JP3436318B2 - 標準サイズトレーから特大紙を給紙するカートリッジ - Google Patents
標準サイズトレーから特大紙を給紙するカートリッジInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター、複写機の
ペーパートレイに入れるカートリッジに関する。特に本
発明は、標準サイズの紙のストックを給紙するトレーに
置くことが出来、標準サイズのトレーの中で、特大サイ
ズの紙を使用できるようにするカートリッジに関する。
より詳しくは、特大サイズの紙のストックを折り曲げ、
標準サイズのペーパートレイに入れることができるよう
にしたカートリッジに関する。 【０００２】 【従来の技術】ゼロックスコピーや同様のコピーでは特
に、しかしそれに限らず、ほとんどのプリンター、複写
機は２種以上の紙のストックを使用し、様々な複写の機
能に利用できるようになっている。プリンター、複写機
には１つ以上のトレーがあり、標準サイズの紙のストッ
ク（中判）に合わせられるようになっている。しかし、
これらのプリンター及び（又は）複写機は特大の紙をス
トックするトレーは一つしか無いものが多い。例えば、
ゼロックス５０９０コピー機には、標準サイズのトレー
が２つあるが、特大サイズ紙ストック用のトレーは１つ
しかない。原稿を複写する仕事で、特大サイズの紙を２
種類必要とする仕事の場合、オペレーターは、仕事を手
動で行い、仕事の間の異なる点で特大サイズの紙のトレ
ーを再充填するか、又は紙の大きさによって仕事を分割
し、ページ順を揃えるモードでなくし、オフラインでペ
ージ順を揃えなければならない。このような仕事の仕方
はどちらも非能率的である。追加のトレーを付け、特大
サイズの紙のストックをもう１種類給紙することによっ
てこの問題を解決することができる。しかし、特大サイ
ズの紙のトレーをもう一つ追加するには、プリンター、
複写機の大幅でコストの高い設計変更が必要である。従
って、この技術分野では、上述の装置を高くつく改善を
せずに、各種の特大（大）のサイズの大きさの紙にコピ
ーしたり印刷したりすることが出来る手段を提供するこ
とが望まれている。それゆえ、プリンター、複写機の標
準サイズのトレーを使用して、特大の紙を給紙出来るこ
とが望ましい。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第１
の目的は特大の紙のストックを給紙する新しいカートリ
ッジを提供することにある。本発明の他の目的は、特大
の紙を給紙する新しいカートリッジで標準サイズの給紙
トレーに合わせたものを提供することにある。本発明の
さらに他の目的と利点は、この後の説明によって示す。
そしてその記述から部分的に明らかになる部分があり、
また発明を実施することによって、知ることができる。
本発明の目的と利点は、特に特許請求の範囲に示される
手段とその組み合わせによって分かり、達成することが
できる。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成し、広
くここに述べられている本発明の目的に関連して、本発
明によるカートリッジは出口開口を有するハウジングを
備え、給紙トレーの給紙口に合わせてセットすることが
できるようになっている。このカートリッジは多くの紙
のストックのスタックを一端を出口開口に合わせて又は
通り抜けて置くようになっている。紙のストックのスタ
ックは折り曲げられ、カートリッジのハウジングに入れ
られる。この手段は、ハウジングの中で紙のストックを
揃えて折り曲げておき、連続的に紙のストックから、ハ
ウジングの出口開口及びそれに続く給紙口を通して、紙
を取り除くことができるようにして得られる。好ましく
は、カートリッジ組立体が紙のストックをＣ又はＳ字形
のパターンで保持することが望ましい。より好ましく
は、カートリッジ組立体が紙のストックをＪ字形のパタ
ーンで保持することが望ましい。また、カートリッジ組
立体は、多くの紙を折り曲げ、整列させて保持するた
め、内部にガイドを有することが望ましい。より好まし
くは、内部のガイドはローラーを有し、この回りに多く
の紙のストックのスタックは、折り曲げられ、個々の紙
がカートリッジ組立体から取り除かれる際の動きを容易
にすることが望ましい。 【０００５】本文中に述べられているように、本発明
は、新しい部品、構造、配列、改善にある。明細書の部
分を成す添付図面は、本発明の一実施例を示し、明細
書、特許請求の範囲とともに本発明の原理を示す。図１
は、Ｓ字形のカートリッジの斜視図である。図２は、Ｃ
字形のカートリッジの斜視図である。図３は、Ｊ字形の
