JP3446588B2 - 配線用プレート - Google Patents

配線用プレート

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JP3446588B2
JP3446588B2 JP04248898A JP4248898A JP3446588B2 JP 3446588 B2 JP3446588 B2 JP 3446588B2 JP 04248898 A JP04248898 A JP 04248898A JP 4248898 A JP4248898 A JP 4248898A JP 3446588 B2 JP3446588 B2 JP 3446588B2
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祐子 奥山
豊 加藤
満寿雄 北村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅公団などの改
修工事などにともなって壁面などの取付面に取着して使
用する配線用プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅公団などでは、図35に示す
ように、玄関先に配置される呼出用の押釦スイッチ7
と、屋内に配置され押釦スイッチ7の呼出釦が押された
ときに商用電源ACから電源供給されて呼出音を鳴動さ
せるブザーやベルなどの丸形の鳴動装置8とが壁面など
に埋め込まれた埋込配線L0 により接続されていた。
【0003】ところで、近年では、住宅公団などの改修
工事が各地で頻繁に行われているが、改修工事に伴っ
て、防犯などのために、従来の押釦7aと鳴動装置8と
を用いた呼出システムの替わりに、ドアホン子機とドア
ホン親機(いわゆるセキュリティインターホン)とを用
いたドアホンシステムを設置することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような改修工事では、鳴動装置8を取り外した場合にそ
の取付跡(既設の開口部)が取付面50に残るので、見
栄えが悪くなるという問題があった。また、鳴動装置8
は屋内の比較的高い位置で取付面50に設置されている
場合が多いのに対し、ドアホン親機は、家人の手の届く
比較的低い位置で取付面50に設置されるので、既設の
埋込配線を利用したりあらたに電源線や信号線などを付
設する場合には、壁面(取付面50)から露出した露出
配線を行う必要があり、露出配線を配線モールで覆って
も既設の埋込配線と露出配線との結線部で見栄えが悪く
なるという問題があった。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、取付面に取着され埋込配線と露出配
線との接続を行う場合の見栄えを良くすることができる
配線用プレートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、矩形枠状のプレート枠と、プレ
ート枠の前面を覆うようにプレート枠に取着される化粧
プレートとで構成され、プレート枠は、周壁の前端部か
ら一対の縦片が互いに近づく向きに延設されるととも
に、各縦片の両端部同士をそれぞれ連結する横片が互い
に近づく向きに延設され、対向する一対の周壁の長手方
向の両端部でそれぞれの後端部同士を連結する連結片が
形成され、連結片と横片との間には段差があって挿入口
が形成され、周壁の後面と連結片の後面とが同一平面上
に位置し、連結片には取付面に埋込配置されたスイッチ
ボックスに取り付けるためのボックス取付ねじが挿通さ
れる取付孔が形成され、配線モールの一端部が挿入され
る配線用挿入口を形成する切除可能なノックアウト部が
プレート枠の周壁の各辺に形成されて成ることを特徴と
するものであり、ノックアウト部を切除して配線モール
をプレート枠内に挿入して、スイッチボックスを通して
引き出される配線と配線モールで覆われた配線との結線
などの処理をプレート枠の内部空間で行うことができ、
これら配線の接続部をプレート枠及び化粧プレートと配
モールとで覆うことができ、見栄えが良くなる。ま
た、必要に応じて配線用挿入口を形成することにより、
配線用モールが挿入されない配線用挿入口が生じるの防
ぐことができ、美観を高めることが可能になる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、複数種類の幅の配線モールに対応するノックアウト
部が設けられているので、複数種類の配線モールを使用
することが可能になり、施工が容易になる。請求項
発明は、請求項又は請求項の発明において、化粧プ
レートの後面から突設した係止爪と、プレート枠の前面
に形成された化粧プレート係止孔との係合によりプレー
ト枠と化粧プレートとが結合するので、ねじなどの別部
材を用いる必要がなく、化粧プレートの前面にプレート
枠と結合するためのねじなどが見えることがなくて見栄
