JP5018786B2 - コンパイルドメモリ、asicチップおよびコンパイルドメモリのレイアウト方法 - Google Patents

コンパイルドメモリ、asicチップおよびコンパイルドメモリのレイアウト方法 Download PDF

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Description

本発明は、ASIC等のチップ内に形成されるコンパイルドメモリおよびコンパイルドメモリのレイアウト方法に関する。
ASIC(Application Specific IC)等のLSIでは、ASICチップ内の機能ブロックによりアクセスされるSRAM等のメモリが搭載される場合がある。この種のメモリは、ユーザのシステム仕様に応じて記憶容量を可変にできる場合が多い。ユーザにより指定される任意の記憶容量を有するメモリのレイアウトデータは、コンパイラ等のレイアウト設計ツールを用いて生成される。メモリ(マクロセル)は、任意のビット数およびワード数をコンパイラに入力することで自動的に生成される。コンパイラによって自動生成されるメモリは、コンパイルドメモリまたはコンパイルドと称される。
一般に、SRAM等のメモリでは、データ信号を伝達するビット線に接続されるメモリセルの数が多いほど、ビット線の負荷容量および配線遅延は増加し、アクセス時間は長くなる。ビット線に接続されるメモリセルの数を減らし、アクセス時間を短縮するために、ビット線をローカルビット線とグローバルビット線で構成する手法(階層化されたビット線構造)が、提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、ローカルビット線は、メモリセルアレイ内に配線され、メモリセルに直接接続される。グローバルビット線は、メモリセルアレイ上でローカルビット線に接続され、データの入出力回路に接続される。
特開2006−32577号公報
ローカルビット線は、メモリセルに対応して配線されるため、半導体基板に近い薄い配線層を用いて配線されるため、配線抵抗が高い。また、ローカルビット線は、多数のメモリセルに接続されるため、寄生容量が大きい。このため、ローカルビット線の長さがメモリのアクセス時間に与える影響は大きい。これに対して、グローバルビット線は、半導体基板から離れた厚い配線層を用いて配線されるため、配線抵抗が低い。グローバルビット線は、メモリセルに接続されないため、寄生容量は小さい。このため、グローバルビット線の長さがメモリのアクセス時間に与える影響は、ローカルビット線に比べて小さい。したがって、階層化されたビット線構造を有するメモリでは、アクセス時間を短縮するために、メモリセルに直接接続されるローカルビット線の長さを短くすることが重要である。
本発明の目的は、メモリセルに接続されるビット線の長さを短くし、コンパイルドメモリのアクセス時間を短縮することである。特に、ASICチップ等のLSI内に形成されるコンパイルドメモリのアクセスタイムを短縮することである。
コンパイルドメモリは、一対のメモリブロック、データ制御部、接続制御部およびデコーダ部を有する。各メモリブロックは、少なくとも1本のワード線で構成されたワードグループと、ワード線に接続されたメモリセルと、各メモリセルに接続されたビット線とを有する。データ制御部は、ビット線を介してメモリセルにデータ信号を入出力する。接続制御部は、各メモリブロックのビット線をデータ制御部に選択的に接続するために、メモリブロックに対応してそれぞれ設けられる。デコーダ部は、アクセスされるメモリブロックに対応する接続制御部を選択するとともに、ワードグループのいずれかを選択するためにアドレス信号をデコードする。デコーダ部の論理は、メモリブロックおよび接続制御部を識別するためのアドレス信号のビットを、ワードグループを識別するためのアドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されている。例えば、各ワードグループが複数のワード線で構成される場合、デコーダ部の論理は、各ワードグループ内のワード線を識別するためのアドレス信号のビットを、メモリブロックを識別するためのアドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成される。これにより、メモリブロックに配置されるワード線の数を互いに等しくでき、ビット線の長さを短くできる。この結果、ビット線の配線遅延を最小限にでき、コンパイルドメモリのアクセスタイムを短縮できる。
コンパイルドメモリは、次のようなレイアウト方法を用いてレイアウトデータが生成される。まず、データ信号のビット数と、メモリセルに接続されるワード線の数を示すワード数との入力を受ける。入力されたワード数が、メモリブロックに配置可能な最大のワード数を超える場合、指定されたワード数が、最大のワード数より小さくなるように均等に分配されて、偶数個のメモリブロックのレイアウトデータが生成される。次に、メモリブロックを識別するためのアドレス信号のビットが、ワードグループを識別するためのアドレス信号のビットより下位に割り当てられて、メモリブロックおよびワード線を選択するためのデコーダ部の論理が生成される。そして、生成された論理にしたがって、デコーダ部内に配線されるデコード信号線の交差部に、配線を互いに接続するためのコンタクト部が配置され、レイアウトデータが完成する。
本発明では、コンパイルドメモリのアクセス時間を短縮できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、コントローラCNTLで使用するデータ等を保持するために、コントローラCNTLおよび周辺回路PERI等の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。コンパイルドメモリCMは、CPU等のコントローラCNTLによりアクセスされる。図では、分かりやすくするために、コンパイルドメモリを大きく描いている。実際のASICチップでは、図示した以外の多くの機能ブロックがチップ上に搭載される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。
コンパイルドメモリCMは、一対のメモリブロックMBLK0−1、メモリブロックMBLK0−1にそれぞれ対応する接続制御部CCNT0−1、メモリブロックMBLK0−1に共有されるセンスアンプSAを有するセンスアンプ領域SAA、メインデコーダMD(デコーダ部)、データ入出力部I/Oおよびタイミング制御部CPGを有している。
各メモリブロックMBLK0−1のローカルビット線対LBL、/LBLは、接続制御部CCNT0−1に形成されるカラムスイッチ(トランジスタ)を介してセンスアンプSAおよびグローバルビット線対GBL、/GBLに接続される。グローバルビット線対GBL、/GBLは、データ入出力部I/Oに接続される。ビット線をローカルビット線LBL、/LBLとグローバルビット線GBL、/GBLを用いて形成することにより(階層構造)、ローカルビット線LBL、/LBLを短くでき、アクセスタイムを短縮できる。
