JP3437209B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3437209B2
JP3437209B2 JP06720493A JP6720493A JP3437209B2 JP 3437209 B2 JP3437209 B2 JP 3437209B2 JP 06720493 A JP06720493 A JP 06720493A JP 6720493 A JP6720493 A JP 6720493A JP 3437209 B2 JP3437209 B2 JP 3437209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像内容を記述
するためのページ記述言語で書かれた記録データを入力
し画像データに展開して記録媒体に記録する画像記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像内容を記述するためのページ
記述言語で書かれた画像データをホストコンピュータな
どから入力し画像を形成するプリンタでは、画像データ
で指定されている描画位置にそのまま出力するだけでよ
かった。しかし、記録用紙の中には指定されている描画
位置に対し鏡像変換を行った画像データを描画しないと
正しい画像が得られない記録用紙(以下、鏡像記録用紙
と呼ぶ)が有り、従来のプリンタ、特にページ単位でイ
メージを展開するページプリンタでは、そのような鏡像
記録用紙に正しい画像を出力することができなかった。
そのため、鏡像記録用紙に印刷する場合には、プリンタ
に画像データを送出する前に、予めホストコンピュータ
側で画像データに対し鏡像変換処理を行った鏡像変換画
像データを作り、鏡像変換画像データをプリンタに送出
する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したホストコンピ
ュータによる鏡像変換処理では、ホストコンピュータの
時間あたりの使用コストが高価であったり、ホストコン
ピュータ側における鏡像変換処理プログラムのように比
較的規模の小さいものが増えることによるプログラム管
理の煩雑さが問題になっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録媒体に応じて適正な画像を記録できる画像記録
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像記録装置は以下のような構成を備え
る。即ち、それぞれ画像形成位置の座標に対応した座標
情報を持つ、文字コード、図形コードおよびビットマッ
プデータを構成要素とするページ記述言語で記述された
画像データを外部から受信するインターフェースと、前
記インターフェースを介して受信した前記画像データを
格納するバッファと、前記バッファに格納された前記画
像データを、前記画像データの構成要素の座標情報が示
す画像形成位置に対応させてページ単位のビットマップ
画像データに展開する展開手段と、前記展開手段によっ
て展開された前記ビットマップ画像データを記憶する画
像メモリとを有し、前記画像メモリに記憶された前記ビ
ットマップ画像データに基づいて記録媒体に記録を行う
画像記録装置であって、前記画像データを記録する記録
媒体の種別を検知する検知手段と、検知された前記記録
媒体の種別が鏡像の記録に用いられる記録媒体であると
き、前記バッファに格納された前記画像データの構成要
素の座標情報に基づいて、前記画像データが展開される
ビットマップ画像が鏡像となるよう前記展開手段によ
り、前記画像データを前記ビットマップ画像データに展
開して前記画像メモリに記憶させるよう制御する制御手
段と、前記画像メモリに記憶されたビットマップ画像デ
ータを読出して前記記録媒体に記録する記録手段と、を
備え、前記座標情報はx座標とy座標とからなる2次元
の座標情報であり、前記制御手段は、前記画像データの
構成要素を展開する際の前記x座標に対応する原点位置
を、前記鏡像を記録する場合と正像を記録する場合とで
逆にすることで、前記画像データが展開されるビットマ
ップ画像が鏡像となるよう前記展開手段により、前記画
像データを前記ビットマップ画像データに展開する。
