JP3518516B2 - ポンプ注液式液体保温容器 - Google Patents

ポンプ注液式液体保温容器

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JP3518516B2 JP2001026380A JP2001026380A JP3518516B2 JP 3518516 B2 JP3518516 B2 JP 3518516B2 JP 2001026380 A JP2001026380 A JP 2001026380A JP 2001026380 A JP2001026380 A JP 2001026380A JP 3518516 B2 JP3518516 B2 JP 3518516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【発明の属する技術分野】
【0003】本願発明は、エアーポンプを備えたポンプ
注液式液体保温容器に関するものである。
【従来の技術】
【0004】内容器内にお湯を貯湯しておき、必要に応
じて電動ポンプを駆動させて内容器内のお湯を液体注出
通路を介して外部へ注出するように構成されたポンプ注
液式液体保温容器は従来からよく知られている。
【0005】上記構成のポンプ注液式液体保温容器の場
合、内容器を電気ヒータ等の加熱手段で加熱することに
より内容器内の液体を保温するのが通例であったが、近
年、保温力を向上させるために内容器を断熱構造(例え
ば、真空二重構造)となしたものが開発されるようにな
ってきている。このような構造のポンプ注液式液体保温
容器の場合、内容器の保温力が極めて高くなるところか
ら、電源コンセントを外した状態(即ち、加熱手段によ
る加熱をやめた状態)においても、相当長時間お湯を保
温することができる。そこで、ポンプ注液式液体保温容
器の蓋体内にエアーボンプを内蔵させ、該エアーポンプ
からの加圧空気を内容器内に圧送して、内容器内のお湯
を液体注出通路を介して外部へ注出するようにしたもの
が開発されるようになってきている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】ところが、上記構成のポンプ注液式液体保
温容器において、1回の操作によるお湯の注出量を多く
しようとすると、蓋体の外面に露出して設けられている
エアーポンプの操作部である押圧板の径が大きくなる。
すると、蓋体の容器本体に対する閉蓋状態を保持するた
めの蓋開閉機構の操作部である操作レバーと前記押圧板
とが近接したり、両者が部分的に重なり合ったりするこ
ととなる。このよう構造となっている場合には、押圧
板が操作可能とされている(換言すれば、ロック解除さ
れている)状態にあるとき、蓋開閉機構の操作レバーを
操作しようとするとき、誤って押圧板を押圧操作してし
まうことがあり、お湯が注出されてしまうという不具合
が生ずるおそれがある。
【0007】また、電動ポンプとエアーポンプとを併設
したポンプ注液式液体保温容器においては、電動ポンプ
の駆動を規制するロック機構と、エアーポンプの駆動を
機構するロック機構とが別々に設けられているため、ロ
ックのかけ忘れが発生し易く、不用意にお湯が注出され
てしまうおそれもある。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、エアーポンプの不用意な作動によるお湯の注出を
防止することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】請求項1の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、液体保温用の内容器を有する容器本
体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体
の前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
と、該エアーポンプの作動を規制するポンプロック手段
と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
備えたポンプ注液式液体保温容器において、前記蓋開閉
機構と前記ポンプロック手段との間に、前記蓋開閉機構
の開動作と連動して前記ポンプロック手段を作動させる
連動手段を介設するとともに、前記蓋開閉機構における
操作部の一部と前記エアーポンプにおける操作部の一部
とを重なり合った構成となしている。
【0010】上記のように構成したことにより、蓋開閉
機構を開動作させると、該開動作と連動する連動手段に
よってポンプロック手段が作動せしめられることとな
り、エアーポンプの作動が規制される。従って、蓋開閉
機構の操作時に不用意にエアーポンプが作動して内容器
内の液体が注出されてしまうことがなくなる。また、蓋
開閉機構の操作時において蓋開閉機構の操作部とエアー
ポンプの操作部とが干渉し易くなるため、前述の構成に
よる作用効果がより有力となる。
【0011】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、液体保温用の内容器を有する容器本
体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体
の前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
と、該エアーポンプの作動を規制するポンプロック手段
と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
備えたポンプ注液式液体保温容器において、前記ポンプ
ロック手段の規制解除時あるいは規制時には前記蓋開閉
機構の作動を規制あるいは規制時解除する蓋開閉規制手
