするアプリケ−ションを提供
する放送局がない場合、表示装置等に該結果を素早く出
力することが可能である。
【0010】受信機(2) 前記第2の受信可能判定手段を備えているので、放送局
をサ−チして記憶する場合に、正確に受信することがで
きる放送局及び該放送局のサービス情報データのみが記
憶される。したがって、目的とするアプリケ−ションデ
−タのサ−チを行う場合、該目的とするアプリケ−ショ
ンを提供している放送局を判別する判別力が向上する。
【0011】受信機(3)、受信機(4) 多重放送及びアプリケ−ションデ−タは常に提供されて
いるわけではないので、前記受信局記憶手段により目的
とするアプリケ−ションデ−タを提供する放送局として
記憶されていても、サ−チしてアプリケ−ションデ−タ
を必ず受信することができるわけではない。しかし、受
信機(3)の場合、前記第2の放送局受信手段を備えて
いるので、同系列の放送局を捜して受信することができ
上記不具合を避けることが可能である。また、受信機
(4)の場合、前記受信局書き換え手段をにより、一定
時間ごとに受信可能な放送局が書き換えられるので、上
記不具合を避けることが可能である。
【0012】受信機(5) 前記第3の受信可能判定手段を備えているので、放送局
をサ−チして記憶する場合に、確実かつ素早く記憶する
(プリセットする)ことが可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る受信機の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は実施例1に係るFM多重受信
機を概略的に示したブロック図である。なお、実施例1
に係るFM多重受信機は、「課題を解決するための手
段」のところで説明した受信機(1)を具体的に示した
ものである。
【0014】図中10はアプリケ−ションサ−チキ−を
示しており、アプリケ−ションサ−チキ−10はマイク
ロコンピュ−タ11に接続されている。マイクロコンピ
ュ−タ11はFMチュ−ナ12と相互に接続されてお
り、FMチュ−ナ12にはアンテナ12が接続され、F
Mチュ−ナ12はオ−ディオ部14及び多重デコ−ダ1
6に接続されている。オ−ディオ部14はスピ−カ15
に接続され、多重デコ−ダ16は表示装置18を制御す
るデ−タ処理装置17を介して表示装置18に接続され
ると共に、マイクロコンピュ−タ11にも接続されてい
る。また、表示装置18はマイクロコンピュ−タ11に
よっても制御されるようになっている。
【0015】上記の如く構成されたFM多重受信機の動
作を簡単に説明する。マイクロコンピュ−タ11により
チュ−ニングが行われ、特定の放送局が受信される。受
信された放送局はFMチュ−ナ12で検波された後、一
方はマルチプレックスデコ−ダ−等で構成されるオ−デ
ィオ部14を介してスピ−カ15に出力され、他方は多
重デコ−ダ16に入力されて多重デ−タのデコ−ドが行
われる。デコ−ドされたデ−タはデ−タ処理装置17を
介して表示装置18に表示される一方で、マイクロコン
ピュ−タ11に入力され、多重性、アプリケ−ションデ
−タ等の判別が行われる。そして、受信した放送局のS
レベルが所定値以上であれば、受信した放送局及び該放
送局の多重性、アプリケ−ションデ−タの判別結果がマ
イクロコンピュ−タ11に内設されているメモリにプリ
セット記憶される。次に、再びチュ−ニングが行われて
別の放送局が受信され、上記内容が繰り返される。該繰
り返しは、FMのバンドが終わるまで行われる。
【0016】前記プリセット記憶が終了した後、アプリ
ケ−ションサ−チキ−10が操作されると、プリセット
記憶された内容に基づいて目的とするアプリケ−ション
デ−タを提供する放送局がサ−チされる。該放送局がサ
−チされると、マイクロコンピュ−タ11によりチュ−
ニングが行われ、前記目的とするアプリケ−ションデ−
タを提供する放送局が受信される。そして、上記した過
程にしたがって前記放送局の多重デ−タがデコ−ド及び
処理され、表示装置18に目的とするアプリケ−ション
デ−タが表示される。
【0017】次に、図2、図3に基づいてマイクロコン
ピュ−タ11の動作を説明する。図2は放送局のオ−ト
メモリ処理を示したフロチャ−トであり、図3はアプリ
ケ−ションサ−チの処理を示したフロ−チャ−トであ
る。まず、図2に示した放送局のオ−トメモリ処理から
説明する。
【0018】実施例1に係るFM多重受信機にあっては
電源が投入されると同時に、放送局のオ−トメモリ処理
が行われる。まず、ステップ1でFMの全帯域(バン
ド)にわたって放送局のスキャンが開始される。次に、
ステップ2で全バンドでスキャンが終了したかどうかが
判断され、全バンドで終了した場合は本処理を終了し、
