JP3431389B2 - 窒化物半導体レーザ素子 - Google Patents

窒化物半導体レーザ素子

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JP3431389B2
JP3431389B2 JP6763296A JP6763296A JP3431389B2 JP 3431389 B2 JP3431389 B2 JP 3431389B2 JP 6763296 A JP6763296 A JP 6763296A JP 6763296 A JP6763296 A JP 6763296A JP 3431389 B2 JP3431389 B2 JP 3431389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は窒化物半導体(InX
YGa1-X-YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)よりなるレ
ーザ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】紫外〜青色の領域に発光するレーザ素子
の材料として窒化物半導体が知られており、本出願人
は、最近この材料を用いてパルス電流において、室温で
の410nmのレーザ発振を発表した(例えば、Jpn.J.
Appl.Phys. Vol35 (1996) pp.L74-76)。発表したレー
ザ素子はいわゆる電極ストライプ型のレーザ素子であ
り、活性層を含む窒化物半導体層のストライプ幅を数十
μmにして、レーザ発振させたものである。しかしなが
ら,前記レーザ素子の閾値電流は1〜2Aもあり、連続
発振させるためには、さらに閾値電流を下げる必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情を鑑みて成されたものであって、その目的とするとこ
ろは、窒化物半導体よりなるレーザ素子の閾値電流を小
さくして、室温で連続発振可能な素子を実現することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の窒化物半導体レーザ素子は、それぞれ窒化物半導体
からなるn型光ガイド層とp型光ガイド層との間に、窒
化物半導体からなる活性層を備え、前記p型光ガイド層
上にさらにp型光閉じ込め層とp型コンタクト層とを有
する窒化物半導体レーザ素子において、前記p型コンタ
クト層、前記p型光閉じ込め層及び前記p型光ガイド層
の一部をエッチングしてなるリッジ形状のストライプを
有し、前記n型光ガイド層及び前記p型光ガイド層はそ
れぞれ、Inを含む窒化物半導体若しくはGaNからな
り、前記p型光閉じ込め層はAlを含む窒化物半導体か
らなり、前記p型光ガイド層の表面及び前記リッジ形状
のストライプの両側面に接して絶縁膜が形成されたこと
を特徴とする。
【0005】また、本発明に係る請求項2記載の窒化物
半導体レーザ素子は、請求項1に記載の窒化物半導体レ
ーザ素子において、前記n型光ガイド層は、InGa
1−XN(0≦X<1)からなるとしたものである。
尚、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記リ
ッジ形状の側面の基板表面に対する角度が90度以上で
あると、リッジ側面に均一な膜厚で絶縁性薄膜を形成し
やすい。
【0006】また、本発明に係る請求項3記載の窒化物
半導体レーザ素子は、請求項1又は2記載の窒化物半導
体レーザ素子において、前記p型光ガイド層は、In
Ga1−YN(0≦Y<1)からなるとしたものであ
る。
【0007】また、本発明に係る請求項4記載の窒化物
半導体レーザ素子は、請求項1〜3のうちのいずれか1
つに記載の窒化物半導体レーザ素子において、前記活性
層は、InGa1−ZN(0<Z<1)からなる井戸
層を有する量子井戸構造であるとしたものである。
【0008】また、本発明に係る請求項5記載の窒化物
半導体レーザ素子は、請求項4記載の窒化物半導体レー
