JP3433738B2 - 半導体装置、メモリシステムおよび電子機器 - Google Patents

半導体装置、メモリシステムおよび電子機器

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JP3433738B2
JP3433738B2 JP2001146348A JP2001146348A JP3433738B2 JP 3433738 B2 JP3433738 B2 JP 3433738B2 JP 2001146348 A JP2001146348 A JP 2001146348A JP 2001146348 A JP2001146348 A JP 2001146348A JP 3433738 B2 JP3433738 B2 JP 3433738B2
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純一 唐澤
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、SRAM
(static random access memory)のような半導体装
置、および、これを備えるメモリシステム、電子機器に
関する。
【0002】
【背景技術】半導体記憶装置の一種であるSRAMは、
リフレッシュ動作が不要なのでシステムを簡単にできる
ことや低消費電力であるという特徴を有する。このた
め、SRAMは、例えば、携帯電話のような電子機器の
メモリに好適に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、素子
形成領域を形成し易い、半導体装置を提供することにあ
る。
【0004】本発明の他の目的は、本発明の半導体装置
を含むメモリシステムおよび電子機器を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(半導体装置)本発明の
半導体装置は、第1負荷トランジスタと、第2負荷トラ
ンジスタと、第1駆動トランジスタと、第2駆動トラン
ジスタと、第1転送トランジスタと、第2転送トランジ
スタとを含むメモリセルを備える半導体装置であって、
第1方向に沿って伸びる第1導電型ウエル領域と、前記
第1導電型ウエル領域の上において、前記第1方向に沿
って伸びるワード線と、前記第1導電型ウエル領域にお
いて設けられた、第1素子形成領域とを有し、前記第1
素子形成領域は、第1活性領域と、第2活性領域と、第
3活性領域と、第4活性領域と、第5活性領域とを含
み、前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第
5活性領域は、前記第1活性領域と前記第2活性領域と
の間において設けられ、前記第1活性領域および前記第
2活性領域は、それぞれ、前記第3活性領域、前記第4
活性領域および前記第5活性領域と連続している。
【0006】本発明においては、前記第1活性領域およ
び前記第2活性領域は、それぞれ、前記第3活性領域、
前記第4活性領域および前記第5活性領域と連続してい
る。このため、第1素子形成領域において、各活性領域
が孤立していない。その結果、第1素子形成領域を形成
するためのパターニングを容易に行うことができる。し
たがって、本発明によれば、容易に第1素子形成領域を
形成することができる。
【0007】本発明の半導体装置は、たとえば、少なく
とも次のいずれかの態様をとることができる。
【0008】(a)前記第1活性領域および前記第2活
性領域は、前記第1方向に沿って伸び、前記第3活性領
域、前記第4活性領域および前記第5活性領域は、第2
方向に沿って伸びている態様。
【0009】(b)前記第3活性領域、前記第4活性領
域および前記第5活性領域は、第1方向に順次配列され
た態様。
【0010】(c)前記第1素子形成領域において、前
記第1導電型ウエル領域のためのウエルコンタクト領域
が形成されている態様。本発明は、第1導電型ウエル領
域のためのウエルコンタクト領域を形成する際に、特に
有用である。
【0011】(d)前記第1素子形成領域は、第1メモ
リセル、第2メモリセル、第3メモリセルおよび第4メ
モリセルに属している態様。
【0012】この態様(d)の場合、前記第1活性領域
には、前記第1メモリセルにおける第1駆動トランジス
タと、前記第2メモリセルにおける第2駆動トランジス
タとが形成され、前記第2活性領域には、前記第3メモ
リセルにおける第2駆動トランジスタと、前記第4メモ
リセルにおける第1駆動トランジスタとが形成され、前
記第3活性領域には、前記第2メモリセルにおける第2
転送トランジスタと、前記第3メモリセルにおける第2
転送トランジスタとが形成され、前記第5活性領域に
は、前記第1メモリセルにおける第1転送トランジスタ
と、前記第4メモリセルにおける第1転送トランジスタ
とが形成されるようにすることができる。
【0013】また、この態様(d)の場合、前記第1素
子形成領域において、前記第1導電型ウエル領域のため
のウエルコンタクト領域が形成され、前記ウエルコンタ
クト領域は、前記第4活性領域において形成されている
ことができる。
【0014】また、ウエルコンタクト領域が第4活性領
域に形成されている場合には、前記第4活性領域におい
て、第1メモリセルおよび第2メモリセルにおける駆動
トランジスタの第1ソースと、第3メモリセルおよび第
4メモリセルにおける駆動トランジスタの第2ソースと
が設けられ、前記ウエルコンタクト領域は、前記第1ソ
ースと、前記第2ソースとの間に設けられていることが
できる。
【0015】前記ウエルコンタクト領域、前記第1ソー
スおよび前記第2ソースは、Vss配線に電気的に接続
されていることができる。この場合、ウエルコンタクト
領域がVss配線に電気的に接続されているため、pウ
エルのウエル電位をVssに固定することができ、ラッ
チアップの発生を抑えることができる。
【0016】(e)前記ワード線は、前記第1素子形成
領域と交差するように形成されている態様。
【0017】(f)前記半導体装置は、前記第1負荷ト
ランジスタのゲート電極と、前記第1駆動トランジスタ
のゲート電極とを含む、第1ゲート−ゲート電極層と、
前記第2負荷トランジスタのゲート電極と、前記第2駆
動トランジスタのゲート電極とを含む、第2ゲート−ゲ
ート電極層と、前記第1負荷トランジスタのドレイン
と、前記第1駆動トランジスタのドレインとを電気的に
接続する接続層の一部を構成する、第1ドレイン−ドレ
イン配線層と、前記第2負荷トランジスタのドレイン
と、前記第2駆動トランジスタのドレインとを電気的に
接続する接続層の一部を構成する、第2ドレイン−ドレ
イン配線層と、前記第1ゲート−ゲート電極層と、前記
第2ドレイン−ドレイン配線層とを電気的に接続する接
続層の一部を構成する、第1ドレイン−ゲート配線層
と、前記第2ゲート−ゲート電極層と、前記第1ドレイ
ン−ドレイン配線層とを電気的に接続する接続層の一部
を構成する、第2ドレイン−ゲート配線層と、を含み、
前記第1ドレイン−ゲート配線層と、前記第2ドレイン
−ゲート配線層とは、それぞれ異なる層に位置している
態様。
【0018】(メモリシステム)本発明のメモリシステ
ムは、本発明の半導体装置を含む。
【0019】(電子機器)本発明の電子機器は、本発明
の半導体装置を含む。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、本発明に係
る半導体装置を、SRAMに適用した例について説明す
る。
【0021】[1]SRAMの等価回路 以下、SRAMの等価回路について説明する。図1は、
本実施の形態にかかるSRAMの等価回路図である。
【0022】本実施の形態にかかるSRAMは、6個の
MOS電界効果トランジスタにより、一つのメモリセル
が構成されるタイプである。つまり、nチャネル型の駆
動トランジスタQ3とpチャネル型の負荷トランジスタ
Q5とで、一つのCMOSインバータが構成されてい
