JP3436057B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JP3436057B2
JP3436057B2 JP07495097A JP7495097A JP3436057B2 JP 3436057 B2 JP3436057 B2 JP 3436057B2 JP 07495097 A JP07495097 A JP 07495097A JP 7495097 A JP7495097 A JP 7495097A JP 3436057 B2 JP3436057 B2 JP 3436057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体のロック機構
を備えた電気貯湯容器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の電気貯
湯容器は、有底筒状の容器に液体を収容した後、この容
器の上部開口を開閉自在な蓋体で閉塞し、ヒータなどの
加熱手段で容器内の液体を加熱するとともに、操作部に
設けた出湯操作部を操作することで、流出手段たる電動
ポンプを作動して、容器内の湯を外部に排出するように
なっているが、小さな子供などが出湯操作部を誤って操
作しても、出湯操作部が動作しないように、この出湯操
作部の動作をロックまたは解除するロック操作部が別に
設けられている。
【0003】ところが、上記構成のものは、蓋体の開閉
時に操作するクランプ操作部の動作ロック機構がないた
めに、ロック操作部により出湯操作部の動作をロックし
ていても、小さな子供がクランプ操作部を操作して、蓋
体を開けてしまう可能性がある。こうしたことから、ク
ランプ操作部の動作ロック機構を備えた電気貯湯容器が
望まれているが、出湯操作部とクランプ操作部のロック
操作を別々に行わなければならない煩わしさがある。ま
た、手順を間違えて、蓋体を開けた状態でクランプ操作
部のロック操作を行なうと、クランプ操作部の動作をロ
ックまたはロック解除する蓋体ロック部が、蓋体の回動
する位置に突出するため、蓋体を閉じることができなく
なったり、無理に蓋体を閉じようとすると、蓋体ロック
部が破損する問題を生じていた。
【0004】さらに、この蓋体ロック部は、内部に水が
侵入しないように、何等かの防水構造を追加しなければ
ならないが、限られたスペース内にこうした防水構造を
付加することは難しく、また、部品点数が増加する問題
もある。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、出湯
操作部とクランプ操作部のロック操作を1回で行なうこ
とができるとともに、蓋体を開けた状態でロック操作を
行なっても、蓋体を閉塞することができる電気貯湯容器
を提供することをその第1の目的とする。
【0006】また、本発明の第2の目的は限られたスペ
ース内に蓋ロック部の防水構造を付加することができる
電気貯湯容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電気貯湯容器は、前記第1の目的を達成するために、水
を入れ湯を沸かす容器と、この容器を保持する枠体と、
前記容器の上部開口を開閉自在に覆う蓋体と、この蓋体
を前記枠体に回動自在に支持するヒンジ部と、このヒン
ジ部の反対側にあって前記蓋体に移動自在に設けられ、
前記枠体に形成した被係止部に係止して該蓋体を閉じた
状態に保持するクランプと、前記蓋体を開ける際に操作
して、前記クランプと前記被係止部との係止を解除する
クランプ操作部とを備えるとともに、前記枠体には、出
湯を行なう際に操作する出湯操作部と、この出湯操作部
の動作をロックまたはロック解除する出湯ロック操作部
と、この出湯ロック操作部に連動し、前記枠体から前記
クランプ操作部に向けて移動自在に設けられ、前記蓋体
が閉じた状態で前記クランプ操作部の動作をロックまた
はロック解除する蓋体ロック部とを設け、前記出湯ロッ
ク操作部のロック操作時に、前記蓋体を開状態から閉塞
すると、前記枠体から突出した前記蓋体ロック部の先端
部が、前記蓋体に接触しないように位置したものであ
る。
【0008】この請求項1の構成によれば、出湯ロック
操作部をロック操作すると、出湯操作部の動作がロック
されるのと同時に、クランプ操作部の動作をロックする
ことができ、出湯操作部とクランプ操作部のロック操作
を1回で行なうことができる。また、蓋体を開けた状態
で出湯ロック操作部をロック操作しても、クランプ操作
部の動作をロックする蓋体ロック部は、枠体からクラン
プ操作部に向けて突出する先端部が、蓋体を開状態から
閉塞したときに途中で蓋体に接触しない。つまり蓋体ロ
