JPH10262829A - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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Publication number
JPH10262829A
JPH10262829A JP7839597A JP7839597A JPH10262829A JP H10262829 A JPH10262829 A JP H10262829A JP 7839597 A JP7839597 A JP 7839597A JP 7839597 A JP7839597 A JP 7839597A JP H10262829 A JPH10262829 A JP H10262829A
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JP
Japan
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hot water
lock
lid
unlocking
inner container
Prior art date
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Pending
Application number
JP7839597A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Sugizaki
俊英 杉崎
Kosaku Nakajima
光策 中島
Satoru Kitazawa
悟 北沢
Mikio Fujisaki
幹雄 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP7839597A priority Critical patent/JPH10262829A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時におけるロック解除の操作性を高め
る。 【解決手段】 出湯ロックレバー64により内容器7から
の出湯を行なえるようにロック解除操作する。すると、
流出防止弁42の閉塞状態がロック解除され、内容器7か
ら出湯が行なえるようになる。また、蓋ロックアーム74
が蓋開閉レバー10から離れて、蓋体8の閉塞状態をロッ
ク解除する。このため、使用時において、複数のロック
解除操作を1回で行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容器からの出湯
をロックする出湯ロック操作を備えた電気貯湯容器に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の電気貯
湯容器は、内容器に収容された液体をヒータなどの加熱
手段で加熱するとともに、出湯操作部を操作することで
流出手段たる電動ポンプを作動して、内容器内の湯を導
水路から外部に排出するようになっているが、不使用時
に出湯操作部が誤って操作されることを防ぐために、出
湯操作部をロックして出湯を行なえないようにする出湯
ロック操作部が設けられている。
【0003】しかし、従来のものにおいては、出湯ロッ
ク操作部により出湯操作部をロックしていても、導水路
により内容器と外部は連通しているので、器本体を前傾
させたり、器本体を持って移動する場合に、内容器内の
湯が導水路を通って自然に外部に排出されてしまう問題
を生じていた。また、仮に出湯操作部をロックして出湯
を防ぐようにしていても、乳幼児などにより不意に蓋体
が開けられてしまうという問題もある。
【0004】そこで、導水路を閉塞状態にロックする弁
ロック操作部と、蓋体を閉塞状態にロックする蓋体ロッ
ク操作部を別個に設け、不使用時における安全性を高め
たものが考えられている。しかし、各部をロックした状
態で例えば出湯操作を行なうためには、少なくとも導水
路の閉塞状態を解除する操作と、出湯操作部のロック状
態を解除する操作を各々行なわなければならず、使用時
における操作性が悪いという問題を有していた。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、使用
時におけるロック解除の操作性を高めることができる電
気貯湯容器を提供することをその第1の目的とする。
【0006】また、本発明の第2の目的は、内容器から
の出湯を行なえるようにロック解除すると、蓋体および
導水路の閉塞状態もロック解除される使い勝手に優れた
電気貯湯容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電気
貯湯容器は、前記第1の目的を達成するために、有底筒
状の内容器と、この内容器に収容された液体を加熱する
加熱手段と、前記内容器の上部開口を開閉する蓋体と、
前記内容器から外部に湯を流出する導水路と、前記内容
器から前記導水路を通して湯を外部に流出する流出手段
とを備えた電気貯湯容器において、1回のロック解除操
作により、複数のロック解除操作が連動して行なわれる
ように構成したものである。