そうでない場合はステップ3に進む。ステップ3では受
信可能であるかどうか、すなわち受信している放送局の
受信レベル(Sレベル)が所定値以上であるかどうかが
判断される。Sレベルが所定値以上である場合はステッ
プ4に進んで一定期間デ−タを受信した後、ステップ5
に進み、Sレベルが所定値に達していない場合は、ステ
ップ1に戻って次の放送局を受信する。ステップ5で
は、受信したデ−タ(多重デコ−ダ16から出力される
デ−タ)に基づいて受信している放送局の多重性、提供
しているアプリケ−ションの種別、放送局系列が判別さ
れる。そして、判別されたデ−タは放送局と共にメモリ
に書き込まれ、下記の表1に示した形式でプリセット記
憶される(ステップ6)。その後、処理はステップ1に
戻り、次の放送局を受信する。
【0019】
【表1】
【0020】次に図3に基づいてアプリケ−ションサ−
チに関する処理を説明する。まずステップ11でアプリ
ケ−ションサ−チキ−10が操作されたかどうかが判断
される。アプリケ−ションサ−チキ−10が操作されな
ければ、本処理は行わない。アプリケ−ションサ−チキ
−が操作された場合、表1に示したアプリケ−ション種
別がサ−チされる(ステップ12)。そして、ステップ
13において、前記アプリケ−ション種別に目的とする
アプリケ−ションが記憶されているいるかどうかが判断
される。目的とするアプリケ−ションが記憶されている
場合はステップ14に進み、目的とするアプリケ−ショ
ンが記憶されていない場合は、ステップ16において現
在のところ受信可能な放送局で、目的とするアプリケ−
ションを提供している放送局がないことを表示装置18
等に出力する。これに対して、ステップ14では、目的
とするアプリケ−ションを提供している放送局の現時点
でのSレベル(受信レベル)が所定値以上であるかどう
かが判断され、Sレベルが所定値に達していない場合は
ステップ16に移り、Sレベルが所定値に達している場
合は、表1に従って目的とするアプリケ−ションを提供
している放送局を呼び出して受信し(ステップ15)、
本処理を終了する。上記したステップ11〜ステップ1
6で多重放送局受信手段が構成されている。
【0021】以上説明したように実施例1に係るFM多
重受信機にあっては、電源投入と同時にFMの全バンド
で放送局がスキャンされ、表1に示したように受信可能
な放送局、該放送局が提供しているアプリケ−ションの
種別及び放送局の系列がプリセット記憶されるので、ア
プリケ−ションサ−チを行う場合、表1に示したアプリ
ケ−ション種別をサ−チするのみで目的とするアプリケ
−ションを提供している放送局を受信することができ
る。したがって、従来のFM多重受信機に比べて目的と
するアプリケ−ションを提供している放送局のサ−チを
著しく素早く行うことができる。また、実施例1に係る
FM多重受信機にあっては、ステップ16に示したよう
に、目的とするアプリケ−ションを提供している放送局
がない場合、その旨、表示装置18等に出力し、操作者
に伝えることができる。
【0022】次に、実施例2に係るFM多重受信機を説
明する。実施例2に係るFM多重受信機は、「課題を解
決するための手段」のところで説明したFM多重受信機
(2)を具体的に示したものであり、ブロック図は図1
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同じで
ある。図4は実施例2に係るFM多重受信機におけるマ
イクロコンピュ−タ11の動作を示したフロ−チャ−ト
であり、放送局のオ−トメモリ処理を示したフロ−チャ
−トである。なお、アプリケ−ションサ−チ処理は図3
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。
【0023】図4に示したフロ−チャ−トにおいて、ス
テップ21、ステップ22の処理は図2に示したフロ−
チャ−トのステップ1、ステップ2と同様であり、ステ
ップ25〜ステップ27の処理はステップ4〜ステップ
6の処理と同様である。従ってここではステップ23及
びステップ24の処理についてのみ説明する。ステップ
23では受信している放送局のSレベルが所定値以上で
あるかどうかが判断される。Sレベルが所定値に達して
いない場合はステップ21に戻り、Sレベルが所定値に
達している場合はステップ24に進み、多重デコ−ダ1
6から出力されるデ−タの誤り率が所定の範囲にあるか
どうかが判断される。デ−タの誤り率が所定の範囲にあ
る場合はステップ25に進み、デ−タの誤り率が所定の
範囲にない場合は、ステップ21に戻って次の放送局を
受信する。上記したステップ23及びステップ24で第
2の受信可能判定手段が構成されている。
【0024】以上説明したように、実施例2に係るFM