ック部は、蓋体の回動に干渉しない位置にあるため、こ
の状態から蓋体をそのまま回動して閉塞することが可能
になる。このため、蓋体を閉塞できなくなったり、蓋体
ロック部が破損するようなことはない。さらに、枠体に
形成した被係止部にクランプが係止する位置まで蓋体を
回動すると、蓋体は自然に閉じた状態に保持され、以
後、出湯ロック操作部をロック解除操作しない限り、ク
ランプ操作部の操作は行なえなくなる。したがって、小
さな子供などが誤った手順で出湯ロック操作部のロック
操作を行なっても、安全性を十分確保できる。
【0009】また、本発明の請求項2記載の電気貯湯容
器は、前記第2の目的をも達成するために、請求項1の
構成に加えて、前記蓋体ロック部は、前記枠体から前記
クランプ操作部に向けて移動自在に設けたロック棒と、
このロック棒が貫通する前記枠体の貫通孔と前記ロック
棒とを該枠体の内部にて包囲するシール部材と、前記ロ
ック棒に設けられ該ロック棒をロック解除位置に付勢す
るスプリング部材とを備え、前記シール部材と前記スプ
リング部材はいずれも伸縮自在で円錐形に形成して構成
される。
【0010】この請求項2の構成によれば、貫通孔74か
らの水の侵入を防止するシール部材は、ロック棒の移動
に伴って伸縮するが、円錐状に形成されているために、
シール部材が最も縮んだ状態でも、この円錐状の部分が
重なり合って外方に拡がることはない。また、ロック棒
には、このロック棒をロック解除位置に付勢する伸縮自
在なスプリング部材も設けられているが、これもロック
棒の移動方向に沿って円錐状に形成されているので、ス
プリング部材が最も縮んだ状態では、この円錐状の部分
が重なり合って外方に拡がることはない。よって、少な
いスペースで、これらのシール部材およびスプリング部
材を最大限に縮めることができる。
【0011】さらに、本発明の請求項3記載の電気貯湯
容器は、請求項2の構成に加えて、前記スプリング部材
の弾性力により、前記シール部材を前記枠体の前記貫通
孔周辺に密着させたことを特徴とする。
【0012】この請求項3の構成によれば、ロック棒を
ロック解除位置に付勢するスプリング部材が、シール部
材を枠体の貫通孔周辺に押し当てる機能を兼用している
ため、部品の共通化により部品点数の削減を図ることが
可能になる。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例につき、添
付図面を参照しながら説明する。同図において、1は器
本体であり、この器本体1には外ケース2の底部に脚体
3が設けられている。また、外ケース2の上部には枠部
に相当する上枠4が固定され、この上枠4の前部には嘴
状に突き出した突出部5が設けられると共に、突出部5
の下側には湯の吐出口6が下向きに開口して設けられ
る。7は、外ケース2内に設けられた有底円筒状の容器
であり、これは例えばステンレス鋼などの金属で形成さ
れている。この水を入れて湯を沸かす容器7の上部は、
上枠4に保持されており、上枠4と容器7は共に開口部
を有して、一体的に設けられている。さらに、8は上枠
4および容器7の上部開口を開閉自在に覆う蓋体であ
り、この蓋体8を上枠4に回動自在に支持するヒンジ部
9により、器本体1を構成する上枠4の後方に蓋体8が
軸支される。ヒンジ部9の反対側に位置する蓋体8の前
部には、蓋体8の開閉時に操作するクランプ操作部たる
クランプレバー10が設けられており、このクランプレバ
ー10を操作することにより、ヒンジ部9を回転中心とし
て蓋体8を開閉できるようになっている。なお、11は容
器7内と外部とを連通する蒸気孔である。
【0014】ここで、クランプレバー10周辺の構成をさ
らに詳述すると、蓋体8は例えばポリプロピレンなどの
樹脂材料からなり、外殻上面を形成する上蓋13と、この
上蓋13の下側に設けられた下蓋14とを組み合わせて構成
される。15は上蓋13の上面に形成した凹部であり、この
凹部15からクランプレバー10の後側に突出した取手部16
に手を差し入れることができるようになっている。ま
た、クランプレバー10は、軸部17を中心にして蓋体8に
対し回動自在(図3に示す矢印A,A´の方向)に設け
られているが、前記取手部16の反対側には、クランプレ
バー10の中央より下方に延びて形成された係止片18と、
蓋体8の前側面8Aにその下面が延びており、前記係止
片18の一側に形成された延出部19が各々設けられる。ク
ランプレバー10と同様にヒンジ部9の反対側にあって、
クランプレバー10の下部に位置する蓋体8の内部には、
蓋体8の前後方向に沿ってスライド移動自在に設けられ
たクランプ20が設けられる。このクランプ20の後部に
は、クランプ20を一側方向に付勢する弾性部材としての
