JPH07287400A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH07287400A
JPH07287400A JP7720894A JP7720894A JPH07287400A JP H07287400 A JPH07287400 A JP H07287400A JP 7720894 A JP7720894 A JP 7720894A JP 7720894 A JP7720894 A JP 7720894A JP H07287400 A JPH07287400 A JP H07287400A
Authority
JP
Japan
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size
photosensitive material
dimension
waterless planographic
developing
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Pending
Application number
JP7720894A
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English (en)
Inventor
Susumu Yoshida
進 吉田
Hiroko Nakatsugawa
裕子 中津川
Yasuo Inoue
靖雄 井上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な感光材料の処理面積の算出を行う。 【構成】 制御部68の制御装置72は、アルミ検出器
88によって水なし平版の先端から後端までの通過時間
を測定し、この通過時間と駆動装置186による搬送速
度から水なし平版の挿入方向に沿った長さ寸法を算出す
る。また、この制御装置には、サイズメモリ部70及び
キーボード72Aが接続されている。サイズメモリ部に
は、予め規格サイズの水なし平版の縦寸法と縦寸法に対
する横寸法の平均値が記録されており、さらに、キーボ
ードから処理頻度の高い水なし平版のサイズ毎の縦寸法
及び横寸法を入力し記録する。制御装置では、算出した
長さ寸法をキーボードから入力されたサイズの何れの縦
寸法に該当するかを判別し、該当する縦寸法がないとき
には、長さ寸法に対して記録されている平均値の横寸法
を読み出して処理面積を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム、感光性平版
印刷版等の感光材料を処理する感光材料処理装置に関す
る。詳細には、感光材料の処理面積を算出して必要な補
充液量を演算して補充液の補充を行なう感光材料処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像露光された感光性平版印刷版(以下
「PS版」と言う)等の感光材料は、感光材料処理装置
(例えば「PS版プロセッサー」)によって処理され
る。このPS版プロセッサーは、PS版を搬送しながら
現像液等の処理液をPS版の表面に付与するか、貯留し
ている処理液中にPS版を浸漬して現像処理する。
【0003】ところで、PS版を現像処理する現像液等
の処理液は、PS版の処理量が増えるに伴って除々に劣
化して処理性能が低下する。このため、PS版プロセッ
サーには、PS版の処理量に応じて処理液に補充液を補
充する補充機構が設けられており、この補充機構からの
補充によって処理液の処理性能の低下を抑え、常に一定
の処理性能が維持されるようにしている。
【0004】しかしながら、PS版等には種々のサイズ
があり、サイズが異なれば勿論処理面積も異なる。この
ため、異なるサイズのPS版を処理するときは、PS版
の枚数を数えて補充液を補充しただけでは、的確な量の
補充を行なうことが不可能である。この問題を解消する
ためには、処理されるPS版の幅寸法及び長さ寸法を正
確に求める必要がある。
【0005】PS版の長さ寸法については、PS版の搬
送速度とPS版の通過時間から求めることができるが、
PS版の幅寸法を正確に求めるためには、挿入されるP
S版の幅方向に沿って一列に多数のセンサを配置すれば
よいが、部品数が多くなると共に構造も複雑になり装置
のコストアップに繋がってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮してなされたものであり、感光材料の処理面積を正確
に求めて、この求めた処理面積から処理液の補充量を演
算して正確な補充を行なうことができる感光材料処理装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料処理装置は、搬送手段によって搬送する感光材
料を処理液によって処理する感光材料処理装置であっ
て、感光材料のサイズ毎の搬送方向の寸法と搬送方向に
直交する方向の寸法又は搬送方向の寸法とこの搬送方向
に対応する面積を記録する記録手段と、前記搬送手段に
よって搬送される感光材料の搬送路近傍に設けられ感光
材料の先端及び後端を検出する検出手段と、前記検出手
段によって検出された感光材料の先端から後端までの通
過時間と前記搬送手段による感光材料の搬送速度から感
光材料の搬送方向に沿った長さ寸法を算出し、この算出
した長さ寸法が前記記録手段に記録された何れの搬送方
向の寸法に該当するかを特定することによりこの特定し
た搬送方向の寸法と搬送方向に直交する方向の寸法とか
ら感光材料の処理面積を求めるか又はこの特定した搬送
方向の寸法から感光材料の処理面積を求める処理面積算
出手段と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2に係る感光材料処理装置は、請求
項1の感光材料処理装置であって、前記処理面積算出手
段が前記算出した長さ寸法を予め設定した誤差で補正し
て、この補正した長さ寸法が前記記録手段に記録されて
いる何れの搬送方向の寸法に該当するかを決めることを
特徴とする。
【0009】請求項3に係る感光材料処理装置は、請求
項1又は請求項2の感光材料処理装置であって、前記記
録手段に記録された搬送方向の寸法と搬送方向に直交す
る方向の寸法を入れ換えて記録可能であることを特徴と
する。
【0010】請求項4に係る感光材料処理装置は、請求
項1から請求項3の何れかの感光材料処理装置であっ
て、前記記録手段に記録された感光材料の搬送方向の寸
法に前記算出した長さ寸法が該当しないときに、前記記
録手段に予め記録されている所定範囲の搬送方向の寸法
を持つ処理可能な感光材料のサイズのうちの何れのサイ
ズの感光材料であるかを前記算出した長さ寸法により特
定して、前記処理面積算出手段により前記算出した長さ
寸法と前記特定したサイズの所定範囲の搬送方向の寸法
と対応する搬送方向に直交する方向の寸法とから感光材
料の処理面積を算出することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に記載の感光材料処理装置
は、入力手段によって処理する感光材料のサイズを入力