カートリッジの斜視図である。図４は、Ｊ字形のカート
リッジの開き、紙を装填する状態における斜視図であ
る。図５は、Ｊ字形のカートリッジの紙を装填し、閉じ
る前の状態における斜視図である。図６は、カートリッ
ジの紙を折り曲げ、長さを短くした状態における横から
の平面図である。 【０００６】 【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。その例は添付図面により示される。一般的に同じ
要素を示す場合、図の中で数を繰り返して示す。本発明
は、好ましい実施例との関連で説明するが、本発明はこ
れらの実施例のみに限定されるものではないことは理解
できるであろう。逆に、特許請求の範囲により定義され
る発明の意図、範囲に含まれる全ての代替物、改良物、
均等物を含む。図１、２を参照すると、カートリッジ１
はプリンター又は複写機の紙のストックのスタック５を
プリンター又は複写機の給紙トレー（図示せず）に設置
するように設計されていることが分かる。カートリッジ
１によって標準サイズのトレーで、特大の紙例えば１１
×１７インチ（２７．９×４３．２ｃｍ）の紙の使用が
容易になるということも明らかである。ここにおいて、
一般的に標準サイズとは８．５×１１インチ（２１．６
×２７．９ｃｍ）、９×１１インチ（２２．９×２７．
９ｃｍ）、８．５×１４インチ（２１．６×３５．６ｃ
ｍ）及びＡ４サイズの紙をいう。特大の紙とは、一般的
に１１×１７インチ（２７．９×４３．２ｃｍ）又はＡ
３サイズをいう。本発明はこれらの特定のサイズの紙に
限定されるものではなく、複写機、プリンターの給紙ト
レーに適合しない大きい紙を使用するときに適用するこ
とが出来る。また、ここで使用されているように、一般
的に紙のストックの長さとは、機械の給紙方向に平行な
紙の軸に関する長さのことである。このことの説明は、
図５の中の給紙方向と平行な”ｌ”により例示される。 【０００７】図１と図２は、紙のストック５が通るのに
十分な大きさの開口３を有するカートリッジのハウジン
グ２を説明している。トレー（図示せず）の中に置かれ
開口３から出た紙のストック５は棚６の上に位置し、そ
れはトレーの給紙口と合わせ、紙のストック５をプリン
ター、複写機の給紙機構に適合させることができるよう
になっている。平らな棚６により、プリンター、複写機
の給紙機構に容易に合わせることができるようになって
いることが望ましい。カートリッジ１を適合させること
が出来るトレーと給紙機構は、ここに参考に示す米国特
許４，５８９，６４７号、４，６９９，３６９号、５，
０７９，７２３号に例示されている。図１、２に示すよ
うに紙のストック５はカートリッジのハウジング２の中
で折り曲げ整列した状態で保持される。カートリッジの
ハウジング２の形状とプロング７でこのように整列させ
るのが望ましい。プロング７により、紙のストック５は
カートリッジ１の中で整列し、折り曲げた状態で保持さ
れる。プロング７は、プリンター、複写機の給紙機構に
連動する場合、一般的に紙を整列した状態を保持すると
共に、連続的に除去するような働きもしている。プロン
グ７は、また紙の給紙端９を押さえつけ、残りの紙のス
トック５をプリンター、複写機の装置の中に巻き込まれ
ないような働きもしている。好ましくは、プロング７
は、低摩擦で、先端にスプリングがあることが望まし
い。例えば、先端部は、ローラー、つめ車のローラー、
低摩擦のパッド、又は表面が曲線のものでもよい。紙の
ストック５と接触するプロング７の終端部は丸められて
いるということに注意すべきである。 【０００８】横から見ると、図１において紙のストック
５の整列のしかたはＳ字形状である。従って、図１のカ
ートリッジ１は、Ｓ字形カートリッジとして述べる。図
２のカートリッジは、その形状からＣ字形と呼ぶ。この
ようにして名前を付ければ、この技術分野の通常の技術
者は、カートリッジの中で紙を並べ保持するための多く
の形状やハウジングのデザインがどのような形状か分か
る。全ての紙のスタックを折り曲げた形状は、本発明の
範囲に含まれる。ここで使われている折り曲げるとは、
一般的に同じ紙の関連部分が少なくとも一部重なってい
ることを意味する。図１、２の紙の層の間の隙間を見れ
ば分かるように、この重なりは、紙がそれ自身の上に物
理的に接触する必要はない。そうではなく、曲がった形
状は巻いた形状でもよい。実際的な観点からは、紙のス
トックとカートリッジのハウジングが利用可能なトレー
の中にうまく入るように折り曲げてある必要がある。他
の例では、紙はカーブしている。紙が紙のトレーに比べ
十分な長さがない場合はこのようにするのがよい。従っ
て、紙のストックを少し曲げれば、必要なトレーの長さ
