JPH0535861B2 - - Google Patents

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JPH0535861B2
JPH0535861B2 JP60136471A JP13647185A JPH0535861B2 JP H0535861 B2 JPH0535861 B2 JP H0535861B2 JP 60136471 A JP60136471 A JP 60136471A JP 13647185 A JP13647185 A JP 13647185A JP H0535861 B2 JPH0535861 B2 JP H0535861B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pump
processing
replenishment
amount
photosensitive material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60136471A
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English (en)
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JPS61294440A (ja
Inventor
Shinichi Taniguchi
Akira Akashi
Tooru Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Priority to JP13647185A priority Critical patent/JPS61294440A/ja
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Publication of JPH0535861B2 publication Critical patent/JPH0535861B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真フイルム、写真印画紙等のハロゲ
ン化銀写真感光材料を現像処理する自動現像装置
の処理槽に感光材料の処理に応じて補充処理液の
補充を行う補充処理液(以下単に補充液という)
の補充方法に関する。
[従来の技術] 写真フイルム、写真印画紙等のハロゲン化銀写
真感光材料(以下単に感光材料という)を現像処
理する自動現像装置は通常現像、定着、漂白、リ
ンス、水洗等の処理液をそれぞれ充たしたいくつ
かの処理槽を有し、処理すべき感光材料を搬送ラ
ツク等の搬送手段によつて各処理槽を順次通過せ
しめて現像処理を行つている。
各処理液は感光材料を処理することによつてそ
の効力が徐々に低下しいわゆる疲労した状態とな
り処理して得られる感光材料の仕上がり状態が劣
化する。これを防止するため処理した感光材料の
量に応じて新鮮な補充液を処理槽に補充し処理液
の活性を一定に保つ事が行なわれている。中でも
現像液の補充は極めて重要であつて、補充が不足
であれば得られる画像の濃度、コントラストが低
下し、過剰であれば画像濃度、コントラストが過
大となり場合によつてカブリの増加を伴うなどの
問題を生じる。特に印刷用感光材料に用いられる
リス現像処理においては現像液の状態が感光材料
の仕上がり品質に極めて大きな影響を有するため
補充量は特に厳密に設定する事が要求される。
補充液の補充量を決める方法としては、自動現
像装置に感光材料が挿入される毎に一定量の補充
を行う方法、処理する感光材料の面積に比例した
量の補充を行う方法、なども有るが自動現像装置
の処理ずみ感光材料排出口付近に光学濃度センサ
ーを設けて処理ずみ感光材料の黒化量を検知し、
黒化量に比例した量の補充を行う方法が実用上最
も正確なものとして広く用いられている。即ち処
理液の疲労は主として感光材料との化学反応にも
とずくものであつて、現像液の場合画像の黒化量
は化学反応によつて生じた銀量、言い替えれば化
学反応量と比例的関係にあるということができ、
これに応じて補充量を決めることは合理的であり
実用的にもある程度良好な結果を得る事ができ
る。
補充液は通常ポンプ等の送液手段によつて補充
液タンクから処理槽に送られるが、上記のように
補充液の供給は定量的に行うことが必要であつ
て、送液ポンプには定量性の高い電磁振動ポン
プ、モーターで蛇腹を伸縮するベローズポンプ等
が用いられ特にベローズ方式のものが広く使用さ
れている。
これらの送液手段においては単位時間内に送ら
れる液量が一定しているため必要補充量に応じて
その運転時間を算出してON/OFF制御する事に
より所要量の液補充を行うことができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように定量性の高いポンプを用いること
