JP3386037B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3386037B2 JP2000179978A JP2000179978A JP3386037B2 JP 3386037 B2 JP3386037 B2 JP 3386037B2 JP 2000179978 A JP2000179978 A JP 2000179978A JP 2000179978 A JP2000179978 A JP 2000179978A JP 3386037 B2 JP3386037 B2 JP 3386037B2
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    • Y10S257/904FET configuration adapted for use as static memory cell with passive components,, e.g. polysilicon resistors

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、SRAM
(static random access memory)のような半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】半導体
記憶装置の一種であるSRAMは、リフレッシュ動作が
不要なのでシステムを簡単にできることや低消費電力で
あるという特徴を有する。このため、SRAMは、例え
ば、携帯電話のような携帯機器のメモリに好適に使用さ
れる。携帯機器には、小型化の要請があり、このために
は、SRAMのメモリセルサイズを縮小しなければなら
ない。
【0003】本発明の目的は、メモリセルサイズを小型
化することが可能な半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、第1導電型の第1駆動トランジスタ、第1導電型の
第2駆動トランジスタ、第2導電型の第1負荷トランジ
スタ、第2導電型の第2負荷トランジスタ、第1導電型
の第1転送トランジスタおよび第1導電型の第2転送ト
ランジスタを含むメモリセル、第1導電型のウェルコン
タクト領域、および第2導電型のウェルコンタクト領
域、を備えた半導体記憶装置であって、前記メモリセ
ル、前記第1導電型のウェルコンタクト領域、前記第2
導電型のウェルコンタクト領域を、それぞれ、複数個づ
つ備え、前記メモリセルは、第1および第2ゲート電極
層、第1および第2ドレイン−ドレイン接続層、第1お
よび第2ドレイン−ゲート接続層を備え、前記第1ゲー
ト電極層は、前記第1駆動トランジスタおよび前記第1
負荷トランジスタのゲート電極を含み、前記第2ゲート
電極層は、前記第2駆動トランジスタおよび前記第2負
荷トランジスタのゲート電極を含み、前記第1ドレイン
−ドレイン接続層は、前記第1駆動トランジスタのドレ
イン領域と前記第1負荷トランジスタのドレイン領域を
接続し、前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第
2駆動トランジスタのドレイン領域と前記第2負荷トラ
ンジスタのドレイン領域を接続し、前記第1ドレイン−
ゲート接続層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と
前記第2ゲート電極層を接続し、前記第2ドレイン−ゲ
ート接続層は、前記第2ドレイン−ドレイン接続層と前
記第1ゲート電極層を接続し、前記ドレイン−ゲート接
続層、前記ドレイン−ドレイン接続層、および前記ゲー
ト電極層は、それぞれ、異なる層にあり、平面的には、
前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ドレイン
−ドレイン接続層との間に、前記第1および前記第2ゲ
ート電極層が位置し、前記第1導電型のウェルコンタク
ト領域は、第1方向に並ぶ所定数のメモリセル毎に一つ
設けられ、前記第2導電型のウェルコンタクト領域は、
第1方向と直角に交わる第2方向に並ぶ2メモリセル毎
に一つ設けられている、ことを特徴とする。
【0005】本発明は、インバータのゲートとなるゲー
ト電極層と、インバータのドレイン同士を接続するドレ
イン−ドレイン接続層と、一方のインバータのゲートと
他方のインバータのドレインとを接続するドレイン−ゲ
ート接続層と、を備えている。本発明によれば、三層
(ゲート電極層、ドレイン−ドレイン接続層、ドレイン
−ゲート接続層)を用いて、フリップフロップが形成さ
れる。このため、二層を用いてフリップフロップを形成
する場合に比べて、各層のパターンを単純化(例えば、
直線状のパターン)することができる。このように、本
発明によれば、各層のパターンを単純化できるので、例
えば、メモリセルサイズが、4.5μm2以下の微細な
半導体記憶装置にすることができる。
【0006】また、本発明によれば、平面的には、第1
ドレイン−ドレイン接続層と第2ドレイン−ドレイン接
続層との間に、第1および第2ゲート電極層が位置して
いる。このため、駆動トランジスタのソースコンタクト
層をメモリセル中央部に配置することができる。さら
に、ソースコンタクト層を接地線に接続するための配線
を、ドレイン−ドレイン接続層と同一層で、セル中央部
に配置できる。これにより、第1および第2ドレイン−
ゲート接続層形成の自由度が増すので、この点からも、
メモリセルサイズの小型化に有利となる。なお、本発明
において、ソースコンタクト層とは、駆動トランジスタ
のソース領域と配線層との接続に用いられる導電層であ
る。
【0007】また、本発明によれば、ラッチアップを防
ぐことができる。すなわち、本発明の半導体記憶装置
は、駆動トランジスタと転送トランジスタが形成される
第2導電型ウェルに、第2方向に並ぶ2メモリセル毎に
一つ、ウェルコンタクト領域を配置することができる。
一般に、トランジスタが動作し、ドレイン電流が流れる
と、基板電流(ドレイン端からウェルコンタクト領域へ
の電流)が流れる。特に、基板電流が大きいのは、駆動
トランジスタである。基板電流と基板抵抗(ウェル抵
抗)との積である電位の上昇は、ラッチアップの原因と
なる。この構成によれば、基板電流の大きい駆動トラン
ジスタには、メモリセル内にウェルコンタクト領域が形
成され、ウェルコンタクトの位置が近くなるので、基板
抵抗を下げることができる。よって、ラッチアップの発
生を防止できる。
【0008】また、本発明の、第2方向に並ぶ2メモリ
セル毎に一つ配置される第2導電型のウェルコンタクト
領域は、第1方向に沿って見れば、各メモリセルに一つ
配置される構造である。第1方向とは、ワード線方向で
ある。一般に、一つのワード線が選択されると、ワード
線に接続される全てのメモリセルが動作する。選択メモ
リセルの駆動トランジスタには、一斉にドレイン電流が
