JP3437165B2 - フライヤー - Google Patents

フライヤー

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JP3437165B2
JP3437165B2 JP2000340301A JP2000340301A JP3437165B2 JP 3437165 B2 JP3437165 B2 JP 3437165B2 JP 2000340301 A JP2000340301 A JP 2000340301A JP 2000340301 A JP2000340301 A JP 2000340301A JP 3437165 B2 JP3437165 B2 JP 3437165B2
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武彦 阿部
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/21Water-boiling vessels, e.g. kettles
    • A47J27/21008Water-boiling vessels, e.g. kettles electrically heated
    • A47J27/21016Water-boiling vessels, e.g. kettles electrically heated with heating elements immersed in the water
    • A47J27/21025Water-boiling vessels, e.g. kettles electrically heated with heating elements immersed in the water the heating elements being electrodes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/12Deep fat fryers, e.g. for frying fish or chips
    • A47J37/1257Deep fat fryers, e.g. for frying fish or chips electrically heated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フライ食材を油
で揚げるフライヤーに関し、さらに詳しくは、油槽内に
電場形成手段を備えるバッチ式のフライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフライヤーとしては、油槽の外
部から加熱を行うことにより油槽内の食用油を加熱し
て、天ぷらや揚げ物を調理するものが一般に用いられて
いる。このような一般のフライヤーを用いた場合、油槽
内の油は熱を受けることにより酸化されて劣化し、変色
を起こし易いという問題点があった。また、この油の酸
化によって、フライ食材が変質変敗し易くなるという問
題点があった。このようなフライヤーでフライ食材を揚
げた場合の具体的な問題点や課題としては、以下に述べ
るような点がある。
【0003】(イ)フライ食材が油分を多く吸収してか
らりと揚がらない。 (ロ)揚げ上がったフライ食材の水分や栄養分などが油
中に溶出して旨みが逃げ、また、揚げ物が小さくなり歩
留まりが低下する。 (ハ)揚げ上がる揚油温度が高くなる。 (ニ)揚げ時間が長くなる。 (ホ)揚げ物の黴抵抗性の向上を図る。 (ヘ)揚げ物の防腐性の向上を図る。
【0004】このような問題点や課題を解決する方策と
して、例えば特開平10−276744号に開示される
フライヤー1が創案されている。このフライヤー1は、
図12に示すように、揚げ油槽2内に、複数の加熱パイ
プ3が互いに平行をなすように差し渡されている。揚げ
油槽2内における加熱パイプ3の上方には、セラミック
材でなる平面矩形状の絶縁枠4が配設されている。絶縁
枠4には、多数の円孔が形成された通電板5が配置され
ている。また、この通電板5の上面は、多数の孔が形成
されたフッ素樹脂でなる絶縁板6で覆われている。通電
板5は、図12に示すように、ワイヤーハーネス7によ
り、順次、中継器8、中間制御器9、高電圧微弱電流発
生器10に接続されている。
【0005】このような従来のフライヤー1では、通電
板5から揚げ油11中に、高電圧微弱電流が流れるよう
になっている。この高電圧微弱電流の作用によって、揚
げ油の酸化を抑制して、上記した問題点や課題の解決を
図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のフライヤー1では、高電圧微弱電流が発生する
電場が通電板5の周辺に限られるため、この電場から外
れた位置にある油は、高電圧微弱電流の電場に晒されず
酸化作用を抑制しにくいものであった。
【0007】また、フライ食材も通電板5の周辺から外
れた位置で揚げられた場合には、電場の作用が及ばず、
