JP2005159131A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 メモリセルアレイチップ面積を増加させることなく、ラッチアップ耐性を向上させる。
【解決手段】 開示される半導体記憶装置10は、P型ウエル領域4に形成されたN+型ソース/ドレイン領域13にはこのN+型ソース/ドレイン領域13を貫通して、P型ウエル領域4に接するようにP+型接地電位供給用領域6が形成されるとともに、N型ウエル領域5に形成されたP+型ソース/ドレイン領域14にはこのP+型ソース/ドレイン領域14を貫通して、N型ウエル領域5に接するようにN+型電源電位供給用領域7が形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に係り、詳しくは、フルCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型SRAM(Static Random Access Memory)から構成される半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
半導体記憶装置(半導体メモリ)は、大別して、記憶された情報が電源オフで消滅してしまう揮発性メモリと、記憶された情報が電源オフでも消滅しない不揮発性メモリに分類され、揮発性メモリとしてはRAMが、また不揮発性メモリとしてはROM(Read Only Memory)が代表的なものとして知られている。このうち、RAMはさらにS(Static)RAMとD(Dynamic)RAMとに分類されるが、これら半導体メモリのほとんどが、集積度の点で優れているMOS型トランジスタによって構成されている。
また、揮発性メモリの中で特にSRAMは高速動作に優れるだけでなく、DRAMで必須としている周期的に記憶情報を更新するための煩雑なレフレッシュ動作が不要である等の利点を有しているので、メモリの分野で広範囲に使用されている。上述のSRAMは、基本的にインバータを2段組み合わせたフリップフロップにより1ビットの情報を記憶する1つのメモリセルを構成しているが、そのフリップフロップの具体的な組み合わせ内容によりいくつかのタイプがある。
現在、最も一般的に用いられているSRAMは、1つのメモリセルが上述のようなMOS型トランジスタを6個組み合わせて構成されたフルCMOS型SRAM(以下、単にCMOS型SRAMとも称する)である。同SRAMは、図14の等価回路図に示すように、1つのメモリセルMCが、一対のNMOS型トランジスタから構成される一対のアクセストランジスタ(転送トランジスタ)Q1、Q2と、一対のNMOS型トランジスタから構成される一対のドライバトランジスタ(駆動トランジスタ)Q3、Q4と、一対のPMOS型トランジスタから構成される一対の負荷トランジスタQ5、Q6との6トランジスタから構成されている。ここで、NMOS型トランジスタから構成されるドライバトランジスタQ3及びPMOS型トランジスタから構成される負荷トランジスタQ5と、NMOS型トランジスタから構成されるドライバトランジスタQ4及びPMOS型トランジスタから構成される負荷トランジスタQ6とは、それぞれCMOS型インバータを構成している。そして、各インバータの入力と出力とは交差接続されてフリップフロップを構成している。
一対のアクセストランジスタQ1、Q2のゲートはともにワード線WLに接続され、また、各トランジスタQ1、Q2のソースはそれぞれビット線BL、反転ビット線BLに接続される。また、一対の負荷トランジスタQ5、Q6のソースはともに電源VDDに接続される一方、一対のドライバトランジスタQ3、Q4のソースはともにVSS(GND)に接続される。以上のようなメモリセルMCが複数個マトリクス状に配置されることにより、メモリセルアレイが構成されて前述のCMOS型SRAMが製造される。このように、CMOS型インバータを2段組み合わせたフリップフロップを有するメモリセルにより構成したCMOS型SRAMによれば、前述した利点に加えて、CMOS型インバータの特長を生かして特に低消費電力で動作するSRAMを得ることができるので、メモリの分野で広範囲に使用されている。
ところで、CMOS型SRAMにおいては、周知のように、デバイス製造時に同一半導体基板内に隣接してNMOS型トランジスタ及びPMOS型トランジスタを形成すると、NMOS型及びPMOS型トランジスタ側にそれぞれNPN型及びPNP型トランジスタが寄生的に存在することに伴い、動作時にVDDからVSSに到る異常電流の発生する現象、いわゆる、ラッチアップが生ずる。そして、同SRAMの記憶容量の増加による各トランジスタのサイズの微細化に伴って、ラッチアップ耐性も悪化する方向に向かっている。
このようなラッチアップの防止策の一つとして、従来から、NMOS型トランジスタを形成するP型ウエル領域、及びPMOS型トランジスタを形成するN型ウエル領域の電位を固定する手段が採用されている。具体的には、N型ウエル領域にVDD(電源電位)に接続するN型ウエルコンタクト領域を形成する一方、P型ウエル領域にVSS(接地電位)に接続するP型ウエルコンタクト領域を形成する。この場合、メモリセルの数に対してN及びP型ウエルコンタクト領域の配置頻度を上げるほど、ラッチアップ防止の効果が大きくなるので、ラッチアップ耐性を向上させることができるようになる。