流れ、一斉に基板電流が発生する。本発明では、動作す
る全メモリセルに、セル毎のウェルコンタクト領域が配
置されているので、動作時の全ての駆動トランジスタで
基板抵抗が低く、ラッチアップを防ぐことができる。一
方、負荷トランジスタが形成される第1導電型のウェル
には、第1方向に並ぶ所定メモリセル毎に、ウェルコン
タクト領域が形成される。所定数とは、例えば、32ま
たは64である。負荷トランジスタは、セルノードの高
電位を保持させるだけで、駆動トランジスタのような直
流電流が流れないので、基板電流が小さい。従って、第
1導電型のウェルコンタクト領域が、例えば、32セル
毎になり、ウェル抵抗が大きくなっても(特に、ウェル
コンタクト領域とウェルコンタクト領域との中間に位置
するメモリセルがウェル抵抗が最大となる)、ラッチア
ップは起こらない。
【0009】なお、本発明において、第1導電型および
第2導電型としては、例えば、第1導電型がn型であ
り、第2導電型がp型の場合や、第1導電型がp型であ
り、第2導電型がn型の場合がある。本発明の半導体記
憶装置では、第1導電型がn型であり、第2導電型がp
型であるのが好ましい。この構造では、n型ウェルコン
タクト領域は、第1方向に並ぶ所定数のメモリセルに一
つ設けられ、p型ウェルコンタクト領域は、第2方向に
並ぶ2メモリセル毎に一つ設けられている。n型ウェル
には、負荷トランジスタとなるpチャネルトランジスタ
が形成され、p型ウェルには、駆動トランジスタや転送
トランジスタとなるnチャネルトランジスタが形成され
る。ここで、基板電流は、一般に、nチャネルトランジ
スタのほうがpチャネルトランジスタよりも大きい。例
えば、単位チャネル長当たり、nチャネルトランジスタ
の基板電流が1e−6A/μmに対して、pチャネルト
ランジスタの基板電流が1e−9A/μmであり、三桁
の差がある。本発明におけるこの構造では、基板電流の
大きいnチャネルトランジスタ形成領域は、ウェルコン
タクト領域が近い位置にあるので、基板抵抗が下げられ
る。よって、ラッチアップの発生を防止できる。一方、
pチャネルトランジスタについては、例えば32セル毎
のウェルコンタクト領域となり、pチャネルトランジス
タの基板抵抗が高くなる。しかし、基板電流が小さいの
で、ラッチアップは起こらない。なお、本発明の半導体
記憶装置では、p型ウェルコンタクト領域は、セル内の
接地線に接続される。従って、p型ウェルコンタクトの
ための専用の接地配線が不要になり、半導体記憶装置の
小型化を実現できる。
【0010】本発明は、第1方向に延びる、複数のワー
ド線を備え、前記ワード線は、前記第1および前記第2
転送トランジスタのゲート電極を含み、前記第1および
前記第2ゲート電極層が位置するワード線間領域と、前
記第2導電型のウェルコンタクト領域が位置するワード
線間領域と、が交互に並ぶ、ことを特徴とする。本発明
は、第2導電型のウェルコンタクト領域が第2方向に並
ぶ2メモリセル毎に一つ設けられている態様の一例であ
る。
【0011】本発明は、前記ワード線が直線状のパター
ンをしている、ことを特徴とする。本発明によれば、ワ
ード線のパターンは直線状であるので、一部が湾曲した
パターンのワード線に比べて、ワード線の長さを短くで
きる。よって、本発明によれば、ワード線の低抵抗化を
図ることができる。また、一部が湾曲したパターンのワ
ード線は、湾曲部で細ることがあり、これが、サリサイ
ドにおける細線効果の局所的なゲート配線抵抗の上昇の
原因となる。本発明によれば、ワード線のパターンは直
線状であり、湾曲部がないので、湾曲部が原因となる細
線効果の発生、および、これが原因となるワード線抵抗
の上昇を防ぐことができる。
【0012】また、本発明によれば、ワード線が直線状
のパターンなので、メモリセル面積を大きくすることな
く、第2導電型のウェルコンタクト領域をワード線間領
域の空スペースに位置させることができる。よって、本
発明によれば、デッドスペース(所定数のメモリセル毎
に設けられ、第2導電型のウェルコンタクト領域と、ウ
ェル電位を供給するための配線を形成するために設けら
れた追加のスペース)が不要となるので、半導体記憶装
置の小型化を実現できる。
【0013】本発明は、複数のソースコンタクト層を備
え、各前記メモリセルにおいて、前記第1および前記第
2ドレイン−ゲート接続層は、前記第1および前記第2
ゲート電極層より上の層に位置し、前記第1ゲート電極
層と前記第2ゲート電極層との間の領域であるゲート電
極層間領域には、前記第1および前記第2駆動トランジ
スタのソース領域が位置し、前記ソースコンタクト層
は、それぞれ、各前記ゲート電極層間領域上に収まって
いる、ことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、ドレイン−ゲート接続層
が、ゲート電極層およびドレイン−ドレイン接続層より
上の層に位置する。このため、ドレイン−ゲート接続層
とソースコンタクト層との接触を避けつつ、ソースコン
タクト層をゲート電極層間領域上に収めることができ
る。したがって、本発明によれば、駆動トランジスタの
ソース部の寄生抵抗を小さくすることができる。また、
かつソース領域のパターンを単純化(例えば、四角形パ
ターンのような幅が、ほぼ一定なパターン)できるの
で、半導体記憶装置の製造工程での加工余裕、特に、フ
ォト加工マージンを拡大でき、駆動トランジスタのチャ
ネル幅の寸法精度を向上できる。従って、本発明によれ
ば、メモリセルの動作の安定化を図ることができる。
【0015】また、本発明によれば、ソースコンタクト
層をゲート電極層間領域上に収めることができるので、
ワード線を直線にできる。その結果、第2方向に互いに
隣接して位置するメモリセルの境界部、すなわち、ワー
ド線間領域に、面積的な余裕ができる。このため、本発
明によれば、メモリセルの小型化を阻害せずに、第2導
電型のウェルコンタクト領域を、第2方向に並ぶ2メモ
リセル毎に一つ設けることができる。ここで、第2方向
では2メモリセル毎の配置であるが、実際に動作する時
に問題となる第1方向では、各メモリセル毎の配置とで
き、本発明では、メモリセルおよび半導体記憶装置の小
型化と、ラッチアップの防止と、を同時に実現できる。
【0016】本発明は、前記第1導電型のウェルコンタ
クト領域の、第1方向における両側には、前記第1およ
び前記第2負荷トランジスタが形成される領域が位置す
る、ことを特徴とする。本発明によれば、基板抵抗を小
さくすることが可能となる。すなわち、第1導電型のウ
ェルには、第1および第2負荷トランジスタが形成され
る。第1導電型のウェルコンタクト領域を第1導電型の
ウェルと接続させるためには、第1導電型のウェルを延
長しなければならない。第1導電型のウェルコンタクト
領域が、第1および第2負荷トランジスタが形成される
領域と離れていると、第1導電型のウェルの延長する長
