JP2001021019A - ボールねじおよび駆動装置 - Google Patents

ボールねじおよび駆動装置

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JP2001021019A
JP2001021019A JP11191555A JP19155599A JP2001021019A JP 2001021019 A JP2001021019 A JP 2001021019A JP 11191555 A JP11191555 A JP 11191555A JP 19155599 A JP19155599 A JP 19155599A JP 2001021019 A JP2001021019 A JP 2001021019A
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JP
Japan
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screw
ball screw
ball
screw shaft
side member
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JP11191555A
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Masahiro Nobutomo
雅弘 信朝
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボール径とねじ溝のリードの関係による制限
にかかわらずに、任意の減速または増速機能が得られる
ものとする。これに伴い、ボールねじ使用機器の部品点
数の削減、組立工数の削減等が図れるようにする。 【解決手段】 このボールねじ1は、ねじ軸2に互いに
仕様の異なる2種類のねじ溝5,6を形成し、各々のね
じ溝5,6に対応する一対のナット3,4を設けたもの
とする。2種類のねじ溝5,6は、互いに巻き方向が同
じでリードが異なるものであっても、また巻き方向が異
なるものであっても良い。片方のナット3は、固定側部
材11に固定し、もう片方のナット4はスライド側部材
15に固定する。ねじ軸2に連結したモータ12は、支
持用スライダ14を介して固定側部材11に進退自在に
設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動射出成形機
や電動プレスなど、従来は油圧シリンダを用いていたよ
うな高荷重を受ける用途を、電動機駆動に置き換える場
合、あるいは高速位置決めの用途などに応用できるボー
ルねじ、およびこれを用いた直線駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボールねじの用途には、大きくは、工作
機械に代表される位置決めの用途と、電動射出成形機に
代表される回転力を直線力に変換する用途とがある。後
者の場合は、モータの回転力をボールねじのねじ軸また
はナットに伝え、この力を直線移動力に変換している。
ボールねじの一般的な軸回転の駆動形態を図5に示す。
通常、同図に示すように、モータ51の回転を2個のプ
ーリ52,53とタイミングベルト54の組み合わせに
より減速し、ボールねじ55のねじ軸56に伝える。こ
れは、減速することで、より大きな推力を得るためであ
る。ねじ軸56の軸端には、アキシアル荷重を受けるた
めのベアリング58(通常、アンギュラベアリングやテ
ーパローラベアリング)が取付けられる。ベアリング5
8は、機械ベース60に設置される。同図は、アンギュ
ラベアリングを4列で使用したものである。ナット57
には、円筒状の駆動ラム59が取付けられており、その
端面59aに、荷重を加える部材、例えば射出形成機の
射出部や型締め部(図示せず)を取付ける。モータ51
が回転することで、ボールねじ55のナット57が直線
駆動され、ラム59の端面59aに荷重を加えることが
できる。その反力は、軸端のベアリング58で支持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボールねじ55は、高
負荷を得るために、軸径と比較し大きなボールを用いる
ことが一般的である。しかし、ボールねじ55のリード