ザ素子において、前記活性層は、InZ’Ga1−Z’
N(0≦Z’<1)からなる障壁層を有するとしたもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例に係るレ
ーザ素子の構造を示す模式的な断面図であり、図2は図
1のレーザ素子の形状を示す斜視図である。図1は図2
に示す素子のレーザ光の共振方向に垂直方向で切断した
際の断面図を示している。素子構造としては、基板1の
上に、n型コンタクト層2、n型光閉じこめ層3、n型
光ガイド層4、活性層5、p型光ガイド層6、p型光閉
じ込め層7、p型コンタクト層8を順に積層した基本構
造を有している。20はn型コンタクト層2に接続され
たオーミック用の負電極、30はp型コンタクト層8に
接続されたオーミック用の正電極であり、正電極30の
上にはボンディング用のパッド電極31が設けられてい
る。なお、本明細書で示すレーザ素子の構造はあくまで
も基本的な構造を示すものであり、これらに示す層のい
ずれかを省略、あるいは他の窒化物半導体よりなる層を
挿入しても、本発明の請求項に示す思想を逸脱しない範
囲であれば、自由に変更を加えることができる。
【0010】基板1はサファイア(Al23、A面、C
面、R面)、スピネル(MgAl24、111面)等の
絶縁性基板が多く用いられるが、その他、SiC、Mg
O、Si、ZnO、GaN等の単結晶よりなる従来より
知られている基板が用いられる。
【0011】n型コンタクト層2はInXAlYGa
1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)で構成することが
でき、特にGaN、InGaN、その中でもSiをドー
プしたGaNで構成することにより、キャリア濃度の高
いn型層が得られ、また負電極20と好ましいオーミッ
ク接触が得られるので、レーザ素子の閾値電流を低下さ
せることができる。負電極20の材料としてはAl、T
i、W、Cu、Zn、Sn、In等の金属若しくは合金
が好ましいオーミックが得られる。GaNに限らず窒化
物半導体は、ノンドープ(不純物をドープしない状態)
でも結晶内部にできる窒素空孔のためn型となる性質が
あるが、Si、Ge、Sn等のドナー不純物を結晶成長
中にドープすることにより、キャリア濃度が高く、好ま
しいn型特性を示す窒化物半導体が得られる。
【0012】n型光閉じこめ層3はAlを含むn型の窒
化物半導体で構成し、好ましくは二元混晶あるいは三元
混晶のAlYGa1-YN(0<Y≦1)とすることによ
り、結晶性の良いものが得られ、また活性層との屈折率
差を大きくしてレーザ光の縦モードの閉じ込めに有効で
ある。この層は通常0.1μm〜1μmの膜厚で成長さ
せることが望ましい。0.1μmよりも薄いと光閉じ込
め層として作用しにくく、1μmよりも厚いと、結晶中
にクラックが入りやすくなり素子作成が困難となる傾向
にある。
【0013】n型光ガイド層4は、Inを含むn型の窒
化物半導体若しくはn型GaNで構成し、好ましくは三
元混晶若しくは二元混晶のInXGa1-XN(0≦X<
1)とする。この層は通常100オングストローム〜1
μmの膜厚で成長させることが望ましく、特にInGa
N、GaNとすることにより次の活性層5を量子井戸構
造とすることが容易に可能になる。
【0014】次に、本発明の特徴とする活性層より上の
構成について述べる。活性層5は先にも述べたように、
好ましくはInを含む窒化物半導体よりなる多重量子井
戸構造(MQW:Multi-quantum-well)として、さらに
好ましくは三元混晶のInXGa1-XN(0<X<1)を
井戸層とするMQWとすることが望ましい。三元混晶の
InGaNは四元混晶のものに比べて結晶性が良い物が
得られるので、発光出力が向上する。その中でも特に好
ましくは活性層をInXGa1-XNよりなる井戸層と、井
戸層よりもバンドギャップの大きい三元混晶の窒化物半
導体よりなる障壁層とを積層したMQWとするとレーザ
発振しやすい。障壁層は三元混晶のIn X'Ga1-X'