上述のようなラッチアップを防止するために各ウエルコンタクト領域を形成するようにした半導体記憶装置が、例えば特許文献1に開示されている。同半導体記憶装置は、図15に示すように、メモリセルアレイMCAは、複数のメモリセルMCがx方向及びy方向にマトリクス状に配置されて、n+(以下、高濃度nと称する)ウエルコンタクト領域15aがx方向に配置された32個のメモリセルMC毎に一つ設けられるとともに、p+(以下、高濃度pと称する)ウエルコンタクト領域17aがy方向に配置された2個のメモリセルMC毎に一つ設けられている。この例では、x方向に配置される高濃度nウエルコンタクト領域15aの配置頻度は、32個のメモリセルMCに対して1となり、一方y方向に配置される高濃度pエルコンタクト領域17aの配置頻度は、2個のメモリセルMCに対して1となっている。なお、x方向には複数のワード線23が配置され、各ワード線23間にはワード線間領域91、93が交互に配置されている。符号Aは、1つのメモリセルMCの領域を示している。
高濃度nウエルコンタクト領域15aは、特許文献1の図10〜図13に示されるように、プラグ61を介して第2層である分岐部33a、33bに接続され、またプラグ75を介して第3層であるVDDコンタクトパッド層49に接続され、さらにプラグ81を介して第4層であるVDD配線57に接続されている。一方、高濃度pウエルコンタクト領域17aは、プラグ61を介して第2層であるVSS局所配線37に接続され、またプラグ75を介して第3層であるVSSコンタクトパッド層47に接続され、さらにプラグ81を介して第4層であるVSS配線55に接続されている。このような構成により、高濃度nウエルコンタクト領域15aはVDD電位に固定される一方、高濃度pウエルコンタクト領域17aはVSS電位に固定されるので、前述したようにラッチアップを防止することができる。
特開2001−358232号公報
ところで、特許文献1記載の従来の半導体記憶装置では、メモリセルアレイチップ内に本来のメモリセルを形成する領域に追加してラッチアップ防止用の各ウエルコンタクト領域を設ける必要があるので、各ウエルコンタクト領域を形成する面積分だけメモリセルアレイチップの面積が増加するようになるため、コストアップが避けられなくなる、という問題がある。
すなわち、特許文献1に記載されているラッチアップ防止用の高濃度nウエルコンタクト領域15a及び高濃度pウエルコンタクト領域17aは、本来のメモリセルの動作には直接関係のない領域なので、もともと不要な領域となるべきものである。にもかかわらず、チップ内に各ウエルコンタクト領域15a、17aを設けることは、メモリセルアレイ領域の一部が各ウエルコンタクト領域15a、17aによって占有されてしまうことになるので、その分メモリセルアレイチップの面積が増加するようになる。
例えば、特許文献1の図11に示されるように、高濃度pウエルコンタクト領域17aが高濃度n型ソース/ドレイン領域11a2と11a3との間のx方向に配置されているが、同コンタクト領域17aをVSS電位に固定するためには、前述したように、プラグ61を介して第2層であるVSS局所配線37に接続し、またプラグ75を介して第3層であるVSSコンタクトパッド層47に接続し、さらにプラグ81を介して第4層であるVSS配線55に接続しなければならない。このように、同コンタクト領域17aをVSS電位に固定するためには、多数のプラグ及び配線等が必要になるが、これらのプラグ及び配線等は、本来のメモリセルには不必要な構成要素であり、上述したようにメモリセルアレイチップの面積を増加させる原因となる。そして、ラッチアップ防止の効果を大きくするために、すなわち、ラッチアップ耐性を向上させるために、各ウエルコンタクト領域15a、17aの配置頻度を上げるほど、その傾向は大きくなる。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、メモリセルアレイチップ面積を増加させることなく、ラッチアップ耐性を向上させることができるようにした半導体記憶装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタが形成されるとともに、第2導電型のウエル領域に一対の第1導電型MIS型トランジスタが形成され、上記第1導電型のウエル領域に電源電位が接続される一方、上記第2導電型のウエル領域に接地電位が接続されて成る半導体記憶装置に係り、上記第1導電型のウエル領域に形成された上記一対の第2導電型MIS型トランジスタを構成する第2導電型のソース/ドレイン領域と、上記第2導電型のウエル領域に形成された上記一対の第1導電型MIS型トランジスタを構成する第1導電型のソース/ドレイン領域と、上記第2導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、上記上記第1導電型のウエル領域に接するように形成された第1導電型の電源電位供給用半導体領域と、上記第1導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、上記第2導電型のウエル領域に接するように形成された第2導電型の接地電位供給用半導体領域と、上記第2導電型のソース/ドレイン領域と上記第1導電型の電源電