JP4009810B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、SRAM(static random access memory)のような半導体記憶装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
半導体記憶装置の一種であるSRAMは、リフレッシュ動作が不要なのでシステムを簡単にできることや低消費電力であるという特徴を有する。このため、SRAMは、例えば、携帯電話のような携帯機器のメモリに好適に使用される。SRAMが搭載される携帯機器には、小型化の要請があり、このためには、SRAMのメモリセルサイズを縮小しなければならない。
【0003】
本発明の目的は、メモリセルサイズを小型化することが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1駆動トランジスタ、第2駆動トランジスタ、第1負荷トランジスタ、第2負荷トランジスタ、第1転送トランジスタおよび第2転送トランジスタを含むメモリセルを備えた半導体記憶装置であって、前記メモリセルは、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、第1ドレイン−ドレイン接続層、第2ドレイン−ドレイン接続層、第1ドレイン−ゲート接続層、第2ドレイン−ゲート接続層、第1コンタクト導電部、第2コンタクト導電部、第1層間絶縁層および第2層間絶縁層を備え、前記第1ゲート電極層は、前記第1駆動トランジスタのゲート電極と前記第1負荷トランジスタのゲート電極とを含み、前記第2ゲート電極層は、前記第2駆動トランジスタのゲート電極と前記第2負荷トランジスタのゲート電極とを含み、前記第1層間絶縁層は、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層を覆うように位置し、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1層間絶縁層上に位置し、平面的には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ドレイン−ドレイン接続層との間に、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層が位置し、前記第1ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1駆動トランジスタのドレイン領域と前記第1負荷トランジスタのドレイン領域との接続に用いられ、前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第2駆動トランジスタのドレイン領域と前記第2負荷トランジスタのドレイン領域との接続に用いられ、前記第2層間絶縁層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層を覆うように位置し、前記第1ドレイン−ゲート接続層および前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2層間絶縁層上に位置し、前記第1ドレイン−ゲート接続層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ゲート電極層との接続に用いられ、前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2ドレイン−ドレイン接続層と前記第1ゲート電極層との接続に用いられ、前記第1コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第1孔部に位置し、前記第2コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第2孔部に位置し、前記第1ドレイン−ゲート接続層と前記第2ゲート電極層との接続は、前記第1コンタクト導電部を介してなされ、前記第2ドレイン−ゲート接続層と前記第1ゲート電極層との接続は、前記第2コンタクト導電部を介してなされる、ことを特徴とする。
【0005】
本発明によれば、第1層間絶縁層と第2層間絶縁層との間にコンタクトパッド層を形成することなく、第1ドレイン−ゲート接続層と第2ゲート電極層との接続、および第2ドレイン−ゲート接続層と第1ゲート電極層との接続を行っている。このため、第1ドレイン−ドレイン接続層と第2ドレイン−ドレイン接続層との間隔を狭くしても、第1および第2コンタクト導電部を形成できるので、メモリセルサイズの小型化が可能となる。
【0006】
また、本発明は、インバータのゲートとなるゲート電極層と、インバータのドレイン同士を接続するドレイン−ドレイン接続層と、一方のインバータのゲートと他方のインバータのドレインとを接続するドレイン−ゲート接続層と、を備えている。本発明の半導体記憶装置は、三層(ゲート電極層、ドレイン−ドレイン接続層、ドレイン−ゲート接続層)を用いて、フリップフロップが形成される。このため、二層を用いてフリップフロップを形成する場合に比べて、各層のパターンを単純化(例えば、直線状のパターン)することができる。このように、本発明によれば、各層のパターンを単純化できるので、例えば、メモリセルサイズが、4.5μm2以下の微細な半導体記憶装置にすることができる。
【0007】
また、本発明によれば、平面的には、第1ドレイン−ドレイン接続層と第2ドレイン−ドレイン接続層との間に、第1および第2ゲート電極層が位置している。このため、駆動トランジスタのソースコンタクト層をメモリセル中央部に配置することができる。さらに、ドレイン−ドレイン接続層と同じ層にあり、ソースコンタクト層が接続される配線をメモリセル中央部に配置することができる。これにより、第1および第2ドレイン−ゲート接続層形成の自由度が増すので、この点からも、メモリセルサイズの小型化に有利となる。なお、ソースコンタクト層とは、駆動トランジスタのソース領域と配線層との接続に用いられる導電層である。
【0008】
本発明は、前記第1孔部および前記第2孔部のアスペクト比は、それぞれ、5以下である、ことを特徴とする。第1および第2孔部のアスペクト比が5以下だと、これらの孔部にコンタクト導電部を容易に埋め込むことができる。
【0009】
本発明は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層の厚みは、それぞれ、100〜170nmである、ことを特徴とする。第1および第2ドレイン−ドレイン接続層の厚みが100nm以上だと、第1および第2ドレイン−ドレイン接続層の電気抵抗を好ましい値にできるからである。第1および第2ドレイン−ドレイン接続層の厚みが170nm以下だと、第2層間絶縁層の厚みが大きくなりすぎないので、第1および第2孔部のアスペクト比を5以下にすることができる。なお、第1および第2ドレイン−ドレイン接続層が、チタンナイトライドのような高融点金属の窒化物層を含むと、第1および第2ドレイン−ドレイン接続層の厚みを170nm以下にすることが可能となる。
【0010】