さが大きくなる。これが、基板抵抗増大の原因となる。
本発明によれば、第1導電型のウェルコンタクト領域
の、第1方向における両側には、第1および第2負荷ト
ランジスタが形成される領域が位置するので、第1導電
型のウェルの延長する長さを小さくすることできる。よ
って、本発明によれば、基板抵抗を小さくすることが可
能となるのである。
【0017】本発明は、第1導電型は、n型であり、第
2導電型は、p型であり、第1層、第2層、第3層およ
び第4層の導電層を備え、前記第1層には、前記第1ゲ
ート電極層、前記第2ゲート電極層、および副ワード線
が位置し、前記第2層には、前記第1ドレイン−ドレイ
ン接続層、前記第2ドレイン−ドレイン接続層、電源
線、第1コンタクトパッド層、第2コンタクトパッド
層、および第3コンタクトパッド層が位置し、前記第3
層には、前記第1ドレイン−ゲート接続層、前記第2ド
レイン−ゲート接続層、主ワード線、第4コンタクトパ
ッド層、第5コンタクトパッド層、および第6コンタク
トパッド層が位置し、前記第4層には、第1ビット線、
第2ビット線、および接地線が位置し、前記副ワード線
は、第1方向に延び、前記電源線は、前記第1負荷トラ
ンジスタのソース領域、前記第2負荷トランジスタのソ
ース領域および前記第1導電型のウェルコンタクト領域
と接続され、前記第1コンタクトパッド層は、前記第1
ビット線と前記第1転送トランジスタのソース/ドレイ
ン領域との接続に用いられ、前記第2コンタクトパッド
層は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタの
ソース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第3コ
ンタクトパッド層は、前記第2導電型のウェルコンタク
ト領域、前記第1駆動トランジスタのソース領域および
前記第2駆動トランジスタのソース領域を、前記接地線
と接続させるのに用いられ、前記主ワード線は、第1方
向に延び、前記第4コンタクトパッド層は、前記第1ビ
ット線と前記第1転送トランジスタのソース/ドレイン
領域との接続に用いられ、前記第5コンタクトパッド層
は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタのソ
ース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第6コン
タクトパッド層は、前記第2導電型のウェルコンタクト
領域、前記第1駆動トランジスタのソース領域および前
記第2駆動トランジスタのソース領域を、前記接地線と
接続させるのに用いられ、前記第1ビット線および前記
第2ビット線は、第2方向に延びている、ことを特徴と
する。
【0018】本発明によれば、半導体記憶装置に要求さ
れる様々な性能(例えば、小型化、信頼性、安定性、ス
ピード)を、バランスよく高めることが可能となる。こ
こで、小型化とは、メモリセルそのもののサイズの小型
化と、第2導電型のウェルコンタクトのための専用の接
地配線が不要となることによる装置の小型化、の両方の
意味を含む。信頼性とは、ラッチアップ防止による信頼
性の向上を意味する。安定性とは、駆動トランジスタの
ソース寄生抵抗の低減やチャネル幅の精度向上による、
メモリセル動作の安定性の向上を意味する。また、スピ
ードとは、ワード線抵抗低減による、アクセスタイムの
短縮を意味する。
【0019】本発明は、前記第1のゲート電極層、前記
第2のゲート電極層、前記第1のドレイン−ドレイン接
続層、および前記第2のドレイン−ドレイン接続層は、
それぞれ、直線状のパターンをし、かつ、これらは、互
いに平行に配置されている、ことを特徴とする。本発明
によれば、パターンが単純なので、微細なメモリセルサ
イズの半導体記憶装置にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明にかかる半導体記憶装置の
一実施形態について説明する。本実施形態は、本発明に
かかる半導体記憶装置を、SRAMに適用したものであ
る。まず、本実施形態の構造の概略を説明し、それから
構造の詳細し、最後に本実施形態の主な効果を説明す
る。
【0021】[本実施形態の構造の概略]本実施形態の
半導体記憶装置は、6個のMOS電界効果トランジスタ
により、一つのメモリセルが構成されるタイプである。
本実施形態の構造の概略を、メモリセルのフリップフロ
ップを構成する部分の構造と、メモリセルの構造と、メ
モリセルアレイのパターンと、に分けて説明する。
【0022】{メモリセルのフリップフロップを構成す
る部分の構造}図1は、本実施形態のメモリセルアレイ
の一部における導電層の第1層、第2層および第3層を
示す平面図である。図1の理解を容易にするため、ま
ず、第1層、第2層、第3層について個別に説明する。
【0023】第1層は、図3に示すように、ゲート電極
層21a、21bおよび副ワード線23が配置されてい
る。第2層は、図5に示すように、ドレイン−ドレイン
接続層31a、31b等が配置されている。第3層は、
図8に示すように、ドレイン−ゲート接続層41a、4
1b等が配置されている。図3に示す構造上に、図5に
示す構造が位置し、図5に示す構造上に、図8に示す構
造が位置している。これを一つの図で表したのが図1で
ある。
【0024】図1には、フリップフロップを構成する部
分が表れている。これを、領域Aに着目して説明する。
領域Aは、一つのメモリセルが形成される領域である。
他の図面の領域Aもこの意味である。
【0025】領域Aには、6個のMOS電界効果トラン
ジスタ、つまり、nチャネル型の転送トランジスタ
1、Q2、nチャネル型の駆動トランジスタQ3、Q4
よびpチャネル型の負荷トランジスタQ5、Q6が形成さ
れている。駆動トランジスタQ3と負荷トランジスタQ5
とで、一つのCMOSインバータが構成されている。ま
た、駆動トランジスタQ4と負荷トランジスタQ6とで、
一つのCMOSインバータが構成されている。この二つ
のCMOSインバータをクロスカップルすることによ
り、フリップフロップが構成される。領域Aにある6個
のMOS電界効果トランジスタで構成される回路を、等
価回路で示すと図16のようになる。
【0026】再び図1を参照して、ゲート電極層21
a、およびゲート電極層21bは、それぞれ、直線状の
パターンをしている。ゲート電極層21aは、駆動トラ
ンジスタQ3および負荷トランジスタQ5のゲート電極を
構成し、さらに、これらのゲート電極同士を接続してい
る。また、ゲート電極層21bは、駆動トランジスタQ
4および負荷トランジスタQ6のゲート電極を構成し、さ
らに、これらのゲート電極同士を接続している。
【0027】駆動トランジスタQ3のドレインと負荷ト
ランジスタQ5のドレインとは、ドレイン−ドレイン接
続層31aにより接続される。また、駆動トランジスタ
