JP3736160B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9に示すように、シート材P(図11(A)参照)が積載される樹脂製の積載台80の上方には、当接するシート材Pを給紙する給紙ロール82が回転軸84に固定されている。この給紙ロール82の両側には、コアロール86が回転自在に軸支され、積載台80が上方に跳ね上がったとき、シート材Pの上面を位置決めしている。
【0003】
一方、積載台80の先端部には、送りロール(図示省略)へ向って上方へ張出すシュート85が形成されており、シート材Pを給紙ロール82へ案内すると共に、表面の摩擦力によってシート材Pを複数枚給紙しないようにしている。
【0004】
しかし、通常のシート材Pに関しては問題ないが、トレーシングペーパー等の薄紙を給紙する場合、一度に複数枚給紙されてしまう場合があった。
【0005】
このため、シュート85の中央部に、シュート85より摩擦係数が高い捌き部材88を配置し、トレーシングペーパーを更に捌いて、重送を防止していた。
【0006】
また、特開昭62−212637に開示されているように、コシが強いシート材Pはシュート85に突っかかるので、捌き部材88の上流側に案内部材90を設け、捌き部材88へ案内できるようにしていた。
【0007】
このような構成で、トレーシングペーパーのような薄紙から封筒、葉書のような厚紙まで多種類のシート材が給紙可能となった。
【0008】
ところが、近年、海外の封筒において、温湿度管理が不充分な船輸送の際、封筒が吸水してしまい、先端部がカールしたり、封筒のフラップ部の折り曲げ処理が不完全で、端部ののりが剥がれているロットが見受けられるようになった。
【0009】
しかし、図10に示すように、封筒97の先端部96が給紙方向(矢印A方向)に対して下向きにカールしていると、カールした部分のコシはさらに強くなり、案内部材90で封筒97を案内しようとしても、先端部96の両端がシュート85の表面に引っ掛かり給紙不良となっていた。また、図11及び図12に示すように、封筒98のフラップ部92の折り曲げ処理が不完全な場合は、折り曲げ処理が不完全な部分のコシがさらに強くなり、端部94が捌き部材88に引っ掛かり給紙できなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、多種類のシート材を一枚ずつ給紙させることができる給紙装置を安価で提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、当接するシート材を給紙する給紙手段と、前記給紙手段と協働して、前記シート材が複数枚給紙されることを防止する捌き部材と、前記シート材を前記捌き部材へ案内する案内部材と、を有する給紙装置であって、前記シート材を案内するシュートに形成された孔部内に支えられたホルダの上流側に前記案内部材を取付け、前記捌き部材をホルダの上面に設けて、案内部材の幅を110mm以上とし、捌き部材の幅を98.4mm未満としたことを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の発明では、案内部材の幅を、110mm以上とすることで各種封筒の幅以上としている。これにより、各種封筒の両端部が案内部材からはみ出ることはない。このため、封筒の先端部が給紙方向に対して下向きにカールしている場合や、フラップ部の折り曲げ処理が不完全で端部ののりが剥がれている場合でも、封筒の端部がシュートと接触することはないので、シュートに引っ掛かることなく封筒を確実に捌き部材へ案内することができる。
また、捌き部材の幅を98.4mm未満とし、各種封筒の幅よりも短くしている。これにより、各種封筒の端部が捌き部材を摺動することはないので、封筒の端部が捌き部材に引っ掛かることなく給紙される。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の給紙装置において、前記案内部材が低摩擦部材で形成されたことを特徴とする。
【0014】
このため、請求項2に記載の発明では、例えば、案内部材の材質を樹脂から金属に変更することで、摩擦係数は低くなり、シート材を捌き部材へ案内するときに引っ掛かりが少なく、シート材の案内性能が良くなり、耐摩耗性も良くなる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の給紙装置において、前記給紙手段が、回転軸に固定され、当接する前記シート材を給紙する給紙ロールと、前記回転軸に回転自在に軸支され、外側の端面が前記捌き部材の端面よりも内側となるように設定された一対のコアロールと、で構成されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明では、回転軸には、給紙ロールが固定されており、当接するシート材を給紙する。また、回転軸には、一対のコアロールが回転自在に軸支されている。このコアロールの外側の端面は、捌きロールの端面よりも内側となるように設定されている。