する。このとき、感光材料の搬送方向の寸法と搬送方向
に直交する方向の寸法を入力して記録手段に記録する。
【0012】処理面積算出手段は、感光材料が搬送され
ると検出手段の検出結果から感光材料の長さ寸法を算出
して、この長さ寸法が記録手段に記録されているサイズ
の搬送方向の寸法の何れに該当するかを判断し、該当す
る搬送方向の寸法と搬送方向に直交する方向の寸法を読
み出して処理面積を算出する。あるいは、予め搬送方向
の寸法とこの搬送方向の寸法に対応する面積を記録して
おけば処理面積算出手段は、感光材料の長さ寸法に対応
する処理面積を直接読み出すことができる。
【0013】このように予め感光材料のサイズ情報を記
録しておくことにより、処理される感光材料の処理面積
を正確に求めることができ、例えば処理面積に応じた適
正な量の補充液の補充が可能となる。
【0014】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
処理面積算出手段によって算出される長さ寸法が何れの
サイズの搬送方向の寸法に該当するかを判断するとき
に、予め設定した誤差を使って処理面積算出手段によっ
て算出される長さ寸法を補正する。この補正結果に基づ
いて処理される感光材料が何れのサイズに該当するかを
判断する。
【0015】この誤差は、感光材料の有無を検出する検
出手段とこの検出手段の下流側に隣接する搬送手段との
間を手などで送られる感光材料の送り速度とこの搬送手
段にによる搬送速度との差を基に決められ、この誤差を
考慮することにより検出手段と搬送手段の間において感
光材料の送り速度にばらつきがあっても処理される感光
材料の長さ寸法が何れのサイズの搬送方向の寸法に該当
するかを正確に判断することができる。
【0016】なお、誤差を考慮することにより複数のサ
イズの感光材料が該当することになるときには、搬送方
向の寸法に対してこれらの感光材料の処理頻度に応じて
平均化した搬送方向に直交する方向の寸法を入力するよ
うにすればよい。
【0017】請求項3に記載の感光材料処理装置は、入
力手段によって記録手段にサイズ情報を入力するときに
入力した搬送方向の寸法と搬送方向に直交する方向の寸
法を入れ換えたサイズも同時に記録手段に記録するよう
にしている。これによって、感光材料を搬送する方向を
入れ換えて処理したときも、入れ換える前の処理面積に
対応する量と同一の量の補充液を確実に補充することが
できる。
【0018】なお、この場合、搬送方向の寸法と搬送方
向に直交する方向の寸法を入れ換えることにより搬送方
向の寸法が同一で搬送方向に直交する方向の寸法が異な
るサイズの感光材料を複数処理する可能性があるときに
は、前記した検出誤差を考慮した場合と同様に、搬送方
向の寸法に対して感光材料の処理頻度に応じて平均化し
た搬送方向に直交する方向の寸法を記録するようにすれ
ばよい。
【0019】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
記録手段に予め感光材料処理装置によって処理可能な感
光材料のサイズ情報を記録している。この記録したデー
タとしては、例えば規格サイズの感光材料に対して所定
範囲毎の搬送方向の寸法に対して平均化した搬送方向に
直交する方向の寸法を入力し、感光材料を処理するとき
に算出した長さ寸法が何れの所定範囲の搬送方向の寸法
に該当するかを判断し、該当する所定範囲の搬送方向の
寸法に対する搬送方向に直交する方向の寸法と算出した
長さ寸法から処理面積を算出するものであってもよい。
【0020】これによって、入力手段によって入力した
サイズ以外の感光材料を処理するときでも正確な処理面
積を算出することができる。また、入力漏れがあっても
適切な処理面積の算出が可能となる。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕図1及び図2には、感光材料処理装置とし
て実施例1に適用した水なし平版現像装置10を示して
いる。この水なし平版現像装置10は、感光材料として
水なし平版印刷版(以下「水なし平版12」と言う)を
現像処理する。なお、水なし平版12は、アルミニウム
の基板上にプライマー層、感光層、シリコーンゴム層及
び保護フィルムが順次積層され、保護フィルムが剥がさ
れた後現像処理される。
【0022】図1に示すように、水なし平版現像装置1
0は、水なし平版12の搬送方向(矢印A方向)に沿っ
て、現像部14、染色部16、水洗部18、乾燥部20
を備えている。現像部14と染色部16は、処理液の蒸
発及び飛散を防止するケーシング11に覆われており、
スリット状の挿入口46、挿通口44、排出口48を水
なし平版12が通過するようになっている。
【0023】現像部14は、底部に現像水回収槽24が
形成された現像槽本体22と、この現像槽本体22の挿
入口46側に設けられ現像水回収槽24側へ向けて底部
が傾斜している補助槽26を備えている。現像水回収槽
24には、処理液としてその成分中に有機溶剤やアルカ
リ性物質が含まれない水道水等の単純な水(以下「現像
水」と言う)を貯留している。
【0024】この現像部14には、水なし平版12の搬
送方向に沿って搬送ローラ対28、複数の搬送ローラ3
6、搬送ローラ対30、複数の搬送ローラ36、搬送ロ
ーラ対32、34が設けられ、搬送ローラ対32、34
の間にブラシローラ42とこのブラシローラ42に対向
するローラ54とガイド56が配置されており、駆動装
置186(図2参照)から伝達される駆動力により挿入
口46から挿入された水なし平版12を引き入れて所定
速度で水平に搬送するようになっている。
【0025】搬送ローラ対28、30の各々の下流側に
は、スプレーパイプ38、40が配設され現像水回収槽
24から供給される現像水を、水なし平版12の表面へ
向けて噴出して均一に塗布する。この現像水は、水なし
平版12の感光層を露光画像に応じて膨潤させており、
膨潤した感光層とこの感光層上のシリコーンゴム層が剥
がれ易くなる。この水なし平版12を次にブラシローラ
42とローラ54によって挟持してブラシローラ42に
よって感光層側の面をブラッシングして、膨潤した感光
層とこの感光層上のシリコーンゴム層を除去する。これ
によって、水なし平版12は、露光画像に応じて感光層
及びシリコーンゴム層が除去される。
【0026】なお、スプレーパイプ58はブラシローラ
42へ向けて現像水を噴出して水なし平版12の表面に
均一に塗布するようにしている。また、現像部14で
は、ブラシローラ42の回転による現像水の飛散をブラ
シカバー62によって防止すると共に、スプレーパイプ
60が搬送ローラ対34へ向けて現像水を噴出して搬送
ローラ対34の表面を洗浄して搬送ローラ対34の回転
によって下流側へ「かす(主に水なし平版12の表面か
ら除去されたシリコーンゴム層)」が持ち出されるのを
防止し、ブレード33によって搬送ローラ対32に付着
した「かす」が上流側へ持ち出されるのを防止してい
る。
【0027】また、現像水回収槽24の現像水は、図示
しないヒータによって水なし平版12に形成した画質を
