JP3446954B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JP3446954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は復調装置に関し、特
に動作状態に応じて、復調装置を構成する等化手段の初
期化を行う復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル無線通信においては、周波数効
率を向上させるという観点から、直交振幅変調の多値化
が行われ、それにともなって、フェージングなどによる
信号波形歪みへの耐性を高めるべく、復調装置には自動
等化器が設けられている。自動等化器は、一般にトラン
スバーサルフィルタで構成され、復調器により復調され
たデジタル信号に対して波形等化を行って、フェージン
グなどによる符号間干渉を補償したデータ信号を出力す
る。等化後のデータ信号は、デジタル信号処理器により
フレーム同期が確立され、送信側装置に入力されたデー
タ信号と同じ形式のデータ信号に変換出力される。
【0003】自動等化器には、復調前の中間周波数帯で
波形等化を行う中間周波数帯域型と、復調後のアナログ
信号またはデジタル信号において波形等化を行う基底帯
域型との2つのタイプがある。両タイプとも、自動等化
器が誤動作してタップ係数が発散した場合、自動等化器
を初期化、すなわちリセットする必要がある。
【0004】中間周波数帯域型の自動等化器では、自動
等化器の誤動作により同相および直交の両復調信号が誤
りとなり、後段の復調器が同期外れを起こすため、この
復調器の非同期状態を検出することで自動等化器をリセ
ットしている。一方、基底帯域型の自動等化器の場合に
は、復調器の後段に自動等化器を配置して同相および直
交の各チャンネルの信号をそれぞれ独立に等化し、その
出力で、復調器を制御している。そのため、同相、直交
いずれかの自動等化器の誤動作により、いずれか一方の
チャンネルの信号だけが誤りながらも、復調器は正常に
動作しているチャンネルからの制御信号により、キャリ
ア同期が確立してしまうことがある。この場合、復調器
の同期外れは検出されず、自動等化器のリセットを行え
ないために、誤動作状態が継続する結果となる。
【0005】この問題を解決するため、たとえば、特開
平3−3426号公報には、復調器の同期外れ信号だけ
でなく、自動等化器後続の誤り訂正復号器などで検出さ
れるフレーム非同期警報を用いて自動等化器をリセット
する手法が開示されている。図7はこの先行技術文献に
開示された手法を行う自動等化器のリセット制御器を示
す概略回路図、図8は図7のリセット制御器の動作を示
すタイミングチャートである。図7のリセット制御器1
02は、論理和回路104、論理積回路106、ならび
に発振回路108により構成されている。搬送波非同期
警報110およびフレーム非同期警報112は論理和回
路104に入力され、論理積回路106から自動等化器
のリセット制御信号114が出力される。そして、論理
和回路104および発振回路108の出力が論理積回路
106に入力されている。
【0006】したがって、図8にも示したように、搬送
波非同期警報110およびフレーム非同期警報112の
うちの少なくとも1つがリセット制御器102に入力さ
れると、発振回路108の出力が論理積回路106を通
じリセット制御信号114として不図示の自動等化器に
供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このリセット
制御器102では、搬送波非同期警報110の状態に関
わらず、フレーム非同期警報112が発動中(ハイレベ
ル)であれば自動等化器には周期的にリセット制御信号
114(ハイレベルのパルス)が供給され、自動等化器
のリセットが繰り返されることになる。その結果、タイ
ミングT1で搬送波非同期警報110が解除されても
(ローレベル)、つづくリセット制御信号114によっ
て、フレーム同期が確立する前に自動等化器にリセット
がかかり、いったん同期確立した搬送波が再度非同期と
なる。そのため搬送波同期およびフレーム同期がともに
確立するまでに不必要に時間がかかってしまう。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その主な目的は、搬送波同期およびフ
レーム同期を迅速に確立できる復調装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、変調された搬送波を復調して変調信号を取
得する復調手段と、前記復調手段の出力信号に含まれる
波形歪を等化するとともに、外部からの制御によって等
化動作の初期化が可能な等化手段と、前記等化手段の入
力信号の異常を検出する第1の異常検出手段と、前記等
化手段の出力信号の異常を検出する第2の異常検出手段
と、前記第1および第2の異常検出手段のいずれか一方
または両方が信号の異常を検出したとき前記等化手段を
制御して初期化する初期化手段とを備え、前記初期化手