【0008】この請求項1の構成によれば、使用時にお
いて個々にロック解除操作を行なわなくても、1回のロ
ック解除操作を行なうだけで、複数のロック解除操作が
連動して行なわれるため、ロック解除の操作性が高ま
る。
【0009】なお、ここでいう複数のロック解除操作と
は、電気貯湯容器に関わる少なくとも2以上の任意のロ
ック状態を解除する操作を意味する。
【0010】また、本発明の請求項2の電気貯湯容器
は、前記第2の目的をも達成するために、請求項1の構
成に加えて、前記複数のロック解除操作は、前記内容器
からの出湯を行なえるようにロック解除する出湯ロック
解除操作と、前記蓋体の閉塞状態をロック解除する蓋体
ロック解除操作と、前記導水路を開閉する流出防止弁の
閉塞状態をロック解除する弁ロック解除操作であること
を特徴とする。
【0011】この請求項2の構成によれば、使用時にお
いて、出湯ロック解除操作により内容器からの出湯を行
なえるようにロック解除操作すると、導水路を開閉する
流出防止弁の閉塞状態もロック解除されるので、1回の
操作により導水路を開放して、内容器から出湯を行なえ
るようにすることができる。また、このロック解除操作
に連動して、蓋体の閉塞状態もロック解除されるので、
特別な操作を行なわなくても、蓋体の開閉が可能にな
る。したがって、内容器からの出湯を行なえるようにロ
ック解除操作すると、蓋体および導水路の閉塞状態もロ
ック解除操作され、使用時における使い勝手が向上す
る。
【0012】また、本発明の請求項3の電気貯湯容器
は、請求項1の構成に加えて、前記1回のロック解除操
作により、前記内容器からの出湯を行なえるようにロッ
ク解除する出湯ロック解除操作によるロック解除動作の
他に、前記蓋体の閉塞状態をロック解除する蓋体ロック
解除操作によるロック解除動作と、前記導水路を開閉す
る流出防止弁の閉塞状態をロック解除する弁ロック解除
操作によるロック解除動作の少なくとも一方が連動して
行なわれるように構成したことを特徴とする。
【0013】この請求項3の構成によれば、出湯ロック
解除操作により内容器からの出湯を行なえるようにロッ
ク解除の動作を行なうと、少なくとも蓋体の閉塞状態ま
たは導水路を開閉する流出防止弁の閉塞状態のいずれか
一方がロック解除される。したがって、少なくとも2つ
以上のロック解除動作を兼用させて、使用時における使
い勝手を向上させることが可能になる。
【0014】また、本発明の請求項4の電気貯湯容器
は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成に加え
て、1回のロック操作により、複数のロック操作が連動
して行なわれるように構成したものである。
【0015】この請求項4の構成によれば、個々にいち
いちロック操作を行なわなくても、1回のロック操作を
行なうだけで、複数のロック操作が連動して行なわれる
ため、不使用時における安全性を高めることも可能にな
る。
【0016】なお、ここでいう複数のロック操作とは、
電気貯湯容器に関わる少なくとも2以上の任意のロック
操作を意味する。
【0017】また、本発明の請求項5の電気貯湯容器
は、請求項4の構成に加えて、前記複数のロック操作
は、前記内容器からの出湯を行なえないようにロックす
る出湯ロック操作と、前記蓋体を閉塞状態にロックする
蓋体ロック操作と、前記導水路を開閉する流出防止弁を
閉塞状態にロックする弁ロック操作であることを特徴と
する。
【0018】この請求項5の構成によれば、出湯ロック
操作により内容器からの出湯を行なえないようにロック
操作すると、流出防止弁が導水路を閉塞するようにロッ
クされるので、これにより内容器内の湯が導水路を通っ
て自然出湯されるのを防止できる。また、このロック操
作と連動して、蓋体も閉塞状態にロックされるので、誤
って蓋体が開けられてしまうことを防止できる。このた
め、内容器からの出湯が行なえないように出湯ロック操
作を一度操作するだけで、連動して内容器内の湯を外部
に自然流出させないようにし、蓋体を閉塞状態にロック
することができ、不使用時における電気貯湯容器の安全
性を高めることが可能になる。
【0019】また、本発明の請求項6の電気貯湯容器
は、請求項4記載の構成に加えて、1回のロック操作に
より、前記内容器からの出湯を行なえないようにロック
する出湯ロック操作によるロック動作の他に、前記蓋体
を閉塞状態にロックする蓋体ロック操作によるロック動
作と、前記導水路を開閉する流出防止弁を閉塞状態にロ
ックする弁ロック操作によるロック動作の少なくとも一
方が連動して行なわれるように構成したものである。
【0020】この請求項6の構成によれば、少なくとも
2つ以上のロック動作を兼用させて、不使用時における
電気貯湯容器の安全性を高めることが可能になる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例につき、添
付図面を参照しながら説明する。同図において、1は器
本体であり、この器本体1には外ケース2の底部に脚体
3が設けられている。また、外ケース2の上部には上枠
4が固定され、この上枠4の前部には突出部5が設けら
れると共に、突出部5の下側には湯の吐出口6が下向き
