JP2014157965A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合に、ROMの歩留りの向上を図ること。
【解決手段】行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置は、カラム方向に隣り合う第1ないし第3のメモリセルのうちの中央の第2のメモリセルに第1のビット値が記録されるとともに、両端の第1のメモリセルおよび第3のメモリセルに第2のビット値が記録される場合に、第2のメモリセルとビット線とを接続する第1のビアおよび第2のビアを備える。
【選択図】図3
【解決手段】行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置は、カラム方向に隣り合う第1ないし第3のメモリセルのうちの中央の第2のメモリセルに第1のビット値が記録されるとともに、両端の第1のメモリセルおよび第3のメモリセルに第2のビット値が記録される場合に、第2のメモリセルとビット線とを接続する第1のビアおよび第2のビアを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体装置に関し、例えばROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置に関する。
近年の半導体製品の高機能化に伴い、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)等のランダムアクセスメモリに搭載されるメモリ容量が増加するとともに(例えば、100Mビット以上)、これらのメモリ上で実行されるプログラムも複雑化してきている。これに伴い、メモリにロードされるプログラムの規模も大きくなり、プログラムの格納先であるROM(Read Only Memory)の容量も年々増大している。
ROMの容量の増大に伴い、ROMの歩留りの低下を防ぐことが重要となってきている。例えば、特許文献1には、コンタクトプログラム方式を採用したマスクROMにおいて、歩留り低下を防ぐ技術が記載されている。コンタクトプログラム方式とは、ROMのメモリセルを構成するトランジスタとビット線を接続するビアプラグ(以下、単に「ビア(via)」という。)を配置するか否かに応じてROMデータをプログラムする方式をいう。
特許文献1に記載された半導体集積回路装置は、メモリセルアレイにおける一部のセルトランジスタのドレインコンタクトが中継用パターン部(1層メタル)とビア(1−2層間プラグ)を経てビット線(2層メタル)に接続される方式に基づくマスクROMを有する。マスクROMにおいて、同一ビット線に接続される複数のビア(1−2層間プラグ)がビット線方向に連続して隣り合う場合、隣り合うビアをビット線方向の1層メタル配線層で共通に接続することによって、ビアを冗長化(すなわち、リダンダンシ化)する。これにより、一方のビアが断線しても、他方のビアにより配線の接続を維持することができ、歩留まりを向上させることが可能となる。
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
ROMに記録されたデジタルデータ(0ないし1)を表すために、ROMセル(「メモリセル」ともいう。)を構成するトランジスタとビット線を接続するか否かを、ビアの有無によって切り替えるマスクROMにおいては、ビアの形成不良によりチップの歩留まりが低下するおそれがある。
近年のデバイスの超微細加工化(特に、40nm以降の微細化プロセス)に伴い、ビアの形成不良による歩留まりの低下量は増大の一途を辿っている。チップに搭載されたROMの歩留まりは、以下のように予測することができる。
いま、ビアの形成不良の発生率をPとし、ROMの容量をnビットとすると、歩留りBは次式(1)のように表される。
B=(1−P)n (1)
図15は、ROMの容量とビアの形成不良による歩留り低下との関係を示す式(1)を図示したものである。ここでは、一例として、ビアの形成不良の発生率Pを10ppb(parts per billion)とした。式(1)ないし図15を参照すると、ROMの容量nが2.5Mビットのとき、ビアの形成不良により歩留まりBは97.4%に低下する。ROMの容量nが5Mビットまで増大すると、ビアの形成不良に起因して歩留まりBは94.9%にまで低下する。
パッケージに実装される部品点数の削減ないし消費電力の削減の観点から、現在、複数のLSIチップを統合して1チップ化することが主流となっており、1チップあたりのRAM搭載容量は100Mビットを越えようとしている。これに伴い、ROMの搭載容量も5Mビットを超えると予想されている。このとき、歩留まりの低下は上述のように5%以上となり、製造コストの増大を招くおそれがある。
特許文献1に記載された半導体集積回路装置においては、ROMセル(メモリセル)のデータがカラム方向に「00」、「11」のように連続する場合、1層メタルをビアに共通接続することにより歩留まりを改善することができる。しかし、ROMセルのデータがカラム方向に「010101…」のように不連続となる場合、隣り合うビア同士を1層メタルにより共通に接続することはできない。すなわち、特許文献1に記載された技術によると、カラム方向のデータが連続していない箇所においては、歩留まりの向上を図ることができない。特許文献1に記載された技術によると、ROMセルのデータの並び(データパターン)に応じて、歩留まりの向上の度合いが左右され、カラム方向のデータの並びが「010101…」となるようなワーストケースでは、歩留まりを全く改善することができない。
そこで、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合においても、ROMの歩留りを向上させることが課題となる。なお、その他の課題および新規な特徴は、本明細書の記載および添付図面から明らかにされる。
一実施の形態によれば、半導体装置は、
行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う第1ないし第3のメモリセルのうちの中央の第2のメモリセルに第1のビット値が記録されるとともに、両端の第1のメモリセルおよび第3のメモリセルに第2のビット値が記録される場合に、
前記第2のメモリセルとビット線とを接続する第1のビアおよび第2のビアを備える。
行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う第1ないし第3のメモリセルのうちの中央の第2のメモリセルに第1のビット値が記録されるとともに、両端の第1のメモリセルおよび第3のメモリセルに第2のビット値が記録される場合に、
前記第2のメモリセルとビット線とを接続する第1のビアおよび第2のビアを備える。
他の実施の形態によれば、半導体装置は、
行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う2つのメモリセルの少なくとも一方に第1の値が記録される場合に、
前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第1のビアと、