る。また、nチャネル型の駆動トランジスタQ4とpチ
ャネル型の負荷トランジスタQ6とで、一つのCMOS
インバータが構成されている。この二つのCMOSイン
バータをクロスカップルすることにより、フリップフロ
ップが構成される。そして、このフリップフロップと、
nチャネル型の転送トランジスタQ1、Q2とにより、
一つのメモリセルが構成される。
【0023】[2]SRAMのメモリセルアレイの構造 以下、図2〜図14を参照して、SRAMのメモリセル
アレイの構造について説明する。まず、各図面を簡単に
説明する。図2〜図11には、4つのメモリセルMC1
〜MC4が示されている。なお、本実施の形態では、4
つのメモリセルで繰り返し単位を構成している場合にお
けるメモリセルアレイの例を示す。
【0024】図2は、本実施の形態に係るSRAMのメ
モリセルアレイのフィールドを模式的に示す平面図であ
る。図3は、本実施の形態に係るSRAMのメモリセル
アレイの第1層導電層を模式的に示す平面図である。図
4は、本実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第2層導電層を模式的に示す平面図である。図5は、
本実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイの第3
層導電層を模式的に示す平面図である。図6は、本実施
の形態に係るSRAMのメモリセルアレイの第4層導電
層を模式的に示す平面図である。図7は、本実施の形態
に係るSRAMのメモリセルアレイのフィールドおよび
第1層導電層を模式的に示す平面図である。図8は、本
実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイのフィー
ルドおよび第2層導電層を模式的に示す平面図である。
図9は、本実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレ
イの第1層導電層および第2層導電層を模式的に示す平
面図である。図10は、本実施の形態に係るSRAMの
メモリセルアレイの第2層導電層および第3層導電層を
模式的に示す平面図である。図11は、本実施の形態に
係るSRAMのメモリセルアレイの第3層導電層および
第4層導電層を模式的に示す平面図である。図12は、
図2〜図11のA−A線に沿った断面を模式的に示す断
面図である。図13は、図2〜図11のB−B線に沿っ
た断面を模式的に示す断面図である。図14は、図2〜
図11のC−C線に沿った断面を模式的に示す断面図で
ある。
【0025】SRAMは、フィールドに形成された素子
形成領域と、第1層導電層と、第2層導電層と、第3層
導電層と、第4層導電層とを含んで構成されている。以
下、フィールドおよび第1〜第4層導電層の各構成につ
いて、具体的に説明する。
【0026】(1)フィールド 図2を参照して、フィールドの構成について説明する。
【0027】シリコン基板200には、nウエル領域W
10と、pウエル領域W20とが形成されている。nウ
エル領域W10およびpウエル領域W20は、それぞ
れ、X方向に沿って伸びるように形成されている。
【0028】pウエル領域W20には、複数の第1素子
形成領域40が形成されている。複数の第1の素子形成
領域40は、所定の間隔を置いて、X方向に順次形成さ
れている。また、各第1の素子形成領域40は、X方向
に伸びるメモリセルの境界線B10およびY方向に伸び
るメモリセルの境界線B20のそれぞれと、交差するよ
うに形成されている。このため、各第1素子形成領域4
0は、4つのメモリセルに属するように形成されてい
る。第1素子形成領域40は、素子分離領域(たとえば
トレンチ素子分離領域,LOCOS素子分離領域)21
0によって画定されている。
【0029】nウエル領域W10には、複数の第2素子
形成領域50が形成されている。複数の第2素子形成領
域50は、所定の間隔を置いて、X方向に順次形成され
ている。また、各第2の素子形成領域50は、Y方向に
伸びるメモリセルの境界線B20と交差するように形成
されている。第2素子形成領域50は、素子分離領域2
10によって画定されている。
【0030】第1および第2メモリセルMC1,MC2
における第1および第2素子形成領域40,50と、第
3および第4メモリセルMC3,MC4における第1お
よび第2素子形成領域40,50とは、対称関係にあ
る。
【0031】第1および第4メモリセルMC1,MC4
における第1および第2素子形成領域40,50と、第
2および第3メモリセルMC2,MC3における第1お
よび第2素子形成領域40,50とは、対称関係にあ
る。
【0032】このように、第1〜第4メモリセルMC1
〜MC4によって、レイアウト上の繰り返し単位が表さ
れている。
【0033】また、各メモリセルMCにおける左半分の
第1および第2素子形成領域40,50と、そのメモリ
セルMCにおける右半分の第1および第2素子形成領域
40,50とは、対称関係にある。
【0034】以下、具体的に、第1素子形成領域40お
よび第2素子形成領域50を説明する。
【0035】1)第1素子形成領域 第1素子形成領域40について説明する。
【0036】各第1素子形成領域40は、図15に示す
ように、X方向に沿って伸びる第1活性領域40aおよ
び第2活性領域40bと、Y方向に沿って伸びる第3活
性領域40c、第4活性領域40dおよび第5活性領域
40eとから構成されている。
【0037】第3活性領域40c、第4活性領域40d
および第5活性領域40eは、X方向に順次配列されて
いる。第4活性領域40dは、Y方向に沿って伸びるメ
モリセルの境界線B20を跨ぐように形成されている。
【0038】第1活性領域40aは、第3活性領域40
c、第4活性領域40dおよび第5活性領域40eの一
方の端部に連続している。また、第2活性領域40b
は、第3活性領域40c、第4活性領域40dおよび第
5活性領域40eの他方の端部に連続している。
【0039】以下、中央の第1素子形成領域42と、左
側の第1素子形成領域44と、右側の第1素子形成領域
46とに項を分けて、より具体的に第1素子形成領域4
0を説明する。
【0040】中央の第1素子形成領域 まず、図2、図14および図15を参照して、中央の第
1素子形成領域42を説明する。なお、図15は、中央
の第1素子形成領域42を拡大した平面図である。
【0041】中央の第1素子形成領域42は、第1メモ
リセルMC1と、第2メモリセルMC2と、第3メモリ
セルMC3と、第4メモリセルMC4とに属するように
形成されている。
【0042】第1および第2メモリセルMC1,MC2
における第1素子形成領域42は、第3および第4メモ
リセルMC3,MC4における第1素子形成領域42
と、X方向に伸びる境界線B10に関して、対称関係に
ある。
【0043】また、第1および第4メモリセルMC1,
MC4における第1素子形成領域42は、第2および第
3メモリセルMC2,MC3における第1素子形成領域
42と、Y方向に伸びる境界線B20に関して、対称関
係にある。
【0044】第1活性領域40aには、第1メモリセル
MC1における第1駆動トランジスタQ3と、第2メモ
リセルMC2における第2駆動トランジスタQ4とが形
成されている。第2活性領域40bには、第3メモリセ
ルMC3における第2駆動トランジスタQ4と、第4メ
モリセルMC4における第1駆動トランジスタQ3とが
形成されている。第3活性領域40cには、第2メモリ
セルMC2における第2転送トランジスタQ2と、第3
メモリセルMC3における第2転送トランジスタQ2と
が形成されている。第5活性領域40eには、第1メモ
リセルMC1における第1転送トランジスタQ1と、第
4メモリセルMC4における第1転送トランジスタQ1
とが形成されている。
【0045】第1素子形成領域42には、第1のn+
不純物層1aと、第2のn+型不純物層2aと、第3の
+型不純物層3aと、第4のn+型不純物層4aと、第
