JPH08205325A - 住宅分電盤のハウジング - Google Patents

住宅分電盤のハウジング

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JPH08205325A
JPH08205325A JP7008447A JP844795A JPH08205325A JP H08205325 A JPH08205325 A JP H08205325A JP 7008447 A JP7008447 A JP 7008447A JP 844795 A JP844795 A JP 844795A JP H08205325 A JPH08205325 A JP H08205325A
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JP
Japan
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housing
covering member
side plate
distribution board
bottom plate
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JP7008447A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Takamoto
博光 高本
Hirokazu Shin
広和 進
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングを壁面に露出させて取着した場合
にその外部に塵埃がたまりにくく、たまったときにはそ
の除去作業が簡単になり、また外観的にも好ましい住宅
分電盤のハウジングの提供。 【構成】 底板2 と側板3 により一面が開口した箱状を
なすとともに側板の中間付近に段部4 を設けて段部から
底板に至る側板の外郭形状が開口側より小さく形成され
た箱体1 と、箱体の開口部分を開閉可能とするよう箱体
に取着された蓋体6 と、よりなり、箱体及び蓋体内にブ
レーカ等を取着した内機ブロックBVを収納するものにお
いて、外郭形状が側板の開口側と略一致し、高さが段部
から底板までの長さに略一致する枠状の被覆部材11を側
板に取着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーカ等を収納する
ものであって、壁面に露出し又は一部が埋め込まれて選
択的に取着され得る住宅分電盤のハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の住宅分電盤のハウジングは、図
14に示す構成のものが一般的であり、箱体1 と蓋体6
とよりなる。図において、箱体1 は、底板2 と側板3,3,
…により一面が開口した箱状をなすとともに、側板3,3,
…の深さ方向の中間付近に段部4,4,…を設けており、従
って段部4,4,…から底板2 に至る側板3,3,…の外郭形状
が開口側より小さく形成されている。この段部4,4,…
は、ハウジングの一部、すなわち箱体1 の一部を壁面W
に埋め込む場合、段部4,4,…から底板2 に至る側板3,3,
…の外郭形状より僅かに大きい壁面の開口縁に係止させ
るものである。従ってこの場合、側板3,3,…の段部4,4,
…から底板2 に至る部分は埋設され、段部4,4,…から開
口側は露出する。また、底板2 には、ねじ通し孔 (図示
せず) が設けてあり、ハウジング全体を壁面W に露出し
て取着する場合、ねじ通し孔にタッピンねじ等を貫通さ
せて固定する。さらに、側板3,3,…の段部4,4,…から底
板2 に至る部分の1箇所には、電線の入出のためのノッ
クアウトを有する傾斜面3aが設けてある。
【0003】蓋体6 は、箱体1 の開口部分を開閉可能と
するよう箱体1 に取着され、詳しくは、中央部分にヒン
ジ動作により開閉可能な外蓋9 を取着している。
【0004】図15はハウジングの一部、すなわち箱体
1 の一部を壁面W に埋め込んだ状態を示している。この
ような取着を行う場合、段部4,4,…から底板2 に至る側
板3,3,…に適宜個数のねじ通し孔Sa,Sa を設け、これに
タッピンねじS,S 等を貫通させて柱P,P に螺着固定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した住宅分電盤の
ハウジングは、壁面に対し、露出させて取着することも
一部を埋め込んで取着することも可能であるため、用途
の自由度が高いものである。
【0006】しかしながら、ハウジング1,6 を壁面W に
対し、露出させて取着する場合、段部4,4,…から底板2
に至る側板3,3,…の外郭形状が開口側より小さいため
に、そこに塵埃がたまり易く、またその塵埃の除去作業
も面倒なものである。そして、このような段付きや傾斜
面3aを有する外郭形状は外観的にも好ましいものではな
い。
【0007】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、ハウジングを壁面に露出
させて取着した場合にその外部に塵埃がたまりにくく、
