JP3445925B2 - 半導体記憶素子の製造方法 - Google Patents

半導体記憶素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶素子の
製造方法、更に詳しくは強誘電体を誘電膜とするキャパ
シタを備えた半導体記憶素子およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の強誘電体を用いた不揮発性メモリ
を図1に示す。従来の強誘電体メモリは少なくとも1つ
のスイッチングトランジスタと少なくとも1つの強誘電
体キャパシタにより構成されている。従来のDRAMの
CMOS工程と同様に、素子分離により囲まれた活性領
域にスイッチングトランジスタを形成した後、素子分離
領域上にドライブラインに相当する下部電極形成後、強
誘電体を形成する。強誘電体キャパシタは印加電界に対
して蓄積電荷は履歴特性を示す。
【0003】印加電界を取り除いても強誘電体膜は自発
分極を有しているため、この分極方向により情報(1あ
るいは0)が記憶される。この性質を利用することによ
り、電源を切っても情報が保持できる不揮発性メモリが
実現できる。メモリに適用するには分極反転するための
正負のしきい値電圧が等しく、反転電荷量と非反転電荷
量の差を半導体メモリのセンシングアンプで検出するた
め、5μC/cm2程度必要となる。
【0004】また、強誘電体キャパシタ形成後、上部プ
レート電極、PZT膜、ドライブラインを所定の形状に
同時に加工する。一方のソース/ドレイン領域にビット
線、他方のソース/ドレイン領域と強誘電体キャパシタ
のプレート電極を配線により電気的に接続された構造を
有している。
【0005】強誘電体材料には、上記特性を満足する材
料として、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrxTi1-x
3、以下「PZT」とする。)あるいは、ビスマス層状
化合物(SrBi4Ti415,SrBi2Ta29)な
どが用いられている。また、電極材料には、PZT膜と
の格子の接合性が良く、耐酸化性の優れたPtRh、P
tRhOxや酸化物で且つ導電性という特徴をもつRu
2、IrO2、LaSrCoOなどが用いられている。
強誘電体キャパシタを形成後、層間絶縁膜を形成し、金
属配線を用い、素子間を接続する。層間絶縁膜には原料
としてシランガスあるいはTEOS(テトラエトキシシ
ラン)を用い、CVD法により酸化珪素膜あるいは窒化
珪素膜を形成する。
【0006】このようにトランジスタを備えたメモリは
通常、金属配線あるいは保護膜形成のような最終工程完
了後に水素を含む不活性ガス雰囲気中で400〜450
℃の範囲内で熱処理を行う。これは、トランジスタのゲ
ート酸化膜と基板と界面の欠陥を拡散した水素で終端す
ることにより、ゲート酸化膜の界面準位密度を低減し安
定なトランジスタ特性を得るためである。
【0007】以下、図3を用いて、従来技術として特開
平7−273297号公報に開示された技術を説明す
る。
【0008】まず、半導体基板41表面に素子分離領域
42を形成した後、ソース43及びドレイン44の拡散
領域と基板41上にゲート絶縁膜45を介して形成され
るゲート電極46を有するスイッチングトランジスタ4
7が形成される。
【0009】次に、層間絶縁膜としてBPSG膜48を
形成し、更にBPSG膜48上には膜厚20nmのチタ
ン接着層49、膜厚が200nmのPt下部電極51、
膜厚250nmの強誘電体薄膜52、膜厚200nmの
Pt上部電極53が順次形成される。
【0010】次に、SOGからなる膜厚200nmのシ
リコン酸化物の第1の保護膜54が形成され、更に第1
の保護膜54上には強誘電体薄膜52の材質と同じ組成
のMOD溶液の塗布熱処理によって形成した膜厚220
nmの第2の保護膜55が形成される。第2の保護膜5
5の焼成は強誘電体薄膜52の処理条件と同じである。
【0011】更に、第2の保護膜55上にはLPCVD
成膜によるシラン熱分解による膜厚300nmの層間絶
縁膜56が形成される。該スイッチングトランジスタ4
7のソース43、ドレイン44に対応する第1の保護膜
54、第2の保護膜55、層間絶縁膜56及びBPSG
膜48には開口部57が形成され、この開口部57にソ
ース取り出し配線58、ドレイン取り出し配線59が形
成される。また、上部電極53、下部電極51に対応す
る第1の保護膜54、第2の保護膜55及び層間絶縁膜
56にも開口部57が形成され、これら開口部57に
レイン取り出し配線59と電気的に接続される上部電極
取り出し配線60が形成される
【0012】キャパシタ形成後、アルミニウム等の多層
配線間に用いる層間絶縁膜、或いは配線完了後に形成す
る保護膜は、アルミニウム配線とシリコン基板との反応