えが良くなり、しかも部品点数を削減できるとともにプ
レート枠と化粧プレートとの結合が容易になる。
【0011】請求項の発明は、請求項ないし請求項
の発明において、プレート枠は、規格化された単位寸
法の埋込配線器具を3個まで連設して取り付けることが
できる埋込配線器具用の取付枠に対応する外形寸法に形
成されていることを特徴とする。請求項の発明は、請
求項ないし請求項の発明において、プレート枠は、
規格化された単位寸法の埋込配線器具を2列に3個づつ
連設して取り付けることができる埋込配線器具用の取付
枠に対応する外形寸法に形成されていることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施形態を図1乃至図15を参照しながら説明する。本実
施形態の配線用プレート1のプレート本体は、合成樹脂
製(例えば、ABS樹脂製)であって後面が壁面などの
取付面に当接する形で取付面に取着されるプレート枠1
0と、合成樹脂製(例えば、ABS樹脂製)であってプ
レート枠10の前面を覆って見栄えを良く施工する化粧
プレート30とからなる。なお、本実施形態では、プレ
ート枠10及び化粧プレート30両方の色を乳白色にす
ることにより、部屋にやわらかい雰囲気を生み出しやす
いようにしてあるが、色は特に限定されるものではな
く、例えば、白色や、ダークベージュなどでもよい。
【0013】本実施形態の配線用プレート1は、例えば
公団住宅などの改修工事にともなって使用され、図15
に示すようなドアホンシステムの配線用に用いられる。
図15に示す構成のドアホンシステムは、玄関先にドア
ホン子機2が配置されるとともに、屋内にドアホン親機
3(セキュリティインターホン)が配置され、ドアホン
子機2の呼出釦2aが操作されたときにドアホン親機3
側で呼出音が鳴動しハンドセット3aを取り上げること
によりドアホン子機2との間で通話が可能になる。ここ
で、ドアホン親機3は、既設のコンセント4に電源線L
2を介して接続され、この電源線L2は取付面50に配設
される配線モールM2により覆われている。また、ドア
ホン親機3とドアホン子機2とは、露出配線L1と埋込
配線L0’とを介して接続されており、露出配線L1と埋
込配線L0’との結線部は取付面50に取着された配線
用プレート1の内部空間で行われる。
【0014】プレート枠10は、図1ないし図11に示
すように長方形状の開口窓11を中央部に備えた矩形枠
状に形成されている。開口窓11はプレート枠10の長
手方向に沿った形で形成されており、プレート枠10の
周壁10aの前端部からは一対の縦片10b,10bが
互いに近づく向きに(周壁10aの内方へ)連続一体に
延設されるとともに、各縦片10b,10bの両端部同
士をそれぞれ連結する横片10c,10cが互いに近づ
く向きに(周壁10aの内方へ)連続一体に延設されて
いる。なお、周壁10aと各片10b,10cとの連結
部位には化粧プレート30の後端面が略当接する段部1
0dが形成されている。
【0015】また、プレート枠10には、プレート枠1
0の長手方向の両端側それぞれで前記長手方向に平行す
る一対の周壁10aの後端部同士を連結する連結片12
が形成されている。ここで、連結片12と横片10cと
は略平行であって、プレート枠10の長手方向の両端側
それぞれで連結片12と横片10cとの間には、電源線
や信号線などを挿通する挿入口17が形成される。な
お、周壁10aの後面と連結連12の後端縁とは同一平
面上に位置するようになっている。
【0016】各連結片12の略中央には、取付面に埋込
配置された既設のスイッチボックスに取り付けるための
ボックス取付ねじ40(図1参照)が挿通される取付孔
13が形成されている。したがって、ボックス取付ねじ
40を取付孔13に挿入することにより、埋込配置され
たスイッチボックスにプレート枠10を取り付けること
ができ、スイッチボックスを通して引き出される埋込配
線と露出配線とを接続することができる。
【0017】また、プレート枠10の周壁10aの各辺
それぞれには切除可能な薄肉のノックアウト部18が形
成されており、ノックアウト部18を必要に応じて切除
(ノックアウト)することにより、露出配線を覆うよう
に取付面に配設される配線モールが挿入される配線用挿
入口が形成される。ここにおいて、各ノックアウト部1
8は、図15に示すようにそのノックアウト部18が形
成された辺(周壁10a)の長手方向においてノックア
ウト部18の両端の周壁10aよりなる一対のリブ19
4 ,194 間の適宜位置に一対のリブ193 ,193
突設され、この一対のリブ193 ,193 間の適宜位置
に一対のリブ192 ,192 が突設され、さらに一対の
リブ192 ,192 間の位置に一対のリブ191 ,19
1 が突設されている。ここにおいて、一対のリブ1
1 ,191 間の距離はいわゆるF用モール1号(配線
