JP2000223666A - 半導体メモリ素子の製造方法 - Google Patents

半導体メモリ素子の製造方法

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JP2000223666A
JP2000223666A JP11019394A JP1939499A JP2000223666A JP 2000223666 A JP2000223666 A JP 2000223666A JP 11019394 A JP11019394 A JP 11019394A JP 1939499 A JP1939499 A JP 1939499A JP 2000223666 A JP2000223666 A JP 2000223666A
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film
ferroelectric
insulating film
interlayer insulating
lower electrode
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Atsushi Kudo
淳 工藤
Masaya Osada
昌也 長田
Kazuya Ishihara
数也 石原
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜の結晶化に伴う結晶粒の成長が比較的不均
一に進み、膜の表面性が劣化し凹凸を生じやすく、強誘
電体膜のリーク電流の増加や絶縁耐圧の低下など強誘電
体特性の悪化の原因となる。 【解決手段】 下部電極7及び強誘電体膜8を形成し、
全面に第2の層間絶縁膜12を形成し、強誘電体膜8上
の第2の層間絶縁膜12に開口部を形成し、開口部から
露出した強誘電体膜8の表面をドライエッチングするこ
とにより、平坦化し、開口部を埋設するように全面に上
部電極材料を堆積し、パターニングすることにより、上
部電極11を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ素子の
製造方法に関し、さらに詳しくは、キャパシタ絶縁膜と
して強誘電体膜を用いた半導体メモリ素子の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ランダムアクセス可能なメモリ素子とし
ては、従来からSRAMやDRAMが代表的であるが、
これらはいずれも揮発性であるとともに、前者は1メモ
リセル当たり4〜6個のトランジスタ素子を要するため
高集積化の点で限界があり、後者はデータ保持のために
周期的にキャパシタをリフレッシュする必要があるた
め、消費電力が大きくなるという問題点がある。
【0003】そこで、最近ランダムアクセス可能でかつ
不揮発性のメモリ素子として、強誘電体をキャパシタの
誘電体膜として用いたいわゆる強誘電体不揮発性半導体
メモリ素子(FerroelectricRAM(以
下、「FRAM」という))が注目を集めている。なか
でも、セルの占有面積を縮小化するために、特開平8−
335673号公報に示されるようなDRAMと同様の
メモリセル構造が提案されている。
【0004】図5は、上記公報に提案されているスタッ
ク型FRAMのメモリセルを示す。このメモリセルで
は、MOSトランジスタのソース・ドレイン拡散層24
の一方に接続された下部電極27、下部電極27上に形
成されたキャパシタ強誘電体膜28及び上部電極31を
有する強誘電体キャパシタとからなり、キャパシタ強誘
電体膜28上面でキャパシタ強誘電体膜28と上部電極
31とが接しており、MOSトランジスタの他方の拡散
層24にビット線33が接続され、ゲート電極23がワ
ード線に接続され、強誘電体キャパシタの上部電極31
がドライブ線として構成されている。尚、図5におい
て、21はシリコン基板、22はゲート絶縁膜、25は
第1の層間絶縁膜、26はコンタクトプラグ、29はT
iO2から成る拡散防止膜、30はSiO2から成る絶縁
性薄膜、32は第2の層間絶縁膜を示す。
【0005】一方、強誘電体材料としては、PbZrx