上記した問題点や課題が解決されにくいものであった。
【0008】なお、油槽2を導電体で形成して通電板5
と対向させることによって油槽2自体が対向電極として
作用させることにより、電場が及ぶ範囲を広げることが
考えられるが、油槽2自体に微弱ながらも通電させるこ
とは、使用者の安全性の上からも好ましくないものであ
る。
【0009】さらに、通電板5の上面は、絶縁板6で覆
われるものの、下面や絶縁板6の孔内で露出する領域が
あるため、フライ食材から溶出する水分や、高温油から
発生する酸化重合物が通電板5に付着して短時間で微弱
な漏電や、変圧器不全が発生する可能性があった。
【0010】また、上記した従来例では、通電板5で発
生する電場の影響対象とするフライ食材に高電圧電場エ
ネルギーを誘導貫通させる作用が弱いものであった。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。そこで、本発明の目的は、使用者の安全
性と高電圧電場の利用効率が向上したフライヤーを提供
することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、熱伝導が利用
できフライ時間の短縮化、揚油温度の低温化、並びにフ
ライ食材の油分吸収量の低減化が図れるフライヤーを提
供することにある。
【0013】さらに、本発明の他の目的は、揚油中に発
生するバクテリアの細胞膜の不可逆破壊を促進させてフ
ライ食材の黴抵抗性、防腐性を向上できるフライヤーを
提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、フライ工程に
おいてフライ食材から溶出する水分と揚油の高温加熱に
伴う劣化とによって生成される酸化重合物の発生を抑制
して、廃棄油量を減少させ、フライ食材と一緒に摂取さ
れる有害物の人体への摂取量を削減できるフライヤーを
提供することにある。
【0015】さらに、本発明の他の目的は、フライ食材
が油分を多く吸収するのを抑制してからりと揚げること
のできるフライヤーを提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、揚げたフライ
食材の水分や栄養分などが油中に溶出するのを抑制して
揚げ物の歩留まりを向上させるフライヤーを提供するこ
とにある。
【0017】さらに、本発明の他の目的は、揚げ上がる
揚油温度を低くできるフライヤーを提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
油槽内に、高電圧が印加される電極装置と、接地された
アース板とが互いに対向するように配置されると共に、
前記電極装置と前記アース板との間のフライ領域を囲む
ように、絶縁性材料でなる電界遮断層が配置され、前記
電極装置への高電圧印加により前記フライ領域に高電圧
微弱電流が発生することを特徴としている。
【0019】このような構成の請求項1記載の発明で
は、電極装置とアース板との間のフライ領域を電界遮断
層が取り囲むため、電極装置に高電圧が印加されること
により発生する高電圧微弱電流がアース板へ向けて確実
に流れると共に、フライ領域での電界強度を高める作用
がある。このため、揚油を高電圧微弱電流が通過し且つ
高電界が印加されることにより、油槽内の揚油の酸化、
劣化などを抑制することができる。また、フライ領域に
配置される揚油や、食材などの被揚物内が微弱電流に晒
されるため、バクテリアなどの細菌を死滅させることが
可能となる。このため、フライ食材の黴抵抗性、防腐性
を向上することができる。
【0020】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のフライヤーであって、前記油槽の内側面全体に、前
記電界遮断層が密着するように形成されていることを特
徴としている。
【0021】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、電界遮断層を確実に
配置することが可能となる。
【0022】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のフライヤーであって、前記油槽内
の底部に加熱パイプが配設され、該加熱パイプの上方に
前記電極装置が配置され、該電極装置の上方にアース板
が配置されることを特徴としている。
【0023】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項1又は請求項2に記載された発明の作用に加えて、
被揚物が浮力を受けて浮くような場合に、アース板に被
揚物を確実に接触させることができ、高電圧微弱電流が
被揚物を確実に通過させる作用がある。このため、被揚
物から水分や栄養分が溶出するのを抑制すると共に、被
揚物が揚油を多く吸収するのを抑制することが可能とな
る。
【0024】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載されたフライヤーであって、前記油槽