及びアルミニウム配線の信頼性を考慮して形成時の基板
温度を400℃前後にする必要がある。このため、従
来、シランやTEOSを原料とし低温で形成可能なプラ
ズマCVD法により層間絶縁膜、保護膜を形成してい
る。
【0013】しかしながら、シランガスやTEOSを用
いたプラズマCVD法により形成した層間絶縁膜には多
量の水素が含まれており、この水素は保護膜形成後の4
00℃前後の熱処理により解離し素子内部を拡散、強誘
電体キャパシタの上部Pt電極によって活性化され、強
誘電体膜界面に達すると強誘電体膜側で還元作用が発生
し、膜中の酸素が引き抜かれ絶縁性が破壊される。この
現象が進むと強誘電体特性が劣化し、リーク電流が増加
する。また、上部電極形成後に水素を含む不活性ガス雰
囲気中で熱処理するため、同様に、強誘電体特性の劣
化、リーク電流の増加が起こる。
【0014】また、水素遮断性の保護膜として、組成的
にも結晶構造的にも強誘電体と等しい薄膜55を用いる
場合、該保護膜の平坦化が困難であり、また、保護膜上
の絶縁膜との剥がれが発生したり、保護膜を構成する元
素が拡散しスイッチングトランジスタ等に悪影響を与え
る等の問題を有する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の半導体記憶素子の製造方法は、半導体基板に形成され
たスイッチングトランジスタとなるMOSトランジスタ
と、第1の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールを
介して上記MOSトランジスタと電気的に接続され、強
誘電体膜を誘電膜とするキャパシタとを備え、配線を介
して、他の半導体記憶素子と接続されている半導体記憶
素子の製造方法において、上記キャパシタの下部電極上
に上記強誘電体膜を形成する工程と、上記強誘電体膜を
結晶化した後、水素或いは水素と不活性ガスの混合雰囲
気にて第1の熱処理をすることにより、上記MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜と上記半導体基板との界面での
欠陥を終端する工程と、上記キャパシタの上部電極を上
記強誘電体膜上に直接又は第2の層間絶縁膜に形成され
たコンタクトホールを介して形成する工程と、第3の層
間絶縁膜を形成した後、コンタクトホールを形成し、上
記MOSトランジスタと他の半導体記憶素子とを接続す
る配線を形成し、その後、表面に表面保護膜を形成する
工程と、上記表面保護膜を形成した後、酸素又は不活性
ガス又は酸素と不活性ガスとの混合ガス雰囲気中で第2
の熱処理をする工程とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0016】また、請求項2に記載の本発明の半導体記
憶素子の製造方法は、上記第1の熱処理を300〜45
0℃で行うことを特徴とする、請求項1記載の半導体記
憶素子の製造方法である。
【0017】また、請求項3に記載の本発明の半導体記
憶素子の製造方法は、上記第1の層間絶縁膜、上記第2
の層間絶縁膜、上記第3の層間絶縁膜及び上記表面保護
膜として、四弗化珪素を原料として用いた化学的気相成
長法によって、フッ素を含む酸化珪素膜、窒化珪素膜又
は窒化酸化珪素膜を形成することを特徴とする、請求項
1又は請求項2に記載の半導体記憶素子の製造方法であ
る。
【0018】また、請求項4に記載の本発明の半導体記
憶素子の製造方法は、上記第2の熱処理を300〜45
0℃で行うことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の
いずれかに記載の半導体記憶素子の製造方法である。
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発
明について詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施の形態の半導体記憶
素子の製造工程図であり、1は半導体基板、2はスイッ
チングトランジスタ、3は素子分離領域、4は第1の層
間絶縁膜、5はポリシリコンプラグ、6はバリアメタル
層、7はキャパシタの下部電極、8は強誘電体膜、9は
第2の層間絶縁膜、10は上部電極、11は第3の層間
絶縁膜、12は金属配線、13は表面保護膜を示す。
【0022】以下、本発明の一実施の形態の半導体記憶
素子の製造工程を説明する。
【0023】まず、公知のトランジスタ製造方法に従
い、シリコン基板1上にスイッチングトランジスタ2と
なるMOSトランジスタ及び素子分離領域を形成する。
シリコン基板1上に第1の層間絶縁膜4として、BPS
G膜(ボロン燐ドープシリコン酸化膜)あるいは四弗化
珪素(SiF4)を原料に用いたSiOF膜を形成す
る。
【0024】次に、リソグラフィ工程により、コンタク
トホール形成用レジストパターン形成後、ドライエッチ
