JP3442484B2 - デジタル回線交換装置 - Google Patents
デジタル回線交換装置Info
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
るデジタル回線交換装置に関するものである。 【0002】 【従来技術】図3は従来のデジタル回線交換装置の構成
例を示す図である。図示するようにデジタル回線交換装
置1は制御部1−1、デジタル回線Aに接続されたドラ
イバ/レシ−バ1−2、分離回路1−3、受信したクロ
ック信号に同期したクロック同期信号を発生する従属同
期回路1−4、デジタル回線Bに接続されたドライバ/
レシ−バ1−5、分離回路1−6及び交換スイッチ1−
7で構成され、複数のデジタル回線と複数台の電話機2
との間で交換接続を行う。 【0003】同図はデジタル回線A及び、デジタル回線
Bの2回線を収容し複数台の電話機2と交換接続を行う
デジタル回線交換装置を示す。各デジタル回線は局(N
TT等)と接続され、通信チャネル、制御チャネルが設
けられ、各チャネルの信号を送受信すると共に局からク
ロック信号を受信している。 【0004】同図の例ではデジタル回線Aは常時起動状
態にあり、局からのクロック信号はドライバ/レシ−バ
1−2で受信され分離回路1−3でクロック信号が分離
され、従属同期回路1−4へ供給されている。従属同期
回路1−4は局から供給されたクロック信号に同期した
クロック同期信号を交換スイッチ1−7へ出力し、同信
号は交換スイッチ1−7で電話機2の交換接続処理をす
るために使用される。 【0005】デジタル回線Aで交信する場合、通信デ−
タは交換スイッチ1−7へ送られ、制御デ−タは制御部
1−1へ送られる。制御部1−1は交換スイッチ1−7
を制御して、通信デ−タを所定の電話機2へ接続する。
デジタル回線Bからもクロック信号が送信されてくるが
デジタル回線Aのクロック信号と周波数は完全に一致し
ているため、デジタル回線Bで交信する場合も従属同期
回路1−4へ入力されるクロック信号はデジタル回線A
から供給されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来は複数のデジタル回線を収容するデジタル
交換装置1において、クロック同期信号を発生する従属
同期回路1−4は特定の回線で(同図ではデジタル回線
A)受信したクロック信号に同期をとるため、その回線
(デジタル回線A)に故障が発生すると他の回線全部が
通信不能となると云う問題があった。また、特定の回線
(デジタル回線A)が常時起動状態にあるため無駄な電
力を消費すると云う問題もあった。 【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去するために、複数の回線が収容さ
れたデジタル交換装置において、起動された回線の中か
ら一つの回線を選択しそのクロック信号と同期をとるこ
とにより故障に強く、消費電力の小さいデジタル回線交
換装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、局に接続された複数のデジタル回線のそれぞ
れに接続されたドライバ/レシーバと、該ドライバ/レ
シーバのそれぞれに接続された分離回路と、従属同期回
路、交換スイッチ及び制御部を具備し、局から送信され
てくる信号をドライバ/レシーバで受信し、分離回路で
分離し、該分離された制御データを制御部に、通信デー
タを交換スイッチにそれぞれ伝送すると共に、いずれか
の分離回路からのクロック信号を従属同期回路に伝送
し、従属同期回路では該クロック信号に同期したクロッ
ク同期信号を発生し交換スイッチに伝送し、制御部の制
御により交換スイッチは複数の電話機の交換接続処理を
行なうように構成されたデジタル回線交換装置におい
て、デジタル回線が全て停止状態では従属同期回路は自
走状態で動作しクロック信号を交換スイッチに伝送する
と共に、ドライバ/レシーバ及び前記分離回路を電気的
に停止させるように構成し、複数のデジタル回線の内の
一回線又は複数回線が起動された場合、起動されたデジ
タル回線の信号を受信する分離回路の一つを選択しその
クロック信号を従属同期回路に伝送するように構成した
ことを特徴とする。 【0009】 【作用】本発明は上記のように、起動されたデジタル回
線の信号を受信する分離回路の内の一つを選択し、即ち
起動されたデジタル回線の内の一回線を選択し、クロッ
ク信号を従属同期回路に伝送するので、どの回線からも
クロック信号が受信可能となり、従来のようにクロック
信号を受信している特定回線の故障で全デジタル回線が
通信不能となることはなくなる。また、全デジタル回線
が停止時にはドライバ/レシーバ及び分離回路は電気的
に停止しているので、従来のような無駄な電力を消費す
ることもなくなる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明のデジタル回線交換装置の
構成例を示す図である。図示するように、デジタル回線
交換装置1は制御部1−1、デジタル回線Aに接続され
たドライバ/レシ−バ1−2、分離回路1−3、受信し
たクロック信号に同期したクロック信号を発生する従属
同期回路1−4、デジタル回線Bに接続されたドライバ
/レシ−バ1−5、分離回路1−6、交換スイッチ1−
7(以上は従来と同じ)にクロック信号を選択するスイ
ッチ1−8及びスイッチ1−9を設けて構成され、複数
のデジタル回線と複数台の電話機2との間で交換接続を
行う。 【0011】同図はデジタル回線A、デジタル回線Bの
2回線を収容し複数台の電話機2と交換接続を行うデジ
タル回線交換装置を示す。各デジタル回線は局(NTT
等)と接続され、通信チャネル、制御チャネルが設けら
れ、各チャネルの信号を送受信すると共に局からクロッ
ク信号を受信している。スイッチ1−8及びスイッチ1
−9は制御部1−1で制御され、どちらか一方の回線の
クロック信号が選択される。 【0012】自局からの発信又は、局からの着信でデジ
タル回線Aが起動された場合、デジタル回線Aの信号は
ドライバ/レシ−バ1−2で受信され、分離回路1−3
で制御デ−タ、通信デ−タ及びクロック信号が分離さ
れ、通信デ−タは交換スイッチ1−7へ送られ、制御デ
−タは制御部1−1へ送られる。 【0013】制御部1−1はスイッチ1−8を動作させ
前記クロック信号を従属同期回路1−4へ供給すると共
に交換スイッチ1−7を制御して通信デ−タを所定の電
話機2へ接続する。従属同期回路1−4は局から供給さ