が短くなる。図６の実施例においてカートリッジ２１に
は曲線部２２があり、それにより紙のストック５は曲が
った状態に保持される。ストッパー２３を設けるかどう
かは任意である。紙のストック５はカートリッジ２１か
らへり２４を通して取り除かれる。 【０００９】図３は適当なカートリッジハウジング１０
を有するカートリッジ１を示し、これにより、Ｊ字形の
紙のストックのスタック５が形成される。図３のＪ字形
はカートリッジの給紙の他の方式を示し、ここでは紙は
カートリッジ１０を紙のストック５の折り曲げた低い方
から出ていく。このデザインによれば、Ｓ形、Ｃ形のカ
ートリッジの場合のような引き抜かれる紙の上に乗った
紙のストック５の上の部分の重みにより生じる摩擦を減
らすことができる。Ｓ形、Ｃ形のカートリッジの場合に
は、紙の上の部分の重みにより、紙を引き抜く間曲げら
れた部分から引き抜きにくくなる。また、図３により、
端部手段１３のついたより精巧なプロング機構１１を示
す。また、図３により、好ましいローラー機構１５を示
し、これにより紙の折り曲げが強められる。ローラー１
５により、カートリッジ１０を通して紙のストック５を
スライドさせる際の摩擦係数を低くすることができ、紙
のストックの端を早く給紙機構に引き込まれること、誤
った給紙をすることがないようになっている。ローラー
１５はプロング１１にアングルブラケット１７によって
取り付けられている。カートリッジの開閉を容易にする
ヒンジ、内部のローラー１５を取り付ける機構、他の設
計要素等の詳細は、この技術分野の通常の技術者に明ら
かなので、簡略化した図１−３では示していない。図４
は、アングルブラケット１７とローラー１５を結合した
状態の図である。 【００１０】図３に戻って、カートリッジ１０はローラ
ーに隣接して直立し、軸方向に延びる部材１２を有す
る。部材１２により紙のストック５は持ち上げられ、整
列状態を保持する。所望により、部材１２は丸くするこ
ともできる。あるいは、部材１２は壁２０からカートリ
ッジ１０のベースに伸びるカーブした表面とすることも
できる。部材１２は壁２０からローラー１５までのどこ
でベースに接してもよい。一般的には曲線は紙のストッ
ク５を保持するため凸状になる。より好ましい実施例で
は、指状突起即ちタブ（図示せず）をカートリッジにつ
け、カートリッジがいつ空になったかを示すエンプティ
スイッチとして作動させるのがよい。カートリッジはト
レーに紙が入っている状態を予定しているので、これは
必要な事である。他の好ましい実施例として、図２にカ
ートリッジのハウジング２の中にある傾斜コーナー８を
示す。傾斜コーナーは、紙のストック５の第１端１４に
段を付けている。それゆえ、コーナーに接する端と反対
側の給紙端９は紙のストック５の外側を通ってより長い
カーブを形成しているので揃えられる。これは、給紙端
９を整列した状態にする働きがある。 【００１１】カートリッジの装填は特にデザイン毎に特
有である。例えば図３のＪカートリッジは、図４に示さ
れるように開く。図５に示すように、プロング１１とロ
ーラー１５は１９によって示されるヒンジにより傾け、
カートリッジを開き、紙５をオープンカートリッジ１０
の中に平らに入れることが出来る。図５の状態で、紙の
ストック５は、プロング１１と平らな棚６により保持さ
れている。これを閉じると、紙は図３に示すように折り
曲げられる。図１と図２のＳ形とＣ形のデザインでも、
カートリッジを開く手段を備え、カートリッジの中に充
填された紙に容易に近付けるようにすることができる。 【００１２】 【発明の効果】以上述べたように、この発明のカートリ
ッジは、紙のストックをストアし、トレーからプリンタ
ー又は複写機に給紙するのに効果的である。本発明は、
特に特大の紙を給紙するのに効果的である。図から明ら
かなように、本発明のカートリッジに入れれば紙の長さ
はかなり短くなり、それに伴い必要なカートリッジの長
さも短くなる。標準サイズのトレーから特大の紙を給紙
できるようにするためにプリンター又は複写機のソフト
ウェアを変更する必要がある場合もある。標準サイズの
トレーから特大の紙を選択できるようにするために、オ
ペレータの対話方式プログラムも変更しなければならな
い場合もある。これらの仕事は、この技術分野の通常の
技術者にとって容易なことである。本発明のカートリッ
ジを使えば、もう一つ特大用の紙をストックするトレー
を追加することの代用策を低コストで実現できる。この
ように本発明に従って述べたように、十分に上述のねら
い、目的、長所を満足するカートリッジが供給されるこ
とは明らかである。本発明は、特定の実施例との関連で
述べられているが、本技術分野の通常の技術者にとっ
