JP3431377B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP3431377B2
JP3431377B2 JP31391795A JP31391795A JP3431377B2 JP 3431377 B2 JP3431377 B2 JP 3431377B2 JP 31391795 A JP31391795 A JP 31391795A JP 31391795 A JP31391795 A JP 31391795A JP 3431377 B2 JP3431377 B2 JP 3431377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
value
air conditioner
abnormal
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31391795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09152175A (ja
Inventor
憲一 中村
一浩 土橋
弘 安田
悟 吉田
広昭 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31391795A priority Critical patent/JP3431377B2/ja
Publication of JPH09152175A publication Critical patent/JPH09152175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3431377B2 publication Critical patent/JP3431377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の状態検出手
段を備えて、少なくとも状態変化を伴う機器の運転を行
う機器の状態検出装置並びに室内機及び室外機に複数種
類の状態検出手段が設けられた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センサ異常により冷房運転が不可
能になった場合、異常表示をするとともに運転を停止す
るか、異常のないセンサの値を異常のあったセンサの値
として代用することにより応急運転を継続していた。し
かし、運転制御状態が正常な場合と大幅に異なり、利用
者に不快感を与えることがあった。それに対して異常と
なったセンサからの取り込み値を、他の正常なセンサか
らの取り込み値を用いて推定することで正常運転時と同
等の運転状態を応急的に継続することができる。例え
ば、その一例として、特開平7−248167号公報に
記載のもが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による複
数台の室内ユニットによって構成される空気調和機で
は、装置内の検出手段のうち一つでも故障すると装置全
体が停止する場合が多く、テナントビルなどへの使用で
はビル全体の装置が停止してしまうこととなり装置全体
としての使い勝手に問題があった。
【0004】また、上記公報に記載のものでは、センサ
異常により冷房運転が不可能になった場合、例えば、室
内機で送風運転を行っていた。これは、体感温度を低下
させる点では良いが、冷房運転とは大きくことなるもの
であるという問題があった。
【0005】さらに、上記公報に記載のように吸い込み
温度センサが異常になった場合、吸い込み温度センサを
用いずに他の情報より室内機のサーモ発停を制御してい
る。これは室内機の能力の平準化を行う点では良いが、
正常運転時と同等の運転状態と言うには十分ではない。
【0006】さらに、同様に配管温度センサが異常にな
った場合、配管温度センサを用いずに他の情報例えば、
あらかじめ記憶された最小値とすることにより室内機の
絞り開度を制御している。本例も開度が固定されるので
上記と同様に正常運転時と同等の運転状態とは言うには
十分ではない。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、空気調和機に設けられている各種検出手段が故
障した場合においても装置全体の停止または始動されな
いことを防止し、より正常運転に近い状態で運転を継続
または開始し得る空気調和機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の機器の状態検出
装置は、機器の安定運転時に状態検出手段による各検出
値に基づいて、検出値の異常を判別する検出値判定手段
と、検出値判定手段により異常と判別された検出値を、
検出値判定手段により異常と判別されず、かつ異常と判
別された検出値と同一種類の各検出値の平均値を推定値
として置き換える手段と、異常と判別された検出値以外
の検出値と推定値によって機器の運転制御を行う手段と
を備えている。
【0009】ここで、同一種類の各検出値の平均値と
は、状態検出手段として温度検出手段、圧力検出手段が
用いられた場合、その検出値であり同一種類、例えば温
度の各検出値を算術平均、二乗平均、調和平均、あるい
は加重平均して得られた値を意味し、具体的には運転制
御を行う手段などに組み込まれたマイクロプロセッサの
ような手段によって達成することができる。これによ
り、機器の状態検出装置が冗長性を持つと同時に、より
正常運転に近い状態で機器の運転を継続または開始しす
ることができる。
【0010】また、本発明の空気調和機は、室内機およ
び室外機に設けられた複数種類の状態検出手段と、空気
調和機の運転開始から一定時間経過後の状態検出手段に
よる各検出値に基づいて各検出値の異常を判別する検出
値判定手段と、検出値判定手段により異常と判別された
