JP3441849B2 - プレストレストコンクリート板目地用ジョイント部材および端部金具 - Google Patents

プレストレストコンクリート板目地用ジョイント部材および端部金具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート板の目地に
用いられるジョイント部材およびプレストレストコンク
リート板の目地の端部に一体的に固定されジョイント部
材を保持する端部金具に関する。
【0002】
【従来の技術】隣合うプレストレストコンクリート板の
間隙に配設される目地用ジョイント部材としては、実公
昭52−54173号公報に、プレストレストコンクリ
ート板の間隙を形成する対向壁面に突出させた鉄筋に棒
状鋼材を目地の長手方向となるように固定し、両側に溝
を有するゴム製目地材をその棒状鋼材と溝とが係合する
ように目地に取り付けたものが開示されている。また、
特開昭62−72844号公報には、両側端が薄くなっ
た板状の頭部とその下面中央より下に延びる脚部とこの
脚部の下端より両側に延び逆V字形状の係止部とからな
る目地用ジョイント部材が開示されている。このジョイ
ント部材はその頭部の両側端部分がそれぞれのプレスト
レストコンクリート板の上面に当接保持されて間隙を覆
い、係止部が間隙内に押し込まれ、それらの先端がプレ
ストレストコンクリート板の間隙を形成する対向壁面と
弾性的に当接して抜け出るのを阻止している。
【0003】また、プレストレストコンクリート板の目
地の端部に一体的に固定されジョイント部材を保持する
端部金具としては、間隙を形成する対向壁面に目地方向
に延びる係合溝を形成する所定断面をもつ長尺状鋼板と
か山形の長尺状鋼材が知られている。これら端部金具は
コンクリート成形時にインサートされて一体化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】目地用ジョイント部材
はプレストレストコンクリート板の間隙を塞ぐ働きをす
る。プレストレストコンクリート板は熱膨張が大きく、
夏期には膨張してその間隙が狭くなる。逆に冬期には収
縮して間隙が広がる。目地用ジョイント部材はかかる熱
膨張、収縮に起因する間隙の幅方向の変化を吸収しなけ
ればならない。特に大型のプレストレストコンクリート
板を使用する飛行場などでは、飛行機の車輪等が高速で
目地の上を通るような場合には、目地用ジョイント部材
に衝撃的な押圧力とか逆方向の撥ね上げ力が作用する。
このためジョイント部材がプレストレストコンクリート
板の間隙の奥深くに押し下げられたり、逆に目地から外
れてしまう場合があつた。
【0005】本発明は、目地に大きな衝撃的な力が作用
しても、前記不都合のない、目地用ジョイント部材およ
び目地用ジョイント部材を保持するプレストレストコン
クリート板目地用端部金具を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプレストレスト
コンクリート板目地用ジョイント部材は、隣合うプレス
トレストコンクリート板の間隙を形成する対向壁が該プ
レストレストコンクリート板の表出面より所定距離深い
位置でそれぞれ相手側に突出した係合突条をもつプレス
トレストコンクリート板の間隙に配設されるゴム製の目
地用ジョイント部材であって、断面形状で、該間隙を形
成する該対向壁の各該係合突条の該表出面と平行な上面
および該表出面と垂直な頂面に当接保持される2個一対
の基部と、2個の該基部の中央にあり該表出面に垂直な
方向に延びる中央部と、該表出面を含む面に近い各該基
部の部分と該中央部の該表出面を含む面側の端部とを一
体的に結び該表出面を含む面側にそれぞれ凸となる弧状
でかつ2個一対で湾曲したV字形の2個一対の弧状部
と、各該基部の部分と該中央部の該表出面を含む面と反
対側の端部に近い部分とを一体的に結ぶそれぞれ直線状
で2個一対で真っ直ぐなV字形の2個一対の支持部と、
該中央部の該表出面を含む面と反対側の端部からそれぞ
れ各該対向壁に向かって突出し先端が該係合突条の下面
当接して係止され該基部および該支持部と独立して設
けられる2個一対でV字形の2個一対の係止部と、から
なることを特徴とする。
【0007】この目地用ジョイント部材を構成する基部
は、その中央部に貫通孔を持つものとすることができ