て、前述の記載から多くの代替策、修正、変形が可能で
あることは明らかである。従って、特許請求の範囲の意
図、範囲に含まれるこれらの代替策、修正、変形は全て
本発明中に包含される。
ペーパートレイに入れるカートリッジに関する。特に本
発明は、標準サイズの紙のストックを給紙するトレーに
置くことが出来、標準サイズのトレーの中で、特大サイ
ズの紙を使用できるようにするカートリッジに関する。
より詳しくは、特大サイズの紙のストックを折り曲げ、
標準サイズのペーパートレイに入れることができるよう
にしたカートリッジに関する。 【０００２】 【従来の技術】ゼロックスコピーや同様のコピーでは特
に、しかしそれに限らず、ほとんどのプリンター、複写
機は２種以上の紙のストックを使用し、様々な複写の機
能に利用できるようになっている。プリンター、複写機
には１つ以上のトレーがあり、標準サイズの紙のストッ
ク（中判）に合わせられるようになっている。しかし、
これらのプリンター及び（又は）複写機は特大の紙をス
トックするトレーは一つしか無いものが多い。例えば、
ゼロックス５０９０コピー機には、標準サイズのトレー
が２つあるが、特大サイズ紙ストック用のトレーは１つ
しかない。原稿を複写する仕事で、特大サイズの紙を２
種類必要とする仕事の場合、オペレーターは、仕事を手
動で行い、仕事の間の異なる点で特大サイズの紙のトレ
ーを再充填するか、又は紙の大きさによって仕事を分割
し、ページ順を揃えるモードでなくし、オフラインでペ
ージ順を揃えなければならない。このような仕事の仕方
はどちらも非能率的である。追加のトレーを付け、特大
サイズの紙のストックをもう１種類給紙することによっ
てこの問題を解決することができる。しかし、特大サイ
ズの紙のトレーをもう一つ追加するには、プリンター、
複写機の大幅でコストの高い設計変更が必要である。従
って、この技術分野では、上述の装置を高くつく改善を
せずに、各種の特大（大）のサイズの大きさの紙にコピ
ーしたり印刷したりすることが出来る手段を提供するこ
とが望まれている。それゆえ、プリンター、複写機の標
準サイズのトレーを使用して、特大の紙を給紙出来るこ
とが望ましい。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第１
の目的は特大の紙のストックを給紙する新しいカートリ
ッジを提供することにある。本発明の他の目的は、特大
の紙を給紙する新しいカートリッジで標準サイズの給紙
トレーに合わせたものを提供することにある。本発明の
さらに他の目的と利点は、この後の説明によって示す。
そしてその記述から部分的に明らかになる部分があり、
また発明を実施することによって、知ることができる。
本発明の目的と利点は、特に特許請求の範囲に示される
手段とその組み合わせによって分かり、達成することが
できる。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の目的を達成し、広
くここに述べられている本発明の目的に関連して、本発
明によるカートリッジは出口開口を有するハウジングを
備え、給紙トレーの給紙口に合わせてセットすることが
できるようになっている。このカートリッジは多くの紙
のストックのスタックを一端を出口開口に合わせて又は
通り抜けて置くようになっている。紙のストックのスタ
ックは折り曲げられ、カートリッジのハウジングに入れ
られる。この手段は、ハウジングの中で紙のストックを
揃えて折り曲げておき、連続的に紙のストックから、ハ
ウジングの出口開口及びそれに続く給紙口を通して、紙
を取り除くことができるようにして得られる。好ましく
は、カートリッジ組立体が紙のストックをＣ又はＳ字形
のパターンで保持することが望ましい。より好ましく
は、カートリッジ組立体が紙のストックをＪ字形のパタ
ーンで保持することが望ましい。また、カートリッジ組
立体は、多くの紙を折り曲げ、整列させて保持するた
め、内部にガイドを有することが望ましい。より好まし
くは、内部のガイドはローラーを有し、この回りに多く
の紙のストックのスタックは、折り曲げられ、個々の紙
がカートリッジ組立体から取り除かれる際の動きを容易
にすることが望ましい。 【０００５】本文中に述べられているように、本発明
は、新しい部品、構造、配列、改善にある。明細書の部
分を成す添付図面は、本発明の一実施例を示し、明細
書、特許請求の範囲とともに本発明の原理を示す。図１
は、Ｓ字形のカートリッジの斜視図である。図２は、Ｃ
字形のカートリッジの斜視図である。図３は、Ｊ字形の
カートリッジの斜視図である。図４は、Ｊ字形のカート
リッジの開き、紙を装填する状態における斜視図であ