(0≦X'<1、X'<X)が好ましく、井戸+障壁+井戸
+・・・+障壁+井戸層、若しくはその反対となるよう
に積層してMQWを構成する。活性層にInGaNを積
層したMQWとすると、量子準位間発光で約365nm
〜660nm間での高出力なLDを実現することができ
る。さらに、井戸層の上にInGaN(但し、In組成
比は井戸層よりも小さい)よりなる障壁層を積層する
と、障壁層はGaN、AlGaN等の結晶に比べて結晶
が柔らかいので、活性層の上に成長させるp型クラッド
層のAlGaNの厚さを厚くできる。そのため縦方向の
光閉じ込めが実現でき、レーザ発振が可能となる。さら
に障壁層もInGaNとする利点は次にある。即ち、I
nGaNとGaNとでは結晶の成長温度が異なり、例え
ばMOVPE法ではInGaNは600℃〜800℃で
成長させるのに対して、GaNは800℃より高い温度
で成長させる。従って、InGaNよりなる井戸層を成
長させた後、GaNよりなる障壁層を成長させようとす
れば、成長温度を上げてやる必要がある。成長温度を上
げると、先に成長させたInGaN井戸層が分解してし
まうので結晶性の良い井戸層を得ることは難しい。さら
に井戸層の膜厚は数十オングストロームしかなく、薄膜
の井戸層が分解するとMQWを作製するのが困難とな
る。それに対し、本発明の好ましい態様では、障壁層も
InGaNであるため、井戸層と障壁層が同一温度で成
長できる。従って、先に形成した井戸層が分解すること
がないので結晶性の良いMQWを形成することができ
る。これはMQWの最も好ましい態様を示したものであ
るが、他に井戸層をInGaN、障壁層をGaN、Al
GaNのように井戸層よりも障壁層のバンドギャップエ
ネルギーを大きくすればどのような組成でも良い。
【0015】多重量子井戸構造の活性層5の総膜厚は1
00オングストローム以上に調整することが好ましい。
100オングストロームよりも薄いと、十分に出力が上
がらず、レーザ発振しにくい傾向にある。また活性層の
膜厚も厚すぎると出力が低下する傾向にあり、1μm以
下、さらに好ましくは0.5μm以下に調整することが
望ましい。1μmよりも厚いと活性層の結晶性が悪くな
るか、レーザ光が活性層中に広がってしまい、閾値電流
が増加する傾向にある。
【0016】次にp型光ガイド層6は、Inを含む窒化
物半導体若しくはGaNで構成し、好ましくは二元混晶
または三元混晶のInYGa1-YN(0<Y≦1)を成長
させるる。この光ガイド層6は、通常100オングスト
ローム〜1μmの膜厚で成長させることが望ましく、特
にInGaN、GaNとすることにより、次のp型光閉
じこめ層7を結晶性良く成長できる。なお、p型の窒化
物半導体はZn、Mg、Be、Cd、Ca等のアクセプ
ター不純物を結晶成長中にドープすることによって得ら
れるが、その中でもMgが最も好ましいp型特性を示
す。図1に示すようにp型光ガイド層6よりリッジ形状
とする場合、そのp型光ガイド層は、前記のようにIn
YGa1-YN(0<Y≦1)にすることが最も好ましい。
【0017】p型光閉じこめ層7は、Alを含むp型の
窒化物半導体で構成し、好ましくは二元混晶または三元
混晶のAlYGa1-YN(0<Y≦1)とすることにより
結晶性の良いものが得られる。このp型光閉じこめ層7
はn型光閉じこめ層3と同じく、0.1μm〜1μmの
膜厚で成長させることが望ましく、AlGaNのような
Alを含むp型窒化物半導体とすることにより、活性層
との屈折率差を大きくして、縦モードのレーザ光の光閉
じ込め層として有効に作用する。また、図3に示すよう
にp型光閉じ込め層7よりリッジ形状とする場合には、
前記のように、p型光閉じ込め層はp型AlYGa1-Y
(0<Y≦1)とすることが最も好ましい。
【0018】p型コンタクト層8はp型InXAlYGa
1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)で構成することが
でき、特にInGaN、GaN、その中でもMgをドー
プしたp型GaNとすると、最もキャリア濃度の高いp