向上させるのに好ましい温度の40°C〜60°Cの間
の設定温度(例えば45°C±2°C)に維持されてい
る。
【0028】染色部16は、底部に染色液を収容する染
色液回収槽92が設けられた染色槽本体90を備え、こ
の染色槽本体90の上部に水なし平版12の搬送方向に
沿って搬送ローラ対96、ブラシローラ100とローラ
54及びガイド56、搬送ローラ対98が配設されてお
り、水なし平版12を挟持しながら水平に所定速度で搬
送する。ブラシローラ100は、前記した現像部14の
ブラシローラ42と合わせて水なし平版12の表面を均
一にブラッシングし、現像部14のブラシローラ42に
より除去されるべきであったにもかかわらず残っている
感光層及びシリコーンゴム層を確実に取り除いている。
【0029】ブラシローラ100の周囲には、染色液回
収層100から供給される染色液を噴出するプレーパイ
プ102、104が配設されており、この噴出された染
色液は水なし平版12の表面に均一に塗布されブラシロ
ーラ100により擦り込まれると共に、搬送ローラ対9
8の表面に付着した「かす」等を洗い落としている。な
お、搬送ローラ対69、68及びブラシローラ100は
ブラシカバー106及びブレード97によって染色液の
飛散及び「かす」の持ち出しが防止されている。なお、
染色液回収槽92内には、図示しないヒータが配設され
ており、染色液の液温が25°C〜45°Cの間の設定
温度(例えば30°C±1°C)に維持されている。ま
た、染色液としては、クリスタルバイオレット、アスト
ラゾンレッド等を含む染色液等、一般的な染色液を用い
てよい。
【0030】水洗部18及び乾燥部20は、ケーシング
176によって囲われており、染色部16の排出口48
から送り出された水なし平版12は、ケーシング176
のスリット状の挿入口175から水洗部18へ送り込ま
れ、水洗及び乾燥処理された後、排出口179から排出
される。
【0031】水洗部18は、底部に水洗水を収容する水
洗水回収槽140が設けられた水洗槽本体138を備
え、水洗槽本体138の上部に水なし平版12の搬送方
向に沿って搬送ローラ対142、144、146が設け
られ、搬送ローラ対142と搬送ローラ対144の間に
串ローラ148が配設されている。水洗部18では、こ
れらの搬送ローラ対142、144、146、串ローラ
148によって水なし平版12を水平搬送するようにな
っている。
【0032】串ローラ148は中空パイプの外周部に円
板状の多数のローラを回転可能に取り付けたものであ
り、中空パイプは上方側に多数の吐出口が形成されたス
プレーパイプ150を構成している。また、串ローラ1
48の上方には、搬送ローラ対142の上下のローラの
間、搬送ローラ対144の上下のローラの間へ向けて吐
出口(図示省略)が形成されたスプレーパイプ152が
配設されている。これらのスプレーパイプ150、15
2には、水洗水回収槽140から供給される水洗水を水
なし平版12の表裏面へ向けて噴出し、水なし平版12
を洗浄するようになっている。なお、スプレーパイプ1
50、152から噴出する水洗水の飛散は、カバー14
7によって防止されている。また、水洗水回収槽140
の底部近傍には、図示しないヒータが配設されており、
水洗水を所定の温度(10°Cから30°C内の設定温
度、例えば20°C)に加熱している。
【0033】乾燥部20には、花形ローラ(花形の断面
を持つローラ)166、吹出パイプ168、花形ローラ
対170、吹出パイプ168及び搬送ローラ対172
が、水なし平版12の搬送方向に沿って順に配設され、
水なし平版12を水平搬送するようになっている。これ
らの吹出パイプ168からは、乾燥風発生部174から
図示しないダクトを介して乾燥風が供給されるようにな
っており、この乾燥風を搬送される水なし平版12へ吹
き付けて乾燥処理して排出する。
【0034】図2には、水なし平版現像装置10の処理
液の循環及び補充を行う制御部68の概略ブロック図を
示している。この制御部68では、制御装置72に循環
ポンプ64、108、154が接続されている。循環ポ
ンプ64は、現像部14のスプレーパイプ38、40、
58、60へ現像水回収槽24内の現像水を供給し、循
環ポンプ108は、染色部16のスプレーパイプ10
2、104へ染色液回収槽92内の染色液を供給し、循
環ポンプ154は水洗水回収槽140内の水洗水をスプ
レーパイプ150、152へ供給し、水なし平版12の
処理が行われると、それぞれ現像水回収槽24、染色液
回収槽92、水洗水回収槽140へ回収される。
【0035】また、制御装置72には、現像部14へ現
像水として水道水を供給するためのソレノイドバルブ8
2及び調整弁付流量計84が接続されており、制御装置
72によってソレノイドバルブ82が開かれると、水道
水が補助槽26の上方へ供給され、補助槽26の底部を
流れて現像水として現像水回収槽24へ流れ込む。ま
た、制御装置72は、調整弁付流量計84によって現像
部14への現像水の供給量を調整すると共にこの供給量
を積算すると共に、装置の立ち上げ時には、現像水回収
槽24内の現像水の液面レベルが所定のレベルになるよ
うに水道水を供給する。
【0036】染色部16には、染色原液を貯留する図示
しない染色原液タンク及び希釈水を貯留する希釈水タン
クが設けられている。染色原液及び希釈水は、制御装置
72に接続された補充ポンプ118及び給水ポンプ19
4によって所定比率で染色槽本体90へ補充液として供
給される。なお、制御装置72は、水なし平版12の処
理量に応じて予め設定されている比率(例えば1:0〜
1:9但し1:0は希釈無し)で染色液を調製するよう
に、補充ポンプ118及び給水ポンプ194の作動比
率、流量等を設定している。また、希釈水タンクには、
ソレノイドバルブ182及び調整弁付流量計184を介
して水道水が供給されるものでもよく、また、希釈水タ
ンクを設けずに、ソレノイドバルブ182と調整弁付流
量計184によって直接水道水を希釈水として供給する
ものでもよい。
【0037】また、制御装置72には、前記した現像部
14へ水道水を供給する配管から分岐され水洗水回収槽
140の上部に開口した図示しない配管に設けられた調
整弁付流量計164が接続されており、制御装置72
は、この調整弁付流量計164により水洗水回収槽14
0へ供給する水洗水の監視及び調整を行っている。
【0038】なお、現像水回収槽24、染色液回収槽9
2及び水洗水回収槽140内には、図示しないオーバー
フロー管が設けられており、余剰となった現像水、染色
液及び水洗水と共に、それぞれの液面に浮遊している
「かす」等を排出するようになっている。
【0039】図1に示されるように、水なし平版現像装
置10の挿入口46には、水なし平版12の検出手段と
してアルミ検出器88が設けられている。図2に示され
るように、このアルミ検出器88は制御装置72に接続
されており、制御装置72は、アルミ検出器88によっ
て水なし平版12が水なし平版現像装置10内に挿入さ
れたか否かと共に、水なし平版12の先端から後端まで
の通過を時間を測定するようになっている。なお、アル