る。また、この基部は係合突条の上面および頂面と共
に、係合突条と表出面との間にある上方対向壁面にも当
接保持されるようにしてもよい。この目地用ジョイント
部材を構成する弧状部と支持部との間に、基部と中央部
とを一体的に結び2個一対でV字形の2個一対の中間部
を設けることもできる。
【0008】係止部は中央部側が太く先端が細くなる形
状、例えば三角形状とすることができる。そしてこの三
角形の係止部の中央にそれより小さい三角形の通孔を形
成してもよい。本発明のプレストレストコンクリート板
目地用端部金具は隣合うプレストレストコンクリート板
の対向壁のそれぞれの端部に固定されて使用される。こ
の端部金具はプレストレストコンクリート板の表出面と
同一面となる端面を持ち、この表出面と垂直な上方対向
壁面を形成する上方対向壁部と、この上方対向壁部の下
端から一体的に形成され表出面と平行な上面、表出面と
垂直な頂面および上面と背向する下面を形成する係合突
条と、この係合突条の下端から一体的に形成され表出面
と垂直な下方対向壁面を形成する下方対向壁部と、から
なることを特徴とする。
【0009】この端部金具を構成する下方対向壁部は上
方対向壁部より相手側に突出している構成とすることが
できる。さらに、この端部金具を構成する上方対向壁部
はその上端から一体的に形成され該プレストレストコン
クリート板の上方端部を覆い該表出面と同一面となる上
方被覆部をもつ構成とすることもできる。また、係合突
条はその上面、頂面および下面がそれぞれ曲面で結ばれ
た蒲鉾形状のものでも良い。
【0010】
【作用及び発明の効果】本発明の目地用ジョイント部材
は、ジョイント部材下端に本体部分(支持部、足部)と
独立して設けられた2個1対の略V字状の係止部によ
り、巾の狭くなっている係合突条間の隙間に施行がし易
い利点を持っている。そして、その2個一対の基部が間
隙を形成する対向壁の各係合突条の上面および頂面に当
接保持される。一方、2個一対の係止部が斜め上方向に
延びその先端が各係合突条の下面に弾性的に当接して係
止される。これによりジョイント部材は間隙の奥に脱落
することも、撥ね上げられて飛び出すこともなく確実に
間隙を塞ぐ。
【0011】また、2個一対の基部とその中間に位置す
る上下方向に延びる中央部とは、V字形状の2個一対の
弧状部と支持部とで結合されている。このため、プレス
トレストコンクリート板が膨張し、間隙が狭くなる場
合、V字形状が両側から押圧され細くなるように、幅方
向に押圧され中央部が下方に移動し、弧状部と支持部が
垂直方向に曲がり、間隙の狭さを吸収する。逆に間隙が
広がる場合は、弧状部と支持部が水平方向に曲がり基部
間が増大し、間隙の広がりに追従する。このため、間隙
の広狭の変化に本発明の目地用ジョイント部材は追従
し、間隙を塞ぐ機能を維持する。又、基部がプレストレ
ストコンクリート板の表出面(上面)に近い位置にて係
合突条の表出面と平行な上面に当接、保持されているた
め、外力をこの部分で直接受けることになり、ジョイン
ト部材の中央部、支持部、湾曲部のヘタリが少なく、耐
久性に優れるとの利点もある。
【0012】基部に貫通孔を設けた場合、このジョイン
ト部材が幅方向に押圧されたとき基部に作用する圧縮歪
みを吸収する働きをする。幅の広い間隙に使用する場
合、弧状部と支持部との間に中間部を設けるのが好まし
い。この中間部により、基部と中央部との結合をより確
実にできる。支持部の中央部側をより太くすることによ
り係止力がより強くなる。
【0013】本発明の目地用端部金具はプレストレスト
コンクリート板の端部に固定される。そして間隙を区画
する上方対向壁部と係合突条と下方対向壁部とを形成す
る。この端部金具はプレストレストコンクリート板の端
部を保護するとともに、目地用ジョイント部材を保持す
る機能をもつ。下方対向壁部を上方対向壁部より相手側
に突出する形状とすることにより、基部を保持する係合
突条の上面の幅をより広くでき、ジョイント部材全体に
対して基部を大きくでき、係合突条によるジョイント部
材の保持が一層確実になる。上方対向壁部の上端に上方
被覆部を設けることによりプレストレストコンクリート
板の端部の保護がより一層確実になる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。 (実施例1)本発明の実施例1の目地用ジョイント部材