型層が得られて、正電極30と良好なオーミック接触が
得られ、閾値電流を低下させることができる。正電極3
0の材料としてはNi、Pd、Ir、Rh、Pt、A
g、Au等の比較的仕事関数の高い金属又は合金がオー
ミックが得られやすく、特に少なくともNiとAuとを
含む材料、少なくともPdとAuとを含む材料が好まし
いオーミックが得られやすい。本発明でいう、リッジ形
状のストライプを有するクラッド層とは、図1で具体的
に示すと、前記したp型光ガイド層6、p型光閉じ込め
層7、p型コンタクト層8等を指し、これらの層の内の
少なくとも一層がストライプ状のリッジ形状を有してい
ることをいう。さらにp型層とn型層とを逆に積層すれ
ば、当然活性層の上に形成されるのはn型光ガイド層
4、n型光閉じ込め層3、n型コンタクト層2等がn型
クラッド層に相当し、これらの層の内の少なくとも一層
がストライプ状のリッジ形状を有していることをいう。
なお、n型層を活性層の上に形成した場合においても、
リッジとする好ましい窒化物半導体の組成は前記したp
型層の組成と同じであり、例えばn型光ガイド層4より
リッジにするには、InYGa1-YN(0<Y≦1)が好
ましい。
【0019】以上、本発明のレーザ素子の基本構造につ
いて説明したが、本明細書において示すn型AlXGa
1-XN、p型AlXGa1-XN等の組成比X値は単に一般式
を示しているに過ぎず、n型層のXとp型層のXとが同一
の値を示すものではない。また同様に他の一般式におい
て使用するY値も同一の一般式が同一の値を示すもので
はない。
【0020】次なる構成として、本発明のレーザ素子で
は、リッジ形状のクラッド層の表面にクラッド層よりも
屈折率が小さい材料よりなる絶縁性薄膜が形成されてい
ることを特徴とする。図1では光ガイド層6の表面に絶
縁性薄膜10が形成されている。この絶縁性薄膜10
は、同一面側に形成された正電極30を含むパッド電極
31と、負電極20とを、それぞれヒートシンク、サブ
マウント等の他のリード部材にボンディングする際の電
極間のショートを防止すると共に、活性層5の発光をリ
ッジの下に集中させる作用も奏する。それにより、活性
層の横方向の光が制御されるので、閾値電流が低下す
る。またリッジ形状のクラッド層の表面にクラッド層と
ショットキーバリア接触する金属薄膜を形成してもよ
い。金属薄膜はコンタクト層に接する面はオーミック電
極となり、クラッド層に接する面ではショットキーバリ
アが形成されるため、電流がコンタクト層のみから流
れ、電流狭窄ができる。従って金属薄膜を形成する場合
はコンタクト層のオーミック電極と同一材料を形成する
と一工程でできるため非常に好ましい。またクラッド層
にショットキーバリア接触する金属薄膜と、コンタクト
層にオーミック接触する電極とは別々に形成しても良
い。なおこの図では、絶縁性薄膜10がp型光ガイド層
6の表面より連続して、n型コンタクト層2にまで達し
ているが、金属薄膜を形成する場合、金属薄膜はn層側
のクラッド層に接触しないように形成することはいうま
でもない。
【0021】絶縁性薄膜10を形成するには、プラズマ
CVD、スパッタリング、分子線蒸着等の常用の気相製
膜手段を用いることができる。絶縁性薄膜10の材料と
しては、絶縁性薄膜が表面に接しているp型光ガイド層
6の屈折率よりも小さい材料を選択し、例えばSiO2
に代表されるSi酸化物、Si34に代表されるSi窒
化物等を好ましく形成することができ、その他AlN、
Al23等の高誘電体材料が使用できる。この絶縁性薄
膜の膜厚は100オングストローム以上、10μm以
下、さらに好ましくは5μm以下、最も好ましくは活性
層の上に形成されたクラッド層の総膜厚よりも薄い膜厚
で形成する。また同様に金属薄膜も形成できる。
【0022】図3は本発明のレーザ素子に係る他の構造
を示す模式的な断面図であり、図1と同一部材は同一符
号でもって示している。このレーザ素子が図1のレーザ
素子と異なる点は、p型光閉じ込め層7よりリッジ形状
としている。クラッド層をリッジ形状とするには、最も