に開口して設けられている。7は外ケース2内に設けら
れた有底円筒状の内容器であり、これは例えばステンレ
ス鋼などの金属で形成されている。さらに、8は内容器
7の上部開口に設けられた蓋体であり、この蓋体8を開
方向に付勢するスプリング(図示せず)を備えたヒンジ
9により、蓋体8は器本体1の後方に軸支される。蓋体
8の前部には、蓋体8を閉状態に固定する蓋体開閉操作
部としての蓋開閉レバー10が設けられており、この蓋開
閉レバー10を操作することにより、蓋体8を開閉できる
ようになっている。なお、11は内容器7内と外部とを連
通する蒸気孔である。
【0022】ここで、蓋開閉レバー10周辺の構成をさら
に詳述すると、蓋体8は例えばポリプロピレンなどの樹
脂材料からなり、外殻上面を形成する上蓋13と、この上
蓋13の下側に設けられた下蓋14とを組み合わせて構成さ
れる。15は上蓋13の上面に形成された凹部であり、この
凹部15から蓋開閉レバー10の取手部16に手を差し入れる
ことができるようになっている。また、蓋開閉カバー10
は、軸部17を中心にして蓋体8に対し回動可能(図4に
示す矢印A,A´の方向)に設けられているが、前記取
手部16の反対側には、蓋体8の外周面8Aに向けて延び
る第1係止片18と、この第1係止片18より下方に延びる
第2係止片19が各々形成される。蓋開閉レバー10の下部
に対向する蓋体8の内部には、横方向にスライド自在に
設けられたロック爪20が設けられている。ロック爪20
は、ロック爪スプリング21により一側方向に付勢される
とともに、このロック爪スプリング21の付勢力に抗し
て、ロック爪20を他側方向に押動することができるよう
に、前記第2係止片19がロック爪20の起立片22に当接し
ている。また、ロック爪スプリング21の反対側に位置す
るロック爪20の爪部23が、蓋体8の外周面8A下部に形
成した開口部24より突出して、上枠4の内周面4Aに形
成した突起25に係脱可能に設けられる。前記下蓋14の下
部には、金属製の蓋下面部材26が設けられており、この
下蓋14と蓋下面部材26の外周部には、蓋体8の閉塞時に
上枠4の内周面4A下部に当接する円環状のパッキン27
が挾持固定される。
【0023】前記内容器7の底部に設けた流出部31から
吐出口6の間には、内容器7から外部に湯を流出するた
めの導水路32が設けられている。この導水路32は、具体
的には内容器7の下方に設けた流出手段たる電動ポンプ
33を流出部31に連通させるとともに、電動ポンプ33の出
口に継手34を連結して、水位パイプに相当する透明性の
ガラスパイプ35を連通し、さらにガラスパイプ35の上部
に横向きの通湯部たる逆流止めケース36を連通した上
で、端部に吐出口6を設けた出湯パイプ37を逆流止めケ
ース36に連通して構成される。
【0024】逆流止めケース36は、ガラスパイプ35の上
方に連通する下室部38と、この下室部38の上部に隔壁39
を介して吐出口6側に連通する上室部40とを備えてお
り、隔壁39には上下を連通する弁座用の孔41が設けられ
ている。また、孔41には、この孔41すなわち導水路32を
開閉する流出防止弁42が設けられている。流出防止弁42
は、孔41全体を閉塞可能な弁体43と、弁体43より上方に
延びた弁軸44とからなり、孔41および上室部40の上面に
形成した開口部45を貫通して、弁軸44が設けられてい
る。開口部45の上面には、弁軸44の外周面に密着して弾
性を有するパッキン46が塞いでおり、弁軸44の上端部
は、パッキン46より上方に突出している。そして、流出
防止弁42を上方に付勢する弾性体としてのスプリング47
が、下室部38の内部に備えてある。上室部40の出湯パイ
プ37寄りには、上室部40の途中に形成した連通孔48を開
閉する逆流止め49が設けられている。この逆流止め49
は、特に器本体1が転倒した場合などに速やかに移動し
て連通孔48を塞ぎ、内容器7から吐出口6への湯の流出
を防ぐようにしている。
【0025】51は、内容器7の下部に取付け固定された
加熱手段としてのヒータであって、これは内容器7に収
容された液体を加熱する湯沸かしと、湯を所定温度に維
持する保温に利用される。また、52は内容器7の下部に
当接した温度検出素子たるサーミスタである。サーミス
タ52は内容器7内の温度を検知するものであり、このサ
ーミスタ52からの温度情報に基づき、器本体1の下部に
設けた制御回路53がヒータ51の通断電を制御するように
構成してある。
【0026】上枠4を構成する突出部5の上部には、各
種の操作手段やLEDなどの表示手段を備えた操作パネ
ル61が設けられる。この操作パネル61は、出湯を行なう
際に押動操作する出湯操作部としての一対の出湯釦62,
63や、出湯ロックレバー64などが、シート部材65より突
出した状態で配設される。出湯ロックレバー64は、一側
にスライド操作すると、出湯釦62,63が動かないように
ロックして、内容器7からの出湯を行なえないようにす
る出湯ロック操作部による出湯ロック操作としての機能
と、他側にスライド操作すると、出湯釦62,63を押動操
作できるようにして、内容器7からの出湯を行なえるよ