検出値を、検出値判定手段により異常と判別されず、か
つ異常と判別された検出値と同一種類の各検出値の平均
値を推定値として置き換える手段と、異常と判別された
検出値以外の検出値と推定値によって運転制御を行なう
手段とを備えている。
【0011】ここで、同一種類の各検出値の平均値と
は、状態検出手段として室内機の空気温度検出手段、冷
媒温度検出手段、あるいは圧力検出手段が用いられた場
合、その検出値であり同一種類、例えば空気温度の各検
出値を算術平均、二乗平均、調和平均、あるいは加重平
均して得られた値を意味し、具体的には空気調和機の運
転制御を行う手段などに組み込まれたマイクロプロセッ
サのような手段によって達成することができる。これに
より、例えば空気温度の検出手段のうち一つが故障した
場合においても装置全体の停止または始動されないこと
が防止され、異常な検出手段から得られた空気温度の値
がより合理的で、正常運転と大きく異ならない平均値を
持って、運転を継続または開始しすることができる。
【0012】さらに、本発明による空気調和機は、各室
内機に設けられた状態検出手段と、空気調和機の運転開
始から一定時間経過後の状態検出手段による各検出値に
基づいて各検出値の異常を判別する検出値判定手段と、
検出値判定手段により異常と判別された検出値を、検出
値判定手段により異常と判別されず、かつ異常と判別さ
れた検出値と同一種類の各検出値の平均値を推定値とし
て置き換える手段と、異常と判別された検出値以外の検
出値と推定値によって運転制御を行なう手段とを備えて
いる。
【0013】これにより、例えば各室内機に設けられた
空気温度の検出手段のうち一つが故障した場合において
も空気調和機の停止または始動されないことが防止さ
れ、異常な室内機から得られた空気温度の値がより合理
的で、正常運転と大きく異ならない他の室内機による空
気温度の値の平均値を持って、運転を継続または開始し
することができる。
【0014】さらに、本発明による空気調和機は、各室
内機に設けられた空気温度の検出手段と、各室内機に設
けられた冷媒温度の検出手段と、空気調和機の運転開始
から一定時間経過後の空気温度の検出手段および冷媒温
度の検出手段による各検出値に基づいて、冷房運転時に
おいて空気温度が冷媒温度以下となったとき異常と判別
する検出値判定手段と、検出値判定手段により異常と判
別された空気温度および冷媒温度の値を推定値に置き換
える手段と、異常と判別された検出値以外の検出値と推
定値によって運転制御を行なう手段とを備えている。
【0015】これにより、空気調和機は一般に始動時や
過度変化時において、応答遅れから状態が不安定である
が、運転開始から一定時間経過して故障の判定を行うた
め誤判定となる恐れがない。また、特に冷房運転時にお
いて空気温度が冷媒温度以下となることはないので、確
実に判定を行うことができる。
【0016】さらに、上述において、置き換える手段
は、検出値判定手段により異常と判別された空気温度お
よび冷媒温度の検出値を、検出値判定手段により異常と
判別されなかったを空気温度および冷媒温度の各検出値
の平均値を推定値としている。ここで、空気温度および
冷媒温度の各検出値の平均値とは、例えば空気温度の検
出手段による各検出値を算術平均、二乗平均、調和平
均、あるいは加重平均して得られた値を意味し、具体的
には空気調和機の運転制御を行う手段などに組み込まれ
たマイクロプロセッサのような手段によって達成するこ
とができる。
【0017】これにより、例えば各室内機に設けられた
空気温度の検出手段のうち一つが故障した場合において
も空気調和機の停止または始動されないことが防止さ
れ、異常な室内機から得られた空気温度の値がより合理
的で、正常運転と大きく異ならない他の室内機による空
気温度、あるいは他の複数の室内機による空気温度の平
均値を持って、運転を継続または開始しすることができ
る。
【0018】さらに、本発明による空気調和機の検出値
判定手段は、冷房運転時において空気温度が冷媒温度よ
り5゜C以上大きくないとき異常と判別している。これ
により、特に冷房運転時において実用状態では空気温度
は、冷媒温度より5゜C以上大きくなるので、実用的な
判定を行うことができる。
【0019】さらに、本発明による空気調和機は、室内
機および室外機に設けられた複数の圧力検出手段と、圧
力検出手段に近接した部位に設けられた温度検出手段
と、空気調和機の運転開始から一定時間経過後、圧力検
出手段による各圧力検出値と温度検出手段により検出さ
れた各温度検出値に基づく冷媒の飽和圧力の値とを比較
することにより各圧力検出値の異常を判別する検出値判
定手段と、検出値判定手段により異常と判別された圧力
検出値を、検出値判定手段により異常と判別されなかっ
た圧力検出値の平均値を推定値として置き換える手段
と、異常と判別された圧力検出値以外の圧力検出値と推
定値によって運転制御を行なう手段とを備えている。こ
れにより、特に圧力の検出手段が故障した場合、その圧
力の検出手段に近接した部位で飽和圧力の値が分かるの
で、検出値の異常判定が確実に行える。
【0020】さらに、本発明による空気調和機は、室内
機に設けられた空気温度の検出手段と、室内機に設けら
れた室内熱交換器の入口冷媒温度の検出手段と、室外機
に設けられた吐出ガス温度検出手段と、冷房運転時にお
いて空気調和機の運転開始から一定時間経過後、空気温
度が入口冷媒温度以下となったとき異常と判別する検出
値判定手段と、検出値判定手段により空気温度が異常と
判別されたとき、吐出ガス温度検出手段による検出値に
よって、室内膨張弁の開度制御を行なう手段とを備えて
いる。これにより、室内機が故障した場合でも、少なく
とも圧縮機の吐出ガス温度が制御されるので、圧縮機が
故障となる恐れを無くすことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