ミ検出器88としては、水なし平版12の先端から後端
までの通過を正確に検出することができる光電管等の一
般的なセンサを用いることができる。
【0040】これによって制御装置72は、アルミ検出
器88によって水なし平版12が挿入されたことを検出
すると、所定時間(例えば、水なし平版現像装置10で
の水なし平版12の処理時間)ソレノイドバルブ82を
開いて現像部14へ現像水を供給する。
【0041】また、制御装置72では、アルミ検出器8
8が水なし平版12の通過を検出している時間と駆動装
置186による水なし平版12の搬送速度から水なし平
版12の搬送方向に沿った長さ寸法Xを算出するように
なっている。なお、水なし平版12の搬送方向に沿った
長さ寸法Xを正確に算出するためには、水なし平版現像
装置10の挿入口46に水なし平版12を手によって送
り込むときの送り速度のバラツキは影響を小さくしてア
ルミ検出器88の下部を水なし平版12の先端から後端
までが通過する時間をアルミ検出器88によって正確に
検出する必要があるので、アルミ検出器88の下部を通
過した水なし平版12が直ちに搬送ローラ対28に挿入
されて搬送されることが好ましく、このために、アルミ
検出器88を搬送ローラ対28の近傍に配置することが
好ましい。このとき、現像部14内の高湿度の空気によ
ってアルミ検出器88の腐蝕を防止するために、搬送ロ
ーラ対28を大径としたり、搬送ローラ対28の周囲で
アルミ検出器88を現像部14側と隔離するなどして、
アルミ検出器88が現像部14内の空気と接触するのを
抑えることが好ましい。
【0042】一方、制御装置72には、水なし平版12
のサイズを記録するサイズメモリ部70が設けられ、ま
た、キーボード72Aから入力された水なし平版12の
サイズを記録するようになっている。このサイズメモリ
部70に記録される水なし平版12のサイズは、水なし
平版12の搬送方向の寸法(以下「縦寸法L」と言う)
とこの搬送方向に直交する方向の寸法(以下「横寸法
W」と言う)がキーボード72Aから入力される。制御
装置72では、アルミ検出器88の検出結果から算出し
た水なし平版12の長さ寸法Xが、予めサイズメモリ部
70に記録されている何れのサイズの水なし平版12の
縦寸法Lに該当するかから、この水なし平版12が何れ
のサイズであるかを判断し、判断したサイズから挿入さ
れた水なし平版12の処理面積(感光面の面積)を算出
し、この算出結果から現像部14、染色部16及び水洗
水18への現像水、染色液及び水洗水の補充量を決定す
るようになっている。
【0043】ここで、サイズメモリ部70に記録される
水なし平版12のサイズについて説明する。制御装置7
2では、キーボード72Aから水なし平版12の縦寸法
L、横寸法Wが入力されると、その入力された順にサイ
ズメモリ部70に記録する。このとき、縦寸法Lを水な
し平版現像装置10での水なし平版12の挿入方向に沿
う長さとして入力し、縦寸法Lがアルミ検出センサ88
の検出結果から算出した水なし平版12の長さ寸法Xに
対応するようにしている。また、制御装置72では、横
寸法W方向に沿って水なし平版12が挿入されることを
想定して、縦寸法Lとそれに対応する横寸法Wが入力さ
れると入力された縦寸法Lとそれに対応する横寸法Wを
自動的に入れ換えたサイズも記録するようになってい
る。
【0044】一方、制御装置72には、水なし平版12
のサイズと共に、長さ寸法Xの誤差範囲をキーボード7
2Aから入力するようになっている。この誤差として
は、水なし平版12を手によって挿入口46から水なし
平版現像装置10へ挿入するとき、水なし平版12の先
端がアルミ検出器88を通過してから搬送ローラ対28
に挟持されるまでの間で手による送り速度がばらつくた
めに生じるものが主である。このため、例えば、アルミ
検出器88から搬送ローラ対28までの間隔が約71mm
であり、水なし平版現像装置10の搬送速度が1.0〜
1.3cm/sec であるときに、算出した搬送方向に沿っ
た長さ寸法Xの誤差を±20mmに設定している。
【0045】また、制御装置72では、入力されたサイ
ズ情報とこの入力された情報の縦寸法と横寸法を反転し
たサイズ情報の中で同一の縦寸法Lが存在したときに
は、この縦寸法Lに対する横寸法Wの値を水なし平版1
2の処理頻度に応じて平均化して設定する。この横寸法
Wの設定値としては、例えば処理頻度をキーボード72
Aから入力すると、この処理頻度に応じた横寸法Wの平
均値を算出して、初めに入力した縦寸法Lに該当するサ
イズより優先するサイズとして縦寸法Lと処理頻度に応
じた横寸法Wを記録するようになっている。
【0046】これによって、例えば、表1に示すように
サイズA〜サイズCを入力すると、それぞれのサイズに
対して縦寸法Lと横寸法Wを反転したサイズA1 〜C1
を記録する。これと共に、記録したサイズの中でサイズ
AとサイズC1 のように同一の縦寸法Lが存在したとき
には、それぞれのサイズの水なし平版12の処理頻度に
応じて平均化して算出した横寸法WをサイズHの横寸法
WとしてサイズAより優先するサイズとして記録する。
なお、この例では、サイズAとサイズC1 の処理頻度の
割合は1対1である。このとき、縦寸法Lが600mmの
水なし平版12を処理したとき、横寸法Wは優先順位が
一番のサイズHの625mmであり、これから処理面積が
算出される。
【0047】
【表1】
【0048】ここで、アルミ検出器88の検出結果から
算出した長さ寸法Xが470mmであったときには、長さ
寸法Xの誤差の補正量の±20mmを考慮すると、挿入さ
れた水なし平版12がサイズCであると判断することが
できる。このとき、制御装置72によってサイズCの面
積がサイズテーブル1に記録されている縦寸法Lと横寸
法Wとから0.27m2 (450mm×600mm)と正確
に求まる。
【0049】なお、算出した長さ寸法X(470mm)か
らサイズCであると判断されたならば、面積が0.27
2 と直接求めることができるようにしてもよい。
【0050】また、誤差を考慮したときに、複数のサイ
ズが選択可能なときは、それぞれのサイズの処理頻度に
応じて平均化した横幅寸法Wを記録するものとしてい
る。例えば、サイズAに対して縦寸法Lが580mmで横
寸法Lが400mmの水なし平版12が入力され、サイズ
Aと新たに入力された水なし平版12の処理頻度の割合
が4対1であったときには、縦寸法Lが600mm及び5
80mmのそれぞれに幅寸法Dを720mmとして記録する
ことになる。
【0051】また、この制御装置72のサイズメモリ部
70には、一般に市販されている水なし平版12の規格
サイズから、それぞれの縦寸法Lに対する平均した横寸
法Wを算出して表2に示すサイズテーブル2として予め
記録されている。通常は、サイズテーブル1に記録され
たデータを優先的に読み出して使用し、このサイズテー
ブル2として記録されたデータは、サイズテーブル1に
記録されたデータに処理する水なし平版12に該当する
サイズが無かったときに用いるようになっている。な
お、このサイズテーブル2に示すデータを記録する記録