内の底部に加熱パイプが配設され、該加熱パイプの上方
に前記アース板が配置され、該アース板の上方に前記電
極装置が配置されることを特徴としている。
【0025】したがって、請求項4記載の発明では、請
求項1又は請求項2に記載された発明の作用に加えて、
揚油を効率的に加熱することが可能となる。
【0026】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
〜請求項4に記載されたフライヤーであって、前記電極
装置は、導電性金属でなる電極板の表面全体を絶縁材料
で被覆してなることを特徴としている。
【0027】したがって、請求項5記載の発明では、請
求項1〜請求項4に記載された発明の作用に加えて、電
極装置からアース板に流れる高電圧電流を微弱電流とす
ることができる。このため、高電圧微弱電流が揚油や被
揚物に好影響を与えることができる。
【0028】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
請求項5のいずれかに記載のフライヤーであって、前記
電極装置は、油槽内の揚油を対流させる開口部が形成さ
れていることを特徴としている。
【0029】したがって、請求項6記載の発明では、請
求項1〜請求項5に記載された発明の作用に加えて、油
槽内の揚油を効率的に対流させることができ、均一な揚
油温度を設定し易くする作用がある。
【0030】さらに、請求項7記載の発明は、請求項1
〜請求項6のいずれかに記載のフライヤーであって、前
記アース板は、導電性金属でなる枠体に、導電性金属で
なる複数のチェーンを架け渡してなることを特徴として
いる。
【0031】したがって、請求項7記載の発明では、請
求項1〜請求項6に記載された発明の作用に加えて、ア
ース板に接触する被揚物がチェーンに接触することで、
チェーンの撓みに吸収されて被揚物が型くずれするのを
抑制することができる。
【0032】また、請求項8記載の発明は、請求項1〜
請求項6のいずれかに記載のフライヤーであって、前記
アース板は、導電性金属でなる網体であることを特徴と
している。
【0033】したがって、請求項8記載の発明では、請
求項1〜請求項6に記載された発明の作用に加えて、ア
ース板が網体でなるため、揚油の対流を容易にすると共
に、アース板が電極装置の下方に配置された場合に揚げ
滓がアース板の上に溜まることを防止することができ、
被揚物の品質を高めることができる。
【0034】さらに、請求項9記載の発明は、請求項1
〜請求項8のいずれかに記載のフライヤーであって、前
記電極装置と前記アース板とは、相対的に移動可能であ
ることを特徴としている。
【0035】したがって、請求項9記載の発明では、請
求項1〜請求項8に記載された発明の作用に加えて、電
極装置とアース板とを相対的に移動させることができる
ため、被揚物をフライ領域に配置し易くすることができ
る。このため、フライヤーの揚げ効率を向上することが
できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフライヤーの
詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。ただ
し、図面は模式的なものであり、各部材の寸法や形状等
は現実のものと異なる。
【0037】(実施形態1)図1〜図5は、本発明に係
るフライヤーの実施形態1を示している。本実施形態1
は、本発明をバッチ式のフライヤーに適用した例であ
る。図1はフライヤー20を側面側から見た断面図(図
5のA−A断面図)、図2は正面側から見た断面図(図
5のB−B断面図)、図3はアース板26の斜視図、図
4は油槽21内に電極板25を配置した状態を示す平面
図、図5はフライヤー20の平面図である。
【0038】この実施形態1に係るフライヤー20は、
図1及び図2に示すように、油槽21と、油槽21の内
側面全体を覆うように形成された電界遮蔽層22と、油
槽21内に収納された揚油23を加熱する複数の加熱パ
イプ24と、加熱パイプ24の直上に配置された電極装
置25と、電極装置25に対向し且つ昇降自在に設けら
れたアース板26とから大略構成されている。
【0039】油槽21は、図2に示すように、内壁の一
側に底部側に傾斜する段部21Aが形成されており、食
材を電極装置25上へ案内する機能を有している。本実
施形態1においては、油槽21の構成材料は、ステンレ
ス、アルミニウム、その他各種の金属材料でなる。な
お、油槽21の構成材料としては、金属材料以外には耐
熱性合成樹脂、高強度のセラミック材料などを用いても
よい。
【0040】電界遮蔽層22は、耐熱性、撥水性などを
有するフッ素樹脂でなる。そして、電界遮蔽層22は、
油槽21の内側面全体に真空仕上げによって油槽21の
内側面に密着するように形成されている。この電界遮蔽
層22は、電極装置25とアース板26との間に形成さ