段は、前記等化手段を周期的に制御して初期化する周期
的初期化手段と、前記第1および第2の異常検出手段の
いずれか一方または両方が信号の異常を検出している場
合にのみ前記周期的初期化手段による前記等化手段の制
御を可能とする初期化制御手段とを含んでいる復調装置
であって、前記初期化手段は初期化禁止手段を含み、前
記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段による異
常検出状態が解消された後の一定期間は、前記周期的初
期化手段による前記等化手段の制御を禁止することを特
徴とする。
【0010】このように本発明では、初期化禁止手段
が、第1の異常検出手段による異常検出状態が解消され
た後の一定期間は、周期的初期化手段による等化手段の
制御を禁止するので、第1の異常検出手段による搬送波
非同期などの異常検出状態が解消した後、第2の異常検
出手段によるフレーム非同期などの異常検出状態が解消
するまでの間に、搬送波同期が確立し、かつ等化手段が
正常に動作しているにもかかわらず等化手段が再度初期
化されてしまうことがない。したがって、搬送波同期お
よびフレーム同期などを迅速に確立することができる。
【0011】また、本発明は、直交変調された搬送波を
復調して同相チャンネル信号および直交チャンネル信号
を出力する復調手段と、前記復調手段の前記同相チャン
ネル信号に含まれる波形歪を等化するとともに、外部か
らの制御によって等化動作の初期化が可能な第1の等化
手段と、前記復調手段の前記直交チャンネル信号に含ま
れる波形歪を等化するとともに、外部からの制御によっ
て等化動作の初期化が可能な第2の等化手段と、前記第
1および第2の等化手段の入力信号の異常を検出する第
1の異常検出手段と、前記第1の等化手段の出力信号の
異常を検出する第3の異常検出手段と、前記第2の等化
手段の出力信号の異常を検出する第4の異常検出手段
と、前記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1
つまたは複数が信号の異常を検出したとき前記第1およ
び第2の等化手段のいずれか一方または両方を制御して
初期化する初期化手段とを備え、前記初期化手段は、前
記第1および第2の等化手段のいずれか一方または両方
を周期的に制御して初期化する周期的初期化手段と、前
記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1つまた
は複数が信号の異常を検出している場合にのみ前記周期
的初期化手段による等化手段の制御を可能とする初期化
制御手段とを含んでいる復調装置であって、前記初期化
手段は初期化禁止手段および第2の初期化制御手段を含
み、前記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段に
よる異常検出状態が解消された後の一定期間は、前記周
期的初期化手段による前記等化手段の制御を禁止し、前
記第2の初期化制御手段は、前記第3の異常検出手段が
異常を検出しているとき前記周期的初期化手段による前
記第1の等化手段の制御を可能とし、前記第4の異常検
出手段が異常を検出しているとき前記周期的初期化手段
による前記第2の等化手段の制御を可能とすることを特
徴とする。
【0012】このように本発明では、初期化禁止手段
が、第1の異常検出手段による異常検出状態が解消され
た後の一定期間は、周期的初期化手段による等化手段の
制御を禁止するので、第1の異常検出手段による搬送波
非同期などの異常検出状態が解消した後、第3および第
4の異常検出手段によるフレーム非同期などの異常検出
状態が解消するまでの間に、第1および第2の等化手段
が再度初期化されてしまうことがなく、したがって、搬
送波同期およびフレーム同期などを迅速に確立すること
ができる。
【0013】さらに、本発明では、第2の初期化制御手
段は、第3の異常検出手段が異常を検出しているとき周
期的初期化手段による第1の等化手段の制御を可能と
し、第4の異常検出手段が異常を検出しているとき周期
的初期化手段による第2の等化手段の制御を可能とす
る。そのため、第1および第2の等化手段の一方のみが
誤動作した場合には、誤動作している等化手段のみを初
期化することができる。したがって、復調手段の同期確
立状態はそのままにしておくことができ、復調手段にお
ける再同期確立の過程を経ることなく、迅速に正常動作
に復帰させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
例としての復調装置を構成するリセット制御器を示す回
路図、図2は本発明の実施の形態例としての復調装置を
示すブロック図である。また、図3および図4は図1に
示したリセット制御器の動作を示すタイミングチャート
である。
【0015】図2に示したように、実施の形態例の復調
装置8は、復調器1、自動等化器2、デジタル信号処理
器3、搬送波同期判定器4、リセット制御器6、ならび
にフレーム同期判定器5を含んで構成されている。復調
器1は、対向送信側から送出されたデジタル変調信号を
