JPH086542A - 文字フォント及び該文字フォントのパターン展開方法及び装置 - Google Patents

文字フォント及び該文字フォントのパターン展開方法及び装置

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JPH086542A
JPH086542A JP6142793A JP14279394A JPH086542A JP H086542 A JPH086542 A JP H086542A JP 6142793 A JP6142793 A JP 6142793A JP 14279394 A JP14279394 A JP 14279394A JP H086542 A JPH086542 A JP H086542A
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JP6142793A
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Yutaka Murakami
裕 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォントメモリの容量を少なくし、しかも高
品位の文字パターンを得ることができる文字フォント及
び該文字フォントのパターン展開方法及び装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 入力した文字コードに基づいて、フォントメ
モリのテーブル50,60を参照して、その文字コード
に対応する文字パターンの内、他の文字と共通する第1
の文字部のパターン情報70と、その文字パターンより
第1の文字部のパターン情報を差し引いた第2の文字部
のパターン情報71との格納アドレスを求める。この格
納アドレスより第1及び第2のパターン情報を読み出
し、第1及び第2の文字部のパターン情報のそれぞれの
文字パターンに対する位置を示すアドレス情報702,
712に従って、これら第1及び第2のパターン情報を
合成して、その文字コードに対応する文字パターンを発
生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字コードに対応して
文字フォントデータを記憶する文字フォント、及び該文
字フォントをパターン展開するパターン展開方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の外部機器から送
信された印刷データを解釈し、ドットパターンに展開し
て印刷を行う印刷装置が知られている。このような印刷
装置では、通常、印刷データに含まれる文字コードに基
づいてフォントメモリ等を参照して文字をビットマップ
に展開したパターンデータを生成して印刷を行ってい
る。このような文字コードをビットマップパターンに展
開する手法には、いくつかの方法がある。
【0003】(1)文字コードに対応したビットマップ
パターンを印刷装置内に予め保持しておき、文字コード
が入力されると、その文字コードに対応する文字ビット
マップを読み出して、そのまま出力用の画像ビットマッ
プメモリに展開する。
【0004】(2)文字コードに対応した文字フォント
をベクトル情報で格納しておき、文字コードが入力され
ると、その文字コードに対応するベクトル情報に基づい
て文字パターンに展開し、その文字パターンを表わすビ
ットマップデータを出力用の画像ビットマップメモリに
形成する。
【0005】(3)各文字の部首情報と、各部首のパタ
ーンデータを格納しておき、入力された文字コードに対
応する各部首パターンを組合わせることにより、入力さ
れた文字コードに対応する文字パターンを形成する。
【0006】等がある。但し、(3)の場合、各部首の
パターンはビットマップ情報で格納されている場合もあ
るし、ベクトル情報のいずれでも良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したこれらの方法
には、それぞれ次のような欠点がある。即ち、上記
(1)の方法は、文字パターンの生成に要する時間は短
いが、多くの文字パターンを記憶すると、極めて大量の
メモリ容量を必要とする。(2)は文字フォントを記憶
するメモリ容量は比較的小さいが、文字コードより文字
パターンを生成するのに多くの時間を要する。(3)
は、共通する部首で記憶するので、その文字フォントデ
ータの容量は比較的小さくてすむが、生成された文字の
文字品位が低下する。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、フォントメモリの容量を少なくし、しかも高品位の
文字パターンを得ることができる文字フォント及び該文
字フォントのパターン展開方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、他の文字と共通の文
字パターンと差分の文字パターンとを重ねることによ
り、所望の文字パターンを得ることができる文字フォン
ト及び該文字フォントのパターン展開方法及び装置を提
供することにある。
【0010】更に本発明の他の目的は、パターン展開に
要する処理時間を短縮して、かつ高品位の文字パターン
を発生できる文字フォント及び該文字フォントのパター
ン展開方法及び装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字フォントは以下のような構成を備える。
即ち、文字パターンの内、他の文字と共通する第1の文
字部のパターン情報と、当該文字パターンより前記第1