れる電場を遮蔽する機能を有し、電極装置25とアース
板26との間に形成される電界の強度を高める作用を有
する。
【0041】加熱パイプ24〜24は、図1及び図2に
示すように、油槽21の底面に沿って水平方向へ延びる
ように互いに平行をなすように配置されている。なお、
本実施形態1は、それぞれの加熱パイプ24が油槽21
の下部を貫通している例であるが、例えば1本の加熱パ
イプ24を油槽21内で略ジグザグ状に屈曲するように
しても勿論よい。本発明に係るフライヤーでは、加熱パ
イプ24の形態は様々な形態を採用することが可能であ
る。
【0042】次に、図1、図2及び図4を用いて電極装
置25の構成を説明する。電極装置25は、図1に示す
ように、例えばステンレスからなる導電性金属でなる略
矩形状の電極板27と、電極板27の表面に沿って全体
を覆う例えばフッ素樹脂でなる絶縁被覆28とを備え
る。絶縁被覆28は、図1では一層として表されている
が、実際には導電性金属板の表面全体に、例えばフッ素
樹脂からなる絶縁蒸着膜がコーティングされ、さらに絶
縁蒸着膜の外側にフッ素樹脂でなる絶縁シートが真空で
圧着(ラップ)された構造となっている。
【0043】なお、絶縁蒸着膜及び絶縁シートの一例と
して、例えばテフロン(登録商標)加工による絶縁材料
が使用できる。もちろん、絶縁が確保できればテフロン
加工に制限されない。
【0044】電極板27には、図4に示すように、複数
の開口部25Aが形成されている。なお、開口部25A
の内側面にも絶縁被覆28が形成されている。このた
め、開口部25Aを通して揚油を対流させることが可能
となり、揚油温度の均一化を図ることが可能となる。な
お、電極装置25は、油槽21の底面より僅かに小さい
略矩形状に形成されている。
【0045】そして、電極装置25の四隅は、油槽21
内の下部の固設された支持部材29にそれぞれ支持され
ている。そして、電極板27の周縁部の所定位置には、
耐熱絶縁材で被覆されたワイヤーハーネス30が接続さ
れている。このワイヤーハーネス30は、図示しない所
定の高電圧を出力する電圧制御装置に接続されている。
なお、電圧制御装置は、商用周波数の交流電圧を1次側
巻線に印加し、2次側を1極封鎖した変圧器より得た高
電圧微弱電流を通電するようになっている。
【0046】アース板26は、図3に示すように、導電
性金属でなる矩形状のアース枠26Aに、導電性金属で
なるチェーン26Bを架け渡した構造であり、中央に架
設された枠部26Cに昇降ロッド31の下端が固定され
ている。昇降ロッド31の上端には昇降プレート32の
下端が結合されている。また、昇降プレート32の上部
には、昇降調整ギア部33が設けられている。また、油
槽21の一側壁上部には、支柱34が立設されている。
なお、支柱34の下部は、油槽21の一側壁上部に対し
てホルダ部35で固定されている。支柱34の上部に
は、無端チェーン36で回転駆動される歯車37が回動
自在に支持されている。
【0047】また、支柱34の上部には、図示しない回
動操作部により歯車37の軸と同軸的に回動する吊り下
げロッド38が支持されている。この吊り下げロッド3
8の先端部は、上記した昇降調整ギア部33に支持され
ている。そして、昇降調整ギア部33は、吊り下げロッ
ド38に対して昇降駆動されるようになっている。な
お、この昇降駆動機構は、周知の回転伝達機構や歯車機
構を備えものであり、その構成の説明は省略する。さら
に、アース板26には、耐熱絶縁樹脂で被覆されたアー
ス線39が接続されている。このアース線39は、昇降
ロッド31、昇降プレート32、吊り下げロッド38、
及び支柱34に沿って配されて接地されている。
【0048】このような構成のフライヤー20では、フ
ライ食材がアース板26の下に配置される。このとき、
フライ食材は浮力によって、チェーン26Bに接触する
ようになっている。電極装置25に電圧制御装置から高
電圧微弱電流が印加されると、電極装置25とアース板
26との間のフライ領域に、高電圧微弱電場が発生す
る。この電場は、電界遮断層22で囲繞されているた
め、外部に電界が漏れて形成されることがなく、電極装
置25とアース板26との間の電界強度を高める作用が
ある。つまり、電極装置25がアース板26へと向かっ
て発生した電場が油槽21にリークするのが防止され、
フライ領域の電場の乱れが無くなる。このため、フライ
食材は、高電圧微弱電流の影響を確実に受けて、油分吸
収率が低減されると共に、フライ食材から水分や栄養分
などが油中に溶出して旨みが逃げることがなく、また、
フライ食材が小さくなることを抑制することができる。
このため、旨みを閉じこめたからっとした食感が得られ
るフライが揚げられると共に、フライ食材の歩留まりを
向上することが可能となる。
【0049】また、本実施形態1では、高電圧微弱電流
を揚油中に通電することにより、揚げ上がる揚油温度を
通常より低くすることが可能となる。具体的には、通常
180℃で揚げていたものを、120℃程度で揚げ上げ