段を付設するとともに、前記蓋開閉機構における操作部
の一部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重
なり合った構成となしている。
【0012】上記のように構成したことにより、エアー
ポンプの作動を規制するポンプロック手段による規制解
除時には、蓋開閉機構の作動が蓋開閉規制手段によって
規制されることとなる。従って、ポンプロック手段の規
制解除時(換言すれば、エアーポンプが駆動可能な時)
には、蓋の開閉ができないこととなり、蓋開閉機構の動
作によって手指が、エアーポンプの操作部にかかること
により、お湯が注出されてしまうということを未然に防
止することができる。また、ポンプロック手段の規制時
には、蓋開閉機構の作動規制が解除されるようにしてい
るので、蓋体の開閉を自由に行うことができるが、ポン
プロック手段が規制状態にあるため、エアーポンプが不
用意に作動して、内容器内の液体が不用意に注出されて
しまうことがなくなる。また、蓋開閉機構の操作時にお
いて蓋開閉機構の操作部とエアーポンプの操作部とが干
渉し易くなるため、前述の構成による作用効果がより有
力となる。
【0013】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、液体保温用の内容器を有する容器本
体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体
の前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
備えたポンプ注液式液体保温容器において、前記蓋開閉
機構と前記エアーポンプとの間に、該蓋開閉機構の開動
作時に前記エアーポンプを作動不能となす駆動規制手段
を介設するとともに、前記蓋開閉機構における操作部の
一部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重な
り合った構成となしている。
【0014】上記のように構成したことにより、蓋開閉
機構の開動作時には、駆動規制手段によってエアーポン
プが作動不能状態とされることとなる。従って、蓋開閉
機構の操作時に不用意にエアーポンプが作動して内容器
内の液体が注出されてしまうことがなくなる。また、蓋
開閉機構の操作時において蓋開閉機構の操作部とエアー
ポンプの操作部とが干渉し易くなるため、前述の構成に
よる作用効果がより有力となる。
【0015】請求項4の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、液体保温用の内容器を有する容器本
体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体
の前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
備えたポンプ注液式液体保温容器において、前記エアー
ポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動作とを同時に作動
不能となす連動規制手段を付設するとともに、前記蓋開
閉機構における操作部の一部と前記エアーポンプにおけ
る操作部の一部とを重なり合った構成となしている。
【0016】上記のように構成したことにより、エアー
ポンプの駆動と蓋開閉機構の開動作とが連動規制手段に
よって同時に作動不能とされることとなる。従って、1
個の連動規制手段を作動させるだけでエアーポンプと蓋
開閉機構とが同時にロック状態とされることとなり、ロ
ックのかけ忘れがなくなるところから、不用意に内容器
内の液体が注出されてしまうことがなくなる。また、蓋
開閉機構の操作時において蓋開閉機構の操作部とエアー
ポンプの操作部とが干渉し易くなるため、前述の構成に
よる作用効果がより有力となる。
【0017】請求項の発明では、上記課題を解決する
ための手段として液体保温用の内容器を有 する容器本
体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体
の前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
備えたポンプ注液式液体保温容器において、前記エアー
ポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動作とを同時に作動
不能となす連動規制手段を付設するとともに、前記内容
器内の液体を前記液体注出通路を介して注出する電動注
出ポンプを設け且つ前記連動規制手段を、前記電動注出
ポンプの駆動をも作動不能ならしめるように構成してい
る。
【0018】上記のように構成したことにより、エアー
ポンプの駆動と蓋開閉機構の開動作とが連動規制手段に
よって同時に作動不能とされることとなる。従って、1
個の連動規制手段を作動させるだけでエアーポンプと蓋
開閉機構とが同時にロック状態とされることとなり、ロ
ックのかけ忘れがなくなるところから、不用意に内容器
内の液体が注出されてしまうことがなくなる。また、
個の連動規制手段によって、エアーポンプと蓋開閉機構
と電動注出ポンプが同時に作動不能状態(換言すれば、
ロック状態)とされることとなり、ロックのかけ忘れに
よって不用意に内容器内の液体が注出されてしまうこと
がなくなる。
【発明の実施の形態】
【0019】以下、添付の図面を参照して、本願発明の
幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0020】第1の実施の形態 図1ないし図4には、本願発明の第1の実施の形態にか
かるポンプ注液式液体保温容器が示されている。
【0021】このポンプ注液式液体保温容器は、図1お
よび図2に示すように、液体保温用の内容器3を備えた
容器本体1と、該容器本体1を開閉する蓋体2と、前記
内容器3を加熱する加熱手段である電気ヒータ4と、前
記内容器3内の液体を外部へ給湯するための液体注出通
路5と、該液体注出通路5を介して湯を送り出す電動注
出ポンプ6と、前記蓋体2の前記容器本体1に対する閉
蓋状態を保持する蓋開閉機構7と、前記内容器3内に加
圧空気を圧送するエアーポンプ8を備えて構成されてい
る。
【0022】前記容器本体1は、外側面を構成する合成
樹脂製の外ケース9と、内周面を構成する前記内容器3
と、前記外ケース9と内容器3とを結合する合成樹脂製
の環状の肩部材10と、底面を構成する合成樹脂製の底
板11とからなっている。
【0023】前記内容器3は、ステンレス製の有底円筒
形状の内筒12とステンレス製の外筒13との間に真空
空間を有する真空二重構造体からなっており、その底部
には、外周部を除いて前記内筒12の底部のみにより構
成された1枚板部3aが形成されている。該1枚板部3
aの下面には、前記電気ヒータ4(例えば、雲母板に発
熱体を保持させてなるマイカヒータ)が取り付けられて
いる。前記内容器3の上端部には、前記内筒12の上端
部を絞り加工してなる小径の給水口3bが形成されてい
る。なお、前記内容器3は、本実施の形態における真空
二重構造体に限定されるものではなく、高断熱性能を有
するものであれば、板金製の内容器の外周面を真空断熱
体で覆ったものとすることもできる。符号14は内容器
3の温度(換言すれば、湯温)を検出する湯温検出手段
として作用する湯温センサー、15は内容器3の満水位
を表示する満水位表示部である。
【0024】前記蓋体2は、合成樹脂製の上板16と該
上板16に対して外周縁が結合された合成樹脂製の下板
17とからなっており、前記肩部材10の後部に設けら
れたヒンジ受け18に対してヒンジピン19を介して開
閉自在且つ着脱自在に支持されている。
【0025】また、この蓋体2には、電源が接続されて
いない状態でも液体注出通路5を介しての液体注出が可
能なように、手動操作により駆動されるエアーポンプ8
が配設されている。該エアーポンプ8は、前記蓋体2の
略中央部に形成された円筒形状の凹部20内に配設され
たベローズタイプのものとされており、エアーポンプ8
の操作部を構成する押圧板21を介しての押圧操作によ
り加圧空気が内容器3内に吹き込まれ、該加圧空気の圧
力により内容器3内の液体が液体注出通路5を介して外
部へ押し出されることとなっている。符号22は蒸気排
出通路、23は蒸気排出通路22の途中に配設された転
倒止水弁である。
【0026】前記押圧板21は、図4に示すように、有
頂円筒形状を呈しており、その下端部外周には、エアー
ポンプ8の作動を規制するポンプロック手段を構成する
ストッパーリング24が回動自在に遊嵌されている。前
記押圧板21の側周壁21aには、上下方向に伸び、下
端が開放されたスリット25が形成される一方、前記ス
トッパーリング24には、所定の回動位置において前記
スリット25と係合する係合突起26が内向きに突設さ
れている。そして、前記スリット25と係合突起26と
が係合可能状態にあるときロック解除状態とされ、前記
スリット25と係合突起26とが非係合状態にあるとき
ロック状態とされることとなっている。
【0027】また、このストッパーリング24には、ス
トッパーリング24をロック状態あるいはロック解除状
態となるように回動操作する操作部27が設けられてお
り、該操作部27には、前記蓋体上板16に形成された
開口28に臨む操作ツマミ29が設けられている。そし
て、図2および図3に示すように、この操作ツマミ29
を、前記開口28の一方側28aに位置させた時押圧板
21がロック状態とされ、操作ツマミ29を、前記開口
28の他方側28bに位置させた時押圧板21がロック
解除状態とされることとなっているのである。
【0028】前記蓋体2における下板17には、金属製
のカバー部材30が固定されており、該カバー部材30
の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の
給水口3bに圧接されるシールパッキン31が設けられ
ている。
【0029】また、前記蓋体2の閉蓋状態を保持する蓋
開閉機構7は、前記蓋体下板17に突設された受け板3
2に対してスプリング33により進退自在に支持された
ロックレバー34と、該ロックレバー34を進退操作す
べく蓋体上板16に対して揺自在に枢支されている操作
レバー35とからなっており、前記ロックレバー34
は、常態(即ち、操作レバー35の非操作時)において
は、スプリング33の付勢力により容器本体1側に設け
られた係止部36に係止されて蓋体2の閉蓋常態を保持
することとなっている。
【0030】前記ロックレバー34と前記ストッパーリ
ング24の操作部27との間には、前記蓋開閉機構7の
開動作と連動して前記ストッパーリング24を作動させ
る連動手段Aが介設されている。該連動手段Aは、前記
ロックレバー34から後方に向かって突設された第1の
リブ37と、前記ストッパーリング24の操作部27か
ら前方に向かって突設された第2のリブ38と、これら
のリブ37,38に挟まれ且つ蓋体2に対して前後方向
に揺動自在に枢支された揺動レバー39とによって構成
されている。
【0031】つまり、蓋開閉機構7の操作レバー35を
蓋開方向に操作したときに、ロックレバー34がスプリ
ング33の付勢力に抗して後退し(図3矢印P1
向)、該ロックレバー34に突設された第1のリブ37
が後退し、該後退に伴って揺動レバー39が後方に揺動
し(図3矢印M1方向)、該揺動に伴って第2のリブ3
8が後方に向かって移動し(図3矢印P2方向)、スト
ッパーリング24の操作部27が後方に向かって移動し
て(図3矢印M2方向)、ロック位置に位置決めされる
こととなっているのである。