前記2つのメモリセルのセル境界上に配置され、前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第2のビアとを、備える。
行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う2つのメモリセルの少なくとも一方に第1の値が記録される場合に、
前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第1のビアと、
前記2つのメモリセルのセル境界上に配置され、前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第2のビアとを、備える。
前記一実施の形態に係る半導体装置および前記他の実施の形態に係る半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合に、ROMの歩留りの向上を図ることができる。
はじめに、本発明の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
特許文献1に記載された半導体集積回路装置においては、カラム方向のデータの並びが「010」となるような箇所において歩留まりを改善することができない。そこで、発明者は、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、2個以上のビアを介してメモリセルとビット線とを接続する方法について検討した。また、メモリセルの面積を増加させることなくビアを冗長化するために、ビアを追加的に配置するのに好適なレイアウトについても鋭意検討した。以下、図面を参照しつつ、説明する。
図2および図3(a)は、本発明に係る半導体装置が有するROMの構成を一例として示す平面図および断面図(A−A’断面図)である。図2および図3(a)を参照すると、半導体装置は、行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備える。また、半導体装置は、カラム方向(図2の縦方向、図3(a)の横方向)に隣り合う第1ないし第3のメモリセル(m32〜m34)のうちの中央の第2のメモリセル(m33)に第1のビット値(例えば、「1」)が記録されるとともに、両端の第1のメモリセル(m32)および第3のメモリセル(m34)に第2のビット値(例えば、「0」)が記録される場合に、第2のメモリセル(m33)とビット線(BL3)とを接続する第1のビア(V34)および第2のビア(V33)を備える。
かかる半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。
図3(a)を参照すると、第1のビア(V34)は第2のメモリセル(m33)上に配置され、第2のビア(V33)は第1のメモリセル(m32)と第2のメモリセル(m33)とのセル境界上に配置されていることが好ましい。
このとき、冗長化のために追加的に配置されたビア(V33)によって、メモリセルの面積が増加することを防ぐことが可能となる。
図3(a)を参照すると、半導体装置は、第2のメモリセル(m33)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第1のメモリセル(m32)側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクト(C33)と、第1の金属層(L1)に配置された第1の金属部材(M33)であって第1のコンタクト(C33)と第1のビア(V34)および第2のビア(V33)とを接続する第1の金属部材(M33)と、を備えていてもよい。また、ビット線(BL3)は第2の金属層(L2)に配置されていてもよい。ここで、第1の金属部材(M33)は、第1のコンタクト(C33)と上記セル境界(m32、m33の境界)に跨って配置されていることが好ましい。
第1のコンタクト(C33)とセル境界に跨って第1の金属部材(M33)を配置するとともに、セル境界に配置されたビア(V33)によって第2のメモリセル(m33)とビット線(BL3)とを接続することによって、冗長化のために追加的に配置されたビア(V33)によって、メモリセルの面積が増加することを防ぐことが可能となる。
図5および図6(a)は、本発明に係る半導体装置が有するROMの構成を一例として示す平面図および断面図(A−A’断面図)である。図6(a)を参照すると、半導体装置は、第1のメモリセル(m32)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第2のメモリセル(m33)側の拡散層に接続された第2のコンタクト(C32)を備え、第1の金属層(L1)において、第2のコンタクト(C32)上には金属部材が配置されないようにしてもよい。
このとき、セル境界に配置されたビア(V33)と第1のコンタクト(C33)とを接続する第1の金属部材(M33)を、第1のメモリセル(m32)と第2のメモリセル(m33)のセル境界に容易に引き出すことが可能となる。
図8および図9(a)は、本発明に係る半導体装置が有するROMの構成を一例として示す平面図および断面図(A−A’断面図)である。図9(a)を参照すると、半導体装置は、第1のメモリセル(m32)を構成するトランジスタに含まれるドレイン拡散層およびソース拡散層のうちの第2のメモリセル(m33)側の拡散層および他方の拡散層にそれぞれ接続された第2のコンタクト(C32)および第3のコンタクト(C3a)と、第1の金属層(L1)に配置され、第2のコンタクト(C32)に接続された第2の金属部材(M32)とを備えていてもよい。また、第3のコンタクト(C3a)は所定の電圧(例えば、接地電圧)が供給される電源線(接地線VSSa)に接続され、第2の金属部材(M32)は電源線(VSSa)に接続されていてもよい。
第1の金属部材(M33)をセル境界(m32、m33の境界)に引き出したことにより第1のメモリセル(m32)の第2のコンタクト(C32)に接続された第2の金属部材(M32)の面積が小さくなってしまう場合(図3(a)参照)、第2の金属部材(M32)を引き延ばして電源線(VSSa)に接続することで、孤立メタルの最小面積ルール違反のようなデザインルール違反を回避することが可能となる。
図11および図12(a)は、本発明に係る半導体装置が有するROMの構成を一例として示す平面図および断面図(A−A’断面図)である。図12(a)を参照すると、第1のビア(V34)は、第2のメモリセル(m33)上に配置され、第2のビア(V33)は、第1のメモリセル(m32)上に配置されていてもよい。また、半導体装置は、第2のメモリセル(m33)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第1のメモリセル(m32)側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクト(C33)と、第1の金属層(L1)に配置された第1の金属部材(M33)であって第1のコンタクト(C33)と第1のビア(V34)および第2のビア(V33)とを接続する第1の金属部材(M33)と、を備えていてもよい。さらに、ビット線(BL3)は、第2の金属層(L2)に配置されていてもよい。また、第1の金属部材(M33)は、第1のコンタクト(C33)と第1のメモリセル(m32)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第2のメモリセル(m33)側に配置された拡散層に跨って配置されていることが好ましい。