る。図５は、Ｊ字形のカートリッジの紙を装填し、閉じ
る前の状態における斜視図である。図６は、カートリッ
ジの紙を折り曲げ、長さを短くした状態における横から
の平面図である。 【０００６】 【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。その例は添付図面により示される。一般的に同じ
要素を示す場合、図の中で数を繰り返して示す。本発明
は、好ましい実施例との関連で説明するが、本発明はこ
れらの実施例のみに限定されるものではないことは理解
できるであろう。逆に、特許請求の範囲により定義され
る発明の意図、範囲に含まれる全ての代替物、改良物、
均等物を含む。図１、２を参照すると、カートリッジ１
はプリンター又は複写機の紙のストックのスタック５を
プリンター又は複写機の給紙トレー（図示せず）に設置
するように設計されていることが分かる。カートリッジ
１によって標準サイズのトレーで、特大の紙例えば１１
×１７インチ（２７．９×４３．２ｃｍ）の紙の使用が
容易になるということも明らかである。ここにおいて、
一般的に標準サイズとは８．５×１１インチ（２１．６
×２７．９ｃｍ）、９×１１インチ（２２．９×２７．
９ｃｍ）、８．５×１４インチ（２１．６×３５．６ｃ
ｍ）及びＡ４サイズの紙をいう。特大の紙とは、一般的
に１１×１７インチ（２７．９×４３．２ｃｍ）又はＡ
３サイズをいう。本発明はこれらの特定のサイズの紙に
限定されるものではなく、複写機、プリンターの給紙ト
レーに適合しない大きい紙を使用するときに適用するこ
とが出来る。また、ここで使用されているように、一般
的に紙のストックの長さとは、機械の給紙方向に平行な
紙の軸に関する長さのことである。このことの説明は、
図５の中の給紙方向と平行な”ｌ”により例示される。 【０００７】図１と図２は、紙のストック５が通るのに
十分な大きさの開口３を有するカートリッジのハウジン
グ２を説明している。トレー（図示せず）の中に置かれ
開口３から出た紙のストック５は棚６の上に位置し、そ
れはトレーの給紙口と合わせ、紙のストック５をプリン
ター、複写機の給紙機構に適合させることができるよう
になっている。平らな棚６により、プリンター、複写機
の給紙機構に容易に合わせることができるようになって
いることが望ましい。カートリッジ１を適合させること
が出来るトレーと給紙機構は、ここに参考に示す米国特
許４，５８９，６４７号、４，６９９，３６９号、５，
０７９，７２３号に例示されている。図１、２に示すよ
うに紙のストック５はカートリッジのハウジング２の中
で折り曲げ整列した状態で保持される。カートリッジの
ハウジング２の形状とプロング７でこのように整列させ
るのが望ましい。プロング７により、紙のストック５は
カートリッジ１の中で整列し、折り曲げた状態で保持さ
れる。プロング７は、プリンター、複写機の給紙機構に
連動する場合、一般的に紙を整列した状態を保持すると
共に、連続的に除去するような働きもしている。プロン
グ７は、また紙の給紙端９を押さえつけ、残りの紙のス
トック５をプリンター、複写機の装置の中に巻き込まれ
ないような働きもしている。好ましくは、プロング７
は、低摩擦で、先端にスプリングがあることが望まし
い。例えば、先端部は、ローラー、つめ車のローラー、
低摩擦のパッド、又は表面が曲線のものでもよい。紙の
ストック５と接触するプロング７の終端部は丸められて
いるということに注意すべきである。 【０００８】横から見ると、図１において紙のストック
５の整列のしかたはＳ字形状である。従って、図１のカ
ートリッジ１は、Ｓ字形カートリッジとして述べる。図
２のカートリッジは、その形状からＣ字形と呼ぶ。この
ようにして名前を付ければ、この技術分野の通常の技術
者は、カートリッジの中で紙を並べ保持するための多く
の形状やハウジングのデザインがどのような形状か分か
る。全ての紙のスタックを折り曲げた形状は、本発明の
範囲に含まれる。ここで使われている折り曲げるとは、
一般的に同じ紙の関連部分が少なくとも一部重なってい
ることを意味する。図１、２の紙の層の間の隙間を見れ
ば分かるように、この重なりは、紙がそれ自身の上に物
理的に接触する必要はない。そうではなく、曲がった形
状は巻いた形状でもよい。実際的な観点からは、紙のス
トックとカートリッジのハウジングが利用可能なトレー
の中にうまく入るように折り曲げてある必要がある。他
の例では、紙はカーブしている。紙が紙のトレーに比べ
十分な長さがない場合はこのようにするのがよい。従っ
て、紙のストックを少し曲げれば、必要なトレーの長さ
が短くなる。図６の実施例においてカートリッジ２１に
は曲線部２２があり、それにより紙のストック５は曲が