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第1のサリサイド層と、上記第1導電型のソース/ドレイン領域と上記第2導電型の接地電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第2のサリサイド層とを有することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタが形成されるとともに、第2導電型のウエル領域に二対の第1導電型MIS型トランジスタが形成され、上記第1導電型のウエル領域に電源電位が接続される一方、上記第2導電型のウエル領域に接地電位が接続されて成る半導体記憶装置に係り、上記第1導電型のウエル領域に形成された上記一対の第2導電型MIS型トランジスタを構成する第2導電型のソース/ドレイン領域と、上記第2導電型のウエル領域に形成された上記二対の第1導電型MIS型トランジスタを構成する第1導電型のソース/ドレイン領域と、上記第2導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、上記第1導電型のウエル領域に接するように形成された第1導電型の電源電位供給用半導体領域と、上記二対の第1導電型MIS型トランジスタのうちいずれか一対のMIS型トランジスタの上記第1導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、上記第2導電型のウエル領域に接するように形成された第2導電型の接地電位供給用半導体領域と、上記第2導電型のソース/ドレイン領域と上記第1導電型の電源電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第1のサリサイド層と、上記第1導電型のソース/ドレイン領域と上記第2導電型の接地電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第2のサリサイド層とを有することを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の半導体記憶装置に係り、上記第1のサリサイド層に上記電源電位が接続される一方、上記第2のサリサイド層に上記接地電位が接続されることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置に係り、上記サリサイド層が、シリコンとコバルトあるいはチタンとの化合物から成ることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一に記載の半導体記憶装置に係り、上記第1導電型がN導電型であり、上記第2導電型がP導電型であることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、電源電位が接続される第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタを形成するとともに、接地電位が接続される第2導電型のウエル領域に一対の第1導電型MIS型トランジスタを形成する半導体記憶装置の製造方法に係り、半導体基板の素子分離領域により絶縁分離された活性領域に上記第1導電型のウエル領域及び上記第2導電型のウエル領域を形成するウエル領域形成工程と、上記第1導電型のウエル領域に第1導電型の電源電位供給用半導体領域、及び上記第2導電型のウエル領域に第2導電型の接地電位供給用半導体領域を形成する所望の電位供給用半導体領域形成工程と、上記素子分離領域上を含む所望の領域上にゲート配線を形成するゲート配線形成工程と、上記第1導電型のウエル領域に上記第1導電型の上記電源電位供給用半導体領域よりも浅く第2導電型ソース/ドレイン領域、及び上記第2導電型のウエル領域に上記第2導電型の上記接地電位供給用半導体領域よりも浅く第1導電型ソース/ドレイン領域を形成するソース/ドレイン領域形成工程と、上記第1導電型の上記電源電位供給用半導体領域、上記第2導電型の上記接地電位供給用半導体領域、上記ゲート配線、上記第2導電型ソース/ドレイン領域及び上記第1導電型ソース/ドレイン領域表面にサリサイド層を形成するサリサイド層形成工程とを有することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法に係り、上記半導体基板の全面に層間絶縁膜を形成した後、該層間絶縁膜に上記サリサイド層の一部を露出するコンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程とを有することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項7記載の半導体記憶装置の製造方法に係り、上記コンタクトホール形成工程の後に、上記所望の電位供給用半導体領域形成工程を行うことを特徴としている。
この発明の半導体記憶装置によれば、第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタが形成されるとともに、第2導電型のウエル領域に一対の第1導電型MIS型トランジスタが形成され、前記第1導電型のウエル領域に電源電位が接続される一方、前記第2導電型のウエル領域に接地電位が接続されて成る構成において、メモリセルアレイチップ面積を増加させることなく、ラッチアップ耐性を向上させることができる。また、この発明の半導体記憶装置の製造方法によれば、周知のプロセス工程を組み合わせることにより、コストアップを伴うことなく上述のような半導体記憶装置を製造することができる。