により理論的には正確な補充を行うことが可能で
あるが、実際にはポンプの駆動源であるモーター
の慣性モーメントによる過大補充の問題を無視す
ることができない。即ちモーターは電源をOFF
にしてもその慣性モーメントのため急には停止せ
ずポンプには電源OFF後にも若干の過剰運転時
間が発生しこの間ある量の送液が行なわれる。し
たがつて処理済み感光材料の黒化量等から決定さ
れた補充量に対し常に若干量の補充液が過大に補
充されている事になり処理を継続するとともに実
用上も無視できないものとなる。
黒化量等の検知値から補充量、即ちポンプの運
転時間を算出する際の比例係数を小さく設定する
ことも考えられるが、算出される補充量は検知値
にもとずいて比例適に変化するものであることに
は変わりは無く、これに対してモーターの慣性モ
ーメントによつて発生する過大補充は前記の検知
値とは関係無く恒常的に付加される量であるため
完全に補充することはできず特に算出補充量の小
さい場合影響のできる事は免れなかつた。
本発明の目的は補充液の補充をより正確に行な
う事のできる補充液の補充方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的は、撮影後のハロゲン化銀感光材料
の現像処理によつて画像を顕出する処理液の疲労
度合いを検出して、処理槽に送液ポンプを用いて
補充処理液の補充を行う自動現像装置の補充処理
液補充方法において、被処理感光材料の処理に基
づく処理液の疲労度等を検知して比例的に処理槽
に処理液を補充する補充処理液補充時の前記送液
ポンプのポンプ運転時間Tを、前記疲労度に応じ
て決定した処理液の供給量の補充処理液を送るに
要する前記ポンプの理論的運転時間Ttと、この
理論的運転時間に達して、該ポンプが停止する時
における慣性モーメントによる過剰運転時間Te
との差 T=Tt−Te とすることを特徴とする自動現像装置の補充処理
液補充方法によつて達成することができた。
即ち本発明は処理済み感光材料の黒化量等の検
知値から比例的に求めた補充量に対応するポンプ
の理論的運転時間からポンプを駆動するモーター
の慣性モーメントによるポンプの過剰運転時間を
差し引いてモーターへの通電時間を設定すること
によりポンプの実運転時間を理論運転時間に一致
させ補充液の過大補充を防止するものである。
本発明における前記Ttの値は Tt=k・ΣD/V で表される。ここにkは感光材料、現像液の種類
等によつて実験的に求められた感光材料の単位処
理量(処理量の検知値として黒化量を用いた場合
は単位黒化量)当たりの補充量、ΣDは感光材料
処理量(処理量の検知値として黒化量を用いた場
合は黒化量)の検知時間内の積分値、Vは送液ポ
ンプの単位時間当たりの吐出量で使用するポンプ
によつて決定される値である。
計算の基礎になる感光材料の処理量Dとしては
処理済み感光材料の黒化量を用いることが精度の
上から最も好ましいが、感光材料の面積、長さ等
を用いてもよい。
感光材料の黒化量を計る手段としては感光材料
の幅手方向に配列した電球等の光源とシリコン光
電池等の光感知素子の間を処理済み感光材料を通
過させるもの等公知の各種検知手段を用いる事が
できる。感光材料の面積、長さを計る場合にもマ
イクロスイツチ等をもちいた接触式のセンサー、
感光材料の感光領域外の光をもちいた光学式セン
サー等公知の検知手段をもちいることができる。
本発明の方法を実施する自動現像装置に使用す
る補充液供給用の送液ポンプとしては定量性の高
いポンプであればいかなるものでも使用でき、駆
動モーターの慣性モーメントによる電源OFF時
における過剰運転時間の長いものであつても使用
可能であるが、実用上ベローズ式のポンプが最も
好ましく用いられる。使用されるポンプの過剰運
転時間Teは実験的に簡単に求めることができる。
前期Ttの値の算出及びTt−Teの減算は自動現
像装置内に設けたマイクロコンピユーターの演算
部を用いて簡単に実行することができる。
感光材料処理量の測定と補充液の補充は感光材
料一枚毎、処理中の一定時間毎、等任意のサイク
ルで行うことができる。
[実施例] 以下実施例によつて本発明を具体的に説明する
が、本発明の実施態様はこれに限定されるもので
は無い。
第1図は本発明の方法の実施に適した自動現像
装置の一例を示す側面概要図である。図中1は自
動現像装置の本体である。挿入台2から挿入され
た感光材料は一点鎖線Fで示された経路により現
像槽3、定着槽4、水洗槽5、乾燥部6を通つて
現像処理され、光源とシリコン光電池で構成され
た黒化面積測定器7で黒化量を測定された後機外
に排出される。
黒化面積測定器7の出力は演算部8で積分の上
演算処理し感光材料の黒化面積に対応したポンプ
の理論的運転時間Ttが算出され、さらに予め入
力されているポンプの過剰運転時間Teを減じた
実ポンプ運転時間Tが決定される。Tが決定され
ると補充ポンプ10は時間Tのあいだ通電され現
像補充液タンク9内の現像補充液を配管11を通