メインデコーダMDは、コントローラCNTLから出力されるアドレス信号ADR(図2)をデコードし、デコード結果に応じてカラムスイッチをオンするためのカラム選択信号C0、C1を出力し、メモリブロックMBLK0−1内に配線されるワード線WL(図2)を選択する。
データ入出力部I/Oは、グローバルビット線対GBL、/GBL上の読み出しデータをASICチップのデータバスを介してコントローラCNTLに出力し、ASICチップのデータバスを介してコントローラCNTLから伝達される書き込みデータをグローバルビット線対GBL、/GBLに出力する。センスアンプSAおよびデータ入出力部I/Oは、ビット線LBL、/LBL、GBL、/GBLを介してメモリブロックMBLK0−1のメモリセルMC(図3)にデータ信号を伝達するデータ制御部として動作する。タイミング制御部CPGは、コンパイルドメモリCMをアクセスするためにコントローラCNTLから出力されるアクセスコマンドに応じて、メインデコーダMD、データ入出力部I/OおよびセンスアンプSA等の動作を制御する制御信号(タイミング信号)を生成する。
コンパイルドメモリCMの記憶容量は、コントローラCNTLが使用するデータサイズに合わせて設計される。すなわち、コンパイルドメモリCMの記憶容量(MBLK0−1のサイズ)は、ASICチップのユーザ仕様に合わせて決められる。後述するように、本発明では、メモリブロックMBLK0−1のサイズが互いに等しくなるように、メインデコーダMDのレイアウト設計が行われる。これにより、ローカルビット線LBL、/LBLの長さをコンパイルドメモリCMの記憶容量(ユーザ仕様)によらず、常に最も短くできる。この結果、アクセスタイムを最短にできる。
図2は、図1に示したメインデコーダMDの詳細を示している。メインデコーダMDは、論理回路LA、LBと、論理回路LA、LB間を接続する網目状の配線および配線の交差部に配置されるコンタクト部CONTとを有している。コンタクト部CONTの位置は、後述するレイアウト方法(図7)により決められる。
論理回路LAは、アドレス信号ADR(ADR0−2)をデコードし、ブロックデコード信号BAD0−1およびワードデコード信号WAD0−2を生成する。論理回路LBは、デコード信号線BAD0−3、WAD0−2に応じてワード線信号WL(WL0−5)を出力する。論理回路LBにおいて、カラム選択信号C0−1は、アクセスコマンドに応答してタイミング制御部CPGから出力されるクロックCKに同期して出力される。
メモリブロックMBLK0−1は、少なくとも1本のワード線WLを有するワードグループWLG(ワードステップ)を1単位としてレイアウトされる。この実施形態では、1本のワード線WLによりワードグループWLGが構成される。このため、各ワードグループWLG0−5の番号は、ワード線WL0−5の番号と同じである。
この実施形態では、メモリブロックMBLK0−1および接続制御部CCNT0−1は、アドレス信号ADRの最下位ビットADR0により識別される。各メモリブロックMBLK0−1内のワード線WL(ワードグループWLG)は、アドレス信号ADRの上位ビットADR1−2により識別される。すなわち、メインデコーダMDの論理は、メモリブロックMBLK0−1および接続制御部CCNT0−1を識別するためのアドレス信号ADRのビットを、ワードグループWLGを識別するためのアドレス信号ADRのビットより下位に割り当てることにより構成される。
例えば、アドレス信号ADR0−2の論理が”LLL”のとき、メモリブロックMBLK0のワード線WL0が選択される。次のアドレス信号ADR0−2(HLL)では、メモリブロックMBLK1のワード線WL1が選択される。このように、アドレス信号ADR0−2が順次進むと、メモリブロックMBLK0−1は交互に選択され、アクセスされる。なお、この例では、説明を分かりやすくするために、ユーザ仕様によりワード線WLの数(ワード数)が”6”に設定される例を示している。メインデコーダMDは、3ビットのアドレス信号ADR0−2をデコードするために設計される。
実際のコンパイルドメモリCMでは、ワード数は、例えば、”4”から”1024”の範囲で設定される。例えば、メモリブロックMBLKに配置可能な最大のワード数が”512”で、ワード数が”600”に設定された場合、メモリブロックMBLK0−1のワード数は、それぞれ”300”に設定される。メモリブロックMBLK0−1は、アドレス信号ADR0(最下位ビット)により識別される。各メモリブロックMBLK0−1内のワード線WLは、アドレス信号ADR1−9により識別される。一方、最大のワード数が”256”で、ワード数が”600”に設定された場合、後述する図13および図15に示すように、4つのメモリブロックMBLK0−3がレイアウトされる。この場合、各メモリブロックMBLK0−3のワード数は、それぞれ”150”に設定される。このように各メモリブロックMBLKのワード数が最小になるようにレイアウトすることにより、ワード線WLに直交するローカルビット線LBL、/LBLの長さを最短にできる。図2に示した例では、ローカルビット線対LBL、/LBLの長さは、メモリブロックMBLK0−1ともL0になる。この結果、各ローカルビット線LBL、/LBLの寄生容量および配線抵抗を小さくでき、アクセスタイムを短くできる。
図3は、図1に示したメモリブロックMBLK0−1の詳細を示している。各メモリブロックMBLK0−1は、マトリックス状に配置され、相補のローカルビット線LBL、/LBLおよびワード線WLに接続された複数のスタティックメモリセルMCを有している。各メモリセルMCは、一対のインバータを有しデータを保持するラッチと、ラッチの相補の記憶ノード(各インバータの出力ノード)にそれぞれ一端が接続された一対のトランスファトランジスタ(nMOSトランジスタ)とを有している。トランスファトランジスタの他端は、ローカルビット線LBL、/LBLのいずれかに接続されている。トランスファトランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。
接続制御部CCNT0−1に形成されるカラムスイッチは、nMOSトランジスタで構成され、対応するカラム選択信号C0またはC1が高論理レベルのときにオンする。カラムスイッチのオンにより、ローカルビット線対LBL、/LBLは、センスアンプSAおよびグローバルビット線対GBL、/GBLに接続される。なお、センスアンプ領域SAAは、メモリブロックMBLK0−1の非アクセス中にローカルビット線対LBL、/LBLを所定の電圧にプリチャージするための図示しないプリチャージ回路を有している。センスアンプ領域SAAに、書き込みデータ信号の入力を制御する回路が形成されてもよい。