第1導電型のウエル領域に形成された一対の第2導電型MIS型トランジスタを構成する第2導電型のソース/ドレイン領域と、第2導電型のウエル領域に形成された一対の第1導電型MIS型トランジスタを構成する第1導電型のソース/ドレイン領域と、第2導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、第1導電型のウエル領域に接するように形成された第1導電型の電源電位供給用半導体領域と、第1導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、第2導電型のウエル領域に接するように形成された第2導電型の接地電位供給用半導体領域と、第2導電型のソース/ドレイン領域と第1導電型の電源電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第1のサリサイド層と、第1導電型のソース/ドレイン領域と第2導電型の接地電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第2のサリサイド層とを有する。
図1は、この発明の実施例である半導体記憶装置としてのCMOS型SRAMの構成を示す平面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3〜図11は同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、また図12及び図13は、同半導体記憶装置の第2の製造方法の主要な工程を示す断面図である。
この例の半導体記憶装置10は、図1及び図2に示すように、1つのメモリセルMCが、N型(第1導電型)のウエル領域5に形成された一対のPMOS型トランジスタから構成される一対の負荷トランジスタQ5、Q6と、P型(第2導電型)のウエル領域4に形成された一対のNMOS型トランジスタから構成される一対のアクセストランジスタ(転送トランジスタ)Q1、Q2と、同様にP型のウエル領域4に形成された一対のNMOS型トランジスタから構成される一対のドライバトランジスタQ3、Q4との6トランジスタから構成されている。
N型又はP型のシリコンから成る半導体基板1には、周知のSTI(Shallow Trench Isolation)法で形成された素子分離領域2により囲まれた活性領域3が形成されて、この活性領域3にはP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5が隣接して形成されている。P型ウエル領域4には一対のアクセストランジスタQ1、Q2及び一対のドライバトランジスタQ3、Q4を構成するNMOS型トランジスタのN+型(以下、高濃度N型と称する)ソース/ドレイン領域13が形成されるとともに、N型ウエル領域5には一対の負荷トランジスタQ5、Q6を構成するPMOS型トランジスタのP+型(以下、高濃度P型と称する)ソース/ドレイン領域14が形成されている。
また、高濃度N型ソース/ドレイン領域13にはこのソース/ドレイン領域13を貫通して、P型ウエル領域4に接するように高濃度P型接地電位供給用領域6が形成されるとともに、高濃度P型ソース/ドレイン領域14にはこのソース/ドレイン領域14を貫通して、N型ウエル領域5に接するように高濃度N型電源電位供給用領域7が形成されている。すなわち、高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14はそれぞれ、高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7よりも浅くなるように形成されている。高濃度P型接地電位供給用領域6はP型ウエル領域4にVSSを接続する経路の一部となり、同様にして、高濃度N型電源電位供給用領域7はN型ウエル領域5にVDDを接続する経路の一部となる。
素子分離領域2上を含む所望の領域上にポリシリコンから成るゲート配線12が形成され、このゲート配線12、高濃度N型ソース/ドレイン領域13、高濃度P型接地電位供給用領域6、高濃度P型ソース/ドレイン領域14及び高濃度N型電源電位供給用領域7の表面には共通にCo(コバルト)サリサイド層16が形成されている。このように所望の領域にCoサリサイド層16を形成することによって、ゲート配線12の低抵抗化を図ることができるとともに、高濃度P型接地電位供給用領域6、高濃度N型電源電位供給用領域7、高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14にそれぞれ電極を形成する際に各電極の低抵抗化も図ることができるようになる。