たまったときにはその除去作業が簡単になり、また外観
的にも好ましい住宅分電盤のハウジングを提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の住宅分電盤のハウジングは、底板
と側板により一面が開口した箱状をなすとともに側板の
中間付近に段部を設けて段部から底板に至る側板の外郭
形状が開口側より小さく形成された箱体と、箱体の開口
部分を開閉可能とするよう箱体に取着された蓋体と、よ
りなり、箱体及び蓋体内にブレーカ等を収納するものに
おいて、外郭形状が側板の開口側と略一致し、高さが段
部から底板までの長さに略一致する被覆部材を側板に取
着してなる構成としている。
【0009】また、請求項2記載の住宅分電盤のハウジ
ングは、請求項1記載の被覆部材を、側板に着脱自在に
取着し得るよう形成した構成としている。
【0010】また、請求項3記載の住宅分電盤のハウジ
ングは、請求項1又は2記載の被覆部材を、枠状に形成
した構成としている。
【0011】また、請求項4記載の住宅分電盤のハウジ
ングは、請求項3記載の被覆部材を、多数の被覆片を互
いに継合して形成した構成としている。
【0012】また、請求項5記載の住宅分電盤のハウジ
ングは、請求項3記載の被覆部材を、枠状が形成できる
長さの長尺状であって所定箇所に折り曲げが可能となる
切り込みを設けて形成した構成としている。
【0013】また、請求項6記載の住宅分電盤のハウジ
ングは、請求項3記載の被覆部材を、伸縮可能な材料に
より形成した構成としている。
【0014】さらに、請求項7記載の住宅分電盤のハウ
ジングは、請求項1乃至6記載の被覆部材と側板との当
接面に接着剤を介在させた構成としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ハウジングを壁
面に対し露出させて取着した場合、段部から底板に至る
側板の外郭形状が開口側より小さい箇所に被覆部材が存
在し、ハウジングの外郭形状が従来のもののような段付
き形状でなくなる。
【0016】請求項2記載の構成によれば、請求項1記
載の作用に加え、被覆部材が着脱自在であるため、ハウ
ジングを壁面に対し露出させて取着するべく被覆部材を
着装した後、一部を埋め込んで取着するものに転用させ
たい場合に被覆部材が脱装できる。
【0017】請求項3記載の構成によれば、請求項1又
は2記載の作用に加え、被覆部材の側板への取着作業が
嵌め入れだけの簡単なものになる。
【0018】請求項4記載の構成によれば、請求項3記
載の作用に加え、被覆部材として機能させるまでは分解
した状態の被覆片の状態にあるので保管スペースが少な
くてすむ。
【0019】請求項5記載の構成によれば、請求項3記
載の作用に加え、被覆部材として機能させるまでは長尺
の状態にあるので保管スペースが少なくてすみ、さらに
ハウジングを壁面に取着した後に被覆部材の側板への取
着も可能となる。
【0020】請求項6記載の構成によれば、請求項3記
載の作用に加え、被覆部材として機能させるまでは形が
自由に変形させられるので保管スペースが少なくてす
み、さらにハウジングを壁面に取着した後に被覆部材の
側板への取着も可能となる。
【0021】請求項7記載の構成によれば、請求項1記
載の作用に加え、請求項1乃至6記載の被覆部材と側板
との取着状態が安定強固なものとなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図6に
基づいて説明する。この実施例は、箱体1 、蓋体6 及び
被覆部材11を主要構成部材としている。なお、従来の技
術の項で説明したものと、基本的機能が同様の部材ある
いは部位には同じ符号を付している。
【0023】箱体1 は、プラスチック等により型造され
るもので、底板2 と側板3,3,…により一面が開口した箱
状をなすとともに、側板3,3,…の深さ方向の中間付近に
段部4,4,…を設けており、従って段部4,4,…から底板2
に至る側板3,3,…の外郭形状が開口側より小さく形成さ
れている。この段部4,4,…は、ハウジングの一部、すな
わち箱体1 の一部を壁面W に埋め込む場合、段部4,4,…
から底板2 に至る側板3,3,…の外郭形状より僅かに大き
い壁面の開口縁に係止させるものである。従ってこの場
合、側板3,3,…の段部4,4,…から底板2 に至る部分は壁
内に埋設され、段部4,4,…から開口側は壁面W より露出
する。
【0024】段部4,4,…は、例えばその対向する2箇所
4,4 に、後述する被覆部材11を係止するための係止凹部
4a,4a が設けてある。また、底板2 には、四隅にねじ通
し孔2a,2a,…が設けてあり、ハウジング全体を壁面W に
露出して取着する場合、これにタッピンねじ等を貫通さ
せて壁面W に螺着固定する。2bはハウジング全体を引っ
掛け係止するためのだるま孔である。さらに、側板3,3,
…の段部4,4,…から底板2 に至る部分の1箇所には、電
線の入出のためのノックアウトを有する傾斜面3aが設け
てある。
【0025】さらに、この実施例の箱体1 を詳述する
と、図5に示すように、底板2 の内面には多数のブレー
カ等を取着した内機ブロックBVや端子ブロックTVを固定