媒体としては、ROM、ICカード等の読み出し専用の
記録手段を用いることができる。
【0052】制御装置72では、このサイズテーブル2
として記録したデータを用いるときには、算出した水な
し平版12の搬送方向に沿った長さ寸法Xが何れのサイ
ズの縦寸法Lに該当するかを判定し、該当するサイズの
幅寸法Wを読み出して、この幅寸法Wと算出した長さ寸
法Xから水なし平版12の処理面積を算出する(例え
ば、処理面積S=L×W=X×W)。
【0053】
【表2】
【0054】なお、現像水の給水量は、0.1〜10(l
/min) の範囲で設定が可能であるが0.5〜2(l/min)
がより好ましい。また、水洗部18での水洗水の給水量
は、0.2〜20(l/min )、好ましくは0.3〜10
(l/min )とすることができ、本実施例では、現像水の
供給量より多くなるように設定している。
【0055】また、制御装置72は、アルミ検出器88
によって水なし平版12の挿入を検出する毎に水なし平
版現像装置10での水なし平版12の処理時間だけ循環
ポンプ64、108、154及びローラ、ブラシローラ
の駆動手段186を作動させて水なし平版12の処理を
行うようにし、また、装置の立ち上げ時には、現像、染
色、水洗の各槽とも立ち上げ時に液面レベルを測定して
所定の液面レベルまで補充を行うと共に、装置の立ち上
げ時及び装置稼動中の所定時間毎に、循環ポンプ64、
108、154を作動させると共に各ローラ、ブラシロ
ーラを駆動させるようにしている。
【0056】また、制御装置72では、水なし平版12
の搬送速度を代えたときには、この搬送速度の変化に応
じて処理面積に対する補充量を補正し、搬送速度に応じ
た適切な量の補充を行うようにしている。
【0057】次に本実施例の作用を説明する。この水な
し平版現像装置10では、画像露光され保護フィルムが
剥がされた水なし平版12が挿入口46から現像部14
へ挿入されると、この水なし平版12を水平に搬送し、
スプレーパイプ38、40等から噴出する現像水によっ
て感光層を膨潤させ、膨潤した感光層とこの感光層上の
シリコーンゴム層をブラシローラ42によって除去す
る。
【0058】次の染色部16では、ブラシローラ100
によって水なし平版12の表面の現像部14のブラシロ
ーラ42によるブラッシングで取り切れなかったシリコ
ーンゴム層をブラシローラ100によるブラッシングで
擦り取り、スプレーパイプ102、104から噴出する
染色液を擦り込んで、水なし平版12の表面に露光画像
に応じた明確な画像を形成する。
【0059】次の水洗部18では、スプレーパイプ15
0、152から噴出される水洗水によって水なし平版1
2の表裏面を洗浄して余分な染色液及び「かす」等を洗
い落とし、乾燥部20では、乾燥風によって水なし平版
12の表裏面を乾燥して排出口179から装置外へ排出
する。
【0060】ところで、水なし平版現像装置10では、
制御装置72によって水なし平版12の処理量として処
理面積を算出して、この処理面積に応じた現像水、染色
液及び水洗水の補充量を決定し、過不足なく現像部1
4、染色部16、水洗部18に現像水、染色液、水洗水
の補充が行われたかを判断し、過不足が生じたときに
は、この過不足を補うように現像水、染色液及び水洗水
の補充を行う。
【0061】図3には、制御装置72による水なし平版
12の処理面積を算出するフローチャートを示してい
る。このフローチャートは、水なし平版現像装置10の
立ち上げ動作が行われて水なし平版12の処理が可能な
状態となると実行され、装置の稼動終了と共に停止す
る。
【0062】最初のステップ200では、アルミ検出器
88が水なし平版12の先端の通過を検出している。こ
こで、アルミ検出器88が水なし平版12の先端の通過
を検出すると、図示しないタイマーを作動させて、水な
し平版12の後端が通過するまでの時間を測定する(ス
テップ202)。なお、制御装置72では、水なし平版
12の先端を検出すると、現像部14〜乾燥部20まで
を水なし平版12を処理できる状態に作動させる。
【0063】次のステップ204では、アルミ検出器8
8が水なし平版12の後端の通過を検出したか否かを判
定している。ここで、アルミ検出器88が水なし平版1
2の後端の通過を検出すると、ステップ206では、タ
イマーを停止して測定した水なし平版12の通過時間と
駆動装置186による水なし平版12の搬送速度から水
なし平版12の長さ寸法Xを算出する。
【0064】この後、ステップ210では、サイズメモ
リ部70に記録されているサイズテーブル1(表1参
照)から算出した長さ寸法Xが何れのサイズの縦寸法L
に相当するかを判定する。このとき、長さ寸法Xに対す
る測定誤差を考慮して該当する縦寸法Lのサイズを判定
し、例えば、算出した長さ寸法Xが720mmであったと
きには、算出誤差の±20mmを考慮すると、挿入された
水なし平版12がサイズBであると判定する。次のステ
ップ212で、判定したサイズの縦寸法L(730mm)
と横寸法W(930mm)を読み出して、水なし平版12
の処理面積(0.679m2 )を求める。
【0065】このように、水なし平版12のサイズを予
めサイズメモリ部70に記録しているため、水なし平版
12の搬送方向に沿った長さ寸法Xに多少の誤差が生じ
ていても何れのサイズの水なし平版12であるかを明確
に判別することができる。
【0066】また制御装置72では、この判別したサイ
ズから処理面積を算出しているので、現像部14、染色
部16及び水洗部18で的確な量の現像水、染色液及び
水洗水の補充量を求めることができ、これによって、現
像水や染色液の補充量の不足によって水なし平版12の
仕上がり不良を生じさせることがなく、また、補充過多
による装置のランニングコストの上昇及び廃液量の増加
を防止することができる。
【0067】次に、アルミ検出器88によって通過した
水なし平版12の通過時間を測定して、この通過時間と
水なし平版12の搬送速度から算出した水なし平版12
の長さ寸法Xに該当するサイズが無かったとき(ステッ
プ210で否定判定)には、ステップ214へ移行し
て、表2に示すサイズテーブル2から測定した長さ寸法
Xがサイズ1〜8の何れの縦寸法Lに該当するかを判断
して該当するサイズの横寸法Wを読み出し、この横寸法
Wと測定した長さ寸法Xから処理面積を求める(ステッ
プ216)。
【0068】例えば算出した長さ寸法Xが705mmであ
ったときには、サイズテーブル1にこの長さ寸法Xに該
当する縦寸法Lが無いため、サイズテーブル2からこの
長さ寸法Xに該当する横寸法Wを読み出す。この場合、
長さ寸法Xは、サイズ4に該当することになり、次に長
さ寸法X(705mm)とサイズ4の横寸法W(450m
m)から水なし平版12の処理面積(0.317m2
を算出する。
【0069】この場合、横寸法Wは処理した水なし平版
12の実際の横寸法ではなく、いくつかの横寸法の平均
値であるが、このようなサイズの水なし平版12の量は
極めて少数であるので、水なし平版現像装置10で処理
される水なし平版12の処理量全体に対する割合は極め
て低く、実質的な現像水、染色液及び水洗水の過不足に