受信する受信機(図示せず)から、無線周波数帯あるい
は中間周波数帯のデジタル変調信号を受け取り、同信号
を成す搬送波とクロック同期を確立して復調する。さら
に詳しくは、復調器1は、直交変調された搬送波を復調
して同相チャンネル信号および直交チャンネル信号を出
力する。
【0016】自動等化器2は、トランスバーサルフィル
タを有し、伝搬路等で発生した波形歪を同トランスバー
サルフィルタで等化する。なお、自動等化器2は詳しく
は同相チャンネル用の自動等化器と、直交チャンネル用
の自動等化器により構成されている。
【0017】そして、デジタル信号処理器3は、自動等
化器2が出力するデジタル信号の誤り訂正や、無線フレ
ーム、無線付加ビットにかかわる処理を行う。一方、搬
送波同期判定器4(本発明に係わる第1の異常検出手
段)は、復調器1の搬送波同期状態を監視し、非同期と
なった場合には、搬送波非同期警報41を出力する。ま
た、フレーム同期判定器5(本発明に係わる第2の異常
検出手段)は、デジタル信号処理器3において誤り訂正
符合や、無線フレームの同期状態を監視し、非同期とな
った場合にはフレーム非同期警報51を出力する。そし
て、リセット制御器6は、搬送波同期、フレーム同期の
状態に応じて自動等化器2を周期的に初期化するリセッ
ト制御信号61を自動等化器2に出力する。リセット制
御器6は、図1に示したように、発振回路601、タイ
マー回路604、第1の論理和回路602、ならびに第
1の論理積回路603、第2の論理積回路605を含ん
で構成されている。発振回路601は、自動等化器2を
周期的に初期化するための、周期的なリセットタイミン
グ信号10を生成する。第1の論理和回路602は、搬
送波非同期警報41とフレーム非同期警報51を入力と
し、出力信号を第1の論理積回路603に供給する。第
1の論理積回路603は、発振器601と第1の論理和
回路602の出力の論理積演算を行い、搬送波非同期警
報41またはフレーム非同期警報51の少なくとも一方
が発動しているとき、発振器601が出力するリセット
タイミング信号10を第2の論理積回路605に出力す
る。
【0018】タイマー回路604は、搬送波非同期警報
41が解除されたタイミングから一定期間ローレベルと
なる信号を出力し、第2の論理積回路605は、このタ
イマー回路604からの信号と、第1の論理積回路60
3の出力信号との論理積をとり、結果をリセット制御信
号61として自動等化器2に出力する。
【0019】次に、このように構成された復調装置8の
動作、特にリセット制御器6の動作について図3をも参
照して詳しく説明する。復調器1がタイミングT1で、
搬送波と非同期の状態になると、搬送波同期判定器4は
搬送波非同期警報41を発動し(すなわち搬送波非同期
警報41がハイレベルなる)、そして復調器1および自
動等化器2は正しい信号を出力できなくなることから、
デジタル信号処理器3ではフレーム同期が外れて、フレ
ーム同期判定器5はフレーム非同期警報51を発動する
(すなわちフレーム非同期警報がハイレベルになる)。
【0020】このとき、搬送波非同期警報41とフレー
ム非同期警報51はともにハイレベルであり、リセット
制御器6の第1の論理和回路602の出力はハイレベル
となる。一方、発振回路601は、搬送波非同期警報4
1、フレーム非同期警報51の状態に関わらず、図3に
示したように、周期的にハイレベルの信号を出力してい
る。発振器601の出力10がハイレベルである時間は
自動等化器2を初期化するに要する時間より長く、ま
た、発振器601の出力レベルがローレベルである時間
は、復調器1において搬送波同期を確立するのに要する
時間より長く設定されている。
【0021】搬送波非同期警報41とフレーム非同期警
報51とがともに発動している間は、第1の論理和回路
602の出力が上述のようにハイレベルであるため、発
振回路601の出力は第1の論理積回路603を通じて
そのまま出力される。また、搬送波非同期警報41の発
動中はタイマー回路604の出力もハイレベルに固定さ
れ、したがって第2の論理積回路605からは、発振回
路601の出力10がそのまま、リセット制御信号61
として出力される。よって、自動等化器2は、このリセ
ット制御信号61により周期的にリセットされる。
【0022】その後、タイミングT2で搬送波非同期警
報41が解除されると、タイマー回路604は一定期間
Tiだけローレベルの信号を出力する。したがって、そ
の間は、第1の論理積回路603の出力は第2の論理積
回路605により阻止され、リセット制御信号61の出
力は禁止される。このように、本実施の形態例では、搬
送波同期の確立後、一定期間Tiの間は自動等化器2は
リセットされることがなく、従来のように、いったん確
立した搬送波同期状態が、フレーム同期が確立するまで
に解除されてしまうことがない。したがって、搬送波同
期およびフレーム同期を迅速に確立することができる。
【0023】また、本実施の形態例では、リセットの周
期を決める発振回路601とタイマー回路604とが独
立しているので、それぞれの時定数を、搬送波同期確立