4のドレインと負荷トランジスタQ6のドレインとは、
ドレイン−ドレイン接続層31bにより接続される。ド
レイン−ドレイン接続層31aおよびドレイン−ドレイ
ン接続層31bは、それぞれ、直線状のパターンをして
いる。
【0028】駆動トランジスタQ3および負荷トランジ
スタQ5のゲート電極(ゲート電極層21a)とドレイ
ン−ドレイン接続層31bとは、ドレイン−ゲート接続
層41bにより接続されている。また、駆動トランジス
タQ4および負荷トランジスタQ6のゲート電極(ゲート
電極層21b)とドレイン−ドレイン接続層31aと
は、ドレイン−ゲート接続層41aにより接続されてい
る。ドレイン−ゲート接続層41aおよびドレイン−ゲ
ート接続層41bは、それぞれ、L字状のパターンをし
ている。L字状のパターンの第1の辺と第2の辺とで形
成される角度は、ほぼ90度である。ドレイン−ゲート
接続層41aの第1の辺は、ドレイン−ゲート接続層4
1bの第1の辺と対向している。ドレイン−ゲート接続
層41aの第2の辺は、ドレイン−ゲート接続層41b
の第2の辺と対向している。ドレイン−ゲート接続層4
1aとドレイン−ゲート接続層41bとは、ほぼ点対称
である。
【0029】ゲート電極層21a、ゲート電極層21
b、ドレイン−ドレイン接続層31aおよびドレイン−
ドレイン接続層31bは、互いに平行に配置されてい
る。そして、ドレイン−ドレイン接続層31aとドレイ
ン−ドレイン接続層31bとの間に、ゲート電極層21
a、21bが位置している。
【0030】{メモリセルの構造}次に、本実施形態の
メモリセルの構造を説明する。本実施形態のメモリセル
は、フィールド上に、第1層、第2層、第3層、第4層
の導電層を、層間絶縁層を介して、順に重ねた構造をし
ている。フィールドは、図2に示すように、活性領域1
1、13、15、17と素子分離領域19とが位置する
領域である。第4層は、図10に示すように、ビット線
51等が位置する層である。本実施形態のメモリセル
は、図2に示すフィールド上に、前述した図1に示す第
1層、第2層、第3層の導電層が位置し、そして、この
上に、図10に示す第4層の導電層が位置する構造をし
ている。
【0031】{メモリセルアレイのパターン}図17
は、本実施形態におけるメモリセルアレイのパターンの
一部を示す平面図である。メモリセルアレイ1は、メモ
リセルMCが縦および横に多数並んだ構造をしている。
メモリセルアレイ1は、n+型ウェルコンタクト領域1
5aおよびp+型ウェルコンタクト領域17aを備え
る。n+型ウェルコンタクト領域15aは、x方向に並
ぶ32メモリセル毎に、一つ設けられている。p+型ウ
ェルコンタクト領域17aは、y方向に並ぶ2メモリセ
ル毎に、一つ設けられている。
【0032】メモリセルアレイ1には、x軸方向に延び
た、複数のワード線23が配置されている。ワード線と
ワード線との間の領域であるワード線間領域91、93
は、交互に並んでいる。ワード線間領域91には、ゲー
ト電極層が位置している。ワード線間領域93には、p
+型ウェルコンタクト領域17aが位置している。
【0033】[本実施形態の構造の詳細]本実施形態の
構造の詳細を、下層から順に、図2〜図15を用いて説
明する。なお、図2〜図13には、B1−B2線、C1
−C2線が記載されている。B1−B2線に沿った断面
を示すのが図14であり、C1−C2線に沿った断面を
示すのが図15である。
【0034】{フィールド、第1層}図11は、フィー
ルドおよび第1層の導電層を示す平面図である。まず、
フィールドについて、図2、図14および図15を用い
て説明する。図2は、フィールドを示す平面図である。
フィールドは、活性領域11、13、15、17および
素子分離領域19を有する。活性領域11、13、1
5、17は、シリコン基板の表面に形成されている。
【0035】活性領域11は、ほぼ口の字型をしてい
る。複数の活性領域11が、図2中、x軸方向に並んで
いる。活性領域11には、図1に示す転送トランジスタ
1、Q2、駆動トランジスタQ3、Q4が形成される。
【0036】活性領域13は、ほぼエの字型をしてい
る。複数の活性領域13が、図2中、x軸方向に並んで
いる。活性領域13には、図1に示す負荷トランジスタ
5、Q6が形成される。
【0037】活性領域15は、例えば、x方向に並ぶ3
2メモリセル毎に一つが形成される。活性領域15に
は、nウェルのウェルコンタクト領域が形成される。よ
って、32メモリセル分に対応するnウェルが、このウ
ェルコンタクト領域を介して、VDD配線(電源線)と接
続される。
【0038】活性領域17は、y方向に並ぶ2メモリセ
ル毎に一つが形成される。活性領域17には、pウェル
のウェルコンタクト領域が形成される。よって、2メモ
リセル分に対応するpウェルが、このウェルコンタクト
領域を介して、VSS配線(接地線)と接続される。
【0039】活性領域11、13、15、17は、それ
ぞれ、素子分離領域19(深さ、例えば、400nm)
により、他の活性領域から分離されている。素子分離領
域19としては、例えば、STI(shallow trench iso
lation)がある。
【0040】図2に示すフィールドのB1−B2断面、
C1−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すと
おりである。これらの断面には、活性領域11、13や
素子分離領域19が表れている。
【0041】次に、フィールド上に位置する第1層につ
いて、図3、図11、図14および図15を用いて説明
する。図3は、第1層の導電層を示す平面図であり、第
1層には、複数のゲート電極層21a、21bおよび複
数の副ワード線23(図3には、副ワード線23a、2
3bがあらわれている)が配置されている。ゲート電極
層21a、21bおよび副ワード線23は、例えば、ポ
リシリコン層上にシリサイド層を形成した構造を有す
る。
【0042】ゲート電極層21a、21bは、それぞ
れ、図3中、y軸方向に延びた直線状のパターンを有す
る。一組のゲート電極層21a、21bが、互いに平行
に、一つのメモリセル領域に配置される。ゲート電極層
21a、21bは、図1に示す駆動トランジスタQ3
4、負荷トランジスタQ5、Q6のゲート電極となる。
駆動トランジスタQ3、Q4のゲート長は、例えば、0.
18μmである。負荷トランジスタQ5、Q6のゲート長
は、例えば、0.20μmである。
【0043】副ワード線23は、直線状のパターンを有
し、図3中、x軸方向に延びている。副ワード線23
は、駆動トランジスタ側に位置している。副ワード線2
3は、上層に位置する主ワード線によって活性化/非活
性化される。副ワード線23は、転送トランジスタのゲ
ート電極となる(図1に示す転送トランジスタQ1、Q2
のゲート電極となるのは、副ワード線23aであ
る。)。転送トランジスタのゲート長は、例えば、0.