Ti1-x3(以下、「PZT」という。)や、PZTに
比べて疲労特性が良く低電圧駆動が可能なSrBi2
29(以下、「SBT」という。)などのBi系層状
超格子材料が提案されている。これら強誘電体の特性を
引き出すためには、600〜800℃の高温における酸
化雰囲気での熱処理プロセスが必要となる(特開平10
−4178号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような酸素雰囲気中での熱処理により強誘電体を形成す
る場合、特に熱処理温度が高いSBTなどでは、膜の結
晶化に伴う結晶粒の成長が比較的不均一に進み、膜の表
面性が劣化し凹凸を生じやすい。膜の表面性の劣化は、
強誘電体膜のリーク電流の増加や絶縁耐圧の低下など強
誘電体特性の悪化の原因となる。
【0007】また、微細キャパシタを形成する際は、表
面が平坦でないため、キャパシタ面積の精度の低下や、
強誘電体膜と上部電極との密着性の低下にもつながる。
強誘電体膜の膜表面性を向上させるためには、特開平1
0−189909号公報のように、下部Pt電極を電解
研磨により平坦化する試みなどがなされているが、下部
Pt電極をいくら平坦化しても、その上で強誘電体層を
結晶化する過程で、強誘電体膜自身の粒成長に伴う凹凸
が発生するのため、十分な解決には至っていない。ま
た、強誘電体膜は、機械的な損傷や応力に対して敏感な
材料であり、特開平10−4178号公報に示された単
なる機械研磨では強誘電体特性の顕著な劣化は免れない
し、且つ、スクラッチ等も生じやすく、半導体プロセス
には適さない。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
メモリ素子の製造方法は、シリコン基板上にMOSトラ
ンジスタを形成し、該MOSトランジスタ上に第1の層
間絶縁膜を堆積し、該第1の層間絶縁膜に上記MOSト
ランジスタのソース・ドレイン拡散層の一方に至るコン
タクトホールを形成し、該コンタクトホール内にコンタ
クトプラグを形成し、該コンタクトプラグを含む上記第
1の層間絶縁膜上に下部電極材料及び強誘電体材料を順
次堆積し、該下部電極材料及び強誘電体材料を、マスク
を用いてパターニングして下部電極及び強誘電体膜を形
成し、全面に第2の層間絶縁膜を形成し、上記強誘電体
膜上の該第2の層間絶縁膜に開口部を形成し、ドライエ
ッチングを行うことにより、該開口部から露出した上記
強誘電体膜の表面を平坦化し、その後、該開口部を埋設
するように全面に上部電極材料を堆積し、パターニング
することにより、上部電極を形成することを特徴とする
ものである。
【0009】また、請求項2に記載の半導体メモリ素子
の製造方法は、シリコン基板上にMOSトランジスタを
形成し、該MOSトランジスタ上に第1の層間絶縁膜を
積層し、該第1の層間絶縁膜に上記MOSトランジスタ
のソース・ドレイン拡散層の一方に至るコンタクトホー
ルを形成し、該コンタクトホール内にコンタクトプラグ
を形成し、該コンタクトプラグを含む上記第1の層間絶
縁膜上に下部電極材料及び強誘電体材料を順次堆積し、
ドライエッチング又はケミカルメカニカルポリッシング
法により、該強誘電体材料の表面を平坦化し、その後、
該強誘電体材料上に上部電極材料を堆積し、上記下部電
極材料、強誘電体材料及び上部電極材料を、マスクを用
いてパターニングして下部電極、強誘電体膜及び上部電
極を形成し、全面に第2の絶縁膜を堆積し、上記上部電
極上に開口部を形成し、配線材料を堆積し、パターニン
グしてドライブラインを形成することを特徴とするであ
る。
【0010】また、請求項3に記載の半導体メモリ素子
の製造方法は、上記ドライエッチング又はケミカルメカ
ニカルポリッシングにより上記堆積した強誘電体材料の
膜厚の20%以上、且つ50%以下を除去することを特
徴とする、請求項1又は請求項2記載の半導体メモリ素
子の製造方法である。
【0011】また、請求項4に記載の半導体メモリ素子
の製造方法は、ハロゲンガスとハロゲン化合物ガスと炭
化水素ガスとからなる混合ガスをエッチングガスとして
上記ドライエッチングを行うことを特徴とする、請求項
1乃至請求項3に記載の半導体メモリ素子の製造方法で
ある。