本発明は、前記第1ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、前記第1ドレイン−ドレイン接続層、前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、それぞれ、直線状のパターンをし、かつ、これらは、互いに平行に配置されている、ことを特徴とする。本発明によれば、パターンが単純なので、微細なメモリセルサイズの半導体記憶装置にすることができる。
【0011】
本発明は、第3コンタクト導電部、第4コンタクト導電部、第1コンタクトパッド層および第2コンタクトパッド層を備え、前記第1コンタクトパッド層および前記第2コンタクトパッド層は、それぞれ、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層と同じ層に位置し、前記第3コンタクト導電部および前記第4コンタクト導電部は、それぞれ、前記第1層間絶縁層に形成された孔部に位置し、前記第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域と前記第1コンタクトパッド層との接続は、前記第3コンタクト導電部を介してなされ、前記第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域と前記第2コンタクトパッド層との接続は、前記第4コンタクト導電部を介してなされる、ことを特徴とする。
【0012】
本発明は、第1コンタクトパッド層を備えるので、第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域と上層配線(例えば、ビット線)との接続の確実性を高めることができる。また、本発明は、第2コンタクトパッド層を備えるので、第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域と上層配線(例えば、ビット線)との接続の確実性を高めることができる。なお、コンタクトパッド層とは、層間絶縁層の孔部に形成されたコンタクト導電部と、その上に位置する層間絶縁層の孔部に形成されたコンタクト導電部と、の接続に用いられる導電層である。
【0013】
本発明は、前記第1駆動トランジスタおよび前記第2駆動トランジスタは、n型であり、前記第1負荷トランジスタおよび前記第2負荷トランジスタは、p型であり、前記第1転送トランジスタおよび前記第2転送トランジスタは、n型であり、第1層導電層、第2層導電層、第3層導電層および第4層導電層を備え、前記第1層導電層には、前記第1ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、および副ワード線が位置し、前記第2層導電層には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層、前記第2ドレイン−ドレイン接続層、電源線、第1コンタクトパッド層、第2コンタクトパッド層、および第3コンタクトパッド層が位置し、前記第3層導電層には、前記第1ドレイン−ゲート接続層、前記第2ドレイン−ゲート接続層、主ワード線、第4コンタクトパッド層、第5コンタクトパッド層、および第6コンタクトパッド層が位置し、前記第4層導電層には、第1ビット線、第2ビット線、および接地線が位置し、前記副ワード線は、第1方向に延び、前記電源線は、前記負荷トランジスタのソース領域と接続され、前記第1コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前記第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第2コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第3コンタクトパッド層は、前記駆動トランジスタのソース領域を、前記接地線と接続させるのに用いられ、前記主ワード線は、第1方向に延び、前記第4コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前記第1転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第5コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、前記第6コンタクトパッド層は、前記駆動トランジスタのソース領域を、前記接地線と接続させるのに用いられ、前記第1ビット線および前記第2ビット線は、第1方向と直角に交わる第2方向に延びる、ことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、半導体記憶装置に要求される様々な性能(例えば、小型化、信頼性、安定性、スピード)を、バランスよく高めることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる半導体記憶装置の一実施形態について説明する。本実施形態は、本発明にかかる半導体記憶装置を、SRAMに適用したものである。まず、本実施形態の構造の概略を説明し、それから構造の詳細を説明し、最後に本実施形態の主な効果を説明する。
【0016】
[本実施形態の構造の概略]
本実施形態の半導体記憶装置は、6個のMOS電界効果トランジスタにより、一つのメモリセルが構成されるタイプである。本実施形態の構造の概略を、メモリセルのフリップフロップを構成する部分の構造と、メモリセルの構造と、に分けて説明する。
【0017】
{メモリセルのフリップフロップを構成する部分の構造}
図1は、本実施形態のメモリセルアレイの一部における第1層導電層、第2層導電層および第3層導電層を示す平面図である。図1の理解を容易にするため、まず、第1層導電層、第2層導電層、第3層導電層について個別に説明する。
【0018】
第1層導電層は、図3に示すように、ゲート電極層21a、21bおよび副ワード線23が配置されている。第2層導電層は、図5に示すように、ドレイン−ドレイン接続層31a、31b等が配置されている。第3層導電層は、図8に示すように、ドレイン−ゲート接続層41a、41b等が配置されている。図3に示す構造上に、図5に示す構造が位置し、図5に示す構造上に、図8に示す構造が位置している。これを一つの図で表したのが図1である。
【0019】
図1には、フリップフロップを構成する部分が表れている。これを、領域Aに着目して説明する。領域Aは、一つのメモリセルが形成される領域である。他の図面の領域Aもこの意味である。
【0020】
領域Aには、6個のMOS電界効果トランジスタ、つまり、nチャネル型の転送トランジスタQ1、Q2、nチャネル型の駆動トランジスタQ3、Q4およびpチャネル型の負荷トランジスタQ5、Q6が形成されている。駆動トランジスタQ3と負荷トランジスタQ5とで、一つのCMOSインバータが構成されている。また、駆動トランジスタQ4と負荷トランジスタQ6とで、一つのCMOSインバータが構成されている。この二つのCMOSインバータをクロスカップルすることにより、フリップフロップが構成される。領域Aにある6個のMOS電界効果トランジスタで構成される回路を、等価回路で示すと図16のようになる。
【0021】