モール)を1本だけ挿入することができる寸法に設定さ
れ、一対のリブ192 ,192 間の距離はいわゆるF用
モール2号(配線モール)を1本だけ挿入することがで
きる寸法に設定され、一対のリブ193 ,193 間の距
離はF用モール1号を2本挿入することができる寸法に
設定され、一対のリブ194 ,194 間の距離はF用モ
ール2号を2本挿入することができる寸法に設定されて
いる。ここにおいて、各リブ191 〜194 の突出量
は、図11に示すように、リブ191 →リブ192 →リ
ブ193 →リブ194 の順に多くなっている。なお、F
用モールの規格は、公団住宅電気設備標準設計図集5版
などに示されている。
【0018】したがって、例えば薄肉のノックアウト部
18において、一対のリブ191 ,191 間の部位だけ
切除することにより、F用エフモール1号を1本挿入す
ることができ、一対のリブ192 ,192 間の部位を切
除することにより、F用モール2号を1本挿入すること
ができ、一対のリブ193 ,193 間の部位を切除する
ことにより、F用モール1号を2本挿入することがで
き、一対のリブ194 ,194 間の部位を切除すること
により、F用モール2号を2本挿入することができるの
である。ここで、どの部位を切除するかはF用モールの
サイズ(幅)や本数に応じて適宜選択すればよい。な
お、F用モールのサイズは幅は1号、2号に限定される
ものではなく、ノックアウト部18を3号、4号のもの
を用いるようにしてもよく、異なる幅のF用モールを挿
入できるようにしてあればよい。
【0019】しかして、本実施形態では、ノックアウト
部18を配線モールのサイズに応じて適宜ノックアウト
(切除)し、該ノックアウトにより形成された配線用挿
入口に配線モールを挿入し、該配線モールから導出され
た電源線や信号線などの露出配線を挿入口17を通して
プレート枠10の内部空間へ導入し、電線線や信号線な
どの露出配線とスイッチボックスあるいは壁面に穿孔さ
れた穴を通して引き出される埋込配線とを結線すること
ができ、この結線部を化粧プレート30で覆い隠すこと
ができる。
【0020】したがって、従来のような鳴動装置8(図
35参照)がスイッチボックスに取り付けられていて改
修工事によって図15に示したようなドアホンシステム
を設置する場合には、例えば、鳴動装置8をスイッチボ
ックスから取り外し、該スイッチボックスにプレート枠
10を取着すればよく、前記配線用挿入口に挿入された
配線モールで覆われた露出配線とスイッチボックスを通
して引き出される埋込配線との結線などの処理を容易に
行うことができ、化粧プレートを取着することにより、
埋込配線と露出配線との結線部及びスイッチボックスが
外部から見えなくなるので、見栄えが良くなる。
【0021】ところで、プレート枠10の前面の4隅近
傍には、化粧プレート30(図1、図3、図12ないし
図14参照)の後面から突設した係止突起35(図12
ないし図14参照)を係止する化粧プレート係止孔15
が設けてあるとともに、プレート枠10の縦片10bの
略中間部には、化粧プレート30の後面から突設した係
止突起36(図12及び図13参照)を係止する化粧プ
レート係止孔16が設けてあり、化粧プレート係止孔1
5,16に係止突起35,36を挿入係止することによ
り、プレート枠10の前面を覆う形で化粧プレート30
を着脱自在に取り付けることができるようになってい
る。
【0022】化粧プレート30は、絶縁性を有する合成
樹脂(例えば、ABS樹脂)を用いて形成されたもので
あって、後面が開口した薄型の略箱形に形成される。上
述の係止突起35は後面側の4隅に突設してある。な
お、化粧プレート30の各幅寸法は、それぞれプレート
枠10の対応する部位の幅寸法と略同じにしてある(プ
レート枠10および化粧プレート30の外形寸法はJI
S B 0021に準拠して設定してある)。すなわ
ち、プレート枠10の前面側に化粧プレート30を取着
したとき、化粧プレート30の端部とプレート枠10の
側面との突き合わせの線が側面からほどんど見えなくな
り外観が向上する。また、プレート枠10の外形寸法
は、規格化された単位寸法の埋込配線器具を3個連設し
て取り付けることができる埋込配線器具用の取付枠(い
わゆる一連用の取付枠)の前面を覆うように該取付枠に
取着されるプレート(いわゆるモダンカバープレート)
と略同じ寸法に形成されている。つまり、一連用の取付
枠に対応する寸法に形成されている。
【0023】ところで、プレート枠10の短手方向に平
行な一方の周壁10aの前端部には、一対の凹部20が
短手方向に離間して設けてあり、この凹部20に治具
(マイナスドライバの先端部など)を差し込んで化粧プ
レート30をプレート枠10から離す向きの力を作用さ
せると、化粧プレート30の係止突起35,36とプレ
ート枠10の化粧プレート係止孔15,16との係合状
態が解除され、化粧プレート30をプレート枠10から