の文字部のパターン情報を差し引いた第2の文字部のパ
ターン情報と、前記第1及び第2の文字部のパターン情
報のそれぞれの前記文字パターンに対する位置を示すア
ドレス情報と、文字コードに対応して前記第1及び第2
の文字部のパターン情報の格納アドレスを記憶するテー
ブルとを含む。
【0012】上記目的を達成するために本発明の文字フ
ォントのパターン展開方法は以下のような工程を備え
る。即ち、文字パターンの内、他の文字と共通する第1
の文字部のパターン情報と、当該文字パターンより前記
第1の文字部のパターン情報を差し引いた第2の文字部
のパターン情報と、前記第1及び第2の文字部のパター
ン情報のそれぞれの前記文字パターンに対する位置を示
すアドレス情報と、文字コードに対応して前記第1及び
第2の文字部のパターン情報の格納アドレスを記憶する
テーブルとを有するフォントメモリのパターン展開方法
であって、文字コードを入力する工程と、入力した文字
コードに基づいて前記テーブルを参照して前記第1及び
第2の文字部のパターン情報の格納アドレスを求める工
程と、前記格納アドレスより前記第1及び第2のパター
ン情報を読み出して前記アドレス情報に従って前記第1
及び第2のパターン情報を合成する工程とを有すること
を特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために本発明のパター
ン展開装置は以下のような構成を備える。即ち、外部機
器より文字コードを入力して文字パターンに展開するパ
ターン展開装置であって、文字パターンの内、他の文字
と共通する第1の文字部のパターン情報と、当該文字パ
ターンより前記第1の文字部のパターン情報を差し引い
た第2の文字部のパターン情報と、前記第1及び第2の
文字部のパターン情報のそれぞれの前記文字パターンに
対する位置を示すアドレス情報と、文字コードに対応し
て前記第1及び第2の文字部のパターン情報の格納アド
レスを記憶するテーブルとを含むフォントメモリと、入
力した文字コードに基づいて前記テーブルを参照して前
記第1及び第2の文字部のパターン情報の格納アドレス
を求めるアドレス獲得手段と、前記格納アドレスより前
記第1及び第2のパターン情報を読み出し、前記アドレ
ス情報に従って前記第1及び第2のパターン情報を合成
する合成手段と、前記合成手段により合成された文字パ
ターンを出力する出力手段とを有する。
【0014】
【作用】以上の構成において、入力した文字コードに基
づいて、フォントメモリのテーブルを参照して、その文
字コードに対応する文字パターンの内、他の文字と共通
する第1の文字部のパターン情報と、その文字パターン
より第1の文字部のパターン情報を差し引いた第2の文
字部のパターン情報との格納アドレスを求める。この格
納アドレスより第1及び第2のパターン情報を読み出
し、第1及び第2の文字部のパターン情報のそれぞれの
文字パターンに対する位置を示すアドレス情報に従っ
て、これら第1及び第2のパターン情報を合成して、そ
の文字コードに対応する文字パターンを発生する。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。なお、この実施例の構成を説明
する前に、本実施例を適用するに好適なレーザビームプ
リンタの構成について図1を参照しながら説明する。な
お、本実施例を適用するプリンタはレーザビームプリン
タに限られるものではなく、例えばインクジェットプリ
ンタ等の他のプリント方式のプリンタでも良い。
【0016】図1は本発明を適用可能な実施例の出力装
置の構成を示す断面図であり、ここでは、例えばレーザ
ビームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0017】図1において、1000はLBPであり、
外部に接続されているホストコンピュータ3000(図
2参照)から供給される印刷情報(文字コード等)やフ
ォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると
ともに、それらの情報に従って対応する文字パターンや
フォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等
に像を形成する。1012は操作のためのスイッチおよ
びLEDやLCD等の表示器等が配されている操作パネ
ル、1001は、LBP1000全体の制御およびホス
トコンピュータから供給される文字情報等を解析するプ
リンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット
1001は、主に文字情報を対応する文字パターンのビ
デオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力す
る。
【0018】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電
ドラム1006上を操作露光する。これにより、静電ド
ラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に
配設された現像ユニット1007により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP1000に装着した用
紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009お
よび搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とによ