センスアンプSAは、メモリブロックMBLK0−1に共有されている。センスアンプSAは、読み出しアクセス動作中に、メモリセルMCからローカルビット線対LBL、/LBLに読み出されたデータ信号の信号量を増幅し、増幅したデータ信号をグローバルビット線対GBL、/GBLに伝える。なお、書き込みアクセス動作では、グローバルビット線対GBL、/GBLを介してコンパイルドメモリCMの外部から供給される書き込みデータ信号が、オンしているカラムスイッチに接続されたローカルビット線対LBL、/LBLに伝えられ、選択されたワード線WLに接続されたメモリセルMCに書き込まれる。このとき、センスアンプSAも動作する。
図4は、本発明がなされる前のコンパイルドメモリCMの要部を示している。この例では、各メモリブロックMBLK(MBLK0−1)に配置可能な最大のワード数は”4”として説明する。本発明がなされる前、コンパイルドメモリCMは、ワード線WLを図の下側から順次に配置することによりレイアウトされていた。
ユーザにより指定されたワード数が”6”の場合、まず、メモリブロックMBLK0に配置可能な全てのワード線WL0−3がレイアウトされる。次に、残りのワード線WL4−5が、メモリブロックMBLK1にレイアウトされる。このように、本発明前、1つのメモリブロックMBLKに最大数のワード線WLがレイアウトされた後、次のメモリブロックMBLKにワード線WLがレイアウトされていた。メモリブロックMBLK0に最大数のワード線WL(2のn乗;この例ではn=2)がレイアウトされるため、メモリブロックMBLKは、アドレス信号ADRの上位ビットADR2により識別される。ワード線WLは、アドレス信号ADRの下位ビットADR0−1により識別される。
しかしながら、図4に示したレイアウト手法では、メモリブロックMBLK0のサイズが常に最大になるため、メモリブロックMBLK0のローカルビット線LBL、/LBL(図示せず)の長さL0が常に最大になる。これに対してメモリブロックMBLK1のローカルビット線LBL、/LBL(図示せず)の長さL1は、長さL0より短い。コンパイルドメモリCMのアクセスタイム(タイミング仕様)は、ワーストの動作時間を基準に決められる。このため、アクセスタイムは、ローカルビット線LBL、/LBLの長さが最大の場合(L0)に合わせられて決められる。換言すれば、本発明前、複数のメモリブロックMBLKで構成されるコンパイルドメモリCMのアクセスタイムは、ワード数にかかわらず、ローカルビット線LBL、/LBLの長さが最大の場合に合わせて設定される。
なお、一般に、アクセスタイムは、読み出しアクセスコマンドおよびアドレス信号がコンパイルドメモリCMに供給されてから読み出しデータがコンパイルドメモリCMから出力されるまでの時間である。あるいは、アクセスタイムは、書き込みアクセスコマンド、書き込みアドレス信号および書き込みデータがコンパイルドメモリCMに供給されてから書き込みデータがメモリセルに書き込まれるまでの時間である。
図5は、本発明がなされる前に検討されたコンパイルドメモリCMの要部を示している。コンパイルドメモリCMのアクセスタイムを短縮するためには、メモリブロックMBLK0−1のローカルビット線LBL、/LBLの長さを等しくし、ローカルビット線LBL、/LBLの長さ短くすればよい。すなわち、メモリブロックMBLK0−1に配置されるワード線WLの数を等しくすればよい。そこで、メモリブロックMBLK0にワード線WL0−2を配置し、メモリブロックMBLK1にワード線WL3−5を配置する。しかしながら、この場合、ワード線WL3は、アドレス信号ADR2=Lで選択されるが(図5(a))、ワード線WL3を含むメモリブロックMBLK1の接続制御部CCNT1は、アドレス信号ADR2=Hで選択される(図5(b))。この結果、コンパイルドメモリCMは誤動作する。
図6は、コンパイルドメモリCMにレイアウトされるワード線WLの数(ワード数)とアクセスタイムtAACの関係を示している。図の実線は、本発明の適用後を示し、図の破線は、本発明の適用前を示している。この例では、メモリブロックMBLKに配置可能な最大のワード数は”512”である。本発明では、図2に示したように、ワード線WLは、メモリブロックMBLK0−1に交互に配置されるため、ローカルビット線LBL、/LBLの長さは、ワード数が”1024”になるまで、ワード線WLが2本増加する毎に増加する。すなわち、アクセスタイムtAACは、ワード数が”1024”になるまで、ワード線WLが2本増加する毎に増加する。これに対して、本発明前では、図4に示したように、ワード線WLは、メモリブロックMBLK毎に配置される。このため、ローカルビット線LBL、/LBLの長さは、ワード数が”512”になるまで、ワード線WLが1本増加する毎に増加する。すなわち、アクセスタイムtAACは、ワード数が”512”になるまで、ワード線WLが1本増加する毎に増加する。
例えば、ワード数が”600”に設定された場合、本発明では、各メモリブロックMBLK0−1に300本のワード線WLが配置される。このときのコンパイルドメモリCMのアクセスタイムtAAC(仕様)は、300本のワード線WLを横切るローカルビット線LBL、/LBLの長さに対応するT1である。一方、本発明前では、メモリブロックMBLK0に512本のワード線WLが配置され、メモリブロックMBLK1に残りの88本のワード線WLが配置される。このときのコンパイルドメモリCMのアクセスタイムtAAC(仕様)は、512本のワード線WLを横切るローカルビット線LBL、/LBLの長さに対応するT2である。なお、アクセスタイムtAACのT0は、ワード線WLの数に関わりなく常に一定の動作時間が必要なデコーダや入出力回路などのために使用される時間である。
また、発明では、ワード線WLは、常に一対のメモリブロックMBLK0−1に交互に配置される。アクセスタイムtAACは、ワード線WLが2本増加する毎に増える。したがって、アクセスタイムtAACは、ワード数が”512”より少ない場合にも本発明前に比べて短縮される。
図7は、第1の実施形態のコンパイルドメモリCMのレイアウト方法を示している。図に示したフローは、コンパイルドメモリCMのレイアウト設計ツールがレイアウトプログラムを実行することにより実現される。例えば、レイアウト設計ツールは、ワークステーション等のコンピュータであり、レイアウトプログラム(コンパイラ)は、内蔵されるCPU等のコントローラにより実行される。コンパイルドメモリCMのレイアウトデータは、図に示したフローを実行することにより生成される。なお、図7では、データ信号が伝達される経路上の回路のレイアウト設計フローの記載を省略している。
まず、ステップS10において、コンパイラは、コンパイルドメモリCMの仕様であるデータ信号のビット数BLNと、ワード線WLの数を示すワード数WLNの入力を受ける。例えば、64kビットのコンパイルドメモリCMをASICチップに搭載し、ビット数BLNが64ビットに指定される場合、ワード数WLNは、1024に指定される。ビット数BLNが128ビットに指定される場合、ワード数WLNは、512に指定される。なお、ビット数BLNは、データ端子の数と、ワード線WLに接続されるメモリセルMC(ビット線LBL)の数とに分けて指定されてもよい。この場合、ビット線LBLの数がビット数BLNとして扱われる。