再び図1を参照して、ゲート電極層21a、およびゲート電極層21bは、それぞれ、直線状のパターンをしている。ゲート電極層21aは、駆動トランジスタQ3および負荷トランジスタQ5のゲート電極を構成し、さらに、これらのゲート電極同士を接続している。また、ゲート電極層21bは、駆動トランジスタQ4および負荷トランジスタQ6のゲート電極を構成し、さらに、これらのゲート電極同士を接続している。
【0022】
駆動トランジスタQ3のドレイン領域と負荷トランジスタQ5のドレイン領域とは、ドレイン−ドレイン接続層31aにより接続される。また、駆動トランジスタQ4のドレイン領域と負荷トランジスタQ6のドレイン領域とは、ドレイン−ドレイン接続層31bにより接続される。ドレイン−ドレイン接続層31aおよびドレイン−ドレイン接続層31bは、それぞれ、直線状のパターンを有する。
【0023】
駆動トランジスタQ3および負荷トランジスタQ5のゲート電極(ゲート電極層21a)とドレイン−ドレイン接続層31bとは、ドレイン−ゲート接続層41bにより接続されている。また、駆動トランジスタQ4および負荷トランジスタQ6のゲート電極(ゲート電極層21b)とドレイン−ドレイン接続層31aとは、ドレイン−ゲート接続層41aにより接続されている。ドレイン−ゲート接続層41aおよびドレイン−ゲート接続層41bは、それぞれ、L字状のパターンをしている。L字状のパターンの第1の辺と第2の辺とで形成される角度は、ほぼ90度である。ドレイン−ゲート接続層41aの第1の辺は、ドレイン−ゲート接続層41bの第1の辺と対向している。ドレイン−ゲート接続層41aの第2の辺は、ドレイン−ゲート接続層41bの第2の辺と対向している。ドレイン−ゲート接続層41aとドレイン−ゲート接続層41bとは、ほぼ点対称である。
【0024】
ゲート電極層21a、ゲート電極層21b、ドレイン−ドレイン接続層31aおよびドレイン−ドレイン接続層31bは、互いに平行に配置されている。そして、平面的に見ると、ドレイン−ドレイン接続層31aとドレイン−ドレイン接続層31bとの間に、ゲート電極層21a、21bが位置している。
【0025】
{メモリセルの構造}
次に、本実施形態のメモリセルの構造を説明する。本実施形態のメモリセルは、フィールド上に、第1層導電層、第2層導電層、第3層導電層、第4層導電層を、層間絶縁層を介して、順に重ねた構造をしている。フィールドは、図2に示すように、活性領域11、13、15、17と素子分離領域19とが位置する領域である。第4層導電層は、図10に示すように、ビット線51等が位置する層である。本実施形態のメモリセルは、図2に示すフィールド上に、前述した図1に示す第1層導電層、第2層導電層、第3層導電層が位置し、そして、この上に、図10に示す第4層導電層が位置する構造をしている。
【0026】
[本実施形態の構造の詳細]
本実施形態の構造の詳細を、下層から順に、図2〜図15を用いて説明する。なお、図2〜図13には、B1−B2線、C1−C2線が記載されている。B1−B2線に沿った断面を示すのが図14であり、C1−C2線に沿った断面を示すのが図15である。
【0027】
{フィールド、第1層導電層}
図11は、フィールドおよび第1層導電層を示す平面図である。まず、フィールドについて、図2、図14および図15を用いて説明する。図2は、フィールドを示す平面図である。フィールドは、活性領域11、13、15、17および素子分離領域19を有する。活性領域11、13、15、17は、シリコン基板の表面に形成されている。
【0028】
活性領域11は、ほぼ口の字型をしている。複数の活性領域11が、図2中、x軸方向に並んでいる。活性領域11には、図1に示す転送トランジスタQ1、Q2、駆動トランジスタQ3、Q4が形成される。
【0029】
活性領域13は、ほぼエの字型をしている。複数の活性領域13が、図2中、x軸方向に並んでいる。活性領域13には、図1に示す負荷トランジスタQ5、Q6が形成される。
【0030】
活性領域15は、例えば、x方向に並ぶ32メモリセル毎に一つが形成される。活性領域15には、nウェルのウェルコンタクト領域が形成される。よって、32メモリセル分に対応するnウェルが、このウェルコンタクト領域を介して、VDD配線(電源線)と接続される。
【0031】
活性領域17は、y方向に並ぶ2メモリセル毎に一つが形成される。活性領域17には、pウェルのウェルコンタクト領域が形成される。よって、2メモリセル分に対応するpウェルが、このウェルコンタクト領域を介して、VSS配線(接地線)と接続される。
【0032】
活性領域11、13、15、17は、それぞれ、素子分離領域19(深さ、例えば、400nm)により、他の活性領域から分離されている。素子分離領域19としては、例えば、STI(shallow trench isolation)がある。
【0033】
図2に示すフィールドのB1−B2断面、C1−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すとおりである。これらの断面には、活性領域11、13や素子分離領域19が表れている。
【0034】
次に、フィールド上に位置する第1層導電層について、図3、図11、図14および図15を用いて説明する。図3は、第1層導電層を示す平面図であり、第1層導電層には、複数のゲート電極層21a、21bおよび複数の副ワード線23が配置されている。ゲート電極層21a、21bおよび副ワード線23は、例えば、ポリシリコン層上にシリサイド層を形成した構造を有する。
【0035】
ゲート電極層21a、21bは、それぞれ、図3中、y軸方向に延びた直線状のパターンを有する。一組のゲート電極層21a、21bが、互いに平行に、一つのメモリセル領域に配置される。ゲート電極層21a、21bは、図1に示す駆動トランジスタQ3、Q4、負荷トランジスタQ5、Q6のゲート電極となる。駆動トランジスタQ3、Q4のゲート長は、例えば、0.18μmである。負荷トランジスタQ5、Q6のゲート長は、例えば、0.20μmである。
【0036】
副ワード線23は、直線状のパターンを有し、図3中、x軸方向に延びている。副ワード線23は、駆動トランジスタ側に位置している。副ワード線23は、上層に位置する主ワード線によって活性化/非活性化される。副ワード線23は、転送トランジスタのゲート電極となる。転送トランジスタのゲート長は、例えば、0.24μmである。
【0037】
図3に示す第1層導電層のB1−B2断面、C1−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すとおりである。これらの断面には、副ワード線23やゲート電極層21bが表れている。
【0038】
次に、活性領域に形成されるソース/ドレイン領域等について説明する。図11に示すように、活性領域11には、n+型ソース/ドレイン領域11aが形成される。ソース/ドレイン領域とは、ソースおよびドレインのうち、少なくとも一方の機能を果たす領域という意味である。活性領域15には、n+型ウェルコンタクト領域15aが形成される。活性領域17には、p+型ウェルコンタクト領域17aが形成される。
【0039】
