JP3441210B2 - 比重測定方法及び感光材料処理装置 - Google Patents

比重測定方法及び感光材料処理装置

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JP3441210B2
JP3441210B2 JP32825094A JP32825094A JP3441210B2 JP 3441210 B2 JP3441210 B2 JP 3441210B2 JP 32825094 A JP32825094 A JP 32825094A JP 32825094 A JP32825094 A JP 32825094A JP 3441210 B2 JP3441210 B2 JP 3441210B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料処理装置の処
理槽に貯留している処理液の比重測定方法及び感光材料
処理装置。
【0002】
【従来の技術】自動現像装置等の感光材料処理装置で
は、画像露光された感光材料を発色現像、漂白定着、水
洗水等の処理液に浸漬して処理する。このような感光材
料の処理に用いられる処理液は、感光材料を処理に応じ
て徐々に劣化すると共に、空気の接触によって処理液中
の水分が蒸発して徐々に処理性能が変化する。
【0003】このため、自動現像装置には、補充液補充
機構が設けられており、感光材料の処理量ないし所定の
タイミングで補充液を補充して、感光材料の一定の品質
で仕上げるようにしている。また、自動現像装置では、
各処理槽内の処理液が感光材料を最適な状態で処理でき
るように加熱すると共に循環装置によって循環して、均
一に攪拌している。
【0004】一方、各処理液の濃度を一定にして感光材
料を均一な品質で仕上げる方法として、処理液の比重
(密度)を測定し、この比重が所定範囲となるように補
充液の補充を行う方法がある。このような補充液の補充
を処理液の比重によって行うときには、浮子式や振り子
式等の機械的な比重計が用いられている。
【0005】ところで、処理液の比重の測定を浮子式、
振り子式等の機械的な比重計によって行う場合、検出部
を処理液に浸けたままにしておくと、処理液中の成分が
検出部に付着して析出し、検出部の正確な作動を妨げて
しまう。このため、機械的な比重計によって比重測定を
行うときには、手作業で行うようになっている。
【0006】これに対して、処理液の比重を測定する方
法には、超音波等により処理液と検出部を直接接触させ
ないようにして比重を測定する方法が考えられる。これ
によれば、検出部に処理液が付着しないため、検出部に
処理液が付着することによって正確な比重の測定が困難
となる問題が解消でき、処理液の比重測定の自動化が可
能なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、処理液
の比重測定を行う場合に、処理液の比重が温度によって
変化すると共に、循環装置によって攪拌されているため
に、処理液中に気泡等が生じていると、正確な比重の測
定ができないという問題がある。
【0008】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、感光材料処理装置に貯留している処理液の正確
な比重を測定するため比重測定方法及び処理液の正確な
比重測定を自動的に行うことができる感光材料処理装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る比重測定
方法は、両端が処理槽に連結された配管とこの配管の中
間部に設けられた循環ポンプによって循環されている処
理槽内の処理液の比重を測定する比重測定方法であっ
て、超音波によって処理液中の音波の伝搬速度を測定す
るための発振手段と受信手段による検出部を前記配管
が垂直な位置又は配管が水平方向に対して所定角度に傾
している位置に取り付け、前記循環ポンプの作動を所
定時間停止させた後に前記検出部による処理液中の音
波の伝搬速度から比重測定を行うことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る感光材料処理装置は、処理