するための固定ねじ部2d,2d,…を設けている。固定ねじ
部2d,2d,…は、絞り加工により底板2 の内面より突出形
成されて中央に雌ねじが刻設してある。また、側板3,3,
…の開口縁近傍には、後述する蓋体6 を着脱自在に取着
するための弾性係止爪3b,3b,…が設けてある。弾性係止
爪3b,3b,…は、一体に設けた押圧片3c,3c,…が側板3,3,
…の外面と略面一になるように配されており、蓋体6 を
脱装するときにこれを押圧して弾性係止爪3b,3b,…を箱
体1 の内方に弾性変形させる。
【0026】蓋体6 は、これもプラスチック等により型
造されるもので、箱体1 の開口部分を開閉可能とするよ
う箱体1 に取着される。この実施例では、図5に示すよ
うに、基本的には、底板7 と側板8,8,…により一面が開
口した底の浅い箱状をなしており、対向する2辺の側板
8,8 は、中央部の外端が湾曲状となって底板7 より突出
させてある。そして、これら側板8,8 間に位置するよう
ヒンジ動作により開閉可能な外蓋9 を取着している。底
板7 の外蓋9 により閉塞される部分は、その中央に細長
いハンドル挿通孔7aが設けてあり、内機ブロックBVのブ
レーカのハンドルがハンドル操作可能な状態で挿通しそ
れ以外を覆うことにより中蓋の機能を有する。すなわ
ち、ブレーカのハンドルの操作は、蓋体6 全体を脱装せ
ずに外蓋9を開けることにより可能となる。
【0027】また、側板8,8,…は、箱体1 の開口側の側
板3,3,…の外郭形状に対応させてあり、その内面には弾
性係止爪3b,3b,…と係止する係止凹部 (図示せず) が設
けてある。外蓋9 は、コイルばね9a,9a により開放側に
ばね付勢されており、蓋体6との間に適宜設計の係止構
造を有している。
【0028】被覆部材11は、プラスチック等により型造
されるもので、外郭形状が側板3,3,…の開口側と略一致
し、高さが段部4,4,…から底板2 までの長さに略一致す
る枠状をなしている。そして、端面には、段部4,4 に設
けた係止凹部4a,4a に係止される係止突部11a,11a が設
けてある。この係止突部11a,11a は、弾性変形が可能で
あるため、被覆部材11は側板3,3 に対して着脱自在に取
着し得る。
【0029】かかる住宅分電盤のハウジングは、箱体1
にブレーカ等が取着された内機ブロックBVや端子ブロッ
クTVを収納固定し、蓋体6 を箱体1 の開口部分を開閉可
能とするよう箱体1 に取着し、被覆部材11を側板3,3 に
取着して壁面W に取着する。図6は外蓋9 を開けた状態
であり、蓋体6 の底板7 、すなわち中蓋のハンドル挿通
孔7aに挿通されて突出する内機ブロックBVのブレーカの
ハンドルが操作可能の状態を示している。図3及び図4
は壁面W に取着した状態で、ねじ通し孔2a,2a,…にタッ
ピンねじS,S 等を貫通させて壁面W に螺着固定してい
る。
【0030】このような住宅分電盤のハウジングは、段
部4,4,…から底板2 に至る側板3,3,…の外郭形状が開口
側より小さい箇所に被覆部材11が存在するので、ハウジ
ングの外郭形状が従来のもののように段付き形状でなく
なる。また、被覆部材11が着脱自在であるため、ハウジ
ングを壁面に対し露出させて取着するべく被覆部材11を
着装した後、一部を埋め込んで取着するものに転用させ
たい場合に脱装できる。さらに、被覆部材11が枠状であ
るため、被覆部材11の側板への取着作業が嵌め入れだけ
の簡単なものになる。
【0031】次に、本発明の第2実施例を図7に基づい
て説明する。このものは、被覆部材11の構造が先の実施
例とは異なる。
【0032】すなわち、この被覆部材11は、多数の被覆
片12,12,… (本実施例では、14個) を互いに継合して
形成される。各被覆片12,12,…は、継合方向の一端に嵌
入突部12a 、他端に嵌入突部12a を受け入れる嵌入凹部
12b を有するのであるが、長手方向 (4個の被覆片が継
合する方向) の両端の被覆片12A,12B は、前者の嵌入突
部12a と後者の嵌入凹部12b を長手方向と直交する方向
に設けている。また、短手方向 (3個の被覆片が継合す
る方向) の中央に位置する被覆片12C には、幅方向の端
面に段部4,4 に設けた係止凹部4a,4a に係止される係止
突部11a,11a が設けてある。
【0033】この被覆部材11を用いると、被覆部材11と
して機能させるまでは各被覆片12,12,…が分解した状態
にしておけるので保管スペースが少なくてすむ。
【0034】次に、本発明の第3実施例を図8乃至図1
1に基づいて説明する。このものも、被覆部材11の構造
が先の実施例とは異なる。
【0035】すなわち、この被覆部材11は、図8に示す
ように、枠状が形成できる長さの長尺状であって所定箇
所に折り曲げが可能となる切り込み11b,11b,…を設ける
とともに、図9に示すように、一端を切り込み11b に対
応した傾斜面11c と係止突部11e 、他端に切り込み11b
に対応した傾斜面11d と係止突部11e を受け入れる係止
凹部11f を設けている。前述した切り込み11b,11b,…
は、枠状を形成するのに90°折り曲げるために片側を45