5のn +型不純物層5aと、第6のn+型不純物層6a
と、第7のn+型不純物層7aと、第8のn+型不純物層
8aと、第1のp+型不純物層1bとが形成されてい
る。
【0046】第1のn+型不純物層1aは、第1活性領
域40aの一部および第4活性領域40dの一部におい
て形成されている。また、第1のn+型不純物層1a
は、Y方向に伸びる境界線B20を跨ぐように形成され
ている。第1のn+型不純物層1aは、第1および第2
メモリセルMC1,MC2によって共用され、第1およ
び第2メモリセルMC1,MC2における駆動トランジ
スタQ3,Q4のソースとして機能する。
【0047】第2のn+型不純物層2aは、第2活性領
域40bの一部および第4活性領域40dの一部におい
て形成されている。また、第2のn+型不純物層2a
は、Y方向に伸びる境界線B20を跨ぐように形成され
ている。第2のn+型不純物層2aは、第3および第4
メモリセルMC3,MC4によって共用され、第3およ
び第4メモリセルMC3,MC4における駆動トランジ
スタQ4,Q3のソースとして機能する。
【0048】第3のn+型不純物層3aは、第1活性領
域40aの一部および第3活性領域40cの一部におい
て形成されている。第3のn+型不純物層3aは、第2
メモリセルMC2における第2転送トランジスタQ2の
ソースまたはドレイン、および第2メモリセルMC2に
おける第2駆動トランジスタQ4のドレインとして機能
する。
【0049】第4のn+型不純物層4aは、第2活性領
域40bの一部および第3活性領域40cの一部におい
て形成されている。第4のn+型不純物層4aは、第3
メモリセルMC3における第2転送トランジスタQ2の
ソースまたはドレイン、および第3メモリセルMC3に
おける第2駆動トランジスタQ4のドレインとして機能
する。
【0050】第5のn+型不純物層5aは、第1活性領
域40aの一部および第5活性領域40eの一部におい
て形成されている。第5のn+型不純物層5aは、第1
メモリセルMC1における第1転送トランジスタQ1の
ソースまたはドレイン、および第1メモリセルMC1に
おける第1駆動トランジスタQ3のドレインとして機能
する。
【0051】第6のn+型不純物層6aは、第2活性領
域40bの一部および第5活性領域40eの一部におい
て形成されている。第6のn+型不純物層6aは、第4
メモリセルMC4における第1転送トランジスタQ1の
ソースまたはドレイン、および第4メモリセルMC4に
おける第1駆動トランジスタQ3のドレインとして機能
する。
【0052】第7のn+型不純物層7aは、第3の活性
領域40cの一部において形成されている。また、第7
のn+型不純物層7aは、第3のn+型不純物層3aと第
4のn+型不純物層4aとの間において形成されてい
る。第7のn+型不純物層7aは、第2および第3メモ
リセルMC2,MC3によって共用され、第2および第
3メモリセルMC2,MC3における転送トランジスタ
Q2のソースまたはドレインとして機能する。
【0053】第8のn+型不純物層8aは、第5の活性
領域40eの一部において形成されている。また、第8
のn+型不純物層8aは、第5のn+型不純物層5aと第
6のn+型不純物層6aとの間において形成されてい
る。第8のn+型不純物層8aは、第1および第4メモ
リセルMC1,MC4によって共用され、第1および第
4メモリセルMC1,MC4における転送トランジスタ
Q1のソースまたはドレインとして機能する。
【0054】第1のp+型不純物層1bは、第4の活性
領域40dの一部において形成されている。第1のp+
型不純物層1bは、第1のn+型不純物層1aと第2の
+型不純物層2aとの間において形成されている。第
1のp+型不純物層1aは、第1〜第4メモリセルMC
1〜MC4に属するように形成されている。第1のp+
型不純物層1bは、pウエルのウエルコンタクト領域と
して機能する。
【0055】左側の第1素子形成領域 以下、図2を参照して、左側の第1素子形成領域44を
説明する。
【0056】左側の第1素子形成領域44のうち、第2
および第3メモリセルMC2,MC3における部分は、
中央の第1素子形成領域42のうち、第1および第4メ
モリセルMC1,MC4における部分に、レイアウトお
よび機能の面で対応している。このため、同一の機能を
有する部分には同一の符号を付し、その部分の説明を省
略する。
【0057】右側の第1素子形成領域 以下、図2を参照して、右側の第1素子形成領域46を
説明する。
【0058】右側の第1素子形成領域46のうち、第1
および第4メモリセルMC1,MC4における部分は、
中央の第1素子形成領域42のうち、第2および第3メ
モリセルMC2,MC3における部分に、レイアウトお
よび機能の面で対応している。このため、同一の機能を
有する部分には同一の符号を付し、その部分の説明を省
略する。
【0059】2)第2素子形成領域 以下、図2を参照して、第2素子形成領域を説明する。
【0060】各第2素子形成領域50は、X方向に沿っ
て伸びる第6活性領域50aと、Y方向に沿って伸びる
第7活性領域50bとを有する。第6活性領域50a
は、第7活性領域50bの端部に連続するように形成さ
れている。
【0061】第1および第2メモリセルMC1,MC2
における第2素子形成領域50(51,52,53)
と、第3および第4メモリセルMC3,MC4における
第2素子形成領域50(54,55,56)とに項を分
けて、第2素子形成領域50を具体的に説明する。
【0062】第1および第2メモリセルにおける第2
素子形成領域 第1および第2メモリセルMC1,MC2における第2
素子形成領域50について説明する。なお、第1および
第2メモリセルMC1,MC2における第2素子形成領
域50を、中央の第2素子形成領域51と、左側の第2
素子形成領域52と、右側の第2素子形成領域53とに
項を分けて、説明する。
【0063】(a)中央の第2素子形成領域 中央の第2素子形成領域51は、第1メモリセルMC1
と、第2メモリセルMC2とに属するように形成されて
いる。
【0064】第6活性領域50aには、第1メモリセル
MC1における第1負荷トランジスタQ5と、第2メモ
リセルMC2における第2負荷トランジスタQ6とが形
成されている。
【0065】第2素子形成領域51には、第2のp+
不純物層2bと、第3のp+型不純物層3bと、第4の
+型不純物層4bとが形成されている。
【0066】第2のp+型不純物層2bは、第6活性領
域50aの一部と、第7活性領域50bとにおいて形成
されている。第2のp+型不純物層2bは、第1および
第2メモリセルMC1,MC2によって共用され、第1
および第2メモリセルMC1,MC2における負荷トラ
ンジスタQ5,Q6のソースとして機能する。
【0067】第3のp+型不純物層3bは、第2メモリ
セルMC2における第6活性領域50aにおいて形成さ
れている。第3のp+型不純物層3bは、第2メモリセ
ルMC2における第2負荷トランジスタQ6のドレイン
として機能する。
【0068】第4のp+型不純物層4bは、第1メモリ
セルMC1における第6活性領域50aにおいて形成さ
れている。第4のp+型不純物層4bは、第1メモリセ
ルMC1における第1負荷トランジスタQ5のドレイン
として機能する。
【0069】(b)左側の第2素子形成領域 次に、第1および第2メモリセルMC1,MC2におけ
る左側の第2素子形成領域52を説明する。
【0070】第2メモリセルMC2における左側の第2
素子形成領域52は、第1メモリセルMC1における中
央の第2素子形成領域51に、レイアウトおよび機能の
面で対応している。このため、同一の機能を有する部分
には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明を省略す
る。
【0071】(c)右側の第2素子形成領域 次に、第1および第2メモリセルMC1,MC2におけ
る右側の第2素子形成領域53を説明する。