かかる半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、冗長化のために追加的に配置されたビア(V33)によって、メモリセルの面積が増加することを防ぐことも可能となる。
図13および図14は、本発明に係る半導体装置が有するROMの構成を一例として示す平面図および断面図(A−A’断面図)である。図13および図14を参照すると、第1のビア(V34)および第2のビア(V33)は、第2のメモリセル(m33)上に配置されていてもよい。ここで、第1のビア(V34)および第2のビア(V33)は、図13および図14に示すようにロウ方向(図13の横方向、図14の紙面奥行方向)に並ぶようにして第2のメモリセル(m33)上に配置されていてもよい。一方、第1のビア(V34)および第2のビア(V33)は、カラム方向(図13の縦方向、図14の横方向)に並ぶようにして第2のメモリセル(m33)上に配置されていてもよい。
第1のビア(V34)と第2のビア(V33)との距離を十分にとるために、図3(a)、図6(a)、図9(a)に示した例においては第2のビア(V33)を第1のメモリセル(m32)と第2のメモリセル(m33)のセル境界に配置した。また、図12(a)に示した例においては第2のビア(V33)を第1のメモリセル(m32)上に配置した。しかし、レイアウト上問題がない場合、図13および図14に示すように、第1のビア(V34)および第2のビア(V33)の両方を第2のメモリセル(m33)上に配置してもよい。この場合においても、メモリセルの面積を増加させることなく、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含むときのROMの歩留りを向上させることが可能となる。
図2および図3を参照すると、半導体装置は、行列状に配置されたメモリセルを有するROMを備える。また、半導体装置は、カラム方向に隣り合う2つのメモリセル(図3(a)のm32、m33、または、図3(b)のm42、m43)の少なくとも一方に第1の値(例えば、「1」)が記録される場合に、2つのメモリセルのうちの第1の値が記録されたメモリセル(m33、または、m42、m43)の各々とビット線(図3(a)のBL3または図3(b)のBL4)とを接続する第1のビア(V34、V43)と、2つのメモリセルのセル境界上に配置され、2つのメモリセルのうちの第1の値が記録されたメモリセル(m33、または、m42、m43)の各々とビット線(BL3またはBL4)とを接続する第2のビア(V33またはV44)と、を備える。
かかる半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所を含む場合(図3(a))においても、カラム方向に連続する場合(図3(b))においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、冗長化のためのビア(V33、V44)をセル境界に配置することで、メモリセルの面積が増加することを防ぐことも可能となる。
図3(a)、図6(a)、図9(a)を参照すると、半導体装置は、上記2つのメモリセルのうちの第1のメモリセル(m32)に第2の値(例えば、「0」)が記録されるとともに、第2のメモリセル(m33)に第1の値(例えば、「1」)が記録される場合に、第2のメモリセル(m33)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第1のメモリセル(m32)側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクト(C33)と、第1の金属層(L1)に配置された第1の金属部材(M33)であって第1のコンタクト(C33)と第1のビア(V34)および第2のビア(V33)とを接続する第1の金属部材(M33)と、を備えていてもよい。また、第1のビア(V34)は第2のメモリセル(m33)上に配置され、ビット線(BL3)は第2の金属層(L2)に配置されていてもよい。さらに、第1の金属部材(M33)は、第1のコンタクト(C33)と上記セル境界(m32、m33の境界)に跨って配置されていることが好ましい。
第1のコンタクト(C33)とセル境界に跨って第1の金属部材(M33)を配置するとともに、セル境界(m32、m33の境界)に配置されたビア(V33)によって第2のメモリセル(m33)とビット線(BL3)とを接続することによって、冗長化のために追加的に配置されたビア(V33)によって、メモリセルの面積が増加することを防ぐことが可能となる。
図6(a)を参照すると、半導体装置は、第1のメモリセル(m32)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第2のメモリセル(m32)側の拡散層に接続された第2のコンタクト(C32)を備え、第1の金属層(L1)において、第2のコンタクト(C32)上には金属部材が配置されないようにしてもよい。
このとき、セル境界に配置されたビア(V33)と第1のコンタクト(C33)とを接続する第1の金属部材(M33)を、第1のメモリセル(m32)と第2のメモリセル(m33)のセル境界に容易に引き出すことが可能となる。
図9(a)を参照すると、半導体装置は、第1のメモリセル(m32)を構成するトランジスタに含まれるドレイン拡散層およびソース拡散層のうちの第2のメモリセル(m33)側の拡散層および他方の拡散層にそれぞれ接続された第2のコンタクト(C32)および第3のコンタクト(C3a)と、第1の金属層(L1)に配置され、第2のコンタクト(C32)に接続された第2の金属部材(M32)と、を備えていてもよい。また、第3のコンタクト(C3a)は所定の電圧(例えば、接地電圧)が供給される電源線(接地線VSSa)に接続され、第2の金属部材(M32)は電源線(VSSa)に接続されていてもよい。
第2のコンタクト(C32)上の金属部材(M32)を引き延ばして接地線(VSSa)に接続することで、孤立メタルの最小面積ルール違反を回避することが可能となる。
図3(b)、図6(b)、図9(b)を参照すると、半導体装置は、上記2つのメモリセルのうちの第1のメモリセル(m42)に第1の値(例えば、「1」)が記録されるとともに、第2のメモリセル(m43)に第1の値(例えば、「1」)が記録される場合に、第1のメモリセル(m42)および第2のメモリセル(m43)とビット線(BL4)とを接続する第3のビア(V45)を備え、第1のビア(V43)は第1のメモリセル(m42)上に配置され、第3のビア(V45)は第2のメモリセル(m43)上に配置されていてもよい。