24μmである。
【0044】図3に示す第1層のB1−B2断面、C1
−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すとおり
である。これらの断面には、副ワード線23a、23b
やゲート電極層21bが表れている。
【0045】次に、活性領域に形成されるソース/ドレ
イン領域等について説明する。図11に示すように、活
性領域11には、n+型ソース/ドレイン領域11aが
形成される。活性領域13には、p+型ソース/ドレイ
ン領域13aが形成される。活性領域15には、n+
ウェルコンタクト領域15aが形成される。活性領域1
7には、p+型ウェルコンタクト領域17aが形成され
る。
【0046】ここで、ソース/ドレイン領域とは、ソー
スおよびドレインのうち、少なくとも一方の機能を果た
す領域という意味である。なお、n+型ソース/ドレイ
ン領域11a2は、転送トランジスタQ1と、副ワード
線23bをゲート電極とする転送トランジスタQ7と、
で共用されるn+型ソース/ドレイン領域11aであ
る。n+型ソース/ドレイン領域11a3は、転送トラ
ンジスタQ2と、副ワード線23bをゲート電極とする
転送トランジスタQ8と、で共用されるn+型ソース/ド
レイン領域11aである。
【0047】フィールドおよび第1層を覆うように、例
えば、シリコン酸化層のような層間絶縁層(図11中に
は図示せず)が形成されている。図14および図15に
示すように、この層間絶縁層65は、CMPにより平坦
化の処理がなされている。層間絶縁層65には、n+
ソース/ドレイン領域11a等を露出する複数のコンタ
クトホール63が形成されている。これらのコンタクト
ホール63には、プラグ61が埋め込まれている。プラ
グ61は、n+型ソース/ドレイン領域11a、p+型ソ
ース/ドレイン領域13a、n+型ウェルコンタクト領
域15a、p+型ウェルコンタクト領域17aに接続さ
れている。プラグ61の平面パターンは、図4に示すと
おりである。プラグ61の材料としては、例えば、タン
グステンがある。なお、コンタクトホール63の上端部
の径は、例えば、0.30μmであり、下端部の径は、
例えば、0.24μmである。
【0048】{第2層}第2層は、図11に示す構造上
に位置する。第2層の導電層は、図5に示すように、複
数のドレイン−ドレイン接続層31a、31b、VDD
線33、複数のBL(ビット線、ビット線/)コンタク
トパッド層35a、35b、複数のVSS局所配線37が
配置されている。これらは、例えば、下敷きとなるチタ
ン層(厚さ例えば、8.5nm)上に、チタンナイトラ
イド層(厚さ例えば、135nm)を形成した構造を有
する。
【0049】ドレイン−ドレイン接続層31a、31b
は、それぞれ、図5中、y軸方向に延びた直線状のパタ
ーンを有する。ドレイン−ドレイン接続層31aの本体
部31a3の幅は、ドレイン−ドレイン接続層31aの
端部31a1、31a2の幅より小さい。同様に、ドレ
イン−ドレイン接続層31bの本体部31b3の幅は、
ドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b1、31
b2の幅より小さい。本体部31a3および本体部31
b3の幅の値は、設計ルール上の最小値である。一組の
ドレイン−ドレイン接続層31a、31bが、一つのメ
モリセル領域に配置される。ドレイン−ドレイン接続層
31aとドレイン−ドレイン接続層31bとの間には、
平面的に見ると、図1に示すように、一組のゲート電極
層21a、21bが位置している。
【0050】VSS局所配線37は、図5中、y軸方向に
延びた直線状のパターンを有する。VSS局所配線37の
端部の幅は、VSS局所配線37の本体部の幅より大き
い。V SS局所配線37は、ドレイン−ドレイン接続層3
1aの端部31a2とドレイン−ドレイン接続層31b
の端部31b2との間に位置する。そして、この位置か
ら、VSS局所配線37は、図5中、下に位置するメモリ
セルのドレイン−ドレイン接続層31aの端部31a2
とドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b2との
間にまで延びている。VSS局所配線37は、二つのメモ
リセルにつき、一つが配置される。
【0051】BLコンタクトパッド層35aは、ビット
線とn+型ソース/ドレイン領域11a2(図11参
照)とを接続するためのパッド層として機能する。同様
に、BLコンタクトパッド層35bは、ビット線/とn
+型ソース/ドレイン領域11a3とを接続するための
パッド層として機能する。
【0052】BLコンタクトパッド層35aは、一メモ
リセルのドレイン−ドレイン接続層31aと、図5中、
その下にあるメモリセルのドレイン−ドレイン接続層3
1aとの間に位置する。同様に、BLコンタクトパッド
層35bは、一メモリセルのドレイン−ドレイン接続層
31bと、図5中、その下にあるメモリセルのドレイン
−ドレイン接続層31bとの間に位置する。BLコンタ
クトパッド層35a、35bは、二つのメモリセルにつ
き、それぞれ、一つが配置される。
【0053】VDD配線33は、図5中、x軸方向に延び
た直線状のパターンを有する。VDD配線33は、n+
ウェルコンタクト領域15a(図11参照)と立体的に
交差するように延びている。VDD配線33は、n+型ウ
ェルコンタクト領域15aの上方に、分岐部33a、3
3bを有する。
【0054】図5に示す第2層に位置するドレイン−ド
レイン接続層31a、31b、VDD配線33、BLコン
タクトパッド層35a、35b、VSS局所配線37は、
図11に示すプラグ61と接続されている。この接続
を、図5ではコンタクト部61mで表す。
【0055】図5に示す第2層のB1−B2断面は、図
14に示すとおりである。この断面には、ドレイン−ド
レイン接続層31b、BLコンタクトパッド層35bが
表れている。
【0056】第2層を覆うように、例えば、シリコン酸
化層のような層間絶縁層(図5中には図示せず)が形成
されている。図14および図15に示すように、この層
間絶縁層71は、CMPにより平坦化の処理がなされて
いる。図14に示すように、層間絶縁層71には、ドレ
イン−ドレイン接続層31b等を露出する複数のスルー
ホール79が形成されている。スルーホール79には、
プラグ75が埋め込まれている。また、図15に示すよ
うに、層間絶縁層71、65には、ゲート電極層21b
を露出するスルーホール77が形成されている。スルー
ホール77には、プラグ73が埋め込まれている。プラ
グ73、75と第2層の導電層との平面的関係を図示し
たのが図12である。
【0057】プラグ73について説明する。プラグ73
の平面パターンは、図6に示すとおりである。プラグ7
3は、ゲート電極層21a、21b(図3参照)に、接
続されている。プラグ73の断面を、図15を用いて説
明する。プラグ73は、二つの層間絶縁層65、71を
貫通するスルーホール77に埋め込まれている。この断
面において、プラグ73は、ゲート電極層21bと接続
されている。プラグ73の材料としては、例えば、タン
グステンを用いることができる。なお、スルーホール7
7の上端部の径は、例えば、0.32μmであり、下端
部の径は、例えば、0.24μmである。
【0058】プラグ75について説明する。プラグ75
の平面パターンは、図7に示すとおりである。プラグ7
5は、図12に示すように、ドレイン−ドレイン接続層
31a、31b、VDD配線33の分岐部33a、33
b、BLコンタクトパッド層35a、35b、VSS局所
配線37に接続されている。プラグ75の断面を、図1
4を用いて説明する。プラグ75は、層間絶縁層71を
貫通するスルーホール79に埋め込まれている。この断
面において、プラグ75は、ドレイン−ドレイン接続層
31b、BLコンタクトパッド層35bと接続されてい
る。プラグ75の材料としては、例えば、タングステン
を用いることができる。なお、スルーホール79の上端
部の径は、例えば、0.30μmであり、下端部の径
は、例えば、0.24μmである。
【0059】{第3層}第3層は、図12に示す構造上
に位置する。第3層の導電層は、図8に示すように、複
数のドレイン−ゲート接続層41a、41b、主ワード
線43、複数のBLコンタクトパッド層45a、45
b、複数のVSSコンタクトパッド層47、複数のVDD
ンタクトパッド層49が配置されている。これらは、例
えば、下から順に、チタンナイトライド層、アルミニウ
ム−銅合金層、チタン層、チタンナイトライド層が積層
された構造を有する。