【0072】第1メモリセルMC1における右側の第2
素子形成領域53は、第2メモリセルMC2における中
央の第2素子形成領域51に、レイアウトおよび機能の
面で対応している。このため、同一の機能を有する部分
には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明を省略す
る。
【0073】第3および第4メモリセルにおける第2
素子形成領域 第3および第4メモリセルMC3,MC4における第2
素子形成領域50について説明する。
【0074】第3および第4メモリセルMC3,MC4
における第2素子形成領域50(54,55,56)
は、第1および第2メモリセルMC1,MC2における
第2素子形成領域50と、レイアウトおよび機能の面で
対応している。具体的には、第3および第4メモリセル
MC3,MC4における中央の第2素子形成領域54
は、第1および第2メモリセルMC1,MC2における
中央の第2素子形成領域51と、レイアウトおよび機能
の面で対応している。また、第3および第4メモリセル
MC3,MC4における左側の第2素子形成領域55
は、第1および第2メモリセルMC1,MC2における
左側の第2素子形成領域52と、レイアウトおよび機能
の面で対応している。また、第3および第4メモリセル
MC3,MC4における右側の第2素子形成領域56
は、第1および第2メモリセルMC1,MC2における
右側の第2素子形成領域53と、レイアウトおよび機能
の面で対応している。このため、同一の機能を有する部
分には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明を省略
する。
【0075】(2)第1層導電層 以下、図3および図7を参照しながら、第1層導電層に
ついて説明する。
【0076】第1層導電層は、シリコン基板の上に形成
され、第1ゲート−ゲート電極層60と、第2ゲート−
ゲート電極層62と、第1ゲート−ドレイン配線層70
と、副ワード線(第1および第2副ワード線64,6
6)と、を有する。
【0077】第1ゲート−ゲート電極層60、第2ゲー
ト−ゲート電極層62および第1ゲート−ドレイン接続
層70は、各メモリセルMC1〜4ごとに形成されてい
る。第1ゲート−ゲート電極層60および第2ゲート−
ゲート電極層62は、Y方向に沿って伸びるように形成
されている。第1ゲート−ドレイン配線層70は、X方
向に沿って伸びるように形成されている。
【0078】第1および第2副ワード線64,66は、
X方向に沿って伸びるように形成されている。第1副ワ
ード線64は、第1メモリセルMC1および第2メモリ
セルMC2と交差するように設けられている。第2副ワ
ード線66は、第3メモリセルMC3および第4メモリ
セルMC4と交差するように設けられている。
【0079】以下、第1層導電層の各構成要素につい
て、具体的に説明する。
【0080】1)副ワード線 以下、副ワード線について具体的に説明する。
【0081】図7に示すように、第1副ワード線64お
よび第2副ワード線66は、それぞれ、第1素子形成領
域40と交差するように形成されている。第1副ワード
線64は、第1および第2メモリセルMC1,MC2に
おける転送トランジスタQ1,Q2のゲート電極として
機能する。第2副ワード線66は、第3および第4メモ
リセルMC3,MC4における転送トランジスタQ1,
Q2のゲート電極として機能する。
【0082】第1副ワード線64と、第1素子形成領域
40において形成された不純物層との位置関係を、図7
を参照して説明する。
【0083】第1副ワード線64は、第3のn+型不純
物層3aと第7のn+型不純物層7aとの間、第1のn+
型不純物層1aと第1のp+型不純物層1bとの間、第
5のn +型不純物層5aと第8のn+型不純物層8aとの
間を通るように形成されている。
【0084】第2副ワード線66は、第4のn+型不純
物層4aと第7のn+型不純物層7aとの間、第2のn+
型不純物層2aと第1のp+型不純物層1bとの間、第
6のn +型不純物層6aと第8のn+型不純物層8aとの
間を通るように形成されている。
【0085】2)ゲート−ゲート電極層 以下、ゲート−ゲート電極層60,62を説明する。
【0086】図7に示すように、各メモリセルMC1〜
MC4には、第1ゲート−ゲート電極層60および第2
ゲート−ゲート電極層62が形成されている。
【0087】第1ゲート−ゲート電極層60は、負荷ト
ランジスタQ5および駆動トランジスタQ3のゲート電
極として機能する。第2ゲート−ゲート電極層62は、
負荷トランジスタQ6および駆動トランジスタQ4のゲ
ート電極として機能する。
【0088】各メモリセルMC1〜MC4において、第
1ゲート−ゲート電極層60は、第1素子形成領域40
および第2素子形成領域50と交差するように形成され
ている。具体的には、第1ゲート−ゲート電極層60
は、第1負荷トランジスタQ5のソース(第2のp+
不純物層2b)と、第1負荷トランジスタQ5のドレイ
ン(第4のp+型不純物層4b)との間を通るように形
成されている。また、第1ゲート−ゲート電極層60
は、第1駆動トランジスタQ3のソース(第1のn +
不純物層1a)と、第1駆動トランジスタQ3のドレイ
ン(第5のn+型不純物層5a)との間を通るように形
成されている。
【0089】各メモリセルMC1〜MC4において、第
2ゲート−ゲート電極層62は、第1素子形成領域40
および第2素子形成領域50と交差するように形成され
ている。具体的には、第2ゲート−ゲート電極層62
は、第2負荷トランジスタQ6のソース(第2のp+
不純物層2b)と、第2負荷トランジスタQ6のドレイ
ン(第3のp+型不純物層3b)との間を通るように形
成されている。また、第2ゲート−ゲート電極層62
は、第2駆動トランジスタQ4のソース(第1のn +
不純物層1a)と、第2駆動トランジスタQ4のドレイ
ン(第3のn+型不純物層3a)との間を通るように形
成されている。
【0090】3)第1ゲート−ドレイン配線層 各メモリセルMC1〜MC4において、第1ゲート−ド
レイン配線層70は、図7に示すように、第1ゲート−
ゲート電極層60の側部から、第2ゲート−ゲート電極
層62に向かってX方向に沿って伸びるように形成され
ている。また、第1ゲート−ドレイン配線層70は、第
1の素子形成領域40と第2の素子形成領域50との間
において形成されている。
【0091】4)第1層導電層等の断面構造 以下、図12〜図14を参照しながら、第1層導電層の
断面構造を説明する。
【0092】第1層導電層は、たとえば、ポリシリコン
層およびシリサイド層が順次積層されて構成されること
ができる。
【0093】また、第1層導電層の上には、層間絶縁層
130が形成されている。層間絶縁層130は、必要に
応じて、化学的機械的研磨法により、平坦化処理がなさ
れて構成されることができる。
【0094】(3)第2層導電層 以下、図4、図8、図9、図12〜図14を参照しなが
ら、第2層導電層について説明する。
【0095】第2層導電層は、図4に示すように、第1
ドレイン−ドレイン配線層80と、第2ドレイン−ドレ
イン配線層82と、第2ドレイン−ゲート配線層の下部
層72aと、第1BLコンタクトパッド層110aと、
第1/BLコンタクトパッド層112aと、第1Vss
コンタクトパッド層114aと、Vddコンタクトパッ
ド層116とを有する。第2層導電層は、層間絶縁層1
30の上において形成されている(図12〜図14参
照)。
【0096】第1ドレイン−ドレイン配線層80と、第
2ドレイン−ドレイン配線層82と、第2ドレイン−ゲ
ート配線層の下部層72aと、第1BLコンタクトパッ
ド層110aと、第1/BLコンタクトパッド層112
aと、第1Vssコンタクトパッド層114aと、Vd
dコンタクトパッド層116とは、Y方向に沿って伸び
るように形成されている。
【0097】第1ドレイン−ドレイン配線層80と、第
2ドレイン−ドレイン配線層82と、第2ドレイン−ゲ
ート配線層の下部層72aとは、各メモリセルMC1〜
MC4ごとに形成されている。各メモリセルMC1〜M
C4において、第1ドレイン−ドレイン配線層80と、
第2ドレイン−ドレイン配線層82と、第2ドレイン−
ゲート配線層の下部層72aとは、X方向に順次配列さ
れて形成されている。
【0098】以下、第2層導電層の各構成要素につい
て、具体的に説明する。
【0099】1)第1ドレイン−ドレイン配線層 第1ドレイン−ドレイン配線層80は、図8に示すよう
に、第1負荷トランジスタQ5のドレイン(第4のp+
型不純物層4b)の上方から、第1駆動トランジスタQ
3のドレイン(第5のn+型不純物層5a)の上方まで
伸びるように形成されている。第1ドレイン−ドレイン
配線層80は、一方の端部において、コンタクト部12
0を介して、第1負荷トランジスタQ5のドレイン(第
4のp+型不純物層4b)と電気的に接続されている。
以下、不純物層と、第2層導電層とを電気的に接続する
コンタクト部120を、「フィールド・第2層−コンタ
クト部」という。第1ドレイン−ドレイン配線層80
は、他方の端部において、フィールド・第2層−コンタ
クト部120を介して、第1駆動トランジスタQ3のド
レイン(第5のn+型不純物層5a)と電気的に接続さ
れている。
【0100】2)第2ドレイン−ドレイン配線層 第2ドレイン−ドレイン配線層82は、図8に示すよう
に、第2負荷トランジスタQ6のドレイン(第3のp+
型不純物層3b)の上方から、第2駆動トランジスタQ
4のドレイン(第3のn+型不純物層3a)の上方まで
伸びるように形成されている。
【0101】第2ドレイン−ドレイン配線層82は、一
方の端部において、フィールド・第2層−コンタクト部
120を介して、第2負荷トランジスタQ6のドレイン
(第3のp+型不純物層3b)と電気的に接続されてい
る。第2ドレイン−ドレイン配線層82は、他方の端部
において、フィールド・第2層−コンタクト部120を
介して、第2駆動トランジスタQ4のドレイン(第3の
+型不純物層3a)と電気的に接続されている。
【0102】各メモリセルMC1〜MC4において、第
2ドレイン−ドレイン配線層82は、図9に示すよう
に、平面的にみて、第1層導電層の第1ドレイン−ゲー
ト配線層70と重なる部分を有する。第2ドレイン−ド
レイン配線層82は、コンタクト部122を介して、第
1ドレイン−ゲート配線層70と電気的に接続されてい
る。以下、第1層導電層と第2層導電層とを電気的に接
続するためのコンタクト部122を「第1層・第2層−
コンタクト部」という。これにより、第1層導電層の第
1ゲート−ゲート電極層60と、第2ドレイン−ドレイ
ン配線層82とは、第1ゲート−ドレイン配線層70お
よび第1層・第2層−コンタクト部122を介して電気
的に接続される。
【0103】3)第2ドレイン−ゲート配線層の下部層 各メモリセルMC1〜MC4において、第2ドレイン−
ゲート配線層の下部層72aは、図9に示すように、平
面的にみて、第2ゲート−ゲート電極層62と重なる部
分を有する。第2ドレイン−ゲート配線層の下部層72
aは、第1層・第2層−コンタクト部122を介して、
第2ゲート−ゲート電極層62と電気的に接続されてい
る。
【0104】4)第1Vssコンタクトパッド層 第1Vssコンタクトパッド層114aは、図8および
図14に示すように、第1素子形成領域40の第4活性
領域40dの上方において形成されている。第1Vss
コンタクトパッド層114aは、4つのメモリセルに属
するように形成されている。第1Vssコンタクトパッ
ド層114aは、フィールド・第2層−コンタクト部1
20を介して、第1のn+型不純物層1a、第1のp+
不純物層1bおよび第2のn+型不純物層2aのそれぞ
れと電気的に接続されている。
【0105】5)第1BLコンタクトパッド層 第1BLコンタクトパッド層110aは、図8に示すよ
うに、第1素子形成領域40の第5活性領域40eの上
方において形成されている。また、第1BLコンタクト
パッド層110aは、X方向に伸びる境界線B10を跨
ぐように形成されている。すなわち、第1BLコンタク
トパッド層110aは、Y方向で隣り合う2つのメモリ
セルによって共用されている。第1BLコンタクトパッ
ド層110aは、フィールド・第2層−コンタクト部1
20を介して、第1転送トランジスタQ1のソースまた
はドレイン(第8のn+型不純物層8a)と、電気的に
接続されている。
【0106】6)第1/BLコンタクトパッド層 第1/BLコンタクトパッド層112aは、図8に示す
ように、第3活性領域40cの上方において形成されて
いる。第1/BLコンタクトパッド層112aは、X方
向に伸びる境界線B10を跨ぐように形成されている。
すなわち、第1/BLコンタクトパッド層112aは、
Y方向で隣り合う2つのメモリセルによって共用されて
いる。第1/BLコンタクトパッド層112aは、フィ
ールド・第2層−コンタクト部120を介して、第2転
送トランジスタQ2のソースまたはドレイン(第7のn
+型不純物層7a)と電気的に接続されている。
【0107】7)Vddコンタクトパッド層 Vddコンタクトパッド層116は、図8に示すよう
に、第2素子形成領域50の第7活性領域50bの上方
において形成されている。Vddコンタクトパッド層1
16は、Y方向に伸びる境界線B20を跨ぐように形成
されている。すなわち、Vddコンタクトパッド層11
6は、X方向で隣り合うメモリセルによって共用されて
いる。Vddコンタクトパッド層116は、フィールド
・第2層−コンタクト部120を介して、負荷トランジ
スタQ5,Q6のソース(第2のp +型不純物層2b)
と電気的に接続されている。
【0108】8)第2層導電層等の断面構造 次に、第2層導電層の断面構造について、図12〜図1
4を用いて説明する。第2層導電層は、例えば、高融点
金属の窒化物層のみからなることができる。第2層導電
層の厚さは、たとえば100〜200nm、好ましくは
140〜160nmである。高融点金属の窒化物層は、
例えば、窒化チタンからなることができる。第2層導電
層が高融点金属の窒化物層からなることにより、第2層
導電層の厚さを小さくすることができ、微細加工がし易
い。したがって、セル面積の低減を図ることができる。
【0109】また、第2層導電層は、次のいずれかの態
様であってもよい。1)高融点金属からなる金属層上
に、高融点金属の窒化物層を形成した構造を有していて
もよい。この場合、高融点金属からなる金属層は、下敷
きとなり、例えば、チタン層からなることができる。高
融点金属の窒化物層の材料としては、窒化チタンを挙げ
ることができる。2)第2層導電層の構成は、高融点金
属の金属層のみから構成されてもよい。
【0110】次に、フィールド・第2層−コンタクト部
120の断面構造について、図12〜図14を用いて説
明する。フィールド・第2層−コンタクト部120は、
層間絶縁層130に形成されたスルーホール130aを
充填するように形成されている。フィールド・第2層−
コンタクト部120は、バリア層120aと、バリア層
120aの上に形成されたプラグ120bとを含む。プ
ラグ120bの材料としては、チタン、タングステンを
挙げることができる。バリア層120aとしては、高融
点金属からなる金属層と、その金属層の上に形成された
高融点金属の窒化物層とからなることが好ましい。高融
点金属からなる金属層の材質としては、たとえばチタン
を挙げることができる。高融点金属の窒化物層の材質と
しては、たとえば窒化チタンを挙げることができる。
【0111】次に、第1層・第2層−コンタクト部12
2の断面構造について、図12および図13を用いて説
明する。第1層・第2層−コンタクト部122は、層間
絶縁層130に形成されたスルーホール130bを充填
するように形成されている。第1層・第2層−コンタク
ト部122は、フィールド・第2層−コンタクト部12
0において述べた構成と同様の構成をとることができ
る。
【0112】第2層導電層の上には、層間絶縁層132
が形成されている。層間絶縁層132は、たとえば化学
的機械的研磨法により、平坦化処理がなされて構成され
ることができる。
【0113】(4)第3層導電層 以下、図5、図10および図12〜図14を参照して、
第3層導電層について説明する。
【0114】第3層導電層は、図5に示すように、第2
ゲート−ドレイン配線層の上層部72bと、主ワード線
90と、Vdd線92と、第2BLコンタクトパッド層
110bと、第2/BLコンタクトパッド層112b
と、第2Vssコンタクトパッド層114bとを有す
る。第3層導電層は、層間絶縁層132の上において形
成されている(図12〜図14参照)。
【0115】第2ゲート−ドレイン配線層の上層部72
bと、主ワード線90と、Vdd配線92とは、X方向
に沿って伸びるように形成されている。第2BLコンタ
クトパッド層110bと、第2/BLコンタクトパッド
層112bと、第2Vssコンタクトパッド層114b
とは、Y方向に沿って伸びるように形成されている。
【0116】以下、第3層導電層の各構成要素につい
て、具体的に説明する。
【0117】1)第2ゲート−ドレイン配線層の上層部 第2ゲート−ドレイン配線層の上層部72bは、図5に
示すように、各メモリセルにおいて形成されている。第
2ゲート−ドレイン配線層の上層部72bは、図10に
示すように、第2層導電層の第2ドレイン−ドレイン配
線層82と交差するように形成されている。具体的に
は、第2ゲート−ドレイン配線層の上層部72bは、第
1ドレイン−ドレイン配線層80の端部の上方から、第
2ゲート−ドレイン配線層の下層部72aの端部の上方
まで形成されている。
【0118】第2ゲート−ドレイン配線層の上層部72
bの一方の端部は、コンタクト部124を介して、第1
ドレイン−ドレイン配線層80の端部と電気的に接続さ
れている。以下、第2層導電層と第3層導電層とを電気
的に接続するためのコンタクト部124を「第2層・第
3層−コンタクト部」という。また、第2ゲート−ドレ
イン配線層の上層部72bの他方の端部は、第2層・第
3層−コンタクト部124を介して、第2ゲート−ドレ
イン配線層の下層部72aの端部と電気的に接続されて
いる。
【0119】これにより、図1に示すように、第2層導
電層の第1ドレイン−ドレイン配線層80と、第1層導
電層の第2ゲート−ゲート電極層62とは、第2層・第
3層−コンタクト部124、第2ゲート−ドレイン配線
層の上層部72b、第2層・第3層−コンタクト部12
4、第2ゲート−ドレイン配線層の下層部72a、およ
び、第1層・第2層−コンタクト部122を介して、電
気的に接続されている。
【0120】2)Vdd配線 Vdd配線92は、図10に示すように、Vddコンタ
クトパッド層116の上方を通るように形成されてい
る。Vdd配線92は、Y方向で隣り合う2つのメモリ
セルによって共用されている。Vdd配線92は、第2
層・第3層−コンタクト部124を介して、Vddコン
タクトパッド層116と電気的に接続されている。
【0121】3)第2BLコンタクトパッド層 第2BLコンタクトパッド層110bは、図10に示す
ように、第1BLコンタクトパッド層110aの上方に
位置している。第2BLコンタクトパッド層110b
は、第2層・第3層−コンタクト部124を介して、第
1BLコンタクトパッド層110aと電気的に接続され
ている。
【0122】4)第2/BLコンタクトパッド層 第2/BLコンタクトパッド層112bは、図10に示
すように、第1/BLコンタクトパッド層112aの上
方に位置している。第2/BLコンタクトパッド層11
2bは、第2層・第3層−コンタクト部124を介し
て、第1/BLコンタクトパッド層112aと電気的に
接続されている。
【0123】5)第2Vssコンタクトパッド層 第2Vssコンタクトパッド層114bは、図10に示
すように、第1Vssコンタクトパッド層114aの上
方に位置している。第2Vssコンタクトパッド層11
4bは、第2層・第3層−コンタクト部124を介し
て、第1Vssコンタクトパッド層114aと電気的に
接続されている。
【0124】6)第3層導電層等の断面構造 次に、第3層導電層の断面構造について、図12〜図1
4を用いて説明する。
【0125】第3層導電層は、たとえば、下から順に、
高融点金属の窒化物層、金属層、高融点金属の窒化物層
が積層された構造を有する。高融点金属の窒化物層の材
質としては、たとえば窒化チタンを挙げることができ
る。金属層の材質としては、たとえば、アルミニウム、
銅、またはこれらの合金を挙げることができる。
【0126】次に、第2層・第3層−コンタクト部12
4の断面構造について、図12〜図14を用いて説明す
る。第2層・第3層−コンタクト部124は、層間絶縁
層132に形成されたスルーホール132aを充填する
ように形成されている。第2層・第3層−コンタクト部
124は、フィールド・第2層−コンタクト部120に
おいて述べた構成と同様の構成をとることができる。
【0127】第3層導電層を覆うように、層間絶縁層1
34が形成されている。層間絶縁層134は、たとえば
化学的機械的研磨法により、平坦化処理がなされて構成
されることができる。
【0128】(5)第4層導電層 以下、図6、図11〜図14を参照して、第4層導電層
について説明する。
【0129】第4層導電層は、図6に示すように、ビッ
ト線100と、/ビット線102と、Vss配線104
とを有する。第4層導電層は、層間絶縁層134の上に
おいて形成されている(図12〜図14参照)。ビット
線100、/ビット線102およびVss配線104
は、Y方向に沿って伸びるように形成されている。
【0130】以下、第4層導電層の各構成要素につい
て、具体的に説明する。
【0131】1)ビット線 ビット線100は、図11に示すように、第2BLコン
タクトパッド層110bの上方を通るように形成されて
いる。ビット線100は、コンタクト部126を介し
て、第2BLコンタクトパッド層110bと電気的に接
続されている。以下、第3層導電層と第4層導電層とを
電気的に接続するためのコンタクト部126を「第3層
・第4層−コンタクト部」という。
【0132】2)/ビット線 /ビット線102は、第2/BLコンタクトパッド層1
12bの上方を通るように形成されている。/ビット線
102は、第3層・第4層−コンタクト部126を介し
て、第2/BLコンタクトパッド層112bと電気的に
接続されている。
【0133】3)Vss配線 Vss配線104は、第2Vssコンタクトパッド層1
14bの上方を通るように形成されている。Vss配線
104は、X方向で隣り合う2つのメモリセルによって
共用されている。Vss配線104は、第3層・第4層
−コンタクト部126を介して、第2Vssコンタクト
パッド層114bと電気的に接続されている。
【0134】4)第4層導電層等の断面構造 第4層導電層の断面構造は、第3層導電層で述べた構成
と同様の構成をとることができる。
【0135】第3層・第4層−コンタクト部126は、
図12〜図14に示すように、層間絶縁層134に形成
されたスルーホール134aを充填するように形成され
ている。第3層・第4層−コンタクト部126は、フィ
ールド・第2層−コンタクト部120において述べた構
成と同様の構成をとることができる。
【0136】図12〜図14において図示していない
が、第4層導電層の上に、パシベーション層が形成され
ることができる。
【0137】[3]作用効果 以下、本実施の形態の半導体装置の作用効果を説明す
る。
【0138】(1)図18に示すように、駆動トランジ
スタQ3,4および転送トランジスタQ1,Q2のため
の素子形成領域340と、pウエルコンタクト領域のた
めの素子形成領域350と、を分離して形成することが
考えられる。すなわち、pウエルコンタクト領域のため
の素子形成領域350を孤立して形成することが考えら
れる。しかし、pウエルコンタクト領域のための素子形
成領域350を孤立して形成した場合、近接効果によ
り、pウエルコンタクト領域のための素子形成領域35
0の形成の際のパターニングが難しい。具体的には、p
ウエルコンタクト領域のための素子形成領域350は、
平面形状に関して丸みを帯びてしまう。したがって、p
ウエルコンタクト領域のための素子形成領域350を孤
立して形成した場合、pウエルコンタクト領域のための
素子形成領域350を所望の形状に形成することが難し
い。その結果、pウエルにおける素子形成領域を形成す
るのが難しい。
【0139】しかし、本実施の形態によれば、pウエル
コンタクト領域は第4活性領域40dに形成されてい
る。また、第4活性領域40dは、第1活性領域40a
および第2活性領域40bと連続している。すなわち、
pウエルコンタクト領域のための素子形成領域が孤立し
ていない。したがって、本実施の形態によれば、pウエ
ルにおける第1素子形成領域40のパターニングが容易
となり、第1素子形成領域40を所望の形状に形成する
ことが容易となる。
【0140】(2)本実施の形態においては、pウエル
コンタクト領域として機能するp+型不純物層1bは、
図14に示すように、フィールド・第1層−コンタクト
導電部120、第1Vssコンタクトパッド層114
a、第2層・第3層−コンタクト導電部124、第2V
ssコンタクトパッド層114bおよび第3層・第4層
−コンタクト導電部126を介して、Vss線104と
電気的に接続されている。これにより、pウエル領域W
20のウエル電位をVssに固定することができる。そ
の結果、ラッチアップが生じるのを抑えることができ
る。
【0141】(3)また、本実施の形態においては、各
メモリセルにおいて、pウエルコンタクト領域(第1の
+型不純物層1b)が形成されている。このため、所
定数のビット単位ごとに、ラッチアップを抑えるための
pウエル電位供給領域を形成する必要がない。その結
果、メモリチップの面積の低減を図ることができる。
【0142】(4)第1ドレイン−ゲート配線層と、第
2ドレイン−ゲート配線層とを、同一の導電層に位置し
て形成することが考えられる。この場合、第1および第
2ドレイン−ゲート配線層が形成された導電層のパター
ン密度の大きさから、セル面積を小さくするのが難し
い。
【0143】しかし、本実施の形態においては、第1ド
レイン−ゲート配線層70は、第1層導電層に位置して
いる。また、第2ドレイン−ゲート配線層は、第2ドレ
イン−ゲート配線層の下層部72aと、第2ドレイン−
ゲート配線層の上層部72bとに分けられて構成されて
いる。第2ドレイン−ゲート配線層の下層部72aは第
2層導電層に位置し、第2ドレイン−ゲート配線層の上
層部72bは第3層導電層に位置している。このため、
第1ドレイン−ゲート配線層と、第2ドレイン−ゲート
配線層とは、それぞれ異なる層に形成されている。した
がって、第1ドレイン−ゲート配線層と、第2ドレイン
−ゲート配線層とが同じ層に形成されていないため、配
線層のパターン密度を小さくすることができる。その結
果、本実施の形態に係るメモリセルによれば、セル面積
を小さくすることができる。
【0144】[4]SRAMの電子機器への応用例 本実施の形態にかかるSRAMは、例えば、携帯機器の
ような電子機器に応用することができる。図16は、携
帯電話機のシステムの一部のブロック図である。CPU
540、SRAM550、DRAM560はバスライン
により、相互に接続されている。さらに、CPU540
は、バスラインにより、キーボード510およびLCD
ドライバ520と接続されている。LCDドライバ52
0は、バスラインにより、液晶表示部530と接続され
ている。CPU540、SRAM550およびDRAM
560でメモリシステムを構成している。
【0145】図17は、図16に示す携帯電話機のシス
テムを備える携帯電話機600の斜視図である。携帯電
話機600は、キーボード612、液晶表示部614、
受話部616およびアンテナ部618を含む本体部61
0と、送話部622を含む蓋部620と、を備える。
【0146】[5]変形例 上記の第1素子形成領域は、上述したSRAMに限定さ
れず、pウエルが伸びる方向と副ワード線が伸びる方向
とが同一であるSRAMに適用することができる。
【0147】本発明は、上記の実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を超えない範囲で種々の変更が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるSRAMの等価回路図であ
る。
【図2】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
のフィールドを模式的に示す平面図である。
【図3】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第1層導電層を模式的に示す平面図である。
【図4】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第2層導電層を模式的に示す平面図である。
【図5】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第3層導電層を模式的に示す平面図である。
【図6】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第4層導電層を模式的に示す平面図である。
【図7】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
のフィールドおよび第1層導電層を模式的に示す平面図
である。
【図8】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
のフィールドおよび第2層導電層を模式的に示す平面図
である。
【図9】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレイ
の第1層導電層および第2層導電層を模式的に示す平面
図である。
【図10】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレ
イの第2層導電層および第3層導電層を模式的に示す平
面図である。
【図11】実施の形態に係るSRAMのメモリセルアレ
イの第3層導電層および第4層導電層を模式的に示す平
面図である。
【図12】図2〜図6のA−A線に沿った断面を模式的
に示す断面図である。
【図13】図2〜図6のB−B線に沿った断面を模式的
に示す断面図である。
【図14】図2〜図6のC−C線に沿った断面を模式的
に示す断面図である。
【図15】第1素子形成領域を拡大した平面図である。
【図16】実施の形態にかかるSRAMを備えた、携帯
電話機のシステムの一部のブロック図である。
【図17】図15に示す携帯電話機のシステムを備える
携帯電話機の斜視図である。
【図18】比較例における素子形成領域の平面を模式的
に示す平面図である。
【符号の説明】