クランプスプリング21が設けられている。また、クラン
プ20は、前記クランプレバー10の係止片18に当接する起
立片22が形成されるとともに、蓋体8の前側面8Aより
外方に突出したフック部23が形成される。このフック部
23は、後述する上枠4の被係止凹部26に係脱可能に設け
られており、クランプ20の移動方向に沿ってほぼ水平に
形成された水平上面24と、蓋体8側に向けて下方に傾斜
した傾斜下面25を有する。
【0015】一方、上枠4の開口内周面4Aには、蓋体
8の閉塞時においてクランプ20のフック部23が係止する
被係止部としての被係止凹部26が形成される。また、被
係止凹部26の上側には、蓋体8を閉塞する際に、前記フ
ック部23の傾斜下面25に当接し、フック部23が被係止凹
部26に係止し得る位置まで、蓋体8の閉力を利用してク
ランプ20を押動するとともに、この蓋体8の閉塞の妨げ
にならないように、傾斜下面25とほぼ平行に傾斜して形
成された傾斜当接面27が設けられる。そして、クランプ
レバー10を操作していない状態で、蓋体8を開状態から
閉塞すると、蓋体8の外方に突出したクランプ20のフッ
ク部23は、途中で上枠4の傾斜当接面27にフック部23の
傾斜下面25が当接することにより、クランプスプリング
21の弾性力に抗して徐々に蓋体8側に移動する。その
後、フック部23の傾斜下面25が傾斜当接面27の下端部を
乗り越えると、クランプスプリング21の弾性力によりク
ランプ20のフック部23は蓋体8の外方に突出して上枠4
の被係止凹部26に係止し、蓋体8を閉塞状態に保持す
る。さらに、この状態でクランプレバー10の取手部16を
持ち上げてクランプレバー10を操作すると、クランプレ
バー10の係止片18とクランプ20の起立片22との当接によ
り、クランプスプリング21の弾性力に抗して、クランプ
部20のフック部23が蓋体8側に移動し、その結果、フッ
ク部23が被係止凹部26から離脱して、蓋体8の閉塞状態
が解除される。なお、前記下蓋14の下部には、金属製の
蓋下面部材28が設けられており、この下蓋14と蓋下面部
材28の外周部には、蓋体8の閉塞時に上枠4の開口内周
面4A下部に当接する円環状のパッキン29が挾持固定さ
れる。
【0016】前記容器7の底部に設けた流出部31から吐
出口6の間には、容器7から外部に湯を流出するための
導水路32が設けられている。この導水路32は、具体的に
は容器7の下方に設けた流出手段たる電動ポンプ33を流
出部31に連通させるとともに、電動ポンプ33の出口に継
手34を連結して、水位パイプに相当する透明性のガラス
パイプ35を連通し、さらにガラスパイプ35の上部に横向
きの通湯部たる逆流止めケース36を連通した上で、端部
に吐出口6を設けた出湯パイプ37を逆流止めケース36に
連通して構成される。
【0017】逆流止めケース36は、ガラスパイプ35の上
部に連通する下室部38と、この下室部38の上部に隔壁39
を介して吐出口6側に連通する上室部40とを備えてお
り、隔壁39には上下を連通する弁座用の孔41が設けられ
ている。また、孔41には、この孔41すなわち導水路32を
開閉する流出防止弁42が設けられている。流出防止弁42
は、孔41全体を閉塞可能な弁体43と、弁体43より上方に
延びた弁軸44とからなり、孔41および上室部40の上面に
形成した開口部45を貫通して、弁軸44が設けられてい
る。開口部45の上面には、弁軸44の外周面に密着して弾
性を有するパッキン46が塞いでおり、弁軸44の上端部
は、パッキン46より上方に突出している。そして、流出
防止弁42を上方に付勢する弾性体としてのスプリング47
が、上室部40の内部に備えてある。上室部40の出湯パイ
プ37寄りには、上室部40の途中に形成した連通孔48を開
閉する逆流止め49が設けられている。この逆流止め49
は、特に器本体1が転倒した場合などに速やかに移動し
て連通孔48を塞ぎ、容器7から吐出口6への湯の流出を
防ぐようにしている。
【0018】51は、容器7の下部に取付け固定された加
熱手段としてのヒータであって、これは容器7に収容さ
れた液体を加熱する湯沸かしと、湯を所定温度に維持す
る保温に利用される。また、52は容器7の下部に当接し
た温度検出素子たるサーミスタである。サーミスタ52は
容器7内の温度を検知するものであり、このサーミスタ
52からの温度情報に基づき、器本体1の下部に設けた制
御回路53がヒータ51の通断電を制御するように構成して
ある。
【0019】上枠4を構成する突出部5の上部には、各
種の操作手段やLEDなどの表示手段を備えた操作部と
しての操作パネル55が設けられる。この操作パネル55に
は、出湯を行なう際に押動操作する出湯操作部としての
