JP3429200B2 - 直線移動装置 - Google Patents

直線移動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形装置,溶接
機,マシニングセンター,旋盤等の各種機械に適用さ
れ、チャッカー,溶接具等の被移動部材を直線方向へ摺
動案内する直線移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の被移動部材を直線方向へ移動する
ために、エアーシリンダ等の直線移動機構が汎用されて
いる。また、最近では、このエアーシリンダとしてロッ
ドレスシリンダが用いられる。このロッドレスシリンダ
aは、図5で示すように、シリンダチューブbの外側に
直線作動体cを装架し、該直線作動体cをシリンダチュ
ーブb内のピストンによって進退移動させるものであ
り、該ピストンと直線作動体cとは、その間に張設され
たシートベルトを介して連係され、駆動力が伝達され
る。そして、被移動部材を前記直線作動体cに連結して
その移動制御を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な、一般的なエアーシリンダあるいはロッドレスシリン
ダを用いる構成にあっては、ピストンの移動距離により
規定されて、その移動ストロークが短いという欠点があ
る。この問題を解決する手段として、リニアガイドレー
ルに自走式のテーブルを装着する手段も提案されてい
る。しかるに、かかる構成にあっては、その移動及び停
止の制御機構が複雑化するという欠点があった。また、
前記ロッドレスシリンダにあっては、直線作動体cに大
きな荷重が付加されると、直線作動体cとシリンダチュ
ーブb内のピストン間に張設されているシートベルトの
摩耗が早くなり、耐用寿命が低下するという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、移動ストロークが長く、かつ移
動速度が速く、しかも制御機構が簡易で、停止位置の位
置決め制御を正確に行い得るとともに、耐久性に優れた
直線移動装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動軸(7
a)と、該駆動軸(7a)を、軸線方向へ移動可能にし
回転力が伝達されるように支持するスプライン外筒
(5)を、基台フレーム(1)に支持した保持外筒
(3)内に回転可能に保持してなるボールスプライン機
構(15a)と、前記基台フレーム(1)によって支持
され、駆動軸(7a)の回転により該駆動軸(7a)を
軸線方向に進退案内するボールねじ機構(22)とによ
り第一作動段(A)を構成し、駆動軸(7b,7c)
と、駆動軸(7b,7c)を、軸線方向へ移動可能にし
回転力が伝達されるように支持するスプライン外筒
(5)を保持外筒3内に回転可能に保持してなるボール
スプライン機構(15a,15b)と、駆動軸(7b,
7c)の回転により該駆動軸を軸線方向に進退案内する
ボールねじ機構(22)とにより第二作動段以降(B,
C)を構成し、さらに最終作動段(C)を除く各作動段
(A,B)の駆動軸(7a,7b)の先端近傍部に、ベ
アリングを介して連係フレーム(23a,23b)を支
持し、かつ該連係フレーム(23a,23b)により、
次作動段(B,C)の保持外筒(3)とボールねじ機構
(22)とを支持するとともにその最終作動段(C)の
駆動軸(7c)の先端に被移動部材を連結する一方、
動源としての駆動モータ(27)を第一作動段(A)の
スプライン外筒(5)に回転伝動手段を介して連繋し、
駆動軸(7a,7b)を夫々次作動段(B,C)のスプ
ライン外筒(5)に回転伝動手段を介して連繋したこと
を特徴とする直線移動装置である。
【0006】かかる構成にあって、各作動段の収縮状態
にあっては、その平面積を単一の作動段の形状にほぼ等
しくすることができ、コンパクトに収縮させることがで
きる。一方、駆動モータにより、第一作動段の駆動軸に
伸出方向の回転力を付与すると、ボールねじ機構の進退