れたクロック信号に同期したクロック同期信号を交換ス
イッチ1−7へ出力し、同信号は交換スイッチ1−7で
電話機2の交換接続処理をする際に使用される。 【0014】デジタル回線Bが起動された場合は局から
送信されてくるクロック信号はデジタル回線Bからスイ
ッチ1−9を介して従属同期回路1−4に供給される。
図2は本発明のデジタル回線交換装置の回線の起動/停
止とクロック信号の関係を示す図である。 【0015】状態1はデジタル回線A及びデジタル回線
B共に停止している場合で従属同期回路1−4は自走状
態にあり、交換スイッチ1−7は内線の電話機2の間の
交換接続に使用される。この場合、ドライバ/レシ−バ
(1−2、1−5)及び分離回路(1−3、1−6)は
停止している。 【0016】状態2はデジタル回線Aが起動しデジタル
回線Bが停止している場合で制御部1−1はスイッチ1
−8を動作させ、従属同期回路1−4はデジタル回線A
のクロック信号に同期する。 【0017】状態3は続いてデジタル回線Bが起動した
場合で従属同期回路1−4はデジタル回線Aのクロック
信号に同期したままでデジタル回線Bの通信デ−タも同
じクロック信号で処理される。 【0018】状態4は続いてデジタル回線Aが停止した
場合で、スイッチ1−8はオフされスイッチ1−9がオ
ンされ従属同期回路1−4はデジタル回線Bのクロック
信号に同期する。 【0019】上述したように本発明は起動される回線が
順次遷移すれば、制御部1−1はスイッチ1−8又はス
イッチ1−9を制御し、その内の一回線を選択しクロッ
ク信号を前記従属同期回路1−4へ入力するので、どの
回線からもクロック信号が受信可能となり、従来のよう
にクロック信号を受信している特定回線の故障で全回線
が通信不能となることはなくなる。 【0020】また、全回線が停止時にはドライバ/レシ
−バ(1−2、1−5)及び分離回路(1−3、1−
6)は電気的に停止しているので従来のような無駄な電
力を消費することもなくなる。 【0021】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、下記のような優れた効果が期待できる。 (1)起動されたデジタル回線の信号を受信する分離回
路の内の一つを選択し、即ち起動されたデジタル回線の
内の一回線を選択し、クロック信号を従属同期回路に伝
送するので、どの回線からもクロック信号が受信可能と
なり、従来のようにクロック信号を受信している特定回
線の故障で全デジタル回線が通信不能となることはなく
なる。 【0022】(2)また、全デジタル回線が停止時には
ドライバ/レシーバ及び分離回路は電気的に停止してい
るので、従来のような無駄な電力を消費することもなく
なる。
図である。 【図2】本発明のデジタル回線交換装置の回線の起動/
停止とクロック信号の関係を示す図である。 【図3】従来のデジタル回線交換装置の構成例を示す図
である。 【符号の説明】 1 デジタル回線交換装置 1−1 制御部 1−2 ドライバ/レシ−バ 1−3 分離回路 1−4 従属同期回路 1−5 ドライバ/レシ−バ 1−6 分離回路 1−7 交換スイッチ 1−8 スイッチ 1−9 スイッチ 2 電話機
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 局に接続された複数のデジタル回線のそ
れぞれに接続されたドライバ/レシーバと、該ドライバ
/レシーバのそれぞれに接続された分離回路と、従属同
期回路、交換スイッチ及び制御部を具備し、前記局から
送信されてくる信号を前記ドライバ/レシーバで受信
し、前記分離回路で分離し、該分離された制御データを
制御部に、通信データを前記交換スイッチにそれぞれ伝
送すると共に、いずれかの分離回路からのクロック信号
を前記従属同期回路に伝送し、該従属同期回路では該ク
ロック信号に同期したクロック同期信号を発生し前記交
換スイッチに伝送し、前記制御部の制御により交換スイ
ッチは複数の電話機の交換接続処理を行なうように構成
されたデジタル回線交換装置において、 前記デジタル回線が全て停止状態では前記従属同期回路
は自走状態で動作しクロック信号を前記交換スイッチに
伝送すると共に、前記ドライバ/レシーバ及び前記分離
回路を電気的に停止させるように構成し、 前記複数のデジタル回線の内の一回線又は複数回線が起
動された場合、起動されたデジタル回線の信号を受信す
る前記分離回路の一つを選択しそのクロック信号を前記
従属同期回路に伝送するように構成したことを特徴とす
るデジタル回線交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294394A JP3442484B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | デジタル回線交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294394A JP3442484B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | デジタル回線交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336785A JPH07336785A (ja) | 1995-12-22 |
JP3442484B2 true JP3442484B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=15551554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15294394A Expired - Lifetime JP3442484B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | デジタル回線交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3442484B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15294394A patent/JP3442484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07336785A (ja) | 1995-12-22 |
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