JP3427038B2 - 圧電装置の製造方法 - Google Patents

圧電装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器等に用いら
れる圧電素子を搭載した圧電装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器として例えばコンパクトディス
クドライバーやハードディスクドライバーなどにおい
て、外から衝撃が加わった時に、磁気ヘッドを高速回転
中のディスクから遠ざける必要がある。このために磁気
ヘッドの位置決めアームやサスペンションに圧電素子を
搭載した圧電装置を接続し、外からの衝撃による振動を
電気信号として検出し制御することが一般的に行われて
いる。
【0003】このような圧電装置は両主面に電極が設け
られた矩形状の圧電磁器基板を用い、アース電極をとる
ために、圧電磁器基板の一方主面に形成した電極に接着
剤を介してハードディスクドライバーの筐体やアーム、
サスペンションなどの金属部材に直接接続し、かつ、外
部配線基板の端子電極に、圧電磁器基板の他方主面に形
成した電極に、半田付けやワイヤボンディング等のリー
ド線を介して接続されている。
【0004】従って、従来から、圧電磁器基板の両主面
に形成する電極として、信頼性の高い電極を製造する場
合には、耐酸化性、半田付け性、ワイヤボンディング性
などの観点から金メッキ層の電極が用いられてきた。こ
の時、金メッキ層の下地電極にはニッケル層が用いら
れ、電極の半田食われを防止している。
【0005】このような構成の圧電磁器基板を金属部材
に接着剤を用いて接続する方法としては、フェノール系
やエポキシ系の加熱硬化型の接着剤を用いる方法と、ア
クリル系の嫌気性接着剤を用いる方法が用いられてきて
いる。
【0006】ここで、加熱硬化型の接着剤は、加圧しな
がら、通常150〜180℃の乾燥機で30〜60分間
加熱処理しなければならず作業性が悪いのに対して、嫌
気性接着剤は室温状態で圧電素子を数10秒間押しつけ
るだけで接着を完了させることができるため、嫌気性接
着剤が注目されてきている。
【0007】しかしながら、嫌気性の接着を行うために
は被接着材である電極材や金属部材と嫌気性接着剤との
間に、銅や鉄などの嫌気性接着剤の反応開始剤が存在す
る必要がある。このような反応開始剤となるイオンが電
極材や金属部材の構成元素として用いられておらず、接
着界面に存在しないときは、通常の時間では十分な接着
強度を得ることができず、この場合はプライマーと呼ば
れる銅系のイオンを含んだ希釈液からなる反応開始剤を
接着界面に塗布する方法が採られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気ヘ
ッドの位置決めアームやサスペンションに用いられる従
来の圧電磁器では、耐酸化性等の信頼性を高めるために
圧電基板の両面に、金メッキ層の電極を施したものが使
われているので、ワイヤーボンディング性、半田ぬれ性
は良好であるが、金属部品や、金属部材などに嫌気性接
着剤で圧電磁器を接着する場合は、金メッキ層表面への
接着性が悪く、プライマー等の反応開始剤が必要となっ
てくるものである。
【0009】このためプライマー塗布工程が必要で、接
着工程の生産の効率が悪くなるだけでなく、プライマー
を用いた場合は部材の表面を汚染するため接着後洗浄工
程が必要になる等の、さらに生産効率が悪くなる問題が
ある。
【0010】本発明は上記問題点を解決し、圧電素子の
電極へのワイヤーボンディング性、半田付け性が良好で
ありながら、プライマー処理無しで嫌気性接着を可能に
する圧電素子を搭載した圧電装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決する為の手段】本発明の圧電装置の製造方
法は、矩形状の圧電磁器基板の両主面に、ニッケル層
と、金メッキ層とからなる電極膜を形成すると共に、前
記ニッケル層の金メッキ層側表面に共相層を形成した圧
電素子を製造する工程と、該圧電素子の一方主面に形成
した前記電極膜と外部配線基板の電極とを接続させる工
程と、前記圧電素子の他方主面に形成した前記電極膜の
前記金メッキ層をエッチング処理により除去して前記ニ
ッケル層表面の共相層を露出させ、その表面に形成され
た凹凸を金属部材の表面に当接すると同時に、前記ニッ