案内作用を介して該駆動軸が前進移動する。また、この
第一作動段の駆動軸に第二作動段の駆動軸が連繋されて
いることにより、該第二作動段の駆動軸に伸出方向の回
転力が付与され、さらに次作動段の駆動軸にも同様に伸
出方向の回転力が順次付与される。これにより、第二作
動段以降の各駆動軸が各ボールねじ機構の進退案内作用
を介して夫々前進移動することとなる。そして、最終作
動段の駆動軸は、各作動段の駆動軸の移動ストロークの
和に相当するストロークで移動することとなる。ここ
で、各作動段の駆動軸が同時に回転駆動されることによ
り、各駆動軸の移動速度が例えば1m/秒とすれば、n
段とすると、n×1m/秒となり、n倍の速度で、移動
させることができる。
【0007】また、前記構成にあっては、ロッドレスシ
リンダにおけるシートベルトのような易摩耗性材料を用
いていないため、耐用寿命が長く、耐久性に優れたもの
となる。
【0008】さらに、前記構成にあって、駆動モータ
を、サーボモータによって構成すると、該サーボモータ
による駆動軸の回転数制御によって、移動ストロークの
設定が容易であるため、停止位置の位置決め制御を正確
に行い得るものとなる。
【0009】また、前記ボールスプライン機構は、駆動
軸に形成した軸線に沿う数条のボールスプライン溝と、
該ボールスプライン溝と嵌合するボール列を内周部に備
え、回転伝動手段によって回転力が伝達されるスプライ
ン外筒とによって構成することができ、さらに、前記ボ
ールねじ機構は、駆動軸に形成した螺旋状ボールねじ溝
と、該螺旋状ボールねじ溝と嵌合するボールを内周部に
備えたボール螺子外筒とによって構成することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を、図
1〜図4について説明する。図面において、1は、第一
作動段Aを構成する断面L形の基台フレームであって、
該基台フレーム1の中央部に形成された前後方向の挿通
孔2内に、保持外筒3が嵌挿されており、該保持外筒3
は、図3に示すように、ボルト4により基台フレーム1
に装着される。該保持外筒3内には、後述のボールスプ
ライン機構15aを構成するスプライン外筒5がベアリ
ング6を介して回転可能に保持されており、さらに該ス
プライン外筒5内に駆動軸7aが前後方向に挿通されて
いる。
【0011】また、前記基台フレーム1の左右両端部に
は、リニアブッシュからなるガイド部材8,8が夫々配
設されており、該ガイド部材8,8に左右一対のガイド
杆9,9が前後方向に進退可能に挿通されている。該ガ
イド杆9,9は、前記駆動軸7aの左右両側位置に平行
状に配設されており、その後端を連結する後端プレート
10によって前記駆動軸7aの後端部を回転可能に支持
している。
【0012】前記駆動軸7aの外周面には、軸線に沿う
数条のボールスプライン溝11が形成されている。該ボ
ールスプライン溝11には、図3に示すように、前記ス
プライン外筒5の内周部に形成された溝40内に、一列
状に保持され複数のボール列12が夫々嵌合されてい
る。ここで、該ボール列12の各ボール12’は、溝4
0に規定されて、スプライン外筒5の内周部で駆動軸
の軸線に沿う方向にのみ転動し、周方向には転動不能
となっている。これにより、駆動軸7aが軸線方向に移
動可能に支持され、かつ、回転駆動可能に支持されてい
る。また、スプライン外筒5の後端には、該スプライン
外筒5に回転力を伝達するためのプーリー13がボルト
14により固着されている。そして、前記駆動軸7a
ボールスプライン溝11と、該ボールスプライン溝11
と嵌合するボール列12を内周部に備え、回転力が伝達
されるスプライン外筒5とによって、ボールスプライン
機構15aが構成されている。
【0013】また、駆動軸7aの外周面には、前記ボー
ルスプライン溝11と交叉するようにして螺旋状ボール
ねじ溝16が形成されており、該螺旋状ボールねじ溝1
6には、ボール螺子外筒17の内周部に保持された複数
のボール18が嵌合されている。このボール螺子外筒1