Coサリサイド層16を含む全面を覆うように、二酸化シリコン(SiO2)等から成る層間絶縁膜18が形成され、この層間絶縁膜18にはそれぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5上のCoサリサイド層16の一部を露出するコンタクトホール19A、19Bが形成されて、これらのコンタクトホール19A、19B内にはそれぞれW(タングステン)が埋め込まれてコンタクト20A、20Bが形成されている。さらに、層間絶縁膜18上に他の層間絶縁膜21が形成されて、この層間絶縁膜21にはそれぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5上のコンタクト20A、20Bを露出するコンタクトホール22A、22Bが形成されて、これらのコンタクトホール22A、22B内にはそれぞれWが埋め込まれてVSS用埋込み配線24A、VDD用埋込み配線24Bが形成されている。これらの埋込み配線24A、24B上にはビア(Via)配線25が形成され、このビア配線25上にはビット線26、27が形成されて、CMOS型SRAMが構成されている。
このような構成の半導体記憶装置10によれば、P型ウエル領域4に形成された高濃度N型ソース/ドレイン領域13にはこのソース/ドレイン領域13を貫通して、P型ウエル領域4に接するように高濃度P型接地電位供給用領域6が形成されるとともに、N型ウエル領域5に形成された高濃度P型ソース/ドレイン領域14にはこのソース/ドレイン領域14を貫通して、N型ウエル領域5に接するように高濃度N型電源電位供給用領域7が形成されている。そして、高濃度P型接地電位供給用領域6にはCoサリサイド層16、コンタクト20A及びVSS用埋込み配線24Aを介してVSSが接続される一方、高濃度N型電源電位供給用領域7にはCoサリサイド層16、コンタクト20B、VDD用埋込み配線24Bを介してVDDが接続されている。したがって、この例の半導体記憶装置10の構成によれば、メモリセルMCの1ビット毎にVDDに接続するN型ウエルコンタクト領域(すなわち、高濃度N型電源電位供給用領域7)及びVSSに接続するP型ウエルコンタクト領域(すなわち、高濃度P型接地電位供給用領域6)を形成することができ、しかも従来例のように多数のプラグ及び配線等の構成要素を形成する必要はなくなる。
すなわち、特許文献1に記載された従来例では、図16に示すように、P型ウエル領域203及びN型ウエル領域204にそれぞれ形成された高濃度N型ソース/ドレイン領域201及び高濃度P型ソース/ドレイン領域202には、この実施例に示されたような高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位給用領域7に相当した領域は形成されていない。したがって、P型ウエル領域203と高濃度N型ソース/ドレイン領域201との間、N型ウエル領域204と高濃度P型ソース/ドレイン領域202との間には、それぞれPN接合が存在するので、N型ウエル領域204にVDDが、P型ウエル領域203にVSSが与えられることがない。また、この例では上層配線はビット線26、27のみであり、VSS配線は存在していない。なお、符号205はサリサイド層、符号206A、206B、符号207A、207Bはそれぞれ、この例のCoサリサイド層16、コンタクト20A、20B、VSS用埋込み配線24A、VDD用埋込み配線24Bに対応した構成要素を示している。
次に、図3(a)、(b)〜図11(a)、(b)を参照して、この例の半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に説明する。
まず、図3(a)、(b)に示すように、N型(第1導電型)又はP型(第2導電型)のシリコンから成る半導体基板1を用いて、周知のSTI法により、選択的に素子分離領域2を形成する。この素子分離領域2により囲まれた領域がMOS型トランジスタを形成すべき活性領域3となる。次に、イオン注入法により、B(硼素)等のP型不純物及びP(燐)、As(砒素)等のN型不純物を活性領域3に交互に選択的に導入して、それぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5を形成する。
次に、図4(a)、(b)に示すように、イオン注入法により、P型ウエル領域4にB等のP型不純物を、N型ウエル領域5にP、As等のN型不純物をそれぞれ選択的に導入して、高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7を形成する。それらのP型不純物及びN型不純物を選択的に導入するにあたっては、図1に示すような、例えばレジストから成るP型不純物導入用選択マスク8及びN型不純物導入用選択マスク9を用いて各不純物をイオン注入する。これらの選択マスク8、9は、各電位供給用領域6、7の形成後に除去する。前述したように、高濃度P型接地電位供給用領域6はP型ウエル領域4にVSSを接続する経路の一部となり、同様にして、高濃度N型電源電位供給用領域7はN型ウエル領域5にVDDを接続する経路の一部となる。
次に、図5(a)、(b)に示すように、素子分離領域2上を含む所望の領域上にポリシリコンから成るゲート配線12を形成する。このゲート配線12は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により、予め基板1の全面にポリシリコン薄膜を形成した後、周知のフォトリソグラフィ法によりポリシリコン薄膜を所望の形状にパターングして形成する。