槽に貯留され所定の温度に加熱された処理液に感光材料
を浸漬して処理する感光材料処理装置であって、循環ポ
ンプによって両端が処理槽に連結された配管の一端から
処理液を吸い出して処理槽内の処理液を循環させて均一
に攪拌する処理液循環手段と、前記配管の処理液吸引側
の前記処理槽近傍で、かつ、配管が垂直となっている位
置又は配管が水平方向に対して所定角度で傾斜している
位置に超音波を発振する発振手段及び発振手段によっ
て発振されて配管内の処理液中を通過した超音波を受信
する受信手段が設けられた検出部と、前記検出部の前記
発振手段を作動させると共に発振手段から発せられ前記
受信手段に受信された超音波の伝搬時間から前記配管内
の処理液中の伝搬速度を測定する測定部と、前記循環ポ
ンプを作動させて処理液の循環を行うと共に前記処理液
の伝搬速度測定時に循環ポンプを所定時間停止させた後
に前記測定部を作動させる制御手段と、を有することを
特徴とする。
【0011】請求項3に係る感光材料処理装置は、請求
項2の感光材料処理装置であって、前記検出部を、前記
配管水平方向に対して少なくとも5°以上傾斜してい
る位置に取り付けていることを特徴とする。
【0012】請求項4に係る感光材料処理装置は、請求
項2又は請求項3の感光材料処理装置であって、前記処
理槽からの処理液吸引側の端部と前記検出部との間の前
記配管に保温手段を設けていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の比重測定方法では、処理液を循環させ
る配管に超音波によって処理液の比重測定を行う処理液
に非接触の検出部を設けて、処理液の循環を行う循環ポ
ンプを所定時間停止させた後に、比重測定を行う。
【0014】循環ポンプを停止させることにより配管内
の処理液の流れ停止させ、さらに所定時間経過させる
ことにより、配管内の処理液を鎮静化させる。これによ
り、超音波による処理液の比重測定ができる。特に、循
環ポンプが作動しているときに、処理槽から配管内へ吸
引された処理液中に気泡が生じていても、配管内の処理
液を鎮静化させることにより、配管内からこの気泡を排
出させることができ、正確な比重測定を行うことができ
る。また、検出部が処理液と非接触であるため、処理液
中の成分が検出部に付着して析出することがない。
【0015】本発明の請求項2に記載の感光材料処理装
置では、循環ポンプを停止させた後、所定時間経過して
から測定部を作動させて、循環用の配管内の処理液の比
重測定を行う。このとき、比重測定用の検出部を配管が
垂直又は水平方向に対して所定角度傾斜している部位に
設けているため、循環ポンプを停止させたときに、検出
部近傍の配管内の処理液中から確実に気泡を除去するこ
とができる。これによって、自動的に正確な比重測定が
可能となる。
【0016】請求項3の感光材料処理装置では、配管が
水平方向に対して5°以上傾斜した部位(垂直な部位を
含む)に検出部を取り付けている。処理液流れる配管
この傾斜状態であれば、検出部が設けられている配管
内の処理液中に生じている気泡を、短時間のうちに確実
除去することができる。処理液中に気泡が生じている
と、処理液中の超音波の伝搬速度が変化してしまうた
め、超音波による正確な比重測定が困難となるが、この
気泡が除去されたタイミングを見計らって比重測定を行
うことにより正確な比重の測定ができる。
【0017】なお、循環ポンプを停止させてから比重測
定を行う時間は、検出部を設けた配管の傾斜角度等を考
慮して予め設定すればよく、配管の傾斜角度が5°以上
であれば、循環ポンプを停止させてから約60秒以内で
正確な比重測定ができる。
【0018】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
配管に保温手段を設けて比重測定を行うときに配管内の
処理液の液温が周囲の影響を受けて変化してしまうのを
防止している。超音波による比重測定を行うとき、処理
液の温度が変化すると超音波の伝搬速度が変化してしま
い、感光材料を処理する状態の正確な処理液の比重を求