【0006】以上の構成において、ページ記述言語で記
述された画像データに基づいて記録すべき画像データを
受信してバッファに格納し、その画像データを記録する
記録媒体の種別を検知する。検知された記録媒体の種別
が鏡像の記録に用いられる記録媒体であるとき、2次元
の座標情報のx座標に関して座標変換を行ってビットマ
ップ画像に展開して画像メモリに記憶する。そして、そ
の画像メモリに記憶された画像データを読出して記録媒
体に記録する。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、添付図面を参照して本発明の好適な
一実施例を詳細に説明する。
【0008】図1は、第1の実施例のカラー画像記録装
置の概略構成を示す。50はカラー画像記録装置の本体
を示す。8は画像形成部で、カラー画像記録装置50内
のビットマップ画像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、7
ー4から出力される画像出力データを入力し、記録用紙
20に画像を形成する。一方、ホストコンピュータ12
からインターフェース11、外部インターフェース回路
6を介して送られてきた画像内容を記述するページ記述
言語で書かれた画像データは、一旦データバッファ13
に保存された後、CPU1によりビットマップ画像デー
タに展開され、ビットマップ画像画像メモリ7−1、7
ー2、7ー3、7ー4にそれぞれ書き込まれる。この画
像データの展開とは、画像データを一画素に対し1つの
データが対応するビットマップ画像データへと変換する
ことをいう。ビットマップ画像メモリ7ー1、7ー2、
7ー3、7ー4はそれぞれ1ページに対応したビットマ
ップ画像を保持するためのメモリで、それぞれ各色成分
のデータを保持する。ここで、各一画素は一色成分あた
り8ビットの階調を持つ。
【0009】ROM2は画像処理手順を示すプログラム
などを格納するのに使われ、RAM3は作業用ワークR
AMであり、フォントROM4は、画像データ中の文字
コードをビットマップデータに変換するためのフォント
を保持するのに使われる。また、10はそれらを結ぶC
PUバスである。
【0010】一方、画像形成部8は、例えば複数の色成
分について画像形成を行なうインクジェット方式のカラ
ープリンタであり、記録用紙20に出力される各色成分
にそれぞれ各ビットマップ画像メモリ7−1、7ー2、
7ー3、7ー4に保存されているデータが対応してい
る。また、順アドレス発生部9は、画像形成部8からの
同期信号51に基づいて各ビットマップ画像メモリ7−
1、7ー2、7ー3、7ー4に対する順並びの読み出し
アドレス52を順次発生する。この読みだしアドレス5
2に応じて各ビットマップ画像メモリ7−1、7ー2、
7ー3、7ー4から読み出された画像データは画像形成
部8に送られ、カラー画像が形成される。
【0011】画像形成部8では通常記録紙の他に、用紙
のおもて面に透明フィルム、用紙の裏面にインク吸収層
を持つ鏡像記録用紙をも使用可能である。この鏡像記録
用紙は、裏面に画像を形成しインク吸収層を通り抜けた
画像をおもて側から目視するのに適したものである。こ
の時、表側から見て正像に見えるためには用紙の裏面に
鏡像で画像を形成する必要がある。一方、通常記録紙は
正像で画像を形成する必要がある。そのため、これら記
録用紙の種類を検出するため、画像形成部8には、記録
用紙20の用紙の種類を検出するセンサ30が付いてお
り、検出信号がCPU1に通報される。CPU1ではこ
の検出信号により、画像形成部8にセットされた記録用
紙の種類を認識し、通常記録用紙であれば、通常記録用
紙に正しい画像が描画されるように正像のビットマップ
画像を生成する処理(以下、ノーマルモードの処理と呼
ぶ)を行い、また鏡像記録用紙であれば、鏡像記録用紙
に正しい画像が描画されるように鏡像のビットマップ画
像を生成する処理(以下、鏡像モードの処理と呼ぶ)を
行う。ノーマルモードの処理ではデータバッファ13に
書き込まれているホストコンピュータから受信した画像
データをCPU1によって正像のビットマップ画像とな
るようにビットマップ画像画像メモリ7−1、7ー2、
7ー3、7ー4へ展開する。一方、鏡像モードの処理で