った状態に保持される。ストッパー２３を設けるかどう
かは任意である。紙のストック５はカートリッジ２１か
らへり２４を通して取り除かれる。 【０００９】図３は適当なカートリッジハウジング１０
を有するカートリッジ１を示し、これにより、Ｊ字形の
紙のストックのスタック５が形成される。図３のＪ字形
はカートリッジの給紙の他の方式を示し、ここでは紙は
カートリッジ１０を紙のストック５の折り曲げた低い方
から出ていく。このデザインによれば、Ｓ形、Ｃ形のカ
ートリッジの場合のような引き抜かれる紙の上に乗った
紙のストック５の上の部分の重みにより生じる摩擦を減
らすことができる。Ｓ形、Ｃ形のカートリッジの場合に
は、紙の上の部分の重みにより、紙を引き抜く間曲げら
れた部分から引き抜きにくくなる。また、図３により、
端部手段１３のついたより精巧なプロング機構１１を示
す。また、図３により、好ましいローラー機構１５を示
し、これにより紙の折り曲げが強められる。ローラー１
５により、カートリッジ１０を通して紙のストック５を
スライドさせる際の摩擦係数を低くすることができ、紙
のストックの端を早く給紙機構に引き込まれること、誤
った給紙をすることがないようになっている。ローラー
１５はプロング１１にアングルブラケット１７によって
取り付けられている。カートリッジの開閉を容易にする
ヒンジ、内部のローラー１５を取り付ける機構、他の設
計要素等の詳細は、この技術分野の通常の技術者に明ら
かなので、簡略化した図１−３では示していない。図４
は、アングルブラケット１７とローラー１５を結合した
状態の図である。 【００１０】図３に戻って、カートリッジ１０はローラ
ーに隣接して直立し、軸方向に延びる部材１２を有す
る。部材１２により紙のストック５は持ち上げられ、整
列状態を保持する。所望により、部材１２は丸くするこ
ともできる。あるいは、部材１２は壁２０からカートリ
ッジ１０のベースに伸びるカーブした表面とすることも
できる。部材１２は壁２０からローラー１５までのどこ
でベースに接してもよい。一般的には曲線は紙のストッ
ク５を保持するため凸状になる。より好ましい実施例で
は、指状突起即ちタブ（図示せず）をカートリッジにつ
け、カートリッジがいつ空になったかを示すエンプティ
スイッチとして作動させるのがよい。カートリッジはト
レーに紙が入っている状態を予定しているので、これは
必要な事である。他の好ましい実施例として、図２にカ
ートリッジのハウジング２の中にある傾斜コーナー８を
示す。傾斜コーナーは、紙のストック５の第１端１４に
段を付けている。それゆえ、コーナーに接する端と反対
側の給紙端９は紙のストック５の外側を通ってより長い
カーブを形成しているので揃えられる。これは、給紙端
９を整列した状態にする働きがある。 【００１１】カートリッジの装填は特にデザイン毎に特
有である。例えば図３のＪカートリッジは、図４に示さ
れるように開く。図５に示すように、プロング１１とロ
ーラー１５は１９によって示されるヒンジにより傾け、
カートリッジを開き、紙５をオープンカートリッジ１０
の中に平らに入れることが出来る。図５の状態で、紙の
ストック５は、プロング１１と平らな棚６により保持さ
れている。これを閉じると、紙は図３に示すように折り
曲げられる。図１と図２のＳ形とＣ形のデザインでも、
カートリッジを開く手段を備え、カートリッジの中に充
填された紙に容易に近付けるようにすることができる。 【００１２】 【発明の効果】以上述べたように、この発明のカートリ
ッジは、紙のストックをストアし、トレーからプリンタ
ー又は複写機に給紙するのに効果的である。本発明は、
特に特大の紙を給紙するのに効果的である。図から明ら
かなように、本発明のカートリッジに入れれば紙の長さ
はかなり短くなり、それに伴い必要なカートリッジの長
さも短くなる。標準サイズのトレーから特大の紙を給紙
できるようにするためにプリンター又は複写機のソフト
ウェアを変更する必要がある場合もある。標準サイズの
トレーから特大の紙を選択できるようにするために、オ
ペレータの対話方式プログラムも変更しなければならな
い場合もある。これらの仕事は、この技術分野の通常の
技術者にとって容易なことである。本発明のカートリッ
ジを使えば、もう一つ特大用の紙をストックするトレー
を追加することの代用策を低コストで実現できる。この
ように本発明に従って述べたように、十分に上述のねら
い、目的、長所を満足するカートリッジが供給されるこ
とは明らかである。本発明は、特定の実施例との関連で
述べられているが、本技術分野の通常の技術者にとっ
て、前述の記載から多くの代替策、修正、変形が可能で
あることは明らかである。従って、特許請求の範囲の意