【0060】ドレイン−ゲート接続層41aは、本体部
41a3と二つの端部41a1、41a2とを有する。
本体部41a3は、図8中、x軸方向に延びている部分
である。端部41a1は、ドレイン−ゲート接続層41
b側に曲がっている部分である。同様に、ドレイン−ゲ
ート接続層41bは、本体部41b3と二つの端部41
b1、41b2とを有する。本体部41b3は、図8
中、x軸方向に延びている部分である。端部41b1
は、ドレイン−ゲート接続層41a側に曲がっている部
分である。一組のドレイン−ゲート接続層41a、41
bが、一つのメモリセル領域に配置される。
【0061】BLコンタクトパッド層45aは、ビット
線とn+型ソース/ドレイン領域11a2とを接続する
ためのパッド層として機能する。同様に、BLコンタク
トパッド層45bは、ビット線/とn+型ソース/ドレ
イン領域11a3とを接続するためのパッド層として機
能する。BLコンタクトパッド層45a、45bは、二
つのメモリセルにつき、それぞれ、一つが配置される。
【0062】VSSコンタクトパッド層47は、図8中、
y軸方向に延び、二つの端部を有する。VSSコンタクト
パッド層47は、BLコンタクトパッド層45aとBL
コンタクトパッド層45bとの間に位置する。VSSコン
タクトパッド層47は、二つのメモリセルにつき、一つ
が配置される。
【0063】主ワード線43は、図8中、x軸方向に、
直線状に延びている。主ワード線43は、図5に示すV
DD配線33の上方に位置する。VDDコンタクトパッド層
49は、図5に示すVDD配線33の分岐部33a、33
bの上方に位置する。
【0064】ドレイン−ゲート接続層41aの端部41
a1、ドレイン−ゲート接続層41bの端部41b1
は、それぞれ、図12に示すプラグ73と接続されてい
る。この接続を、図8ではコンタクト部73mで表す。
また、ドレイン−ゲート接続層41aの端部41a2、
ドレイン−ゲート接続層41bの端部41b2、BLコ
ンタクトパッド層45a、45b、VSSコンタクトパッ
ド層47、VDDコンタクトパッド層49は、図12に示
すプラグ75と接続されている。この接続を、図8では
コンタクト部75mで表す。
【0065】図8に示す第3層のB1−B2断面、C1
−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すとおり
である。この断面には、ドレイン−ゲート接続層41
a、41b、BLコンタクトパッド層45b、主ワード
線43が表れている。これらを含む第3層の導電層上に
は、シリコン酸化層からなるハードマスク層40が形成
されている。ハードマスク層40をマスクとして、第3
層の導電層のパターンニングがなされる。これは、メモ
リセルの小型化により、レジストのみをマスクとして、
第3層の導電層のパターンニングをするのが困難だから
である。
【0066】第3層を覆うように、例えば、シリコン酸
化層のような層間絶縁層が形成されている。図14およ
び図15に示すように、この層間絶縁層85は、CMP
により平坦化の処理がなされている。層間絶縁層85に
は、BLコンタクトパッド層45a等が露出するスルー
ホール83が形成されている。スルーホール83には、
プラグ81が埋め込まれている。これを図示した平面図
が図13である。プラグ81は、図13に示すように、
BLコンタクトパッド層45a、45b、VSSコンタク
トパッド層47、VDDコンタクトパッド層49に接続さ
れている。プラグ81の平面パターンは、図9に示すと
おりである。プラグ81の材料としては、例えば、タン
グステンである。なお、スルーホール83の上端部の径
は、例えば、0.36μmであり、下端部の径は、例え
ば、0.28μmである。
【0067】{第4層}第4層は、図13に示す構造上
に位置する。第4層は、図10に示すように、複数のビ
ット線51、複数のビット線/53、複数のVSS配線5
5、VDD配線57が配置されている。VSS配線55は、
x軸方向で見ると、ビット線51とビット線/53との
間に位置し、セル中央に配置されている。VDD配線57
は、例えば、x軸方向に並ぶ32メモリセル毎に一本が
配置される。これらは、図10中、y軸方向に、直線状
に延びている。これらは、それぞれ、図13に示すプラ
グ81と接続されている。この接続を、図10ではコン
タクト部81mで表す。ビット線51等は、例えば、下
から順に、チタンナイトライド層、アルミニウム−銅合
金層、チタンナイトライド層が積層された構造を有す
る。
【0068】図10に示す第4層のB1−B2断面は、
図14に示すとおりである。この断面には、ビット線/
53が表れている。ビット線/53には、ビット線51
に流れる信号と相補の信号が流れる。
【0069】以上が本実施形態の構造の詳細である。な
お、図1〜図13に示されているパターンは、設計上の
パターンである。これらのパターンは角部を有する。し
かし、実際に半導体基板上に形成されるパターンは、光
の近接効果により、角部を規定する線が曲線になってい
る。
【0070】[本実施形態の主な効果]本実施形態の主
な効果を説明する。
【0071】{1}本実施形態によれば、SRAMの小
型化を図ることができる。この理由は、以下のとおりで
ある。本実施形態では、メモリセルのフリップフロップ
で情報の記憶を行う。フリップフロップは、一方のイン
バータの入力端子(ゲート電極)を他方のインバータの
出力端子(ドレイン)に接続し、かつ他方のインバータ
の入力端子(ゲート電極)を一方のインバータの出力端
子(ドレイン)に接続することにより、構成される。つ
まり、フリップフロップは、第1のインバータと第2の
インバータをクロスカップル接続したものである。フリ
ップフロップを二層で作製する場合、例えば、インバー
タのドレイン同士を接続するドレイン−ドレイン接続層
と、インバータのゲートとインバータのドレインを接続
するドレイン−ゲート接続層と、を一つの導電層にする
ことにより、クロスカップル接続ができる。
【0072】しかし、この構造によれば、この導電層
は、一方のインバータのドレインが位置する領域と、他
方のインバータのゲートが位置する領域と、これらを連
結する領域と、にわたって形成される。よって、この導
電層は、三つ端部を有するパターン(例えば、T字状や
h字状のような分岐部を有するパターン)や、互いに腕
部分が入り込み合った渦巻き状のパターンとなる。な
お、T字状のパターンとしては、例えば、特開平10−
41409号公報の図1に開示されている。h字状のパ
ターンとしては、例えば、M.Ishida,et.al.,IEDM
Tech.Digest(1998)、第201頁の図4(b)に開示
されている。渦巻き状のパターンとしては、例えば、
M.Ishida,et.al.,IEDM Tech.Digest(1998)、第
201頁の図3(b)に開示されている。このような複
雑なパターンは、パターンが微細化すると、フォトエッ
チング工程での正確な形状再現が困難となるので、所望
のパターンが得られず、メモリセルサイズの小型化の妨
げとなる。
【0073】本実施形態によれば、図1に示すように、
CMOSインバータのゲートとなるゲート電極層(21
a、21b)、CMOSインバータのドレイン同士を接
続するドレイン−ドレイン接続層(31a、31b)、
一方のCMOSインバータのゲートと他方のCMOSイ
ンバータのドレインとを接続するドレイン−ゲート接続
層(41a、41b)を、それぞれ、異なる層に形成し
ている。したがって、フリップフロップを形成するの
に、三層が用いられることになる。よって、二層を用い
てフリップフロップを形成する場合に比べて、各層のパ
ターンを単純化(例えば、直線状に)することができ
る。このように、本実施形態によれば、各層のパターン
を単純化できるので、例えば、0.18μm世代におい
て、メモリセルサイズが、4.5μm2以下の微細なS
RAMにすることができる。
【0074】{2}本実施形態によれば、駆動トランジ
スタのソース部の寄生抵抗を小さくでき、かつソース領
域のパターンを単純化できる。まず、この理由を説明す
るために使う用語(ゲート電極層間領域、n+型ソース
領域11a1、ソースコンタクト層61a)について説
明し、それからこの理由を説明する。
【0075】図11を用いて、上記用語の説明をする。
ゲート電極層間領域とは、ゲート電極層21aとゲート
電極層21bとの間の領域、つまり、ゲート電極層21
aと、ゲート電極層21aの端部21a1とゲート電極
層21bの端部21b1とを結ぶ線87と、ゲート電極
層21bと、ゲート電極層21bの端部21b2とゲー
ト電極層21aの端部21a2とを結ぶ線(図示せず)