ることが可能となる。このため、揚油の酸化をさらに抑
制することができる。また、揚油温度が低くても揚げ時
間を短縮することが可能になる。
【0050】また、本実施形態1では、油中に高電圧微
弱電流が流れることにより、油中に存在するバクテリア
などの細菌の細胞膜を不可逆的に破壊することができる
ため、揚げ物の黴抵抗性を向上を図ることができる。こ
のため、揚げ物の防腐性を向上させることができる。
【0051】(実施形態2)図6〜図9は、本発明に係
るフライヤーの実施形態2を示している。本実施形態2
のフライヤーもバッチ式である。図6はフライヤー40
を側面側から見た断面図(図9のC−C断面図)、図7
は正面側から見た断面図(図9のD−D断面図)、図8
はアース板を配置した状態の平面図、図9は油槽内に電
極板を配置した状態を示す平面図である。
【0052】この実施形態2に係るフライヤー40は、
図6及び図7に示すように、油槽41と、油槽41の内
側面全体を覆うように形成された電界遮蔽層42と、油
槽41内に収納された揚油43を加熱する複数の加熱パ
イプ44と、加熱パイプ44の直上に配置されたアース
板45と、アース板45の上方に対向配置され且つ昇降
自在に設けられた電極装置46とから大略構成されてい
る。
【0053】油槽41は、図6に示すように、内壁の一
側に底部側に傾斜する段部41Aが形成されており、食
材をアース板45と電極装置46との間に案内する機能
を有している。本実施形態2においても、油槽41の構
成材料は、ステンレス、アルミニウム、その他各種の金
属材料でなる。
【0054】電界遮蔽層42は、耐熱性、撥水性などを
有するフッ素樹脂でなる。そして、電界遮蔽層42は、
油槽41の内側面全体に真空仕上げによって油槽41の
内側面に密着するように形成されている。この電界遮蔽
層42は、電極装置46とアース板45との間に形成さ
れる電場を遮蔽する機能を有し、電極装置46とアース
板45との間に形成される電界の強度を高める作用を有
する。
【0055】加熱パイプ44〜44は、図6に示すよう
に、油槽41の底面に沿って水平方向へ延びるように互
いに平行をなすように配置されている。なお、本実施形
態2においても、それぞれの加熱パイプ44が油槽41
の下部を貫通している形態である。
【0056】アース板45は、図8に示すように、網状
のプレートであり、導電性金属で形成されている。そし
て、図6に示すように、アース板45の周縁の所定位置
で、耐熱絶縁被覆が施されたアース線47が接続されて
いる。このアース線47は、油槽41の外部に導出され
て接地されている。
【0057】電極装置46は、図7に示すように、油槽
41の両側壁の一方側から立設された支柱48、49に
架設された吊り下げロッド50の中央部に突設されたア
ームロッド50Aから吊り下げられた昇降ロッド51の
下端に結合されている。本実施形態2においても、昇降
ロッド51が昇降可能に設けられている。電極装置46
は、図9に示すように、複数の開口部が形成された導電
性金属でなる略矩形状の電極板52と、電極板52の表
面に沿って全体を覆う例えばフッ素樹脂でなる絶縁被覆
53とを備える。電極板52の複数の開口部の開口内側
面にも絶縁被覆53が形成された結果、電極装置46に
は、図9に示すような複数の開口部46Aが形成されて
いる。
【0058】そして、電極板46の所定位置には、耐熱
絶縁材で被覆されたワイヤーハーネス54が接続されて
いる。このワイヤーハーネス54は、昇降ロッド51、
アームロッド50A、及び吊り下げロッド50Aに沿っ
て外部に導出されている。なお、ワイヤーハーネス54
は、図示しない所定の高電圧を出力する電圧制御装置に
接続されている。なお、本実施形態2の電圧制御装置
も、上記した実施形態1と同様の構成であり、商用周波
数の交流電圧を1次側巻線に印加し、2次側を1極封鎖
した変圧器より得た高電圧微弱電流を通電するようにな
っている。
【0059】本実施形態2においても、フライ食材が揚
油に対して沈降するようなものである場合に、アース板
45にフライ食材を確実に接触させることができる。こ
のため、電極装置46に電圧制御装置から高電圧微弱電
流が印加されると、電極装置46とアース板45との間
のフライ領域に、高電圧微弱電場が発生する。この電場
は、電界遮断層42で囲繞されているため、外部に電界
が漏れて形成されることがなく、電極装置46とアース
板45との間の電界強度を高める作用がある。このた
め、フライ食材は、高電圧微弱電流の影響を確実に受け
て、油分吸収率が低減されると共に、フライ食材から水
分や栄養分などが油中に溶出して旨みが逃げることがな
く、また、フライ食材が小さくなることを抑制すること
ができる。このため、フライ食材の歩留まりを向上する
ことが可能となる。
【0060】また、本実施形態2においても、高電圧微
弱電流を揚油中に通電することにより、揚げ上がる揚油
温度を通常より低くすることが可能となる。このため、
旨みを閉じ込めたからっとした食感の得られるフライを