はデータバッファ13に書き込まれているホストコンピ
ュータから受信した画像データをCPU1によって鏡像
のビットマップ画像となるようにビットマップ画像画像
メモリ7−1、7ー2、7ー3、7ー4へ展開する。
【0012】図2はホストコンピュータ12から送出さ
れる画像内容を記述するページ記述言語で書かれた画像
データについて説明するための図である。
【0013】図2(a)はこのページ記述言語の構成要
素を示し、画像を記述する方法として、文字コードによ
る画像記述1000、図形コードによる画像記述100
1、ビットマップ画像データによる画像記述1002の
3通りがある。画像内容を記述する方法としては、これ
らの方法の内の1つの方法で記述するかまたはこれら各
方法を組み合わせて記述することができる。
【0014】図2(b)は文字コードによる画像記述1
000によって画像内容を記述した一例である。110
0で示す文は文字色を指定する記述文である。ここで、
1101は文字色指定を宣言する部分である。1102
で示す部分には赤成分輝度、1103で示す部分には緑
成分輝度、1104で示す部分には青成分輝度を記述す
る。この例では各輝度共に0.0が指定されておりこれ
らを合成した色は黒色となる。次に、1200で示す文
は変数名Stringlに文字列“IC”を代入してい
る例である。さらに、1300で示す文は実際にある記
録用紙に対し描画の実行を指示する。1301はその描
画実行の宣言部である。1302と1303で示す部分
はそれぞれ描画位置の2次元のx座標、y座標を示す。
この例ではxy座標(0.0、0.0)を示す。1304
で示す部分には規格化された文字の大きさを記述し、こ
の例では文字の大きさが0.3であることを示す。13
05は隣接する文字間の間隔を指定する部分で、この例
では文字間間隔が0.1であることを示す。1306は
何を描画するかを指定する部分で、この例では変数名S
tringlが指定されており、この変数名Strin
glの内容すなわち文字列“IC”の描画を指定してい
る。
【0015】図2(c)は図形コードによる画像記述1
001の例である。1400で示す文は線色を規定す
る。1401は線色を宣言する部分で、1402、14
03、1404の部分はそれぞれ赤成分、緑成分、青成
分輝度を指定しており、この例では赤、緑、青の各成分
がそれぞれ(1.0、0.0、0.0)であることを指定
している。次に、1500で示す文は線を実際に記録用
紙に描画させることを指示する。1501は線描画の宣
言部である。1502、1503の部分は線の開始座標
を示し、それぞれx座標、y座標を示す。この例では線
の開始xy座標が(0.9、0.0)であることを示す。
一方、1504、1505は線の終了座標を示し、それ
ぞれx座標、y座標を示す。この例では線の終了xy座
標が(0.9、1.0)であることを示す。
【0016】図2(d)はビットマップ画像データによ
る画像記述1002の例である。1600で示す文は変
数名image1にその右辺で定義されるビットマップデータ
を代入することを意味する。1602の部分はそのビッ
トマップデータの種類を指定する。この例ではRGBと
指定されており、これはそのビットマップデータが赤・
緑・青の3成分で記述されることを指定する。1603
の部分はそれら各色成分の輝度を表現するビット数を規
定し、この例では8ビットを指定している。1604、
1605の部分はそれぞれ長方領域のx軸長・y軸長を
指定し、この例ではx軸長5、y軸長5の正方領域を指
定する。1606の部分では1604と1605の部分
で指定された長方領域内に配置するビットマップデータ
列を記述する。1700で示す文ではビットマップデー
タを実際に記録用紙に描画させることを指示する。17
01はビットマップデータの記録用紙への描画実行を宣
言する。1702、1703で示された部分はビットマ
ップデータの記録用紙への描画開始位置を示し、それぞ
れx座標、y座標を示す。この例では、ビットマップデ
ータの記録用紙への描画開始xy座標は(0.0、0.
5)である。1704、1705の部分はそれぞれx軸
方向の長さ、y軸方向の長さを示し、この例では170
2、1703で示された描画開始座標点(0.0、0.