めることが困難であるが、比重測定時の処理液の温度変
化を抑えることによって適切な比重を測定することがで
きる。
【0019】なお、保温手段としては、配管の周囲にグ
ラスウール等の一般的な断熱材を巻付けてもよく、ま
た、配管自体に保温性の高い材質のものを用いてもよ
い。
【0020】
【実施例】図2には、本実施例に感光材料処理装置とし
て適用したプリンタプロセッサ10が示されている。こ
のプリンタプロセッサ10では、光源部12、光学系1
4及び露光室16によって構成されるプリンタ部18を
備え、露光室16の上部には、感光材料である長尺の印
画紙Pをロール状に巻き取って収容しているペーパーマ
ガジン20が装填されている。この印画紙Pは、ペーパ
ーマガジン20から引き出されて露光室16へ送られ
る。
【0021】また、このプリンタ部18では、所定位置
に配置したネガフィルムFに光源部12からの光を照射
し、ネガフィルムFを透過した光を光学系14によって
露光室16に引き出された印画紙Pに結像させ、印画紙
PをネガフィルムFに記録された画像に応じて露光する
ようになっている。
【0022】露光室16の下方には、カッタ22及びリ
ザーバ部24が設けられており、露光室16で画像露光
された印画紙Pは、リザーバ部24へ送られ、カッタ2
2によって所定の長さ(例えばネガフィルム1本分の画
像を記録する毎)に切断され、このリザーバ部24を経
てプロセッサ部26へ送られる。
【0023】プロセッサ部26には、発色現像液を貯留
する発色現像槽30、漂白定着液を貯留する漂白定着槽
32及びそれぞれにリンス液を貯留する複数のリンス槽
34を備えている。なお、本実施例のプリンタプロセッ
サ10では、リンス槽34として第1リンス槽34A、
第2リンス槽34B、第3リンス槽34C及び第4リン
ス槽34Dの4槽を設けている。
【0024】発色現像槽30、漂白定着槽32、リンス
槽34のそれぞれには、図示しないローラとガイドを備
えた搬送ラック40、42が設けられており、リザーバ
部24から送り込まれた印画紙Pは、搬送ラック40、
42によって発色現像槽30、漂白定着槽32及びリン
ス槽34内を搬送されて、発色現像液、漂白定着液、リ
ンス液に順次浸漬されて処理される。
【0025】最終の第4リンス槽34Dから送り出され
た印画紙Pは、次に乾燥部36へ送られ、この乾燥部3
6で加熱乾燥された後に、上方へ引き出されて、カッタ
38で、例えば画像コマ毎に切断されてソータ28へ写
真プリントとして排出されて順次集積される。
【0026】ところで、プロセッサ部26では、印画紙
Pを最適な状態で処理するために、各処理槽に貯留して
いる処理液を循環しながら加熱して、それぞれ予め設定
された所定の温度範囲に維持するようになっている。図
1には、一例として発色現像槽30が示されている。以
下、発色現像槽30を例に説明し、漂白定着槽32及び
リンス槽34の説明を省略する。
【0027】発色現像槽30には、上部側壁に補助槽4
4が設けられ、発色現像槽30内の発色現像液がこの補
助槽44内に入り込んでいる。この補助槽44内に、発
色現像液の液温を検出する温度センサ46及び発色現像
液を加熱するためのヒータ48が配設されている。
【0028】また、発色現像槽30と補助槽44の間に
は、循環装置50が配設されている。この循環装置50
は、発色現像槽30の底部と補助槽44の底部を連結す
る配管52と、配管52の中間部に設けられた循環ポン
プ54によって構成されている。循環装置50は、循環
ポンプ54の作動によって発色現像槽30内の発色現像
液を補助槽44を介して配管52内に吸引し、発色現像
槽30の底部から発色現像槽30内へ戻すようになって
いる。なお、図1に示す矢印Aは、配管52内の発色現
像液の流れの方向を示しているいる。
【0029】温度センサ46、ヒータ48及び循環ポン
プ54は、それぞれ制御部56に接続されており、制御
部56では、循環ポンプ54を作動させて発色現像槽3
0内の発色現像液を攪拌すると共に、温度センサ46と
ヒータ48によって発色現像液を所定の温度範囲に維持
するように加熱している。これによって、発色現像槽3
0内の発色現像液は、印画紙Pを最適な状態で処理でき