ケル層の露出面に嫌気性の接着剤を直接接着させ、この
接着剤を介して前記ニッケル層を前記外部配線基板に接
続している前記金属部材に接着することにより前記ニッ
ケル層と前記金属部材とを電気的、かつ、機械的に接続
する工程とを有することを特徴とするものである。ま
た、本発明の圧電装置の製造方法は、前記金メッキ層の
エッチング処理が、カーボンを含有したシアン化カリウ
ム溶液を用いて行なわれ、このエッチング処理により露
出されたニッケル層の表面にガーボンが付着されている
ことを特徴とするものである。
【作用】本発明の製造方法によれば圧電素子の電極膜と
してニッケル層に金メッキ層を施すことにより、ニッケ
ル層の表面の結晶層が変化した共相層が形成され、これ
により、ニッケル層の表面を酸化させるのを阻止するも
のと考えられる。しかも、エッチング処理で用いるシア
ン化カリウム溶液内にカーボンが含有されているため、
エッチング処理により除去された際にニッケル層の表面
にカーボンが付着してニッケル層の表面が酸化するのを
阻止しているものと考える。
【0012】従って、金メッキして表面の結晶層が変化
したニッケル層の表面に直接、嫌気性の接着剤を接着さ
せると、ニッケル層の表面は酸素が介在しずらいため嫌
気性の接着剤が圧電素子表面に強固に接着することがで
きるものである。しかも、圧電素子の一方主面の電極に
は金属メッキが施されているので、半田やワイヤボンデ
ィングを行うことができ、半田ぬれ性やワイヤボンディ
ング性を劣化させることもなく良好な接続をおこなうこ
とができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の圧電装置に搭載する
圧電素子を製造するときの工程図、図2は本発明の圧電
素子を外部配線基板と金属部材に接着した状況を示す図
である。
【0014】本発明に用いる圧電装置1は圧電素子2の
一方主面に形成された導体膜に半田20を介して外部配
線基板3の端子電極31に接続され、圧電素子2の他方
主面に形成された導体膜に接着剤21を介して金属部材
4に接続されてなる。
【0015】以下、図1の製造ステップを用いて詳細に
説明する。まず、圧電素子2はジルコンチタン酸鉛やチ
タン酸鉛などからなる矩形状の圧電磁器基板2aの両主
面に導体膜を形成する。導体膜は、まず、ニッケル、ク
ロム、銅などの金属を蒸着またはスパッタにより被着さ
せて下地電極2b,2bを形成する(ステップa)。こ
の場合、パラジウムなどの金属溶液を圧電磁器基板2a
の表面に塗布して焼き付けたものであっても良い。膜厚
は次の無電解ニッケルメッキが形成できる薄層でよい。
通常0.01〜0.1μm程度である。
【0016】この後、無電解ニッケルメッキによりニッ
ケル層2c,2cを被着形成する(ステップb)。この
場合、厚み0.5〜5μmの電極膜を形成する。大きな
膜厚を付けるときは電解メッキを併用する。なお、ニッ
ケル層2cの膜の均一性を上げる為ため、下地電極2b
とニッケル層2cとの間に、蒸着又はスパッタリングに
よる銀電極膜を形成しても良い。
【0017】引き続き無電解金メッキ層で、ニッケル層
2c,2c表面に金メッキ層を施す(ステップc)。こ
の場合、厚み0.05〜0.5μmの電極膜を表面に形
成する。金メッキ層の厚みは比較的薄く形成されるが、
これはメッキ層が厚いときは半田付けした際に、半田の
中の錫が金メッキ層に拡散して金属間化合物が形成さ
れ、接着部が脆くなり十分な半田接着強度が得られない
ためである。
【0018】Auめっき厚みについては0.03μm以
下であれば、ニッケルメッキ面の耐酸化性に対する保護
性が不足し、半田濡れ性が低下する。この現象は、下地
のニッケル層2c,2cが金表面にまで拡散するためワ
イヤボンディングや半田付けが困難になるとも考えられ
る。なお0.03μm以下の時はその表面をドライエッ
チングすれば接続は可能になる。
【0019】次に、圧電素子2aの一方主面にレジスト
を塗布し(ステップc)、シアン化カリウム溶液に浸漬
して片側AUエッチング処理を行う(ステップe)。な
お、エッチング処理を行うシアン化カリウム溶液として
はKCN、K2CO3、Na3657、C687、K2
HPO4等の溶液から構成されている。このエッチング
処理により、レジスト塗布の無い面の金メッキ層は除去
される。
【0020】次に、被覆したレジストを除去すると、一
方主面には金メッキ層、他方主面にはニッケル層2cが