出湯ボタン56,57と、この出湯ボタン56,57の動作をロ
ックまたはロック解除する出湯ロック操作部としての出
湯ロックレバー58と、再沸騰およびカルキ抜き動作を行
なう際に押動操作する再沸騰カルキ抜きボタン59が、操
作パネル55の上面に設けたシート部材60より突出した状
態で配設される。また、これとは別に、保温動作を表示
する保温ランプ61と、沸騰動作を表示する沸騰ランプ62
と、カルキ抜き動作を表示するカルキ抜きランプ63と、
容器7内の空炊き状態を表示する空炊きサインランプ64
が、操作パネル55に各々設けられる。
【0020】操作パネル55の内部には、出湯ボタン56,
57の押動操作に応じて電気的にオン,オフするスイッチ
部材66,67が設けられ、このスイッチ部材66,67からの
操作信号に基づいて、前記制御回路53が電動ポンプ33を
駆動制御することで、容器7内の湯が導水路32から吐出
部6を経て外部に排出される。なお、本実施例では、異
なる出湯ボタン56,57により出湯量を多量あるいは少量
の二段階に切換えるようにしているが、こうした機能を
備えていないものでもよい。
【0021】71は、前記出湯ロックレバー58と一体的に
形成され、出湯ロック操作部本体に相当するスライド部
材である。スライド部材71は合成樹脂製で、全体として
板状に形成されており、上枠4の内部にあって、この上
枠4の左右方向にスライド移動自在に設けられる。ま
た、スライド部材71の後部側には、ロック棒72の基端が
当接する摺動面73が形成されており、ロック棒72は、ス
ライド部材71の移動に伴って、上枠4の内周面4Aに形
成した貫通孔74からクランプレバー10に向けて出没すな
わち移動自在に設けられる。ロック棒73の基端寄りには
フランジ部75が形成されており、このフランジ部75と上
枠4の操作パネル55側に対向した内壁面4Bとの間に
は、上枠4の内部においてロック棒72および貫通孔74を
包囲するシールパッキン76が密着して設けられる。
【0022】ゴムなどの変形可能で伸縮自在なシール部
材であるシールパッキン76は、ロック棒72の先端側に向
かって蛇腹状で円錐状に拡がる形状に形成される。ま
た、前記フランジ部75とシールパッキン76の底部上面間
には、シールパッキン76と同じくロック棒72の先端側に
向かって円錐状に拡がる伸縮自在なスプリング部材たる
ロック解除スプリング77が設けられる。このロック解除
スプリング77は、シールパッキン76の外周に設けられ、
ロック棒72をロック解除位置、すなわち、ロック棒72を
上枠4側に移動するように常時付勢する。また、ロック
解除スプリング77の弾性力により、シールパッキン76を
上枠4の貫通孔74周辺に位置する内壁面4Bに密着させ
るように構成している。
【0023】ロック棒72は、シールパッキン76およびロ
ック解除スプリング77を含めて、蓋体8が閉じた状態で
クランプレバー10の動作をロックまたはロック解除する
蓋体ロック部を構成している。そして、出湯ボタン66,
67の動作をロック解除する位置に出湯ロックレバー58を
ロック解除操作すると、図7の実線に示す位置にスライ
ド部材71が移動し、ロック棒72の先端部はロック解除ス
プリング77の弾性力により、蓋体8側に突出しない位置
に移動する(図3参照)。これに対して、出湯ボタン6
6,67の動作をロックする位置に出湯ロックレバー58を
ロック操作すると、図7の一点鎖線に示す位置にスライ
ド部材71が移動し、ロック解除スプリング77の弾性力に
抗して、ロック棒72が摺動面73により蓋体8側に入り込
む(図4参照)。このとき、ロック棒72の先端部は、ク
ランプレバー10の延出部19の下端に対向する位置まで移
動するが、蓋体8を開状態から閉塞しても、途中で蓋体
8の前側面8Aや延出部19の下端に接触しない位置にあ
る。つまり、蓋体ロック部78を構成するロック棒72は、
出湯ロックレバー58のロック操作時において、クランプ
レバー10の動作を規制し、ひいては蓋体8を閉塞状態に
ロックする位置に移動するが、蓋体8の回動に干渉しな
い位置に設けられる。
【0024】前記出湯ボタン56,57は、図2に示すよう
に、連結部材81により一体的に形成されており、この連
結部材81の途中に設けた一対の取付孔部82が、上枠4の
裏面に設けた突起83に嵌合されることで、出湯ボタン5
6,57が操作パネル55の所定位置に装着される。前記ス
ライド部材71には、いずれも横長で一対のスライド孔8
4,85が形成され、上枠4の裏面に突出形成した一対の
案内爪86がスライド孔84に当接する一方、前記スイッチ
部材66,67に当接可能な出湯ボタン56,57の十字突起56