次に、図6(a)、(b)に示すように、イオン注入法により、P型ウエル領域4にP、As等のN型不純物を、N型ウエル領域5にB等のP型不純物をそれぞれ選択的に導入して、高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7よりも浅くそれぞれ高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14を形成する。この際、これら高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14によって、予め形成されている高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7が打ち消されないように、それぞれのイオン注入量を制御する。
次に、図7(a)、(b)に示すように、高濃度P型接地電位供給用領域6、高濃度N型電源電位供給用領域7、ゲート配線12、高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14表面にCoサリサイド層16を形成する。このCoサリサイド層16は、スパッタ法等により、予め基板1の全面にCo薄膜を形成した後、熱処理を施して、高濃度P型接地電位位供給用領域6、高濃度N型電源電位供給用領域7、ゲート配線12、高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14表面にCoを反応させることにより、自己整合(Self-align)的に形成する。未反応のCo薄膜はウエットエッチング等により選択的に除去する。
次に、図8(a)、(b)に示すように、CVD法等により、全面にSiO2等から成る層間絶縁膜18を形成した後、フォトリソグラフィ法により、層間絶縁膜18にそれぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5上のCoサリサイド層16の一部を露出するコンタクトホール19A、19Bを形成する。次に、CVD法等によりコンタクトホール19A、19B内にそれぞれWを埋め込んでコンタクト20A、20Bを形成する。
次に、図9(a)、(b)に示すように、CVD法により、全面にSiO2等から成る層間絶縁膜21を形成した後、フォトリソグラフィ法により、層間絶縁膜21にそれぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5上のコンタクト20A、20Bを露出するコンタクトホール22A、22Bを形成する。次に、CVD法等によりコンタクトホール22A、22B内にそれぞれWを埋め込んでVSS用埋込み配線24A、VDD用埋込み配線24Bを形成する。
次に、図10(a)、(b)に示すように、各埋込み配線24A、24B上にビア配線25を形成する。次に、図11(a)、(b)に示すように、ビア配線25上にビット線26、27を形成する。なお、必要に応じて、さらに層間絶縁膜を積層し、それぞれにビア配線を形成することにより、任意の層数の多層配線を形成することができる。このように多層配線を形成した場合は、ビット線26、27は最上層に形成される。以上の工程を経ることにより、図1及び図2に示したようなこの例の半導体記憶装置10を完成させる。
このように、この例の半導体記憶装置10によれば、P型ウエル領域4に形成された高濃度N型ソース/ドレイン領域13にはこのソース/ドレイン領域13を貫通して、P型ウエル領域4に接するように高濃度P型接地電位供給用領域6が形成されるとともに、N型ウエル領域5に形成された高濃度P型ソース/ドレイン領域14にはこのソース/ドレイン領域14を貫通して、N型ウエル領域5に接するように高濃度N型電源電位供給用領域7が形成され、高濃度P型接地電位供給用領域6にはCoサリサイド層16、コンタクト20A及びVSS用埋込み配線24Aを介してVSSが接続される一方、高濃度N型電源電位供給用領域7にはCoサリサイド層16、コンタクト20B、VDD用埋込み配線24Bを介してVDDが接続されているので、従来例のように多数のプラグ及び配線等の構成要素を不要にして、メモリセルMCの1ビット毎にVDDに接続するN型ウエルコンタクト領域(すなわち、高濃度N型電源電位供給用領域7)及びVSSに接続するP型ウエルコンタクト領域(すなわち、高濃度P型接地電位供給用領域6)を形成することができる。
また、この例の半導体記憶装置の製造方法によれば、周知のプロセス工程を組み合わせることにより、コストアップを伴うことなく上述のような半導体記憶装置を製造することができる。
したがって、メモリセルアレイチップ面積を増加させることなく、ラッチアップ耐性を向上させることができる。
次に、図12及び図13を参照して、この例の半導体記憶装置の第2の製造方法を説明する。
第1の製造方法における図5(a)、(b)の工程を省略して、図6(a)、(b)の工程後に、図12に示すように、CVD法等により、全面にSiO2等から成る層間絶縁膜18を形成した後、フォトリソグラフィ法により、層間絶縁膜18にそれぞれP型ウエル領域4及びN型ウエル領域5上のCoサリサイド層16の一部を露出するコンタクトホール19A、19Bを形成する。