ないし図4を参照して以下説明する。図1は、空気調和
機のシステム構成図を示し、図2、図4は、一実施の形
態による制御フローチャート図であり、図3は、さらに
詳細な制御フローチャート図である。
【0022】図1において、冷凍サイクルは、圧縮機
1、四方弁2、室外熱交換器3、室外膨張弁4、受液器
5、室内膨張弁6、室内熱交換器7、気液分離器8によ
り構成され、それぞれ配管により接続されている。ま
た、室内、室外の熱交換器には、送風機9を備えてお
り、熱交換器に送風することにより冷媒と空気の熱交換
をさせて、室内の空調をしている。また、空気調和機
は、冷凍サイクル運転手段11により運転され、各状態検
出手段である圧力検出手段10や温度検出手段Tによる
各検出値を検出値入力手段12により取り込み、検出値
判定手段13により検出値の使用を決定している。
【0023】図1は、1つの室外熱交換器3に対して複
数の室内熱交換器4をもついわゆるマルチタイプの空気
調和機を示しており、室内ユニットの室内熱交換器7と
送風機9の組合せは一様でなく、室内ユニットごとにそ
の能力が異なる。
【0024】ここで、圧縮機1、室外熱交換器3、室内
熱交換器7には温度検出手段が取り付けられており、そ
れぞれ吐出ガス温度Td、室外空気温度Ta0、室外熱
交換器出口冷媒温度Te、室内空気吸い込み温度Ta1
〜Ta1n、室内空気吹き出し温度Ta2〜Ta2n、
室内熱交換器入り口冷媒温度Tr11〜Tr1n、室内
熱交換器出口冷媒温度Tr21〜Tr2nをそれぞれ検
出している。そして、例えば室内熱交換器7が10台で
構成されるマルチタイプの空気調和機ではTr1n、T
r2n、Ta1n、Ta2nがそれぞれ10個存在する
ことになり合計では40個の検出手段が存在しているこ
とになり、非常に多くの検出手段が必要とされる。
【0025】図2の制御フローチャート図で機器の状態
検出装置を空気調和機の故障時の運転方法として手順を
追って説明する。まず、空気調和機の運転の開始時に、
各検出手段の故障判定が可能な安定な運転状態となって
いるか判定する。安定運転の判定は、圧縮機の運転状態
や、空気調和機の各部分の温度状態、膨張弁の開度変化
度合い、運転開始からの経過時間等により可能である。
【0026】次に各検出手段から得られる検出値が異常
かを判別する。ここで、例えば一番目の室内熱交換器入
り口冷媒温度Tr11が異常と判別された場合、引続き
n番目の室内熱交換器入り口冷媒温度Tr1nまで異常
かどうかを判定していく。
【0027】そして、すべての検出値の異常の判定が終
了したとき、異常と判別された検出値と同一種類の各検
出値、この場合はTr12〜Tr1nの各検出値より、
算術平均、二乗平均、調和平均、あるいは加重平均して
得られた値をTr11の推定値として置き換える。例え
ば加重平均のとき、重要度の高い室内熱交換器、あるい
は容量の大きい室内熱交換器の重み付けを大きくするこ
とが良い。運転制御は、Tr12〜Tr1nの値と、T
r11の推定値によって行なうことができる。
【0028】つぎに、図3の制御フローチャート図で空
気調和機の故障時の詳細な運転方法を手順を追って説明
する。まず、運転開始時に冷媒温度の検出手段でありT
r11〜Tr1nを検出する冷媒配管用サ−ミスタ、及
び空気温度の検出手段でありTa1〜Ta1nを検出す
る空気温度用サ−ミスタが断線しているかどうかを抵抗
値でチェックする(ステップ101)。同様に、冷媒配
管用サ−ミスタ、及び空気温度用サ−ミスタがショ−ト
しているかを確認する(ステップ102)。つぎに、冷
凍サイクルが安定するまで、運転開始時には4分以上待
機する(ステップ103)。
【0029】異常の判定は、空気調和機では空気と冷媒
が熱交換することにより成立していることから、冷房運
転時に室内空気吹き出し温度Ta2〜Ta2nが室内熱
交換器出口冷媒温度Tr21〜Tr2nより低い温度と
なることがないことを利用して行ない、空気温度が冷媒
温度より5゜C以上大きくないとき異常と判別すること
により、実用的な判定を行う(ステップ104)。
【0030】さらに、冷房運転時に室内空気吹き出し温
度Ta2〜Ta2nが室内熱交換器入り口冷媒温度Tr
11〜Tr1nより低い温度となることがなく、空気温
度が冷媒温度より8゜C以上大きくないとき異常と判別
することで最適な判定をする(ステップ105)。つぎ
に、誤検知防止のため一定時間(試験的には15分が最
適である)この状態が継続するか監視する(ステップ1
06、107、及び109、110)。
【0031】以上において、それぞれ異常な検出値が判
別されたら、異常と判別された空気温度および冷媒温度
の検出値を、異常と判別されなかった空気温度および冷
媒温度の各検出値の平均値を推定値とし、運転を継続す
る(ステップ108、113、115及び111、11
4)。
【0032】圧力検出手段の場合、検出値の異常判定
は、圧力検出値と、圧力検出手段に近接した部位に設け
られた温度検出手段により検出された各温度検出値に基
づく冷媒の飽和圧力の値とを比較することにより各圧力
検出値の異常を判別することが可能である。また、逆に
温度検出手段の場合、近接した部位の温度との比較によ
る方法のほか、近接した部位の圧力から飽和温度を求
め、求めた温度との比較による判定も可能となる。
【0033】さらに、冷房運転時に室内熱交換器の入口
冷媒温度の検出手段が故障した場合、室外機の吐出ガス
温度検出手段による検出値によって、室内膨張弁6の開
度制御を行ない、室内機が故障した場合でも、少なくと
も圧縮機の吐出ガス温度を制御する。以上において、検
出する量は、蒸気の圧力、温度以外に、電流、電圧、湿
度、抵抗、流量などでも可能であり、これらの故障検出
にも応用可能である。