【0012】更に、請求項5に記載の半導体メモリ素子
の製造方法は、上記平坦化を行った後、500℃以上、
且つ700℃以下で、且つ、酸素、窒素又は酸素及び窒
素の混合ガスの雰囲気中で熱処理することにより、上記
ドライエッチングによる上記強誘電体膜のダメージを回
復させることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の半導体メモリ素子の製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発
明について詳細に説明する。
【0014】本発明における半導体メモリ素子は、主と
してMOSトランジスタと強誘電体キャパシタがスタッ
ク型構造で構成されている。また、MOSトランジスタ
は、シリコン基板上に形成されたゲート絶縁膜、ゲート
電極及び一対の拡散層を有してなる。ゲート絶縁膜、ゲ
ート電極及び拡散層は通常トランジスタとして形成され
る材料、膜厚及びサイズで形成される。強誘電体キャパ
シタは、下部電極、キャパシタ絶縁膜としての強誘電体
膜及び上部電極から構成される。下部電極は、Pt、I
r、IrO2或いはそれらの複合膜などが良く用いられ
るが、これに限ったものではなく、Rh、RhOx、R
hとRhOxとの積層電極、PtとRhの合金(PtR
h)電極、PtとRhとの合金酸化物(PtRhOx
電極、PtRhOxとPtRhの積層化電極(PtRh
x/PtRh)等も用いることができるが、スタック
型キャパシタに適用する場合、PtRhOxとPtRh
との積層化電極、PtとIrO2との積層化電極(Pt
/IrO2)、バリアメタルとの積層化構造である、I
rとTiNとの積層化電極(Ir/TiN)、Ir
2、Ir及びTiNの積層化電極(IrO2/Ir/T
iN)、Pt、Ir及びTiNの積層化電極(Pt/I
r/TiN)、Pt、IrO2、Ir及びTiNの積層
化電極(Pt/IrO2/Ir/TiN)、Ir及びT
aSiNの積層化電極(Ir/TaSiN)、Ir
2、Ir及びTaSiNの積層化電極(IrO2/Ir
/TaSiN)、Pt、Ir及びTaSiNの積層化電
極(Pt/Ir/TaSiN)、Pt、IrO2、Ir
及びTaSiNの積層化電極(Pt/IrO2/Ir/
TaSiN)等が有効であるが、これに限定されるもの
ではない。
【0015】また、この際の下部電極の膜厚は特に限定
されるものではなく、電極材料、キャパシタサイズ等に
よって適宜調整することができるが、加工性等を考慮し
た場合、下部電極として100〜300nm程度の膜厚
で形成することが好ましい。
【0016】また、強誘電体膜としては、PZT、これ
にLaを添加したPLZT、その他の不純物を添加した
材料なども使用できるが、結晶化温度の高いSrBi2
Ta29を代表とするBi系層状酸化物、BaBi2
29、BaBi2Ta29、PbBi2Ta29、Pb
Bi2Nb29、PbBi4Ti415、SrBi4Ti4
15、BaBi4Ti415、Sr2Bi4Ti518、B
2Bi4Ta518、Pb2Bi4Ti518、Na0.5
4.5Ti415、K0.5Bi4.5Ti415、SrBi
2(Tax,Nb1-x29、Bi4Ti312等、及び固
溶体、一例として(SrBi2Ta29y・(Bi3
iTaO91-y、或いは(SrBi2(Tax,N
1-x29y・(Bi3TiTaO91-y、但し0<
y<1、において特に効果が得られる。なお、これら材
料の膜厚は、キャパシタ動作電圧や加工性の面から50
〜300nm程度の膜厚で用いることが望ましい。
【0017】上部電極としては、Pt、Ir、IrO2
或いはそれらの複合膜などを用いることができるが、こ
れに限ったものではなく、Rh、RhOx、RhとRh
xとの積層化電極、PtとRhとの合金(PtRh)
電極、PtとRhとの合金酸化物(PtRhOx)電
極,PtRhOxとPtRhとの積層化電極等も用いる
ことができる。その膜厚、加工性等を考慮し、50〜3
00nmとすることが望ましい。
【0018】本発明の半導体メモリ素子において、スタ
ック型キャパシタを有するメモリセルを構成する場合に
は、MOSトランジスタの一方の拡散層は、例えば導電