るようになっている。なお、補助槽44内の配管52の
開口には、フィルタ58が設けられており、配管52内
に吸引する発色現像液中の浮遊物を除去するようになっ
ている。
【0030】一方、制御部56には、比重計60が接続
されている。この比重計60は、計測部62と検出部6
8によって構成され、検出部68には、発振器64と受
信器66が対で設けられている。検出部68の発振器6
4及び受信器66は、例えば圧電セラミックス等の圧電
素子を用い、測定部62から発振器64に所定の電圧を
印加することにより、所定の超音波を発するようになっ
ている。また、受信器66は発振器64から発した超音
波を受信するようになっている。
【0031】図1及び図3に示されるように、検出部6
8は、補助槽44の底部に連結された配管52に発振器
64と受信器66が互いに対向するように取り付けられ
ている。この検出部68の取り付け位置は、配管52の
補助槽44の底部側の先端部で、下方へ立ち下げられて
いる部分となっている。また、補助槽44の底部から検
出部68の間の配管52には、断熱材70が巻付けられ
ており、配管52内の発色現像液が、周囲の温度の影響
を受けないようにして、検出部68近傍の液温と、発色
現像槽30内の液温とが略一致するようにされている。
なお、断熱材70に変えて、配管52に断熱性(保熱
性)の部材を用いるようにしてもよい。
【0032】図4に示されるように、計測部62は、発
振器64が接続される発振回路72、受信器66が接続
される受信回路74、発振回路72と受信回路74が接
続された時間計測回路76及び時間計測回路76が接続
された演算回路78によって構成されている。この計測
部62では、発振回路72によって発振器64から超音
波を発生させ、受信器66で受けた超音波が受信回路7
4へ入力される。ここで、時間計測回路76では、発振
器64から発した超音波が受信器66に到達するまでの
時間を計測し、演算回路78へ出力する。演算回路78
では、この時間差と予め記憶されている検出部68の発
振器64と受信器66の間隔D1 と、配管52の内径D
2 及び配管52の材質から配管52内の発色現像液中の
音波の伝搬速度を算出するようになっている。さらに、
予め実験等により求められて記憶されているデータテー
ブルから音波の伝搬速度を比重に換算することができ
る。
【0033】制御部56では、比重計60によって求め
た発色現像液の超音波の伝搬速度又は比重に基づいて、
図示しない補充液補充手段を作動させて、発色現像槽3
0へ補充液を補充し、発色現像槽30内の発色現像液の
比重が所定範囲となるようにしている。
【0034】このとき、制御部56では、比重計60に
よる比重の測定に先立っ、循環ポンプ54及びヒータ
48の作動を停止させることにより、配管52内の発色
現像液が鎮静状態にすると共に、配管52内の発色現像
液中に生じている気泡等が検出部68近傍から排出され
る予め設定された時間経過させるようにしている。
【0035】次に本実施例の作用を説明する。プリンタ
プロセッサ10では、ペーパーマガジン20からプリン
タ部18へ印画紙Pを引き出し、光源部12から照射さ
れてネガフィルムFを透過した光を光学系14によっ
て、この印画紙Pに結像させる。これによって、印画紙
Pは、ネガフィルムFに記録された画像に応じて露光さ
れ、次に、リザーバ部24を経てプロセッサ部26へ送
られる。このとき印画紙Pはカッタ22によって所定の
長さに切断される。
【0036】プロセッサ部26では、この印画紙Pを搬
送ラック40、42によって搬送しながら、発色現像槽
30内の発色現像液、漂白定着槽32内の漂白定着液に
浸漬されて処理され、さらに第1リンス槽34A〜第4
リンス槽34D内を搬送されて洗浄処理される。洗浄処
理の終了した印画紙Pは、次に乾燥部36内を搬送され
て加熱乾燥される。
【0037】加熱乾燥された印画紙Pは、乾燥部36か
ら上方へ引き出され、カッタ38によって例えば画像コ
マ毎に切断されてソータ28へ写真プリントして排出さ
れる。
【0038】ところで、プロセッサ部26の各処理槽で
は、内部に貯留している処理液を循環しながら所定の温