【0018】
このため、コアロールの全幅が捌き部材に当接するので、捌き部材がコアロールを押圧する押圧力を大きくすることができ、また、シート材の両端付近に位置するコアロールを捌き部材が押圧するため、バランスが良い。従って、給紙するシート材と、他のシート材Pを分離させる性能が安定し、トレーシングペーパー等の薄紙でも重送されることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、本形態に係る手差し用の給紙装置12が設けられた画像形成装置10が示されている。シート材給紙装置12から給紙ロール14で給紙されたシート材Pは、送りロール16によって挟持搬送される。シート材Pには、感光体ドラム18に形成されたトナー画像が転写される。
【0020】
このトナー画像は、光走査装置15で走査されたレーザー光によって感光体ドラム18上に形成された潜像にトナーを付着させて形成される。トナー画像が転写されたシート材Pは、加圧ロール20及び加熱ロール22で構成された定着装置23で画像が熱定着され、排出ロール24によってシート材排出口26からトレイ上へ排出される。
【0021】
一方、図2及び図3に示すように、シート材給紙装置12には、図示しない側板の軸受に回転軸28が回転可能に軸支されている。
【0022】
また、この回転軸28の左側の端部には、被動歯車30が固定されており、部分的に歯欠け部30Aが形成されている。被動歯車30には、図示しないモータにより常に矢印B方向に回転される駆動歯車36が噛み合い可能となっているが、歯欠け部30Aが駆動歯車36と対向する箇所では、駆動歯車36との噛み合いが外れて、被動歯車30は自由に回転できる状態となる。
【0023】
また、被動歯車30の側面には係止ピン32が立設しており、矢印Cの方向に被動歯車30を付勢する引張りばね34の一端側が掛けられている。この引張りばね34によって、被動歯車30が矢印A方向に回転するように引っ張られている。
【0024】
さらに、被動歯車30にはボス38が一体的に設けられており、このボス38の一部には係止部38Aが突出するように形成されている。この係止部38Aが、ボス38に隣接して配置されたソレノイド40の上部に位置している。
【0025】
ソレノイド40の天面には上下方向へ回動可能な可動板42が設けられている。この可動板42のボス側には、上方へ向かって突出部42Aが突出しており、係止部38Aと係合可能となっている。
【0026】
このため、給紙信号が出力される前(ソレノイド40がOFFの状態)は、可動板42の先端部42Aは、上方へ回動しており、ボス38に形成された係合部38Aと係合し、被動歯車30をロックしている。このとき、歯欠け部30Aは駆動歯車36に対向しており、駆動歯車36の駆動力は被動歯車30に伝達されない。
【0027】
次に、給紙信号が出力される(ソレノイド40がONの状態)と、可動板42の先端部42Aが下方へ回動し、ボス38の係止部38Aとの係合が解除される。これにより、引張りばね34に掛かる矢印C方向の引張り応力によって、被動歯車30は矢印A方向へ回転し、駆動歯車36と噛み合い、駆動力が被動歯車30に伝達され、回転軸28がA方向に回転する。
【0028】
一方、回転軸28の下方には、シート材Pが積載されるプラスチック製の積載台44が配置されている。この積載台44の先端部側の裏面には一対のコイルスプリング46の一端が当接し、他端は台座48に当接している。このコイルスプリング46が積載台44の裏面を付勢し、積載台44の先端側を回転軸28側へ押圧している。
【0029】
さらに、積載台44の先端両側部分にはそれぞれL字型のフランジ44Aが上方に突出している。このフランジ44Aの上方には、略扇状のカムプレート50が配置されている。
【0030】
このカムプレート50は回転軸28に固定されており、回転軸28の回転によって下方に位置したときに、フランジ44Aと当接して、積載台44を下方へ押し下げる。
【0031】
また、回転軸28の中央には、シート材Pを給紙する半月形の給紙ロール14が固定されている。さらに、給紙ロール14の両側には、一対の円板状のコアロール52が回転自在に軸支され、回転軸28の軸方向へも移動可能となっている。コアロール52は、給紙ロール14より若干直径が小さくなっており、積載台44が上方へ跳ね上がったとき、シート材Pの上面を位置決めしている。
【0032】
一方、積載台44の先端部には、送りロール16(図1参照)へ向って上方へ張出すシュート43が形成されており、給紙されるシート材Pを送りロール16へ案内している。シュート43表面には、シート材Pの給紙方向に沿って複数のリブ47が形成されている。このため、シュート43の表面にシート材Pが付着することはない。
【0033】
また、図4に示すように、シュート43の中央部には、矩形状の孔部49が形成されている。この孔部49には、ホルダー54が配置可能となっている。このホルダー54は、樹脂製の矩形平板状をしており、孔部49に挿通可能な大きさとなっている。