7は、前記スプライン外筒5の前部位置に配設されてお
り、基台フレーム1に支持ケース19を介して支持され
ている。即ち、基台フレーム1に支持ケース19をボル
ト20によって固着し、さらに、該支持ケース19にボ
ール螺子外筒17をボルト21によって固着することに
より、駆動軸7aが前後方向に挿通されたボール螺子外
筒17を回転不能に支持するようにしている。そして、
前記駆動軸7aの螺旋状ボールねじ溝16と、該螺旋状
ボールねじ溝16と嵌合するボール18を内周部に備え
たボール螺子外筒17とによって、ボールねじ機構22
aが構成されており、該ボールねじ機構22aによっ
て、駆動軸7aが回転すると該駆動軸7aが進退案内さ
れるようになっている。
【0014】さらに、前記駆動軸7aの先端近傍部には
連係フレーム23aが配設されている。該連係フレーム
23aは、ベアリング24を介して駆動軸7aに支持さ
れ、駆動軸7aの進退移動に伴なって進退するようにな
っており、該連係フレーム23aの上部には、後述の第
二作動段Bの保持外筒3が装着される。また、連係フレ
ーム23aの左右両端部には、前記ガイド杆9,9の前
端が連結されている。
【0015】これにより、第一作動段Aが構成されてい
る。また、前記ボールスプライン機構15b,15c
ボールねじ機構22b,22c,駆動軸7b,7c,及
び保持外筒3により、第二作動段B及び第三作動段Cが
夫々構成されている。第二作動段B,第三作動段Cは、
図1に示すように、ボールスプライン機構15b,15
及びボールねじ機構22b,22c位置が、第一作
動段Aに比して前後に置換されている点以外は第一作動
段Aと略同一構造であり、共通する部分には同一符号
付して重複説明を省略する。尚、各作動段A,B,Cに
おいて、ボールスプライン機構15a,15b,15c
及びボールねじ機構22a,22b,22cは、その前
後位置が同一となるように配置することも可能である。
【0016】そして、第一作動段Aの駆動軸7aの先端
部近傍にベアリング24を介して支持された連係フレー
ム23aに第二作動段Bの保持外筒3を装着することに
より、第一作動段A上に第二作動段Bが連結され、さら
に該第二作動段Bの駆動軸7bの先端部近傍にベアリン
グ24を介して支持された連係フレーム23bに第二作
動段Bの保持外筒3を装着することにより、第二作動段
B上に第三作動段Cが連結されており、その最終作動段
Cの駆動軸7cの先端にベアリング25を介して連結部
26が配設されている。該連結部26には、チャッカ
ー,溶接具等の被移動部材wが取付けられることとな
る。
【0017】また、第一作動段Aの基台フレーム1の側
部には、図2に示すように、駆動源としての駆動モータ
27が配設されている。該駆動モータ27の回転軸には
プーリー28が固着されており、該プーリー28と、前
記第一作動段Aのスプライン外筒5に固着されたプーリ
ー13とをタイミンベルト29によって連繋して、駆動
モータ27の回転力を第一作動段Aのスプライン外筒5
に伝達するようにしている。そして、このプーリー2
8,13及びタイミンベルト29を回転伝動手段30と
している。
【0018】さらに、第一作動段A及び第二作動段Bの
各駆動軸7a,7bの先端部には、プーリー31が夫々
固着されており、各プーリー31と、次作動段B,Cの
スプライン外筒5に固着されたプーリー13とをタイミ
ンベルト32によって連繋して、前段の駆動軸7a,7
の回転力を次作動段B,Cのスプライン外筒5に順次
伝達するようにしている。そして、このプーリー31,
13及びタイミンベルト32を回転伝動手段33として
いる。
【0019】その他、図面において、34a,34b,
34cは各作動段A,B,Cに止着されたカバーを示
す。
【0020】かかる構成にあって、駆動モータ27によ
り、回転伝動手段30を介して第一作動段Aのスプライ
ン外筒5を回転させ、ボールスプライン機構15aの回
転駆動作用を介して第一作動段Aの駆動軸7aに伸出方
向の回転力を付与すると、ボールねじ機構22aの進退
案内作用を介して該駆動軸7aが前進移動する。また、