取り外すことができる。
【0024】なお、本実施形態では、プレート枠10が
ベースを構成し、化粧プレート30がカバーを構成して
いる。 (実施形態2)以下、本発明の実施形態を図16乃至図
32を参照しながら説明する。本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じなので、実施形態1と同様の構成要
素には同一の符号を付し説明を省略する。本実施形態で
は、図16ないし図27に示すプレート枠10の横片1
0cの寸法が実施形態1と異なり(実施形態1よりも長
く)、それに合わせて図28ないし図32に示す化粧プ
レート30の寸法も設定されている。
【0025】本実施形態では、プレート枠10の連結片
12の長手方向の寸法も実施形態1とは異なり、各連結
片12に3つずつ取付孔13が形成されている。ここ
で、連結片12に形成される取付孔13のうち連結片1
2の略中央に形成された取付孔13は、図32に示すよ
うに、プレート枠10をいわゆる一連用のスイッチボッ
クス60に取り付ける場合に使用するものであり、連結
片12の略中央の取付孔13を挟むように両側に形成さ
れた取付孔13は、プレート枠10をいわゆる二連用の
スイッチボックスに取り付ける場合に使用するものであ
る。すなわち、本実施形態では、異なる大きさのスイッ
チボックスにプレート枠10を取着することができる。
また、本実施形態では、プレート枠10の外形寸法は、
規格化された単位寸法の埋込配線器具を2列に3個ずつ
連設して取り付けることができる埋込配線器具用の取付
枠(いわゆる二連用の取付枠)の前面を覆うように該取
付枠に取着されるプレートと略同じ寸法に形成されてい
る。つまり、二連用の取付枠に対応する寸法に形成され
ている。なお、スイッチボックス60が配設されていな
い場合には、取付面に直付けするようにしてもよい。
【0026】また、本実施形態では、プレート枠10の
周壁10aの4辺のうち各横片10cに平行な一対の辺
には、図19及び図21に示すように、実施形態1で説
明したノックアウト部18の両側それぞれに切除可能な
薄肉のノックアウト部18’が形成されている。ここ
で、後者のノックアウト部18’は、一対のリブ1
1’,191 ’間の部位をノックアウト(切除)する
ことにより、F用モール1号を1本挿入することがで
き、全てノックアウトすることにより、F用モール2号
を1本挿入することができるようになっている。
【0027】また、プレート枠10は、図16及び図2
0に示すように、プレート枠10の両端側(図20
(a)の上下側)においてそれぞれ連結片12と横片1
0cとを連結する2本の柱部21が一体に形成されてお
り、プレート枠10の両端側それぞれで3つの挿入口1
7’,17,17’が形成されるようになっている。こ
こに、3つの挿入口17’,17,17’のうち真ん中
の挿入口17はノックアウト部18に対向する位置に形
成され、3つの挿入口17’,17,17’のうち両側
の挿入口17’,17’はノックアウト部18’に対向
する位置に形成されている。
【0028】本実施形態の配線用プレート1を施工する
場合には、例えば、図32に示すように、一連用のスイ
ッチボックス60が埋込配置された取付面50の開口部
70周縁まで電線L3 を覆う一対の配線モール(F用モ
ール1号)M3 ,M3 を並設するとともに、信号線L4
を覆う配線モール(F用モール1号)M4 を配設する。
次に、図32に示す例では、プレート枠10の周壁10
aの4辺のうち配線モールM4 の配設位置に対応する辺
に形成されたノックアウト部18の一対のリブ191
191 間の部位をノックアウトすることにより配線用挿
入口117を形成するとともに、プレート枠10の周壁
10aの4辺のうち配線モールM3 ,M 3 の配設位置に
対応する辺に形成されたノックアウト部18の一対のリ
ブ193,193 間の部位をノックアウトすることによ
り配線用挿入口を形成する。その後、一対のボッックス
取付ねじ40を各連結片12の中央の取付孔13に挿入
してスイッチボックス60の舌片61のねじ孔62に螺
着することにより、プレート枠10をスイッチボックス
60に取着する。続いて、配線用挿入口117から信号
線L4 をプレート枠10内に引き込むとともに、後者の
配線用挿入口及び該配線用挿入口に対応する挿入口17
から一対の電線L3 をプレート枠10内に引き込み、各
線L3 ,L4 をそれぞれ埋込配線と結線し、結線部(図
示せず)をスイッチボックス60内に収納する。その
後、化粧プレート30をプレート枠10に取着すること
により、上記結線部及び各配線モールM3 ,M3 ,M4
の端部及び各線L3 ,L4 が外部から見えなくなるの
で、見栄えを良くすることができる。
【0029】(参考例) 以下、本参考例を図33及び図34を参照しながら説明
する。本参考例の基本構成は実施形態1と略同じであっ
て、プレート枠10の構造に実施形態1と相違する点が