ング法により、コントクトホールを開口する。次に、ポ
リシリコン膜を堆積し、800〜900℃の雰囲気中で
燐をドーピングする。次に、化学的機械的研磨によりポ
リシリコン膜を研磨し、コンタクトホール内にポリシリ
コンプラグ5を形成する。次に、下部電極7/バリアメ
タル層6との密着層として、膜厚200ÅのTi膜(図
示せず。)を形成する。
【0025】次に、下部電極7とポリシリコンプラグ5
とのバリアメタル層6として1000〜2000Åの窒
化チタン膜或いはTaSiN膜或いはこれらの積層膜を
スパッタリング方により形成する。尚、本実施の形態に
おいては、バリアメタル層6として、TiN膜を用い
る。次に、下部電極7として膜厚500〜1500Åの
Pt又はPtを含む化合物又はIrO2、RuO2、Re
3などの酸化物電極あるいはこれらの積層膜をスパッ
タリング法により形成する。尚、本実施の形態において
は、Pt膜を用いる。
【0026】次に、下部電極7上にソルゲル法により膜
厚2000ÅのPZT膜を形成し、ランプ加熱あるは電
気炉により強誘電性を有するペロブスカイト構造に結晶
化させ、強誘電体膜8を形成する。結晶化温度は強誘電
体材料によって大きく異なるが、PZT膜又はPLZT
膜では600〜700℃が望ましい。
【0027】次にPZT膜及び下部電極Pt/TiN膜
/Ti膜をパターニングする。パターニング後に水素又
は水素を含む不活性ガス雰囲気中で300〜450℃の
温度範囲内で処理する。これによりSi基板とスイッチ
ングトランジスタのゲート酸化膜と界面の欠陥が水素に
より終端される。
【0028】このように、水素を含む不活性ガス中での
熱処理を上部電極を形成する前にすることにより、図2
(a)に示すように強誘電体特性に劣化はみられない。
一方、上部電極形成後に水素を含む不活性ガス中で処理
すると、図2(b)に示すように、強誘電体特性の劣化
は著しい。
【0029】このことから上部電極形成後に水素を含む
雰囲気で熱処理すると、水素が上部電極に容易に吸蔵さ
れ強誘電体界面に達すると考えられる。そして、上部電
極、特にPtは触媒作用を有しており、水素が活性化さ
れ、強誘電体膜側で還元作用が発生し、膜中の酸素が引
き抜かれていると考えられる。この現象が進むと強誘電
体特性が劣化し、リーク電流が増加する。このことか
ら、水素雰囲気中で熱処理を行う場合、キャパシタ上部
電極形成前に行う必要がある。
【0030】次に、PZT膜上に第2の層間絶縁膜9を
形成する。第2の層間絶縁膜9はプラズマCVD法によ
り、SiF4とO2とArとを原料とし、基板温度は常温
〜450℃の温度範囲内でSiOF膜或いは、SiF4
とN2とO2とAr又はN2Oとを原料とし、基板温度は
常温〜450℃の温度範囲内でSiONF膜を形成す
る。上記方法で形成した膜は成膜ガスには水素含有ガス
を用いていないため、膜中には水素(H)が存在しな
い。
【0031】次に、上部電極10形成のためのコンタク
トホールを開口する。上部電極10として、Ptを約1
000Å形成し、フォトリソグラフィ工程によりパター
ニングする。上部電極10はPtに限定されるものでは
なく、下部電極7で用いた酸化物導電体、或いはこれら
の積層電極を用いてもよい。
【0032】次に、上部電極10上に第3の層間絶縁膜
11を第2の層間絶縁膜9と同様の方法を用いて形成す
る。次に、スイッチングトランジスタ2のソース上にコ
ンタクトホールを開口し、金属配線12を形成する。
【0033】金属配線12形成後、表面保護膜13とし
てSiF4とO2とArを原料とし、基板温度は常温〜4
50℃の温度範囲内でSiOF膜或いは、SiF4とN2
とArとを原料とし、基板温度は常温〜450℃の温度
範囲内でSiNF膜、或いはSiF4とN2とO2とAr
又はN2Oとを原料とし、基板温度は常温〜450℃の
温度範囲内でSiONF膜、SiF4とN2とを原料に用
いたプラズマCVD法による窒化珪素膜、或いはSiF
4とN2Oとを原料ガスとし窒化酸化珪素膜、或いはこれ
らの積層膜を形成する。
【0034】また、表面保護膜13形成後に不活性ガス
或いは酸素或いはこれらの混合ガス雰囲気にて300〜
450℃の範囲内で熱処理を行う。
【0035】上記実施の形態では強誘電体膜として、P
ZT膜を用いたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ビスマス層状化合物(SrBi4Ti415,Sr
Bi2Ta29)を用いることも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、強誘電体特性を劣化させることな
く、スイッチングトランジスタのゲート酸化膜とシリコ
ン基板との界面の欠陥を水素により終端させ、ゲート酸
化膜の界面準位密度が低減され、安定したトランジスタ
特性が得られる。