り、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給
される。またLBP本体1000には、図示しないカー
ドスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに
加えてオプションカード、言語系の異なる制御カード
(エミュレーションカード)を接続できるように構成さ
れている。
【0019】図2は本発明の実施例を示すプリントシス
テムの構成を示すブロック図で、ここでは、プリンタ装
置がレーザビームプリンタ(図1)1000である場合
を例にして説明する。
【0020】図2において、3000はホストコンピュ
ータ(外部機器)で、実施例のプリンタ装置1000に
印刷データを供給している。またプリンタ1000にお
いて、12はCPUで、ROM13のプログラムROM
131に記憶された制御プログラム等、或いは外部メモ
リ14に記憶されRAM19にロードされた制御プログ
ラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種の
デバイスとの間のアクセスを統括的に制御している。そ
してパターン展開処理したパターンデータを印刷部イン
ターフェース16を介して接続される印刷部(プリンタ
エンジン:図1参照)17に出力して印刷を行ってい
る。また、このROM13のプログラムROM131に
は、図5のフローチャートで示されるCPU12の制御
プログラム等が記憶されている。また、フォントROM
130には、印刷するビットマップイメージを生成する
際に参照されるフォントデータ等が記憶されている。デ
ータROM132には、外部メモリ14が接続されてい
ない時、装置1000の初期状態などを決定するための
各種データ(デフォルト値等)が記憶されている。
【0021】またCPU12は、入力部18を介してホ
ストコンピュータ3000との間で双方向の通信処理を
行うことができ、プリンタ装置1000内の情報等をホ
ストコンピュータ3000に通知できるように構成され
ている。19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等
として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続
されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張するこ
とができるように構成されている。なお、RAM19
は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRA
M等、各種データを一時的に保存するのに用いられる。
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部
メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20により
アクセスを制御される。外部メモリ14は、オプション
として接続され、フォントデータ、エミュレーションプ
ログラム、フォームデータ等を記憶する。
【0022】また、前述した外部メモリ14は1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を
解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続で
きるように構成されていても良い。さらに、図示しない
NVRAMを有し、操作パネル1012からのプリンタ
モード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0023】図3は、フォントROM130に格納され
た文字パターンデータの一例を示す図である。このよう
な文字パターンをビットマップ化して格納する技術は公
知であるから、図ではドット単位には描いていないが、
ビットマップ化されているものとする。
【0024】図3において、40は文字を描く時の用紙
上の1文字の桝目に相当するセル、41は「大」という
文字のビットマップパターン、42は「大」という文字
と「犬」という文字の差分「`」のビットマップ部分を
示している。ここでは文字パターンをビットマップ化し
て格納する場合、41,42のように、全ての黒ドット
を含む、ほぼ最小の長方形部分のビットマップデータの
みが格納され、その部分の大きさはセル40よりはるか
に小さくなる。よって、文字パターン全体をビットマッ
プに展開したパターンデータで保持する場合に比べてフ
ォントメモリ容量を大幅に節減できる。なお、文字パタ
ーンをビットマップデータで格納する技術は公知である
から、ここでは詳述しない。
【0025】また、パターン42は、十分に吟味してデ
ザインされた「犬」という文字のパターンとパターン4
1との差分「`」であるため、パターン41とパターン
42とを重ねると、高品位な「犬」という文字パターン
を得ることができる。
【0026】43、および44のそれぞれは、各格納パ
ターン41,42の左上端を示し、セルの左下端45,
46を原点としたそれぞれの座標が、後述するパターン
データ情報70、71に格納されている。この座標を参
照することにより、格納パターン41,42を、セル4
0内の然るべき位置に置いて文字パターンを発生するこ
とができる。
【0027】図4は本実施例のプリンタ装置1000に
おける文字情報の格納方法を説明するための図である。
【0028】図4において、70は、「大」という文字
についてのパターン情報を示す。格納されているパター
ンの幅、高さを示すパターン幅700、パターン高70