うにロック解除する出湯ロック解除操作部による出湯ロ
ック解除操作としての機能を兼用している。また、この
出湯ロックレバー64は、前記出湯釦62,63のロック操作
に連動して、蓋体8を閉塞状態にロックする蓋体ロック
操作部による蓋体ロック操作としての機能と、導水路32
を開閉する流出防止弁42を閉塞状態にロックする弁ロッ
ク操作部による弁ロック操作としての機能をも備えてい
る。さらに、出湯ロックレバー64は、前記出湯釦62,63
のロック解除操作に連動して、蓋体8の閉塞状態をロッ
ク解除する蓋体ロック解除操作部による蓋体ロック解除
操作としての機能と、導水路32を開閉する流出防止弁42
の閉塞状態をロック解除する弁ロック解除操作部による
弁ロック解除操作としての機能をも備えている。
【0027】操作パネル61の内部には、出湯釦62,63の
押動操作に応じて電気的にオン,オフするスイッチ部材
66,67が設けられ、このスイッチ部材66,67からの操作
信号に基づいて、前記制御回路53が電動ポンプ33を駆動
制御することで、内容器7内の湯が導水路32から吐出口
6を経て外部に排出される。なお、本実施例では、異な
る出湯釦62,63により出湯量を多量あるいは少量の二段
階に切換えるようにしているが、こうした機能を備えて
いないものでもよい。
【0028】前記出湯ロックレバー64は、合成樹脂製で
板状のスライド部材71と一体的に形成される。また、こ
のスライド部材71の後部側には、上枠4の内周面4Aに
形成した横長の貫通孔72と、蓋体8の外周面8A下部に
形成した同じく横長の貫通孔73を貫通して、蓋ロックア
ーム74が一体的かつ移動可能に設けられる。蓋ロックア
ーム74は、スライド部材71とともに蓋体8のチャイルド
ロック機構を構成し、蓋体ロック操作部を兼用する出湯
ロックレバー64をロック操作すると、前記蓋開閉レバー
10に形成した第1係止片18の近傍下方に移動して、蓋開
閉レバー10の動作を規制し、ひいては蓋体8を閉塞状態
にロックさせる機能を有する。前記出湯釦62,63は、図
3に示してあるように、連結部材75により一体的に形成
されており、この連結部材75の途中に設けた一対の取付
孔部76が、上枠4の裏面に設けた突起77に嵌合されるこ
とで、出湯釦62,63が操作パネル61の所定位置に装着さ
れる。
【0029】前記スライド部材71には、いずれも横長で
一対のスライド孔78,79が形成され、上枠4の裏面に突
出形成した一対の案内爪80がスライド孔78に当接する一
方、前記スイッチ部材66,67に当接可能な出湯釦62,63
の十字突起62A,63Aが、別のスライド孔79に挿通して
いる。また、上枠4の裏面には、スライド部材71の前端
部に当接する別の案内爪81が突出形成される。そして、
上枠4および出湯釦62,63の下部に位置して、出湯ロッ
クレバー64および蓋ロックアーム74とともに、スライド
部材71が図2および図3に示す矢印B,B´の方向に摺
動可能に設けられる。82は、スライド部材71から器本体
1の下方に向けて突出形成され、前記弁軸44の上端面に
当接する弁軸当接部である。この弁軸当接部82は、一側
にテーパー面83を有する一方、他側に平坦面84を有して
おり、弁ロック操作部を兼用する出湯ロックレバー64を
B´方向に動かすと、弁軸44の上端面が平坦面84に接し
て押されることにより、スプリング47の付勢力に抗して
弁体43が開くように構成してある。また、スライド部材
71の上面には、スライド孔79の周囲に位置して凸部85
(図2の拡大図において、陰影線で示した箇所)が複数
形成される。そして、スライド部材71をB方向に動かす
と、この凸部85に前記出湯釦62,63の下面が乗り上げ
て、出湯釦62,63の押動が不能すなわちロック状態とな
るように構成してある。なお、図4は出湯ロックレバー
64をB´方向に動かしたロック解除状態を断面図で示し
ているが、図面上は出湯ロックレバー64をB方向に動か
したロック状態(図5参照)とスライド部材71の位置関
係が同一となるため、便宜上二点鎖線にてスライド部材
71を示してある。
【0030】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。湯を沸かすには、先ず出湯ロックレバー64をB´方
向にスライド移動させてロック状態を解除する。このと
き、蓋ロックアーム74を含めたスライド部材71も出湯ロ
ックレバー64とともにB´方向に移動するので、蓋ロッ
クアーム74の先端部は蓋開閉レバー10の第1係止片18か
ら蓋体8の外周に沿って外方に離れる。したがって、蓋
ロックレバー10の取手部16に手を差し入れると、ロック
爪スプリング21の付勢力に抗して、軸部17を中心に蓋ロ
ックレバー10をA方向すなわち上方に起こすことがで
き、このときロック爪20の起立片22が蓋開閉レバー10の
第2係止片19により内側に押されて、ロック爪20の爪部
23が上枠4の内周面4Aに形成した突起25から離れるこ
とで、ヒンジ軸9を中心にして蓋体8を自由に開けるこ
とができるようになる。
【0031】蓋体8を開けた後、内容器7内に水を入
れ、図示しない電源プラグをコンセントに接続して電源