多重受信機の場合、受信可能性をSレベルとデ−タの誤
り率との両方で判定することができるので、正確に受信
できる放送局及び該放送局のサービス情報データをプリ
セット記憶することができる。
【0025】次に、実施例3に係るFM多重受信機を説
明する。実施例3に係るFM多重受信機は、「課題を解
決するための手段」のところで説明したFM多重受信機
(3)を具体的に示したものであり、ブロック図は図1
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。図5は実施例3に係るFM多重受信機におけるマ
イクロコンピュ−タ11の動作を示したフロ−チャ−ト
であり、アプリケ−ションサ−チ処理を示したフロ−チ
ャ−トである。なお、放送局のオ−トメモリ処理は図2
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。
【0026】図5に示したフロ−チャ−トにおいて、ス
テップ31〜ステップ35の処理は図3に示した実施例
1に係るFM多重受信機におけるステップ11〜ステッ
プ15の処理と同様である。従ってここでは、主にステ
ップ36〜ステップ39の処理について説明する。な
お、実施例3に係るFM多重受信機にあっては、予め放
送局の系列とアプリケ−ション種別との関係を示したデ
−タテ−ブル(表2)を備えている。
【0027】
【表2】
【0028】ステップ33において目的とするアプリケ
−ションを提供する放送局がないと判断されると、ステ
ップ36に移って表2に示した放送局系列のテ−ブルに
基づいて目的とするアプリケ−ションがサ−チされる。
次に、ステップ37において目的とするアプリケ−ショ
ンを提供する放送局系列があるかどうかが判断される。
目的とするアプリケ−ションを提供する放送局系列があ
る場合は、表1に基づいて前記放送局系列に属する放送
局を呼び出して受信し(ステップ38)、本処理を終了
する。一方、前記放送局系列がない場合は、ステップ3
9に移って目的とするアプリケ−ションを提供する放送
局がない旨を表示装置18等に出力して本処理を終了す
る。上記ステップ36〜ステップ39で第2の多重放送
局受信手段が構成されている。
【0029】以上説明したように実施例3に係るFM多
重受信機にあっては、表1に示したアプリケ−ション種
別をサ−チして目的とするアプリケ−ションを提供する
放送局を見つけることができなかった場合、表2に示し
た放送局系列のデ−タテ−ブルを判別して目的とするア
プリケ−ションを提供する放送局系列を割り出し、表1
に戻って該放送局系列に属する放送局を呼び出して受信
するので、前記アプリケ−ション種別のみに基づいてサ
−チする場合に比べて、目的とするアプリケ−ションデ
−タを受信することができる可能性を向上させることが
できる。
【0030】次に、実施例4に係るFM多重受信機を説
明する。実施例4に係るFM多重受信機は、「課題を解
決するための手段」のところで説明したFM受信機
(4)を具体的に示したものであり、ブロック図は図1
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。図6は実施例4に係るFM多重受信機におけるマ
イクロコンピュ−タ11の動作を示したフロ−チャ−ト
であり、一定時間ごとの放送局のオ−トメモリ処理を示
したフロ−チャ−トである。なお、アプリケ−ションサ
−チに関する処理は図2に示した実施例1に係るFM多
重受信機の場合と同様である。
【0031】図6に示したフロ−チャ−トにおいて、ま
ずステップ41で、例えば、電源投入と同時にタイマ−
の時間がリセットされる。次に、ステップ42でFM受
信中であるかどうかが判断される。FM受信中であれば
FM受信中でなくなるまで待機し、FM受信中でなけれ
ば、ステップ41でリセットされたタイマ−が一定時間
経過(例えば、30分、あるいは60分等)したかどう
かが判断される(ステップ43)。一定時間経過してい
ない場合はステップ42に戻り、一定時間経過した場合
はステップ44に進んでオ−トメモリ処理が行われる。
該オ−トメモリ処理では、例えば、図1に示した実施例
1に係る放送局のオ−トメモリ処理が実行される。前記
オ−トメモリ処理が終了すると、ステップ45において
前記タイマ−がリセットされ、ステップ42に戻って上
記処理過程が再度繰り返される。上記したステップ42
〜ステップ45で受信局書き換え手段が構成されてい
る。
【0032】以上説明したように実施例4に係るFM多
重受信機にあっては、一定時間ごとにオ−トメモリ処理
が実行され、その時点で受信可能な放送局が書き換えら
れるので、常に最も受信状態の良い放送局をプリセット
メモリすることができる。従って、目的とするアプリケ