は、必ずボール径よりも小さくする必要がある。推力を
上げるためには、ボールねじ55のリードを小さくする
のが効果的であるが、ボール径とリードの制約のために
最小のリードが決定されてしまう。また、この構造で
は、減速用のプーリ52,53やタイミングベルト54
が必要で、さらにベアリング58も必要になる。このよ
うに、ボールねじ55の他に種々の部品が必要なため、
部品点数が増えるという課題がある。さらに、ベアリン
グ58の取付部となる機械ベース60は、高精度の嵌合
を持った印籠結合でなければならず、ベアリング58の
組付けに際しても、正面、背面合わせ等、所定の予圧を
得るには工数が必要であった。
【0004】この発明の目的は、ボール径とねじ溝のリ
ードの関係による制限にかかわらずに、任意の減速また
は増速機能が得られ、これに伴い、ボールねじ使用機器
の部品点数の削減、組立工数の削減等が図れるボールね
じを提供することである。この発明の他の目的は、高い
減速機能を得ることができて、別途に減速用機器等を設
けることなく、高荷重を負荷でき、ボールねじ使用機器
の部品点数の削減、組立工数の削減が図れるボールねじ
を提供することである。この発明の他の目的は、一般的
なボールねじの限界DN値による送り速度よりも速い送
り速度が実現できるボールねじを提供することてある。
この発明のさらに他の目的は、増減速用の部品や、ねじ
軸の軸端支持用の軸受が削減できて、部品点数の削減、
組立工数の削減等が図れるボールねじ使用直線駆動装置
を提供することである。この発明のさらに他の目的は、
増減速比の変更を容易とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のボールねじ
は、ねじ軸の外径面と、このねじ軸の外周に遊嵌するナ
ットの内径面とに、それぞれ螺旋状のねじ溝が設けら
れ、前記ねじ軸およびナットのねじ溝の間に複数のボー
ルを介在させたボールねじにおいて、前記ねじ軸の外径
面に互いに仕様の異なる2種類のねじ溝を形成し、各々
のねじ溝に対応するねじ溝をそれぞれ有する一対のナッ
トを設けたことを特徴とする。仕様の異なる2種類のね
じ溝は、互いに巻き方向、およびリードの少なくとも一
方が異なる2種類のねじ溝とする。この構成によると、
ねじ軸に巻き方向またはリードの異なる2種類のねじ溝
を設け、各々のねじ溝に対応する一対のナットを設けた
ため、2種類のねじ溝の巻き方向やリードの組み合わせ
により、ボール径とねじ溝のリードの関係による制限に
かかわらずに、任意の減速または増速機能が得られる。
これに伴い、ボールねじ使用機器の部品点数の削減、組
立工数の削減等が図れる。また、片方のナットを固定側
の部材に設置することで、ねじ軸の軸端のアキシアル荷
重を支持する軸受が不要となり、これによりボールねじ
使用機器のより一層の部品点数の削減、組立工数の削減
等が図れる。
【0006】この発明のボールねじにおいて、前記2種
類のねじ溝は、互いに巻き方向が同じでリードが異なる
ものとし、前記一対のナットのうちの一方のナットは固
定側の部材に結合され、他方のナットはスライド側の部
材に結合されるものとしても良い。前記ねじ軸は回転駆
動されるものとする。この構成の場合、ねじ軸の1回転
で、2種類のねじ溝のリードの差だけスライド側の部材
が前進または後退する。そのため、大きな減速比が得ら
れて、高荷重に対応でき、駆動源とねじ軸との間に減速
機構を設けることが不要となる。また、2種類のねじ溝
のリードの組み合わせを任意に変えることで、減速比を
自由に選択できる。
【0007】この発明のボールねじにおいて、前記2種
類のねじ溝は、互いに巻き方向が逆方向であり、前記一
対のナットのうちの一方のナットは固定側の部材に結合
され、他方のナットはスライド側の部材に結合され、前
記ねじ軸は回転駆動されるものとしても良い。この構成
の場合、ねじ軸の1回転で、2種類のねじ溝のリードの
和だけスライド側の部材が前進または後退する。そのた
め、単独のボールねじの限界DN値(限界の直径×回転
数の値)による送り速度よりも速い送り速度が実現で
き、最高で2倍までの送り速度が得られる。また、2種
類のねじ溝のリードの組み合わせを任意に変えること
で、減速比ないし増速比を自由に選択できる。
【0008】この発明のボールねじ使用直線駆動装置