揚げることができると共に、揚油の酸化を抑制すること
ができる。
【0061】さらに、本実施形態2では、フライ食材中
に高電圧微弱電流が流れることにより、揚げ時間を短縮
することが可能になる。
【0062】また、本実施形態2では、油中に高電圧微
弱電流が流れることにより、油中に存在するバクテリア
などの細菌の細胞膜を不可逆的に破壊することができる
ため、揚げ物の黴抵抗性を向上を図ることができる。こ
のため、揚げ物の防腐性を向上することができる。
【0063】(実施形態3)図10及び図11は、本発
明に係るフライヤーの実施形態3を示している。この実
施形態3のフライヤー60は、油槽61の内側面全体に
電界遮断層62が形成されている。また、油槽61内に
配置される加熱パイプ63は、一側壁の一方側から油槽
61内に導入され、油槽61の底部で略ジグザグ状に屈
曲して一側壁の他方側から油槽61の外へ導出されるよ
うな形態に設けられている。このため、本実施形態3で
は、油槽61に加熱パイプ63を貫通させる必要がな
い。
【0064】また、本実施形態3では、電極装置64が
昇降枠65と共に昇降駆動されることにより昇降自在に
設けられている。なお、本実施形態3のフライヤー60
における図示しないアース板は、電極装置64の下方に
配置してもよいし、電極装置64の上方に配置する形態
としてもよい。
【0065】この実施形態3では、加熱パイプ63が油
槽61を貫通しないため、油槽61の油漏れ構造を設け
る必要がなく、また、電極装置64を昇降枠65と共に
上昇させることで油槽61から取り外すことが可能であ
る。このため、本実施形態3では、油槽61に溜まる揚
げ滓などを取り出すなどの油槽管理作業を容易にするこ
とが可能となる。なお、本実施形態3における電気的な
配線は、上記した実施形態1及び実施形態2と同様であ
る。また、本実施形態3における他の作用・効果も、上
記した実施形態1及び実施形態2と同様である。
【0066】以上、実施形態1〜3について説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明
構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例え
ば、上記した実施形態1〜3では、加熱パイプを用いて
油槽内の揚油を直接加熱する構成であるが、油槽の外側
に加熱手段を設ける構成としても勿論よい。また、電極
装置の昇降手段は、上記した実施形態の他に各種の昇降
手段を適用することができる。さらに、上記した実施形
態1〜3では、油槽の内側面全体に電界遮断層を形成し
たが、電極装置とアース板とで挟まれる領域の周囲のみ
に電界遮断層を設けてもよい。また、電界遮断層や絶縁
被覆をフッ素樹脂で形成したが、他の絶縁性を有する合
成樹脂やセラミック材などを適用することが可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、揚油を高電圧微弱電流が通過し
且つ高電界が印加されるため、油槽内の揚油の酸化、劣
化などを抑制する効果がある。また、フライ領域に配置
される揚油や、食材などの被揚物内が微弱電流に晒され
るため、バクテリアなどの細菌を死滅させることがで
き、フライ食材の黴抵抗性、防腐性を向上する効果があ
る。
【0068】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、電界遮断層を確実に配置する
ことができ、油槽内を最大限に使用できる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載された発明の効果に加えて、被揚物が
浮力を受けて浮くような場合に、アース板に被揚物を確
実に接触させることができ、高電圧微弱電流が被揚物を
確実に通過させることができるため、被揚物から水分や
栄養分が溶出するのを抑制して旨みを閉じ込める作用が
あると共に、被揚物が揚油を多く吸収するのを抑制して
からっとした食感が得られる効果がある。
【0070】請求項4記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載された発明の効果に加えて、揚油を効
率的に加熱することが可能となる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
請求項4に記載された発明の効果に加えて、電極装置か
らアース板に流れる高電圧電流を微弱電流とすることが
できる。このため、高電圧微弱電流が揚油や被揚物に好
影響を与えることができる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
請求項5に記載された発明の効果に加えて、油槽内の揚
油を効率的に対流させることができ、均一な揚油温度を
設定し易くする効果がある。
【0073】請求項7記載の発明によれば、請求項1〜
請求項6に記載された発明の効果に加えて、アース板に
接触する被揚物がチェーンに接触することで、チェーン