フィールドおよび第1層導電層を覆うように、例えば、シリコン酸化層のような層間絶縁層(図11中には図示せず)が形成されている。図14および図15に示すように、この層間絶縁層65は、CMPにより平坦化の処理がなされている。層間絶縁層65には、n+型ソース/ドレイン領域11a等を露出する複数のコンタクトホール63が形成されている。これらのコンタクトホール63には、コンタクト導電部61が埋め込まれている。
【0040】
コンタクト導電部61は、コンタクトホール63に埋め込まれたプラグ60と、コンタクトホール63の底面上および側面上に位置する高融点金属の窒化物層62と、を含む。プラグ60の材料としては、例えば、タングステンがある。高融点金属の窒化物層62の材料としては、例えば、チタンナイトライドがある。高融点金属の窒化物層62は、主にバリア層として機能する。コンタクトホール63の上端部の径は、例えば、0.30μmであり、下端部の径は、例えば、0.24μmである。
【0041】
コンタクト導電部61の平面パターンを図で示すと、図4のとおりである。図11に示すように、コンタクト導電部61は、n+型ソース/ドレイン領域11a、p+型ソース/ドレイン領域13a、n+型ウェルコンタクト領域15a、p+型ウェルコンタクト領域17aに接続されている。
【0042】
{第2層導電層}
第2層導電層は、図11に示す構造上に位置する。第2層導電層は、図5に示すように、複数のドレイン−ドレイン接続層31a、31b、VDD配線33、複数のBL(ビット線、ビット線/)コンタクトパッド層35a、35b、複数のVSS局所配線37が配置されている。これらは、例えば、高融点金属からなる金属層(厚さ例えば、8.5nm)上に、高融点金属の窒化物層(厚さ例えば、135nm)を形成した構造を有する。高融点金属からなる金属層は、下敷きとなり、例えば、チタン層がある。高融点金属の窒化物層は、例えば、チタンナイトライド層がある。まず、ドレイン−ドレイン接続層31a、31bの構造を説明する。
【0043】
ドレイン−ドレイン接続層31a、31bは、それぞれ、図5中、y軸方向に延びた直線状のパターンを有する。ドレイン−ドレイン接続層31aの本体部31a3の幅は、ドレイン−ドレイン接続層31aの端部31a1、31a2の幅より小さい。同様に、ドレイン−ドレイン接続層31bの本体部31b3の幅は、ドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b1、31b2の幅より小さい。本体部31a3、31b3の幅の値は、設計ルール上の最小値である。一組のドレイン−ドレイン接続層31a、31bが、一つのメモリセル領域に配置される。
【0044】
SS局所配線37は、端部および、図5中、y軸方向に延びた本体部を有する。VSS局所配線37の端部の幅は、VSS局所配線37の本体部の幅より大きい。VSS局所配線37は、ドレイン−ドレイン接続層31aの端部31a2とドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b2との間に位置する。そして、この位置から、VSS局所配線37は、図5中、下に位置するメモリセルのドレイン−ドレイン接続層31aの端部31a2とドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b2との間にまで延びている。VSS局所配線37は、二つのメモリセルにつき、一つが配置される。
【0045】
BLコンタクトパッド層35aは、ビット線とn+型ソース/ドレイン領域11a(図11参照)とを接続するためのパッド層として機能する。同様に、BLコンタクトパッド層35bは、ビット線/とn+型ソース/ドレイン領域11aとを接続するためのパッド層として機能する。
【0046】
BLコンタクトパッド層35aは、一メモリセルのドレイン−ドレイン接続層31aと、図5中、その下にあるメモリセルのドレイン−ドレイン接続層31aとの間に位置する。同様に、BLコンタクトパッド層35bは、一メモリセルのドレイン−ドレイン接続層31bと、図5中、その下にあるメモリセルのドレイン−ドレイン接続層31bとの間に位置する。BLコンタクトパッド層35a、35bは、二つのメモリセルにつき、それぞれ、一つが配置される。
【0047】
DD配線33は、図5中、x軸方向に延びた直線状のパターンを有する。VDD配線33は、n+型ウェルコンタクト領域15a(図11参照)と立体的に交差するように延びている。VDD配線33は、n+型ウェルコンタクト領域15aの上方に、分岐部33a、33bを有する。
【0048】
図5に示す第2層導電層に位置するドレイン−ドレイン接続層31a、31b、VDD配線33、BLコンタクトパッド層35a、35b、VSS局所配線37は、図11に示すコンタクト導電部61と接続されている。この接続を、図5ではコンタクト部61mで表す。
【0049】
図5に示す第2層導電層のB1−B2断面は、図14に示すとおりである。この断面には、ドレイン−ドレイン接続層31b、BLコンタクトパッド層35bが表れている。第2層導電層は、先程説明したように、高融点金属からなる金属層30と、高融点金属からなる金属層30上に位置する高融点金属の窒化物層32と、を備える。
【0050】
第2層導電層を覆うように、例えば、シリコン酸化層のような層間絶縁層(図5中には図示せず)が形成されている。図14および図15に示すように、この層間絶縁層71は、CMPにより平坦化の処理がなされている。図14に示すように、層間絶縁層71には、ドレイン−ドレイン接続層31b等を露出する複数のスルーホール79が形成されている。スルーホール79には、コンタクト導電部75が埋め込まれている。また、図15に示すように、層間絶縁層71、65には、ゲート電極層21bを露出するスルーホール77が形成されている。スルーホール77には、コンタクト導電部73が埋め込まれている。コンタクト導電部73、75と第2層導電層との平面的関係を図示したのが図12である。
【0051】
コンタクト導電部73について説明する。コンタクト導電部73の平面パターンは、図6に示すとおりである。コンタクト導電部73は、ゲート電極層21a、21b(図3参照)に、接続されている。コンタクト導電部73の断面を、図15を用いて説明する。コンタクト導電部73は、二つの層間絶縁層65、71を貫通するスルーホール77に埋め込まれている。この断面において、コンタクト導電部73は、ゲート電極層21bと接続されている。コンタクト導電部73は、スルーホール77に埋め込まれたプラグ70と、スルーホール77の底面上および側面上に位置する高融点金属の窒化物層72と、を含む。プラグ70の材料としては、例えば、タングステンがある。高融点金属の窒化物層72の材料としては、例えば、チタンナイトライドがある。高融点金属の窒化物層72は、主にバリア層として機能する。スルーホール77の上端部の径は、例えば、0.32μmであり、下端部の径は、例えば、0.24μmである。
【0052】