露出した圧電素子2ができ上がる。このニッケル層2c
上に嫌気性接着剤21を塗布し、外部回路基板から電気
的に接続され、かつ、圧電素子2の表面を接着する金属
部材4に押しつける作業を行う。
【0021】ここで、嫌気性の接着剤は一般的には酸素
を有しない状態で硬化させることができるものであり、
本発明ではニッケル層2cの表面が酸化していない場合
に強い接着強度を得ることができるものである。従っ
て、ニッケル層2cに金メッキ層を施すことにより、ニ
ッケル層2cの表面の結晶層が変化した共相層が形成さ
れて表面が酸化させるのが阻止し、しかも、エッチング
処理で用いるシアン化カリウム溶液内にカーボンが含有
されているため、エッチング処理により除去された際に
ニッケル層2cの表面にカーボンが付着して酸化するの
を阻止しているものと考えることから、接着剤と圧電素
子2との十分な接着強度を得ることができるものであ
る。
【0022】この場合、20〜30秒間加圧保持するこ
とで、ニッケル層2cの表面の凹凸が金属部材4表面に
当接して電気的接続と嫌気性接着剤の硬化が始まり機械
的接続が同時にえることができる。
【0023】なお、嫌気性の接着剤としては、アクリル
系の嫌気性接着剤が用いられ、例えば、ウレタンメタア
クリレート、メタアクリレートエステルの材料が用いら
れる。
【0024】このような構成によって、別途、嫌気性接
着剤を硬化させるプライマー塗布工程が無くなり、また
接着後の洗浄も不要な接着工程が達成される。すなわち
圧電素子の接着面はプライマー工程なしでもプライマー
工程を有した同等の接着強度を達成するとともに、外部
配線基板の端子電極に接続する金メッキ層面はワイヤボ
ンディングやリード線の半田付けで信頼性の高い接続が
可能になる。
【0025】なお、本発明では外部配線基板から接続さ
れた金属部材4に嫌気性の接着剤21が接続することを
説明したが、これに限定されず、金属部材4は外部配線
基板の端子電極でも構わない。
【0026】
【実施例】上述の作用効果を確認するために、以下の実
験を行った。圧電基板としてPZT磁器を用い、形状は
30ミリ角、厚みは0.2ミリである。この基板に29
ミリ角のマスクを重ね、スパッタリングによりニッケル
薄膜を形成する。膜厚は0.05ミリである。この上に
無電解ニッケルメッキを1.0μmの厚みで形成し、そ
の上に無電解金メッキ層をいくつか変化させたものを施
す。
【0027】圧電基板の両主面電極間に500ボルトの
直流電圧を印可して分極させる。この基板をダイシング
マシンで縦1.6ミリ横4.0ミリの小片に切り出した
ものを、ステンレス板にアクリル系の嫌気性接着剤で接
着した。
【0028】こうして得られた圧電素子について、圧電
磁器の接着強度、半田濡れ性及び半田付け部の接着強度
の3項目について評価した。接着強度については、接着
面に平行に押圧して、接着層のせん断剥離強度を測定し
た。また半田濡れ性については、235℃の半田浴に2
秒間浸漬させ、半田濡れ面積を確認し、95%以上半田
付着の場合を◎、90〜95%を○、それ以下を×とし
た。さらに、半田付け部の接着強度については、リード
線を半田付けし、引っ張り強度を測定した。
【0029】なおワイヤボンディング性の評価はここで
は行っていない。これは半田ぬれ性に略対応してワイヤ
ボンディング性が決まるという経験則から省略したため
である。
【0030】表1に各種試作結果の一覧表を示す。
【0031】
【表1】
【0032】試料No.1〜3は金メッキ層の厚みを
0.1μmとし、試料No.1は本発明の接着面の金メ
ッキ層を剥がししたもの、試料No.2は金メッキ層剥
がしの無いもの、試料No.3は接着面に最初からニッ
ケルメッキのみ形成したものが示される。
【0033】資料No.1は、本発明に関わるもので、
接着強度が143N(ニュートン)と他の2つ試料の3
倍近い値を示している。即ち、No.2のように接着面
の電極が金メッキ層の電極で覆われている場合は、嫌気
性接着剤が金メッキ層の電極に接着しにくく接着強度が
出ない。また、No.3のように嫌気性接着剤の接着面
が金メッキ層の施されたことがないニッケル電極である
と、No.2のように最初から金電極で覆われている場
合と大差のない接着強度である。なお、No.1〜3の
何れの非接着面の金メッキ層面も同じように作られてい
るので半田濡れ性と半田接着強度はそれぞれ似たような
結果になった。