体からなるコンタクトプラグの材料は特に限定されるも
のではないが、金属、不純物がドーピングされたポリシ
リコン等が単層で用いられてもよく、バリアメタル等を
介在させてもよい。また、MOSトランジスタのゲート
電極はワード線として機能し、MOSトランジスタの他
方の拡散層はビット線に接続される。また、強誘電体キ
ャパシタの上部電極はそれ自身ドライブ線として機能す
るか、ドライブ線に接続される。
【0019】次に、本発明の半導体メモリ素子の製造方
法について説明する。
【0020】まず、シリコン基板上にMOSトランジス
タを形成し、この上に層間絶縁膜を積層する。MOSト
ランジスタにおけるゲート絶縁膜、ゲート電極、拡散層
及び層間絶縁膜などは公知の方法で形成される。
【0021】次に、層間絶縁膜に一方の拡散層に至るコ
ンタクトホールを形成し、コンタクトホール内にコンタ
クトプラグを形成する。コンタクトホールは、公知の方
法、例えばフォトリソグラフィ工程及びCF4/CHF3
ガスによるドライエッチング又はウエットエッチング等
により形成できる。コンタクトプラグは、導電体をコン
タクトホールを含む半導体基板上に積層し、例えば、ケ
ミカルメカニカルポリッシング法(以下、「CMP法」
という。)でエッチバックすることにより形成する。C
MP法は、従来技術に記載の機械研磨に比べて、化学的
にアシストした研磨法であるので、機械的プロセス損傷
が比較的少なく、且つ、スクラッチフリーの鏡面研磨が
可能であるので、半導体プロセスへの適用に適してい
る。
【0022】次に、上記工程で得られた半導体基板上全
面に下部電極材料及び強誘電体材料を順次積層し、これ
らをマスクとして用い、所望の形状にパターニングして
下部電極及びキャパシタ強誘電体膜を形成する。下部電
極材料は、スパッタ法等におり形成できる。また、強誘
電体膜は、MOCVD法、ゾルゲル法、MOD法又はス
パッタ法等により形成できる。一例としてSBT膜をM
OD法で形成する場合、上記下部電極上に、SBT(溶
液の組成比はSr/Bi/Ta=8/24/20)溶液
を、スピンコートで1層50nm厚程度塗布し、250
℃、5分間の巻装工程を施す。この工程を合計4回繰り
返し、膜厚200nm程度のSBT膜を得る。その後、
基板温度650〜800℃、30〜180分程度、酸素
雰囲気中で熱処理を行い結晶化するなどの方法で形成で
きる。
【0023】下部電極、及び強誘電体層のパターニング
は、塩素系又はフッ素系等のガスを用いたドライエッチ
ング等により行うことができる。パターニング終了後
に、エッチングによる強誘電体表面に受けたエッチング
ダメージを回復するために500〜700℃程度、30
秒〜30分程度、酸素、窒素、或いはこれらの混合雰囲
気中で熱処理を行うことが好ましい。
【0024】次に、上記工程で得られた半導体基板上全
面に絶縁膜を形成する。これら絶縁膜としてSiO2
或いは強誘電体膜とSiO2との反応防止膜TiO2とS
iO2との積層膜を用いることができる。
【0025】キャパシタ強誘電体膜上の絶縁膜、一例と
してTiO2/SiO2積層膜に開口を形成する。TiO
2/SiO2積層膜は所望のマスクを形成した後、CHF
3、CF4等によりエッチングをすることができる。
【0026】次に、TiO2/SiO2等の絶縁膜への開
口により、露出したSBT膜表面は当初結晶化工程にお
いて凹凸の大きな膜表面を有するため、これをドライエ
ッチング法により平坦化する。この平坦化工程を経るこ
とにより、表面性を改善でき、上部電極形成後のキャパ
シタ面積の精度の低下を防止でき、かつ、強誘電体層と
上部電極との密着性を改善できる。また、強誘電体膜/
上部電極界面が平坦となるため、界面凹凸に起因する電
界集中に伴う耐圧劣化やリーク電流増加を防止でき特性
改善が図れる。
【0027】SBT膜等の強誘電体膜をドライエッチン
グ法により平坦化する場合、一例としてECRプラズマ
エッチング装置を用いることができる(この装置の有す
るどのような特徴によって、強誘電体の平坦化が可能と
なるのでしょうか。)。
【0028】エッチングガスとして、Cl2、C26
CH4の混合ガスを用いることができる。エッチング量