に要する時間とフレーム同期確立に要する時間を考慮し
て個別に設計でき、設計が簡単であるという効果も得ら
れる。
【0024】次に、図4を参照して、自動等化器2を構
成する同相チャンネル自動等化器または、直交チャンネ
ル自動等化器の一方だけが誤動作した場合の動作を説明
する。同相または直交チャンネルの自動等化器2のいず
れか一方だけが誤動作している場合、正常なもう一方の
自動等化器2の出力にもとづいて、搬送波同期が確立す
ることがある。しかし、この場合、フレーム同期の確立
は不可能なため、搬送波同期確立後、タイマー回路60
4により決まる最初の一定期間Tiの後、つづくリセッ
ト制御信号61によって、タイミングT3で、いったん
自動等化器2がリセットされ、搬送波が非同期となる。
その後、自動等化器2の両チャンネルが正常動作して、
搬送波、フレームの順で正しく同期が確立されることに
なる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態例につい
て説明する。図5は第2の実施の形態例の復調装置8を
構成するリセット制御器を示す回路図、図6は図5のリ
セット制御器6の動作を示すタイミングチャートであ
る。図5において、図1と同一の要素には同一の符号が
付されている。第2の実施の形態例のリセット制御器6
Aは、図2に示した復調装置8においてリセット制御器
6に代えて設けるものであり、同相チャンネル用、直交
チャンネル用の一方の自動等化器2が誤動作した場合
に、より迅速に同期を確立できるようにした点で上記実
施の形態例と異なっている。
【0026】リセット制御器6Aには、図5に示したよ
うに、搬送波非同期警報41に代えて、復調器警報42
が、搬送波同期判定器4より供給され、また、フレーム
非同期警報51に替えて、フレーム同期判定器5(本発
明に係わる第3および第4の異常検出手段として機能す
る)から同相チャンネル警報52と直交チャンネル警報
53とが供給されている。
【0027】自動等化器2は同相チャンネル用自動等化
器と直交チャンネル用自動等化器とをそれぞれ独立にリ
セットできる構成を有し(図示せず)、リセット制御器
6Aは、リセット制御信号61として同相チャンネルリ
セット制御信号62と直交チャンネルリセット信号63
とを対応するチャンネルの自動等化器に出力する。
【0028】ここで、復調器警報42としては、搬送波
非同期、復調器出力信号断、アイパターンの開口度異常
など、復調器1の異常を示す少なくともひとつの警報信
号を使用することができる。同相あるいは直交チャンネ
ル警報52、53は、デジタル信号処理器3で同相、直
交チャンネルの受信信号を独立に監視し、受信信号品質
劣化の度合いを観測して、異常と認識された場合に出力
される。たとえば、同相チャンネル、直交チャンネルに
それぞれ独立な無線フレーム同期回路や誤り訂正回路を
搬送波同期判定器に設け、それらの同期の状態、あるい
は誤り率などを検出してそれぞれのチャンネル警報5
2、53を生成することが可能である。
【0029】第2の実施の形態例のリセット制御器6A
は、発振回路601、第1の論理和回路602A、第2
の論理和回路606、第1の論理積回路603A、第2
の論理積回路605A、タイマー回路604、第3の論
理積回路607、ならびに第4の論理積回路608を含
んで構成されている。
【0030】発振器601は、上記復調装置8の場合と
同様、自動等化器2を周期的に初期化するタイミングを
与えるため、周期的なリセットタイミング信号10を生
成する。第2の論理和回路606は、同相チャンネル警
報52と直交チャンネル警報53とを入力とし、同相ま
たは直交いずれかのチャンネル警報の発動を後段へ伝え
る。そして、第1の論理和回路602Aは、復調器警報
42と第2の論理和回路606の出力との論理和演算を
行い、復調器警報42、同相または直交チャンネル警報
52、53のいずれかが発動していることを検出し、第
1の論理積回路603Aは、発振回路601と第2の論
理和回路602Aの出力との論理積演算を行い、復調器
警報42、同相または直交チャンネル警報52、53の
いずれかが発動しているときに発振器601の出力を後
段へ出力する。
【0031】また、タイマー回路604は、復調器警報
42の解除から一定期間、ローレベルの信号を出力し、
第2の論理積回路605Aは、第1の論理積回路603
Aとタイマー回路604の出力との論理積演算を行い、
タイマー回路604で規定される上記一定期間は、第1
の論理積回路603Aの出力を阻止する。
【0032】第3の論理積回路607は、第2の論理積
回路605A出力と同相チャンネル警報52の論理積演
算を行い、同相チャンネル警報52の発動時のみ、第2
の論理積回路605A出力を同相チャンネルリセット制
御信号62として出力する。第4の論理積回路608
は、第2の論理積回路605A出力と直交チャンネル警
報52の論理積演算を行い、直交チャンネル警報52の
発動時のみ、第2の論理積回路605A出力を直交チャ
ンネルリセット制御信号63として出力する。