°ずつ切除した形状の傾斜面としている。また、係止凹
部11f は、図10に示すように、係止突部11e の先端を
係止する突起11gが設けてある。11a,11a は段部4,4 に
設けた係止凹部4a,4a に係止される係止突部である。
【0036】この被覆部材11は、予め切り込み11b,11b,
…で折り曲げ、係止突部11e を係止凹部11f に嵌入係止
して枠状にし、これを側板3,3 に取着する。なお、係止
突部11a,11a を省略し、側板3,3,…の周囲に巻き付ける
ようにして取着してもよいし、さらにはハウジング全体
を壁面W に取着した後に側板3,3,…の周囲に巻き付ける
ようにして取着してもよい。
【0037】この被覆部材11を用いると、被覆部材とし
て機能させるまでは長尺の状態にあるので保管スペース
が少なくてすみ、さらにハウジングを壁面W に取着した
後に被覆部材の側板への取着も可能となる。
【0038】次に、本発明の第4実施例を図12に基づ
いて説明する。このものは、被覆部材11の材料が先の実
施例とは異なる。
【0039】すなわち、この被覆部材11は、合成ゴムの
ような伸縮自在な材料により、枠状が形成できる長さよ
り短いリング状に形成される。この被覆部材11は、予め
伸ばして側板3,3 に取着してもよく、ハウジング全体を
壁面W に取着した後に側板3,3,…の周囲に取着してもよ
い。
【0040】この被覆部材11を用いると、被覆部材とし
て機能させるまでは形が自由に変形させられるので保管
スペースが少なくてすみ、さらにハウジングを壁面に取
着した後に被覆部材の側板への取着も可能となる。
【0041】次に、本発明の第5実施例を図13に基づ
いて説明する。このものは、第1実施例の被覆部材11を
一部変形したものである。
【0042】すなわち、この被覆部材11は、プラスチッ
ク等により型造されるもので、外郭形状が側板3,3,…の
開口側と略一致し、高さが段部4,4,…から底板2 までの
長さに略一致する枠状をなしている構造は第1実施例と
同様であるが、第1実施例に設けていた係止突部11a,11
a は省略してある。そして、係止突部11a,11a を省略し
た側の端面に接着剤層13,13,…を設けている。従って、
この接着剤層13,13,…により段部4,4,…と接合して被覆
部材11を側板3,3,…に取着する。
【0043】この被覆部材11を用いると、被覆部材11と
側板3,3,…との取着状態が安定強固なものとなる。
【0044】以上の各実施例から明らかなように、本発
明によれば、ハウジングを壁面W に露出させて取着した
場合にその外部に塵埃がたまりにくく、たまったときに
はその除去作業が簡単になり、また外観的にも好ましい
住宅分電盤のハウジングが得られる。
【0045】なお、第1実施例では、被覆部材11に弾性
変形が可能な係止突部11a,11a を設けて被覆部材11が側
板3,3 に対して着脱自在に取着し得るものとしている
が、圧入あるいはかしめ等により着脱不能な構造にして
もよい。
【0046】また、各実施例の組み合わせも可能であ
り、例えば、第1乃至第4実施例のものに接着剤層13,1
3,…を設けてもよい。この接着剤層13,13,…も被覆部材
11側にのみに設けるのではなく、段部4,4,…側に設けて
もよく、要は被覆部材11と側板との当接面に接着剤を介
在させればよい。
【0047】さらに、蓋体7 は、実施例のもののによう
に、外蓋9 を設けないようにしてもよいし、箱状に限定
されるものでもなく、適宜設計してよいことは勿論であ
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の住宅分電盤のハウジング
は、ハウジングを壁面に対し露出させて取着した場合、
段部から底板に至る側板の外郭形状が開口側より小さい
箇所に被覆部材が存在し、ハウジングの外郭形状が従来
のもののように段付き形状でなくなり、よって、ハウジ
ングを壁面に露出させて取着した場合にその外部に塵埃
がたまりにくく、たまったときにはその除去作業が簡単
になり、また外観的にも好ましいものとなる。
【0049】請求項2記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項1記載の作用効果に加え、被覆部材が着脱自
在であるため、ハウジングを壁面に対し露出させて取着
するべく被覆部材を着装した後、一部を埋め込んで取着
するものに転用させたい場合に脱装でき、壁面への取着
形態の変更に対応できる。
【0050】請求項3記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項1又は2記載の作用効果に加え、被覆部材の
側板への取着作業が嵌め入れだけの簡単なものになる。
【0051】請求項4記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項3記載の作用効果に加え、被覆部材として機
能させるまでは分解した状態の被覆片の状態にあるので
保管スペースが少なくてすむ。
【0052】請求項5記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項3記載の作用効果に加え、被覆部材として機