は、この発明の上記いずれかの構成のボールねじと、こ
のボールねじのねじ軸に連結された回転駆動源とを備え
るものである。このボールねじ使用直線駆動装置による
と、この発明のボールねじの特長を効果的に生かし、増
減速用の部品や、ねじ軸の軸端支持用の軸受が削減でき
て、部品点数の削減、組立工数の削減等が図れる。
【0009】この発明のボールねじ使用直線駆動装置に
おいて、前記ボールねじにおける2種類のねじ軸を別体
とし、これら2本のねじ軸を互いに連結およびその連結
の解除を自在としても良い。この構成の場合、2本のね
じ軸を組替えて、ねじ溝のリードの組み合わせを任意に
変えることで、減速比を自由に選択することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1と共
に説明する。同図は、この発明の一実施形態にかかるボ
ールねじを使用した直線駆動装置の破断側面図である。
同図の例は、減速して使用する場合の例を示す。ボール
ねじ1は、1本のねじ軸2と、一対のナット3,4とを
備える。ねじ軸2は、互いに仕様の異なる2種類のねじ
溝5,6を各々外径面に形成したねじ軸部分2a,2b
を軸方向に並んで有しており、各ナット3,4は、各々
のねじ軸部分2a,2bの外周に遊嵌して配置されてい
る。各ナット3,4は、ねじ軸2の各ねじ溝5,6に対
応するねじ溝7,8が各々形成されている。これらねじ
軸2のねじ溝5,6とナット3,4のねじ溝7,8の間
に、多数のボール9が介在している。ナット3,4に
は、ねじ軸2との間でボール9を無限に循環させる循環
部(図示せず)を有している。この循環部は、いわゆる
リターンチューブ式、コマ式、ガイドプレート式等のい
ずれの形式のものであっても良い。また、ナット3,4
は、他の部品への取付用のフランジ3a,4aを一端の
外周に有している。
【0011】片方のねじ溝5,7と、もう片方のねじ溝
6,8との仕様の違いは、リードの違いとされ、片方
(図の右側)のねじ溝5,7のリードL1の方が、もう
片方(図の左側)のねじ溝6,8のリードL2よりも大
きくされている。ねじ溝5,7と、ねじ溝6,8の巻き
方向は同じである。
【0012】このリードの大きい方のナット3は、機械
ベース等となる固定側部材11に固定する。このとき、
ナット3のフランジ3aを固定側部材11に取付けるだ
けのため、従来のねじ軸の軸端支持に採用されていたベ
アリングが挿入される印籠加工は不要である。ねじ軸2
の固定端側(右端)は、回転駆動源であるモータ12に
継手13を介して直結されている。モータ12は、支持
用スライダ14を介して、固定側部材11にねじ軸2の
軸方向に進退自在に設置さている。支持用スライダ14
は、固定側部材11に対して、進退自在であって、モー
タ12の回転に対する回り止めが可能なものであれば良
く、高精度は不要である。この例では、支持用スライダ
14は、モータ設置部14aと軸状の複数本のガイド部
14bとでなり、各ガイド部14bが固定部材11に設
けられたガイド孔11aに進退自在に嵌挿されている。
リードの小さい方のナット4には、スライド側部材15
が取付けられている。スライド側部材15は、先端面が
荷重支持面15aとなる駆動ラムであり、円筒状ととさ
れ、ナット4のフランジ4aに取付けられている。スラ
イド側部材15はガイド手段(図示せず)で進退自在に
支持されており、ナット4を回転止めしている。
【0013】上記構成の動作を説明する。ねじ軸2をモ
ータ12で1回転させると、固定側部材11に対してね
じ軸2がナット3のリードL1分だけ、図中左方向に移
動する。ここで、ナット4はスライド側部材15で回転
止めされているため、ねじ軸2に対してリードL2分だ
け図中右方向に移動する。すなわち、ナット3が取付け
られたている固定側部材11に対して、スライド側部材
15の端面である荷重支持面15aは、L1−L2分だ
け左方向に移動することになる。なお、図中、mL1,
mL2は、各々ねじ軸2がm回転したときの移動量を示
し、m回転でmL1−mL2=mLだけ移動することに
なる。例えば、ナット3のリードを25mmとして、ナッ
ト4のリード4を20mmとすると、このリードの差分5
mmだけ、スライド側部材15は固定側部材11に対して
左方向に駆動されることになる。リードが20mmのボー