の断面図を図1にこのジョイント部材とともに使用され
る端部金具の断面図を図2に示す。
【0015】この目地用ジョイント部材1は図1に示す
断面をもつ長尺状でクロロプレンで知られる合成ゴムで
形成されている。このジョイント部材1は、断面形状
で、2個一対の基部2と中央部3と2個一対の弧状部4
と2個一対の支持部5と2個一対の係止部6とから構成
されている。2個一対の基部2、弧状部4、支持部5お
よび係止部6は中央部3に対してそれぞれ互いに対称形
となっている。そして各基部2、弧状部4、支持部5お
よび中央部3で区画される変形した四角形状の2個の中
央孔10を形成している。
【0016】基部2は中央部3側の下側が突出した足部
21をもつブロック状でその中央に通孔20を持つ。中
央部3は2個の基部の中央に位置し上下方向に延びる壁
状である。弧状部4は基部2の中央部3側の上端部分と
中央部4の上端部を結ぶ上側に凸となった弧状である。
この弧状部4は2個一対で湾曲したV字形となってい
る。これら各2個の基部2および弧状部4の上側面が目
地用ジョイント部材1の上面を形成し、使用される間隙
より表側に表れる面となる。
【0017】支持部5は基部2の足部21の下端と中央
部4の下端を結ぶ直線状に延びる壁状である。この支持
部5は2個一対でV字形となっている。中央孔10はこ
れら基部2、弧状部4、支持部5および中央部3で区画
され、中央部3で区画される中央側の辺が基部2で区画
される外側の辺に対して長く、また上および下の辺が弧
状および直線状となる変形した四角形状となっている。
係止部6は中央部3の下端から斜め上方向に直線状に延
びる壁状である。この係止部6は2個一対で開口部が大
きいV字形となっている。ここで本実施例では、施工性
を良くするため中央部と支持部と係止部を合計した全ゴ
ム厚さを、係合突条間の施行時の最少隙間よりも小さく
なるように設定されている。
【0018】この目地用ジョイント部材1は中央部3を
中心に面対称となっている。プレストレストコンクリー
ト板目地用端部金具7は図2にその断面を示すように、
上方対向壁部71と係合突条72と下方対向壁部73と
上方被覆部74とからなり、金属で一体的に形成された
長尺状である。下方対向壁部73は上方対向壁部71に
対して突出している。このため係合突条72の上面72
1は下面723より幅広となっている。係合突条72の
頂面722は円形状となり、上面721および下面72
3に連続している。
【0019】本実施例の目地用ジョイント部材1および
端部金具7は前記した構成をもつ。本実施例の端部金具
7は図3および図4にその断面を示すように、プレスト
レストコンクリート板8の端部にコンクリートと一体的
にインサートされて組み込まれる。なお、図3および図
4に示す端部金具7は同一のもので、組み込み方向を1
80度回転して同一のものを使用したものである。この
端部金具7はプレストレストコンクリート板8の表出面
(上面)の一部と間隙80を区画する対向壁面の一部を
形成する。
【0020】ジョイント部材1はその係止部6側より間
隙80に押し込む。一対の係止部6が間隙80の底に押
し込まれると各先端が端部金具7の上方対向壁部71の
壁面に押されて上側に曲がり、V字形状の開口が狭くな
って間隙80に入り込む。そしてさらに押し込まれ、係
合突条72の上面721に当接し、上面721に押され
てさらに上側に曲がり、V字形状の開口がさらに狭くな
って係合突条72の上面721および頂面722を通
り、係合突条72を通過する。この段階で係合突条72
の押圧から開放され、各係止部6はそれ自体の弾性回復
で元の形状に戻り、下方対向壁部73に当接する。この
状態で各係止部6は下方対向壁部73に押圧された状態
となっており、各係止部6はその押圧力で僅かに湾曲し
ている。
【0021】ジョイント部材1が間隙80に押し込まれ
ると一対の弧状部4および支持部5が中央部3に近づく
ように上側に曲げられ一対の基部2は互いに近づく。こ
れにより基部2は端部金具7の上方対向壁部71で区画
された間隙80に入り込む。そして下方に押し込まれ、
基部2の足部21が係合突条72で区画される間隙80
に入り込む。そして基部2の下面が係合突条72の上面
721に当接して保持される。一方、押圧を止めると、