【0034】また、以上の説明では、推定値を得る方法
として同一種類による平均値で説明したが、数種類の各
検出値を2次元以上の行列で表し、そのパタ−ンを認
識、記憶することによって異常値を補完するような方法
によって推定値を得ても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、各種検出手段が故障し
た場合においても装置全体の停止または始動されないこ
とが防止され、より正常運転に近い状態で運転を継続ま
たは開始し得る空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機のシステム構成図である。
【図2】本発明による一実施の形態による制御フローチ
ャート図である。
【図3】一実施の形態の詳細な制御フローチャート図で
ある。
【図4】一実施の形態に係わる圧力検出手段故障時を示
す制御フローチャート図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…四方弁、3…室外熱交換器、4…室外
膨張弁、5…受液器、6…室内膨張弁、7…室内熱交換
器、8…気液分離器、9…送風機、10…圧力検出手
段、11…冷凍サイクル運転手段、12…検出値入力手
段、13…検出値判定手段、14…検出値使用可否判定
手段、Td…吐出ガス温度、Ta0…室外空気温度、T
e…室外熱交換器出口冷媒温度、Ta11〜Ta1n…
室内空気吸い込み温度、Ta21〜Ta2n…室内空気
吹き出し温度、Tr11〜Tr1n…室内熱交換器入り
口冷媒温度、Tr21〜Tr2n…室内熱交換器出口冷
媒温度、104,105,203…検出値判定手段、2
05…置き換える手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 悟 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 加藤 広昭 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所空調システム事業部内 (56)参考文献 特開 平2−100798(JP,A) 特開 平5−10574(JP,A) 特開 平7−248167(JP,A) 特開 平3−213934(JP,A) 特開 平3−175226(JP,A) 実開 平3−42949(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外熱交換器、圧縮機、四方弁、室外膨
    張弁、および受液器を有する室外機に、それぞれ室内膨
    張弁、室内熱交換器を有する室内機を接続してなる空気
    調和機において前記室内機および前記室外機に設けられた複数の圧力検
    出手段 と、前記圧力検出手段に近接した部位に設けられた温度検出
    手段と、 前記空気調和機の運転開始から一定時間経過後、前記圧
    力検出手段による各圧力検出値と前記温度検出手段によ
    り検出された各温度検出値に基づく冷媒の飽和圧力の値
    とを比較することにより前記各圧力検出値の異常を判別
    する検出値判定手段と、 前記検出値判定手段により異常と判別された圧力検出値
    を、前記検出値判定手段により異常と判別されなかった
    圧力検出値の平均値を推定値として置き換える手段と、 前記異常と判別された圧力検出値以外の圧力検出値と前
    記推定値によって運転制御を行なう手段とを備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室外熱交換器、圧縮機、四方弁、室外膨
    張弁、および受液器を有する室外機に、それぞれ室内膨
    張弁、室内熱交換器を有する室内機を接続してなる空気
    調和機において、前記室内機に設けられた空気温度の検出手段と、 前記室内機に設けられた室内熱交換器の入口冷媒温度の
    検出手段と、 前記室外機に設けられた吐出ガス温度検出手段と、 冷房運転時において前記空気調和機の運転開始から一定
    時間経過後、前記空気温度が入口冷媒温度以下となった
    とき異常と判別する検出値判定手段と、 前記検出値判定手段により前記空気温度が異常と判別さ
    れたとき、前記吐出ガス温度検出手段による検出値によ
    って、前記室内膨張弁の開度制御を行なう手段と を備え
    たことを特徴とする空気調和機。
JP31391795A 1995-12-01 1995-12-01 空気調和機 Expired - Fee Related JP3431377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31391795A JP3431377B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31391795A JP3431377B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09152175A JPH09152175A (ja) 1997-06-10
JP3431377B2 true JP3431377B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=18047082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31391795A Expired - Fee Related JP3431377B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3431377B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11159843A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の外気温度表示制御方法