度に加熱して印画紙Pを最適な状態で処理できるように
している。また、各処理槽内の処理液は、印画紙Pを処
理するにしたがって徐々に処理性能が低下して、比重が
変化する。また、各処理液は、徐々に内部の水分が蒸発
し、処理性能と共に比重が変化する。プロセッサ部26
では、この各処理槽内の処理液の比重を測定して、測定
結果に応じて補充液の補充を行い、それぞれの処理液が
最適な印画紙Pを処理できるようにしている。
【0039】ここで、図5に示すフローチャートを参照
しながら、発色現像槽30内に貯留している発色現像液
を例に、補充液の補充を行うための比重の測定について
説明する。なお、発色現像液は、前記した如く、ヒータ
48によって加熱されながら循環装置50の循環ポンプ
54の作動によって循環されて均一に攪拌されている。
【0040】このフローチャートは、最初のステップ1
00で、発色現像液の比重を測定するタイミングか否か
を判断している。この比重を測定するタイミングとして
は、プリンタプロセッサ10の一日の稼働開始時で、各
処理槽内の処理液を所定の温度にする立ち上げ処理が終
了したとき、一日の稼働終了時、一日の稼働を開始して
から一定時間経過するごと等で良く、比重測定は、印画
紙Pの非処理時でプリンタプロセッサ10のプロセッサ
部26が予め設定された状態であればよい。
【0041】このステップで肯定判定された場合、すな
わち、発色現像液の比重を測定を行うタイミングに達し
たときには、次のステップ102へ移行して、循環ポン
プ54を停止させると共に、ヒータ48をオフすると共
に、図示しないディレイタイマーTをスタートさせる
(ステップ104)。
【0042】なお、ヒータ48の停止は、発色現像液を
循環させずにヒータ48をオンさせておくことにより、
発色現像液が部分的に加熱されてしまうのを防止するも
のであり、発色現像液の部分的加熱が防止できれば、必
ずしもヒータ48をオフさせる必要はない。
【0043】循環ポンプ54の作動を停止することによ
り、補助槽44から配管52への発色現像液の吸い込み
がなくなると共に、配管54内の発色現像液の流れが停
止し、配管52内の発色現像液が徐々に鎮静化すると共
に、補助槽44から配管52に発色現像液を吸い込むと
きや、配管52内の流れるときに生じる気泡が上昇し
て、徐々に配管52内から排出される。
【0044】次のステップ106では、ディレイタイマ
ーTが予め設定された時間になったか、すなわち、配管
52内の発色現像液が鎮静化すると共に、少なくとも補
助槽44との連結部で比重計60の検出部68が設けら
れた立ち下げ部分の配管52内の発色現像液中の気泡が
排出された状態となるのに必要として予め設定した時間
D になったかを確認している。なお、予め設定した時
間TD は、配管52への検出部68の取り付け位置、配
管52内の処理液(発色現像液)の粘性等によって異な
るが、約30秒〜60秒程度でよい。
【0045】ステップ106で肯定判定され、循環ポン
プ54が停止してから所定の時間T D が経過したことを
確認すると、次のステップ108へ移行して、比重計6
0によって配管52内の発色現像液の比重測定を行う。
【0046】この発色現像液の比重測定は、計測部62
の発振回路72が作動して、配管52に取り付けた発振
器64から発振た超音波が、受信器66によって受信さ
れて受信回路74へ入力されるまでの時間を時間計測回
路76で計測し、この計測時間に基づいて演算回路78
で比重を演算して出力する。
【0047】発色現像液の比重の測定は終了すると、ス
テップ110へ移行して、停止させていた循環ポンプ5
4とヒータ48を作動させて、発色現像液の加熱循環を
再開する。これによって、プロセッサ部26では、印画
紙Pの処理が可能となる。
【0048】比重計60の検出部68では、発振器64
と受信器66の間隔D1 及び配管52の内径D2 が決ま
っており、超音波の伝搬時間は、内径D2 の配管52内
の発色現像液の比重によって変化する。このため、時間
計測回路76の計測結果に基づいて、演算回路78で比
重を求めることができる。
【0049】この比重の測定を行うときに、検出部68