影響を及ぼすことがないと判断することができる。
【0070】また、キーボード72Aから入力するサイ
ズに漏れがあったときや、入力されていないときでも、
測定して算出した長さ寸法Xに対応する縦寸法Lとこの
縦寸法Lに対する横寸法Wを表2のサイズテーブル2の
ように記録しているため、算出した長さ寸法Xとこの長
さ寸法Xに対応する横寸法Wとから的確に処理面積を求
めることができ、大きな誤差のない補充を行うことがで
きる。
【0071】このように、オペレータが処理頻度の高い
水なし平版12のサイズのデータを予め記録し、このデ
ータにより水なし平版現像装置10に挿入された水なし
平版12のサイズを判別することにより、水なし平版1
2の挿入幅方向に沿って多数の検出手段を設けて、挿入
される水なし平版12の挿入方向(搬送方向)に沿った
長さと共に挿入幅方向の寸法まで算出する必要は無くな
り、少ないアルミ検出器88によって正確に水なし平版
現像装置10に挿入された水なし平版12の処理面積を
求めることができる。
【0072】また、制御装置72には、入力されたサイ
ズの縦寸法Lと横寸法Wを入れ代えて異なるサイズとし
て記録しておくため、一つ一つのサイズの水なし平版1
2の縦と横の寸法を水なし平版12の縦横の挿入方向を
考慮して縦寸法Lと横寸法Wを入れ換えたデータをわざ
わざ入力する必要が無く、オペレータのサイズ入力作業
を容易にしている。なお、サイズを入力する代わりに縦
寸法Lに対する処理面積を入力してもよく、これによっ
て、算出した長さ寸法Xが何れの縦寸法Lの水なし平版
12に該当するかを判断するだけで、処理面積を正確に
求めることができる。
【0073】なお、本実施例では、水なし平版現像装置
10のサイズメモリ部70に固定データとして、規格サ
イズ(市販されているサイズ)の水なし平版12の縦寸
法とこの縦寸法に対する横寸法の平均値(表2参照)を
記録しているが、これに加えて規格サイズの縦寸法Lと
横寸法Wを予め記録する(表1参照)ようにしてもよ
い。平均値と規格サイズの両方を記録しておくときに
は、規格サイズのデータを優先して処理する水なし平版
12の処理面積を求めるときに使うようにし、この規格
サイズのデータに該当しない長さ寸法Xを検出したとき
にのみサイズテーブル2に示すような横寸法Wの平均値
のデータを利用するようにすればよく、これによって、
水なし平版現像装置10の使用者がサイズの入力を忘れ
たり入力漏れがあっても、正確な処理面積の算出が可能
となる。
【0074】〔実施例2〕図4に示す自動現像装置30
0は、感光材料であるフィルム320を現像、定着、水
洗及び乾燥処理する。この自動現像装置300は、機枠
312内にフィルム320の搬送方向(矢印B方向)に
沿って、現像槽322、定着槽324及び水洗槽326
を備え、現像槽322と定着槽324の間、定着槽32
4と水洗槽326の間にリンス槽328、330を備え
た処理液処理部314と、乾燥部316が設けられてい
る。また、自動現像装置300の機枠312には、挿入
するフィルム320を載置する挿入テーブル334が設
けられている。
【0075】この処理液処理部314には、現像槽32
2、定着槽324、水洗槽326のそれぞれに搬送ロー
ラ338を備えた現像ラック340、搬送ローラ342
を備えた定着ラック346、搬送ローラ344を備えた
水洗ラック348が設けられている。また、現像槽32
2の上方には挿入ローラ336とローラ358、360
を備えたクロスオーバーラック352が設けられ、定着
槽324の上方及び水洗槽326の上方には、ローラ3
58、360を備えたクロスオーバーラック354、3
56がそれぞれ配置されている。これらのローラは、駆
動装置406(図5参照)から伝達される駆動力によっ
てフィルム320を一定速度で搬送する。
【0076】このため、挿入口332から挿入されたフ
ィルム320は、挿入ローラ336によって引き入れら
れて、現像槽322内に貯留している現像液に浸漬され
ながら搬送された後、リンス槽328を経て定着槽32
4へ送り込まれる。また、定着槽324へ送り込まれた
フィルム320は、定着槽324に貯留している定着液
に浸漬されながら搬送された後、リンス槽330を経て
水洗槽326へ送り込まれ、水洗水に浸漬しながら搬送
した後、ローラ360によってスクイズされて乾燥部3
16へ送り出される。なお、クロスオーバーラック35
2、354のローラ360は、リンス槽328、330
内に配置され、リンス液(本実施例では水を使用)によ
ってフィルム320を洗浄している。また、現像槽32
2の現像液及び定着槽324の定着液は、熱交換器36
2によって熱交換されながら循環されて、フィルム20
を最適状態に処理可能な所定の温度範囲に維持されてい
る。
【0077】一方、乾燥部316内には、複数のローラ
対372とステンレスワイヤ等によって形成されたガイ
ド376によって、フィルム320を略水平状態で搬送
しながら、赤外線ヒータ382と反射板386からの輻
射熱によって加熱乾燥している。なお、乾燥部316に
は、赤外線ヒータ382に隣接して機外の空気を乾燥風
として吸い込むファン388が設けられ、フィルム32
0から蒸発した水分を除去して乾燥を促進させながらフ
ィルム320の表面温度を所定の範囲に維持している。
【0078】さらに、乾燥部316には、ローラ対37
2の下流側にローラ374とガイド376が設けられ、
フィルム320を下方の排出口378へ向けて案内しな
がらファン392によって吸引され吹出パイプ390か
ら吹き出される乾燥風によって表面近傍の湿度の高い空
気が除去されてさらに乾燥が促進されながら排出口37
8を経て受け箱380へ排出される。
【0079】図5には、自動現像装置300の制御部4
00の概略構成を示している。この制御部400の制御
装置404には、現像液を循環する循環ポンプ430、
ストックタンク364(図4参照)から現像補充原液を
現像槽322へ供給する補充ポンプ368及び現像槽3
22へ現像補充原液を希釈する希釈水を供給する給水ポ
ンプ452Aが接続されている。これによって、制御装
置404は、補充ポンプ368、給水ポンプ452Aに
よって所定比率で現像補充原液と希釈水を補充液として
供給しながら循環ポンプ430を作動させて現像槽32
2内の現像液を循環させ、補充液と現像液を攪拌して均
一に混合している。
【0080】また、制御装置404には、定着液を循環
する循環ポンプ432、ストックタンク366(図4参
照)から定着槽324へ定着補充原液を供給する補充ポ
ンプ369及び定着補充原液を所定比率で希釈する希釈
水を供給する給水ポンプ452Bが接続されており、定
着槽324内の定着液の循環を行いながら、補充ポンプ
369と給水ポンプ452Bによって供給される補充液
を攪拌して均一に混合するようになっている。
【0081】なお、現像槽322及び定着槽324へ現
像補充液及び定着補充液を供給することによって余剰と
なった現像液、定着液は、図示しないオーバーフロー管
によって廃液タンク(図示省略)へ排出している。ま