次に、ステップS12において、入力されたワード数WLNが、1つのメモリブロックMBLKに配置可能な最大のワード数WLNmaxを超えるか否かが判定される。ワード数WLNがワード数WLNmaxを超える場合、処理はステップS16に移行する。ワード数WLNがワード数WLNmax以下の場合、処理はステップS14に移行する。
ステップS14では、一対のメモリブロックMBLK0−1が生成され、各メモリブロックMBLK0−1にワード数WLNの半分のワード線WLが配置される。一方、ステップS16では、ワード数WLNmaxより小さいワード数WLN1が現れるまで、ワード数WLNが偶数値(2、4、6、...)で割られる。そして、求めた偶数値がメモリブロックMBLKの数として使用され、求めたワード数WLN1が各メモリブロックMBLKに配置される。すなわち、指定されたワード数WLNが、最大のワード数WLNmaxより小さくなるように均等に分配され、偶数個のメモリブロックMBLKのレイアウトデータが生成される。
次に、ステップS18において、一対のメモリブロックMBLKの間に共通のセンスアンプ領域SAAが割り当てられ、センスアンプSAが配置される。ステップS20において、メモリブロックMBLKとセンスアンプ領域SAAの間に接続制御部CCNTが配置される。
次に、ステップS22において、ワード線WLを識別するために必要なアドレス信号ADRのビット数が求められ、メモリブロックMBLKを識別するビットMBLKbと、ワード線WL(ワードグループWLG)を識別するためのビットWLGbとが、アドレス信号ADRの下位ビットから順に割り当てられる。そして、メインデコーダMDの論理が生成される。ビットMBLKb、WLGbは、図2に示したADR0、ADR1(またはADR2)にそれぞれ対応する。
次に、ステップS24において、生成されたメインデコーダMDの論理にしたがって、メインデコーダMD内に配線される網目状のデコード信号線の交差部にコンタクト部CONTが配置される。ステップS26において、メインデコーダMDの出力がワード線WLおよび接続制御部CCNTのカラムスイッチに接続される。そして、コンパイルドメモリCMのレイアウトデータが完成する。
以上、第1の実施形態では、メモリブロックMBLKを識別するためのアドレス信号ADRのビットADR0は、ワード線WL(ワードグループWLG)を識別するためのアドレス信号ADRのビットADR1−2より下位に割り当てられる。これにより、メモリブロックMBLKに配置されるワード線WLの数を互いに等しくでき、ローカルビット線LBL、/LBLの長さを短くできる。この結果、ローカルビット線LBL、/LBLの配線遅延を最小限にでき、コンパイルドメモリCMのアクセスタイムtAACを短縮できる。
図8は、本発明の第2の実施形態におけるコンパイルドメモリCMのメインデコーダMDの詳細を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、図1に示したように、他の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。
この例では、ユーザ仕様によりワード数が”8”に指定され、8本のワード線WLがコンパイルドメモリCMに配置される。各メモリブロックMBLK0−1は、ワード線WLが交互に4本ずつ配置される。このため、ローカルビット線対LBL、/LBLの長さをメモリブロックMBLK0−1ともL0に設定でき、アクセスタイムtAACを最小にできる。図に示した太い配線と大きい黒丸で示したコンタクト部CONTは、上述した図2に追加される要素を示している。このように、本発明では、指定されるワード数が異なる場合にも、メインデコーダMDの信号線の配線およびコンタクト部CONTを追加することにより、コンパイルドメモリCMのレイアウトデータを容易に生成できる。コンパイルドメモリCMのレイアウト方法は、図7に示したフローと同じである。
以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ワード数が変更される場合にも、配線およびコンタクト部CONTを追加あるいは削除することにより、コンパイルドメモリCMのレイアウトデータを容易に生成できる。
図9は、本発明の第3の実施形態における要部の詳細を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、図1に示したように、他の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。コンパイルドメモリCMのレイアウト方法は、図7に示したフローと同じである。
この例では、コンパイルドメモリCMは、センスアンプSAの動作タイミングを最適にするためのダミー領域DMYを有している。センスアンプSAは、メモリセルMCからの読み出しデータ信号を処理する回路であり、データ処理部として動作する。ダミー領域DMYには、ダミーメモリセルDMC、ダミーローカルビット線対DLBL、/DLBL、ダミーセンスアンプDSAおよびダミーカラムスイッチDC0、DC1が配置される。ダミーメモリセルDMCのレイアウトデータおよび配置間隔は、リアルメモリセルMCのそれ等と同じである。但し、メモリブロックMBLK0において、ダミーセンスアンプDSAから最も遠いダミーメモリセルDMCrefは、ダミーローカルビット線/DLBLに接続されるラッチの記憶ノードが接地線に接続されている。また、ダミーメモリセルDMCrefのトランスファトランジスタのゲートは、コンパイルドメモリCMのメモリセルMCへのアクセス要求に応答して高レベルに活性化されるアクティブ信号ACTを受けている。このため、ダミーローカルビット線/DLBL(ダミーデータ信号)のレベルは、アクティブ信号ACTの活性化に同期して低レベルに変化する。なお、ダミーローカルビット線対DLBL、/DLBLは、アクティブ信号ACTが活性化される前に、メモリセルMCと同様にプリチャージ回路により高レベルにプリチャージされる。
メモリブロックMBLK0のダミーローカルビット線DLBL、/DLBLに接続されたカラムスイッチDC0は、ゲートで電源電圧VDDを受けて常にオンしている。メモリブロックMBLK1のダミーローカルビット線DLBL、/DLBLに接続されたカラムスイッチDC1は、ゲートで接地電圧VSSを受けて常にオフしている。ダミーセンスアンプDSAは、例えば、カラムスイッチDC0を介して入力がダミーローカルビット線/DLBLに接続されたCMOSインバータで構成される。ダミーセンスアンプDSAは、アクティブ信号ACTの活性化、すなわち、ダミーデータ信号の出力タイミングに同期してセンスアンプSAの増幅動作を開始するためのセンスアンプイネーブル信号SENを出力する。センスアンプイネーブル信号SENは、全てのセンスアンプSAに供給される。