JP4018374B2 (ja) * 2001-11-21 2007-12-05 株式会社山武 空気調和機の異常検出装置、異常検出方法及びプログラム
JP2009236347A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP5730074B2 (ja) * 2011-02-28 2015-06-03 三菱重工業株式会社 給湯システム
JP5901366B2 (ja) * 2012-03-12 2016-04-06 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機の制御装置
JP6111692B2 (ja) * 2013-01-29 2017-04-12 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2017012057A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社デンソー 制御装置及び農業用ハウス
CN106545960B (zh) 2016-10-18 2019-06-28 广东美的暖通设备有限公司 新风机控制方法及新风机
WO2019175946A1 (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN110260458A (zh) * 2019-05-07 2019-09-20 珠海格力电器股份有限公司 设备故障处理方法、系统、控制器、空调和多联机空调系统
CN114112459B (zh) * 2021-10-29 2023-08-15 青岛海尔空调电子有限公司 空调器测试运行控制方法及空调器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2877318B2 (ja) * 1988-10-07 1999-03-31 三洋電機株式会社 機器の自己診断方式
JPH0342949U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23
JP2824297B2 (ja) * 1989-12-01 1998-11-11 株式会社日立製作所 空気調和機のセンサ異常時の運転方式
JPH03213934A (ja) * 1990-01-17 1991-09-19 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JPH0510574A (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 Toshiba Corp 空気調和機
JP3504320B2 (ja) * 1994-03-10 2004-03-08 三菱電機株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09152175A (ja) 1997-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080315000A1 (en) Integrated Controller And Fault Indicator For Heating And Cooling Systems
EP2204621B1 (en) Air conditioner and method for detecting malfunction thereof
JP2824297B2 (ja) 空気調和機のセンサ異常時の運転方式
US20060130497A1 (en) Method and control for testing air filter condition in HVAC system
JP3431377B2 (ja) 空気調和機
JPH07218060A (ja) ヒートポンプ系統の運転制御方法
US20070234746A1 (en) Methods for detecting and responding to freezing coils in HVAC systems
JP2000304388A (ja) 空気調和装置
JP3491449B2 (ja) 故障診断付き空気調和装置
KR20180082240A (ko) 공기조화기 시스템
JPH10153353A (ja) 空気調和機
KR20180069263A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JPH02282673A (ja) 電子膨張弁の故障診断装置
JP3976320B2 (ja) 空調機の故障診断装置
EP1956306B1 (en) Multi-system air-conditioner and method for controlling the same
JP3337545B2 (ja) 空気調和機
JP3290251B2 (ja) 空気調和機
KR20100069404A (ko) 공기조화기 및 그 제어 방법
JP2004251583A (ja) 空気調和機
US20220325929A1 (en) Initial power up or power outage refrigerant purge
JP3833497B2 (ja) 空気調和機
JPH05332647A (ja) 空気調和機
JP2960237B2 (ja) 空気調和機
JPH10197031A (ja) 空気調和装置の故障検出装置
KR100656162B1 (ko) 멀티 에어컨 시스템의 고장진단방법

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees