JP3440301B2 - 蛍光体 - Google Patents

蛍光体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光体に関し、特
に蛍光面が加速電圧3kV程度以下の低速電子線により
励起される電界放射ディスプレイ、蛍光表示管、ランプ
などの表示あるいは照明装置に用いられる蛍光体の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光面が加速電圧3kV程度以下の低速
電子線により励起される電界放射ディスプレイ、蛍光表
示管などにおいては、非常に高い電流密度が必要とす
る。このため、蛍光体の電子線および高温に対する耐久
性が特に強く要求されている。
【0003】また、ブラウン管においては蛍光面の帯電
抑制のために用いられているアルミバックの技術が前記
低速電子線に対しては使用できないため、導電性を示す
蛍光体が要求されている。このブラウン管において広く
実用に供されているZnS:Ag、Cl、ZnS:C
u,Al、Y22S:Euのような硫化物および酸硫化
物は耐久性や発光効率の温度特性が不十分である。
【0004】一方、電流密度の高い電界放射ディスプレ
イには安定な酸化物蛍光体が使われることが多い。例え
ば、緑白色の発光を示すZnO:Zn、青色発光のY2
iO 5:Ce、緑色発光のZnGa24:Mn.赤色発
光のSrTiO3:Pr、SrIn24:Prなどが開
発ないし実用化されている。この中で、SrTiO3:P
r、SrIn24:Prはいずれも濃度数%の不純物を
添加することによって発光効率が大幅に向上する事実が
知られている。
【0005】具体的には、H. Toki、Y. Sato、K. Tamura、
F. Kataoka、S. Itohらは“Proccεdings of Third Int
ermational Display Workshop” (SID, Kobe、1996) Vol
・2, p519(1996)でSrTiO3:Prに対してはAl、
Gaなどを不純物として添加することを報告している。
【0006】特開2000−328054号公報(公開
日;平成12年11月28日、発明者;大島英紀)に
は、SrIn24:Prに対してAl、Ga、Tlを不
純物として添加することが開示されている。
【0007】“希土類34巻”p.260(199
9)、大島、柴田著および電気化学会代67回大会後援
要旨集P.407(2000)、発表者;大島、山田、
辻、山口、佐々木には、SrIn24:Prに対して
Y、Gdを不純物として添加することが開示されてい
る。
【0008】蛍光表示管には、硫化物蛍光体が今でも使
用されている。例えば青色発光には、ZnS:Znある
いはZnS:Ag、Cl、赤色あるいは榿色発光には
(Zn、Cd)S:Agなどが用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の酸化物
蛍光体のうち、低速電子線励起下の発光効率が十分高い
ものとしてZnO:Znがあるが、他の酸化物蛍光体は
効率が不十分であり、改善が望まれている。赤色蛍光体
として挙げたSrTiO3:Pr、SrIn24:Pr
についても、適切な不純物添加により効率が向上される
ものの、より一層の改善が望まれている。蛍光表示管用
には、(Zn、Cd)S:Agの蛍光体が知られている
が、カドミウムを含むことから安全性の点で問題があ
る。
【0010】本発明は、低速電子線励起下での発光効率
が高い蛍光体を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蛍光体は、
一般式 (Sr1-xCax){In1-yy24:Pr ただし、式中のx,yは0≦x≦1.0、0.01≦y
≦0.1、MはScおよびBからなる群から選ばれる少
なくとも1種の元素、にて表されることを特徴とするも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る蛍光体を詳細
に説明する。
【0013】本発明の蛍光体は、一般式(Sr1-x
x){In1-yy24:Prで表される。ここで、
x,yは0≦x≦1.0、0.01≦y≦0.1であ
り、MはScおよびBからなる群から選ばれる少なくと
も1種の元素である。
【0014】本発明の蛍光体は、具体的には(a)(S
1-xCax){In1-yy24:Pr(ここで、x,
yはx≦1.0、0.01≦y≦0.1、MはScおよ
びBからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)、
つまりSr(In1-yy24:PrとCa(In1-y
y 24:Prとの昆晶、(b)Sr(In1-yy2
4:Pr(ここで、yは0.01≦y≦0.1、Mは
ScおよびBからなる群から選ばれる少なくとも1種の
元素)、である。
【0015】前記一般式のInに対する置換元素である
M(ScおよびBから選ばれる少なくとも1種)の量
(y)を前記範囲に規定したのは、この範囲を逸脱する
と低速電子線の励起により高い輝度を示すことが困難に
なる。より好ましいyは、0.0125≦y≦0.0
8、さらに好ましいyは0.02≦y≦0.06であ
る。
【0016】前記Mは、低速電子線の励起により高い輝
度を示す蛍光体を得る観点からScが好ましい。
【0017】本発明に係る蛍光体は、Sc、Bまたはこ
れらの両方の元素を酸化物の形で他の原料と混合し、加
熱処理することにより前記元素が(Sr1-xCax)In
24:PrまたはSrIn24:Prの結晶内に取り込
まれて製造される。このとき、Sc、Bおよびこれらの
両者はInの一部と置換されるものと考えられる。
【0018】以上説明したように本発明に係る蛍光体
は、一般式(Sr1-xCax){In1- yy24:Pr
(ここで、x,yは0≦x≦1.0、0.01≦y≦
0.1、MはScおよびBからなる群から選ばれる少な
くとも1種の元素)で表され、低速電子線励起下で高い
輝度等の発光効率を有する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を詳細に説明
する。
【0020】(実施例1)まず、純度99.99%のS
rCO3を2.722g、純度99.99%のIn24
を5.065g、純度99.9%のSc23を0.03
2gそれぞれ秤量し、これらの酸化物を乳鉢に入れる。
別に純度99.9%のPr611を塩酸に溶解してPr
Cl3水溶液(濃度0.0308mol/l)を調製す
る。このPrCl3水溶液12mlを採取し、前記乳鉢
内の混合物に加え、さらにエタノール約5mlを加えて
十分に混合する。自然乾燥後、これらの混合物をアルミ
ナるつぼに入れ、空気中で1200℃において3時間加
熱した。冷却後焼成物を粉砕することにより組成式Sr
(In0.9875Sc0.012524:Pr(0.2mol
%)で表される蛍光体を得た。
【0021】(実施例2〜5)純度99.99%のSr
CO3、純度99.99%のIn24、純度99.9%
のSc23を乳鉢に入れる際、前記Sc23の配合量を
下記表1に示すように変化させ、そのモル数に等しい量
だけIn24の配合量を同表1に示すように減少させた
以外、実施例1と同様な方法により組成式Sr(In1-y
Scy24:Pr(0.2mol%)で表される4種
の蛍光体を得た。
【0022】(比較例1)純度99.99%のSrCO
32.722g、純度99.99%のIn245.12
9gを乳鉢に入れた以外、実施例1と同様な方法により
組成式SrIn2 4:Pr(0.2mol%)で表され
る蛍光体を得た。
【0023】(比較例2〜6)純度99.99%のSr
CO3、純度99.99%のIn24、純度99.9%
のAl(OH)3を乳鉢に入れる際、前記Al(OH)3
の配合量を下記表1に示すように変化させ、そのモル数
に等しい量だけIn24の配合量を同表1に示すように
減少させた以外、実施例1と同様な方法により組成式S
r(In1-yAl y24:Pr(0.2mol%)で表
される5種の蛍光体を得た。
【0024】得られた実施例1〜5および比較例1〜6
の蛍光体粉末を透明導電膜付きガラス上に塗布し、膜重
量2.0g/cm2とした後、この蛍光膜を超高真空装
置内に設置して蛍光体側から電子線を照射したこのとき
に発する蛍光をガラス側から観測し、電子線加速電圧が
600Vの時の輝度を測定した。この結果を下記表1に
示す。
【0025】
【表1】
【0026】前記表1から明らかなようにScを添加し
た実施例1〜5の蛍光体は、Sc無添加の比較例1の蛍
光体およびScの代わりにAlを添加した比較例2〜6
の蛍光体に比べて電子線照射による励起時において高い
輝度を示すことがわかる。
【0027】特に、Inに対するScの置換量(y)が
0.025である実施例2の蛍光体は電子線照射による
励起時において最も高い輝度を示し、Sc無添加の比較
例1の蛍光体の約8.8倍、Alを添加した最も高い輝
度を示す比較例4の蛍光体の約2.4倍と優れた蛍光特
性を有することがわかる。