センスアンプSAの動作タイミングは、アクセスされるメモリセルMCの位置(ローカルビット線LBL、/LBLの長さ)に依存せず、最適に設定される必要がある。換言すれば、センスアンプSAの動作タイミングは、アクセス速度が最も遅いメモリセルMCに合わせて設定される必要がある。このために、アクティブ信号ACTの活性化からセンスアンプイネーブル信号SENの出力までの期間は、ダミーセンスアンプDSAから最も遠いダミーメモリセルDMCrefを用いて設定される。ダミーメモリセルDMCrefは、セルフタイミングセルとも称される。この種のタイミング設定手法は、セルフタイミング手法と称される。
セルフタイミング手法では、センスアンプSAの動作タイミングは、センスアンプ領域SAAから最も離れたメモリセルMC(DMCref)の動作タイミングに合わせて設定される。セルフタイミング手法を採用する本発明前のコンパイルドメモリCMでは、アクセスタイムtAACは、図6に示した破線と同じである。セルフタイミング手法を採用するコンパイルドメモリCMに、この実施形態を適用することにより、アクセスタイムtAACは、図6に示した実線と同じにできる。
以上、第3の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、セルフタイミング手法を採用するコンパイルドメモリCMにおいても、アクセスタイムtAACを短縮できる。
図10は、本発明の第4の実施形態のコンパイルドメモリCMを示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、図1に示したように、他の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。
この実施形態では、4本のワード線WL毎にワードグループWLG(WLG0−5)が形成される。メモリブロックMBLK0−1において、ワード線WL(WL0−23)は、ワードグループWLGを1単位として配置される。その他の構成は、ワード線WLの本数が異なることを除き第1の実施形態と同じである。
図11は、第4の実施形態のメインデコーダMDの論理を示している。メモリブロックMBLK0−1および接続制御部CCNT0−1は、アドレス信号ADRのビットADR2により識別される。各メモリブロックMBLK0−1内のワードグループWLGは、アドレス信号ADRの上位ビットADR3−4により識別される。各ワードグループWLG内のワード線WLは、アドレス信号ADRの下位ビットADR0−1により識別される。
このように、メインデコーダMDの論理は、メモリブロックMBLK0−1および接続制御部CCNT0−1を識別するためのアドレス信号ADRのビットを、ワードグループWLGを識別するためのアドレス信号ADRのビットより下位に割り当てることにより構成される。さらに、メインデコーダMDの論理は、各ワードグループWLG内のワード線WLを識別するためのアドレス信号ADRのビットを、メモリブロックMBLK0−1を識別するためのアドレス信号ADRのビットより下位に割り当てることにより構成される。アドレス信号ADR0−4が順次進むと、メモリブロックMBLK0−1は、ワードグループWLGを1単位として交互に選択され、アクセスされる。
図12は、第4の実施形態のコンパイルドメモリCMのレイアウト方法を示している。この実施形態では、図7のステップS22の代わりにステップS22aが実施される。その他のフローは、図7と同じである。
ステップS22aでは、ワード線WLを識別するために必要なアドレス信号ADRのビット数が求められ、アドレス信号ADRの下位ビットから順に、ワード線WLを識別するビットWLbと、メモリブロックMBLKを識別するビットMBLKbと、ワードグループWLGを識別するためのビットWLGbとが割り当てられる。そして、メインデコーダMDの論理が生成される。ビットWLb、MBLKb、WLGbは、図11に示したADR0−1、ADR2、ADR4−5にそれぞれ対応する。
以上、第4の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ワードグループWLGが複数のワード線WLにより構成される場合にも、アクセスタイムtAACを短縮可能なコンパイルドメモリCMのレイアウトデータを容易に生成できる。
図13は、本発明の第5の実施形態のコンパイルドメモリCMを示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、図1に示したように、他の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。コンパイルドメモリCMのレイアウト方法は、図7に示したフローと同じである。
この実施形態では、コンパイルドメモリCMは、一対のメモリブロックMBLK(MBLK0−1またはMBLK2−3)で構成されるメモリユニットMU0−1で構成されている。すなわち、コンパイルドメモリCMは、4つのメモリブロックMBLK0−3を有している。各メモリユニットMU0−1は、図2に示したメモリブロック対と同じ構成である。各メモリブロックMBLK0−3は、3本のワード線WL(ワードグループWLG)により構成される。例えば、メモリユニットMU1では、メモリブロックMBLK2は、接続制御部CCNT2を介してセンスアンプ領域SAAのセンスアンプSAに接続される。メモリブロックMBLK3は、接続制御部CCNT3を介してセンスアンプ領域SAAのセンスアンプSAに接続される。
メモリブロックMBLKの数を増やすことにより、センスアンプ領域SAAや接続制御部CCNTの面積は増加する。しかし、ローカルビット線LBL、/LBLの長さは短くなり、アクセスタイムtAACは短縮される。このため、アクセスタイムtAACがコンパイルドメモリCMのレイアウトサイズよりも優先される場合、メモリブロックMBLKの数を増やすことが有効である。また、ユーザ仕様に応じて指定されるワード数が、メモリブロックMBLKに配置可能な最大のワード数の2倍を超える場合にも、4つ以上のメモリブロックMBLKを形成する必要がある。
図14は、第5の実施形態のメインデコーダMDの論理を示している。メモリブロックMBLK0−3および接続制御部CCNT0−3は、アドレス信号ADRのビットADR0−1により識別される。各メモリブロックMBLK0−1内のワード線WL(ワードグループWLG)は、アドレス信号ADRの上位ビットADR2−3により識別される。
以上、第5の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、コンパイルドメモリCMが、一対のメモリブロックMBLKで構成される複数のメモリユニットMUを有する場合にも、アクセスタイムtAACを短縮可能なコンパイルドメモリCMのレイアウトデータを容易に生成できる。
図15は、本発明の第6の実施形態のコンパイルドメモリCMを示している。第1および第4の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。コンパイルドメモリCMは、例えば、SRAMコアであり、図1に示したように、他の機能ブロックとともにASICチップ内に形成される。ASICチップにより、単独でシステムが構成され、あるいは、他の半導体チップとともにシステムが構成される。コンパイルドメモリCMのレイアウト方法は、図12に示したフローと同じである。