次に、図13に示すように、コンタクトホール19Aを通じてP型ウエル領域4にB等のP型不純物を、コンタクトホール19Bを通じてN型ウエル領域5にP、As等のN型不純物をそれぞれ選択的に導入して、既に形成されているそれぞれ高濃度N型ソース/ドレイン領域13及び高濃度P型ソース/ドレイン領域14よりも深く、高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7を形成する。次に、CVD法等によりコンタクトホール19A、19B内にそれぞれWを埋め込んでコンタクト20A、20Bを形成する。以下は、第1の製造方法の図9(a)、(b)以降の工程を繰り返して、第1の製造方法と同様に半導体記憶装置10を完成させる。
この第2の製造方法によれば、各コンタクトホール19A、19Bの形成後に、層間絶縁膜18を不純物導入用選択マスクとして用いて高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7を形成する際、不純物導入用選択マスクと活性領域あるいはゲート配線12が目合わせずれを起こしても、各コンタクトホール19A、19Bの形成後に不純物を導入するので、各コンタクトホール19A、19Bの底部に対する高濃度P型接地電位供給用領域6及び高濃度N型電源電位供給用領域7のずれは生じないので、各領域6、7を高い位置決め精度で形成することができる。
このように、この半導体記憶装置の第2の製造方法によっても、第1の製造方法と略同様に半導体記憶装置を製造することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、実施例ではCMOS型SRAMをMOS型トランジスタで構成する例で示したが、MOS型トランジスタに限ることはない。すなわち、ゲート絶縁膜としては酸化膜(Oxide)に限ることなく窒化膜(Nitride Film)でも良く、あるいは酸化膜と窒化膜との2重膜構成でも良い。つまり、MIS型トランジスタである限り、MOS型トランジスタに限らずに、MNS(Metal Nitride Semiconductor)型トランジスタでも良く、あるいは、MNOS(Metal Nitride Oxide Semiconductor)型トランジスタでも良い。また、実施例ではCoサリサイド層を形成する例で示したが、Coに限ることなくTi(チタン)を用いたTiサリサイド層を形成しても、Coサリサイド層と略同等な優れた効果を得ることができる。また、実施例の半導体記憶装置の製造方法では、高濃度P型接地電位供給用半導体領域及び高濃度N型電源電位供給用半導体領域を形成した後に、それぞれ高濃度P型ソース/ドレイン領域及び高濃度N型ソース/ドレイン領域を形成した例で説明したが、各電位供給用半導体領域が各ソース/ドレイン領域によって打ち消されない関係になっていれば、高濃度P型ソース/ドレイン領域及び高濃度N型ソース/ドレイン領域を先に形成するようにしてもよい。
この発明の実施例である半導体記憶装置としてのCMOS型SRAMの構成を示す平面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第1の製造方法を工程順に示す工程図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 同半導体記憶装置の第2の製造方法の主要な工程を示す断面図である。 同半導体記憶装置の第2の製造方法の主要な工程を示す断面図である。 この発明の半導体記憶装置であるフルCMOS型SRAMの等価回路図である。 従来の半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成を概略的に示す平面図である。 従来の半導体記憶装置の欠点を説明する断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離領域
3 活性領域
4 P型ウエル領域
5 N型ウエル領域
6 P+型(高濃度P型)接地電位供給用領域
7 N+型(高濃度N型)電源電位供給用領域
8 P型不純物導入用選択マスク
9 N型不純物導入用選択マスク
10 半導体記憶装置
12 ゲート配線
13 N+型(高濃度N型)ソース/ドレイン領域
14 P+型(高濃度P型)ソース/ドレイン領域
16 Coサリサイド層
18、21 層間絶縁膜
19A、19B、22A、22B コンタクトホール
20A、20B コンタクト
24A VSS用埋込み配線
24B VDD用埋込み配線
25 ビア配線
26、27 ビット線
MC メモリセル
Q1、Q2 アクセストランジスタ(転送トランジスタ)
Q3、Q4 ドライバトランジスタ(駆動トランジスタ)
Q5、Q6 負荷トランジスタ
VDD 電源電位
VSS 接地電位

Claims (8)

  1. 第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタが形成されるとともに、第2導電型のウエル領域に一対の第1導電型MIS型トランジスタが形成され、前記第1導電型のウエル領域に電源電位が接続される一方、前記第2導電型のウエル領域に接地電位が接続されて成る半導体記憶装置であって、
    前記第1導電型のウエル領域に形成された前記一対の第2導電型MIS型トランジスタを構成する第2導電型のソース/ドレイン領域と、
    前記第2導電型のウエル領域に形成された前記一対の第1導電型MIS型トランジスタを構成する第1導電型のソース/ドレイン領域と、
    前記第2導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、前記前記第1導電型のウエル領域に接するように形成された第1導電型の電源電位供給用半導体領域と、