該駆動軸7aが前進移動することにより、該駆動軸7a
の先端近傍部に連係フレーム23aを介して連結されて
いる第二作動段Bが押し出される。そして、これと同時
に、第一作動段Aの駆動軸7aに回転伝動手段33を介
して連係されている第二作動段Bのボールスプライン機
15bのスプライン外筒5が回転し、第二作動段Bの
駆動軸7bにボールスプライン機構15bの回転駆動作
用を介して伸出方向の回転力が付与されることにより、
該駆動軸7bがボールねじ機構22bの進退案内作用を
介して前進移動する。さらに、第三作動段Cも上記と同
様に押し出され、かつ、その駆動軸7cが上記と同様に
前進移動することとなる。
【0021】これにより、図4に示すように、作動段
A,B,Cの各駆動軸7a,7b,7cが一斉に前進移
動し、最終作動段Cの駆動軸7cの先端に取付けられて
いる被移動部材wが、単一段の場合に比して3倍のスト
ロークで移動することとなる。また、各駆動軸7a,7
b,7cの移動速度が例えば1m/秒とすれば、その3
倍の3m/秒の高速度で移動することとなる。また、こ
の伸出状態にあって、駆動モータ27を逆回転させ、各
駆動軸7a,7b,7cに後退方向の回転力を付与する
ことにより、各駆動軸7a,7b,7cが後退し、図1
のコンパクトな形態に復帰する。
【0022】而して、前記被移動部材wの移動及び停止
制御は、駆動モータ27の回転制御によって行われるた
め、該駆動モータ27を、サーボモータによって構成す
ると、該サーボモータによる駆動軸7a,7b,7c
回転数制御によって、移動ストロークの設定が容易とな
り、停止位置の位置決め制御を正確に行い得るものとな
る。
【0023】また、図4に示す伸出状態にあっては、そ
の先端に連結された被移動部材wの重さにより、基部側
に大きな負荷がかかるが、各駆動軸7a,7b,7c
左右両側位置にガイド杆9,9が配設されていることに
より、該ガイド杆9,9によって各作動段A,B,Cの
剛性を向上させることができる。
【0024】尚、この直線移動装置の移動ストロークを
延ばすために、さらに作動段を配設するようにしてもよ
い。又、二段で構成することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように、駆動軸と、該駆
動軸を軸線方向に移動可能に支持し、かつ、該駆動軸を
回転駆動可能に支持するボールスプライン機構と、駆動
軸の回転により該駆動軸を進退案内するボールねじ機構
とを備えた複数の作動段を伸出可能に連設し、その最終
作動段の駆動軸の先端に被移動部材を連結するととも
に、第一作動段のスプライン外筒に駆動源としての駆動
モータを回転伝動手段を介して連繋させ、さらに各作動
段の駆動軸の先端部を次作動段のスプライン外筒に回転
伝動手段を介して順次連繋させたものであるから、各作
動段の収縮状態時には、その平面積を単一の作動段の形
状にほぼ等しくすることができ、コンパクトに収縮させ
ることができる一方、駆動モータにより、第一作動段の
駆動軸に伸出方向の回転力を付与すると、各作動段の駆
動軸が同時に前進移動し、最終作動段の駆動軸を、各作
動段の駆動軸の移動ストロークの和に相当する長いスト
ロークで移動させることができる。また、各作動段の駆
動軸が同時に前進移動することにより、最終作動段の駆
動軸の移動速度を高速とすることができる。
【0026】また、前記構成にあって、駆動モータを、
サーボモータによって構成すると、該サーボモータによ
る駆動軸の回転数制御によって、移動ストロークの設定
が容易であるため、停止位置の位置決め制御を正確に行
うことができる。
【0027】さらに、本発明にかかる直線移動装置は、
従来のロッドレスシリンダにおけるシートベルトのよう
な易摩耗性材料を用いていないため、耐用寿命が長く、
耐久性がよい等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の収縮状態を示す正面図であ
る。
【図2】第一作動段の平面図である。
【図3】図1における要部の拡大図である。