の撓みに吸収されて被揚物が型くずれするのを抑制する
効果がある。
【0074】請求項8記載の発明によれば、請求項1〜
請求項6に記載された発明の効果に加えて、アース板が
網体でなるため、揚油の対流を容易にすると共に、アー
ス板が電極装置の下方に配置された場合に揚げ滓がアー
ス板の上に溜まることを防止することができ、被揚物の
品質を高める効果がある。
【0075】請求項9記載の発明によれば、請求項1〜
請求項8に記載された発明の効果に加えて、電極装置と
アース板とを相対的に移動させることができるため、被
揚物をフライ領域に配置し易くすることができる。この
ため、フライヤーの揚げ効率を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフライヤーの実施形態1を示すも
ので、側面側から見た断面状態を示す断面図である。
【図2】本発明に係るフライヤーの実施形態1を示すも
ので、正面側から見た断面状態を示す断面図である。
【図3】実施形態1のフライヤーに用いられるアース板
の斜視図である。
【図4】実施形態1のフライヤーの平面図である。
【図5】実施形態1のフライヤーの平面図である。
【図6】本発明に係るフライヤーの実施形態2を示すも
ので、側面側から見た断面状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係るフライヤーの実施形態2を示すも
ので、正面側から見た断面状態を示す断面図である。
【図8】実施形態2のフライヤーの平面図である。
【図9】実施形態2のフライヤーの平面図である。
【図10】本発明に係るフライヤーの実施形態3を示す
もので、正面側から見た断面状態を示す断面図である。
【図11】実施形態3のフライヤーを示すもので、側面
側から見た断面状態を示す断面図である。
【図12】従来のフライヤーを示す断面説明図である。
【符号の説明】
20、40、60 フライヤー 21、41、61 油槽 22、42、62 電界遮断層 23 揚油 24、44、63 加熱パイプ 25、46、64 電極装置 26、45 アース板 27、52 電極板 28、53 絶縁被覆 30、54 ワイヤハーネス 39、47 アース線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油槽内に、高電圧が印加される電極装置
    と、接地されたアース板とが互いに対向するように配置
    されると共に、前記電極装置と前記アース板との間のフ
    ライ領域を囲むように、絶縁性材料でなる電界遮断層が
    配置され、前記電極装置への高電圧印加により前記フラ
    イ領域に高電圧微弱電流が発生することを特徴とするフ
    ライヤー。
  2. 【請求項2】 前記油槽の内側面全体に、前記電界遮断
    層が密着するように形成されていることを特徴とする請
    求項1記載のフライヤー。
  3. 【請求項3】 前記油槽内の底部に加熱パイプが配設さ
    れ、該加熱パイプの上方に前記電極装置が配置され、該
    電極装置の上方にアース板が配置されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載されたフライヤー。
  4. 【請求項4】 前記油槽内の底部に加熱パイプが配設さ
    れ、該加熱パイプの上方に前記アース板が配置され、該
    アース板の上方に前記電極装置が配置されることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載されたフライヤー。
  5. 【請求項5】 前記電極装置は、導電性金属でなる電極
    板の表面全体を絶縁材料で被覆してなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたフライ
    ヤー。
  6. 【請求項6】 前記電極装置は、油槽内の揚油を対流さ
    せる開口部が形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載されたフライヤー。
  7. 【請求項7】 前記アース板は、導電性金属でなる枠体
    に、導電性金属でなる複数のチェーンを架け渡してなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載されたフライヤー。
  8. 【請求項8】 前記アース板は、導電性金属でなる網体
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    かに記載されたフライヤー。
  9. 【請求項9】 前記電極装置と前記アース板とは、相対
    的に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項8のいずれかに記載されたフライヤー。
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