あるので、この点について説明する。なお、実施形態1
と同様の構成については同一の符号を付し説明を省略す
る。また、化粧プレート30の構造は実施形態1と同じ
(例えば図1参照)なので図示を省略してある。
【0030】本参考例では、プレート枠10が実施形態
1で説明した連結片12が形成されておらず、プレート
枠10の長手方向に延設される各横片10cの延出距離
を長くしてある。また、各横片10cの後面から後方へ
円筒状の筒部23を一体に突設してあり、筒部23の孔
13’にねじを挿通させることにより、スイッチボック
スにプレート枠10を取着するようになっている。ま
た、各横片10cには、筒部23よりもプレート枠10
の長手方向に直交する周壁10aに近いプレート枠10
の4隅近傍で、横片10cの後面から後方へ円筒状の筒
部24を一体に突設してあり、筒部24の孔24aを利
用してプレート枠10を取付面に直付けできるようにな
っている。なお、図34中の18”は切除可能な薄肉の
ノックアウト部を示し、F用モール1号を1本挿入でき
る寸法に形成されている。
【0031】
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、矩形枠状のプレート
枠と、プレート枠の前面を覆うようにプレート枠に取着
される化粧プレートとで構成され、プレート枠は、周壁
の前端部から一対の縦片が互いに近づく向きに延設され
るとともに、各縦片の両端部同士をそれぞれ連結する横
片が互いに近づく向きに延設され、対向する一対の周壁
の長手方向の両端部でそれぞれの後端部同士を連結する
連結片が形成され、連結片と横片との間には段差があっ
て挿入口が形成され、周壁の後面と連結片の後面とが同
一平面上に位置し、連結片には取付面に埋込配置された
スイッチボックスに取り付けるためのボックス取付ねじ
が挿通される取付孔が形成され、配線モールの一端部が
挿入される配線用挿入口を形成する切除可能なノックア
ウト部がプレート枠の周壁の各辺に形成されているの
、ノックアウト部を切除して配線モールをプレート枠
に挿入して、スイッチボックスを通して引き出される
配線と配線モールで覆われた配線との結線などの処理を
プレート枠の内部空間で行うことができ、これら配線の
接続部をプレート枠及び化粧プレートと配線モールとで
覆うことができ、見栄えが良くなるという効果がある。
また、必要に応じて配線用挿入口を形成することによ
り、配線用モールが挿入されない配線用挿入口が生じる
の防ぐことができ、美観を高めることが可能になるとい
う効果がある。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、複数種類の幅の配線モールに対応するノックアウト
部が設けられているので、複数種類の配線モールを使用
することが可能になり、施工が容易になるという効果が
ある。請求項の発明は、請求項又は請求項の発明
において、化粧プレートの後面から突設した係止爪と、
プレート枠の前面に形成された化粧プレート係止孔との
係合によりプレート枠と化粧プレートとが結合するの
で、ねじなどの別部材を用いる必要がなく、化粧プレー
トの前面にプレート枠と結合するためのねじなどが見え
ることがなくて見栄えが良くなり、しかも部品点数を削
減できるとともにプレート枠と化粧プレートとの結合が
容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、前面側から見た分解斜視図
である。
【図2】同上のプレート枠を後面側から見た斜視図であ
るである。
【図3】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面
図、(c)は側面図である。
【図4】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は断面図、(c)は側断面図である。
【図5】同上のプレート枠の背面図である。
【図6】同上のプレート枠の断面図である。
【図7】同上のプレート枠の断面図である。
【図8】図4(b)の要部Bの拡大図である。
【図9】図6の要部Cの拡大図である。
【図10】図4(c)の要部Dの拡大図である。
【図11】図5の要部Eの拡大図である。
【図12】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は断面図、(c)は側断面図、(d)は背面
図である。
【図13】図12(b)の要部Aの拡大図である。
【図14】図12(c)の要部Eの拡大図である。
【図15】同上を用いたドアホンシステムの配線例図で
ある。
【図16】実施形態2を示し、前面側から見た分解斜視
図である。
【図17】同上のプレート枠を後面側から見た斜視図で
ある。
【図18】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面