を投入すると、内容器7内の水はヒータ51により加熱さ
れて沸騰する。その後、制御回路53は沸騰状態をサーミ
スタ52により検知し、沸騰後は湯温をサーミスタ52で検
知しながら、制御回路53によりヒータ51を通断電制御し
て保温を行なう。また、内容器7内の湯を出すには、出
湯ロックレバー64を前述のようにB´方向に操作して、
ロック状態を解除しておく。これにより、出湯釦62,63
の下面はスライド部材71の凸部85以外の部分に移動し、
上枠4とスライド部材71との間に出湯釦62,63を上下動
させる隙間が形成されるので、出湯釦62,63の一方を押
動操作すると、スイッチ部材66,67の一方のオン,オフ
を切換えることができる。また連動して(同時に)、流
出防止弁42を構成する弁軸44の上端面が、弁軸当接部82
の平坦面84に当接し、スプリング47の付勢に抗して下方
に押されるので、弁体43は孔41から離れて、流出防止弁
42は開弁状態となる。したがって、いずれか一方の出湯
釦62,63を押動操作すると、スイッチ部材66,67の一方
から制御回路53に操作信号が付与され、制御回路53は電
動ポンプ33のモータ(図示せず)を高速あるいは低速に
駆動制御する。そして、内容器7内の湯は導水路32、す
なわち流出部31から電動ポンプ33を通過し、継手34,ガ
ラスパイプ35および孔41が開いた逆流止めケース36を経
て、出湯パイプ37の吐出口6から外部に流出する。
【0032】一方、不使用時には、前記出湯ロックレバ
ー64をB方向に操作して、ロック状態に切換えておく。
この場合は、スライド部材71の凸部85に出湯釦62,63の
下面が乗り上げるため、上枠4とスライド部材71との間
において出湯釦62,63を上下動させる隙間がなくなり、
出湯釦62,63を押動操作することができなくなる。ま
た、出湯ロックレバー64をB方向に操作すると、これに
連動して(同時に)、蓋ロックアーム74の先端部が蓋開
閉レバー10に形成した第1係止片18の近傍下方に移動す
るので、蓋開閉レバー10の取手部16に手を差し入れて
も、第1係止片18が蓋ロックアーム74の先端部に突き当
たって、蓋開閉レバー10を操作することができなくな
る。したがって、乳幼児などが誤って蓋開閉レバー10の
取手部16に手を掛けても、出湯ロックレバー64をロック
解除方向に操作しない限り、不意に蓋体8を開けること
はできない。さらに、弁軸44の上端面は、出湯ロックレ
バー64をB方向に操作すると、弁軸当接部82のテーパー
面83に当接するので、弁体43は孔41の下側に密着し、流
出防止弁42は閉弁状態となる。このため、内容器7の流
出部31から吐出口6に至る導水路32は、その途中で流出
防止弁42により完全に通路が遮断され、器本体1を比較
的緩やかな速度で傾斜させても、内容器7内の湯が外部
に流出するのを防止することができる。また、器本体1
を急に転倒させた場合は、出湯ロックレバー64の位置に
拘らず、逆流止め49が連通孔48を塞ぐことにより、吐出
口6からの湯の流出が防止される。
【0033】さらに、この状態から出湯ロックレバー64
をB´方向にスライド操作して、出湯釦62,63のロック
解除操作を行なうと、蓋ロックアーム74を含めたスライ
ド部材71も出湯ロックレバー64とともにB´方向に移動
するので、前述のように蓋ロックアーム74の先端部が蓋
開閉レバー10の第1係止片18から離れて、蓋体8の閉塞
状態がロック解除され、ヒンジ軸9を中心にして蓋体8
を自由に開けることができるようになる。また、弁軸44
の上端面がスプリング47の付勢に抗して下方に押される
ので、導水路32を開閉する流出防止弁42の閉塞状態がロ
ック解除される。したがって、出湯釦62,63を押動操作
すれば、内容器7内の湯を外部に出湯することができ
る。このように、出湯ロックレバー64による1回のロッ
ク解除操作により、内容器7からの出湯を行なえるよう
にするロック解除動作の他に、蓋体8の閉塞状態をロッ
ク解除する動作と、流出防止弁42の閉塞状態をロック解
除する動作が連動して行なわれる。
【0034】以上のように、本実施例においては、出湯
ロックレバー64による1回のロック解除操作により、複
数のロック解除操作が連動して行なわれるように構成し
てある。したがって、使用時において個々にいちいちロ
ック解除操作を行なわなくても、出湯ロックレバー64に
よる1回のロック解除操作を行なうだけで、複数のロッ
ク解除操作が連動して行なわれ、ロック解除の操作性を
高めることが可能になる。
【0035】なお、ここでいう複数のロック解除操作と
は、電気貯湯容器に関わる少なくとも2以上の任意のロ
ック状態を解除する操作を意味し、具体的にどのような
ロック解除操作を行なうかは特に限定しない。また、実
施例では、出湯ロックレバー64をスライド操作すると、
複数のロック解除操作がほぼ同時に行なわれるが、必ず
しもその必要はなく、個々のロック解除操作が1回に連
動して行なわれればよい。例えば、出湯ロックレバー64
をスライド操作する過程で、順に別々のロック解除操作
が行なわれるようにすれば、ロック解除操作そのものは
1回でありながら、使用者は実際のロック解除操作を任
意に選択することができる。