能させるまでは長尺の状態にあるので保管スペースが少
なくてすみ、さらにハウジングを壁面に取着した後に被
覆部材の側板への取着も可能となる。
【0053】請求項6記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項3記載の作用効果に加え、被覆部材として機
能させるまでは形が自由に変形させられるので保管スペ
ースが少なくてすみ、さらにハウジングを壁面に取着し
た後に被覆部材の側板への取着も可能となる。
【0054】請求項7記載の住宅分電盤のハウジング
は、請求項1記載の作用効果に加え、請求項1乃至6記
載の被覆部材と側板との取着状態が安定強固なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、ハウジング
の底面が見えるように描いた分解斜視図である。
【図2】その同一方向から見た分解斜視図である。
【図3】そのハウジングを壁面に取着した状態を示す分
解斜視図である。
【図4】その側面図である。
【図5】そのハウジングの収納部材との関連を示す分解
斜視図である。
【図6】そのハウジングの外蓋を開けた状態を示す斜視
図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す一部を分解した斜視
図である。
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、被覆部材が
展開された状態を示す斜視図である。
【図9】その要部拡大斜視図である。
【図10】その要部拡大断面図である。
【図11】その被覆部材の斜視図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図13】本発明の第5実施例を示す斜視図である。
【図14】従来のものを壁面に露出した状態で取着した
状態を示す斜視図である。
【図15】従来のものを壁面に一部埋め込んだ状態で取
着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジングを構成する箱体 2 箱体の底板 3 箱体の側板 4 側板の段部 4a 段部り係止凹部 6 ハウジングを構成する蓋体 7 蓋体の底板 8 蓋体の側板 9 蓋体の外蓋 11 被覆部材 11a 被覆部材の係止突部 BV 内機ブロック TV 端子ブロック W 壁面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と側板により一面が開口した箱状を
    なすとともに側板の中間付近に段部を設けて段部から底
    板に至る側板の外郭形状が開口側より小さく形成された
    箱体と、箱体の開口部分を開閉可能とするよう箱体に取
    着された蓋体と、よりなり、箱体及び蓋体内にブレーカ
    等を収納する住宅分電盤のハウジングにおいて、外郭形
    状が側板の開口側と略一致し、高さが段部から底板まで
    の長さに略一致する被覆部材を側板に取着してなる住宅
    分電盤のハウジング。
  2. 【請求項2】 前記被覆部材は、側板に着脱自在に取着
    し得るよう形成されてなる請求項1記載の住宅分電盤の
    ハウジング。
  3. 【請求項3】 前記被覆部材は、枠状に形成されてなる
    請求項1又は2記載の住宅分電盤のハウジング。
  4. 【請求項4】 前記被覆部材は、多数の被覆片を互いに
    継合して形成されてなる請求項3記載の住宅分電盤のハ
    ウジング。
  5. 【請求項5】 前記被覆部材は、枠状が形成できる長さ
    の長尺状であって所定箇所に折り曲げが可能となる切り
    込みを設けて形成されてなる請求項3記載の住宅分電盤
    のハウジング。
  6. 【請求項6】 前記被覆部材は、伸縮可能な材料により
    形成されてなる請求項3記載の住宅分電盤のハウジン
    グ。
  7. 【請求項7】 前記被覆部材と側板との当接面に接着剤
    を介在させてなる請求項1乃至6記載の住宅分電盤のハ
    ウジング。
JP7008447A 1995-01-23 1995-01-23 住宅分電盤のハウジング Withdrawn JPH08205325A (ja)

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JP7008447A JPH08205325A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 住宅分電盤のハウジング

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019054591A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 河村電器産業株式会社 住宅用分電盤
CN110611247A (zh) * 2018-06-14 2019-12-24 河村电器产业株式会社 配电盘壳体

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