コンタクト導電部75について説明する。コンタクト導電部75の平面パターンは、図7に示すとおりである。コンタクト導電部75は、図12に示すように、ドレイン−ドレイン接続層31aの端部31a1、ドレイン−ドレイン接続層31bの端部31b2、VDD配線33の分岐部33a、33b、BLコンタクトパッド層35a、35b、VSS局所配線37に接続されている。コンタクト導電部75の断面を、図14を用いて説明する。コンタクト導電部75は、層間絶縁層71を貫通するスルーホール79に埋め込まれている。この断面において、コンタクト導電部75は、ドレイン−ドレイン接続層31b、BLコンタクトパッド層35bと接続されている。コンタクト導電部75は、コンタクト導電部61、73と同様な構成をしている。スルーホール79の上端部の径は、例えば、0.30μmであり、下端部の径は、例えば、0.24μmである。
【0053】
{第3層導電層}
第3層導電層は、図12に示す構造上に位置する。第3層導電層は、図8に示すように、複数のドレイン−ゲート接続層41a、41b、主ワード線43、複数のBLコンタクトパッド層45a、45b、複数のVSSコンタクトパッド層47、複数のVDDコンタクトパッド層49が配置されている。
【0054】
ドレイン−ゲート接続層41aは、本体部41a3と二つの端部41a1、41a2とを有する。本体部41a3は、図8中、x軸方向に延びている部分である。端部41a1は、ドレイン−ゲート接続層41b側に曲がっている部分である。同様に、ドレイン−ゲート接続層41bは、本体部41b3と二つの端部41b1、41b2とを有する。本体部41b3は、図8中、x軸方向に延びている部分である。端部41b1は、ドレイン−ゲート接続層41a側に曲がっている部分である。一組のドレイン−ゲート接続層41a、41bが、一つのメモリセル領域に配置される。
【0055】
BLコンタクトパッド層45aは、ビット線とn+型ソース/ドレイン領域11aとを接続するためのパッド層として機能する。同様に、BLコンタクトパッド層45bは、ビット線/とn+型ソース/ドレイン領域11aとを接続するためのパッド層として機能する。BLコンタクトパッド層45a、45bは、二つのメモリセルにつき、それぞれ、一つが配置される。
【0056】
SSコンタクトパッド層47は、図8中、y軸方向に延び、二つの端部を有する。VSSコンタクトパッド層47は、BLコンタクトパッド層45aとBLコンタクトパッド層45bとの間に位置する。VSSコンタクトパッド層47は、二つのメモリセルにつき、一つが配置される。
【0057】
主ワード線43は、図8中、x軸方向に、直線状に延びている。主ワード線43は、図5に示すVDD配線33の上方に位置する。VDDコンタクトパッド層49は、図5に示すVDD配線33の分岐部33a、33bの上方に位置する。なお、本実施形態では、ワード線を副ワード線23(図3参照)と主ワード線43(図8参照)からなる構造としているが、主ワード線を設けない構造でもよい。
【0058】
ドレイン−ゲート接続層41aの端部41a1、ドレイン−ゲート接続層41bの端部41b1は、それぞれ、図12に示すコンタクト導電部73と接続されている。この接続を、図8ではコンタクト部73mで表す。また、ドレイン−ゲート接続層41aの端部41a2、ドレイン−ゲート接続層41bの端部41b2、BLコンタクトパッド層45a、45b、VSSコンタクトパッド層47、VDDコンタクトパッド層49は、図12に示すコンタクト導電部75と接続されている。この接続を、図8ではコンタクト部75mで表す。
【0059】
図8に示す第3層のB1−B2断面、C1−C2断面は、それぞれ、図14、図15に示すとおりである。この断面には、ドレイン−ゲート接続層41a、41b、BLコンタクトパッド層45b、主ワード線43が表れている。これらを含む第3層導電層は、例えば、下から順に、高融点金属の窒化物層42、金属層44、高融点金属からなる金属層46、高融点金属の窒化物層48が積層された構造を有する。各層の具体例は、次のとおりである。高融点金属の窒化物層42としては、例えば、チタンナイトライド層がある。金属層44としては、例えば、アルミニウム層、銅層または、これらの合金層がある。高融点金属からなる金属層46としては、例えば、チタン層がある。高融点金属の窒化物層48としては、例えば、チタンナイトライド層がある。
【0060】
第3層導電層上には、シリコン酸化層からなるハードマスク層40が形成されている。ハードマスク層40をマスクとして、第3層の導電層のパターンニングがなされる。これは、メモリセルの小型化により、レジストのみをマスクとして、第3層導電層のパターンニングをするのが困難だからである。
【0061】
第3層導電層を覆うように、例えば、シリコン酸化層のような層間絶縁層が形成されている。図14および図15に示すように、この層間絶縁層85は、CMPにより平坦化の処理がなされている。層間絶縁層85には、BLコンタクトパッド層45a等が露出するスルーホール83が形成されている。スルーホール83には、コンタクト導電部81が埋め込まれている。これを図示した平面図が図13である。コンタクト導電部81は、図13に示すように、BLコンタクトパッド層45a、45b、VSSコンタクトパッド層47、VDDコンタクトパッド層49に接続されている。コンタクト導電部81の平面パターンは、図9に示すとおりである。コンタクト導電部81は、コンタクト導電部61、73、75と同様な構成をしている。スルーホール83の上端部の径は、例えば、0.36μmであり、下端部の径は、例えば、0.28μmである。
【0062】
{第4層導電層}
第4層導電層は、図13に示す構造上に位置する。第4層導電層は、図10に示すように、複数のビット線51、複数のビット線/53、複数のVSS配線55、VDD配線57が配置されている。これらは、図10中、y軸方向に、直線状に延びている。VSS配線55は、ビット線51とビット線/53との間であって、メモリセル中央にに配置されている。VDD配線57は、x方向に並ぶ、例えば、32メモリセル毎に一本が配置されている。これらは、それぞれ、図13に示すコンタクト導電部81と接続されている。この接続を、図10ではコンタクト部81mで表す。ビット線51等は、例えば、下から順に、チタンナイトライド層、アルミニウム−銅合金層、チタンナイトライド層が積層された構造を有する。
【0063】
図10に示す第4層のB1−B2断面は、図14に示すとおりである。この断面には、ビット線/53が表れている。ビット線/53には、ビット線51に流れる信号と相補の信号が流れる。以上が本実施形態の構造の詳細である。
【0064】
なお、図1〜図13に示されているパターンは、設計パターンである。これらのパターンは角部を有する。しかし、実際に半導体基板上に形成されるパターンは、光の近接効果により、角部を規定する線が曲線になっている。
【0065】
[本実施形態の主な効果]
本実施形態の主な効果を説明する。
【0066】
{1}本実施形態では、SRAMの小型化を図ることができる。以下、この理由をドレイン−ゲート接続層41aとゲート電極層21bとの接続関係(図1)を用いて説明するが、ドレイン−ゲート接続層41bとゲート電極層21aとの接続関係についても同じことが言える。
【0067】
ドレイン−ゲート接続層41aとゲート電極層21bとの接続に、図14に示すようなコンタクト導電部61、コンタクトパッド層35bおよびコンタクト導電部75からなる接続構造を用いるとする。コンタクトパッド層35bの平面積は、コンタクト導電部61、75の平面積より大きいので、その分だけ、図12に示すドレイン−ドレイン接続層31aとドレイン−ドレイン接続層31bとの間隔が大きくなる。