と、で規定される領域である。n+型ソース領域11a
1とは、n+型ソース/ドレイン領域11aのうち、駆
動トランジスタQ3、Q4のソースとなる領域である。ソ
ースコンタクト層61aとは、ソース領域11a1にあ
るプラグ61である。
【0076】つぎに、図1および図11を用いて、上記
理由の説明をする。ドレイン−ゲート接続層41a、4
1b(図13)が、ドレイン−ドレイン接続層31a、
31bと同じ第2層にある場合を想定する。この構造で
は、駆動トランジスタQ3、Q4のソースコンタクト層6
1aを、ゲート電極層間領域上に収めることができな
い。ソースコンタクト層61aがドレイン−ゲート接続
層41bと接触するからである。したがって、これを避
けるため、ソースコンタクト層61aの少なくとも一部
が、ゲート電極層間領域からはみだした構造となる(す
なわち、ソースコンタクト層61aの少なくとも一部が
線87を越える構造となる。)。これにより、ソース領
域11a1のパターンが複雑(例えば、ワード線23側
にとび出した凸状のパターン)になるという問題や、ソ
ースコンタクト層61aが駆動トランジスタQ3、Q4
チャネルから離れることによるソース寄生抵抗の上昇と
いう問題が生じる。
【0077】本実施形態によれば、ドレイン−ゲート接
続層41b(図13)が、ドレイン−ドレイン接続層3
1a、31bより上の層に位置する。このため、ドレイ
ン−ゲート接続層41bとソースコンタクト層61aと
の接触を避けつつ、ソースコンタクト層61aをゲート
電極層間領域上に収めることができる。したがって、本
実施形態よれば、駆動トランジスタQ3、Q4のソース抵
抗を小さくすることができ、かつソース領域11a1の
パターンを単純化(例えば、四角形パターンのような幅
がほぼ一定なパターン)できる。よって、本実施形態に
よれば、半導体記憶装置の製造工程での加工余裕、特
に、フォト加工マージンを拡大でき、駆動トランジスタ
3、Q4のチャネル幅の寸法精度を向上できる。この結
果、本実施形態によれば、メモリセルの動作の安定化を
図ることができる。
【0078】{3}本実施形態によれば、副ワード線2
3の低抵抗化を図ることができ、かつ副ワード線23の
サリサイド細線効果を防止できる。図11を用いてこの
理由を説明する。先程説明したような、ソースコンタク
ト層61aの少なくとも一部が、ゲート電極層間領域か
らはみだした構造だと、副ワード線23aがソースコン
タクト層61aと接触するのを避けるため、副ワード線
23aの一部を、副ワード線23b側に湾曲させなけれ
ばならない。本実施形態によれば、ソースコンタクト層
61aをゲート電極層間領域上に収めることができるの
で、メモリセルサイズを小型化しながらも、副ワード線
23を直線状のパターンにすることができる。
【0079】このように、本実施形態において、副ワー
ド線23のパターンは直線状であるので、一部が湾曲し
たパターンの副ワード線に比べて、線長を短くできる。
よって、本実施形態によれば、副ワード線23の低抵抗
化を図ることができるのである。また、一部が湾曲した
パターンの副ワード線は、湾曲部で細ることがあり、こ
れが、サリサイドにおける細線効果の局所的なゲート配
線抵抗の上昇の原因となる。本実施形態によれば、副ワ
ード線23のパターンは直線状であり、湾曲部がないの
で、湾曲部が原因となる細線効果の発生、および、これ
が原因となる副ワード線23抵抗の上昇を防ぐことがで
きるのである。なお、本実施形態では、ワード線を副ワ
ード線と主ワード線とに分けた構造をしているが、この
ように分けずに、一層構造のワード線(つまり副ワード
線23だけのワード線)にしてもよい。
【0080】{4}本実施形態によれば、メモリセルの
小型化と同時に、半導体記憶装置全体を小型化すること
ができる。この理由は、以下のとおりである。先程説明
したような、湾曲部を有するパターンの副ワード線だ
と、湾曲部が原因で、副ワード線間に、ウェルコンタク
ト領域を形成する面積的な余裕ができない。よって、所
定数のメモリセル毎に、スペースを設け、そこにウェル
コンタクト領域とウェル電位固定用の配線を形成しなけ
ればならない。しかし、このスペースは、メモリセルが
形成されない、デッドスペースなので、この分だけ、半
導体記憶装置が大きくなってしまう。
【0081】本実施形態によれば、図11に示すよう
に、副ワード線23が直線状のパターンなので、p+
ウェルコンタクト領域17aを副ワード線23aと副ワ
ード線23bとの間に位置させることができる。さら
に、p+型ウェルコンタクト領域17aは、VSS局所配
線37(図5)、VSSコンタクトパッド層47(図8)
を介して、VSS配線55に接続され、接地電位に固定さ
れる。この結果、本実施形態によれば、p型ウェルコン
タクトのための専用接地配線が不要となり、半導体記憶
装置の小型化を実現できる。
【0082】{5}本実施形態によれば、ラッチアップ
を防ぐことができる。この理由は、課題を解決するため
の手段の欄で説明したとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
第1層、第2層および第3層の導電層を示す平面図であ
る。
【図2】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
フィールドを示す平面図である。
【図3】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
第1層の導電層を示す平面図である。
【図4】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
プラグ61を示す平面図である。
【図5】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
第2層の導電層を示す平面図である。
【図6】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
プラグ73を示す平面図である。
【図7】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
プラグ75を示す平面図である。
【図8】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
第3層の導電層を示す平面図である。
【図9】本実施形態のメモリセルアレイの一部における
プラグ81を示す平面図である。
【図10】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけ
る第4層の導電層を示す平面図である。
【図11】本実施形態おける、フィールド、第1層、プ
ラグ61を示す平面図である。
【図12】本実施形態おける、第2層、プラグ73、7
5を示す平面図である。
【図13】本実施形態おける、第3層、プラグ81を示
す平面図である。
【図14】本実施形態の平面のB1−B2線に沿った断
面図である。
【図15】本実施形態の平面のC1−C2線に沿った断
面図である。
【図16】本実施形態におけるSRAMの等価回路図で
ある。
【図17】本実施形態におけるメモリセルアレイのパタ
ーンの一部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 11、13、15、17 活性領域 11a n+型ソース/ドレイン領域 13a p+型ソース/ドレイン領域 15a n+型ウェルコンタクト領域 17a p+型ウェルコンタクト領域 19 素子分離領域 21a、21b ゲート電極層 21a1、21a2、21b1、21b2 端部 23 副ワード線 23a、23b 副ワード線 31a、31b ドレイン−ドレイン接続層 31a1 端部 31a2 端部 31a3 本体部 31b1 端部 31b2 端部 31b3 本体部 33 VDD配線 33a、33b 分岐部 35a、35b BLコンタクトパッド層 37 VSS局所配線 40 ハードマスク層 41a、41b ドレイン−ゲート接続層 41a1 端部 41a2 端部 41a3 本体部 41b1 端部 41b2 端部 41b3 本体部 43 主ワード線 45a、45b BLコンタクトパッド層 47 VSSコンタクトパッド層 49 VDDコンタクトパッド層 51 ビット線 53 ビット線/ 55 VSS配線 57 VDD配線 61 プラグ 61a ソースコンタクト層 61m コンタクト部 63 コンタクトホール 65、71 層間絶縁層 73 プラグ 73m コンタクト部 75 プラグ 75m コンタクト部 77、79 スルーホール 81 プラグ 81m コンタクト部 83 スルーホール 85 層間絶縁層 87 線 91、93 ワード線間領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 貴史 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−181225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/11 H01L 21/8244 H01L 21/3205