ルねじを用いた場合、従来のものでは、プーリやギヤを
使った1:4の減速を行う必要があったが、この実施形
態ではボールねじ1のみで減速が可能である。また、見
かけ上の送りから得られるリード5mmでは、ボールねじ
のボールの径は5mm以下、例えば1/8”(φ3.17
5)の制約が従来はあったものが、最大20mm、例えば
5/8”(φ15.875)の大径ボール9(リード5
mmの5倍径のボール)が使用でき、負荷容量をかせぐこ
とが可能となる。
【0014】図2は、この発明の他の実施形態を示す。
この実施形態では、ねじ軸2に設けた2か所のねじ部2
a,2bにそれぞれ設けられるねじ溝5,6は、互いに
巻き方向が逆のものとしてある。これに対応して、ナッ
ト3,4のねじ溝7,8も互いに巻き方向が逆方向とさ
れている。片方のねじ溝5,7のリードL1と、もう片
方のねじ溝6,8のリードL2は、互いに同じであって
も良く、また異ならせても良い。図2の実施形態におけ
る上記の他の構成は、図1の実施形態と同じであるた
め、対応部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0015】この実施形態の場合、モータ12が一回転
すると、スライド側部材15は、お互いのリードL1,
L2の合計L1+L2=Lだけ左方向に移動できる。図
中、mL1,mL2は、各々ねじ軸2がm回転したとき
の移動量を示し、m回転でmL1−mL2=mLだけ移
動することになる。各々のナット3,4の最高回転数を
nとすると、従来n×(リード)で限界であったスライ
ド側部材15の進退速度を、最高2倍まで速めるるとが
できる。
【0016】なお、前記各実施形態では、ねじ軸2を全
体が一体の単独部品としたが、例えば図3に示すよう
に、ねじ軸2の互いに異なる仕様のねじ溝5,6(図
1)を形成した部分を各々別体のねじ軸2A,2Bと
し、これらねじ軸2A,2Bを互いに連結解除自在に連
結しても良い。同図の例では、両ねじ軸2A,2Bは、
各々一端にフランジ2Aa,2Baを設け、これらフラ
ンジ2Aa,2Baを互いに合わせてボルト等の結合部
品(図示せず)で着脱自在に結合している。図3の例
は、ねじ軸2を2本のねじ軸2A,2Bで形成したこと
の他は、図1の実施形態と同じである。また、図3の例
は、ねじ軸2を2本のねじ軸2A,2Bで形成したこと
の他を、図2の実施形態と同じとしても良い。
【0017】図4は、図3の実施形態において、スライ
ド側部材15を進退自在に案内するガイド17を設けた
ものである。ガイド17は、軸状に形成されて、固定側
部材11に設けられたものであり、スライド側部材15
に設けられたガイド孔15bに進退自在に嵌合してい
る。なお、図1および図2の実施形態では、スライド側
部材15を進退自在に案内するガイド手段の図示を省略
したが、そのガイド手段として、図4の例と同様なガイ
ド17を用いても良い。
【0018】
【発明の効果】この発明のボールねじは、ねじ軸の外径
面に互いに巻き方向およびリードの少なくとも一方が異
なる2種類のねじ溝を形成し、各々のねじ溝に対応する
ねじ溝をそれぞれ有する一対のナットを設けたため、ボ
ール径とねじ溝のリードの関係による制限にかかわらず
に、任意の減速または増速機能が得られ、これに伴い、
ボールねじ使用機器の部品点数の削減、組立工数の削減
等を図ることができる。2種のねじ溝を、互いに巻き方
向が同じでリードが異なるものとし、前記一対のナット
のうちの一方のナットを固定側の部材に結合し、他方の
ナットをスライド側の部材に結合し、前記ねじ軸を回転
駆動するものとした場合は、高い減速機能を得ることが
できて、別途に減速用機器等を設けることなく、高荷重
を負荷でき、ボールねじ使用機器の部品点数の削減、組
立工数の削減が図れる。2種のねじ溝を、互いに巻き方
向が逆方向であり、前記一対のナットのうちの一方のナ
ットを固定側の部材に結合し、他方のナットをスライド
側の部材に結合し、前記ねじ軸を回転駆動するものとし
た場合は、一般的なボールねじの限界DN値による送り
速度よりも速い送り速度が実現できる。この発明のボー
ルねじ使用直線駆動装置は、この発明のボールねじと、
そのねじ軸に連結された回転駆動源とを備えるものであ
るため、増減速用の部品や、ねじ軸の軸端支持用の軸受