【0068】
本実施形態によれば、図15に示すように、層間絶縁層65と層間絶縁層71との間にコンタクトパッド層を形成することなく、ドレイン−ゲート接続層41aとゲート電極層21bとの接続を行っている。このため、ドレイン−ドレイン接続層31aとドレイン−ドレイン接続層31bとの間隔を狭くできるので、メモリセルサイズの小型化が可能となる。
【0069】
なお、図15に示すように、コンタクト導電部73として、プラグ70を用いているが、スルーホールに形成でき、上層導電層と下層導電層とを電気的に接続できるものであれば、コンタクト導電部73として用いることができる。例えば、層間絶縁層にスルーホールを形成し、スルーホール内および層間絶縁層上に、上層導電層となる導電層を形成し、導電層をパターンニングして上層導電層とする。この場合、スルーホールの上記導電層がコンタクト導電部73となる。また、本実施形態において、コンタクト導電部73は、高融点金属の窒化物層72を含む構造としているが、プラグ70のみの構造でもよい。これらのことは、コンタクト導電部61、75、81についても当てはまる。
【0070】
{2}本実施形態によれば、次の点からもSRAMの小型化を図ることができる。本実施形態では、メモリセルのフリップフロップで情報の記憶を行う。フリップフロップは、一方のインバータの入力端子(ゲート電極)を他方のインバータの出力端子(ドレイン)に接続し、かつ他方のインバータの入力端子(ゲート電極)を一方のインバータの出力端子(ドレイン)に接続することにより、構成される。つまり、フリップフロップは、第1のインバータと第2のインバータをクロスカップル接続したものである。フリップフロップを二層で作製する場合、例えば、インバータのドレイン同士を接続するドレイン−ドレイン接続層と、インバータのゲートとインバータのドレインを接続するドレイン−ゲート接続層と、を一つの導電層にすることにより、クロスカップル接続ができる。
【0071】
しかし、この構造によれば、この導電層は、一方のインバータのドレインが位置する領域と、他方のインバータのゲートが位置する領域と、これらを連結する領域と、にわたって形成される。よって、この導電層は、三つ端部を有するパターン(例えば、T字状やh字状のような分岐部を有するパターン)や、互いに腕部分が入り込み合った渦巻き状のパターンとなる。なお、T字状のパターンとしては、例えば、特開平10−41409号公報の図1に開示されている。h字状のパターンとしては、例えば、M.Ishida,et.al.,IEDM Tech.Digest(1998)、第201頁の図4(b)に開示されている。渦巻き状のパターンとしては、例えば、M.Ishida,et.al.,IEDM Tech.Digest(1998)、第201頁の図3(b)に開示されている。このような複雑なパターンは、パターンが微細化すると、フォトエッチング工程での正確な形状再現が困難となるので、所望のパターンが得られず、メモリセルサイズの小型化の妨げとなる。
【0072】
本実施形態によれば、図1に示すように、CMOSインバータのゲートとなるゲート電極層(21a、21b)、CMOSインバータのドレイン同士を接続するドレイン−ドレイン接続層(31a、31b)、一方のCMOSインバータのゲートと他方のCMOSインバータのドレインとを接続するドレイン−ゲート接続層(41a、41b)を、それぞれ、異なる層に形成している。したがって、フリップフロップを形成するのに、三層が用いられることになる。よって、二層を用いてフリップフロップを形成する場合に比べて、各層のパターンを単純化(例えば、直線状に)することができる。このように、本実施形態によれば、各層のパターンを単純化できるので、例えば、0.18μm世代において、メモリセルサイズが、4.5μm2以下の微細なSRAMにすることができる。
【0073】
{3}本実施形態によれば、スルーホール(例えば、図15に示すスルーホール77)にコンタクト導電部73を容易に埋め込むことができる。一般に、スルーホールのアスペクト比が5以下であると、スルーホールに導電層を容易に埋め込むことができる。本実施形態によれば、コンタクト導電部73が埋め込まれるスルーホール(例えば、図15に示すスルーホール77)の深さは0.75μmであり、下端部の径は0.24μmであるので、上記スルーホールのアスペクト比が3.13となる。このように、本実施形態によれば、上記スルーホールのアスペクト比が5以下なので、上記スルーホールにコンタクト導電部73を容易に埋め込むことができる。
【0074】
そして、本実施形態によれば、図14に示す第2層導電層(例えば、ドレイン−ドレイン接続層31b)として、高融点金属の窒化物層32を用いている。このため、上記スルーホール(例えば、図15に示すスルーホール77)のアスペクト比を5以下にすることができる。すなわち、図15に示すように、スルーホール77は、二つの層間絶縁層(層間絶縁層65、71)を貫通して形成されているので、その深さは大きくなる。本実施形態は、図14に示す第2層導電層として、高融点金属の窒化物層32を用いている。高融点金属の窒化物層は、アルミニウム層の場合と比べて、厚さを小さくできる。このため、本実施形態によれば、第2層導電層のない領域における層間絶縁層71(図15)の厚みを小さくすることができる。したがって、その分だけ、スルーホール77の深さを小さくできるので、スルーホール77のアスペクト比を5以下にすることができるのである。
【0075】
なお、本実施形態において、第2層導電層は、図14に示すように、高融点金属からなる金属層30と高融点金属の窒化物層32とを積層した構成をしていが、第2層導電層の構成を高融点金属の窒化物層32のみにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のメモリセルアレイの一部における第1層導電層、第2層導電層および第3層導電層を示す平面図である。
【図2】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけるフィールドを示す平面図である。
【図3】本実施形態のメモリセルアレイの一部における第1層導電層を示す平面図である。
【図4】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけるコンタクト導電部61を示す平面図である。
【図5】本実施形態のメモリセルアレイの一部における第2層導電層を示す平面図である。
【図6】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけるコンタクト導電部73を示す平面図である。
【図7】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけるコンタクト導電部75を示す平面図である。
【図8】本実施形態のメモリセルアレイの一部における第3層導電層を示す平面図である。
【図9】本実施形態のメモリセルアレイの一部におけるコンタクト導電部81を示す平面図である。
【図10】本実施形態のメモリセルアレイの一部における第4層導電層を示す平面図である。