また、図3(b)、図6(b)、図9(b)を参照すると、半導体装置は、第1のメモリセル(m42)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第2のメモリセル(m43)側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクト(C42)と、第2のメモリセル(m43)を構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの第1のメモリセル(m42)側に配置された拡散層に接続された第2のコンタクト(C43)と、第1の金属層(L1)に配置された金属部材(M42)であって第1のコンタクト(C42)および第2のコンタクト(C43)と、第1のビア(V43)、第2のビア(V44)および第3のビア(V45)とを接続する金属部材(M42)とを備えていてもよい。また、ビット線(BL4)は、第2の金属層(L2)に配置されていてもよい。ここで、金属部材(M42)は、第1のコンタクト(C42)と第2のコンタクト(C43)に跨って配置されていることが好ましい。
図3(b)、図6(b)、図9(b)に示した半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続する場合(図3(b))において、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、冗長化のためのビア(V44)をセル境界に配置することで、メモリセルの面積が増加することを防ぐことも可能となる。
(実施形態1)
第1の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置に設けられたROM(Read Only Memory)の構成を一例として示すブロック図である。図1を参照すると、ROMは、ROMセルアレイ10、コントロールブロック11、ワードデコーダ/ワード線ドライバ12、カラムセレクタ/プリチャージブロック13、および、センスアンプ14を備える。
第1の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置に設けられたROM(Read Only Memory)の構成を一例として示すブロック図である。図1を参照すると、ROMは、ROMセルアレイ10、コントロールブロック11、ワードデコーダ/ワード線ドライバ12、カラムセレクタ/プリチャージブロック13、および、センスアンプ14を備える。
ROMセルアレイ10には、メモリセルが行列状に配置されている。メモリセルmpq(p、q=1、2、…)はトランジスタを備え、ビット線BLp(p=1、2、…)とワード線WLq(q=1、2、…)が交差する箇所に配置されている。
メモリセルmpqに含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WLqに接続され、ソース端子が接地電位に接続されている。メモリセルmpqは、記録された値に応じて、ONセルとOFFセルとに分類される。メモリセルmpqがONセルである場合、メモリセルmpqに含まれるトランジスタのドレイン端子はビット線BLaに接続されている。一方、メモリセルmpqがOFFセルである場合、メモリセルmpqに含まれるトランジスタのドレイン端子はビット線BLaに対して非接続とされている。
ここでは、ビット線と接続されたメモリセル(ONセル)にはデータ「1」が記録され、それ以外のメモリセル(OFFセル)にはデータ「0」が記録されているとする。なお、ONセルおよびOFFセルに記録されたデータの定義は、これと逆であってもよい。
コントロールブロック11は、クロック信号およびアドレスを受信し、受信したアドレスをワードデコーダ/ワード線ドライバ12、および、カラムセレクタ/プリチャージブロック13に送出する。ワードデコーダ/ワード線ドライバ12は、アドレスに該当するメモリセルが位置するワード線を選択し、選択したワード線を駆動する。カラムセレクタ/プリチャージブロック13は、アドレスに該当するメモリセルが位置するビット線を選択し、選択したビット線をデータの読み出し前にプリチャージする。センスアンプ14は、ワードデコーダ/ワード線ドライバ12によって選択されたワード線とカラムセレクタ/プリチャージブロック13により選択されたビット線の交点に設けられたメモリセルからの出力電圧と、所定の基準電圧とを比較して2値データを出力する。
メモリセルmpqがONセルである場合、メモリセルmpq内のトランジスタのドレイン端子がビット線BLaに接続されていることから、上記のプリチャージ動作によりセルが充電される。一方、メモリセルmpqがOFFセルである場合、メモリセルmpq内のトランジスタのドレイン端子がビット線BLaに非接続とされていることから、上記のプリチャージ動作によってセルの充電が行われない。したがって、センスアンプ14からの出力データに基づいて、メモリセルmpqがONセルかOFFセルかを判別することができる。これにより、メモリセルmpqに記録されたデータが「1」であるか、または、「0」であるかを読み出すことが可能となる。
図2は、本実施形態に係る半導体装置に設けられたROMの構成を示す平面図である。図2を参照すると、ROMは、ワード線方向およびビット線方向に行列状に配置された複数のメモリセルm11〜m44を有する。メモリセルmpq(p、q=1、…、4)は、ビット線BLp(p=1、…、4)とワード線WLq(q=1、…、4)との交点に配置されている。
図3(a)は、図2のA−A’断面である。図3(a)において、ビット線方向に並んだメモリセルm31〜m34には、それぞれ、データ「1」、「0」、「1」、「0」が記録されている。
図3(a)を参照すると、メモリセルm31に含まれるトランジスタとメモリセルm32に含まれるトランジスタは、ソース拡散層を共有しており、ソース拡散層はコンタクトC3aを経由して第1金属層L1に配置された接地線VSSaに接続されている。データ「1」が記録されたメモリセルm31に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL1に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC31、第1金属層L1に配置された金属部材M31、および、ビアV31、V32を介して第2金属層L2に配置されたビット線BL3に接続されている。一方、データ「0」が記録されたメモリセルm32を構成するトランジスタは、ゲート端子がワード線WL2に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC32を介して第1金属層L1に配置された金属部材M32に接続され、ビット線BL3には非接続とされている。
また、メモリセルm33に含まれるトランジスタとメモリセルm34に含まれるトランジスタは、ソース拡散層を共有しており、ソース拡散層はコンタクトC3bを経由して第1金属層L1に配置された接地線VSSbに接続されている。データ「1」が記録されたメモリセルm33に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL3に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC33、第1金属層L1に配置された金属部材M33、および、ビアV33、V34を介してビット線BL3に接続されている。一方、データ「0」が記録されたメモリセルm34を構成するトランジスタは、ゲート端子がワード線WL4に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC34を介して第1金属層L1に配置された金属部材M34に接続され、ビット線BL3には非接続とされている。