【0037】また、水素を含まない層間絶縁膜及び表面
保護膜を用いることにより、熱処理による水素解離が生
じないため強誘電体特性の劣化が見られない。また、上
記熱処理温度を300〜450℃としたので、配線にア
ルミニウムを用いた場合のアルミニウムとシリコン基板
との反応を抑制し、アルミニウム配線の信頼性を確保す
ることができる。
【0038】更に、表面保護膜形成後の熱処理によって
コンタクトホールの開口、金属配線の加工、表面保護膜
形成工程中に導入されるプラズマ損傷を回復する。ま
た、トランジスタのゲート酸化膜−基板界面の欠陥を終
端した水素は300〜450℃の範囲内では解離するこ
ともなく安定である。
【0039】したがって、従来方法に比べ、良好なトラ
ンジスタ特性と強誘電体特性とを有する安定動作可能な
半導体記憶素子を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体記憶素子の製造工
程図である。
【図2】(a)はキャパシタ上部電極形成前に水素雰囲
気中で熱処理した場合のヒステリシス特性を示す図であ
り、(b)はキャパシタ上部電極形成後に水素雰囲気中
で熱処理した場合のヒステリシス特性を示す図である。
【図3】従来技術における半導体記憶素子の製造工程図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 スイッチングトランジスタ 3 素子分離領域 4 第1の層間絶縁膜 5 ポリシリコンプラグ 6 バリアメタル層 7 下部電極 8 強誘電体膜 9 第2の層間絶縁膜 10 上部電極 11 第3の層間絶縁膜 12 金属配線 13 表面保護膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−255879(JP,A) 特開 平7−226443(JP,A) 特開 平9−246214(JP,A) 特開 平10−270611(JP,A) 塩嵜 忠 他編,強誘電体薄膜メモ リ,日本,サイエンスフォーラム,1995 年 6月30日,第259頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/105

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたスイッチングト
    ランジスタとなるMOSトランジスタと、第1の層間絶
    縁膜に形成されたコンタクトホールを介して上記MOS
    トランジスタと電気的に接続され、強誘電体膜を誘電膜
    とするキャパシタとを備え、配線を介して、他の半導体
    記憶素子と接続されている半導体記憶素子の製造方法に
    おいて、 上記キャパシタの下部電極上に上記強誘電体膜を形成す
    る工程と、 上記強誘電体膜を結晶化した後、水素或いは水素と不活
    性ガスの混合雰囲気にて第1の熱処理をすることによ
    り、上記MOSトランジスタのゲート絶縁膜と上記半導
    体基板との界面での欠陥を終端する工程と、 上記キャパシタの上部電極を上記強誘電体膜上に直接又
    は第2の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介
    して形成する工程と、 第3の層間絶縁膜を形成した後、コンタクトホールを形
    成し、上記MOSトランジスタと他の半導体記憶素子と
    を接続する配線を形成し、その後、表面に表面保護膜を
    形成する工程と、 上記表面保護膜を形成した後、酸素又は不活性ガス又は
    酸素と不活性ガスとの混合ガス雰囲気中で第2の熱処理
    をする工程とを備えたことを特徴とする、半導体記憶素
    子の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の熱処理を300〜450℃で
    行うことを特徴とする、請求項1記載の半導体記憶素子
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第1の層間絶縁膜、上記第2の層間
    絶縁膜、上記第3の層間絶縁膜及び上記表面保護膜とし
    て、四弗化珪素を原料として用いた化学的気相成長法に
    よって、フッ素を含む酸化珪素膜、窒化珪素膜又は窒化
    酸化珪素膜を形成することを特徴とする、請求項1又は
    請求項2に記載の半導体記憶素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記第2の熱処理を300〜450℃で
    行うことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の半導体記憶素子の製造方法。
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