【図11】本実施形態おける、フィールド、第1層導電層、コンタクト導電部61を示す平面図である。
【図12】本実施形態おける、第2層導電層、コンタクト導電部73、75を示す平面図である。
【図13】本実施形態おける、第3層導電層、コンタクト導電部81を示す平面図である。
【図14】本実施形態の平面のB1−B2線に沿った断面図である。
【図15】本実施形態の平面のC1−C2線に沿った断面図である。
【図16】本実施形態におけるSRAMの等価回路図である。
【符号の説明】
11、13、15、17 活性領域
11a n+型ソース/ドレイン領域
13a p+型ソース/ドレイン領域
15a n+型ウェルコンタクト領域
17a p+型ウェルコンタクト領域
19 素子分離領域
21a、21b ゲート電極層
23 副ワード線
30 高融点金属からなる金属層
31a、31b ドレイン−ドレイン接続層
31a1、31a2、31b1、31b2 端部
31a3、31b3 本体部
32 高融点金属の窒化物層
33 VDD配線
33a、33b 分岐部
35a、35b BLコンタクトパッド層
37 VSS局所配線
40 ハードマスク層
41a、41b ドレイン−ゲート接続層
41a1、41a2、41b1、41b2 端部
41a3、41b3 本体部
43 主ワード線
42 高融点金属の窒化物層
44 金属層
45a、45b BLコンタクトパッド層
46 高融点金属からなる金属層
47 VSSコンタクトパッド層
48 高融点金属の窒化物層
49 VDDコンタクトパッド層
51 ビット線
53 ビット線/
55 VSS配線
57 VDD配線
60 プラグ
61 コンタクト導電部
61m コンタクト部
62 高融点金属の窒化物層
63 コンタクトホール
65 層間絶縁層
70 プラグ
71 層間絶縁層
72 高融点金属の窒化物層
73 コンタクト導電部
73m コンタクト部
75 コンタクト導電部
75m コンタクト部
77、79 スルーホール
81 コンタクト導電部
81m コンタクト部
83 スルーホール
85 層間絶縁層

Claims (8)

  1. 第1駆動トランジスタQ、第2駆動トランジスタQ、第1負荷トランジスタQ、第2負荷トランジスタQ、第1転送トランジスタQおよび第2転送トランジスタQを含むメモリセルを備えた半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルは、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、第1ドレイン−ドレイン接続層、第2ドレイン−ドレイン接続層、第1ドレイン−ゲート接続層、第2ドレイン−ゲート接続層、第1コンタクト導電部、第2コンタクト導電部、第3コンタクト導電部、第4コンタクト導電部、第1層間絶縁層、第2層間絶縁層、第1コンタクトパッド層および第2コンタクトパッド層を備え、
    前記第1ゲート電極層は、前記第1駆動トランジスタQのゲート電極と前記第1負荷トランジスタQのゲート電極とを含むことにより、前記第1駆動トランジスタQのゲート電極と前記第1負荷トランジスタQのゲート電極とを接続し、
    前記第2ゲート電極層は、前記第2駆動トランジスタQのゲート電極と前記第2負荷トランジスタQのゲート電極とを含むことにより、前記第2駆動トランジスタQのゲート電極と前記第2負荷トランジスタQのゲート電極とを接続し、
    前記第1層間絶縁層は、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層を覆うように位置し、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1層間絶縁層上に位置し、
    平面的には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ドレイン−ドレイン接続層との間に、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層が位置し、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1駆動トランジスタQのドレイン領域と前記第1負荷トランジスタQのドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第2駆動トランジスタQのドレイン領域と前記第2負荷トランジスタQのドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第2層間絶縁層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層を覆うように位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層および前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2層間絶縁層上に位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ゲート電極層との接続に用いられ、
    前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2ドレイン−ドレイン接続層と前記第1ゲート電極層との接続に用いられ、
    前記第1コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第1孔部に位置し、
    前記第2コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第2孔部に位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層と前記第2ゲート電極層との接続は、前記第1コンタクト導電部を介してなされ、
    前記第2ドレイン−ゲート接続層と前記第1ゲート電極層との接続は、前記第2コンタクト導電部を介してなされ
    前記第1コンタクトパッド層および前記第2コンタクトパッド層は、それぞれ、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層と同じ層に位置し、
    前記第3コンタクト導電部および前記第4コンタクト導電部は、それぞれ、前記第1層間絶縁層に形成された孔部に位置し、
    前記第1転送トランジスタQ のソース/ドレイン領域と前記第1コンタクトパッド層との接続は、前記第3コンタクト導電部を介してなされ、
    前記第2転送トランジスタQ のソース/ドレイン領域と前記第2コンタクトパッド層との接続は、前記第4コンタクト導電部を介してなされる、半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1孔部および前記第2孔部のアスペクト比は、それぞれ、5以下である、半導体記憶装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層の厚みは、それぞれ、100〜170nmである、半導体記憶装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、高融点金属の窒化物層を含む、半導体記憶装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記第1ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、前記第1ドレイン−ドレイン接続層、前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、それぞれ、直線状のパターンをし、かつ、