【0036】また、本実施例では、上記複数のロック解
除操作が、具体的には内容器7からの出湯を行なえるよ
うにロック解除する出湯ロック解除操作部による出湯ロ
ック解除操作としての機能と、蓋体8の閉塞状態をロッ
ク解除する蓋体ロック解除操作部による蓋体ロック解除
操作としての機能と、導水路32を開閉する流出防止弁42
の閉塞状態をロック解除する弁ロック解除操作部による
弁ロック解除操作としての機能を備えた出湯ロックレバ
ー64であることを特徴としている。この場合、使用時に
おいて、出湯ロックレバー64により内容器7らの出湯を
行なえるようにロック解除操作すると、導水路を開閉す
る流出防止弁の閉塞状態もロック解除されるので、1回
の操作により導水路32を開放して、内容器7から出湯を
行なえるようにすることができる。また、このロック解
除操作に連動して、蓋体8の閉塞状態もロック解除され
るので、特別な操作を行なわなくても、蓋体8の開閉が
可能になる。したがって、内容器7からの出湯を行なえ
るようにロック解除操作すると、蓋体8および導水路32
の閉塞状態もロック解除操作され、使用時における使い
勝手が向上する。さらに、1回のロック解除操作によ
り、出湯ロック解除操作によるロック解除動作の他に、
蓋体9の閉塞状態をロック解除する蓋体ロック解除操作
によるロック解除動作と、導水路32を開閉する流出防止
弁42の閉塞状態をロック解除する弁ロック解除操作によ
るロック解除動作の、少なくとも一方が連動して行なわ
れるように構成すれば、出湯ロック解除操作により内容
器7からの出湯を行なえるようにロック解除の動作を行
なうと、蓋体8の閉塞状態または流出防止弁42の閉塞状
態のいずれか一方がロック解除されるので、少なくとも
2つ以上のロック解除動作を兼用させて、使用時におけ
る使い勝手を向上させることが可能になる。
【0037】また、上記の複数のロック解除操作を1回
で行なう各構成において、本実施例では、さらに出湯ロ
ックレバー64による1回のロック操作により複数のロッ
ク操作が連動して行なわれるように構成してある。した
がって、個々にいちいちロック操作を行なわなくても、
出湯ロックレバー64による1回のロック操作を行なうだ
けで、複数のロック操作が連動して行なわれるため、不
使用時における安全性を高めることも可能になる。
【0038】なお、ここでいう複数のロック操作とは、
電気貯湯容器に関わる少なくとも2以上の任意のロック
操作を意味し、具体的にどのようなロック操作を行なう
かは特に限定しない。また、実施例では、出湯ロックレ
バー64をスライド操作すると、複数のロック操作がほぼ
同時に行なわれるが、必ずしもその必要はなく、個々の
ロック操作が1回に連動して行なわれればよい。例え
ば、出湯ロックレバー64をスライド操作する過程で、順
に別々のロック操作が行なわれるようにすれば、ロック
操作そのものは1回でありながら、使用者は実際のロッ
ク操作を任意に選択することができる。さらに、本実施
例では、共通の出湯ロックレバー64によりロック操作と
ロック解除操作を行なうようになっているが、ロック操
作部とロック解除操作部を別々に設けてもよい。
【0039】さらに、本実施例では、この複数のロック
操作が、具体的には内容器7からの出湯を行なえないよ
うにロックする出湯ロック操作部による出湯ロック操作
としての機能と、蓋体8を閉塞状態にロックする蓋体ロ
ック操作部による蓋体ロック操作としての機能と、導水
路32を開閉する流出防止弁42を閉塞状態にロックする弁
ロック操作部による弁ロック操作としての機能を備えた
出湯ロックレバー64であることを特徴としている。つま
り、出湯ロックレバー64により内容器7からの出湯を行
なえないようにロック操作すると、流出防止弁42の弁体
43が導水路32を閉塞して、流出防止弁42が閉塞状態にロ
ックされるので、器本体1を前傾させたり、器本体1を
持って移動したときの自然出湯をこれにより防止するこ
とができる。また連動して、蓋ロックアーム74が蓋開閉
レバー10の動きを規制して、蓋体8も閉塞状態にロック
されるので、乳幼児などが誤って蓋開閉レバー10に手を
触れても、蓋体8が開けられてしまうことを防止するこ
とができる。このように、出湯ロック操作部たる出湯ロ
ックレバー64を、蓋体ロック操作部および弁ロック操作
部と兼用させて、1回のロック操作で複数のロック操作
を連動して行なうようにしているので、内容器7からの
出湯が行なえないように出湯ロックレバー64を一度操作
するだけで、連動して内容器7内の湯を外部に自然流出
させないようにし、かつ、蓋体8を閉塞状態にロックす
ることができ、不使用時における電気貯湯容器の安全性
を一層高めることが可能になる。
【0040】また、本実施例では、1回のロック操作に
より、出湯ロックレバー64本来のロック動作の他に、蓋
体ロック操作部による蓋体8のロック動作と、弁ロック
操作部による流出防止弁42のロック動作の双方が同時に
行なわれるようになっているが、これらのうち少なくと
も一方が連動して行なわれるように構成してもよい。こ
のようにすると、少なくとも2つ以上のロック動作を兼
用させて、不使用時における電気貯湯容器の安全性を一