5)から、x軸方向に0.5の長さ、y軸方向に0.5の
長さである長方領域であることを規定する。1706は
その長方領域に描画させる内容を規定する部分で、この
例では変数名image1の保持するビットマップデータをそ
の長方領域に描画する。
【0017】図3(a)は、通常記録用紙に画像を形成
するノーマルモードにおいて、図2(b)、(c)、
(d)で記述された画像データをCPU1によって解釈
して、正像のビットマップ画像データに展開し、ビット
マップ画像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4上に
書き込んだ画像の様子を示したものである。3100、
3101、3102の画像イメージ部分ははそれぞれ図
2(b)、(c)、(d)で記述された画像データをビ
ットマップ画像データに展開したものである。
【0018】一方、図3(c)は鏡像記録用紙に画像を
形成する鏡像モードにおいて、図2(b)、(c)、
(d)で記述された画像データをCPU1によって解釈
して、鏡像のビットマップ画像データに展開し、ビット
マップ画像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4上に
書き込んだ画像の様子を示したものである。3100、
3101、3102はそれぞれ図3(a)の正像の画像
イメージに対し鏡像の関係になるようにビットマップ画
像データに展開され、ビットマップ画像メモリ7ー1、
7ー2、7ー3、7ー4上に書き込まれる。図3(d)
は、図3(c)の鏡像の画像イメージを鏡像記録用紙の
裏面(印字面)上に形成した時、描画された画像を鏡像
記録用紙の裏面(印字面)から見た図である。この鏡像
記録用紙は裏面に画像形成し、表側から目視するのに適
しており、図3(d)の鏡像記録用紙を裏返して表側か
ら見た図が図3(b)である。図3(b)はまた、図3
(a)ノーマルモードで展開されたビットマップ画像を
通常記録用紙に描画したとき形成される画像の様子を示
している。
【0019】図4は、本実施例の画像記録装置の制御処
理を示すフローチャートである。まずステップS101
ではホストコンピュータ12から画像データの受信要求
があるかないかチェックし、受信要求があればステップ
S102へ移行し、なければそのチェックを繰り返す。
ステップS102では画像データを受信し、次のステッ
プS103へ移行する。ステップS103では受信した
画像データの中に記録用紙に描画を指示するコマンドが
あるかどうかチェックし、あればステップS104へ移
行し、なければステップS107へ移行する。ステップ
S104では、画像形成部8にセットされている記録用
紙20が何であるか検出するセンサ30からの判別信号
を入力し、記録用紙20が鏡像記録用紙であればS10
5のステップに移行し、通常用紙であればS106のス
テップへ移行する。このセンサ30は、鏡像記録用紙が
特別なカセットに収容されている場合は、このカセット
の種類を識別して記録用紙の種類を判別するように構成
されていても良い。また、ホストコンピュータにコマン
ドを出力してその用紙の種別をCPU1に送信させるよ
うにしてもよい。
【0020】ステップS106ではビットマップ画像メ
モリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4上にホストコンピ
ュータ12から受信した画像データを正像位置に展開す
る。一方、ステップS105ではビットマップ画像メモ
リ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4上にホストコンピュ
ータ12から受信した画像データを鏡像位置に展開す
る。この鏡像を展開するためには、ビットマップ画像メ
モリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4に書き込むアドレ
スを水平方向について原点を逆にする事により行える。
すなわち、画像形成位置のx座標値の補数値をとりこれ
が鏡像位置でのx座標値となるため、鏡像変換は簡単な
ソフトウエアで容易に実現でき、新たに必要とされるハ
ードウエアは必要はない。
【0021】ステップS107では、ホストコンピュー
タ12から受信した画像データの中で定義している内部
変数に値を設定するなどの処理を行なう。ステップS1
08では、ホストコンピュータ12から送られてきた画
像データが1ページ分のデータを含んでいるかどうかチ
ェックし、1ページ分のデータ揃っていなければステッ
プS101に戻りホストコンピュータ12から次の受信
要求を待ち、1ページ分データが揃っていればステップ
S109のステップへ移行する。ステップS109で