【0028】また、実施例2および比較例1、3の蛍光
体について、前述した室温、600V電子線励起による
輝度測定時に発光スペクトルを観測した。その結果、図
1(実施例2)、図2(比較例1)および図3(比較例
3)に示す発光スペクトルが得られた。
【0029】図1〜図3により明らかなように実施例2
の蛍光体(図1)では、比較例1の蛍光体(図2)およ
び比較例3の蛍光体(図3)と対比すると485nm付
近の青緑色成分が赤色成分に比べて相対的に弱くなって
おり、赤色発光としての色純度が高くなっていることが
わかる。なお、色度座標値は実施例2の蛍光体ではx=
0.605、y=0.348、比較例3の蛍光体ではx
=0.580、y=0.377であった。
【0030】(実施例6〜10)純度99.99%のS
rCO3、純度99.99%のIn24、純度99.9
%のB23を乳鉢に入れる際、前記B23の配合量を下
記表2に示すように変化させ、そのモル数に等しい量だ
けIn24の配合量を同表2に示すように減少させた以
外、実施例1と同様な方法により組成式Sr(In1-y
y24:Pr(0.2mol%)で表される5種の蛍
光体を得た。
【0031】得られた実施例6〜10の蛍光体につい
て、前述したのと同様な方法により電子線加速電圧が6
00Vの時の輝度を測定した。この結果を下記表2に示
す。
【0032】
【表2】
【0033】前記表2から明らかなようにBを添加した
実施例6〜10の蛍光体は、前記表1に記載したSc無
添加の比較例1の蛍光体およびAlを添加した比較例2
〜6の蛍光体に比べて電子線照射による励起時において
高い輝度を示すことがわかる。
【0034】特に、Inに対するBの置換量(y)が
0.025モル%である実施例7の蛍光体は電子線照射
による励起時において最も高い輝度を示し、Sc無添加
の比較例1の蛍光体の約5倍、Alを添加した最も高い
輝度を示す比較例4の蛍光体の約1.4倍と優れた蛍光
特性を有することがわかる。
【0035】また、実施例7の蛍光体について、前述し
た室温、600V電子線励起による輝度測定時に発光ス
ペクトルを観測した。その結果、図4に示す発光スペク
トルが得られた。
【0036】図4により明らかなように実施例7の蛍光
体では、比較例1の蛍光体(図2)および比較例3の蛍
光体(図3)と対比すると485nm近の青緑色成分が
赤色成分に比べて相対的に弱くなっており、赤色発光と
しての色純度が高くなっていることがわかる。また、実
施例7の蛍光体の色度座標値はx=0.600、y=
0.348であった。
【0037】なお、実施例1〜5のSc添加蛍光体、実
施例6〜10のB添加蛍光体、比較例1の無添加蛍光体
および比較例2〜6のAl添加蛍光体のそれら添加元素
の量と輝度の関係を図5に纏めて示す。
【0038】(実施例11〜16)純度99.99%の
SrCO3、純度99.99%のIn24、純度99.
9%のSc23、純度99.9%のB23を乳鉢に入れ
る際、前記Sc23およびB23の配合量を下記表3に
示すように変化させ、そのモル数に等しい量だけIn2
4の配合量を同表3に示すように減少させた以外、実施
例1と同様な方法により組成式Sr(In1-y-y’Scy
y’24:Pr(0.2mol%)で表される6種
の蛍光体を得た。
【0039】得られた実施例11〜16の蛍光体につい
て、前述したのと同様な方法により電子線加速電圧が6
00Vの時の輝度を測定した。この結果を下記表3に示
す。
【0040】
【表3】
【0041】前記表3から明らかなようにScおよびB
を添加した実施例11〜16の蛍光体は、前記表1に記
載したSc等の元素無添加の比較例1の蛍光体およびA
lを添加した比較例2〜6の蛍光体に比べて電子線照射
による励起時において高い輝度を示すことがわかる。
【0042】特に、Inに対するScおよびBの置換量
(y、y’)がそれぞれ0.020モル%、0.005
モル%である実施例12の蛍光体は電子線照射による励
起時において最も高い輝度を示し、無添加の比較例1の
蛍光体の約8倍、Alを添加した最も高い輝度を示す比
較例4の蛍光体の約2.2倍と優れた蛍光特性を有する
ことがわかる。
【0043】(比較例7)純度99.99%のCaCO
31.845g、純度99.99%のIn245.12
9gを乳鉢に入れた以外、実施例1と同様な方法により
組成式CaIn2 4:Pr(0.2mol%)で表され
る蛍光体を得た。
【0044】(比較例8)純度99.99%のCaCO
3を1.845g、純度99.99%のIn24を5.