は、初期膜厚に対して、20〜50%を除去することが
望ましい。エッチング量が20%より少ない場合は、強
誘電体膜の平坦化が十分に行われない。また、エッチン
グ量が50%より多い場合は、強誘電体特性が損なわれ
やすい。なお、エッチングガスとしては、Cl2、C2
6、CH4の混合ガスを示したが、Cl2の変わりに、フ
ッ素、臭素、ヨウ素等のハロゲン、C26の代わりに、
HF、CF4、C26、C38、C410、SF6、S2
2、HCl、BCl3、CCl4、CHFCl2、CB
4、BrF3、S2Br2、IBr等のハロゲン化合物、
CH4の代わりにエタン、プロパン、ブタン等の炭化水
素を用いても同様の平坦化エッチングが可能である。
【0029】これらエッチング工程後には、強誘電体表
面に受けたエッチングダメージを回復するために500
〜700℃、30秒〜30分程度、酸素、窒素、或いは
これらの混合ガス雰囲気中で熱処理を行うことが望まし
い。
【0030】次に、平坦化された強誘電体表面を有する
シリコン基板全面に上部電極材料を積層し、所望の形状
にパターニングし、それ自身ドライブラインとするか、
或いは、以降の工程でドライブラインと接続できるよう
に加工する。上部電極材料の積層及びパターニングは、
用いる材料等により異なるが、下部電極材料の積層及び
パターニングと同様の方法で行うことができる。ドライ
ブラインを別途形成する場合、絶縁膜形成、パターニン
グ、電極材料積層、パターニングを繰り返し、所望の素
子を形成する。なお、これらの方法で素子を形成した
後、保護絶縁膜を形成するが、この場合、公知の方法に
より、膜厚200〜600nm程度で形成することがで
きる。
【0031】また、本発明の半導体メモリ素子の別の製
造方法は、下部電極材料及び強誘電体材料を順次積層
し、強誘電体材料を予めエッチング、ケミカルメカニカ
ルポリッシング(CMP)等の方法で平坦化した後、上
部電極を形成し、その後上部電極、強誘電体層、及び下
部電極のパターニングを塩素系又はフッ素系等のガスを
用いたドライエッチング等によって行って、強誘電体キ
ャパシタを形成する方法である。
【0032】図1及び図2は実施例1の本発明の半導体
メモリ素子の製造工程を示す図、図3及び図4は実施例
2の本発明の半導体メモリ素子の製造工程を示す図であ
る。
【0033】(実施例1)実施例1の半導体メモリ素子
は、図2(b)に示すように、主として1個のトランジ
スタと1個の強誘電体キャパシタとからなる。トランジ
スタは、半導体基板1上にゲート絶縁膜2を介して形成
され、ワード線として機能するゲート電極3及びこのゲ
ート電極3に自己整合的に形成されたソース・ドレイン
拡散層4とからなる。強誘電体キャパシタは、下部電極
7、下部電極7上に形成されたキャパシタ誘電体膜8及
びドライブ線として機能する上部電極11が積層されて
構成される。トランジスタ上にはSiO2からなる第1
の層間絶縁膜5が形成されており、第1の層間絶縁膜5
上に強誘電体キャパシタが配設されている。
【0034】トランジスタの一方のソース・ドレイン拡
散層4には第1の層間絶縁膜5中に形成されたコンタク
トプラグ6を介して強誘電体キャパシタの下部電極7が
電気的に接続されている。
【0035】下部電極7及びキャパシタ強誘電体膜8
は、キャパシタ強誘電体膜8上に開口を有し、且つ、キ
ャパシタ強誘電体膜8上から層間絶縁膜5上にわたって
形成されたTiO2膜9と、SiO2膜10との積層膜に
よって被覆されている。上部電極11は、下部電極7、
キャパシタ強誘電体膜8及びTiO2膜9とSiO2膜1
0との積層膜を被覆するように形成されている。また、
トランジスタの他方のソース・ドレイン拡散層4にはビ
ットライン13が電気的に接続している。
【0036】以下、図1及び図2を用いて、実施例1の
本発明の半導体メモリ素子の製造工程を説明する。
【0037】まず、図1(a)に示すように、MOSト
ランジスタを有するシリコン基板1上に第1の層間絶縁
膜としてBPSG膜5を堆積し、リフローして平坦化を
行う。その後、コンタクトホール形成用のレジストパタ
ーン(図示せず)を形成し、このレジストパターンをマ
スクに、CF4/CHF3ガスによりBPSG膜5をエッ