が削減できて、部品点数の削減、組立工数の削減等が図
れる。前記ボールねじにおける2種類のねじ軸を別体と
し、これら2本のねじ軸を互いに連結およびその連結の
解除を自在とした場合は、増減速比の変更を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は各々この発明の一実施形態に
かかるボールねじを応用した直線駆動装置の互いに異な
る動作状態を示す破断正面図である。
【図2】(A),(B)は各々この発明の他の実施形態
にかかるボールねじを応用した直線駆動装置の互いに異
なる動作状態を示す破断正面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施形態にかかるボール
ねじを応用した直線駆動装置の破断正面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態にかかるボール
ねじを応用した直線駆動装置の破断正面図である。
【図5】(A),(B)は各々従来例における互いに異
なる動作状態を示す破断正面図である。
【符号の説明】
1…ボールねじ 2…ねじ軸 3,4…ナット 5,6…ねじ軸のねじ溝 7,8…ナットのねじ溝 9…ボール 11…固定側部材 12…モータ(回転駆動源) 14…支持用スライダ 15…スライド側部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ軸の外径面と、このねじ軸の外周に
    遊嵌するナットの内径面とに、それぞれ螺旋状のねじ溝
    が設けられ、前記ねじ軸およびナットのねじ溝の間に複
    数のボールを介在させたボールねじにおいて、前記ねじ
    軸の外径面に互いに巻き方向、およびリードの少なくと
    も一方が異なる2種類のねじ溝を形成し、各々のねじ溝
    に対応するねじ溝をそれぞれ有する一対のナットを設け
    たことを特徴とするボールねじ。
  2. 【請求項2】 前記2種類のねじ溝は、互いに巻き方向
    が同じでリードが異なるものとし、前記一対のナットの
    うちの一方のナットは固定側の部材に結合され、他方の
    ナットはスライド側の部材に結合され、前記ねじ軸は回
    転駆動される請求項1に記載のボールねじ。
  3. 【請求項3】 前記2種のねじ溝は、互いに巻き方向が
    逆方向であり、前記一対のナットのうちの一方のナット
    は固定側の部材に結合され、他方のナットはスライド側
    の部材に結合され、前記ねじ軸は回転駆動される請求項
    1に記載のボールねじ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のボールねじと、このボールねじのねじ軸に連結され
    た回転駆動源とを備えるボールねじ使用直線駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記ボールねじにおける2種類のねじ軸
    を別体とし、これら2本のねじ軸を互いに連結自在とし
    た請求項4に記載のホールねじ使用直線駆動装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011003763A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Toppan Printing Co Ltd アクチュエーター及びそれを備える露光装置
JP2012002292A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Kobe Steel Ltd 電動アクチュエータ
JP2013164133A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Nsk Ltd 直動装置
JP2013167319A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Nsk Ltd 直動装置
CN108980292A (zh) * 2018-07-20 2018-12-11 长久(滁州)专用汽车有限公司 一种丝杠连接用固定装置

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