は、ビットマップ画像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、
7ー4上のビットマップ画像データを順アドレス発生部
9で生成されるアドレス53でポイントされる順にその
ビットマップ画像データを画像形成部8へ送出し、終了
すればS101のステップへもどる。
【0022】(実施例2)図5は本発明の第2の実施例
におけるカラー画像記録装置の概略構成を示す。第1の
実施例でのカラー画像記録装置と異なる構成要素は以下
のものである。
【0023】画像データの入力手段に関するもので、
第1の実施例では、ホストコンピュータ12から外部イ
ンターフェイス6を介して画像データを入力していた
が、第2の実施例では、フロッピイデイスクの入力イン
ターフェイス62を介してフロッピイデイスク61に記
憶されている画像データを入力し、データバッファ13
に保存することである。
【0024】画像記録装置50と画像形成部8の一体
化に関するもので、第1の実施例では画像形成部8は画
像処理部50と分離しているが、これを一体化して構成
している。
【0025】鏡像変換処理の構成に関し、第1の実施
例では鏡像モードの場合、CPU1のソフトウエアによ
って、鏡像変換処理を行い、ビットマップ画像メモリ7
ー1、7ー2、7ー3、7ー4に鏡像のビットマップ画
像を生成し、順アドレス発生部9で生成される順アドレ
スに従って画像形成装置8へビットマップ画像データを
順に転送することで正しい画像を記録用紙上に形成して
いた。しかし、この第2の実施例では、デーダバッファ
13に書き込まれた画像データをCPU1によって、ビ
ットマップ画像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4
に正像のビットマップ画像を生成し、ランダムアドレス
発生部19によってビットマップ画像メモリ7ー1、7
ー2、7ー3、7ー4のアクセスの順番を変え画像形成
部8にビットマップ画像データを転送することで鏡像変
換を実現している。
【0026】ノーマルモードでの処理か鏡像モードで
の処理かを選択する構成に関し、実施例1ではこの選択
を画像形成部8のセンサ30から送られる検出信号をC
PU1が認識する事で実現していた。この実施例2では
キーボード35から画像形成部8に設定されている記録
用紙の種類にあわせて、ノーマルモードあるいは鏡像モ
ードの実行指定を行う。
【0027】上記に記述した実施例2での鏡像変換処
理の構成を図6を用いて説明する。図6(a)はノーマ
ルモードでの通常記録用紙にたいする描画の様子を示
す。100は通常記録用紙である。ここで、画像形成部
8の描画ヘッダの動きは第1ライン101から順に左端
から右端に向かってドット単位で描画していき、その向
きを矢印で示す。その矢印のうち実線矢印は実際に描画
する部分を示し、波線矢印は描画せず改行をおこなう部
分である。第1ライン101右端まで描画が終わると次
に第2ライン102へ移動する。以下同様に描画と改行
を繰り返す。103の各符号はビットマップ画像メモリ
7ー1、7ー2、7ー3、7ー4から転送される各ビッ
トマップデータの読み出しアドレスを示す。第1ライン
101の左端を始点としてアドレスの0番地が対応し右
端はアドレスのNー1番地が対応しその間のアドレスは
昇順に割り当てられる。第1ラインのNー1番地の次は
第2ライン102の先頭に移りN番地となり、以下同様
にアドレスが割り当てられる。但し各ラインのドット数
をN個とする。ランダムアドレス発生部19は順にアド
レスをカウントアップすることにより、ノーマルモード
での画像形成部8へのビットマップ画像データの転送を
実現する。
【0028】一方、図6(b)は鏡像モードでの鏡像記
録用紙にたいする描画の様子を示す。200は鏡像記録
用紙である。ここで、画像形成部8の描画ヘッダの動き
は図6(a)と同じである。異なる点はビットマップ画
像メモリ7ー1、7ー2、7ー3、7ー4から転送され
る各ビットマップデータの読み出しアドレスの順であ
る。ここでは、第1ライン101の左端を始点としてア
ドレスのNー1番地が対応し、右端はアドレスの0番地
が対応し、その間のアドレスは降順に割り当てられる。
第1ラインの0番地の次は第2ライン102の先頭に移
り2Nー1番地となり、第2ライン102の右端はN番
地が割り当てられる。以下各ラインごと同様にアドレス
が割り当てられる。ランダムアドレス発生部19はこの
ようなランダムなアドレスを、内蔵する順序回路等によ
り容易に発生させる。
【0029】以上の実施例では、インクジェット方式の
カラー画像形成部に接続される画像記録装置について説
明したが、画像データは白黒でも構わないし、また、画
像形成部は電子写真方式等のものでもかまわない。ま
た、記録媒体として鏡像記録用紙を例にとって説明した