チングして、ソース・ドレイン拡散層4に至るコンタク
トホールを形成する。コンタクトホールを埋設するよう
にシリコン基板1上に、ポリシリコンを450nm程度
堆積し、リンの熱拡散によりドーピングする。CMP法
によりポリシリコンをエッチバックし、BPSG膜5上
に積層するポリシリコンを完全に除去し、ポリシリコン
から成るコンタクトプラグ6を形成する。なお、エッチ
バック後のコンタクトプラグ6の平坦度は30nm以下
に抑制される。ここで、走査型電子顕微鏡のような手法
で、拡大観察した1乃至数μmの所定の領域の薄膜断面
にて、該薄膜上面の代表的な輪郭曲線の最上点と最下点
との高度差をもって平坦度という。
【0038】次に、図1(b)に示すように、コンタク
トプラグ6及びBPSG膜5上にスパッタ法により下部
電極材料として、Ir/TaSiN/Tiを150〜2
00nm/50〜100nm/30〜100nm堆積
し、続いてMOD法により、強誘電膜としてSBT膜を
上述の方法で200nm程度堆積し、650〜800℃
の温度で結晶化する。その後、フォトリソグラフィ工程
により、マスクを形成し、このマスク(図示せず)を用
いて塩素系又はフッ素系ガスにより、下部電極材料とS
BT膜とを同時にパターニングして下部電極7及びキャ
パシタ強誘電体膜8を形成する。
【0039】次に、キャパシタ強誘電体膜8上に反応性
スパッタ法により拡散防止膜となるTiO2膜9を30
〜100nm、更にその上に100〜200nmのSi
2膜10を積層する。その後、TiO2膜9及びSiO
2膜10からなる積層膜に、フォトリソグラフィ及びエ
ッチング工程により所望の形状を有する開口部を形成す
る。
【0040】次に、図1(c)に示すように、ECRプ
ラズマエッチング装置を用いて、SBT膜8の表面平坦
化エッチングを行う。エッチングガスとしてClを流量
36sccm、C26を流量36sccm、CH4を流
量4sccm導入し、エッチング時の圧力を1.4To
rr、マイクロ波出力を1000W、RF出力を100
W、基板表面温度を−5℃とする。エッチング量は、全
体の膜厚200nmに対して25%即ち50nmとし、
最終的な膜厚を150nmとする。このとき、SBT膜
8の平坦度は50nm以下である。そしてエッチングに
よるキャパシタ強誘電体膜8のダメージを回復するた
め、O2、N2或いはこれらの混合雰囲気で500〜70
0℃、30秒〜30分の炉アニールを行う。
【0041】このようにして平坦化処理を施した150
nm厚のSBT膜と当初から150nm厚に形成して平
坦化処理を施していないSBT膜に関して、いずれも、
700℃炉アニールにて結晶化したものについて特性を
比較すると、残留分極値はいずれも12μC/cm2
同等であったが、耐圧は後者が高々9〜10Vであるの
に対し前者は15〜20Vと高い値を示した。これは、
平坦化されたSBT膜上に上部電極が形成された場合に
は、SBT膜と上部電極との間の界面が平坦に保たれる
ため、電界集中を抑制できることが要因となっている。
【0042】更に、図2(a)に示すように、開口部を
含むSiO2膜10上全面に上部電極材料として、P
t、Ir、IrO2或いはこれらの複合膜を50〜20
0nmの膜厚でスパッタ法により堆積する。フォトリソ
グラフィ工程により、マスクを形成し、このマスクを用
いて塩素系又はフッ素系ガスにより、Pt、Ir、Ir
2或いはこれらの複合膜をパターニングしてドライブ
線として機能する上部電極11を形成する。更に、図2
(b)に示すように、CVD法によりSiO2膜12を
200〜300nm積層し、コンタクトホール形成後
に、AiSiCu/TiN/Tiにより、MOSトラン
ジスタの他方のソース・ドレイン拡散層4と電気的に接
続するビットライン13を形成し、半導体メモリ素子
(FRAM)を完成する。
【0043】(実施例2)次に、図3及び図4を用いて
実施例2の半導体メモリ素子の製造工程を説明する。
【0044】まず、半導体基板1上に素子分離膜(図示
せず)を形成し、活性領域を規定した後、通常のトラン
ジスタ形成プロセスにより、MOSトランジスタを形成
する。次に、図3(a)に示すように、MOSトランジ