た、水洗槽326、リンス槽328、330へも水洗
水、リンス液として水が供給される。
【0082】図4に示されるように、自動現像装置30
0には、挿入口332の近傍に挿入センサ408が設け
られている。図5に示されるように、挿入センサ408
は制御装置404に接続されている。
【0083】図6に示されるように、挿入センサ408
は、挿入テーブル334のガイド幅Dの間に所定の間隔
1 〜D5 でフィルム320の挿入幅方向に沿って4個
配置されている。挿入センサ408は、フィルム320
の感光層に影響を及ぼすことのない波長の光を照射する
投光部と、投光部から照射された光を検出する受光部と
を備えた光電式のセンサ等を用いることができ、投光部
から照射した光が受光部に達したか否かによって、フィ
ルム320が通過しているか否をかを検出可能となって
いる。制御装置404は、それぞれの挿入センサ408
がフィルム320を検出しているか否か、及び検出して
いるときには、その検出時間を計測し、この計測した検
出時間とフィルム320を搬送するときの搬送速度か
ら、通過したフィルム320の長さ寸法Xを算出する。
なお、挿入センサ408としては、光電式に限らず、所
定の位置にマグネットが埋め込まれたローラを挿入され
るフィルム320に接触させて回転させ、磁気センサに
よってマグネットローラが回転しているか否かからフィ
ルム320の通過を検出する磁気式センサ等の適用が可
能である。
【0084】また、図5に示されるように、制御装置4
04には、サイズメモリ部402が接続されており予め
処理するフィルム320のサイズを、表3に示すサイズ
テーブルとして記録されている。なお、本実施例では、
ガイド幅Dを362.5 mm、間隔D1 を46.375mm、D2 を8
3.125mm、D3 を103.5 mm、D4 (=D2 )を83.125m
m、D5 (=D1 )を46.375mmとして、ガイド幅Dの挿
入テーブル334の何れか一方の端部に沿ってフィルム
320を挿入するようにしている。
【0085】なお、制御装置404では、挿入されたフ
ィルム320の搬送方向に沿った長さ寸法Xとこのフィ
ルム320を検出した挿入センサ408の数により、こ
のサイズテーブル3から挿入されたフィルム320のサ
イズを判別して、処理面積を読み出している。なお制御
装置404では、挿入センサ408によってフィルム3
20の搬送方向に沿った長さ寸法Xを算出するときの検
出誤差を考慮して補正して判別するようになっている。
【0086】
【表3】
【0087】この制御装置404では、読み出したフィ
ルム320の処理面積から現像槽322、定着槽324
での現像液、定着液の処理性能を維持するのに必要な現
像補充液と定着補充液の補充量を演算し、演算した補充
量に応じて、又は演算した必要補充量が所定量に達する
毎に、補充ポンプ368、369、給水ポンプ452
A、452Bを作動させて補充を行なうようになってい
る。
【0088】このような、自動現像装置300では、挿
入テーブル334に載置されて挿入口332からフィル
ム320が挿入されると、このフィルム320を挿入ロ
ーラ336によって引き入れて現像槽322、リンス槽
328、定着槽324、リンス槽330、水洗槽326
へと順に搬送して、現像、定着、水洗処理を施す。次に
フィルム320の水洗処理が終了すると、ローラ360
によって表面に付着した水洗水をスクイズしながら乾燥
部316へ送り込み、赤外線ヒータ388からの輻射熱
によって加熱乾燥して、排出口378から受け箱380
へ排出する。
【0089】また、自動現像装置300では、フィルム
320が挿入口332を通過して挿入ローラ336によ
って引き入れられるときに、挿入センサ408によって
通過するフィルム320の先端を検出してから、後端が
通過するまでの時間を計測する。次に、この計測時間と
フィルム320の搬送速度から挿入されるフィルム32
0の長さXを算出し、表3に示すサイズテーブル3から
測定した長さ寸法Xに対応するフィルム320のサイズ
を選択する。このとき、何れの挿入センサ408がフィ
ルム320の通過を検出したかを合わせて判断して、フ
ィルム320のサイズを特定する。
【0090】例えば、算出したフィルム320の搬送方
向に沿った長さ寸法Xがその誤差を考慮して約254mm
であったときには、4ッ切サイズと6ッ切サイズである
可能性がある。ここで、フィルム320の通過を検出し
た挿入センサ408の数が3個であればヨコ通しされた
4ッ切サイズのフィルム320であると明確に判断でき
る。
【0091】また、フィルム320の通過を検出した挿
入センサ408が1個のときには、10×10サイズ、70.5
mm幅のロール又はカビネサイズの何れであるかの判断を
しなければならない。この時、算出したフィルム320
の挿入方向に沿った長さ寸法Xが約100mmであったと
きには、10×10サイズと判断することができ、サイズテ
ーブル3から挿入されたフィルム320の処理面積を読
み出せばよい。また、算出したフィルム320の挿入方
向に沿った長さ寸法Xが約165mmであったときには、
カビネサイズと判断することができ、サイズテーブル3
から挿入されたフィルム320の処理面積を算出すれば
よい。算出した長さ寸法Xがこれ以外の長さであったと
きには、70.5mm幅のロールを任意の長さ寸法で切断した
ものと判断でき、測定した長さ寸法Xと幅寸法70.5mmか
ら処理面積を求めればよい。
【0092】このように、比較的少ない数(本実施例で
は4個)の挿入センサ408を用いただけで、多数のサ
イズの中から何れのサイズのフィルム320であるかを
明確に判断することができる、フィルム320の処理面
積に応じた適切な量の補充液を補充することができる。
これによって、自動現像装置300では、常に一定品質
でフィルム320の処理を行なうことができる。
【0093】なお、実施例2では、4個の挿入センサ4
08を用いてフィルム320を9種類の中から特定した
が、例えば図7に示すように、配置間隔を考慮して挿入
センサ408の数を増やすことにより、表4に示すよう
に、更に多種類のサイズの中から挿入されたフィルム3
20のサイズを判別することができる。
【0094】
【表4】
【0095】この図7では、挿入テーブル334のガイ
ド幅Dの間に間隔D1 〜D7 で6個の挿入センサ408
を配置した例を示しており、ガイド幅Dは435 mmとし、
間隔D1 は50.0mm、間隔D2 は110.5 mm、間隔D3 は3
8.5mm、間隔D4 は37.0mm、間隔D5 は38.5mm(=
3 )、間隔D6 は110.5 mm(=D2 )、間隔D7 は5
0.0mm(=D1 )とし、フィルム320をガイド幅Dの
何れか一方の端部に沿って挿入するものとしている。ま
た、表4に示すサイズテーブル4には、検出誤差を考慮
してサイズ毎に縦寸法Lに幅を持たせている。
【0096】ここで、例えば3個の挿入センサ408が
フィルム32の通過を検出して、算出した搬送方向に沿
った長さ寸法Xが256mmのときには、サイズテーブル
4から6ッ切りサイズのフィルム320であると明確に