【0033】次に、このように構成されたリセット制御
器6Aの動作について、図6をも参照しつつ説明する。
復調器警報42、同相、直交チャンネル警報52、53
は前述の実施の形態例の場合と同様に警報発動時はハイ
レベル、警報解除時はローレベルとなる。タイミングT
1で搬送波非同期状態になると、復調器警報42が発動
するとともに、復調器1、自動等化器2(図2)から正
しい信号を出力できなくなり、デジタル信号処理器3で
はフレーム同期が外れ、フレーム同期判定器5は同相、
直交チャンネル警報52、53を発動する。
【0034】このとき、復調器警報42と同相、直交チ
ャンネル警報52、53がともにハイレベルとなり、第
1の論理和回路606、第2の論理和回路602Aの出
力もハイレベルとなる。一方、発振回路601は搬送波
非同期警報41、同相、直交チャンネル警報52、53
の状態に関わらず周期的にハイレベルの信号を出力す
る。発振回路601出力がハイレベルである時間は自動
等化器2を初期化するに要する時間より長く、発振器6
01出力レベルがローレベルである時間は、搬送波同期
を確立するのに要する時間より長く設定されている。復
調器警報42と同相、直交チャンネル警報52、53が
全て発動している間は、前述の実施の形態例と同様に発
振回路601の出力がそのまま、同相、直交リセット制
御信号62、63として出力される。復調器警報42が
タイミングT2で解除されると、タイマー回路604か
ら一定期間Tiだけローレベルの信号が出力され、その
間、第2の論理積回路605Aで、発振回路601の出
力が阻止され、同相、直交警報52、53の状態に関わ
らず、同相、直交リセット制御信号62、63の出力は
禁止される。
【0035】いま、自動等化器2の同相側は正常動作し
ており、直交側が誤動作していたとすると、一定時間経
過後、同相チャンネル警報信号52は解除されるが(タ
イミングT3)、直交チャンネル警報信号53は発動し
たままとなる。タイマー回路604による一定期間Ti
が経過すると、タイマー回路604の出力はハイレベル
に復帰し、第2の論理積回路605Aから発振回路60
1の出力がそのまま出力される。さらに、第3の論理積
回路607に入力される同相チャンネル警報607はロ
ーレベルであるが、第4の論理積回路608に入力され
る直交チャンネル警報43がハイレベルであるため、直
交チャンネルリセット信号63だけが出力され(タイミ
ングT4)、自動等化器2の直行チャンネル側だけがリ
セットされて、誤動作が解除される。
【0036】このように、第2の実施の形態例でもタイ
マー回路604および第2の論理積回路605Aなどを
設けているので、第1の実施の形態例と同様の効果を得
ることができる。さらに、第2の実施の形態例では、自
動等化器2の同相、直交の各チャンネルを個別にリセッ
トできるため、自動等化器2の一方のチャンネルのみが
誤動作した場合には、誤動作しているチャンネル側のみ
を初期化することができる。したがって、復調器1の同
期確立状態はそのままにしておくことができ、復調手段
における再同期確立の過程を経ることなく、迅速に正常
動作に復帰させることができる。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態例につい
て説明する。上述した第1および第2の実施の形態例で
は、リセット制御信号61のタイミング生成を行ってい
る発振回路601は、警報信号の状態に関わらず、常に
タイミング信号を出力しているが、警報発動時にのみ即
タイミング信号を出力し、以降、一定周期で、タイミン
グ信号を生成する構成とすることも有効である。このよ
うな構成では、不必要なタイミングで自動等化器2がリ
セットされてしまう確率を減らすことができ、自動等化
器2の安定動作に役立つ。また、復調装置8が正常に動
作している状態での不要な電力消費を回避でき、さらに
は、装置内雑音を低減させることも可能となる。
【0038】また、上記実施の形態例では発振回路60
1は常に一定周期のタイミング信号を発生するとした
が、警報信号の発動状況などにより、発振回路601を
制御してタイミング信号の周期を変化させるようにすれ
ば、より迅速な同期確立や、不要なリセットの回避、消
費電力の削減、雑音の低減などに有効である。
【0039】なお、発振回路601や、タイマー回路6
04はカウンタ回路でデジタル的に構成できることはい
うまでも無い。また、復調器1は同期検波方式の復調器
1であっても、自走周波数の搬送波と無限位相器からな
る準同期検波方式の復調器1であっても、本発明を適用
して、同様の効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、変調され
た搬送波を復調して変調信号を取得する復調手段と、前
記復調手段の出力信号に含まれる波形歪を等化するとと
もに、外部からの制御によって等化動作の初期化が可能
な等化手段と、前記等化手段の入力信号の異常を検出す
る第1の異常検出手段と、前記等化手段の出力信号の異
常を検出する第2の異常検出手段と、前記第1および第