と補助槽44の間の配管52の周囲には、断熱材70を
設けているため、検出部68近傍の発色現像液の温度変
化を抑えることができる。また、検出部68は、配管5
2の立ち下げ部分に取り付けているため、配管52内の
気泡は、発色現像液を鎮静化することによって検出部6
8近傍の配管52内から気泡を確実に除去することがで
きる。
【0050】このように、温度変化を抑え、液中の気泡
を確実に除去することによって、超音波を用いた比重計
60によって正確に発色現像液の比重を測定することが
できる。
【0051】また、超音波を用いた比重計60は、検出
部68が発色現像液に接触しないため、発色現像液中の
成分が付着して析出することによって生じる検出不良を
防止することができ、自動的な比重測定が可能となる。
【0052】なお、本実施例では、比重計60の検出部
68を配管52の補助槽44の底部への連結部近傍で、
配管52が略垂直となっている立ち下げ部分に取り付け
ているが、検出部68の取り付け位置を所定の角度に傾
斜させてもよい。図6に示されるように、検出部68の
取り付けられる配管52の水平方向に対する傾斜角度θ
は、内部の処理液の粘性等によって影響されるが、少な
くとも傾斜角度θが5°以上であればよく、この傾斜角
度θ等を考慮して、循環ポンプ54を停止させてから比
重計60による比重測定を行うまでのディレイタイムT
D を設定すればよい。
【0053】また、検出部68の取り付け位置を補助槽
44から離したときには、途中の配管52の周囲に断熱
材70を巻付けて、配管52内の発色現像液の液温が周
囲の影響を受けて変化してしまうことがないようにすれ
ばよい。
【0054】さらに、図7に示されるように、比重測定
に用いる比重計60としては、発振用の圧電素子と受信
用の圧電素子を一体にした検出部82を用いることがで
きる。この検出部82では、発振用の圧電素子から発
し、処理液中を通過して配管52の内壁で反射した超音
波、即ちエコーを受信用の圧電素子で検出するようにし
てもよい。この場合においても、配管52の外形及び内
径が予め決まっているので、エコーの時間差は、配管5
2内の発色現像液の比重に基づくものとなり、正確に比
重の測定を行うことができる。
【0055】なお、本実施例ではプリンタプロセッサ1
0の発色現像槽30に貯留している発色現像液の比重測
定を例に説明したが、漂白定着液等の他の処理液の比重
の測定も同様に行うことができる。また、本発明は、印
画紙Pを処理するプリンタプロセッサ10に限らずネガ
フィルム等の他の感光材料を処理する種々の感光材料処
理装置に適用することができ、それぞれの感光材料処理
装置内に貯留している処理液の自動的な比重測定が可能
である。
【0056】また、本実施例では、処理液の比重を測定
して、図示しない補充液の補充を行うように説明した
が、比重の測定結果は、種々の適用が可能である。例え
ば、互いに隣接する処理槽の間に設けられ感光材料を液
外に引出して搬送するクロスオーバーラックを洗浄する
機能を備えた感光材料処理装置では、測定した比重から
クロスオーバーラックのローラ、ガイド等を洗浄する洗
浄水の量を算出し、この算出結果に基づいた量の洗浄水
でクロスオーバーラックの洗浄を行うようにしてもよ
い。これによって、洗浄の終了した洗浄水を各処理槽に
回収しても、洗浄水によって処理液が薄められてしまう
のを防止でき、常に最適な状態で感光材料の処理を行う
ことができる。
【0057】また、比重の測定結果から、補充液に加え
る希釈水の量を調節するなど、種々の適用が可能であ
り、これによって、効率良く補充液の補充を行うことが
でき、装置のランニングコストの低減を図ることができ
る。
【0058】なお、本実施例では、処理液中の音波の伝
搬速度から比重を求めて、この比重に応じて図示しない
補充液の補充を行ったが、直接、処理液中の音波の伝搬
速度に基づいた出力により補充制御を行ってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の比重測定方
法では、超音波を用いて処理液の比重測定を行うことに
より、検出部を処理液に接触させることなく、処理液の