1、そして、セル40の左下端47を原点とした場合
の、パターン41の左上端43のx座標,y座標70
2、および「大」という文字のビットマップデータ70
3が格納されている。
【0029】同様に、71は、「大」と「犬」との差分
パターンである「`」のパターン42のパターン情報を
示す。710はパターン42の幅、711はパターン4
2のパターン高、712はパターン42の左上端44
の、セル40の左下端47を原点とした場合の座標値で
ある。
【0030】ここで、これらパターン情報70と71と
で表されるパターン41と42とを、それぞれのx,y
座標に従って重ねることにより、「犬」という文字が形
成される。このことが、フォントROM130のパター
ンポインタ・テーブル60に記述されている。このパタ
ーンポインタ・テーブル60には、文字コード“212
1”よりJISコードの順に、各文字パターンを形成す
るためのパターン情報のアドレスを指すパターンポイン
タが記憶されている。そして、文字コード“2438”
(犬)のポインタは2つ記述されている。このポインタ
が指しているアドレスは、それぞれパターン情報70,
71の各先頭アドレスを指している。
【0031】50は、文字コードのそれぞれに対応する
パターンポインタ・テーブル60のアドレスとそのポイ
ンタの個数を示すテーブルで、それぞれの文字コードに
対応していくつのポインタがあるかが記述されている。
例えば、500は文字コード“2121”のパターンポ
インタ・テーブル60のアドレスを示し、501はその
パターンポインタ・テーブル60における文字コード
“2121”のポインタの個数を示している。このよう
にポインタテーブル50には、文字コード“2121”
より、その文字コードと、合成するパターンの個数を示
す情報が、文字コード(JISコード)の順に配列され
ている。これにより、文字コード“2438”のパター
ン情報のポインタ数が2個であることがわかる。その2
個のパターンは、前述のとおり、パターン情報70と7
1で示されている。
【0032】このように格納された文字パターン情報を
持つプリンタ制御システムにおいて、然るべき文字コー
ドに対し、いくつかの文字パターンビットマップを重ね
合わせ、少ない記憶容量で格納された文字パターンから
1つの文字を合成し、完全なデザインの文字を形成する
ことができる。
【0033】図5は、このような処理を示すフローチャ
ートで、この処理を実行する制御プログラムはプログラ
ムROM131に記憶され、CPU12の制御の下に実
行される。
【0034】まずステップS1で、ホストコンピュータ
3000よりの受信データがあるか否かを判別する。受
信データがある場合はステップS2に進み、そのデータ
が文字コードであるか否かを判別する。文字コードでは
ない場合はステップS3に進み、その受信したコードや
コマンド等に対応する処理を実行する。
【0035】文字コードの場合はステップS4に進み、
フォントROM130のテーブル50を参照して、その
文字コードに対応するパターン情報のポインターフェー
スを求める。そして、このポインターフェースに基づい
て対応するパターンデータを得る。必要に応じてそれら
を合成して所望の文字パターンを求め、RAM19のフ
レームバッファに展開する。
【0036】例えば、図4の文字コード“2438”の
例で説明すると、テーブル50より2つのパターンを合
成することが分かり、各パターン情報が記憶されている
アドレスをテーブル50及び60を参照して求める。そ
して、まずパターン情報70を参照して、文字「大」を
パターン展開する。次にステップS5に進み、他に重ね
合わせるパターンがあるか否かを判別する。文字コード
“2438”の場合は次に展開するパターンがあるため
ステップS4に戻り、次の文字パターンである文字
「`」のパターンをRAM19のフレームバッファに展
開する。この場合、パターン情報70,71に含まれる
x,y座標を参照して、これら2つのパターンが合成さ
れる。このように、その文字を構成する全てのパターン
を重ね終るまでステップS4,S5を繰り返し実行し、
パターンの合成処理を終えるとステップS1に戻る。
【0037】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0038】以上述べたように本実施例によれば、一文
字毎に1つのビットマップデータで文字パターンを記憶
する従来の文字パターンの格納方法に比べて少ないメモ
リ容量で文字パターンを格納することができる。
【0039】かつ、部首情報を組み合わせて一文字を合
成する場合と異なり、完全にデザインチューニングされ
た品位の高い文字を形成して出力することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ォントメモリの容量を少なくし、しかも高品位の文字パ
ターンを得ることができる。
【0041】また本発明によれば、他の文字と共通の文
字パターンと差分の文字パターンとを重ねることによ
り、所望の文字パターンを得ることができる。
【0042】更に本発明によれば、パターン展開に要す
る処理時間を短縮して、かつ高品位の文字パターンを発
生できる効果がある。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な実施例の出力装置(レーザ
ビームプリンタ)の構成を示す構造断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すプリントシステムの構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施例における文字パターンと差分文字パタ
