JP3444673B2 - 角度切切断機における送材装置 - Google Patents

角度切切断機における送材装置

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JP3444673B2 JP27625594A JP27625594A JP3444673B2 JP 3444673 B2 JP3444673 B2 JP 3444673B2 JP 27625594 A JP27625594 A JP 27625594A JP 27625594 A JP27625594 A JP 27625594A JP 3444673 B2 JP3444673 B2 JP 3444673B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、角度切切断機におけ
る送材方法およびその装置に係り、更に詳細には、丸棒
のような不安定な素材を各切断面ごとの位置精度を良く
した角度切切断機における送材方法およびその装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、角度切切断機へワークを送材する
には、ローラコンベア上に載置されたワークを、ローラ
コンベアの駆動により切断機側へ送材し、送り側バイス
装置を構成する固定バイスジョーと可動バイスジョーに
てワークを把持して切断機へ所望の寸法づつ送材する。
そして、角度切切断機にて切断時に本体バイス装置にて
ワークを把持して、切断機に備えた帯鋸刃によってワー
クを切断するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の角度切切断機へワークを送材する手段では、送材す
るワークが丸材である場合は、ローラコンベア上に乗っ
たワークは不安定であり、角度切切断機にて丸材ワーク
の両端を切断した際に、送材中にワークが回転し、製品
となった両端の切断面が互いにずれ、両端の精度が悪く
なるという問題があった。 【0004】この発明の目的は、丸材のような不安定な
ワークを各切断面ごとの幾何学的位置関係の精度向上を
図ると共に、ワークの位置決めを容易かつスピードアッ
プを図った角度切切断機における送材方法およびその装
置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の角度切切断機における送材装置は、角度
切切断機の後方側に送材コンベアを設け、該送材コンベ
ア上のワークを前記角度切切断機へ供給する送材装置を
前記送材コンベア上に前後進自在に設け、該送材装置に
ワークの後端を把持するバイス装置と、前記ワークの全
長を測長する位置検出部材を備えた定寸装置と、前記角
度切切断機で切断されたワークを押し出すプッシャ装置
とを設け、かつ、前記送材コンベア上に移載されたワー
クの搬中心線と前記角度切切断機の切断工具の旋回中心
軸とが交差するように設け、前記バイス装置に備えた左
右のバイス本体は前記ワークの搬送中心線に対して左右
振分けであり、かつ前記ワークを連続切断加工する間、
該ワークの後端を把持している構成であることを要旨と
するものである。 【0006】 【0007】 【作用】請求項1に記載の角度切切断機における送材装
置とすることにより、給材装置に載置されたワークは送
材コンベア上に供給され、送材コンベア上に移載された
ワークは、送材装置に備えたバイス装置によりワークの
後端が把持され、送材装置に備えた定寸装置によりワー
クの全長が測定される。そして、送材装置を前進させて
所望の切断長だけ角度切切断機へ送材される。 【0008】而して、ワークが丸材であっても、送材装
置に備えたバイス装置にて確実にワークは把持され定寸
位置決めが行なわれるので、各切断面どうしの精度が良
い。 【0009】また、送材コンベア上に供給されたワーク
の搬送中心線と角度切切断機の切断工具の旋回中心軸と
が交差するようにしてあるので、切断ごとに切断角度を
変更しても位置決めが容易となる。 【0010】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、角度切切断機については既に公知
の構成のものであるため、詳細な説明は省略する。 【0011】図1および図2を参照するに、角度切切断
機1の後方側(図1において右側)にワーク搬入装置3
が設けられているとともに、角度切切断機1の前方側
(図1において左側)には切断材搬出装置5が設けられ
ている。なお、切断材搬出装置5を構成する一部材であ
るローラコンベア7の適宜位置に出没自在なストッパ9
が装着されている。 【0012】前記角度切切断機1は、本体バイス11を