弧状部4および支持部5がそれぞれ弾性回復し、元の形
状に戻ろうとする。そして基部2が互いに遠ざかる元の
状態に戻る方向に動き、その足部21の外側が係合突条
72の頂面722に当接保持される。これによりジョイ
ント部材1はプレストレストコンクリート板8の間隙8
0に組み込まれる。そしてジョイント部材1はこの状態
で使用される。
【0022】なお、図3はプレストレストコンクリート
板8の温度が低く、体積収縮した状態を示している。す
なわち、間隙80の間隔が広くなっている。このためジ
ョイント部材1は左右に広がった状態となっている。図
4はプレストレストコンクリート板8の温度が高く、体
積膨張した状態を示している。この状態では間隙80の
間隔は狭くなっており、ジョイント部材1は端部金具7
に押されて幅方向に狭くなり、中央部3は基部2に対し
て下方に押し下げられている。
【0023】なお、本実施例のジョイント部材1は図4
に示されているように支持部5が湾曲している。すなわ
ち、支持部5はその長手方向に圧縮された状態にある。
この圧縮力は、中央部3を押し上げる力となっており、
この力により中央部3が上方に上がり弧状部4は一層湾
曲するとともに弧状部4と連なる基部2の部分が上側に
付勢される。この上側に押し上げる力と、全体として中
央部分が下に下がろうとする力がともにある程度打ち消
しあい、基部2の上面はその水平状態を維持する。
【0024】使用中に車輪がプレストレストコンクリー
ト板8の上を高速で走り、衝撃的にジョイント部材1が
間隙80より飛び出ようとすると、係止部6の先端が下
方対向壁部73にそつて上に滑り、係合突条72の下面
723と当接する。ここで係止部6は止まり、ジョイン
ト部材1が間隙80より飛び出ることが阻止される。前
記したように本実施例のジョイント部材1は端部金具7
で形成される間隙80に装着するのが容易である。しか
し、プレストレストコンクリート板8に作用する衝撃力
によっても容易に間隙80より飛び出ない。したがっ
て、目地材としての機能を長期にわたって維持できる。 (実施例2)本実施例のジョイント部材9を図5に示
す。なお、実施例1のジョイント部材1と同一の部分は
同一の符号で示す。このジョイント部材9は、実施例1
のジョイント部材1と同一の基部2、中央部3、弧状部
4および支持部5をもつ。そして、このジョイント部材
9は、弧状部4と支持部5との間に基部2と中央部3と
を一体的に結ぶ2個一対でV字形の2個一対の中間部4
5を持つ。そして係止部95はより一層中央部3側が太
く先端が細い三角形状となるとともに、その中心部分に
ほぼ相似形の小さい三角形状の通孔96を持つ。
【0025】本実施例のジョイント部材9は前記した構
成を持つ。このジョイント部材9は中間部45を持つた
め、基部2と中央部3との連結が一層強化されたものと
なっている。このため、本実施例のジョイント部材9は
より大型のジョイント部材に適している。また、係止部
95も三角形状となり、突っ張り力がより強くなる。こ
のため間隙からの飛び出し抑制作用が一層強くなる。し
かし、三角形状の通孔96を持つため、重量の増大が抑
えられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のジョイント部材の断面を示
す。
【図2】本発明の実施例1の端部金具の断面を示す。
【図3】間隙が広い時の実施例1のジョイント部材およ
び端部金具の使用状態を示す断面図である。
【図4】間隙が狭い時の実施例1のジョイント部材およ
び端部金具の使用状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例2のジョイント部材の断面を示
す。
【符号の説明】
1─ジョイント部材 2─基部 3─中央部 4─弧状部 5─支持部 6─係止部 7─端部金具 8─プレストレス
トコンクリート板 9─ジョイント部材 10─中央孔 20─通孔 21─足部 71─上方対向壁部 72─係合突条 73─下方対向壁部 74─上方被覆部 721─上面 722─頂面 723─下面 45─中間部 95─係止部