000g、純度99.9%のSc23を0.064gそ
れぞれ秤量し、これの酸化物を乳鉢に入れた以外、実施例
1と同様な方法により組成式Ca(In0 .975
0.02524:Pr(0.2mol%)で表される蛍
光体を得た。
【0045】得られた比較例7,8の蛍光体について、
前述したのと同様な方法により電子線加速電圧600V
での発光スペクトルを測定した。その結果を図6に示
す。なお、図6の(a)は比較例8の蛍光体の発光スペ
クトル、図6の(b)は比較例7の蛍光体の発光スペク
トル、をそれぞれ示す。
【0046】図6から明らかなようにScを添加したC
a(In0.975Sc0.02524:Pr(0.2mol
%)で表される比較例8の蛍光体(図6の(a))は、
発光色は白色に近く、Scを添加しないCaIn24
Pr(0.2mol%)で表される比較例7の蛍光体
(図6の(b))と比べて波長500nm付近の青緑色
成分の強度は約0.9倍に減少したが、波長600〜6
30nmの赤色成分の強度は約1.8倍に増加すること
がわかる。
【0047】しかしながら、Ca(In0.975
0.02524:Pr(0.2mol%)で表される比
較例8の蛍光体は、Sr(In0.975Sc0.02524
Pr(0.2mol%)で表される前述した実施例2の
蛍光体に比べる赤色発光強度が約0.85倍と低下す
る。
【0048】換言すれば、Scを添加したアルカリ土類
元素を一成分とする蛍光体において、そのアルカリ土類
元素としCaを用いた比較例8の蛍光体ではアルカリ土
類元素としSrを用いた実施例2の蛍光体のような十分
に高い輝度が得られない。
【0049】(実施例17)純度99.99%のSrC
3を2.178g、純度99.99%のCaCO3
0.369g、純度99.99%のIn24を5.00
0g、純度99.9%のSc23を0.064gそれぞ
れ秤量し、これの酸化物を乳鉢に入れた以外、実施例1と
同様な方法により組成式Sr0.8Ca0.2(In0.975
0.02524:Pr(0.2mol%)で表される蛍
光体を得た。
【0050】(比較例9)純度99.99%のSrCO
32.178g、純度99.99%のCaCO30.36
9g、純度99.99%のIn245.129gを乳鉢
に入れた以外、実施例1と同様な方法により組成式Sr
0.8Ca0.2In24:Pr(0.2mol%)で表され
る蛍光体を得た。
【0051】得られた実施例17および比較例9の蛍光
体について、前述したのと同様な方法により電子線加速
電圧600Vでの発光スペクトルを測定した。その結
果、実施例17の蛍光体は、比較例9の蛍光体に比べて
青緑色成分の強度は約1.2倍に、赤色成分の強度は約
8倍に増加した。
【0052】また、実施例17の蛍光体は色度座標値が
x=056、y=0.37であった。
【0053】(実施例18)純度99.99%のSrC
3を2.178g、純度99.99%のCaCO3
0.369g、純度99.99%のIn24を5.00
0g、純度99.9%のB23を0.032gそれぞれ
秤量し、これの酸化物を乳鉢に入れた以外、実施例1と同
様な方法により組成式Sr0.8Ca0.2(In0.975
0.02524:Pr(0.2mol%)で表される蛍光
体を得た。
【0054】得られた実施例18の蛍光体について、前
述したのと同様な方法により電子線加速電圧600Vで
の発光スペクトルを測定した。その結果、実施例18の
蛍光体は、前述した比較例9の蛍光体に比べて青緑色成
分の強度は約1.2倍に、赤色成分の強度は約6倍に増
加した。
【0055】また、実施例18の蛍光体は色度座標値が
x=056、y=0.37であった。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば低
速電子線励起下での輝度等の発光効率が高く、電界放射
ディスプレイ、蛍光表示管、ランプなどの表示または照
明装置に好適な蛍光体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例2の蛍光体における600V電
子線励起による発光スペクトル図。
【図2】比較例1の蛍光体における600V電子線励起
による発光スペクトル図。
【図3】比較例3の蛍光体における600V電子線励起
による発光スペクトル図。
【図4】本発明の実施例7の蛍光体における600V電
子線励起による発光スペクトル図。
【図5】実施例1〜5のSc添加蛍光体、実施例6〜1
0のB添加蛍光体、比較例1の無添加蛍光体および比較
例2〜6のAl添加蛍光体のそれら添加元素の量と輝度
の関係を示す特性図。
【図6】比較例7,8の蛍光体における600V電子線
励起による発光スペクトル図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光峰 さとえ 東京都八王子市片倉町1404−1 東京工 科大学工学部内 (56)参考文献 特開2000−328054(JP,A) 特開 平6−100860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 11/00 - 11/89 H01J 61/30 - 61/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 (Sr1-xCax){In1-yy24:Pr ただし、式中のx,yは0≦x≦1.0、0.01≦y
    ≦0.1、MはScおよびBからなる群から選ばれる少
    なくとも1種の元素、にて表されることを特徴とする蛍
    光体。
  2. 【請求項2】 前記一般式において、xおよびyはx=
    0、0.0125≦y≦0.08であることを特徴とす
    る請求項1記載の蛍光体。
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