この実施形態では、コンパイルドメモリCMは、一対のメモリブロックMBLK(MBLK0−1またはMBLK2−3)で構成されるメモリユニットMU0−1で構成されている。すなわち、コンパイルドメモリCMは、4つのメモリブロックMBLK0−3を有している。各メモリユニットMU0−1は、割り当てられるアドレス信号が異なることを除き、図10に示したメモリブロック対MBLK0−1と同じ構造を有している。すなわち、4本のワード線WL毎にワードグループWLG(WLG0−11)が形成される。メモリブロックMBLK0−3において、ワード線WL(WL0−47)は、ワードグループWLGを1単位として配置される。例えば、メモリユニットMU1では、メモリブロックMBLK2は、接続制御部CCNT2を介してセンスアンプ領域SAAのセンスアンプSAに接続される。メモリブロックMBLK3は、接続制御部CCNT3を介してセンスアンプ領域SAAのセンスアンプSAに接続される。この実施形態では、図16に示すメインデコーダMDにより、ワードグループWLG0−3、WLG4−7、WLG8−11は、メモリブロックMBLK0−3に順次割り当てられる。図15に限らず、コンパイルドメモリCMが複数のメモリブロックMBLKを有する場合、ワードグループWLGは、メモリブロックMBLKに順次割り当てられる。
図16は、第6の実施形態のメインデコーダMDの論理を示している。メモリブロックMBLK0−3および接続制御部CCNT0−3は、アドレス信号ADRのビットADR2−3により識別される。各メモリブロックMBLK0−3内のワードグループWLGは、アドレス信号ADRの上位ビットADR4−5により識別される。各ワードグループWLG内のワード線WLは、アドレス信号ADRの下位ビットADR0−1により識別される。
以上、第6の実施形態においても、上述した第1、第4および第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、コンパイルドメモリCMが複数のメモリユニットMU0−1により構成され、かつワードグループWLGが複数のワード線WLにより構成される場合にも、アクセスタイムtAACを短縮できる。また、アクセスタイムtAACを短縮可能なコンパイルドメモリCMのレイアウトデータを容易に生成できる。
なお、上述した実施形態では、本発明をSRAMに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。本発明は、ASICチップに搭載されるDRAMコアや強誘電体メモリコアなどの半導体メモリであって、ユーザ仕様によりワード数が変更されるコンパイルドメモリCMに適用できる。さらに、コンパイルドメモリCMが搭載されるチップは、ASICチップに限定されない。例えば、ASSP(Application Specific Standard Product)チップや、シングルチップマイクロコンピュータチップなどに、本発明のコンパイルドメモリCMを搭載してもよい。
上述した第3の実施形態では、セルフタイミング手法を用いてセンスアンプSAの動作タイミングを最適に設定する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、セルフタイミング手法を用いて、カラムスイッチあるいはI/O回路の動作タイミングを最適に設定してもよい。
上述した実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
機能ブロックとともにチップ内に形成され、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリであって、
少なくとも1本のワード線で構成されたワードグループと、ワード線に接続されたメモリセルと、各メモリセルに接続されたビット線とを各々有する一対のメモリブロックと、
前記ビット線を介して前記メモリセルにデータ信号を入出力するデータ制御部と、
前記各メモリブロックの前記ビット線をデータ制御部に選択的に接続するために、前記メモリブロックに対応してそれぞれ設けられる接続制御部と、
アクセスされるメモリブロックに対応する接続制御部を選択するとともに、前記ワードグループのいずれかを選択するためにアドレス信号をデコードするデコーダ部とを備え、
前記デコーダ部の論理は、前記メモリブロックおよび前記接続制御部を識別するためのアドレス信号のビットを、前記ワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記2)
付記1記載のコンパイルドメモリにおいて、
前記各ワードグループは、複数のワード線で構成され、
前記デコーダ部の論理は、前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記3)
付記1記載のコンパイルドメモリにおいて、
前記一対のメモリブロックで構成される複数のメモリユニットとを備えていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記4)
付記1記載のコンパイルドメモリにおいて、
前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備えていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記5)
付記1記載のコンパイルドメモリにおいて、
前記メモリブロックのいずれかは、前記メモリセルのアクセス要求に応答して所定の論理値を示すダミーデータ信号を出力するダミーメモリセルと、ダミーメモリセルに接続されたダミービット線とを備え、
前記データ制御部において、前記メモリセルからの読み出しデータ信号を処理する回路は、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記6)
付記5記載のコンパイルドメモリにおいて、
前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備え、
前記センスアンプは、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記7)
機能ブロックと、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリとを有するASICチップであって、
前記コンパイルドメモリは、
少なくとも1本のワード線で構成されたワードグループと、ワード線に接続されたメモリセルと、各メモリセルに接続されたビット線とを各々有する一対のメモリブロックと、
前記ビット線を介して前記メモリセルにデータ信号を入出力するデータ制御部と、
前記各メモリブロックの前記ビット線をデータ制御部に選択的に接続するために、前記メモリブロックに対応してそれぞれ設けられる接続制御部と、
アクセスされるメモリブロックに対応する接続制御部を選択するとともに、前記ワードグループのいずれかを選択するためにアドレス信号をデコードするデコーダ部とを備え、
前記デコーダ部の論理は、前記メモリブロックおよび前記接続制御部を識別するためのアドレス信号のビットを、前記ワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするASICチップ。
(付記8)
付記7記載のASICチップにおいて、
前記各ワードグループは、複数のワード線で構成され、
前記デコーダ部の論理は、前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするASICチップ。
(付記9)
付記7記載のASICチップにおいて、
前記一対のメモリブロックで構成される複数のメモリユニットとを備えていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記10)
付記7記載のASICチップにおいて、
前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備えていることを特徴とするASICチップ。
(付記11)
付記7記載のASICチップにおいて、
前記メモリブロックのいずれかは、前記メモリセルのアクセス要求に応答して所定の論理値を示すダミーデータ信号を出力するダミーメモリセルと、ダミーメモリセルに接続されたダミービット線とを備え、
前記データ制御部において、前記メモリセルからの読み出しデータ信号を処理する回路は、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするコンパイルドメモリ。
(付記12)
付記11記載のASICチップにおいて、
前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備え、
前記センスアンプは、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするASICチップ。
(付記13)
機能ブロックとともにチップ内に形成され、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリのレイアウト方法であって、
データ信号のビット数と、メモリセルに接続されるワード線の数を示すワード数との入力を受け、
入力されたワード数が、メモリブロックに配置可能な最大のワード数を超える場合、指定されたワード数を、前記最大のワード数より小さくなるように均等に分配して、偶数個のメモリブロックのレイアウトデータを生成し、
前記メモリブロックを識別するためのアドレス信号のビットを、少なくとも1本のワード線で構成されるワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てて、前記メモリブロックおよび前記ワード線を選択するためのデコーダ部の論理を生成し、
生成した論理にしたがって、前記デコーダ部内に配線されるデコード信号線の交差部に、配線を互いに接続するためのコンタクト部を配置することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
(付記14)
付記13記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
互いに隣接する一対のメモリブロックの間にセンスアンプを配置し、
前記センスアンプと各メモリブロックとの間に、メモリブロック内に配線されるビット線を前記センスアンプに接続するためのスイッチを有する接続制御部を配置し、
前記メモリブロックを選択するためのデコーダの出力を前記スイッチの制御端子に接続することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
(付記15)
付記13記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
前記ワード線は、複数のワード線で構成されるワードグループを1単位として配線され、
前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てて、前記ワード線を選択するための前記デコーダ部の論理を生成し、
生成した論理にしたがって、前記コンタクト部を配置することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、ASIC等のチップ内に形成されるコンパイルドメモリおよびコンパイルドメモリのレイアウト方法に適用できる。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示したコンパイルドメモリのメインデコーダの詳細を示す回路図である。 図1に示したメモリブロックの詳細を示す回路図である。 本発明がなされる前のコンパイルドメモリの要部を示す回路図である。 本発明がなされる前に検討されたコンパイルドメモリの要部を示す回路図である。 コンパイルドメモリにレイアウトされるワード線の数とアクセスタイムの関係を示す説明図である。 第1の実施形態のコンパイルドメモリのレイアウト方法を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態におけるメインデコーダの詳細を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態における要部の詳細を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態のコンパイルドメモリを示す回路図である。 第4の実施形態のメインデコーダの論理を示す説明図である。 第4の実施形態のコンパイルドメモリのレイアウト方法を示すフロー図である。 本発明の第5の実施形態のコンパイルドメモリを示す回路図である。 第5の実施形態のメインデコーダの論理を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態のコンパイルドメモリを示す回路図である。 第6の実施形態のメインデコーダの論理を示す説明図である。
CCNT0−1‥接続制御部;CM‥コンパイルドメモリ;CNTL‥コントローラ;CPG‥タイミング制御部;I/O‥データ入出力部;MBLK0−1‥メモリブロック;MD‥メインデコーダ;PERI‥周辺回路;SA‥センスアンプ;SAA‥センスアンプ領域;WLG‥ワードグループ;WL‥ワード線

Claims (11)

  1. 機能ブロックとともにチップ内に形成され、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリであって、
    少なくとも1本のワード線で構成されたワードグループと、ワード線に接続されたメモリセルと、各メモリセルに接続されたビット線とを各々有する一対のメモリブロックと、
    前記ビット線を介して前記メモリセルにデータ信号を入出力するデータ制御部と、