図、(c)は側面図である。
【図19】同上を示す背面図である。
【図20】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は断面図、(c)は側断面図である。
【図21】同上のプレート枠の背面図である。
【図22】同上のプレート枠の断面図である。
【図23】図20(b)の要部Fの拡大図である。
【図24】図20(c)の要部Gの拡大図である。
【図25】図20(c)の要部Hの拡大図である。
【図26】同上のプレート枠の要部断面図である。
【図27】同上のプレート枠の要部側断面図である。
【図28】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は断面図、(c)は側断面図である。
【図29】同上の化粧プレートの背面図である。
【図30】図28(b)の要部Iの拡大図である。
【図31】図29の要部Jの拡大図である。
【図32】実施形態2の配線用プレートの施工方法の説
明図である。
【図33】参考例を示し、プレート枠を前面側から見た
斜視図である。
【図34】同上を示し、プレート枠を後面側から見た斜
視図である。
【図35】従来例の呼出システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 配線用プレート 10 プレート枠 10a 周壁 12 連結片 13 取付孔 18 ノックアウト部 30 化粧プレート 40 ボックス取付ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 隆男 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (72)発明者 中村 正明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−233013(JP,A) 特開 昭62−201008(JP,A) 特開 昭62−225119(JP,A) 特開 平4−344112(JP,A) 特開 平5−274908(JP,A) 実開 昭63−187522(JP,U) 実開 昭56−51413(JP,U) 実開 平5−50930(JP,U) 実開 昭60−42017(JP,U) 実開 平1−127319(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/18 H02G 3/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形枠状のプレート枠と、プレート枠の
    前面を覆うようにプレート枠に取着される化粧プレート
    とで構成され、プレート枠は、周壁の前端部から一対の
    縦片が互いに近づく向きに延設されるとともに、各縦片
    の両端部同士をそれぞれ連結する横片が互いに近づく向
    きに延設され、対向する一対の周壁の長手方向の両端部
    でそれぞれの後端部同士を連結する連結片が形成され、
    連結片と横片との間には段差があって挿入口が形成さ
    れ、周壁の後面と連結片の後面とが同一平面上に位置
    し、連結片には取付面に埋込配置されたスイッチボック
    スに取り付けるためのボックス取付ねじが挿通される取
    付孔が形成され、配線モールの一端部が挿入される配線
    用挿入口を形成する切除可能なノックアウト部がプレー
    ト枠の周壁の各辺に形成されて成ることを特徴とする配
    線用プレート。
  2. 【請求項2】 複数種類の幅の配線モールに対応するノ
    ックアウト部が設けられて成ることを特徴とする請求項
    1記載の配線用プレート。
  3. 【請求項3】 化粧プレートの後面から突設した係止爪
    と、プレート枠の前面に形成された化粧プレート係止孔
    との係合によりプレート枠と化粧プレートとが結合する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の配線用プ
    レート。
  4. 【請求項4】 プレート枠は、規格化された単位寸法の
    埋込配線器具を3個まで連設して取り付けることができ
    る埋込配線器具用の取付枠に対応する外形寸法に形成さ
    れて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載
    の配線用プレート。
  5. 【請求項5】 プレート枠は、規格化された単位寸法の
    埋込配線器具を2列に3個づつ連設して取り付けること
    ができる埋込配線器具用の取付枠に対応する外形寸法に
    形成されて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3記載の配線用プレート
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