備え、切断工具としての鋸刃13は図1の図中に一点鎖
線で示されている如くθ角度を有し鋸刃旋回中心Sを中
心として鋸刃13は旋回自在となっている。なお、鋸刃
中心Sは、後述するワーク搬入装置3を構成する一部材
である送材コンベアのワーク搬送中心X−X線と交差し
ている。 【0013】前記ワーク搬入装置3は、角度切切断機1
へワークWを送材する送材コンベア15と、この送材コ
ンベア15上に前後方向(図1において左右方向)へ移
動自在な送材装置17と、前記送材コンベア15へワー
クWを供給する給材装置19とで構成されている。 【0014】送材コンベア15は、複数本のVローラ2
1が回転自在に架台23上に設けられていて、Vローラ
21に移載されたワークWは送材装置17により角度切
切断機1へ送材される。 【0015】本実施例の主要部である送材装置17は、
ワークWの後端をクランプするバイス装置25とワーク
Wを押し出すプッシャ装置27と定寸装置29とで構成
されている。 【0016】より詳細には、図3を併せて参照するに、
バイス装置25は、前記送材コンベア15に設けたVロ
ーラ21のワーク搬送中心X−X線に対して、左右振分
けてバイス本体31R,31Lが送材装置本体33に設
けられている。このバイス本体31R,31LはL形状
をなし相対する内側にラック35R,35Lが形成さ
れ、このラック35R,35Lにピニオン37が噛合し
ていて、バイス本体31Lには移動用の流体圧作動のシ
リンダ39(図3参照)のピストンロッド41が連結さ
れている。 【0017】上記構成により、シリンダ39を作動せし
めピストンロッド41を伸縮させるとバイス本体31L
は移動し、バイス本体31Lの動きはラック35L、ピ
ニオン37、ラック35Rを介してバイス本体31Rを
移動させる。すなわち、バイス本体31R,31Lはワ
ーク搬送中心X−X線に対して相対的に左右方向へ開閉
自在となり、送材コンベア15上へ移載されたワークW
の後端部をバイス本体31R,31Lの協働により把持
することができる。 【0018】プッシャ装置27は、図3を参照するに、
図示を省略したが流体圧作動のシリンダにより前後方向
へ伸縮するプッシャ本体43が前後送材装置本体33に
設けられている。 【0019】上記構成により、プッシャ本体43は常時
縮少状態にあり、ワークWの後端面にプッシャ本体43
の先端面が当接した時、送材装置本体33が停止し、ワ
ークWを搬出する際にプッシャ本体43に突出しワーク
Wを押し出す。 【0020】定寸装置29は、図1および図2を参照す
るに、前記送材装置17を前後方向へ移行させる駆動機
構に設けられている。すなわち、図2に示されているご
とく、前記送材コンベア15に隣接して前後方向へ延伸
して前記架台23上に複数のLMガイドレール45が敷
設され、このLMガイドレール45にガイド47を介し
て前記送材装置本体33が前後方向へ移動自在に設けら
れている。 【0021】そして、前記LMガイドレール45と平行
してラック部材49が延伸して前記架台23上に設けら
れ、このラック部材49に噛合するピニオン51が前記
送材装置本体33に装着され、このピニオン51を回転
せしめる駆動モータ53が前記送材装置本体33に設け
られている。 【0022】前記駆動モータ53は位置検出部材を兼ね
ていて、エンコーダを備えたサーボモータであり、この
サーボモータが発生するパルスによりワークの全長が測
定される。 【0023】前記給材装置19は、前記送材コンベア1
5に隣接して前後方向へ延伸して設けられ、前記架台2
3より延伸してワーク支持枠55が設けられ、このワー
ク支持枠55内の複数箇所にキツカ装置57が配設され
ている。なお、符号59はシュート板である。 【0024】上述したごとき構成により、まず、給材装
置19上に例えばクレーン等によりワークWが供給さ
れ、このワークWをキツカ装置57の作動によりシュー
ト板59へ蹴出し、ワークWを送材コンベア15のVロ
ーラ21上へ移載する。 【0025】送材コンベア15のVローラ21上にワー
クWが供給されたら、Vローラ21を駆動してワークW
の先端が角度切切断機1の出側に設けたストッパ9に当
接するまで前進させる。そして、設定時間だけVローラ
21を駆動させた後、Vローラ21の回転を停止する。 【0026】この状態で送材装置17に設けたバイス装
置25の両バイス本体31R,31Lの間隔は大きく開
いた状態で、送材装置17に設けた駆動モータ53を駆
動さて、ピニオン51を回転させラック部材49により
送材装置17は前進する。そして、バイス装置25の両
バイス本体31R,31Lの先端に取り付けたセンサ
(図示省略)がワークWの後端を検出後、送材装置17