1a 第1のn+型不純物層 2a 第2のn+型不純物層 3a 第3のn+型不純物層 4a 第4のn+型不純物層 5a 第5のn+型不純物層 6a 第6のn+型不純物層 7a 第7のn+型不純物層 8a 第8のn+型不純物層 1b 第1のp+型不純物層 2b 第2のp+型不純物層 3b 第3のp+型不純物層 4b 第4のp+型不純物層 30 シリコン基板 32 素子分離領域 40 第1素子形成領域 42 中央の第1素子形成領域 44 左側の第1素子形成領域 46 右側の第1素子形成領域 40a 第1活性領域 40b 第2活性領域 40c 第3活性領域 40d 第4活性領域 40e 第5活性領域 50 第2素子形成領域 50a 第6活性領域 50b 第7活性領域 51 中央の第2素子形成領域 52 左側の第2素子形成領域 53 右側の第2素子形成領域 54 中央の第2素子形成領域 55 左側の第2素子形成領域 56 右側の第2素子形成領域 60 第1ゲート−ゲート電極層 62 第2ゲート−ゲート電極層 64 第1副ワード線 66 第2副ワード線 72a 第2ゲート−ドレイン配線層の下層部 72b 第2ゲート−ドレイン配線層の上層部 80 第1ドレイン−ドレイン配線層 82 第2ドレイン−ドレイン配線層 90 主ワード線 92 Vdd配線 100 ビット線 102 /ビット線 104 Vss配線 110a 第1BLコンタクトパッド層 110b 第2BLコンタクトパッド層 112a 第1/BLコンタクトパッド層 112b 第2/BLコンタクトパッド層 114a 第1Vssコンタクトパッド層 114b 第2Vssコンタクトパッド層 116 Vddコンタクトパッド層 120 フィールド・第2層−コンタクト部 122 第1層・第2層−コンタクト部 124 第2層・第3層−コンタクト部 126 第3層・第4層−コンタクト部 130 層間絶縁層 130a スルーホール 132 層間絶縁層 132a スルーホール 134 層間絶縁層 134a スルーホール 200 シリコン基板 210 素子分離領域 B10 X方向に伸びる境界線 B20 Y方向に伸びる境界線 Q1 第1転送トランジスタ Q2 第2転送トランジスタ Q3 第1駆動トランジスタ Q4 第2駆動トランジスタ Q5 第1負荷トランジスタ Q6 第2負荷トランジスタ W10 nウエル W20 pウエル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/11 H01L 21/8244

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1負荷トランジスタと、第2負荷トラ
    ンジスタと、第1駆動トランジスタと、第2駆動トラン
    ジスタと、第1転送トランジスタと、第2転送トランジ
    スタとを含むメモリセルを備える半導体装置であって、 第1方向に沿って伸びる第1導電型ウエル領域と、 前記第1導電型ウエル領域の上において、前記第1方向
    に沿って伸びるワード線と、 前記第1導電型ウエル領域において設けられた、第1素
    子形成領域とを有し、 前記第1素子形成領域は、第1活性領域と、第2活性領
    域と、第3活性領域と、第4活性領域と、第5活性領域
    とを含み、 前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第5活
    性領域は、前記第1活性領域と前記第2活性領域との間
    において設けられ、 前記第1活性領域および前記第2活性領域は、それぞ
    れ、前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第
    5活性領域と連続している、半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1活性領域および前記第2活性領域は、前記第1
    方向に沿って伸び、 前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第5活
    性領域は、第2方向に沿って伸びる、半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第3活性領域、前記第4活性領域および前記第5活
    性領域は、第1方向に順次配列された、半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記第1素子形成領域において、前記第1導電型ウエル
    領域のためのウエルコンタクト領域が形成されている、
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記第1素子形成領域は、第1メモリセル、第2メモリ
    セル、第3メモリセルおよび第4メモリセルに属してい
    る、半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1活性領域には、前記第1メモリセルにおける第
    1駆動トランジスタと、前記第2メモリセルにおける第
    2駆動トランジスタとが形成され、 前記第2活性領域には、前記第3メモリセルにおける第
    2駆動トランジスタと、前記第4メモリセルにおける第
    1駆動トランジスタとが形成され、 前記第3活性領域には、前記第2メモリセルにおける第
    2転送トランジスタと、前記第3メモリセルにおける第
    2転送トランジスタとが形成され、 前記第5活性領域には、前記第1メモリセルにおける第
    1転送トランジスタと、前記第4メモリセルにおける第
    1転送トランジスタとが形成されている、半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記第1素子形成領域において、前記第1導電型ウエル
    領域のためのウエルコンタクト領域が形成され、 前記ウエルコンタクト領域は、前記第4活性領域におい
    て形成されている、半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記第4活性領域において、第1メモリセルおよび第2
    メモリセルにおける駆動トランジスタの第1ソースと、
    第3メモリセルおよび第4メモリセルにおける駆動トラ
    ンジスタの第2ソースとが設けられ、 前記ウエルコンタクト領域は、前記第1ソースと、前記
    第2ソースとの間に設けられている、半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記ウエルコンタクト領域、前記第1ソースおよび前記
    第2ソースは、Vss配線に電気的に接続されている、
    半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記ワード線は、前記第1素子形成領域と交差するよう
    に形成されている、半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記半導体装置は、 前記第1負荷トランジスタのゲート電極と、前記第1駆
    動トランジスタのゲート電極とを含む、第1ゲート−ゲ
    ート電極層と、 前記第2負荷トランジスタのゲート電極と、前記第2駆
    動トランジスタのゲート電極とを含む、第2ゲート−ゲ
    ート電極層と、 前記第1負荷トランジスタのドレインと、前記第1駆動
    トランジスタのドレインとを電気的に接続する接続層の
    一部を構成する、第1ドレイン−ドレイン配線層と、 前記第2負荷トランジスタのドレインと、前記第2駆動
    トランジスタのドレインとを電気的に接続する接続層の
    一部を構成する、第2ドレイン−ドレイン配線層と、 前記第1ゲート−ゲート電極層と、前記第2ドレイン−
    ドレイン配線層とを電気的に接続する接続層の一部を構
    成する、第1ドレイン−ゲート配線層と、 前記第2ゲート−ゲート電極層と、前記第1ドレイン−
    ドレイン配線層とを電気的に接続する接続層の一部を構
    成する、第2ドレイン−ゲート配線層と、を含み、 前記第1ドレイン−ゲート配線層と、前記第2ドレイン
    −ゲート配線層とは、それぞれ異なる層に位置してい
    る、半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の前
    記半導体装置を含む、メモリシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかに記載の前
    記半導体装置を含む、電子機器。
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