    これらは、互いに平行に配置されている、半導体記憶装置。
  6. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記メモリセルの平面積が、4.5μm以下である、半導体記憶装置。
  7. 第1駆動トランジスタQ 、第2駆動トランジスタQ 、第1負荷トランジスタQ 、第2負荷トランジスタQ 、第1転送トランジスタQ および第2転送トランジスタQ を含むメモリセルを備えた半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルは、第1ゲート電極層、第2ゲート電極層、第1ドレイン−ドレイン接続層、第2ドレイン−ドレイン接続層、第1ドレイン−ゲート接続層、第2ドレイン−ゲート接続層、第1コンタクト導電部、第2コンタクト導電部、第1層間絶縁層、および第2層間絶縁層を備え、
    前記第1ゲート電極層は、前記第1駆動トランジスタQ のゲート電極と前記第1負荷トランジスタQ のゲート電極とを含むことにより、前記第1駆動トランジスタQ のゲート電極と前記第1負荷トランジスタQ のゲート電極とを接続し、
    前記第2ゲート電極層は、前記第2駆動トランジスタQ のゲート電極と前記第2負荷トランジスタQ のゲート電極とを含むことにより、前記第2駆動トランジスタQ のゲート電極と前記第2負荷トランジスタQ のゲート電極とを接続し、
    前記第1層間絶縁層は、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層を覆うように位置し、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1層間絶縁層上に位置し、
    平面的には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ドレイン−ドレイン接続層との間に、前記第1ゲート電極層および前記第2ゲート電極層が位置し、
    前記第1ドレイン−ドレイン接続層は、前記第1駆動トランジスタQ のドレイン領域と前記第1負荷トランジスタQ のドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第2ドレイン−ドレイン接続層は、前記第2駆動トランジスタQ のドレイン領域と前記第2負荷トランジスタQ のドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第2層間絶縁層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層および前記第2ドレイン−ドレイン接続層を覆うように位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層および前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2層間絶縁層上に位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層は、前記第1ドレイン−ドレイン接続層と前記第2ゲート電極層との接続に用いられ、
    前記第2ドレイン−ゲート接続層は、前記第2ドレイン−ドレイン接続層と前記第1ゲート電極層との接続に用いられ、
    前記第1コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第1孔部に位置し、
    前記第2コンタクト導電部は、前記第1層間絶縁層から前記第2層間絶縁層にわたって形成された第2孔部に位置し、
    前記第1ドレイン−ゲート接続層と前記第2ゲート電極層との接続は、前記第1コンタクト導電部を介してなされ、
    前記第2ドレイン−ゲート接続層と前記第1ゲート電極層との接続は、前記第2コンタクト導電部を介してなされ、
    前記第1駆動トランジスタQおよび前記第2駆動トランジスタQは、n型であり、
    前記第1負荷トランジスタQおよび前記第2負荷トランジスタQは、p型であり、
    前記第1転送トランジスタQおよび前記第2転送トランジスタQは、n型であり、
    第1層導電層、第2層導電層、第3層導電層および第4層導電層を備え、
    前記第1層導電層には、前記第1ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、および副ワード線が位置し、
    前記第2層導電層には、前記第1ドレイン−ドレイン接続層、前記第2ドレイン−ドレイン接続層、電源線、第1コンタクトパッド層、第2コンタクトパッド層、および第3コンタクトパッド層が位置し、
    前記第3層導電層には、前記第1ドレイン−ゲート接続層、前記第2ドレイン−ゲート接続層、主ワード線、第4コンタクトパッド層、第5コンタクトパッド層、および第6コンタクトパッド層が位置し、
    前記第4層導電層には、第1ビット線、第2ビット線、および接地線が位置し、
    前記副ワード線は、第1方向に延び、
    前記電源線は、前記負荷トランジスタ 、Q のソース領域と接続され、
    前記第1コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前記第1転送トランジスタQのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第2コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタQのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第3コンタクトパッド層は、前記駆動トランジスタQ、Qのソース領域を、前記接地線と接続させるのに用いられ、
    前記主ワード線は、第1方向に延び、
    前記第4コンタクトパッド層は、前記第1ビット線と前記第1転送トランジスタQのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第5コンタクトパッド層は、前記第2ビット線と前記第2転送トランジスタQのソース/ドレイン領域との接続に用いられ、
    前記第6コンタクトパッド層は、前記駆動トランジスタQ、Qのソース領域を、前記接地線と接続させるのに用いられ、
    前記第1ビット線および前記第2ビット線は、第1方向と直角に交わる第2方向に延びる、半導体記憶装置。
  8. 請求項7において、
    前記メモリセルの平面積が、4.5μm以下である、半導体記憶装置。
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