ビアV32はメモリセルm31上に配置され、ビアV31はメモリセルm31とメモリセルm31に隣接するメモリセル(非図示)とのセル境界上に配置されている。金属部材M31は、コンタクトC31とセル境界に跨るようにして第1金属層L1に配置されている。さらに、ビアV34はメモリセルm33上に配置され、ビアV33はメモリセルm32とメモリセルm33とのセル境界上に配置されている。金属部材M33は、コンタクトC33とメモリセルm32、m33のセル境界に跨るようにして第1金属層L1に配置されている。
図3(b)は、図2のB−B’断面である。図3(b)において、ビット線方向に並んだメモリセルm41〜m44には、それぞれ、データ「1」、「1」、「1」、「0」が記録されている。
図3(b)を参照すると、メモリセルm41に含まれるトランジスタとメモリセルm42に含まれるトランジスタは、ソース拡散層を共有しており、ソース拡散層はコンタクトC4aを経由して第1金属層L1に配置された接地線VSSaに接続されている。データ「1」が記録されたメモリセルm41に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL1に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC41、第1金属層L1に配置された金属部材M41、および、ビアV41、V42を介して第2金属層L2に配置されたビット線BL4に接続されている。一方、データ「1」が記録されたメモリセルm42を構成するトランジスタは、ゲート端子がワード線WL2に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC42、第1金属層L1に配置された金属部材M42、および、ビアV43、V44、V45を介してビット線BL4に接続されている。また、ビアV42はメモリセルm41上に配置され、ビアV41はメモリセルm41とメモリセルm41に隣接するメモリセル(非図示)とのセル境界上に配置されている。金属部材M41は、コンタクトC41とセル境界に跨るようにして第1金属層L1に配置されている。
また、メモリセルm43に含まれるトランジスタとメモリセルm44に含まれるトランジスタは、ソース拡散層を共有しており、ソース拡散層はコンタクトC4bを経由して第1金属層L1に配置された接地線VSSbに接続されている。データ「1」が記録されたメモリセルm43に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL3に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC33、第1金属層L1に配置された金属部材M42、および、ビアV43、V44、V45を介してビット線BL4に接続されている。一方、データ「0」が記録されたメモリセルm44を構成するトランジスタは、ゲート端子がワード線WL4に接続され、ドレイン拡散層がコンタクトC34を介して第1金属層L1に配置された金属部材M43に接続され、ビット線BL3には非接続とされている。
ビアV42はメモリセルm41上に配置され、ビアV41はメモリセルm41とメモリセルm41に隣接するメモリセル(非図示)とのセル境界上に配置されている。金属部材M41は、コンタクトC41とセル境界に跨るようにして第1金属層L1に配置されている。さらに、ビアV43はメモリセルm42上に配置され、ビアV44はメモリセルm42とメモリセルm43とのセル境界上に配置され、ビアV45はメモリセルm43上に配置されている。金属部材M42は、コンタクトC42とコンタクトC43に跨るようにして第1金属層L1に配置されている。
図4は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す回路図である。図4を参照しつつ、本実施形態の半導体装置が有するROMのメモリセルからのデータ読み出し動作について説明する。
まず、カラム方向(ビット線方向)に連続するメモリセルに記録されたデータの並びが「0、1、0」となる箇所に着目する。図4においては、メモリセルm32〜m34はデータ「0、1、0」を保持している。
図4を参照すると、データ「1」が記録されたメモリセルm33に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL3に接続され、ソース端子が接地線VSSbに接続され、ドレイン端子が2個のビアV33、V34を経由してビット線BL3に接続されている。このとき、ビット線BL3のプリチャージによってメモリセルm33に蓄積された電荷はビアV33、V34の両方を経由してビット線BL3に流れる。したがって、ビアV33、V44の一方が欠落した場合または断線した場合においても、他方のビアを経由してメモリセルのデータを読み出すことが可能となる。
したがって、本実施形態に係る半導体装置によると、カラム方向(ビット線方向)に連続する3つのメモリセルに記録されたデータの並びが「0、1、0」である場合(例えば、図4のメモリセルm32、m33、m34)においても、データ「1」が記録されたメモリセルからのデータを複数のビアを経由して読み出すことができる。すなわち、本実施形態の半導体装置によると、メモリセルが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、ROMの歩留りの向上させることができる。
次に、カラム方向に連続するメモリセルに記録されたデータの並びが「1、1」となる箇所に着目する。図4においては、メモリセルm42、m43はデータ「1、1」を保持している。
図4を参照すると、データ「1」が記録されたメモリセルm42に含まれるトランジスタは、ゲート端子がワード線WL2に接続され、ソース端子が接地線VSSaに接続され、ドレイン端子が3個のビアV43、V44、V45を経由してビット線BL4に接続されている。このとき、ビット線BL4のプリチャージによってメモリセルm42に蓄積された電荷はビアV43、V44、V45を経由してビット線BL4に流れる。したがって、ビアV43、V44、V45のうちの1個または2個が欠落した場合または断線した場合においても、残りのビアを経由してメモリセルm42のデータを読み出すことができる。なお、データ「1」が記録されたメモリセルm42のデータも、ビアV43、V44、V45のうちの1つまたは2つが欠落した場合または断線した場合においても、同様に読み出すことができる。