2の異常検出手段のいずれか一方または両方が信号の異
常を検出したとき前記等化手段を制御して初期化する初
期化手段とを備え、前記初期化手段は、前記等化手段を
周期的に制御して初期化する周期的初期化手段と、前記
第1および第2の異常検出手段のいずれか一方または両
方が信号の異常を検出している場合にのみ前記周期的初
期化手段による前記等化手段の制御を可能とする初期化
制御手段とを含んでいる復調装置であって、前記初期化
手段は初期化禁止手段を含み、前記初期化禁止手段は、
前記第1の異常検出手段による異常検出状態が解消され
た後の一定期間は、前記周期的初期化手段による前記等
化手段の制御を禁止することを特徴とする。
【0041】このように本発明では、初期化禁止手段
が、第1の異常検出手段による異常検出状態が解消され
た後の一定期間は、周期的初期化手段による等化手段の
制御を禁止するので、第1の異常検出手段による搬送波
非同期などの異常検出状態が解消した後、第2の異常検
出手段によるフレーム非同期などの異常検出状態が解消
するまでの間に、搬送波同期が確立し、かつ等化手段が
正常に動作しているにもかかわらず等化手段が再度初期
化されてしまうことがない。したがって、搬送波同期お
よびフレーム同期などを迅速に確立することができる。
【0042】また、本発明は、直交変調された搬送波を
復調して同相チャンネル信号および直交チャンネル信号
を出力する復調手段と、前記復調手段の前記同相チャン
ネル信号に含まれる波形歪を等化するとともに、外部か
らの制御によって等化動作の初期化が可能な第1の等化
手段と、前記復調手段の前記直交チャンネル信号に含ま
れる波形歪を等化するとともに、外部からの制御によっ
て等化動作の初期化が可能な第2の等化手段と、前記第
1および第2の等化手段の入力信号の異常を検出する第
1の異常検出手段と、前記第1の等化手段の出力信号の
異常を検出する第3の異常検出手段と、前記第2の等化
手段の出力信号の異常を検出する第4の異常検出手段
と、前記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1
つまたは複数が信号の異常を検出したとき前記第1およ
び第2の等化手段のいずれか一方または両方を制御して
初期化する初期化手段とを備え、前記初期化手段は、前
記第1および第2の等化手段のいずれか一方または両方
を周期的に制御して初期化する周期的初期化手段と、前
記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1つまた
は複数が信号の異常を検出している場合にのみ前記周期
的初期化手段による等化手段の制御を可能とする初期化
制御手段とを含んでいる復調装置であって、前記初期化
手段は初期化禁止手段および第2の初期化制御手段を含
み、前記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段に
よる異常検出状態が解消された後の一定期間は、前記周
期的初期化手段による前記等化手段の制御を禁止し、前
記第2の初期化制御手段は、前記第3の異常検出手段が
異常を検出しているとき前記周期的初期化手段による前
記第1の等化手段の制御を可能とし、前記第4の異常検
出手段が異常を検出しているとき前記周期的初期化手段
による前記第2の等化手段の制御を可能とすることを特
徴とする。
【0043】このように本発明では、初期化禁止手段
が、第1の異常検出手段による異常検出状態が解消され
た後の一定期間は、周期的初期化手段による等化手段の
制御を禁止するので、第1の異常検出手段による搬送波
非同期などの異常検出状態が解消した後、第3および第
4の異常検出手段によるフレーム非同期などの異常検出
状態が解消するまでの間に、第1および第2の等化手段
が再度初期化されてしまうことがなく、したがって、搬
送波同期およびフレーム同期などを迅速に確立すること
ができる。
【0044】さらに、本発明では、第2の初期化制御手
段は、第3の異常検出手段が異常を検出しているとき周
期的初期化手段による第1の等化手段の制御を可能と
し、第4の異常検出手段が異常を検出しているとき周期
的初期化手段による第2の等化手段の制御を可能とす
る。そのため、第1および第2の等化手段の一方のみが
誤動作した場合には、誤動作している等化手段のみを初
期化することができる。したがって、復調手段の同期確
立状態はそのままにしておくことができ、復調手段にお
ける再同期確立の過程を経ることなく、迅速に正常動作
に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例としての復調装置を構成
するリセット制御器を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態例としての復調装置を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示したリセット制御器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】図1に示したリセット制御器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】第2の実施の形態例の復調装置を構成するリセ