活性層に近い層よりするのが好ましいが、このようにp
型光閉じ込め層7よりリッジとしても良く、クラッド層
の膜厚の関係で適宜変更できる。なお、p型光閉じ込め
層7よりリッジ形状としている場合、絶縁性薄膜10の
屈折率はp型光閉じ込め層7よりも小さい材料を選択す
ることはいうまでもない。
【0023】さらに、p型光閉じ込め層7の表面に形成
されている絶縁性薄膜10がストライプ状のリッジの側
面に接している。このようにストライプ側面に絶縁性薄
膜を形成することにより、ストライプ側面から漏れる光
も閉じ込められるので、閾値が下がり、発光出力が向上
する。
【0024】また、本発明のレーザ素子では、リッジ形
状の側面の基板表面に対する角度が90゜以上であるこ
とを特徴とする。つまり、図3に示すθが90゜以上で
あることを特徴とする。好ましい角度としては90゜以
上120゜以下、さらに好ましくは、95゜以上、11
0゜以下がストライプの下に光が集中しやすい。この角
度を90゜以上とすることにより、絶縁性薄膜10を均
一な膜厚で成長させやすくなるので、光閉じ込めの効率
が上がる。リッジ形状のクラッド層の好ましいストライ
プ幅としては、0.5μm以上、20μm以下、さらに
好ましくは10μm以下、最も好ましくは5μm以下に
調整する。ストライプ幅とは活性層に近い側のリッジの
ストライプ幅を指すものとする。20μmよりも大きい
と、閾値があまり低下せず、0.5μmよりも小さい
と、発熱して素子が壊れやすい傾向にある。
【0025】さらに付言すると、オーミック用の正電極
30は、リッジ状のp型層の最表面に露出されたストラ
イプ状のp型コンタクト層8のほぼ全面に形成されてい
る。このように正電極30をリッジ最表面のp層のほぼ
全面に形成することにより、コンタクト抵抗が下がり、
Vfを低下させることができる。このためレーザ素子の
駆動電圧と電流と両方を下げることができる。なお、こ
の場合の「ほぼ全面」とは90%以上の面積を指すもの
とする。
【0026】なお、本発明に類似した技術として、例え
ば特開平6−152072号公報に屈折率導波型のレー
ザ素子が示されている。しかしながらこの公報ではエッ
チング深さが活性層を超えてn型層にまで至っている。
本発明のレーザ素子ではエッチング深さは図1、図3に
示すように活性層を超えない。活性層を超えないことに
よりエッチングダメージが活性層中に入りにくくなるの
で、レーザ素子の寿命を長くすることができる。
【0027】[実施例]図4ないし図7は本発明の実施
例において得られる窒化物半導体ウェーハの主要部の構
造を示す模式的な断面図である。以下、これらの図を用
いて図1に示すレーザ素子を得る方法について詳説す
る。実施例の方法はMOVPE法によりLD素子を作成
する方法であるが、本発明の素子はMOVPE法だけで
はなく、例えばMBE、HDVPE等の他の知られてい
る窒化物半導体の気相成長法を用いて成長させることが
できる。
【0028】よく洗浄されたスピネル基板1(MgAl
24、111面)をMOVPE装置の反応容器内に設置
した後、原料ガスにTMG(トリメチルガリウム)と、
アンモニアを用い、温度500℃で基板1の表面にGa
Nよりなるバッファ層(図示せず。)を200オングス
トロームの膜厚で成長させる。バッファ層は基板と窒化
物半導体との格子不整合を緩和する作用があり、他にA
lN、AlGaN等を成長させることも可能である。こ
のバッファ層を成長させることにより、基板の上に成長
させるn型窒化物半導体の結晶性が良くなることが知ら
れているが、成長方法、基板の種類等によりバッファ層
が成長されない場合もあるので、特に図示していない。
【0029】続いて温度を1050℃に上げ、原料ガス
にTMG、アンモニア、ドナー不純物としてSiH
4(シラン)ガスを用いて、SiドープGaNよりなる
n型コンタクト層2を4μmの膜厚で成長させる。
【0030】次に温度を750℃まで下げ、原料ガスに
TMG、TMI(トリメチルインジウム)、アンモニ
ア、不純物ガスにシランガスを用い、SiドープIn0.