を微速前進させる。 【0027】送材装置17に設けたプッシャ装置27の
プッシャ本体43は後退限にあり、このプッシャ本体4
3がワークWの後端面に当接すると、送材装置17に設
けた定寸装置29である駆動モータ53がパルスを発生
しなくなるので、ワークWがストッパ9とプッシャ本体
43とに当接したと判断して、バイス装置25のバイス
本体31R,31Lを閉じワークWをクランプする。 【0028】この状態でワークの全長が測定される。す
なわち、ストッパ9は送材方向に固定されていて、送材
装置17に設けた駆動モータ53はサーボモータ(エン
コーダ)であり、自分の位置は常にわかるためである。 【0029】ワークWの全長測定後、ストッパ9は退避
し、ワークWは設定寸法まで送られて角度切りが開始す
る。以後、連続切断加工が行なわれる。 【0030】而して、定寸装置29にてワークWの全長
測定が可能となったため、従来のシャトル送りタイプに
比べて、長い切断長の場合の位置決め速度が速くなる。
また、送材装置17に設けたバイス装置25にてワーク
Wの後端を確実にクランプして送材するので、丸材のご
とく不安定なワークを前述の如く連続切断加工を行う場
合であってもワークが軸心回りに回転しないので角度切
切断機1にて切断された切断面どうしの相対的角度関係
精度を向上させることができる。さらに、角度切切断
機1の鋸刃13の旋回中心Sをワーク搬送中心X−X線
に交差するようにしたので、連続切断加工における各切
断ごとに切断角度を変更しても、ワークWの中心で鋸刃
13が旋回しているので位置決めが容易である。 【0031】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。 【0032】 【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1の発明によれば、角度切切断機への
ワークを送材する送材装置にバイス装置を設け、ワーク
の後端を把持して送材するので、例えば、丸材のごとく
不安定なワークを連続切断加工する場合であってもワー
クが軸心回りに回転しないので角度切切断機にて切断
された切断面どうしの相対的角度関係の精度を向上させ
ることができるまた、前記バイス装置の把持動作によ
り、前記送材装置上のワークの搬送中心線が左右にずれ
ることがない。また、ワークWを搬出するときにはプッ
シャーを使用してワークWを押し出すことができる。 【0033】また、送材装置に設けた定寸装置にてワー
クの全長を測定するので、長い切断長の場合の位置決め
スピードが早くなり、生産性の向上を図ることができ
る。 【0034】更に、角度切切断機の切断工具の旋回中心
とワーク搬送中心とを一致させたので、各切断ごとに切
断角度を変えても、ワークの中心で切断工具が旋回して
いるので位置決めが容易となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の主要部である送材装置を組込んだ角
度切切断機におけるライン構成を示す平面配置説明図で
ある。 【図2】図1における右側より見た拡大側面説明図であ
る。 【図3】この発明の主要部である送材装置の構成を示す
平面説明図である。 【符号の説明】 1 角度切切断機 15 送材コンベア 17 送材装置 25 バイス装置 29 定寸装置 W ワーク S 鋸刃旋回中心 X−X線 ワーク搬送中心
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 55/04 B23D 45/14 B23D 47/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 角度切切断機の後方側に送材コンベアを
    設け、該送材コンベア上のワークを前記角度切切断機へ
    供給する送材装置を前記送材コンベア上に前後進自在に
    設け、該送材装置にワークの後端を把持するバイス装置
    と、前記ワークの全長を測長する位置検出部材を備えた
    定寸装置と、前記角度切切断機で切断されたワークを押
    し出すプッシャ装置とを設け、かつ、前記送材コンベア
    上に移載されたワークの搬送中心線と前記角度切切断機
    の切断工具の旋回中心軸とが交差するように設け、前記
    バイス装置に備えた左右のバイス本体は前記ワークの搬
    送中心線に対して左右振分けであり、かつ前記ワークを
    連続切断加工する間、該ワークの後端を把持している構
    成であることを特徴とする角度切切断機における送材装
    置。
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