−ションを提供する放送局を常時サ−チ受信することが
できる可能性を大幅に向上させることができる。
【0033】次に、実施例5に係るFM多重受信機を説
明する。実施例5に係るFM多重受信機は、「課題を解
決するための手段」のところで説明したFM多重受信機
(5)を具体的に示したものであり、ブロック図は図1
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。図7は実施例5に係るFM多重受信機のマイクロ
コンピュ−タの動作を示したフロ−チャ−トであり、放
送局のオ−トメモリ処理を示したフロ−チャ−トであ
る。なお、アプリケ−ションサ−チに関する処理は図2
に示した実施例1に係るFM多重受信機の場合と同様で
ある。
【0034】図7に示したフロ−チャ−トにおいて、ス
テップ51〜ステップ53の処理は図1に示した実施例
1に係るFM多重受信機の場合におけるステップ1〜ス
テップ3の処理と同様であり、ステップ59〜ステップ
61の処理はステップ4〜ステップ6の処理と同様であ
る。従って、ここでは主にステップ54〜ステップ58
の処理についてのみ説明する。
【0035】ステップ54で受信可能な放送局を一定時
間受信した後、ステップ55で受信したデ−タの誤り率
がゼロであるかどうかが判断される。誤り率がゼロであ
る場合はステップ59以下の処理に進み、誤り率がゼロ
でない場合はステップ56に移る。ステップ56では誤
り率が所定の範囲(0<誤り率≦所定値)にあるかどう
かが判断される。誤り率が前記所定の範囲にない場合、
処理はステップ1戻る。一方、誤り率が前記所定の範囲
にある場合は、誤り率に応じた時間さらに受信を継続し
(ステップ57)、その後、ステップ58において受信
したデ−タの誤り率が所定値以下であるかどうかが判断
される。更に受信を継続しても誤り率が所定値以下であ
る場合はステップ59以下の処理に進んでプリセット記
憶処理を行い、更に受信を継続して誤り率が所定値を超
えた場合はステップ1に戻って次の放送局を受信する。
上記したステップ54〜ステップ58で第3の受信可能
判定手段が構成されている。
【0036】以上説明したように実施例5に係るFM多
重受信機にあっては、誤り率に応じて受信する時間を変
化させることができるので、受信状態が良好で誤り率が
小さい場合は、多重デ−タを1フレ−ム受信して誤り率
を判定する場合に比べて、放送局のオ−トメモリを迅速
に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】受信機(1) 前記放送局受信手段を備えているので、目的とするアプ
リケ−ションデ−タを提供する放送局を素早く受信する
ことができる。 受信機(2) 前記第2の受信可能判定手段を備えているので、放送局
をサ−チして記憶する場合に、正確に受信することがで
きる放送局及び該放送局のサービス情報データを記憶す
ることができる。従って、目的とするアプリケ−ション
デ−タのサ−チを行う場合、該目的とするアプリケ−シ
ョンデ−タを提供している放送局を判別する判別力を向
上させることができる。
【0038】受信機(3)及び受信機(4) 受信機(3)の場合は前記第2の多重放送局受信手段に
より、受信機(4)の場合は前記受信局書換手段によ
り、前記放送局受信手段のみでサ−チする場合に比べ
て、目的とするアプリケ−ションを提供する放送局を常
時サ−チ受信することができる可能性を向上させること
ができる。 受信機(5) 前記第3の受信可能判定手段を備えており、誤り率に応
じてデ−タの受信時間を変えることができるので、受信
状態が良好である場合、前記第2の受信可能判定手段に
従って受信の可能性を判定する場合に比べて素早く受信
の可能性を判定することができ、素早くプリセット記憶
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るFM多重受信機を概略
的に示したブロック図である。
【図2】実施例1に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(放送局のオ−トメモリ処理)を
示したフロ−チャ−トである。
【図3】実施例1に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(アプリケ−ションサ−チ処理)
を示したフロ−チャ−トである。
【図4】実施例2に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(放送局のオ−トメモリ処理)を
示したフロ−チャ−トである。
【図5】実施例3に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(アプリケ−ションサ−チ処理)