A,57Aが、別のスライド孔85に挿通している。また、
上枠4の裏面には、スライド部材71の前端部に当接する
別の案内爪87が突出形成される。そして、上枠4および
出湯ボタン56,57の下部に位置して、出湯ロックレバー
58とともにスライド部材71が上枠4の左右方向に摺動可
能に設けられる。
【0025】88は、スライド部材71から器本体1の下方
に向けて突出形成され、前記弁軸44の上端面に当接する
弁軸当接部である。この弁軸当接部88は、一側にテーパ
ー面89を有する一方、他側に平坦面90を有しており、弁
ロック操作部を兼用する出湯ロックレバー58をロック解
除操作して、図7の実線に示す位置にスライド部材71を
動かすと、弁軸44の上端面が平坦面90に接して押される
ことにより、スプリング47の付勢力に抗して弁体43が開
くように構成してある。また、スライド部材71の上面に
は、スライド孔86の周囲に位置して凸部91(図2の拡大
図において、陰影線で示した箇所)が複数形成される。
そして、出湯ロックレバー58をロック操作して、図7の
一点鎖線に示す位置にスライド部材71を動かすと、この
凸部91に前記出湯ボタン56,57の下面が乗り上げて、出
湯ボタン56,57の押動が不能すなわちロック状態となる
ように構成してある。
【0026】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。湯を沸かすには、先ず出湯ロックレバー58をロック
解除方向にスライド移動させてロック状態を解除する。
このとき、スライド部材71も出湯ロックレバー58ととも
に移動するので、摺動面73に当接するロック棒72は、ロ
ック解除スプリング77の弾性力が作用して、その先端部
が蓋体8側に突出しない位置に移動する。したがって、
クランプレバー10の取手部16に手を差し入れると、クラ
ンプスプリング21の付勢力に抗して、軸部17を中心にク
ランプレバー10をA方向すなわち上方に起こすことがで
き、このときクランプ20の起立片22がクランプレバー10
の係止片18により蓋体8の内側に押されて、クランプ20
のフック部23が上枠4の開口内周面4Aに形成した被係
止凹部26から離れることで、ヒンジ部9を中心にして蓋
体8を自由に開けることができるようになる。
【0027】蓋体8を開けた後、容器7内に水を入れ、
図示しない電源プラグをコンセントに接続して電源を投
入すると、容器7内の水はヒータ51により加熱されて沸
騰する。その後、制御回路53は沸騰状態をサーミスタ52
により検知し、沸騰後は湯温をサーミスタ52で検知しな
がら、制御回路53によりヒータ51を通断電制御して保温
を行なう。また、容器7内の湯を出すには、前述のよう
に出湯ロックレバー58をロック解除状態に操作する。こ
れにより、出湯ボタン56,57の下面はスライド部材71の
凸部91以外の部分に移動し、上枠4とスライド部材71と
の間に出湯ボタン56,57を上下動させる隙間が形成され
るので、出湯ボタン56,57の一方を押動操作すると、ス
イッチ部材66,67の一方のオン,オフを切換えることが
できる。また同時に、流出防止弁42を構成する弁軸44の
上端面が、弁軸当接部88の平坦面90に当接し、スプリン
グ47の付勢に抗して下方に押されるので、弁体43は孔41
から離れて、流出防止弁42は開弁状態となる。したがっ
て、いずれか一方の出湯ボタン56,57を押動操作する
と、スイッチ部材66,67の一方から制御回路53に操作信
号が付与され、制御回路53は電動ポンプ33のモータ(図
示せず)を高速あるいは低速に駆動制御する。そして、
容器7内の湯は導水路32、すなわち流出部31から電動ポ
ンプ33を通過し、継手34,ガラスパイプ35および孔41が
開いた逆流止めケース36を経て、出湯パイプ37の吐出口
6から外部に流出する。
【0028】一方、前述の操作により必要分の湯を出湯
したら、出湯ロックレバー58をロック方向に操作して、
ロック状態に切換えておく。この場合は、スライド部材
71の凸部91に出湯ボタン56,57の下面が乗り上げるた
め、上枠4とスライド部材71との間において出湯ボタン
56,57を上下動させる隙間がなくなり、出湯ボタン56,
57を押動操作することができなくなる。また、出湯ロッ
クレバー58をロック方向に操作すると同時に、ロック解
除スプリング77の弾性力に抗して、ロック棒72の基端部
とスライド部材71の摺動面73との当接位置が移動し、こ
れによりロック棒72の先端部はクランプレバー10の延出
部19の下端に対向する位置に入り込む。したがって、ロ
ック棒72の先端部はクランプレバー10の回転動作範囲内
にあるため、クランプレバー10の取手部16に手を差し入