    前記各メモリブロックの前記ビット線をデータ制御部に選択的に接続するために、前記メモリブロックに対応してそれぞれ設けられる接続制御部と、
    アクセスされるメモリブロックに対応する接続制御部を選択するとともに、前記ワードグループのいずれかを選択するためにアドレス信号をデコードするデコーダ部とを備え、
    前記各ワードグループは、複数のワード線で構成され、
    前記デコーダ部の論理は、前記メモリブロックおよび前記接続制御部を識別するためのアドレス信号のビットを、前記ワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当て、前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
  2. 請求項1記載のコンパイルドメモリにおいて、
    前記一対のメモリブロックで構成される複数のメモリユニット備えていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
  3. 請求項1記載のコンパイルドメモリにおいて、
    前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備えていることを特徴とするコンパイルドメモリ。
  4. 請求項1記載のコンパイルドメモリにおいて、
    前記メモリブロックのいずれかは、前記メモリセルのアクセス要求に応答して所定の論理値を示すダミーデータ信号を出力するダミーメモリセルと、ダミーメモリセルに接続されたダミービット線とを備え、
    前記データ制御部において、前記メモリセルからの読み出しデータ信号を処理する回路は、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするコンパイルドメモリ。
  5. 請求項4記載のコンパイルドメモリにおいて、
    前記データ制御部は、前記接続制御部を介して前記メモリブロックのビット線に接続される共通のセンスアンプを備え、
    前記センスアンプは、前記ダミーデータ信号の出力タイミングに同期して動作を開始することを特徴とするコンパイルドメモリ。
  6. 機能ブロックと、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリとを有するASICチップであって、
    前記コンパイルドメモリは、
    少なくとも1本のワード線で構成されたワードグループと、ワード線に接続されたメモリセルと、各メモリセルに接続されたビット線とを各々有する一対のメモリブロックと、
    前記ビット線を介して前記メモリセルにデータ信号を入出力するデータ制御部と、
    前記各メモリブロックの前記ビット線をデータ制御部に選択的に接続するために、前記メモリブロックに対応してそれぞれ設けられる接続制御部と、
    アクセスされるメモリブロックに対応する接続制御部を選択するとともに、前記ワードグループのいずれかを選択するためにアドレス信号をデコードするデコーダ部とを備え、
    前記各ワードグループは、複数のワード線で構成され、
    前記デコーダ部の論理は、前記メモリブロックおよび前記接続制御部を識別するためのアドレス信号のビットを、前記ワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当て、前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てることにより構成されていることを特徴とするASICチップ。
  7. 機能ブロックとともにチップ内に形成され、機能ブロックによりアクセスされるコンパイルドメモリのレイアウト方法であって、
    データ信号のビット数と、メモリセルに接続されるワード線の数を示すワード数との入力を受け、
    入力されたワード数が、メモリブロックに配置可能な最大のワード数を超える場合、指定されたワード数を、前記最大のワード数より小さくなるように均等に分配して、偶数個のメモリブロックのレイアウトデータを生成し、
    前記メモリブロックを識別するためのアドレス信号のビットを、少なくとも1本のワード線で構成されるワードグループを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てて、前記メモリブロックおよび前記ワード線を選択するためのデコーダ部の論理を生成し、
    生成した論理にしたがって、前記デコーダ部内に配線されるデコード信号線の交差部に、配線を互いに接続するためのコンタクト部を配置することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
  8. 請求項7記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
    互いに隣接する一対のメモリブロックの間にセンスアンプを配置し、
    前記センスアンプと各メモリブロックとの間に、メモリブロック内に配線されるビット線を前記センスアンプに接続するためのスイッチを有する接続制御部を配置し、
    前記メモリブロックを選択するためのデコーダの出力を前記スイッチの制御端子に接続することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
  9. 請求項7記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
    前記ワード線は、複数のワード線で構成されるワードグループを1単位として配線され、
    前記各ワードグループ内のワード線を識別するための前記アドレス信号のビットを、前記メモリブロックを識別するための前記アドレス信号のビットより下位に割り当てて、前記ワード線を選択するための前記デコーダ部の論理を生成し、
    生成した論理にしたがって、前記コンタクト部を配置することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
  10. 請求項7記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
    入力されたワード数が、メモリブロックに配置可能な最大のワード数以下の場合、偶数個のメモリブロックの各々に、入力されたワード数の均等に分配して、偶数個のメモリブロックのレイアウトデータを生成することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
  11. 請求項10記載のコンパイルドメモリのレイアウト方法において、
    入力されたワード数が、メモリブロックに配置可能な最大のワード数以下の場合、一対のメモリブロックの各々に、入力されたワード数の半分ずつを分配して、一対のメモリブロックのレイアウトデータを生成することを特徴とするコンパイルドメモリのレイアウト方法。
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