層高めることが可能になる。
【0041】さらに、本実施例では、単一のスライド部
材71に蓋ロックアーム74と弁軸当接部82を一体に形成
し、このスライド部材71によって、蓋体操作部である出
湯釦62,63の動作ロックおよび解除のみならず、蓋体8
の閉塞状態ロックおよび解除と、流出防止弁42の閉塞状
態ロックおよび解除を連動して行なえるように構成して
ある。したがって、スライド部材71以外に部品点数の増
加を招かず、少ないスペースで複数機能を兼用させるこ
とが可能になる。また、スライド部材71は全体として板
状に形成されるため、出湯釦62,63が組込まれる操作パ
ネル61の下部に設けても、操作パネル61の下部周辺が無
用にかさ張らず、他の組込み部品に対する影響を極力防
止できる。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、本実施例では出湯ロック操作
部および出湯ロック解除操作部として、スライド式のレ
バースイッチを用いているが、プッシュ式のスイッチを
用いてもよい。また、凸部85に代わり、出湯ロックレバ
ー64をロック状態に動かすと、スイッチ部材66,67の操
作信号を受け付けないスイッチ機構を設けるようにして
もよい。この場合、出湯釦62,63はロック状態でも押動
操作できるが、制御回路53が釦操作を無効にすることに
なる。さらに、流出防止弁42を電磁弁構造とし、出湯ロ
ックレバー64をロック状態にしたときには、流出防止弁
42への電源供給を遮断する別のスイッチ機構を設けても
よい。つまり、これらのロックおよびロック解除機構
は、機械的に構成するだけではなく、電気的に構成して
も全く差支えない。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1の電気貯湯容器は、有
底筒状の内容器と、この内容器に収容された液体を加熱
する加熱手段と、前記内容器の上部開口を開閉する蓋体
と、前記内容器から外部に湯を流出する導水路と、前記
内容器から前記導水路を通して湯を外部に流出する流出
手段とを備えた電気貯湯容器において、1回のロック解
除操作により、複数のロック解除操作が連動して行なわ
れるように構成したものであり、使用時におけるロック
解除の操作性を高めることが可能になる。
【0044】また、本発明の請求項2の電気貯湯容器
は、請求項1の構成に加えて、前記複数のロック解除操
作は、前記内容器からの出湯を行なえるようにロック解
除する出湯ロック解除操作と、前記蓋体の閉塞状態をロ
ック解除する蓋体ロック解除操作と、前記導水路を開閉
する流出防止弁の閉塞状態をロック解除する弁ロック解
除操作であることを特徴とし、この場合は請求項1の作
用,効果に加えて、内容器からの出湯を行なえるように
ロック解除操作すると、蓋体および導水路の閉塞状態も
ロック解除操作され、使用時における使い勝手が向上す
る。
【0045】また、本発明の請求項3の電気貯湯容器
は、請求項1記載の構成に加えて、前記1回のロック解
除操作により、前記内容器からの出湯を行なえるように
ロック解除する出湯ロック解除操作によるロック解除動
作の他に、前記蓋体の閉塞状態をロック解除する蓋体ロ
ック解除操作によるロック解除動作と、前記導水路を開
閉する流出防止弁の閉塞状態をロック解除する弁ロック
解除操作によるロック解除動作の少なくとも一方が連動
して行なわれるように構成したことを特徴とし、この場
合は請求項1の作用,効果に加えて、少なくとも2つ以
上のロック解除動作を兼用させて、使用時における使い
勝手を向上させることが可能になる。
【0046】また、本発明の請求項4の電気貯湯容器
は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成に加え
て、1回のロック操作により、複数のロック操作が連動
して行なわれるように構成したものであり、この場合は
請求項1〜3の作用,効果に加えて、1回のロック操作
により不使用時における安全性を高めることも可能にな
る。
【0047】また、本発明の請求項5の電気貯湯容器
は、前記請求項4記載の構成に加えて、前記複数のロッ
ク操作は、前記内容器からの出湯を行なえないようにロ
ックする出湯ロック操作と、前記蓋体を閉塞状態にロッ
クする蓋体ロック操作と、前記導水路を開閉する流出防
止弁を閉塞状態にロックする弁ロック操作であることを
特徴とし、この場合は請求項1〜4の作用,効果に加え
て、内容器からの出湯が行なえないように出湯ロック操
作を一度操作するだけで、連動して内容器内の湯を外部
に自然流出させないようにし、蓋体を閉塞状態にロック
することができ、不使用時における電気貯湯容器の安全
性を一層高めることが可能になる。
【0048】また、本発明の請求項6の電気貯湯容器
は、請求項4記載の構成に加えて、1回のロック操作に
より、前記内容器からの出湯を行なえないようにロック
する出湯ロック操作によるロック動作の他に、前記蓋体
を閉塞状態にロックする蓋体ロック操作によるロック動
作と、前記導水路を開閉する流出防止弁を閉塞状態にロ
ックする弁ロック操作によるロック動作の少なくとも一
方が連動して行なわれるように構成したものであり、2