れても、ロック棒72の先端部が延出部19に突き当たっ
て、クランプレバー10を操作することができなくなる。
【0029】また、手順を間違えて、蓋体8を開けた状
態で出湯ロックレバー58をロック方向に操作しても、上
枠4の開口内周面4Aから蓋体8側に突出したロック棒
72の先端部は、蓋体8の回動に干渉しない位置にあるた
め、この状態から蓋体8をそのまま回動して閉塞するこ
とが可能になる。そして、クランプ20のフック部23が上
枠4に形成した被係止凹部26に係止すると、蓋体8は自
然に閉じた状態に保持され、しかも、前記ロック棒72の
作用により、クランプレバー10の操作は行なえないよう
になる。したがって、小さな子供などが誤ってクランプ
レバー10の取手部16に手を掛けても、出湯ロックレバー
58をロック解除方向に操作しない限り、不意に蓋体8を
開けることはできない。
【0030】さらに、出湯ロックレバー58をロック方向
に操作すると、弁軸44の上端面は弁軸当接部88のテーパ
ー面89に当接するので、弁体43は孔41の下側に密着し、
流出防止弁42は閉弁状態となる。このため、容器7の流
出口31から吐出口6に至る導水路32は、その途中で流出
防止弁42により完全に通路が遮断され、器本体1を比較
的緩やかな速度で傾斜させても、容器7内の湯が外部に
流出するのを防止することができる。また、器本体1を
急に転倒させた場合は、出湯ロックレバー58の位置に拘
らず、逆流止め49が連通孔48を塞ぐことにより、吐出口
6からの湯の流出が防止される。
【0031】以上のように、本実施例においては、ロッ
ク棒72が出湯ロックレバー58と連動しているため、出湯
ロックレバー58をロック操作すると、出湯ボタン56,57
の動作がロックされるのと同時に、クランプレバー10の
動作をロックすることができる。したがって、出湯ボタ
ン56,57とクランプレバー10のロック操作を1回で行な
うことが可能になり、従来のような操作上の煩わしさを
一掃することができる。また、手順を間違えて、蓋体8
を開けた状態で出湯ロックレバー58をロック操作して
も、クランプレバー10の動作をロックするロック棒72
は、上枠4からクラ ンプレバー10に向けて突出する先端
部が、蓋体8を開状態から閉塞したときに途中で蓋体8
に接触しない。つまりロック棒72は、蓋体8の回動に干
渉しない位置にあるため、この状態から蓋体8をそのま
ま回動して閉塞することが可能になる。このため、蓋体
8を閉塞できなくなったり、ロック棒72が破損するよう
なことはない。しかも、上枠4に形成した被係止凹部26
にクランプ20が係止する位置まで蓋体8を回動すると、
蓋体8は自然に閉じた状態に保持され、以後、出湯ロッ
クレバー58をロック解除操作しない限り、クランプレバ
ー10の操作は行なえなくなる。したがって、小さな子供
などが誤った手順で出湯ロックレバー58のロック操作を
行なっても、安全性を十分確保できる。
【0032】つまり、水を入れ湯を沸かす容器7と、こ
の容器7を保持する枠体たる上枠4と、容器7の上部開
口を開閉自在に覆う蓋体8と、この蓋体8を上枠4に回
動自在に支持するヒンジ部9と、このヒンジ部9の反対
側にあって蓋体8に移動自在に設けられ、上枠4に形成
した被係止部たる被係止凹部26に係止して蓋体8を閉じ
た状態に保持するクランプ20と、蓋体8を開ける際に操
作して、クランプ20と被係止凹部26との係止を解除する
クランプ操作部たるクランプレバー10とを備えるととも
に、前記上枠4には、出湯を行なう際に操作する出湯操
作部たる出湯スイッチ56,57と、この出湯スイッチ56,
57の動作をロックまたはロック解除する出湯ロック操作
部たる出湯ロックレバー58と、この出湯ロックレバー58
に連動し、上枠4からクランプレバー10に向けて移動自
在に設けられ、蓋体8が閉じた状態でクランプレバー10
の動作をロックまたはロック解除する蓋体ロック部たる
ロック棒72とを設け、出湯ロックレバー58のロック操作
時に、蓋体8を開状態から閉塞すると、上枠4から突出
したロック棒72の先端部が、蓋体8に接触しないように
位置しているので、出湯スイッチ56,57とクランプレバ
ー10のロック操作を1回で行なうことができるととも
に、蓋体8を開けた状態でロック操作を行なっても、蓋
体8を閉塞することができ、安全性を十分確保すること
が可能になる。
【0033】なお、ここでいう蓋体ロック部は、本実施
例のような出湯ロックレバー58と別体のロック棒72では
なく、例えは、スライド部材71を介して出湯ロックレバ
ー58と一体の部材であってもよい。また、出湯ロックレ
バー58のロック操作したときのロック棒72は、蓋体8の