したがって、本実施形態に係る半導体装置によると、カラム方向(ビット線方向)に連続する2つのメモリセルに記録されたデータの並びが「1、1」である場合(例えば、図4のメモリセルm42、m43)においても、データ「1」が記録されたメモリセルからのデータを複数のビアを経由して読み出すことができる。すなわち、本実施形態の半導体装置によると、メモリセルが保持するデータがカラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上させることができる。
以上より、本実施形態の半導体装置によると、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、カラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。
本実施形態の半導体装置によると、メモリセルアレイのROMセルを構成するトランジスタのドレイン側コンタクトが1層メタルとビア(1−2層間接続ビア)を経てビット線(2層メタル)に接続される方式のマスクROMにおいて、ビアがビット線に接続されるメモリセルでは、カラム方向に隣り合うセルデータとの組合せに応じて、1つのセルにおいて、最低2個以上のビアがビット線と接続される冗長構成を採用することが可能となる。このとき、ROMに記録されたデータの0/1の並びに依存することなく、歩留りの向上を図ることができる。
本実施形態に係る半導体装置によると、カラム方向のデータの並びに依存することなく、データ「1」が記録されたメモリセルとビット線とを2本以上のビアによって接続することが可能となる。このとき、仮に一方のビアホールが欠落しても、もう片方のビアホールを経由して、正常にデータを読み出すことが可能となる。したがって、ビアホール形成不良の発生率をPとし、ROMの容量をnビットとすると、歩留りを(1−P2)n以上とすることができる。すなわち、本実施形態の半導体装置によると、特許文献1に記載された半導体集積回路装置と比較して大幅に歩留りを改善することができる。
また、本実施形態の半導体装置では、冗長化のためのビアV33、V44をセル境界に配置することで、メモリセルの面積の増加を防ぐことも可能となる。具体的には、コンタクトC33とセル境界に跨って金属部材M33を配置するとともに、セル境界に配置されたビアV33によってメモリセルm33ビット線BL3とを接続することによって、ビアV33の追加に起因するメモリセルの面積増加を防ぐことが可能となる。同様に、コンタクトC42、C43に跨って金属部材M42を配置するとともに、セル境界に配置されたV44によってメモリセルm42、m43とビット線BL4とを接続することによって、ビアV44の追加に起因するメモリセルの面積増加を防ぐことが可能となる。さらに、本実施形態の半導体装置では、冗長化のためのビアV33、V44をセル境界に配置することによって、ビアV34とV33との距離、ならびに、ビアV43およびV45とビアV44との距離を離間して配置することも可能となる。
(実施形態2)
第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図6(a)および図6(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図5のA−A’断面、B−B’断面)である。また、図7は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す回路図である。
第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図6(a)および図6(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図5のA−A’断面、B−B’断面)である。また、図7は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す回路図である。
図6(a)を参照すると、本実施形態においては、図3(a)に示した第1の実施形態に係る半導体装置とは異なり、メモリセルm32に含まれるトランジスタのドレイン拡散層に接続されたコンタクトC32上の第1金属層L1には、金属部材が配置されない。
コンタクトC33とメモリセルm32、m33のセル境界に跨って配置された金属部材M33のセル境界側へのはみ出しがデザインルール上困難である場合には、図6(a)に示すように、ビアが接続されないメモリセルm32のコンタクトC32には1層メタルを配置せず、コンタクトをオープンにする。かかる構成によると、セル境界に配置されたビアV33とコンタクトC33を接続する金属部材M33を、メモリセルm32、m33のセル境界側に容易に引き出すことが可能となる。
なお、本実施形態の半導体装置が有するROMのメモリセルからのデータ読み出し動作は、第1の実施形態に係る半導体装置と同様である。したがって、本実施形態の半導体装置によると、第1の実施形態の半導体装置と同様に、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、カラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、本実施形態の半導体装置によると、第1の実施形態に係る半導体装置と同様に、冗長化のためのビアV33、V44をセル境界に配置することで、メモリセルの面積の増加を防ぐこともできる。
(実施形態3)
第3の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図9(a)および図9(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図8のA−A’断面、B−B’断面)である。また、図10は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す回路図である。
第3の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図9(a)および図9(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図8のA−A’断面、B−B’断面)である。また、図10は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す回路図である。
図9(a)を参照すると、本実施形態の半導体装置では、図3(a)に示した第1の実施形態の半導体装置とは異なり、メモリセルm32に含まれるトランジスタのドレイン拡散層に接続されたコンタクトC32上の第1金属層L1に配置された金属部材M32が、接地線VSSaに接続されている。
図3(a)に示した第1の実施形態の半導体装置によると、第1金属層L1の金属部材M33をメモリセルm32、m33のセル境界に引き出したことにより、メモリセルm32のコンタクトC32に接続された金属部材M32の面積が小さくなってしまい、孤立メタルの最小面積ルール違反のようなデザインルール違反を引き起こすおそれがある。このような場合に、金属部材M32を引き延ばして接地線VSSaに接続することで、デザインルール違反を回避することが可能となる。