ット制御器を示す回路図である。
【図6】図5のリセット制御器の動作を示すタイミング
チャートである。
【図7】先行技術文献に開示された手法を行う自動等化
器のリセット制御器を示す概略回路図である。
【図8】図7のリセット制御器の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1……復調器、2……自動等化器、3……デジタル信号
処理器、4……搬送波同期判定器、5……フレーム同期
判定器、6……リセット制御器、8……復調装置、10
……リセットタイミング信号、41……搬送波非同期警
報、42……復調器警報、51……フレーム非同期警
報、61……リセット制御信号、62……同相チャンネ
ルリセット制御信号、63……直交チャンネルリセット
信号、102……リセット制御器、104……論理和回
路、106……論理積回路、108……発振回路、11
0……搬送波非同期警報、112……フレーム非同期警
報、114……リセット制御信号、601……発振回
路、602……第1の論理和回路、6A……リセット制
御器、602A……第2の論理和回路、603……第1
の論理積回路、604……タイマー回路、605A……
第2の論理積回路、607……第3の論理積回路、60
8……第4の論理積回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/36 H04B 7/005

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調された搬送波を復調して変調信号を
    取得する復調手段と、 前記復調手段の出力信号に含まれる波形歪を等化すると
    ともに、外部からの制御によって等化動作の初期化が可
    能な等化手段と、 前記等化手段の入力信号の異常を検出する第1の異常検
    出手段と、 前記等化手段の出力信号の異常を検出する第2の異常検
    出手段と、 前記第1および第2の異常検出手段のいずれか一方また
    は両方が信号の異常を検出したとき前記等化手段を制御
    して初期化する初期化手段とを備え、 前記初期化手段は、 前記等化手段を周期的に制御して初期化する周期的初期
    化手段と、 前記第1および第2の異常検出手段のいずれか一方また
    は両方が信号の異常を検出している場合にのみ前記周期
    的初期化手段による前記等化手段の制御を可能とする初
    期化制御手段とを含んでいる復調装置であって、 前記初期化手段は初期化禁止手段を含み、前記初期化禁
    止手段は、前記第1の異常検出手段による異常検出状態
    が解消された後の一定期間は、前記周期的初期化手段に
    よる前記等化手段の制御を禁止することを特徴とする復
    調装置。
  2. 【請求項2】 直交変調された搬送波を復調して同相チ
    ャンネル信号および直交チャンネル信号を出力する復調
    手段と、 前記復調手段の前記同相チャンネル信号に含まれる波形
    歪を等化するとともに、外部からの制御によって等化動
    作の初期化が可能な第1の等化手段と、 前記復調手段の前記直交チャンネル信号に含まれる波形
    歪を等化するとともに、外部からの制御によって等化動
    作の初期化が可能な第2の等化手段と、 前記第1および第2の等化手段の入力信号の異常を検出
    する第1の異常検出手段と、 前記第1の等化手段の出力信号の異常を検出する第3の
    異常検出手段と、 前記第2の等化手段の出力信号の異常を検出する第4の
    異常検出手段と、 前記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1つま
    たは複数が信号の異常を検出したとき前記第1および第
    2の等化手段のいずれか一方または両方を制御して初期
    化する初期化手段とを備え、 前記初期化手段は、 前記第1および第2の等化手段のいずれか一方または両
    方を周期的に制御して初期化する周期的初期化手段と、 前記第1、第3、第4の異常検出手段のいずれか1つま
    たは複数が信号の異常を検出している場合にのみ前記周
    期的初期化手段による等化手段の制御を可能とする初期
    化制御手段とを含んでいる復調装置であって、 前記初期化手段は初期化禁止手段および第2の初期化制
    御手段を含み、 前記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段による
    異常検出状態が解消された後の一定期間は、前記周期的
    初期化手段による前記等化手段の制御を禁止し、 前記第2の初期化制御手段は、前記第3の異常検出手段
    が異常を検出しているとき前記周期的初期化手段による
    前記第1の等化手段の制御を可能とし、前記第4の異常
    検出手段が異常を検出しているとき前記周期的初期化手