回動に妨げとならない位置に設けてあればよく、例え
ば、蓋体8のロック棒72が通過する箇所を溝状に形成し
たり、ロック棒72を部分的に切り欠いたりしてもよい。
【0034】本実施例では、ロック棒72が貫通移動する
貫通孔74から水が侵入しないように、この貫通孔74とロ
ック棒72とを上枠4の内部で包囲する伸縮自在なシール
パッキン76が設けられている。このシールパッキン76
は、ロック棒72の移動に伴って伸縮するが、ロック棒72
の移動方向に沿って円錐状に形成されているために、シ
ールパッキン76が最も縮んだ状態でも、この円錐状の部
分が重なり合って外方に拡がることはない。また、ロッ
ク棒72には、ロック棒72をロック解除位置に付勢する伸
縮自在なロック解除スプリング77も設けられているが、
これもロック棒72の移動方向に沿って円錐状に形成され
ているために、ロック解除スプリング77が最も縮んだ状
態では、この円錐状の部分が重なり合って外方に拡がる
ことはない。よって、少ないスペースで、これらのシー
ルパッキン76およびロック解除スプリング77を最大限に
縮めることができ、限られたスペース内に蓋体ロック部
の防水構造を付加することが可能になる。これは、上枠
4からクランプレバー10に向けて移動自在に設けたロッ
ク棒72と、このロック棒72が貫通する上枠4の貫通孔74
とロック棒72とを上枠4の内部にて包囲するシール部材
たるシールパッキン76と、ロック棒72に設けられこのロ
ック棒72をロック解除位置に付勢するスプリング部材た
るロック解除スプリング77とを蓋体ロック棒として備
え、シールパッキン76とロック解除スプリング77をいず
れも伸縮自在で円錐形に形成することで達成できる。
【0035】また、こうした構成において、特に本実施
例では、ロック解除スプリング77の弾性力により、シー
ルパッキン76を上枠4の貫通孔74周辺に密着させてい
る。つまり、ロック棒72をロック解除位置に付勢するロ
ック解除スプリング77が、シールパッキン76を上枠4の
貫通孔74周辺に押し当てる機能を兼用しているため、部
品の共通化により部品点数の削減を図ることが可能にな
る。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、本実施例では出湯ロック操作
部として、スライド式のスイッチを用いているが、プッ
シュ式のスイッチを用いてもよい。また、凸部91に代わ
り、出湯ロックレバー58をロック状態に動かすと、スイ
ッチ部材66,67の操作信号を受け付けないスイッチ機構
を設けるようにしてもよい。この場合、出湯ボタン56,
57はロック状態でも押動操作できるが、制御回路53が釦
操作を無効にすることになる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電気貯湯容器
は、水を入れ湯を沸かす容器と、この容器を保持する枠
体と、前記容器の上部開口を開閉自在に覆う蓋体と、こ
の蓋体を前記枠体に回動自在に支持するヒンジ部と、こ
のヒンジ部の反対側にあって前記蓋体に移動自在に設け
られ、前記枠体に形成した被係止部に係止して該蓋体を
閉じた状態に保持するクランプと、前記蓋体を開ける際
に操作して、前記クランプと前記被係止部との係止を解
除するクランプ操作部とを備えるとともに、前記枠体に
は、出湯を行なう際に操作する出湯操作部と、この出湯
操作部の動作をロックまたはロック解除する出湯ロック
操作部と、この出湯ロック操作部に連動し、前記枠体か
ら前記クランプ操作部に向けて移動自在に設けられ、
記蓋体が閉じた状態で前記クランプ操作部の動作をロッ
クまたはロック解除する蓋体ロック部とを設け、前記出
湯ロック操作部のロック操作時に、前記蓋体を開状態か
ら閉塞すると、前記枠体から突出した前記蓋体ロック部
の先端部が、前記蓋体に接触しないように位置したもの
であり、出湯操作部とクランプ操作部のロック操作を1
回で行なうことができるとともに、蓋体を開けた状態で
ロック操作を行なっても、蓋体を閉塞することができ、
安全性を十分確保することが可能になる。
【0038】また、本発明の請求項2記載の電気貯湯容
器は、請求項1の構成に加えて、前記蓋体ロック部は、
前記枠体から前記クランプ操作部に向けて移動自在に設
けたロック棒と、このロック棒が貫通する前記枠体の貫
通孔と前記ロック棒とを該枠体の内部にて包囲するシー
ル部材と、前記ロック棒に設けられ該ロック棒をロック
解除位置に付勢するスプリング部材とを備え、前記シー
ル部材と前記スプリング部材はいずれも伸縮自在で円錐
形に形成して構成され、限られたスペース内に蓋体ロッ
ク部の防水構造を付加することが可能になる。
【0039】さらに、本発明の請求項3記載の電気貯湯