【0034】次に、試料No.4〜7は金メッキ層厚み
を変えた試料に対する結果である。いずれも接着面の金
メッキ層を剥離したものである。嫌気性接着剤の接着強
度ではNo.4〜7いずれも140N前後の高い接着強
度を示している。ただし、金メッキ層厚みは非接着面の
リード線接続性に影響している。即ち、試料No.4
は、金メッキ層厚みが0.03μmと小さな値の場合で
あるが、半田濡れ性はやや劣り、半田付け強度は低下し
た。金メッキ層厚みが0.05、0.5μmの試料N
o.5、No.6では半田濡れ性、半田付け強度ともに
問題なかった。ところが金メッキ層厚みが1.0μmの
試料No.7になると半田接着強度が低くなる傾向が見
られた。
【0035】試料No.7で半田接着強度が低下したの
は、金メッキ層が厚くなると、半田の中の錫が金と合金
を作りもろくなって剥がれる現象が現れたものと考えら
れる。
【0036】なお試料No.8は比較のために金メッキ
層を施していないニッケルメッキのみの試料に対する結
果である。接着強度はNo.3に近い。半田濡れ性は非
常に悪く、半田付けもできなかった。
【0037】以上の結果から、ニッケルメッキの上に形
成する金メッキ層の厚みは0.05〜0.5μmの範囲
が良好である。ここでは評価結果を示していないが、経
時変化を考慮すると最適範囲は0.05〜0.1μmで
ある。
【0038】試料No.1と試料No.3との比較から分
かるように、ニッケルメッキ後、片側の金メッキ層をエ
ッチングで剥離する事により、嫌気性接着剤に対してプ
ライマー処理と同等の触媒活性のある接着面が形成され
たことが分かる。
【0039】ニッケルメッキの上に金メッキ層を膜厚み
0.05〜0.5μm形成し、その後片側主面の金メッ
キ層膜をエッチングで剥離する方法により、プライマー
を用いる事なく金属部品及び金属部材に嫌気性接着剤で
接着が可能である。かつ、その接着強度が130N以上
と十分な値を持つとともに、金メッキ層膜の半田付け性
も十分で、リード線の半田付け強度が8N以上の十分な
強度が得られる事が分かる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、電極の表層にワイヤボ
ンディングや半田付けができる金メッキ層厚みをもった
圧電素子でありながら、接着面の金メッキ層膜をエッチ
ングで剥離することにより、プライマー等の活性剤を用
いる事なく嫌気性接着剤の接合強度に優れた信頼性の高
い圧電素子が搭載された圧電装置の製造方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電素子の製造工程を示す図である。
【図2】本発明の圧電素子を搭載した圧電装置の断面図
である。
【符号の説明】
1・・・圧電装置 2・・・圧電素子 3・・・外部配線基板 4・・・金属部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状の圧電磁器基板の両主面に、ニッケ
    ル層と、金メッキ層とからなる電極膜を形成すると共
    に、前記ニッケル層の金メッキ層側表面に共相層を形成
    した圧電素子を製造する工程と、 該圧電素子の一方主面に形成した前記電極膜と外部配線
    基板の電極とを接続させる工程と、 前記圧電素子の他方主面に形成した前記電極膜の前記金
    メッキ層をエッチング処理により除去して前記ニッケル
    層表面の共相層を露出させ、その表面に形成された凹凸
    を金属部材の表面に当接すると同時に、前記ニッケル層
    の露出面に嫌気性の接着剤を直接接着させ、この接着剤
    を介して前記ニッケル層を前記外部配線基板に接続して
    いる前記金属部材に接着することにより前記ニッケル層
    と前記金属部材とを電気的、かつ、機械的に接続する工
    程とを有することを特徴とする圧電装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記金メッキ層のエッチング処理が、カー
    ボンを含有したシアン化カリウム溶液を用いて行なわ
    れ、このエッチング処理により露出されたニッケル層の
    表面にガーボンが付着されていることを特徴とする請求
    項1に記載の圧電装置の製造方法。
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