スタを含む半導体基板1上に層間絶縁膜として、SiO
2膜15を堆積する。次に、コンタクトホール形成用の
レジストパターン(図示せず)を形成し、このレジスト
パターンをマスクに、CF4/CHF3ガスによりBPS
G膜5をエッチングして、ソース・ドレイン拡散層4に
至るコンタクトホールを形成する。コンタクトホールを
埋設するようにシリコン基板1上に、ポリシリコンを4
50nm程度堆積し、リンの熱拡散によりドーピングす
る。CMP法によりポリシリコンをエッチバックし、B
PSG膜5上に積層するポリシリコンを完全に除去し、
ポリシリコンプラグ6を形成する。
【0045】次に、図3(b)に示すように、コンタク
トプラグ6上にスパッタ法により実施例1と同様の下部
電極材料17を堆積し、続いてMOD法により、実施例
1と同様の方法でSBT膜を200nm堆積し、650
〜800℃の温度で結晶化する。
【0046】その後、図3(c)に示すように、実施例
1と同様の方法で、ECRプラズマエッチング装置を用
いて、SBT膜8の表面平坦化エッチングを行う。エッ
チング量は、全体の膜厚200nmに対して25%即ち
50nmとし、最終的な膜厚を150nmとする。この
とき、SBT膜8の平坦度は50nm以下である。
【0047】次に、実施例1と同様の上部電極材料11
をスパッタ法により堆積した後、フォトリソフラフィ工
程によりマスクを形成し、このマスクを用いて塩素系又
はフッ素系ガスを用いて、上部電極材料/SBT膜下部
電極の積層構造にパターニングして、図4(a)に示す
強誘電体キャパシタを形成する。そして、エッチングに
よる上部電極へのダメージを回復するため、RTA或い
は炉アニールにより、酸素雰囲気中で550〜700
℃、1分から30分のアニールを行う。
【0048】次に、図4(b)に示すように、実施例1
と同様の方法で強誘電体キャパシタを覆って、TiO2
膜9及びSiO2膜10を形成し、フォトリトグラフィ
及びエッチング工程により所望の形状を有する開口を形
成し、第1層目のAiSiCu/TiN/Ti等による
配線を施して、ドライブライン14を構成する。更に、
CVD法により第2の層間絶縁膜となるSiO2膜12
を200〜300nm積層し、コンタクトホールを形成
後に第2層目のAiSiCu/TiN/Tiにより、M
OSトランジスタの他方のソース・ドレイン拡散層4と
電気的に接続するビットライン13を形成し、図4
(c)に示す、半導体メモリ素子(FRAM)を完成す
る。
【0049】尚、実施例1においては、SiO2膜9及
びTiO2膜10に開口部を設けてから平坦化している
ので、平坦化してからSiO2膜9及びTiO2膜10を
形成し、エッチングにより開口部を設ける実施例2に比
べて、強誘電体膜8の劣化を防止することができるの
で、実施例1の方がより好ましい。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、強誘電体膜表面が予め平坦化された
状態で、上部電極と接するため、密着性に優れ、界面状
態が良好で、リーク電流や耐圧特性に優れ、信頼性も確
保できる。したがって、信頼性の高いキャパシタを得る
ことができ、ひいてはFRAM自体の信頼性が向上する
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体メモリ素子の前半の
製造工程図である。
【図2】本発明の実施例1の半導体メモリ素子の後半の
製造工程図である。
【図3】本発明の実施例2の半導体メモリ素子の前半の
製造工程図である。
【図4】本発明の実施例2の半導体メモリ素子の後半の
製造工程図である。
【図5】従来の強誘電体キャパシタを有する半導体メモ
リ素子の構造断面図である。
【符号の鋭明】