比重測定が可能となり、検出部に付着した処理液の除去
等のメンテナンスが不要となる。また、本発明の感光材
料処理装置では、処理液の正確な比重の測定を自動的に
行うことができる。このようにして測定した比重に基づ
いて処理液の補充等を行うことにより、装置内部及び各
処理液を感光材料が最適な状態で仕上げられるように維
持することができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用した比重測定装置の概略構成図
である。
【図2】本実施例に適用したプリンタプロセッサの概略
構成図である。
【図3】検出部の取り付けを示す概略斜視図である。
【図4】比重測定装置に用いた超音波センサの概略構成
図である。
【図5】比重測定の一例を示すフローチャートである。
【図6】検出部の取り付け位置の一例を示す概略側面図
である。
【図7】検出部の適用例を示す配管の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置) 26 プロセッサ部 30 発色現像槽(処理槽) 32 漂白定着槽(処理槽) 50 循環装置 52 配管 54 循環ポンプ 56 制御部(制御手段) 60 比重計 62 測定部 64 発振器(発振手段) 66 受信器(受信手段) 68 検出部 70 断熱材(保温手段) P 印画紙(感光材料)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 3/06 G01N 29/18 G01N 29/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が処理槽に連結された配管とこの配
    管の中間部に設けられた循環ポンプによって循環されて
    いる処理槽内の処理液の比重を測定する比重測定方法で
    あって、超音波によって処理液中の音波の伝搬速度を測
    定するための発振手段と受信手段による検出部を前記
    配管が垂直な位置又は配管が水平方向に対して所定角度
    に傾斜している位置に取り付け、前記循環ポンプの作動
    を所定時間停止させた後に前記検出部による処理液中
    の音波の伝搬速度から比重測定を行うことを特徴とす
    る比重測定方法。
  2. 【請求項2】 処理槽に貯留され所定の温度に加熱され
    た処理液に感光材料を浸漬して処理する感光材料処理装
    置であって、 循環ポンプによって両端が処理槽に連結された配管の一
    端から処理液を吸い出して処理槽内の処理液を循環させ
    て均一に攪拌する処理液循環手段と、 前記配管の処理液吸引側の前記処理槽近傍で、かつ、配
    管が垂直となっている位置又は配管が水平方向に対して
    所定角度で傾斜している位置に超音波を発振する発振
    手段及び発振手段によって発振されて配管内の処理液中
    を通過した超音波を受信する受信手段が設けられた検出
    部と、 前記検出部の前記発振手段を作動させると共に発振手段
    から発せられ前記受信手段に受信された超音波の伝搬時
    間から前記配管内の処理液中の伝搬速度を測定する測定
    部と、 前記循環ポンプを作動させて処理液の循環を行うと共に
    前記処理液の伝搬速度測定時に循環ポンプを所定時間停
    止させた後に前記測定部を作動させる制御手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部を、前記配管水平方向に
    して少なくとも5°以上傾斜している位置に取り付けて
    いることを特徴とする請求項2の感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理槽からの処理液吸引側の端部と
    前記検出部との間の前記配管に保温手段を設けているこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3の感光材料処理装
    置。
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