1Ga0.9Nよりなるクラック防止層(図示せず。)を5
00オングストロームの膜厚で成長させる。クラック防
止層はInを含むn型の窒化物半導体、好ましくはIn
GaNで成長させることにより、次に成長させるAlを
含む窒化物半導体よりなるn型光閉じこめ層3を厚膜で
成長させることが可能となる。LDの場合は、光閉じ込
め層となる層を、例えば0.1μm以上の膜厚で成長さ
せる必要がある。従来ではGaN、AlGaN層の上に
直接厚膜のAlGaNを成長させると、後から成長させ
たAlGaNにクラックが入るので素子作製が困難であ
ったが、このクラック防止層が次に成長させる光閉じこ
め層3にクラックが入るのを防止することができる。し
かも次に成長させる光閉じこめ層3を厚膜で成長させて
も膜質良く成長できる。なおクラック防止層は100オ
ングストローム以上、0.5μm以下の膜厚で成長させ
ることが好ましい。100オングストロームよりも薄い
と前記のようにクラック防止として作用しにくく、0.
5μmよりも厚いと、結晶自体が黒変する傾向にある。
なお、クラック防止層は成長方法、成長装置によっては
省略することもできるので図示していないが、LDを製
造する上では成長させる方が望ましい。
【0031】次に、温度を1050℃にして、原料ガス
にTEG、TMA(トリメチルアルミニウム)、アンモ
ニア、不純物ガスにシランガスを用いて、Siドープn
型Al0.07Ga0.93Nよりなるn型光閉じこめ層3を
0.6μmの膜厚で成長させる。
【0032】続いて、原料ガスにTMG、アンモニア、
不純物ガスにシランガスを用い、Siドープn型GaN
よりなるn型光ガイド層4を500オングストロームの
膜厚で成長させる。
【0033】次に原料ガスにTMG、TMI、アンモニ
アを用いて活性層5を成長させる。活性層は温度を75
0℃に保持して、まずノンドープIn0.2Ga0.8Nより
なる井戸層を25オングストロームの膜厚で成長させ
る。次にTMIのモル比を変化させるのみで同一温度
で、ノンドープIn0.01Ga0.95Nよりなる障壁層を5
0オングストロームの膜厚で成長させる。この操作を4
回繰り返し、最後に井戸層を成長させ、総膜厚325オ
ングストロームの膜厚の多重量子井戸構造よりなる活性
層5を成長させる。
【0034】活性層5成長後、温度を1050℃にして
TMG、TMA、アンモニア、アクセプター不純物源と
してCp2Mg(シクロペンタジエニルマグネシウム)
を用い、Mgドープp型Al0.2Ga0.8Nよりなるp型
キャップ層(図示せず。)を100オングストロームの
膜厚で成長させる。p型キャップ層は1μm以下、さら
に好ましくは10オングストローム以上、0.1μm以
下の膜厚で成長させることにより、InGaNよりなる
活性層が分解するのを防止するキャップ層としての作用
があり、また活性層の上にAlを含むp型窒化物半導体
よりなるp型キャップ層を成長させることにより、発光
出力が格段に向上する。逆に活性層に接するp層をGa
Nとすると素子の出力が約1/3に低下してしまう。こ
れはAlGaNがGaNに比べてp型になりやすく、ま
たp型キャップ層成長時に、InGaNが分解するのを
抑える作用があるためと推察されるが、詳しいことは不
明である。p型キャップ層の膜厚は1μmよりも厚い
と、層自体にクラックが入りやすくなり素子作製が困難
となる傾向にある。p型キャップ層も省略可能であるの
で図示していないが、LDを製造する上では成長させる
方が望ましい。またp型キャップ層よりリッジ形状のス
トライプを形成しても良く、本発明でいうクラッド層の
一つである。
【0035】次に温度を1050℃に保持しながら、T
MG、アンモニア、Cp2Mgを用いMgドープp型G
aNよりなるp型光ガイド層6を500オングストロー
ムの膜厚で成長させる。このp型光ガイド層6は上記し
たように、InGaN、GaNとすることにより次のA
lを含むp型光閉じこめ層7を結晶性良く成長できる。
【0036】続いて、TMG、TMA、アンモニア、C
p2Mgを用いてMgドープAl0.07Ga0.93Nよりな
るp型光閉じ込め層7を0.5μmの膜厚で成長させ
る。