1 シリコン基板 2 ゲート絶縁膜 3 ゲート電極 4 ソース・ドレイン拡散層 5 BPSGからなる第1の層間絶縁膜 6 コンタクトプラグ 7 下部電極 8 強誘電体膜 9 TiO2膜からなる拡散防止膜 10 SiO2膜からなる絶縁性薄膜 11 上部電極 12 第2の層間絶縁膜 13 ビットライン 14 ドライブライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8247 29/788 29/792 (72)発明者 石原 数也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5F001 AA17 AD12 AG01 AG10 AG21 AG27 AG29 AG30 5F038 AC05 AC09 AC15 AC18 DF05 EZ14 EZ17 5F083 AD49 FR02 GA06 GA24 GA25 JA14 JA15 JA17 JA38 JA40 JA43 JA56 PR03 PR23 PR33 PR40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上にMOSトランジスタを
    形成し、該MOSトランジスタ上に第1の層間絶縁膜を
    堆積し、該第1の層間絶縁膜に上記MOSトランジスタ
    のソース・ドレイン拡散層の一方に至るコンタクトホー
    ルを形成し、該コンタクトホール内にコンタクトプラグ
    を形成し、該コンタクトプラグを含む上記第1の層間絶
    縁膜上に下部電極材料及び強誘電体材料を順次堆積し、
    該下部電極材料及び強誘電体材料を、マスクを用いてパ
    ターニングして下部電極及び強誘電体膜を形成し、全面
    に第2の層間絶縁膜を形成し、上記強誘電体膜上の該第
    2の層間絶縁膜に開口部を形成し、ドライエッチングを
    行うことにより、該開口部から露出した上記強誘電体膜
    の表面を平坦化し、その後、該開口部を埋設するように
    全面に上部電極材料を堆積し、パターニングすることに
    より、上部電極を形成することを特徴とする、半導体メ
    モリ素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板上にMOSトランジスタを
    形成し、該MOSトランジスタ上に第1の層間絶縁膜を
    積層し、該第1の層間絶縁膜に上記MOSトランジスタ
    のソース・ドレイン拡散層の一方に至るコンタクトホー
    ルを形成し、該コンタクトホール内にコンタクトプラグ
    を形成し、該コンタクトプラグを含む上記第1の層間絶
    縁膜上に下部電極材料及び強誘電体材料を順次堆積し、
    ドライエッチング又はケミカルメカニカルポリッシング
    法により、該強誘電体材料の表面を平坦化し、その後、
    該強誘電体材料上に上部電極材料を堆積し、上記下部電
    極材料、強誘電体材料及び上部電極材料を、マスクを用
    いてパターニングして下部電極、強誘電体膜及び上部電
    極を形成し、全面に第2の絶縁膜を堆積し、上記上部電
    極上に開口部を形成し、配線材料を堆積し、パターニン
    グしてドライブラインを形成することを特徴とする、半
    導体メモリ素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記ドライエッチング又はケミカルメカ
    ニカルポリッシングにより上記堆積した強誘電体材料の
    膜厚の20%以上、且つ50%以下を除去することを特
    徴とする、請求項1又は請求項2記載の半導体メモリ素
    子の製造方法。
  4. 【請求項4】 ハロゲンガスとハロゲン化合物ガスと炭
    化水素ガスとからなる混合ガスをエッチングガスとして
    上記ドライエッチングを行うことを特徴とする、請求項
    1乃至請求項3に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記平坦化を行った後、500℃以上、
    且つ700℃以下で、且つ、酸素、窒素又は酸素及び窒
    素の混合ガスの雰囲気中で熱処理することにより、上記
    ドライエッチングによる上記強誘電体膜のダメージを回
    復させることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の半導体メモリ素子の製造方法。
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