判断でき、処理面積を516cm2 (20.3cm×2
5.4cm)と正確に求めることができる。
【0097】なお、例えば2個の挿入センサ408がフ
ィルム320の通過を検出して、算出した搬送方向に沿
った長さが330 mmであったときには、表4に示すサイズ
テーブルに該当するサイズが無いので、検出した挿入セ
ンサ408の数とその間隔D 1 、D2 から、フィルム3
20の幅寸法Wを160.5 mm(D1 +D2 又はD6
7 )として算出すれば、誤差の少ない処理面積を求め
ることが可能となる。
【0098】このように、挿入センサ408の数を6個
に増やすことにより、フィルム320が10×10サイズか
ら半切サイズまでの11種類のサイズの何れかであるか
を正確に判別することができ、このフィルム320の処
理面積を基に適切な量の補充を行うことができる。
【0099】なお、本実施例1、2では、水なし平版1
2を処理する水なし平版現像装置10、フィルム320
を処理する自動現像装置300を用いて説明したが、感
光材料としては、これらに限らず他の平版印刷版、又は
医療用X線フィルム、印刷用フィルム、グラフィックア
ーツ用フィルム等のフィルムや印画紙等の他の感光材料
を処理する感光材料処理装置に本発明は適用可能であ
る。
【0100】また、実施例1では水なし平版現像装置1
0で処理した水なし平版12の処理面積を算出して現像
水、染色液及び水洗水を補充し、実施例2では自動現像
装置300でフィルム320の処理面積を算出して現像
補充液、定着補充液を補充する例を説明したが、これら
の処理液に加えて、リンス水の補充を行なうようにして
もよい。さらに、漂白液、漂白定着液、ガム液やリンス
液等のフィニッシャー液、整面液等の補充に適用でき
る。
【0101】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の感光材料処
理装置では、予め記録手段に感光材料のサイズ毎の縦寸
法とこの縦寸法に対応する横寸法及び/又は縦寸法とこ
の縦寸法に対応する面積を記録しているため、処理され
る感光材料の搬送方向に沿った長さを正確に検出するだ
けで、正確に感光材料の処理面積を求めることができ
る。
【0102】これによって、感光材料の処理面積に応じ
て適切な量の補充を行なうことができる優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に適用した水なし平版現像装置の概略
構成図である。
【図2】水なし平版現像装置の制御部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】処理面積の算出の一例を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施例2に適用した自動現像装置の概略構成図
である。
【図5】自動現像装置の制御部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】実施例2における挿入センサの配置を示す概略
平面図である。
【図7】実施例2とは異なる挿入センサの配置の一例を
示す概略正面図である。
【符号の説明】
10 水なし平版現像装置(感光材料処理装置) 12 水なし平版(感光材料) 24 現像槽本体(処理槽) 70、402 サイズメモリ部(記録手段) 72、404 制御装置(処理面積算出手段) 90 染色槽本体 88 アルミ検出器(検出手段) 300 自動現像装置(感光材料処理装置) 320 フィルム(感光材料) 322 現像槽 324 定着槽 368、369 補充ポンプ 408 挿入センサ(検出手段) 452 給水ポンプ D 横寸法(搬送方向に直交する方向の寸法) L 縦寸法(搬送方向の寸法)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段によって搬送する感光材料を処
    理液によって処理する感光材料処理装置であって、感光
    材料のサイズ毎の搬送方向の寸法と搬送方向に直交する
    方向の寸法又は搬送方向の寸法とこの搬送方向に対応す
    る面積を記録する記録手段と、前記搬送手段によって搬
    送される感光材料の搬送路近傍に設けられ感光材料の先
    端及び後端を検出する検出手段と、前記検出手段によっ
    て検出された感光材料の先端から後端までの通過時間と
    前記搬送手段による感光材料の搬送速度から感光材料の
    搬送方向に沿った長さ寸法を算出し、この算出した長さ
    寸法が前記記録手段に記録された何れの搬送方向の寸法
    に該当するかを特定することによりこの特定した搬送方
    向の寸法と搬送方向に直交する方向の寸法とから感光材
    料の処理面積を求めるか又はこの特定した搬送方向の寸
    法から感光材料の処理面積を求める処理面積算出手段
    と、を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理面積算出手段が前記算出した長
    さ寸法を予め設定した誤差で補正して、この補正した長
    さ寸法が前記記録手段に記録されている何れの搬送方向
    の寸法に該当するかを決めることを特徴とする請求項1
    の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段に記録された搬送方向の寸
    法と搬送方向に直交する方向の寸法を入れ換えて記録可
    能であることを特徴とする請求項1又は請求項2の感光
    材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段に記録された感光材料の搬
    送方向の寸法に前記算出した長さ寸法が該当しないとき
    に、前記記録手段に予め記録されている所定範囲の搬送
    方向の寸法を持つ処理可能な感光材料のサイズのうちの
    何れのサイズの感光材料であるかを前記算出した長さ寸
    法により特定して、前記処理面積算出手段により前記算
    出した長さ寸法と前記特定したサイズの所定範囲の搬送
    方向の寸法と対応する搬送方向に直交する方向の寸法と
    から感光材料の処理面積を算出することを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れかの感光材料処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098685A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Toray Ind Inc シリコーンゴム層を有する平版の現像方法
JP2012012210A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Okamura Corp 図書情報データベース処理システム及びこの処理システムを用いた図書保管管理システム

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