フロントページの続き (72)発明者 段塚 彬雄 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 大橋 二郎 東京都港区赤坂二丁目17番22号赤坂ツイ ンタワー本館16階 東海ゴム工業株式会 社東京支社内 (72)発明者 宮内 健 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号 株式会社ピー・エス内 (72)発明者 岩吉 恭 東京都新宿区戸山3丁目14番6号 岩吉 工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−16808(JP,U) 特公 平5−45722(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/684 E01C 11/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合うプレストレストコンクリート板の
    間隙を形成する対向壁が該プレストレストコンクリート
    板の表出面より所定距離深い位置でそれぞれ相手側に突
    出した係合突条をもつプレストレストコンクリート板の
    間隙に配設されるゴム製の目地用ジョイント部材であっ
    て、 断面形状で、該間隙を形成する該対向壁の各該係合突条
    該表出面と平行な上面および該表出面と垂直な頂面に
    当接保持される2個一対の基部と、 2個の該基部の中央にあり該表出面に垂直な方向に延び
    る中央部と、 該表出面を含む面に近い各該基部の部分と該中央部の該
    表出面を含む面側の端部とを一体的に結び該表出面を含
    む面側にそれぞれ凸となる弧状でかつ2個一対で湾曲し
    たV字形の2個一対の弧状部と、 各該基部の部分と該中央部の該表出面を含む面と反対側
    の端部に近い部分とを一体的に結ぶそれぞれ直線状で2
    個一対で真っ直ぐなV字形の2個一対の支持部と、 該中央部の該表出面を含む面と反対側の端部からそれぞ
    れ各該対向壁に向かって突出し先端が該係合突条の下面
    当接して係止され該基部および該支持部と独立して設
    けられる2個一対でV字形の2個一対の係止部と、 からなることを特徴とするプレストレストコンクリート
    板目地用ジョイント部材。
  2. 【請求項2】 該基部はその中央部に貫通孔を持つ請求
    項1記載のプレストレストコンクリート板目地用ジョイ
    ント部材。
  3. 【請求項3】 該基部は該係合突条の上面および頂面と
    共に、該係合突条と表出面との間にある上方対向壁面に
    も当接保持される請求項1記載のプレストレストコンク
    リート板目地用ジョイント部材。
  4. 【請求項4】 該弧状部と該支持部との間に該基部と該
    中央部とを一体的に結び2個一対でV字形の2個一対の
    中間部を持つ請求項1記載のプレストレストコンクリー
    ト板目地用ジョイント部材。
  5. 【請求項5】 該係止部は該中央部側が太く該先端が細
    くなっている請求項1記載のプレストレストコンクリー
    ト板目地用ジョイント部材。
  6. 【請求項6】 隣合うプレストレストコンクリート板の
    対向壁のそれぞれの端部に固定され、形成される間隙に
    配設されるゴム製の目地用ジョイント部材を保持する端
    部金具であって該プレストレストコンクリート板の表出
    面と同一面となる端面を持ち、該表出面と垂直な上方対
    向壁面を形成する上方対向壁部と、 該上方対向壁部の下端から一体的に形成され該表出面と
    平行な上面、該表出面と垂直な頂面および該上面と背向
    する下面を形成する係合突条と、 該係合突条の下端から一体的に形成され該表出面と垂直
    な下方対向壁面を形成する下方対向壁部と、 からなることを特徴とするプレストレストコンクリート
    板目地用端部金具。
  7. 【請求項7】 該下方対向壁部は該上方対向壁部より相
    手側に突出している請求項6記載のプレストレストコン
    クリート板目地用端部金具。
  8. 【請求項8】 該上方対向壁部はその上端から一体的に
    形成され該プレストレストコンクリート板の上方端部を
    覆い該表出面と同一面となる上方被覆部をもつ請求項6
    記載のプレストレストコンクリート板目地用端部金具。
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