して現像槽3に送り込む。
第2図は前記演算部8の構成を示すブロツク図
である。黒化面積測定器7の出力信号は黒化面積
積算部12で積分して黒化量に変換され、次の補
充時間演算回路13で理論的運転時間値Ttに換
算される。得られた理論的運転時間値Ttから予
め実験的に求め入力されていた過剰運転時間Te
を減算部14で減算して実ポンプ運転時間Tを
得、その時間だけリレー15をONにしてポンプ
10を作動させる。
第3図は本自動現像装置に使用されたベローズ
式送液ポンプの断面図である。31はベローズで
あつて上端はポンプ本体32に固定され下端はシ
ヤフト33に取り付けられている。シヤフト33
は、ギヤー35を介しモーター36によつて駆動
されるカム34に取り付けられており、モーター
36の回転に伴つて上下運動を行いベローズを伸
縮する。液はベローズの伸張と共に吸入口37よ
り吸い込まれ吐出口38から吐出される。39,
39′は逆流防止バルブである。この構造からも
分かる通り送液の定量性は高いが慣性モーメント
によつてモーターが過剰に回転した場合吐出量も
過大となる。
本自動現像装置においては、前記のようにポン
プの過剰運転時間が予め補正されているため供給
される補充液量は理論的補充量に正確に一致し現
像液の活性を極めて安定に維持することができ
た。
上記実施例には現像液の補充系に本発明の補充
方法を適用した黒白感光材料用自動現像装置の例
を挙げたが、本発明はのみならず処理槽の構成を
異にした各種の自動現像装置に適用することがで
き、適用しうる処理槽も現像槽に限るものでは無
い。
[発明の効果] 本発明の方法により駆動モーターの慣性モーメ
ントによる送液ポンプの過剰運転に由来する過大
補充が防止されて極めて正確な補充を行うことが
可能となり、現像処理を安定化することができ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に適した自動現像装置の
概要断面図、第2図は前記装置の演算部のブロツ
ク図、第3図はベローズ式ポンプの断面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影後のハロゲン化銀感光材料の現像処理に
    よつて画像を顕出する処理液の疲労度合いを検出
    して、処理槽に送液ポンプを用いて補充処理液の
    補充を行う自動現像装置の補充処理液補充方法に
    おいて、 被処理感光材料の処理に基づく処理液の疲労度
    等を検知して比例的に処理槽に処理液を補充する
    補充処理液補充時の前記送液ポンプのポンプ運転
    時間Tを、前記疲労度に応じて決定した処理液の
    供給量の補充処理液を送るに要する前記ポンプの
    理論的運転時間Ttと、この理論的運転時間に達
    して、該ポンプが停止する時における慣性モーメ
    ントによる過剰運転時間Teとの差 T=Tt−Te とすることを特徴とする自動現像装置の補充処理
    液補充方法。
JP13647185A 1985-06-21 1985-06-21 自動現像装置の補充処理液補充方法 Granted JPS61294440A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0582752A1 (en) * 1992-08-11 1994-02-16 Agfa-Gevaert N.V. Photographic development apparatus and a method relating thereto

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545092A (en) * 1978-09-25 1980-03-29 Am Int Method and apparatus for measuring flow rate of developing solution
JPS5574543A (en) * 1978-11-30 1980-06-05 Yamatoya Shokai:Kk Automatic replenisher supply device in automatic developing machine
JPS57116186A (en) * 1981-01-09 1982-07-20 Kyoritsu Kiko Kk Control unit for injecting medical fluid
JPS57153979A (en) * 1981-03-18 1982-09-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd Limiting control method and device for input horsepower into hydraulic pump

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