を示したフロ−チャ−トである。
【図6】実施例4に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(一定時間ごとの放送局のオ−ト
メモリ処理)を示したフロ−チャ−トである。
【図7】実施例5に係るFM多重受信機におけるマイク
ロコンピュ−タの動作(放送局のオ−トメモリ処理)を
示したフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
10 アプリケ−ションサ−チキ− 11 マイクロコンピュ−タ 16 多重デコ−ダ 18 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−199136(JP,A) 特開 平6−232698(JP,A) 特開 平1−177722(JP,A) 特開 平6−177709(JP,A) 特開 昭57−26918(JP,A) 実開 平3−433(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 7/18 H04B 1/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総ての放送局をサ−チする放送局サ−チ
    手段と、該放送局サ−チ手段により選局された放送局の
    受信レベルが所定値以上であるかどうかを判定する受信
    可能判定手段と、デコ−ダから出力されるデ−タに基づ
    いて前記選局された放送局のサ−ビス識別符号及び放送
    事業者番号等のプリフィックスデ−タを判別するサービ
    ス情報データ判別手段と、前記受信可能判定手段により
    受信レベルが所定値以上であると判定された放送局と該
    放送局の前記サービス情報データとを記憶する受信局記
    憶手段とを備え、 アプリケ−ションサ−チの指示を受けた場合、前記受信
    局記憶手段により記憶されたサービス情報データのサ−
    チを行って目的とするアプリケ−ションを提供する放送
    が記憶されているかどうかを判別し、目的とするアプ
    リケ−ションを提供する放送局が記憶されており、かつ
    該放送局の受信レベルが所定値以上であれば前記アプリ
    ケ−ションサ−チを停止し、前記放送局を受信する放送
    局受信手段を備えていることを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 前記放送局サ−チ手段により選局された
    放送局の受信レベルが所定値以上で、かつデ−タ1フレ
    −ムの誤り率が所定値以下である場合に受信可能と判定
    する第2の受信可能判定手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の受信機。
  3. 【請求項3】 放送局系列と該放送局系列で提供される
    アプリケ−ションとの対応を示したデ−タテ−ブルを備
    え、アプリケ−ションサ−チの指示を受けると、まず、
    前記受信局記憶手段によって記憶されたサービス情報デ
    ータをサ−チし、該サ−チにより目的とするアプリケ−
    ションを提供する放送局をサ−チすることができなかっ
    た場合、次に、前記デ−タテ−ブルに基づいて目的とす
    るアプリケ−ションを提供する放送局系列をサ−チし、
    前記受信局記憶手段によって記憶された放送局のうち前
    記サ−チされた放送局系列に属する放送局を呼び出して
    受信する第2の放送局受信手段を備えていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の受信機。
  4. 【請求項4】 放送局を受信していない場合、一定時間
    ごとに放送局のサ−チを行い、前記受信局記憶手段によ
    り記憶される放送局と該放送局のサービス情報データと
    を書き換える受信局書き換え手段を備えていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の受信機。
  5. 【請求項5】 前記放送局サ−チ手段により選局された
    放送局の受信レベルが所定値以上で、かつデ−タを一定
    時間受信した時の誤り率が所定の範囲にある場合、誤り
    率が大きいほどデ−タの検査時間を長くして受信の可能
    性を判定する第3の受信可能判定手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の受信機。
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