が、鏡像化を必要とする出力媒体であれば何でも構わな
い。
【0030】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0031】以上説明したように本実施例によれば、以
下のような効果が得られる。
【0032】ホストコンピュータ12から送られてく
る画像データが、鏡像記録用紙に対応しないものであっ
ても、本実施例の画像記録装置によれば自動的に鏡像用
紙に対応したビットマップ画像に鏡像変換するので、鏡
像用紙に対する画像形成が可能になった。
【0033】鏡像変換は本実施例の画像記録装置にお
いて、簡単なソフトウエアの追加により行えるので、ハ
ードウエア等の追加が必要なくコストの上昇はない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された記録データに対応した正しい画像を記録媒体上
に形成することができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のカラー画像記録装置の
概略構成を示す図である。
【図2】第1の実施例でホストコンピュータ12から送
出される画像内容を記述するページ記述言語で書かれた
画像データを説明する図である。
【図3】第1の実施例におけるビットマップ画像メモリ
上の画像と記録用紙上の画像の関係を説明するための図
である。
【図4】第1の実施例の処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】第2の実施例におけるカラー画像記録装置の概
略構成を示す図である。
【図6】第2の実施例におけるランダムアドレス発生部
の制御を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 フォントROM 6 外部インターフェース回路 7ー1、7ー2、7ー3、7ー4 ビットマップ画像メ
モリ 8 画像形成部 9 順アドレス発生部 10 CPUバス 11 インターフェース 12 ホストコンピュータ 13 データバッファ 19 ランダムアドレス発生部 20 記録用紙 30 センサ 50 カラー画像記録装置の本体 51 同期信号 52 読み出しアドレス 61 フロッピイデイスク 62 フロッピイデイスクインターフェイス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ画像形成位置の座標に対応した
    座標情報を持つ文字コード、図形コードおよびビット
    マップデータを構成要素とするページ記述言語で記述さ
    れた画像データを外部から受信するインターフェース
    と、前記インターフェースを介して受信した前記画像デ
    ータを格納するバッファと、前記バッファに格納された
    前記画像データを前記画像データの構成要素の座標情
    が示す画像形成位置に対応させてページ単位のビット
    マップ画像データに展開する展開手段と、前記展開手段
    によって展開された前記ビットマップ画像データを記憶
    する画像メモリとを有し、前記画像メモリに記憶された
    前記ビットマップ画像データに基づいて記録媒体に記録
    を行う画像記録装置であって、 前記画像データを記録する記録媒体の種別を検知する検
    知手段と、 検知された前記記録媒体の種別が鏡像の記録に用いられ
    る記録媒体であるとき、前記バッファに格納された前記
    画像データの構成要素の座標情報に基づいて、前記画像
    データが展開されるビットマップ画像が鏡像となるよう
    前記展開手段により前記画像データを前記ビットマッ
    プ画像データに展開して前記画像メモリに記憶させるよ
    う制御する制御手段と、 前記画像メモリに記憶されたビットマップ画像データを
    読出して前記記録媒体に記録する記録手段と、を備え、 前記座標情報はx座標とy座標とからなる2次元の座標
    情報であり、前記制御手段は前記画像データの構成要
    素を展開する際の前記x座標に対応する原点位置を、前
    記鏡像を記録する場合と正像を記録する場合とで逆にす
    ることで、前記画像データが展開されるビットマップ画
    像が鏡像となるよう前記展開手段により前記画像デー
    タを前記ビットマップ画像データに展開することを特徴
    とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像メモリは、前記記録媒体1ペ
    ージ分の前記ビットマップ画像データを記憶できるメモ
    リ容量を有することを特徴とする請求項に記載の画像
    記録装置。
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