【0037】さらに、TMG、アンモニア、Cp2Mg
を用い、Mgドープp+型GaNよりなるp型コンタク
ト層8を0.2μmの膜厚で成長させる。
【0038】以上のようにして窒化物半導体を積層した
ウェーハを反応容器から取り出し、p型コンタクト層8
に第1のマスクを形成して、反応性イオンエッチング
(RIE)装置にて、最上層のp型コンタクト層8から
選択エッチを行い、負電極20を形成すべきn型コンタ
クト層2の表面を露出させる。さらに、第1のマスク除
去後、さらにp型コンタクト層8の表面、および露出し
たn型コンタクト層2表面に第2のマスク41を形成す
る。なお、p型コンタクト層の表面に形成する第2のマ
スク41は幅2μmのストライプ状とする。第2のマス
ク形成後のウェーハの主要部の構造を示す断面図が図4
である。
【0039】第2のマスク形成後、同じくRIEにより
選択エッチを行い、p型コンタクト層8、p型光閉じこ
め層7、p型光ガイド層6の一部をエッチングし、リッ
ジ形状のストライプを形成する。ストライプは基板の平
面に対し、ほぼ90゜とする。エッチング後、第2のマ
スク41を除去する。第2のマスク41除去後のウェー
ハの主要部の構造が図5である。
【0040】次に、図7に示すように、窒化物半導体ウ
ェーハの所定の位置に第3のマスク42を形成し、さら
にプラズマCVD装置でSiO2よりなる絶縁性薄膜1
0を、p型光ガイド層6の表面と、n型コンタクト層2
の表面に連続して0.5μmの膜厚で形成する。絶縁性
薄膜10を形成する前の構造を示す図が図6であり、第
3のマスク42除去後の構造を示す図が図7である。
【0041】第3のマスク42除去後、常法に従い、p
型コンタクト層8のほぼ全面にはNiとAuよりなるス
トライプ状の正電極30を形成し、露出させたn型コン
タクト層2にはTiとAlよりなるストライプ状の負電
極20を形成する。負電極20はオーミック用とパッド
用とを兼ねている。その後、正電極30の上にAuより
なるパッド電極31を形成する。
【0042】以上のようにしたウェーハを、まずストラ
イプ状の電極に平行な位置で分割した後、次に電極に垂
直な方向で分割し、垂直な方向で分割した分割面を研磨
して鏡面とする。その共振面に常法に従って誘電体多層
膜を形成して、図1に示すようなレーザチップとする。
このレーザチップをヒートシンクに設置し、常温でパル
ス発振させたところ閾値電流が直流0.1A、10Vで
410nmのレーザ発振を示した。
【0043】[実施例2]図8は本実施例に係るレーザ
素子の構造を示す模式的な断面図である。このレーザ素
子は正電極30をクラッド層にショットキーバリア接触
する金属薄膜として設けている点が実施例1と異なる。
【0044】実施例1において、リッジ形状のストライ
プを形成する際、図8に示すようにp型光閉じ込め層6
までメサエッチする。なおメサエッチ後のストライプ側
面の角度θはおよそ95゜である。
【0045】エッチング後、絶縁性薄膜10を形成せ
ず、電極を形成する工程において、図8に示すようにp
型コンタクト層8のほぼ全面と、p型光閉じ込め層6の
表面とに渡って、NiとAuを含む正電極30を形成す
る。NiとAuとを含む金属は、Mgドープp型GaN
よりなるp型コンタクト層8にはオーミック接触する
が、AlGaNよりなるp型光閉じ込め層にはショット
キーバリア接触する。なお本発明において、金属薄膜が
クラッド層に接するショットキーバリア接触とは、完全
なショットキーバリア接触ではなく、p型コンタクト層
よりも接触抵抗が高いことを意味する。以上のようにし
て金属薄膜を形成した後、実施例1と同様にしてレーザ
素子を作製したところ、ほぼ同一の特性を示した。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ素
子ではリッジ型のストライプにより、活性層の発光がリ
ッジの下に集中して、横モードのレーザ光が制御できる
ためにレーザ発振の閾値電流低下して、連続発振が可能
となる。窒化物半導体は現在研究されているII−VI族化
合物半導体よりなるレーザ素子に比べて短波長が発振で
きるという利点がある。従って窒化物半導体で連続発振