本実施形態によると、ビアが配置されないメモリセルm32の金属部材M32がデザインルール上の最小面積ルールに違背するおそれがある場合に、金属部材M32をメモリセルm32のソース拡散層に接続されたコンタクトC3a上の接地線VSSaと接続してしまうことで、孤立メタルの最小面積ルール違反を回避することが可能となる。また、メモリセルm32はデータ「0」を保持することから、金属部材M32と接地線VSSaとを接続しても、読み出し動作には全く影響がない。
なお、本実施形態の半導体装置が有するROMのメモリセルからのデータ読み出し動作は、第1の実施形態に係る半導体装置と同様である。したがって、本実施形態の半導体装置によると、第1の実施形態の半導体装置と同様に、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、カラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、本実施形態の半導体装置によると、第1の実施形態に係る半導体装置と同様に、冗長化のためのビアV33、V44をセル境界に配置することで、メモリセルの面積の増加を防ぐこともできる。
(実施形態4)
第4の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図12(a)および図12(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図11のA−A’断面、B−B’断面)である。
第4の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図12(a)および図12(b)は、それぞれ、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図11のA−A’断面、B−B’断面)である。
図12(a)を参照すると、本実施形態の半導体装置では、図3(a)に示した第1の実施形態の半導体装置とは異なり、メモリセルm32に含まれるトランジスタのドレイン拡散層にはコンタクトが接続されていない。また、第1金属層L1に配置された金属部材M32は、メモリセルm33のドレイン拡散層に接続されたコンタクトC33とメモリセルm32のドレイン拡散層とに跨るように配置されている。さらに、冗長化のためのビアV33は、メモリセルm32、m33のセル境界ではなく、メモリセルm32のドレイン拡散層上に配置されている。
図12(a)のメモリセルm32、m33のようにカラム方向に連続するメモリセルに記録されたデータが「0、1」のように異なる場合には、冗長化のためのビアV33をセル境界に配置する代わりに、「0」が記録されたメモリセルm32に配置してもよい。かかる構成によると、第1の実施形態の半導体装置と同様に、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所において、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、本実施形態においても、第1の実施形態に係る半導体装置と同様に、冗長化のためのビアV33を配置したことに起因するメモリセルの面積の増加を防ぐことができる。
図12(b)を参照すると、本実施形態の半導体装置では、図3(b)に示した第1の実施形態の半導体装置とは異なり、メモリセルm42、m42のセル境界に冗長化のためのビアV44が配置されない。
図12(b)のメモリセルm42、m43のようにカラム方向に連続するメモリセルに記録されたデータが「1、1」のように連続する場合、冗長化のためのビアV44(図3(b)参照)をビア境界に配置しないようにしてもよい。このような構成を採用した場合であっても、メモリセルm42およびm43のそれぞれの読み出し時において、少なくとも2個のビアV43、V45を経由した読み出しが可能となる。すなわち、本実施形態によると、第1の実施形態の半導体装置と同様に、ROMが保持するデータがカラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、本実施形態によると、冗長化のためのビアV44が不要であり、メモリセルの面積が増加することはない。
(実施形態5)
第5の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図14は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図13のA−A’断面)である。
第5の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す平面図である。図14は、本実施形態に係る半導体装置が有するROMの構成を示す断面図(図13のA−A’断面)である。
第1の実施形態に係る半導体装置(図3(a)参照)では、データ「1」が記録されたメモリセルm33とビット線BL3とは、カラム方向(ビット線方向)に並ぶようにして配置されたビアV34およびV33を介して接続されている。一方、図13、図14を参照すると、本実施形態に係る半導体装置では、第1の実施形態の半導体装置とは異なり、ビアV34、V33がロウ方向(ワード線方向)に並ぶようにしてメモリセルm33上に配置されている。
第1の実施形態に係る半導体装置(図3(a))においては、ビアV34、V33間の間隔を十分に確保すべく、ビアV33をメモリセルm32、m33のセル境界に配置した。しかしながら、レイアウト上問題がない場合、図13、図14に示すように、ビアV34およびビアV33の双方をメモリセルm33上に配置してもよい。
かかる半導体装置によると、ビアV34、V33の一方が欠落ないし断線しても、他方のビアを経由してメモリセルm33に記録されたデータを正常に読み出すことが可能となる。よって、本実施形態の構成を採用した場合も、第1の実施形態の半導体装置と同様に、ROMが保持するデータがカラム方向に連続していない箇所においても、カラム方向に連続する箇所においても、ROMの歩留りの向上を図ることができる。また、第1の実施形態に係る半導体装置と同様に、冗長化のために追加されたビアV34によって、メモリセルの面積が増加することもない。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 ROMセルアレイ
11 コントロールブロック
12 ワードデコーダ/ワード線ドライバ
13 カラムセレクタ/プリチャージブロック
14 センスアンプ
BL1〜BL4、BLp ビット線
C31〜C34、C41〜C44 コンタクト
L1 第1金属層
L2 第2金属層
m11〜m44、mpq メモリセル(ROMセル)
M31〜M34、M41〜M44 金属部材
V31〜V35、V41〜V45 ビア
VSSa、VSSb 接地線
WL1〜WL4、WLq ワード線
11 コントロールブロック
12 ワードデコーダ/ワード線ドライバ
13 カラムセレクタ/プリチャージブロック
14 センスアンプ
BL1〜BL4、BLp ビット線
C31〜C34、C41〜C44 コンタクト
L1 第1金属層
L2 第2金属層
m11〜m44、mpq メモリセル(ROMセル)
M31〜M34、M41〜M44 金属部材
V31〜V35、V41〜V45 ビア
VSSa、VSSb 接地線
WL1〜WL4、WLq ワード線
Claims (19)
- 行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う第1ないし第3のメモリセルのうちの中央の第2のメモリセルに第1のビット値が記録されるとともに、両端の第1のメモリセルおよび第3のメモリセルに第2のビット値が記録される場合に、
前記第2のメモリセルとビット線とを接続する第1のビアおよび第2のビアを備える、半導体装置。 - 前記第1のビアは、前記第2のメモリセル上に配置され、
前記第2のビアは、前記第1のメモリセルと前記第2のメモリセルとのセル境界上に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第1のメモリセル側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクトと、
第1の金属層に配置された第1の金属部材であって前記第1のコンタクトと前記第1のビアおよび前記第2のビアとを接続する前記第1の金属部材と、を備え、
前記ビット線は、第2の金属層に配置されている、請求項2に記載の半導体装置。 - 前記第1の金属部材は、前記第1のコンタクトと前記セル境界に跨って配置されている、請求項3に記載の半導体装置。
- 前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第2のメモリセル側の拡散層に接続された第2のコンタクトを備え、
前記第1の金属層において、前記第2のコンタクト上には金属部材が配置されていない、請求項4に記載の半導体装置。 - 前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるドレイン拡散層およびソース拡散層のうちの前記第2のメモリセル側の拡散層および他方の拡散層にそれぞれ接続された第2のコンタクトおよび第3のコンタクトと、
前記第1の金属層に配置され、前記第2のコンタクトに接続された第2の金属部材と、を備え、
前記第3のコンタクトは、所定の電圧が供給された電源線に接続され、
前記第2の金属部材は、前記電源線に接続されている、請求項4に記載の半導体装置。 - 前記第1のビアは、前記第2のメモリセル上に配置され、
前記第2のビアは、前記第1のメモリセル上に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第1のメモリセル側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクトと、
第1の金属層に配置された第1の金属部材であって前記第1のコンタクトと前記第1のビアおよび前記第2のビアとを接続する前記第1の金属部材と、を備え、
前記ビット線は、第2の金属層に配置されている、請求項7に記載の半導体装置。 - 前記第1の金属部材は、前記第1のコンタクトと前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第2のメモリセル側に配置された拡散層に跨って配置されている、請求項8に記載の半導体装置。
- 前記第1のビアおよび前記第2のビアは、前記第2のメモリセル上に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1のビアおよび前記第2のビアは、ロウ方向またはカラム方向に並んで配置されている、請求項10に記載の半導体装置。
- 行列状に配置されたメモリセルを有するROM(Read Only Memory)を備えた半導体装置であって、
カラム方向に隣り合う2つのメモリセルの少なくとも一方に第1の値が記録される場合に、
前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第1のビアと、
前記2つのメモリセルのセル境界上に配置され、前記2つのメモリセルのうちの前記第1の値が記録されたメモリセルの各々とビット線とを接続する第2のビアと、を備える、半導体装置。 - 前記2つのメモリセルのうちの第1のメモリセルに第2の値が記録されるとともに、第2のメモリセルに前記第1の値が記録される場合に、
前記第2のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第1のメモリセル側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクトと、
第1の金属層に配置された第1の金属部材であって前記第1のコンタクトと前記第1のビアおよび前記第2のビアとを接続する前記第1の金属部材と、を備え、
前記第1のビアは、前記第2のメモリセル上に配置され、
前記ビット線は、第2の金属層に配置されている、請求項12に記載の半導体装置。 - 前記第1の金属部材は、前記第1のコンタクトと前記セル境界に跨って配置されている、請求項13に記載の半導体装置。
- 前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるドレイン拡散層およびソース拡散層のうちの前記第2のメモリセル側の拡散層に接続された第2のコンタクトを備え、
前記第1の金属層において、前記第2のコンタクト上には金属部材が配置されていない、請求項14に記載の半導体装置。 - 前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるドレイン拡散層およびソース拡散層のうちの前記第2のメモリセル側の拡散層および他方の拡散層にそれぞれ接続された第2のコンタクトおよび第3のコンタクトと、
前記第1の金属層に配置され、前記第2のコンタクトに接続された第2の金属部材と、を備え、
前記第3のコンタクトは、所定の電圧が供給された電源線に接続され、
前記第2の金属部材は、前記電源線に接続されている、請求項14に記載の半導体装置。 - 前記2つのメモリセルのうちの第1のメモリセルに前記第1の値が記録されるとともに、第2のメモリセルに前記第1の値が記録される場合に、
前記第1のメモリセルおよび前記第2のメモリセルと前記ビット線とを接続する第3のビアを備え、
前記第1のビアは、前記第1のメモリセル上に配置され、
前記第3のビアは、前記第2のメモリセル上に配置されている、請求項12に記載の半導体装置。 - 前記第1のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第2のメモリセル側に配置された拡散層に接続された第1のコンタクトと、
前記第2のメモリセルを構成するトランジスタに含まれるソース拡散層およびドレイン拡散層のうちの前記第1のメモリセル側に配置された拡散層に接続された第2のコンタクトと、
第1の金属層に配置された金属部材であって前記第1のコンタクトおよび前記第2のコンタクトと前記第1のビア、前記第2のビアおよび前記第3のビアとを接続する前記金属部材と、を備え、
前記ビット線は、第2の金属層に配置されている、請求項17に記載の半導体装置。 - 前記金属部材は、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトに跨って配置されている、請求項18に記載の半導体装置。
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