    段による前記第2の等化手段の制御を可能とすることを
    特徴とする復調装置。
  3. 【請求項3】 前記周期的初期化手段が前記等化手段を
    制御する周期は、前記等化手段の入力信号における異常
    解消から前記第1の異常検出手段による異常検出状態の
    解消までに要する時間より長いことを特徴とする請求項
    1または2に記載の復調装置。
  4. 【請求項4】 前記一定期間は、前記等化手段の出力信
    号における異常解消から前記第2の異常検出手段による
    異常検出状態の解消までに要する時間より長いことを特
    徴とする請求項1記載の復調装置。
  5. 【請求項5】 前記一定期間は、前記第1および第2の
    等化手段の出力信号における異常解消から前記第3およ
    び第4の異常検出手段による異常検出状態の解消までに
    要する時間より長いことを特徴とする請求項2記載の復
    調装置。
  6. 【請求項6】 前記周期的初期化手段は、前記等化手段
    を初期化するための所定パルス幅のパルス信号を一定周
    期で発生する発振回路から成り、 初期化制御手段は、前記第1および第2の異常検出手段
    のいずれか一方または両方が信号の異常を検出している
    場合に、前記発振回路が発生した前記パルス信号を出力
    する第1の論理回路から成り、 前記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段による
    異常検出状態が解消された後、前記一定期間、所定論理
    レベルのパルス信号を出力するタイマ回路と、このタイ
    マ回路が前記パルス信号を出力している期間中は、前記
    第1の論理回路が出力する前記パルス信号を前記等化手
    段に供給することを阻止する第2の論理回路とを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の復調装置。
  7. 【請求項7】 前記周期的初期化手段は、前記第1およ
    び第2の等化手段を初期化するための所定パルス幅のパ
    ルス信号を一定周期で発生する発振回路から成り、 初期化制御手段は、前記第1ないし第3の異常検出手段
    のいずれか1つまたは複数が信号の異常を検出している
    場合に、前記発振回路が発生した前記パルス信号を出力
    する第1の論理回路から成り、 前記初期化禁止手段は、前記第1の異常検出手段による
    異常検出状態が解消された後、前記一定期間、所定論理
    レベルのパルス信号を出力するタイマ回路と、このタイ
    マ回路が前記パルス信号を出力している期間中は、前記
    第1の論理回路が出力する前記パルス信号を前記等化手
    段に供給することを阻止する第2の論理回路とを含み、 前記第2の初期化制御手段は、前記第3の異常検出手段
    が異常を検出しているとき前記発振回路が発生した前記
    パルス信号を前記第1の等化手段に供給し、前記第4の
    異常検出手段が異常を検出しているとき前記発振回路が
    発生した前記パルス信号を前記第2の等化手段に供給す
    る第3の論理回路とを含むことを特徴とする請求項2記
    載の復調装置。
  8. 【請求項8】 前記発振回路は、前記第1および第2の
    異常検出手段のいずれか一方または両方が異常を検出し
    ている場合にのみ動作して前記パルス信号を発生するこ
    とを特徴とする請求項6記載の復調装置。
  9. 【請求項9】 前記発振回路は、前記第1、第3、第4
    の異常検出手段のうちの1つまたは複数が異常を検出し
    ている場合にのみ動作して前記パルス信号を発生するこ
    とを特徴とする請求項7記載の復調装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の異常検出手段は、前記復調
    手段が搬送波非同期状態にあること、前記復調手段にお
    けるアイパターン開口の異常、ならびに前記復調手段の
    出力断のうちのいずれか1つまたは複数を検出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の復調装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の異常検出手段は、無線フレ
    ームの非同期、誤り訂正符合の符合非同期、ならびに誤
    り率の劣化のうちのいずれか1つまたは複数を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の復調装置。
  12. 【請求項12】 前記第3および第4の異常検出手段
    は、無線フレームの非同期、誤り訂正符合の符合非同
    期、ならびに誤り率の劣化のうちのいずれか1つまたは
    複数を検出することを特徴とする請求項2記載の復調装
    置。
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