    前記第1導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、前記第2導電型のウエル領域に接するように形成された第2導電型の接地電位供給用半導体領域と、
    前記第2導電型のソース/ドレイン領域と前記第1導電型の電源電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第1のサリサイド層と、
    前記第1導電型のソース/ドレイン領域と前記第2導電型の接地電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第2のサリサイド層と、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタが形成されるとともに、第2導電型のウエル領域に二対の第1導電型MIS型トランジスタが形成され、前記第1導電型のウエル領域に電源電位が接続される一方、前記第2導電型のウエル領域に接地電位が接続されて成る半導体記憶装置であって、
    前記第1導電型のウエル領域に形成された前記一対の第2導電型MIS型トランジスタを構成する第2導電型のソース/ドレイン領域と、
    前記第2導電型のウエル領域に形成された前記二対の第1導電型MIS型トランジスタを構成する第1導電型のソース/ドレイン領域と、
    前記第2導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、前記第1導電型のウエル領域に接するように形成された第1導電型の電源電位供給用半導体領域と、
    前記二対の第1導電型MIS型トランジスタのうちいずれか一対のMIS型トランジスタの前記第1導電型のソース/ドレイン領域を貫通し、前記第2導電型のウエル領域に接するように形成された第2導電型の接地電位供給用半導体領域と、
    前記第2導電型のソース/ドレイン領域と前記第1導電型の電源電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第1のサリサイド層と、
    前記第1導電型のソース/ドレイン領域と前記第2導電型の接地電位供給用半導体領域の表面に共通に形成された第2のサリサイド層と、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記第1のサリサイド層に前記電源電位が接続される一方、前記第2のサリサイド層に前記接地電位が接続されることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記サリサイド層が、シリコンとコバルトあるいはチタンとの化合物から成ることを特徴とする請求項1、2または3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1導電型がN導電型であり、前記第2導電型がP導電型であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  6. 電源電位が接続される第1導電型のウエル領域に一対の第2導電型MIS型トランジスタを形成するとともに、接地電位が接続される第2導電型のウエル領域に一対の第1導電型MIS型トランジスタを形成する半導体記憶装置の製造方法であって、
    半導体基板の素子分離領域により絶縁分離された活性領域に前記第1導電型のウエル領域及び前記第2導電型のウエル領域を形成するウエル領域形成工程と、
    前記第1導電型のウエル領域に第1導電型の電源電位供給用半導体領域、及び前記第2導電型のウエル領域に第2導電型の接地電位供給用半導体領域を形成する所望の電位供給用半導体領域形成工程と、
    前記素子分離領域上を含む所望の領域上にゲート配線を形成するゲート配線形成工程と、
    前記第1導電型のウエル領域に前記第1導電型の前記電源電位供給用半導体領域よりも浅く第2導電型ソース/ドレイン領域、及び前記第2導電型のウエル領域に前記第2導電型の前記接地電位供給用半導体領域よりも浅く第1導電型ソース/ドレイン領域を形成するソース/ドレイン領域形成工程と、
    前記第1導電型の前記電源電位供給用半導体領域、前記第2導電型の前記接地電位供給用半導体領域、前記ゲート配線、前記第2導電型ソース/ドレイン領域及び前記第1導電型ソース/ドレイン領域表面にサリサイド層を形成するサリサイド層形成工程と、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記半導体基板の全面に層間絶縁膜を形成した後、該層間絶縁膜に前記サリサイド層の一部を露出するコンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、
    を有することを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 前記コンタクトホール形成工程の後に、前記所望の電位供給用半導体領域形成工程を行うことを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置の製造方法。
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