つ以上のロック動作を兼用させて、不使用時における電
気貯湯容器の安全性を一層高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気貯湯容器全体の断
面図である。
【図2】同上要部の一部拡大斜視図である。
【図3】同上操作パネルの下側からみた要部の底面図で
ある。
【図4】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの要部の断面図である。
【図5】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作した
ときの要部の断面図である。
【図6】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの要部の斜視図である。
【図7】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作した
ときの要部の斜視図である。
【図8】同上出湯ロックレバーをロック解除状態に操作
したときの要部の断面図である。
【図9】同上出湯ロックレバーをロック状態に操作した
ときの要部の断面図である。
【符号の説明】
7 内容器 8 蓋体 32 導水路 33 電動ポンプ(流出手段) 42 流出防止弁 51 ヒータ(加熱手段) 64 出湯ロックレバー(出湯ロック操作部,蓋体ロック
操作部,弁ロック操作部,出湯ロック解除操作部,蓋体
ロック解除操作部,弁ロック解除操作部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 幹雄 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の内容器と、この内容器に収容
    された液体を加熱する加熱手段と、前記内容器の上部開
    口を開閉する蓋体と、前記内容器から外部に湯を流出す
    る導水路と、前記内容器から前記導水路を通して湯を外
    部に流出する流出手段とを備えた電気貯湯容器におい
    て、1回のロック解除操作により、複数のロック解除操
    作が連動して行なわれるように構成したことを特徴とす
    る電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 前記複数のロック解除操作は、前記内容
    器からの出湯を行なえるようにロック解除する出湯ロッ
    ク解除操作と、前記蓋体の閉塞状態をロック解除する蓋
    体ロック解除操作と、前記導水路を開閉する流出防止弁
    の閉塞状態をロック解除する弁ロック解除操作であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 1回のロック解除操作により、前記内容
    器からの出湯を行なえるようにロック解除する出湯ロッ
    ク解除操作によるロック解除動作の他に、前記蓋体の閉
    塞状態をロック解除する蓋体ロック解除操作によるロッ
    ク解除動作と、前記導水路を開閉する流出防止弁の閉塞
    状態をロック解除する弁ロック解除操作によるロック解
    除動作の少なくとも一方が連動して行なわれるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
  4. 【請求項4】 1回のロック操作により、複数のロック
    操作が連動して行なわれるように構成したことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載の電気貯湯容
    器。
  5. 【請求項5】 前記複数のロック操作は、前記内容器か
    らの出湯を行なえないようにロックする出湯ロック操作
    と、前記蓋体を閉塞状態にロックする蓋体ロック操作
    と、前記導水路を開閉する流出防止弁を閉塞状態にロッ
    クする弁ロック操作であることを特徴とする請求項4記
    載の電気貯湯容器。
  6. 【請求項6】 1回のロック操作により、前記内容器か
    らの出湯を行なえないようにロックする出湯ロック操作
    によるロック動作の他に、前記蓋体を閉塞状態にロック
    する蓋体ロック操作によるロック動作と、前記導水路を
    開閉する流出防止弁を閉塞状態にロックする弁ロック操
    作によるロック動作の少なくとも一方が連動して行なわ
    れるように構成したことを特徴とする請求項4記載の電
    気貯湯容器。
JP7839597A 1997-03-28 1997-03-28 電気貯湯容器 Pending JPH10262829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172557A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp 電気湯沸し器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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