ーンの具体的な例を示す図である。
【図4】本実施例におけるポインタテーブル、パターン
ポインタテーブル、パターン情報の具体的なデータ構成
を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例のプリンタ装置におけるパタ
ーン展開処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 CPU 19 RAM 13 ROM 14 外部メモリ 15 システムバス 50 ポインタテーブル 60 パターンポインタ・テーブル 70,71 パターン情報テーブル 130 フォントROM 131 プログラムROM 132 データROM 1001 プリンタ制御ユニット 1012 操作パネル 1000 プリンタ 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 562 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字パターンの内、他の文字と共通する
    第1の文字部のパターン情報と、 当該文字パターンより前記第1の文字部のパターン情報
    を差し引いた第2の文字部のパターン情報と、 前記第1及び第2の文字部のパターン情報のそれぞれの
    前記文字パターンに対する位置を示すアドレス情報と、 文字コードに対応して前記第1及び第2の文字部のパタ
    ーン情報の格納アドレスを記憶するテーブルと、を含む
    ことを特徴とする文字フォント。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の文字部のパターン情
    報は文字パターンの一部を構成する最小の矩形ビットマ
    ップデータであることを特徴とする請求項1に記載の文
    字フォント。
  3. 【請求項3】 文字パターンの内、他の文字と共通する
    第1の文字部のパターン情報と、当該文字パターンより
    前記第1の文字部のパターン情報を差し引いた第2の文
    字部のパターン情報と、前記第1及び第2の文字部のパ
    ターン情報のそれぞれの前記文字パターンに対する位置
    を示すアドレス情報と、文字コードに対応して前記第1
    及び第2の文字部のパターン情報の格納アドレスを記憶
    するテーブルとを有するフォントメモリのパターン展開
    方法であって、 文字コードを入力する工程と、 入力した文字コードに基づいて前記テーブルを参照して
    前記第1及び第2の文字部のパターン情報の格納アドレ
    スを求める工程と、 前記格納アドレスより前記第1及び第2のパターン情報
    を読み出して前記アドレス情報に従って前記第1及び第
    2のパターン情報を合成する工程と、を有することを特
    徴とする文字フォントのパターン展開方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の文字部のパターン情
    報は文字パターンの一部を構成する最小の矩形ビットマ
    ップデータであることを特徴とする請求項3に記載の文
    字フォントのパターン展開方法。
  5. 【請求項5】 外部機器より文字コードを入力して文字
    パターンに展開するパターン展開装置であって、 文字パターンの内、他の文字と共通する第1の文字部の
    パターン情報と、当該文字パターンより前記第1の文字
    部のパターン情報を差し引いた第2の文字部のパターン
    情報と、前記第1及び第2の文字部のパターン情報のそ
    れぞれの前記文字パターンに対する位置を示すアドレス
    情報と、文字コードに対応して前記第1及び第2の文字
    部のパターン情報の格納アドレスを記憶するテーブルと
    を含むフォントメモリと、 入力した文字コードに基づいて前記テーブルを参照して
    前記第1及び第2の文字部のパターン情報の格納アドレ
    スを求めるアドレス獲得手段と、 前記格納アドレスより前記第1及び第2のパターン情報
    を読み出し、前記アドレス情報に従って前記第1及び第
    2のパターン情報を合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された文字パターンを出力する
    出力手段と、を有することを特徴とするパターン展開装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の文字部のパターン情
    報は文字パターンの一部を構成する最小の矩形ビットマ
    ップデータであることを特徴とする請求項5に記載のパ
    ターン展開装置。
JP6142793A 1994-06-24 1994-06-24 文字フォント及び該文字フォントのパターン展開方法及び装置 Withdrawn JPH086542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218327B2 (en) 2003-03-05 2007-05-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Font memory for a display
CN107247692A (zh) * 2017-05-26 2017-10-13 北京小米移动软件有限公司 信息处理方法及设备

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