【0034】
ホルダー54の両端部には、軸部65が設けられている。この軸部65は孔部49に形成された切欠き部49Aを通過可能な大きさとなっており、切欠き部49Aを通過して、図示しない軸受部に軸支される。このため、ホルダー54は、軸部65を中心に回動可能となっている。
【0035】
また、図3に示すように、ホルダー54の裏面には、コイルスプリング57の一端が当接しており、他端は本体の台座59に支持されている。このため、ホルダー54は、コイルスプリング57の付勢力によって、軸部65を中心に給紙ロール14側へ回動して、後述する捌き部材56をコアロール52(図2参照)に当接させている。
【0036】
さらに、ホルダー54の上流側には、緩やかな曲線が描かれた案内部64が形成されており、この案内部64には、薄肉のSUSプレート71が曲面に合わせて一体に貼り付けられている。このため、シート材Pを案内するときに引っ掛かりが少なく、シート材Pの案内性能が良くなり、耐摩耗性も良くなる。
【0037】
また、ホルダー54の上面には、長手方向に沿って矩形平板の捌き部材56が接着されている。この捌き部材56の上面はSUSプレート71の上端よりも低くなっている。このため、SUSプレート71を通過するシート材Pは必ず捌き部材56へ案内される。
【0038】
この捌き部材56は発砲ウレタン又はゴム等で形成されており、シート材P同士の摩擦係数よりも表面の摩擦係数が高くなっている。一方、給紙ロール14の外周面の摩擦係数は、捌き部材56の摩擦係数よりも大きくなっている。
【0039】
このため、シート材Pの裏面が捌き部材56と接触しても、給紙ロール14との摩擦力の方が大きいので、シート材Pは給紙ロール14で給紙される。但し、シート材Pが複数枚給紙された場合、最上段以外のシート材Pには給紙ロール14が直接当接しないため、シート材P同士の摩擦係数よりも表面の摩擦係数が高い捌き部材56によって、下段のシート材Pの先端部が制止され、シート材Pの重送が防止される。
【0040】
ここで、シート材Pは多種類あり、例えば、Monarch封筒(幅は98.4mm)、Com−10封筒(幅は104.8mm)、DL封筒(幅は110mm)、葉書(幅は100mm)、洋形4号封筒(幅は105mm)がある。このため、案内部64の幅(給紙方向と直交する方向)を、110mm以上とし、封筒の幅以上としている。
【0041】
このように、特に封筒などのようなコシの強いシート材Pにおいて、案内部64の幅を封筒の幅以上とすることで、例えば、図4に示すように、封筒37の先端部41が給紙方向(矢印B方向)に対して下向きにカールしている場合でも、先端部41が左右のシュート43と接触することはないので、シュート43に引っ掛かることなく、封筒37を捌き部材56へ案内することができる。
【0042】
また、図5及び図6に示すように、フラップ部61の折り曲げ処理が不完全で、端部63ののりが剥がれている場合でも、封筒39の端部63がシュート43と接触しないので、シュート43に引っ掛かることはない。
【0043】
ここで、トレーシングペーパーのような薄紙も含めた全てのシート材Pについて案内部64の幅をシート材Pの幅以上に設定しなければならないわけではない。
【0044】
一方、捌き部材56の幅は、封筒39の幅よりも短く設定されており、ここでは、88mmとされている。従って、例えば、Monarch封筒が捌き部材56を通過するとき、Monarch封筒の幅は98.4mmであるため、Monarch封筒の端部63では捌き部材56を摺動しないこととなる。
【0045】
このように、捌き部材56の幅を封筒39の幅よりも短くすることで、封筒39の端部63が捌き部材56を摺動しないので、封筒39の端部63が捌き部材56に引っ掛かることなく給紙される。
【0046】
さらに、図7に示すように、捌き部材56の幅L1の方がコアロール52の外側の端面間距離L2よりも若干長くなっており、コアロール52の外側の端面は、捌き部材56の端面よりも内側となるように設定されている。
【0047】
このため、コアロール52の全幅が捌き部材56に当接するので、捌き部材56がコアロール52を押圧する押圧力を大きくすることができ、また、シート材Pの両端付近に位置するコアロール52を捌き部材56が押圧するため、バランスが良い。従って、給紙するシート材Pと、他のシート材Pを分離させる性能が安定し、トレーシングペーパー等の薄紙でも重送されることがない。
【0048】
また、コアロール52の外側の端面は、捌き部材56の端面と面一とするのが望ましい。これによって、コアロール52の離間距離を最大にした状態で、コアロール52の全幅が捌き部材56に当接するので、捌き部材56がコアロール52を押圧する押圧力が最大となる。
【0049】
次に、本形態に係るシート材給紙装置の動作説明を行う。
【0050】