が可能となると、書き込み光源、読みとり光源としての
需要が爆発的に増え、その産業上の利用価値は非常に大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレーザ素子の一構造を示す模式
断面図。
【図2】 図1のレーザ素子の形状を示す斜視図。
【図3】 本発明に係るレーザ素子の他の構造を示す模
式断面図。
【図4】 実施例において得られる窒化物半導体ウェー
ハの主要部の構造を示す模式断面図。
【図5】 実施例において得られる窒化物半導体ウェー
ハの主要部の構造を示す模式断面図。
【図6】 実施例において得られる窒化物半導体ウェー
ハの主要部の構造を示す模式断面図。
【図7】 実施例において得られる窒化物半導体ウェー
ハの主要部の構造を示す模式断面図。
【図8】 本発明の他の実施例に係るレーザ素子の構造
を示す模式断面図。
【符号の説明】
1・・・・基板 2・・・・n型コンタクト層 3・・・・n型光閉じこめ層 4・・・・n型光ガイド層 5・・・・活性層 6・・・・p型光ガイド層 7・・・・p型光閉じこめ層 8・・・・p型コンタクト層 10・・・・絶縁性薄膜 20、30・・・・電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 修二 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜 化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−222488(JP,A) 特開 平4−111375(JP,A) 特開 平6−21511(JP,A) 特開 平6−177423(JP,A) 特開 平7−307526(JP,A) 特開 平9−298343(JP,A) 特開 平9−232681(JP,A) Jpn.J.Appl.Phys.V ol135(1996)PP.L74−76 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 H01L 33/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ窒化物半導体からなるn型光ガ
    イド層とp型光ガイド層との間に、窒化物半導体からな
    る活性層を備え、前記p型光ガイド層上にさらにp型光
    閉じ込め層とp型コンタクト層とを有する窒化物半導体
    レーザ素子において、 前記p型コンタクト層、前記p型光閉じ込め層及び前記
    p型光ガイド層の一部をエッチングしてなるリッジ形状
    のストライプを有し、 前記n型光ガイド層及び前記p型光ガイド層はそれぞ
    れ、Inを含む窒化物半導体若しくはGaNからなり、
    前記p型光閉じ込め層はAlを含む窒化物半導体からな
    り、 前記p型光ガイド層の表面及び前記リッジ形状のストラ
    イプの両側面に接して絶縁膜が形成されたことを特徴と
    する窒化物半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 前記n型光ガイド層は、InGa
    1−XN(0≦X<1)からなる請求項1に記載の窒化
    物半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 前記p型光ガイド層は、InGa
    1−YN(0≦Y<1)からなる請求項1又は2記載の
    窒化物半導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 前記活性層は、InGa1−ZN(0
    <Z<1)からなる井戸層を有する量子井戸構造である
    請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の窒化物半導
    体レーザ素子。
  5. 【請求項5】 前記活性層は、InZ’Ga1−Z’
    (0≦Z’<1)からなる障壁層を有する請求項4記載
    の窒化物半導体レーザ素子。
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