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1駆動トランジスタ、第
    1導電型の第2駆動トランジスタ、第2導電型の第1負
    荷トランジスタ、第2導電型の第2負荷トランジスタ、
    第1導電型の第1転送トランジスタおよび第1導電型の
    第2転送トランジスタを含むメモリセル、 第1導電型のウェルコンタクト領域、および 第2導電型のウェルコンタクト領域、 を備えた半導体記憶装置であって、 前記メモリセル、前記第1導電型のウェルコンタクト領
    域、前記第2導電型のウェルコンタクト領域を、それぞ
    れ、複数個づつ備え、 前記メモリセルは、 第1および第2ゲート電極層、第1および第2ドレイン
    −ドレイン接続層、第1および第2ドレイン−ゲート接
    続層を備え、 前記第1ゲート電極層は、前記第1駆動トランジスタお
    よび前記第1負荷トランジスタのゲート電極を含み、 前記第2ゲート電極層は、前記第2駆動トランジスタお
    よび前記第2負荷トランジスタのゲート電極を含み、 前記第1ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1駆動ト
    ランジスタのドレイン領域と前記第1負荷トランジスタ
    のドレイン領域を接続し、 前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第2駆動ト
    ランジスタのドレイン領域と前記第2負荷トランジスタ
    のドレイン領域を接続し、 前記第1ドレイン−ゲート接続層は、前記第1ドレイン
    −ドレイン接続層と前記第2ゲート電極層を接続し、 前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2ドレイン
    −ドレイン接続層と前記第1ゲート電極層を接続し、 前記ドレイン−ゲート接続層、前記ドレイン−ドレイン
    接続層、および前記ゲート電極層は、それぞれ、異なる
    層にあり、 平面的には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記
    第2ドレイン−ドレイン接続層との間に、前記第1およ
    び前記第2ゲート電極層が位置し、 前記第1導電型のウェルコンタクト領域は、第1方向に
    並ぶ所定数のメモリセル毎に一つ設けられ、 前記第2導電型のウェルコンタクト領域は、第1方向と
    直角に交わる第2方向に並ぶ2メモリセル毎に一つ設け
    られている、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 第1方向に延びる、複数のワード線を備え、 前記ワード線は、前記第1および前記第2転送トランジ
    スタのゲート電極を含み、 前記第1および前記第2ゲート電極層が位置するワード
    線間領域と、前記第2導電型のウェルコンタクト領域が
    位置するワード線間領域と、が交互に並ぶ、半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ワード線は、直線状のパターンをしている、半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 複数のソースコンタクト層を備え、 各前記メモリセルにおいて、 前記第1および前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前
    記第1および前記第2ゲート電極層より上の層に位置
    し、 前記第1ゲート電極層と前記第2ゲート電極層との間の
    領域であるゲート電極層間領域には、前記第1および前
    記第2駆動トランジスタのソース領域が位置し、 前記ソースコンタクト層は、それぞれ、各前記ゲート電
    極層間領域上に収まっている、半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記第1導電型のウェルコンタクト領域の、第1方向に
    おける両側には、前記第1および前記第2負荷トランジ
    スタが形成される領域が位置する、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 第1導電型は、n型であり、 第2導電型は、p型であり、 第1層、第2層、第3層および第4層の導電層を備え、 前記第1層には、前記第1ゲート電極層、前記第2ゲー
    ト電極層、および副ワード線が位置し、 前記第2層には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層、
    前記第2ドレイン−ドレイン接続層、電源線、第1コン
    タクトパッド層、第2コンタクトパッド層、および第3
    コンタクトパッド層が位置し、 前記第3層には、前記第1ドレイン−ゲート接続層、前
    記第2ドレイン−ゲート接続層、主ワード線、第4コン
    タクトパッド層、第5コンタクトパッド層、および第6
    コンタクトパッド層が位置し、 前記第4層には、第1ビット線、第2ビット線、および
    接地線が位置し、 前記副ワード線は、第1方向に延び、 前記電源線は、前記第1負荷トランジスタのソース領
    域、前記第2負荷トランジスタのソース領域および前記
    第1導電型のウェルコンタクト領域と接続され、 前記第1コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前
    記第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接
    続に用いられ、 前記第2コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前
    記第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接
    続に用いられ、 前記第3コンタクトパッド層は、前記第2導電型のウェ
    ルコンタクト領域、前記第1駆動トランジスタのソース
    領域および前記第2駆動トランジスタのソース領域を、
    前記接地線と接続させるのに用いられ、 前記主ワード線は、第1方向に延び、 前記第4コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前
    記第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接
    続に用いられ、 前記第5コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前
    記第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接
    続に用いられ、 前記第6コンタクトパッド層は、前記第2導電型のウェ
    ルコンタクト領域、前記第1駆動トランジスタのソース
    領域および前記第2駆動トランジスタのソース領域を、
    前記接地線と接続させるのに用いられ、 前記第1ビット線および前記第2ビット線は、第2方向
    に延びている、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記第1ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、前記第
    1ドレイン−ドレイン接続層、および前記第2ドレイン
    −ドレイン接続層は、それぞれ、直線状のパターンを
    し、かつこれらは、互いに平行に配置されている、半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記メモリセルのサイズが、4.5μm2以下である、
    半導体記憶装置。
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