図2に示すように、ソレノイド40がOFFの状態では、カムプレート50は、積載台44のフランジ44Aと当接しており、積載台44を下方へ押圧している。
【0051】
次に、給紙信号が出力されると、ソレノイド40がONの状態となり、回転軸28が回転し、カムプレート50は積載台44のフランジ44Aから離間して、積載台44を下方へ押圧する力が解除される。
【0052】
このため、積載台44は、上方へ回動し、シート材(図示省略)がコアロール52に当接して、コアロール52がシート材の上面を位置決めする。
【0053】
次に、図3に示すように、給紙ロール14の縁部14Aがシート材Pに当接し、給紙ロール14がシート材Pを給紙し始める。このとき、例えば、図4に示すように、封筒37の先端部41が下方に向ってカールしている場合でも、封筒37が案内部材54の側端部に引っ掛かることはないので、封筒37を捌き部材56へ案内する。
【0054】
そして、給紙ロール14は最上段の封筒37のみ給紙し、それ以外は、捌き部材56によって捌かれ、追走が防止される(図3参照)。
【0055】
また、図5に示すように、封筒39のフラップ部61の折り曲げ処理が不完全で、封筒39の端部63ののりが剥がれている場合でも、端部63が捌き部材56を摺動しないので、封筒39が捌き部材56に引っ掛かることなく給紙される。
【0056】
なお、ここでは、ホルダー54の案内部64にSUSプレート71を貼り付け、案内部64とSUSプレート71を一体化した形態としたが、図8に示すように、SUSプレート60とホルダー62を分離させてもよい。
【0057】
この場合、SUSプレート60が弾性変形可能な肉厚であり、給紙ロール14によって給紙されたシート材Pが当接すると、弾性変形してシート材Pをホルダー62へ案内する。
【0058】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、シート材の両端部が、案内部材からはみ出ることはないので、シート材の先端部が給紙方向に対して下向きにカールしている場合やフラップ部の折り曲げ処理が不完全で、端部ののりが剥がれている場合でも、シート材を確実に捌き部材へ案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る給紙装置を用いた画像形成装置を示す概要図である。
【図2】本形態に係る給紙装置を示す斜視図である。
【図3】本形態に係る給紙装置を示す概略側面図である。
【図4】先端部が下方に向ってカールした封筒を本形態に係る給紙装置で給紙している状態を示す斜視図である。
【図5】先端部の折り曲げ処理が不完全な封筒を本形態に係る給紙装置で給紙している状態を示す斜視図である。
【図6】先端部の折り曲げ処理が不完全な封筒を本形態に係る給紙装置で給紙している状態を示す概略側面図である。
【図7】本形態に係る給紙装置の捌き部材とコアロールの配置を示す概略正面図である。
【図8】本形態に係る給紙装置の変形例を示す概略側面図である。
【図9】従来に係る給紙装置を示す斜視図である。
【図10】従来に係る給紙装置を示す概略側面図である。
【図11】(A)は先端部の折り曲げ処理が不完全な封筒を従来に係る給紙装置で給紙している状態を示す概略側面であり、(B)は先端部の折り曲げ処理が不完全な封筒を示す斜視図である。
【図12】先端部の折り曲げ処理が不完全な封筒を従来に係る給紙装置の給紙している状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
14 給紙ロール(給紙手段)
52 コアロール(給紙手段)
54 ホルダー(案内部材)
56 捌き部材
60 SUSプレート(案内部材)
62 ホルダー(案内部材)
64 案内部(案内部材)
71 SUSプレート(案内部材)

Claims (3)

  1. ート材を給紙する給紙手段と、前記給紙手段と協働して、前記シート材が複数枚給紙されることを防止する捌き部材と、前記シート材を前記捌き部材へ案内する案内部材と、を有する給紙装置であって、
    前記シート材を案内するシュートに形成された孔部内に支えられたホルダの上流側に前記案内部材を取付け、前記ホルダの上面に前記捌き部材を設けて、案内部材の幅を110mm以上とし、捌き部材の幅を98.4mm未満としたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記案内部材が低摩擦部材で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙手段が、回転軸に固定され、前記シート材を給紙する給紙ロールと、前記回転軸に回転自在に軸支され、外側の端面が前記捌き部材の端面よりも内側となるように設定された一対のコアロールと、で構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。
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