容器は、請求項2の構成に加えて、前記スプリング部材
の弾性力により、前記シール部材を前記枠体の前記貫通
孔周辺に密着させたものであり、部品の共通化により部
品点数の削減を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気貯湯容器全体の断
面図である。
【図2】同上要部の一部拡大斜視図である。
【図3】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの要部の断面図である。
【図4】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作した
ときの要部の断面図である。
【図5】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作した
ときの操作パネル周辺の平面図である。
【図6】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの操作パネル周辺の一部切欠平面図である。
【図7】同上操作パネルの下側から見た要部の底面図で
ある。
【図8】同上要部の斜視図である。
【図9】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの要部の断面図である。
【図10】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作し
たときの要部の断面図である。
【符号の説明】
4 上枠(枠体) 7 容器 8 蓋体 9 ヒンジ部 10 クランプレバー(クランプ操作部) 20 クランプ 26 被係止凹部(被係止部) 56,57 出湯スイッチ(出湯操作部) 58 出湯ロックレバー(出湯ロック操作部) 72 ロック棒(蓋体ロック部) 74 貫通孔 76 シールパッキン(シール部材) 77 ロック解除スプリング(スプリング部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−18314(JP,A) 特開 平3−140126(JP,A) 特開 昭60−225524(JP,A) 実開 昭58−179041(JP,U) 実公 平7−36591(JP,Y2) 実公 平7−10690(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 A47J 41/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を入れ湯を沸かす容器と、この容器を
    保持する枠体と、前記容器の上部開口を開閉自在に覆う
    蓋体と、この蓋体を前記枠体に回動自在に支持するヒン
    ジ部と、このヒンジ部の反対側にあって前記蓋体に移動
    自在に設けられ、前記枠体に形成した被係止部に係止し
    て該蓋体を閉じた状態に保持するクランプと、前記蓋体
    を開ける際に操作して、前記クランプと前記被係止部と
    の係止を解除するクランプ操作部とを備えるとともに、
    前記枠体には、出湯を行なう際に操作する出湯操作部
    と、この出湯操作部の動作をロックまたはロック解除す
    る出湯ロック操作部と、この出湯ロック操作部に連動
    し、前記枠体から前記クランプ操作部に向けて移動自在
    に設けられ、前記蓋体が閉じた状態で前記クランプ操作
    部の動作をロックまたはロック解除する蓋体ロック部と
    を設け、前記出湯ロック操作部のロック操作時に、前記
    蓋体を開状態から閉塞すると、前記枠体から突出した前
    記蓋体ロック部の先端部が、前記蓋体に接触しないよう
    に位置したことを特徴とする電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体ロック部は、前記枠体から前記
    クランプ操作部に向けて移動自在に設けたロック棒と、
    このロック棒が貫通する前記枠体の貫通孔と前記ロック
    棒とを該枠体の内部にて包囲するシール部材と、前記ロ
    ック棒に設けられ該ロック棒をロック解除位置に付勢す
    るスプリング部材とを備え、前記シール部材と前記スプ
    リング部材はいずれも伸縮自在で円錐形に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 前記スプリング部材の弾性力により、前
    記シール部材を前記枠体の前記貫通孔周辺に密着させた
    ことを特徴とする請求項2記載の電気貯湯容器。
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