図、範囲に含まれるこれらの代替策、修正、変形は全て
本発明中に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図１】Ｓ字形のカートリッジの斜視図である。
【図２】Ｃ字形のカートリッジの斜視図である。
【図３】Ｊ字形のカートリッジの斜視図である。
【図４】Ｊ字形のカートリッジの開き、紙を入れる状態
における斜視図である。 【図５】Ｊ字形のカートリッジの紙を入れ、閉じる前の
状態における斜視図である。 【図６】カートリッジの紙を折り曲げ、長さを短くした
状態における横からの平面図である。 【符号の説明】 １・・カートリッジ ２・・ハウジング ３・・開口 ５・・紙のストック ６・・棚 ７・・プロング ８・・傾斜コーナー ９・・給紙端 １０・・カートリッジハウジング １１・・プロング １２・・直立部材 １３・・端部手段 １４・・第１端 １５・・ローラー １７・・アングルブラケット １９・・ヒンジ ２０・・壁 ２１・・カートリッジ ２２・・曲線部 ２３・・ストッパー ２４・・へり
における斜視図である。 【図５】Ｊ字形のカートリッジの紙を入れ、閉じる前の
状態における斜視図である。 【図６】カートリッジの紙を折り曲げ、長さを短くした
状態における横からの平面図である。 【符号の説明】 １・・カートリッジ ２・・ハウジング ３・・開口 ５・・紙のストック ６・・棚 ７・・プロング ８・・傾斜コーナー ９・・給紙端 １０・・カートリッジハウジング １１・・プロング １２・・直立部材 １３・・端部手段 １４・・第１端 １５・・ローラー １７・・アングルブラケット １９・・ヒンジ ２０・・壁 ２１・・カートリッジ ２２・・曲線部 ２３・・ストッパー ２４・・へり
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(56)参考文献 特開 昭61−254430（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−36122（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−127720（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−46834（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65H 1/00
B65H 1/26 310
G03G 15/00 516
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 紙のストックのスタックを保持するカー
トリッジであって、出口を有し、またベースに結合した
第１及び第２壁を有するハウジングを備えるカートリッ
ジにおいて、前記第１側壁に取り付けられた少なくとも
１つのプロングと、前記第２側壁に取り付けられた少な
くとも１つの棚部材とを備え、前記少なくとも１つのプ
ロングは、前記紙のストックを整列して折り曲げられた
位置に保持するように作用することを特徴とするカート
リッジ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/010205 | 1993-01-28 | ||
| US08/010,205 US5421570A (en) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | Cartridge for feeding oversized paper stock from a standard size tray |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06271089A JPH06271089A (ja) | 1994-09-27 |
| JP3436318B2 true JP3436318B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=21744491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00490094A Expired - Fee Related JP3436318B2 (ja) | 1993-01-28 | 1994-01-21 | 標準サイズトレーから特大紙を給紙するカートリッジ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5421570A (ja) |
| EP (1) | EP0609002B1 (ja) |
| JP (1) | JP3436318B2 (ja) |
| DE (1) | DE69407315T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5967680A (en) * | 1998-01-20 | 1999-10-19 | Eastman Kodak Company | Compact printer with curved supply tray |
| NL1017652C2 (nl) | 2001-03-20 | 2002-09-23 | Ocu Technologies B V | Werkwijze voor het verpakken van een verzameling beeldontvangstmateriaal en een verzameling beeldontvangstmateriaal omsloten door een houder. |
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| US7887047B2 (en) * | 2005-08-18 | 2011-02-15 | Burroughs Payment Systems, Inc. | Low-profile document feeding machine with hopper floor for column forming documents |
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| DE2807354A1 (de) * | 1978-02-21 | 1979-08-23 | Nuenninghoff Heinrich | Behaelter fuer papierboegen in den groessen din a 4 und kleiner |
| JPS61254430A (ja) * | 1985-05-04 | 1986-11-12 | Top Jimuki Kk | 給紙カセツトにおける複写用紙収容方法及び給紙カセツト |
| JP2534134B2 (ja) * | 1989-07-03 | 1996-09-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 給紙カセット及び治具 |
| US5145163A (en) * | 1989-11-24 | 1992-09-08 | Medrad, Inc. | Film sheet load magazine |
| US5172903A (en) * | 1990-09-28 | 1992-12-22 | Konica Corporation | Paper feed cassette |
| GB9300806D0 (en) * | 1993-01-16 | 1993-03-10 | Keegan Roger N | Print tray adaptor |
-
1993
- 1993-01-28 US US08/010,205 patent/US5421570A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-18 EP EP94300344A patent/EP0609002B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-18 DE DE69407315T patent/DE69407315T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-21 JP JP00490094A patent/JP3436318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
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| EP0609002B1 (en) | 1997-12-17 |
| EP0609002A2 (en) | 1994-08-03 |
| DE69407315T2 (de) | 1998-07-16 |
| EP0609002A3 (en) | 1995-03-01 |
| JPH06271089A (ja) | 1994-09-27 |
| DE69407315D1 (de) | 1998-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030421 |
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