【図4】伸出状態を示す正面図である。
【図5】従来構成としてのロッドレスシリンダの斜視図
である。
【符号の説明】
A 第一作動段 B 第二作動段 C 第三作動段(最終作動段) 1 基台フレーム 3 保持外筒 5 スプライン外筒7a,7b,7c 駆動軸 11 ボールスプライン溝 12 ボール列15a,15b,15c ボールスプライン機構 16 螺旋状ボールねじ溝 17 ボール螺子外筒 18 ボール22a,22b,22c ボールねじ機構23a,23b 連係フレーム 27 駆動モータ 30 回転伝動手段 33 回転伝動手段 w 被移動部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−4694(JP,A) 特開 平3−213753(JP,A) 特開 平6−300105(JP,A) 特開 平7−4488(JP,A) 特開 平8−141866(JP,A) 特開 平9−272031(JP,A) 実開 平3−29748(JP,U) 実開 平6−40504(JP,U) 特表 平9−505384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 25/20 B23Q 5/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸(7a)と、 該駆動軸(7a)を、軸線方向へ移動可能にして回転力
    が伝達されるように支持するスプライン外筒(5)を、
    基台フレーム(1)に支持した保持外筒(3)内に回転
    可能に保持してなるボールスプライン機構(15a)
    と、 前記基台フレーム(1)によって支持され、駆動軸(7
    a)の回転により該駆動軸(7a)を軸線方向に進退案
    内するボールねじ機構(22)とにより第一作動段
    (A)を構成し、 駆動軸(7b,7c)と、 駆動軸(7b,7c)を、軸線方向へ移動可能にして
    転力が伝達されるように支持するスプライン外筒(5)
    を保持外筒3内に回転可能に保持してなるボールスプラ
    イン機構(15a,15b)と、 駆動軸(7b,7c)の回転により該駆動軸を軸線方向
    に進退案内するボールねじ機構(22)とにより第二作
    動段以降(B,C)を構成し、 さらに最終作動段(C)を除く各作動段(A,B)の駆
    動軸(7a,7b)の先端近傍部に、ベアリングを介し
    て連係フレーム(23a,23b)を支持し、かつ該連
    係フレーム(23a,23b)により、次作動段(B,
    C)の保持外筒(3)とボールねじ機構(22)とを支
    持するとともにその最終作動段(C)の駆動軸(7c)
    の先端に被移動部材を連結する一方、駆動源としての駆
    動モータ(27)を第一作動段(A)のスプライン外筒
    (5)に回転伝動手段を介して連繋し、駆動軸(7a,
    7b)を夫々次作動段(B,C)のスプライン外筒
    (5)に回転伝動手段を介して連繋したことを特徴とす
    る直線移動装置。
  2. 【請求項2】前記駆動モータを、サーボモータによって
    構成したことを特徴とする請求項1に記載した直線移動
    装置。
  3. 【請求項3】前記ボールスプライン機構を、駆動軸に形
    成した軸線に沿う数条のボールスプライン溝と、該ボー
    ルスプライン溝と嵌合するボール列を内周部に備え、回
    転伝動手段によって回転力が伝達されるスプライン外筒
    とによって構成したことを特徴とする請求項1に記載し
    た直線移動装置。
  4. 【請求項4】前記ボールねじ機構を、駆動軸に形成した
    螺旋状ボールねじ溝と、該螺旋状ボールねじ溝と嵌合す
    るボールを内周部に備えたボール螺子外筒とによって構
    成したことを特徴とする請求項1に記載した直線移動装
    置。
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