【0032】そして、本実施の形態においては、エアー
ポンプ8の吐出容量をできるだけ大きくしようとする
と、必然的に押圧板21の径が大きくなる。従って、操
作レバー35と押圧板21とが干渉し合う構成とならざ
るを得ないところから、前記押圧板21における天板2
1bの前部には、該操作レバー35と押圧板21とが面
一に連続するように、操作レバー35の後部35aが収
納される凹部40が形成されている。つまり、蓋開閉機
構7における操作部である操作レバー35の後部35a
と前記エアーポンプ8における操作部である押圧板21
における天板21bの前部とが重なり合った構成となっ
ているのである。
【0033】図1において、符号41は後述する各種ス
イッチ類を備えた操作パネル部、42はスイッチ基板、
43は前記電動注出ポンプ6を駆動させる駆動電源回路
を備えた電源基板である。
【0034】前記操作パネル部41には、図2に示すよ
うに、電動給湯スイッチ44、沸騰スイッチ45、保温
選択スイッチ46、液晶表示装置47が設けられてい
る。
【0035】上記のように構成されたポンプ注液式液体
保温容器においては、次のような作用効果が得られる。
【0036】このポンプ注液式液体保温容器において
は、内容器3内に液体(例えば、水)を入れて、電気ヒ
ータ4に通電すると、該電気ヒータ4によって内容器3
が加熱されて水が沸騰してお湯が得られる。すると、電
気ヒータ4への通電が制御されてお湯が所定温度に保温
されることとなっている。
【0037】上記のようにして保温されているお湯は、
電源コンセント(図示省略)が接続されている通常状態
においては、電動給湯スイッチ44のON操作に伴う電
動注出ポンプ6の駆動により液体注出通路5を介して外
部へ注出されるが、電源コンセント(図示省略)が接続
されていない状態(即ち、内容器3自体の保温力により
お湯が保温されている状態)においては、押圧板21の
押圧に伴うエアーポンプ8の駆動により内容器3内に加
圧空気が圧送され、該加圧空気の圧力によって内容器3
内のお湯が液体注出通路5を介して外部へ注出される。
この時、蓋開閉機構7はロック状態を保持している。
【0038】そして、内容器3内に給水したいとき等に
おいては、蓋体2が開蓋されるが、そのときには、蓋開
閉機構7における操作レバー35が、図1点線図示のよ
うに、持ち上げられる。すると、ロックレバー34がス
プリング33の付勢力に抗して後退し(図3矢印P1
向)、該ロックレバー34に突設された第1のリブ37
が後退し、該後退に伴って揺動レバー39が後方に揺動
し(図3矢印M1方向)、該揺動に伴って第2のリブ3
8が後方に向かって移動し(図3矢印P2方向)、スト
ッパーリング24の操作部27が後方に向かって移動し
て(図3矢印M2方向)、ロック位置に位置決めされる
こととなっているのである。従って、蓋開閉機構7の開
操作時においては、エアーポンプ8の押圧板21は自動
的にロック状態とされることとなり、不用意にエアーポ
ンプ8が作動して内容器3内のお湯が注出されてしまう
ということがなくなる。
【0039】第2の実施の形態 図5には、本願発明の第2の実施の形態にかかるポンプ
注液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図
が示されている。
【0040】この場合、連動手段Aを構成する第1のリ
ブ37の後端には、第2のリブ38に当接される当接部
37aが一体に突設されている。従って、第1のリブ3
7の後退に伴って第2のリブ38が当接部37aによっ
て直接押される構成となっているのである。このように
すると、蓋開閉機構7における操作レバー35が、開方
向に操作されると、ロックレバー34がスプリング33
の付勢力に抗して後退し(図5矢印P1方向)、該ロッ
クレバー34に突設された第1のリブ37が後退し、該
後退に伴って第2のリブ38が後方に向かって移動し
(図5矢印P2方向)、ストッパーリング24の操作部
27が後方に向かって移動して(図5矢印M2方向)、
ロック位置に位置決めされることとなる。つまり、部品
点数を低減できるため(即ち、揺動レバーを省略できる
ので)、コストダウンに寄与することとなる。その他の
構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同
様なので、説明を省略する。
【0041】第3の実施の形態 図6には、本願発明の第3の実施の形態にかかるポンプ
注液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図
が示されている。
【0042】この場合、ポンプロック手段を構成するス
トッパーリング24の規制解除時(換言すれば、ロック
解除時)に、蓋開閉機構7の作動を規制する蓋開閉規制
手段Bが付設されている。この蓋開閉規制手段Bは、前
記蓋開閉機構7におけるロックレバー34から後方に向
かって突設された第1のリブ37と、前記ストッパーリ
ング24から前方に向かって突出され、該ストッパーリ
ング24がロック解除状態(図6の実線図示状態)にあ
るとき前記第1のリブ37と係合する係合リブ48とか
らなっている。
【0043】上記のように構成したことにより、ストッ
パーリング24によるエアーポンプ8の作動規制が解除
されているときには、蓋開閉規制手段Bを構成する第1
のリブ37が、図6に実線図示のように、ストッパーリ
ング24側の係合リブ48と係合されることとなる。す
ると、ロックレバー34の後方への作動が第1のリブ3
7と係合リブ48との係合によって規制されることとな
り、蓋開閉機構7の作動が規制されることとなる。つま
り、ポンプロック手段であるストッパーリング24のロ
ックレバー解除時(換言すれば、エアーポンプ8が駆動
可能な時)には、蓋開閉機構7の作動ができない(換言
すれば、蓋体2が開けられない)こととなり、蓋開閉機
構7の動作によって手指が、エアーポンプ8の操作部で
ある押圧板21にかかることにより、お湯が注出されて
しまうということを未然に防止することができる。な
お、ストッパーリング24のロック時(即ち、図6鎖線
図示)には、ロックレバー34側の第1のリブ37とス
トッパーリング24側の係合リブ48との係合が解除さ
れ、蓋開閉規制手段Bによる蓋開閉機構7の開閉規制が
解除されることとなる。従って、蓋体2の開閉を自由に
行うことができるが、ストッパーリング24がロック状
態にあるため、エアーポンプ8が不用意に作動して、内
容器3内の液体が不用意に注出されてしまうことがなく
なる。
【0044】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0045】第4の実施の形態 図7には、本願発明の第4の実施の形態にかかるポンプ
注液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図
が示されている。
【0046】この場合、蓋開閉機構7とエアーポンプ8
との間には、該蓋開閉機構7の開動作時に前記エアーポ
ンプ8を作動不能となす駆動規制手段Cが介設されてい
る。該駆動規制手段Cは、蓋開閉機構7におけるロック
レバー34から後方に向かって突出するスライドレバー
49と、エアーポンプ8の操作部である押圧板21の側
周壁21aから前記ロックレバー34に向かって突出す
る鍔形状の係止リブ50とによって構成されている。な
お、本実施の形態においては、エアーポンプ8が収納さ
れている凹部20の周壁20aおよびストッパーリング
24には、前記係止リブ50の下動を許容するスリット
51,52が形成されている。
【0047】上記のように構成したことにより、蓋開閉
機構7の操作部である操作レバー35を鎖線図示のよう
に操作すると、ロックレバー34が後方に移動し、これ
に伴ってスライドレバー49が後方に移動する。する
と、鎖線図示のように、スライドレバー49の後端部
が、押圧板21の係止リブ50に対して下方から係合さ
れる。この状態においては、押圧板21は、下動不能と
なり、エアーポンプ8が作動不能となる。従って、蓋開
閉機構7の操作時に不用意にエアーポンプ8が作動して
内容器3内の液体が注出されてしまうことがなくなる。
なお、蓋開閉機構7の非操作時においては、押圧板21
に対する規制力が解除されているので、エアーポンプ8
の作動は自由となる。
【0048】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0049】第5の実施の形態 図8および図9には、本願発明の第5の実施の形態にか
かるポンプ注液式液体保温容器における要部斜視図が示
されている。
【0050】この場合、エアーポンプ8の駆動と、蓋開
閉機構7の開動作と、電動給湯スイッチ44のON動作
を同時に作動不能となす連動規制手段Dが付設されてい
る。この連動規制手段Dは、前記エアーポンプ8の操作
部である押圧板21の下動を規制するポンプ規制部53
と、前記蓋開閉機構7の操作部である操作レバー35の
開動作を規制する蓋開規制部54と、前記電動給湯スイ
ッチ44のON動作を規制するスイッチ規制部55とを
備えた板状部材からなっており、その操作ツマミ56
は、蓋体2と容器本体1の肩部材10における操作パネ
ル部41との境界部に形成された開口57から上方に突
出されている。
【0051】上記のように構成したことにより、図8に
示すように、操作ツマミ56が開口57の左側端にスラ
イド移動されて、連動規制手段Dにおけるポンプ規制部
53、蓋開規制部54およびスイッチ規制部55が、押
圧板21の下動、操作レバー35の開動作および電動給
湯スイッチ44のON動作をそれぞれ規制する位置に位
置決めされているときには、エアーポンプ8の駆動と蓋
開閉機構7の開動作と電動給湯スイッチ44のON動作
とが1個の連動規制手段Dによって同時に作動不能とさ
れることとなる。従って、1個の連動規制手段Dを作動
させるだけでエアーポンプ8と蓋開閉機構7と電動給湯
スイッチ44とが同時にロック状態とされることとな
り、ロックのかけ忘れがなくなるところから、不用意に
内容器3内の液体が注出されてしまうことがなくなる。
このとき、開口57には、「ロック」との表示が臨まさ
れる。
【0052】一方、図9に示すように、操作ツマミ56
が開口57の右側端にスライド移動されると、連動規制
手段Dにおけるポンプ規制部53、蓋開規制部54およ
びスイッチ規制部55が、押圧板21の下動、操作レバ
ー35の開動作および電動給湯スイッチ44のON動作
をそれぞれ許容する位置に位置決めされる。この状態に
おいては、エアーポンプ8、蓋開閉機構7および電動給
湯スイッチ44が自由に駆動、開動作およびON動作で
きるのである。このとき、開口57には、「解除」との
表示が臨まされる。
【0053】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0054】第6の実施の形態 図10には、本願発明の第6の実施の形態にかかるポン
プ注液式液体保温容器における要部斜視図が示されてい
る。
【0055】この場合、エアーポンプ8の駆動と、蓋開
閉機構7の開動作と、電動給湯スイッチ44のON動作
を同時に作動不能となす連動規制手段Dが付設されてい
る。この連動規制手段Dは、前記押圧板21を囲繞する
ように、エアーポンプ8の押圧板21の作動を規制する
ポンプロック手段を構成するストッパーリング24(図
4参照)の操作部27と一体に形成された環状部材58
と、該環状部材58に対して一体に突設され、前記蓋開
閉機構7の操作部である操作レバー35の開動作を規制
する蓋開規制部59と、前記操作部27から前方に向か
って延設され、先端に金属片62が取り付けられている
アーム部60と、容器本体1における肩部材10の操作
パネル部41に設けられ、電動給湯スイッチ44と連動
するソレノイド61とからなっている。前記操作部27
の操作ツマミ29は、蓋体2の所定位置に形成された開
口28に臨まされている。
【0056】上記のように構成したことにより、操作ツ
マミ29がロック位置に位置決めされているときには、
図11(イ)に示すように、エアーポンプ8の押圧板2
1の下動が規制され、蓋開閉機構7の操作レバー35の
開動作が規制され、アーム部60の金属片62がソレノ
イド61から離脱されて電動給湯スイッチ44がロック
状態とされている。つまり、1個の連動規制手段Dによ
って、エアーポンプ8の駆動と、蓋開閉機構7の開動作
と、電動給湯スイッチ44のON動作を同時に作動不能
とされるのである。従って、1個の連動規制手段Dを作
動させるだけでエアーポンプ8と蓋開閉機構7と電動給
湯スイッチ44とが同時にロック状態とされることとな
り、ロックのかけ忘れがなくなるところから、不用意に
内容器3内の液体が注出されてしまうことがなくなる。
このとき、開口28には、「ロック」との表示が臨まさ
れる。
【0057】一方、操作ツマミ29がロック解除位置に
位置決めされているときには、図11(ロ)に示すよう
に、エアーポンプ8の押圧板21の下動が許容され、蓋
開閉機構7の操作レバー35の開動作が許容され、アー
ム部60の金属片62がソレノイド61に近接吸引され
て電動給湯スイッチ44がロック解除状態とされてい
る。この状態においては、エアーポンプ8、蓋開閉機構
7および電動給湯スイッチ44が自由に駆動、開動作お
よびON動作できるのである。このとき、開口28に
は、「解除」との表示が臨まされる。ところで、前記ソ
レノイド61による金属片62の吸引作用は、一定時間
だけ継続するようになっており、一定時間が経過する
と、ソレノイド61による吸引力が消滅することとなっ
ている。従って、ソレノイド61の吸引力が消滅した後
においては、図示しない付勢手段により連動規制手段D
が図11(イ)の状態に自動的に復帰される。
【0058】その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【発明の効果】
【0059】請求項1の発明によれば、液体保温用の内
容器を有する容器本体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、該蓋体の前記容器本体に対する閉蓋状態を
保持する蓋開閉機構と、前記内容器内に加圧空気を圧送
するエアーポンプと、該エアーポンプの作動を規制する
ポンプロック手段と、前記内容器内の液体を外部へ導く
液体注出通路とを備えたポンプ注液式液体保温容器にお
いて、前記蓋開閉機構と前記ポンプロック手段との間
に、前記蓋開閉機構の開動作と連動して前記ポンプロッ
ク手段を作動させる連動手段を介設して、蓋開閉機構を
開動作させたとき、該開動作と連動する連動手段によっ
てポンプロック手段が作動せしめられ、エアーポンプの
作動が規制されるようになっているので、蓋開閉機構の
操作時に不用意にエアーポンプが作動して内容器内の液
体が注出されてしまうことがなくなるという効果があ
る。
【0060】また、前記蓋開閉機構における操作部の一
部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重なり
合った構成となしたので、蓋開閉機構の操作時において
蓋開閉機構の操作部と エアーポンプの操作部とが干渉し
易くなるため、前述の構成による作用効果がより有力と
なるという効果もある。
【0061】請求項2の発明によれば、液体保温用の内
容器を有する容器本体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、該蓋体の前記容器本体に対する閉蓋状態を
保持する蓋開閉機構と、前記内容器内に加圧空気を圧送
するエアーポンプと、該エアーポンプの作動を規制する
ポンプロック手段と、前記内容器内の液体を外部へ導く
液体注出通路とを備えたポンプ注液式液体保温容器にお
いて、前記ポンプロック手段の規制解除時あるいは規制
時には前記蓋開閉機構の作動を規制あるいは規制時解除
する蓋開閉規制手段を付設して、エアーポンプの作動を
規制するポンプロック手段による規制解除時には、蓋開
閉機構の作動が蓋開閉規制手段によって規制されるよう
になっているので、ポンプロック手段の規制解除時(換
言すれば、エアーポンプが駆動可能な時)には、蓋の開
閉ができないこととなり、蓋開閉機構の動作によって手
指が、エアーポンプの操作部にかかることにより、お湯
が注出されてしまうということを未然に防止することが
できるという効果がある。また、ポンプロック手段の規
制時には、蓋開閉機構の作動規制が解除されるようにし
ているので、蓋体の開閉を自由に行うことができるが、
ポンプロック手段が規制状態にあるため、エアーポンプ
が不用意に作動して、内容器内の液体が不用意に注出さ
れてしまうことがなくなるという効果もある。
【0062】また、前記蓋開閉機構における操作部の一
部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重なり
合った構成となしたので、蓋開閉機構の操作時において
蓋開閉機構の操作部とエアーポンプの操作部とが干渉し
易くなるため、前述の構成による作用効果がより有力と
なるという効果もある。
【0063】請求項3の発明によれば、液体保温用の内
容器を有する容器本体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、該蓋体の前記容器本体に対する閉蓋状態を
保持する蓋開閉機構と、前記内容器内に加圧空気を圧送
するエアーポンプと、前記内容器内の液体を外部へ導く
液体注出通路とを備えたポンプ注液式液体保温容器にお
いて、前記蓋開閉機構と前記エアーポンプとの間に、該
蓋開閉機構の開動作時に前記エアーポンプを作動不能と
なす駆動規制手段を介設して、蓋開閉機構の開動作時に
は、駆動規制手段によってエアーポンプが作動不能状態
とされるようになっているので、蓋開閉機構の操作時に
不用意にエアーポンプが作動して内容器内の液体が注出
されてしまうことがなくなるという効果がある。
【0064】また、前記蓋開閉機構における操作部の一
部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重なり
合った構成となしたので、蓋開閉機構の操作時において
蓋開閉機構の操作部とエアーポンプの操作部とが干渉し
易くなるため、前述の構成による作用効果がより有力と
なるという効果もある。
【0065】請求項4の発明によれば、液体保温用の内
容器を有する容器本体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、該蓋体の前記容器本体に対する閉蓋状態を
保持する蓋開閉機構と、前記内容器内に加圧空気を圧送
するエアーポンプと、前記内容器内の液体を外部へ導く
液体注出通路とを備えたポンプ注液式液体保温容器にお
いて、前記エアーポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動
作とを同時に作動不能となす連動規制手段を付設して、
エアーポンプの駆動と蓋開閉機構の開動作とが連動規制
手段によって同時に作動不能とされるようになっている
ので、1個の連動規制手段を作動させるだけでエアーポ
ンプと蓋開閉機構とが同時にロック状態とされることと
なり、ロックのかけ忘れがなくなるところから、不用意
に内容器内の液体が注出されてしまうことがなくなると
いう効果がある。
【0066】また、前記蓋開閉機構における操作部の一
部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重なり
合った構成となしたので、蓋開閉機構の操作時において
蓋開閉機構の操作部と エアーポンプの操作部とが干渉し
易くなるため、前述の構成による作用効果がより有力と
なるという効果もある。
【0067】請求項の発明によれば液体保温用の内
容器を有する容器本体と、該容器本体を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、該蓋体の前記容器本体に対する閉蓋状態を
保持する蓋開閉機構と、前記内容器内に加圧空気を圧送
するエアーポンプと、前記内容器内の液体を外部へ導く
液体注出通路とを備えたポンプ注液式液体保温容器にお
いて、前記エアーポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動
作とを同時に作動不能となす連動規制手段を付設して、
エアーポンプの駆動と蓋開閉機構の開動作とが連動規制
手段によって同時に作動不能とされるようになっている
ので、1個の連動規制手段を作動させるだけでエアーポ
ンプと蓋開閉機構とが同時にロック状態とされることと
なり、ロックのかけ忘れがなくなるところから、不用意
に内容器内の液体が注出されてしまうことがなくなると
いう効果がある。
【0068】また、前記内容器内の液体を前記液体注出
通路を介して注出する電動注出ポンプを設け且つ前記連
動規制手段を、前記電動注出ポンプの駆動をも作動不能
ならしめるように構成したので、1個の連動規制手段に
よって、エアーポンプと蓋開閉機構と電動注出ポンプが
同時に作動不能状態(換言すれば、ロック状態)とされ
ることとなり、ロックのかけ忘れによって不用意に内容
器内の液体が注出されてしまうことがなくなるという効
果もある
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器の平面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図で
ある。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器におけるストッパーリング部分を示す
分解斜視図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図で
ある。
【図6】本願発明の第3の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器における蓋体の一部切除した平面図で
ある。
【図7】本願発明の第4の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器の縦断面図である。
【図8】本願発明の第5の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器の要部を示す斜視図である。
【図9】本願発明の第5の実施の形態にかかるポンプ注
液式液体保温容器におけるロック解除状態を示す要部斜
視図である。
【図10】本願発明の第6の実施の形態にかかるポンプ
注液式液体保温容器の要部を示す斜視図である。
【図11】本願発明の第6の実施の形態にかかるポンプ
注液式液体保温容器の平面図であり、(イ)はロック状
態を、(ロ)はロック解除状態を示している。
【符号の説明】
【0070】 1は容器本体、2は蓋体、3は内容器、5は液体注出通
路、6は電動注出ポンプ、7は蓋開閉機構、8はエアー
ポンプ、21は操作部(押圧板)、24はポンプロック
手段(ストッパーリング)、35は操作部(操作レバ
ー)、Aは連動手段、Bは蓋開閉規制手段、Cは駆動規
制手段、Dは連動規制手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−16153(JP,A) 特開2000−333839(JP,A) 特開 平10−272059(JP,A) 特開 平8−117104(JP,A) 実開 昭52−105158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 A47J 41/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】 【0001】
  1. 【請求項1】 液体保温用の内容器を有する容器本体
    と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体の
    前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
    と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
    と、該エアーポンプの作動を規制するポンプロック手段
    と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
    備えたポンプ注液式液体保温容器であって、前記蓋開閉
    機構と前記ポンプロック手段との間には、前記蓋開閉機
    構の開動作と連動して前記ポンプロック手段を作動させ
    る連動手段を介設するとともに、前記蓋開閉機構におけ
    る操作部の一部と前記エアーポンプにおける操作部の一
    部とを重なり合った構成となしたことを特徴とするポン
    プ注液式液体保温容器。
  2. 【請求項2】 液体保温用の内容器を有する容器本体
    と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体の
    前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
    と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
    と、該エアーポンプの作動を規制するポンプロック手段
    と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
    備えたポンプ注液式液体保温容器であって、前記ポンプ
    ロック手段の規制解除時あるいは規制時には前記蓋開閉
    機構の作動を規制あるいは規制解除する蓋開閉規制手段
    を付設するとともに、前記蓋開閉機構における操作部の
    一部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重な
    り合った構成となしたことを特徴とするポンプ注液式液
    体保温容器。
  3. 【請求項3】 液体保温用の内容器を有する容器本体
    と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体の
    前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
    と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
    と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
    備えたポンプ注液式液体保温容器であって、前記蓋開閉
    機構と前記エアーポンプとの間には、該蓋開閉機構の開
    動作時に前記エアーポンプを作動不能となす駆動規制手
    段を介設するとともに、前記蓋開閉機構における操作部
    の一部と前記エアーポンプにおける操作部の一部とを重
    なり合った構成となしたことを特徴とするポンプ注液式
    液体保温容器。
  4. 【請求項4】 液体保温用の内容器を有する容器本体
    と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体の
    前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
    と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
    と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
    備えたポンプ注液式液体保温容器であって、前記エアー
    ポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動作とを同時に作動
    不能となす連動規制手段を付設するとともに、前記蓋開
    閉機構における操作部の一部と前記エアーポンプにおけ
    る操作部の一部とを重なり合った構成となしたことを特
    徴とするポンプ注液式液体保温容器。
  5. 【請求項5】 液体保温用の内容器を有する容器本体
    と、該容器本体を開閉自在に覆蓋する蓋体と、該蓋体の
    前記容器本体に対する閉蓋状態を保持する蓋開閉機構
    と、前記内容器内に加圧空気を圧送するエアーポンプ
    と、前記内容器内の液体を外部へ導く液体注出通路とを
    備えたポンプ注液式液体保温容器であって、前記エアー
    ポンプの駆動と前記蓋開閉機構の開動作とを同時に作動
    不能となす連動規制手段を付設するとともに、前記内容
    器内の液体を前記液体注出通路を介して注出する電動注
    出ポンプを設け且つ前記連動規制手段を、前記電動注出
    ポンプの駆動をも作動不能ならしめるように構成したこ
    とを特徴とするポンプ注液式液体保温容器。
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