JP3424969B2 - データ送信装置及びそのデータ送信方法 - Google Patents

データ送信装置及びそのデータ送信方法

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JP3424969B2 JP34321093A JP34321093A JP3424969B2 JP 3424969 B2 JP3424969 B2 JP 3424969B2 JP 34321093 A JP34321093 A JP 34321093A JP 34321093 A JP34321093 A JP 34321093A JP 3424969 B2 JP3424969 B2 JP 3424969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モデムを利用したデー
タ通信等に用いられるデータ送信装置に係り、特に単方
向通信で発散した受信側のモデムを自動的に回復させる
ことができるデータ送信装置及びそのデータ送信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のモデムを利用したデータ通
信装置について図3を使って説明する。図3は、従来の
データ通信装置の構成ブロック図である。従来のデータ
通信装置は、図3に示すように、送信側のデータ端末装
置(DataTerminal Equipment :以降はDTEと記述す
る)1aと、回線終端装置(DataCircuit Terminating
Equipment:以降はDCEと記述する)2aと、受信側
のDTE1bと、DCE2bと、更にDCE2aとDC
E2bとを接続する双方向通信が可能な通信回線3とか
ら構成されていた。
【0003】次に、各部の働きを具体的に説明すると、
DTE1a,1bは、データの送受信を行う端末装置で
あり、一般的には送信側のDTE1aであるホストコン
ピュータから情報データを送信して、受信側のDTE1
bである表示端末装置に表示する場合が多い。
【0004】そしてDCE2a,2bはDTE1a,1
bからの要求に応じて通信回線の接続を行い、同期を確
認し、通信回線3を介したデータの送受信を制御する装
置で、一般的な通信回線においては、自動的に同期がと
れる機能を持つモデムを使用するようになっている。ま
た、通信回線3は、双方向の通信が可能な通信回線であ
る。
【0005】次に、従来のデータ通信装置におけるデー
タ送信方法について説明する。従来のデータ通信装置で
は、例えば、DTE1aからDTE1bにデータを送信
する場合に、DTE1aからDCE2aに送信要求を行
うと、まずDCE2aのモデムAからDCE2bのモデ
ムBに対して通信回線3のA方向のラインを使ってトレ
ーニング信号を送出して、同期を確認し合うための動作
であるハンドシェークを実施し、同期を確認してからA
方向にユーザデータの送信を開始する。
【0006】そして、データ通信の途中で、もしモデム
Bが同期がとれなくなり、モデムAから送信されたデー
タを正常に受信できなくなる発散状態が発生した場合
は、モデムBはモデムAに対して通信回線3のB方向の
ラインを使ってトレーニング信号再送要求信号を送出
し、モデムBが発散してしまったことを知らせ、同期を
取り直す為にトレーニング信号を再送してくれるように
要求する。
【0007】そして、モデムBからトレーニング信号再
送要求信号を受け取ったモデムAは、ユーザデータの送
信を中断し、トレーニング信号を送信し、再度同期を取
り直してから、ユーザデータの送信を再開するようにな
っている。
【0008】次に、従来のデータ通信装置において、送
信側のDTE1がホストコンピュータで、受信側のDT
E1bが複数の表示端末装置である場合について、図4
を使って説明する。図4は、第2の従来例のデータ通信
装置の構成ブロック図である。
【0009】第2の従来例のデータ通信装置は、図4に
示すように、送信側の1台のDTE1と、DTE1に接
続されたDCE2と、単方向の通信回線3′と、通信回
線3′を介して伝送されたデータを複数のDCE2bに
分配する信号分配装置4と、受信側の複数のDCE2b
と、複数のDCE2bに各々接続するDTE1bとから
構成されている。
【0010】次に、図4のデータ通信装置の各部の働き
を具体的に説明すると、DTE1は、送信側のDTEで
あるホストコンピュータであり、DCE2は、DTE1
のホストコンピュータから送信されるデータを通信回線
3′に送信するモデムAであり、通信回線3′は、ホス
トコンピュータからDTE1bの端末方向への単方向の
通信が可能な通信回線である。
【0011】そして、信号分配装置4は、ホストコンピ
ュータから送信されたデータを複数のDTE1bの端末
装置に送信するために分配する装置であり、DCE2b
は、信号分配装置4で分配されたデータを受信するモデ
ムBであり、DTE1bは、ホストコンピュータから送
信されたデータを表示する端末装置である。
【0012】第2の従来例のようなデータ通信装置にお
いては、DTE1のホストコンピュータから複数のDT
E1bの端末装置に向かって1:nの構成でデータを送
信する場合はよいが、逆に端末装置からホストコンピュ
ータに向かってトレーニング信号再送要求信号等を送信
しようとすると、n:1の構成になり互いに衝突してし
まう恐れがあるので、端末装置側からホストコンピュー
タに向かって信号を送信することはできず、従って、ホ
ストコンピュータから表示端末装置への単方向通信とな
らざるを得ないものである。
【0013】その結果、ユーザデータの送信を開始する
前にモデムAから信号分配装置4を経由してモデムBに
トレーニング信号を送出してハンドシェークを実施し、
同期を確認してからユーザデータの送信を開始すること
は可能であるが、データ通信の途中で、モデムBのいず
れかが発散により同期がとれなくなったとしても、モデ
ムBからモデムAに対してトレーニング信号再送要求信
号を送出することは不可能となっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記第2の従
来例のデータ通信装置では、ホストコンピュータから表
示端末等の端末装置方向への単方向通信とならざるを得
ないため、受信側のモデムBからトレーニング信号再送
要求信号をモデムAに送出して発散した受信側のモデム
Bを回復することができないという問題点があった。
【0015】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、ホストコンピュータから表示端末等の端末装置方向
への単方向のデータ通信において、発散した受信側のモ
デムを回復することができるデータ送信装置及びそのデ
ータ送信方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、データを送信する
ホストコンピュータと、前記データを単方向通信の通信
回線に送出するモデムとを有するデータ送信装置におい
て、前記ホストコンピュータと前記モデムとの間に、前
記ホストコンピュータから送信されるデータを複数蓄積
する受信バッファと、前記モデムに送出するデータを格
納する送信バッファと、同期確認に使用されるトレーニ
ング信号を付加するタイミングを一定間隔カウントして
割り込みを行うタイマーと、前記ホストコンピュータか
ら送信されたデータを受信して前記受信バッファに蓄積
する第1の通信制御コントローラと、前記受信バッファ
に蓄積されたデータを前記タイマーからの割り込みがな
い時に前記送信バッファに転送してセットし、前記トレ
ーニング信号のデータを前記タイマーからの割り込みが
ある時に前記送信バッファにセットする主制御部と、前
記送信バッファにセットされたデータを前記モデムに送
信する第2の通信制御コントローラとを有するトレーニ
ング信号付加装置を設けたことを特徴としている。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載のデータ送信装置にお
けるデータ送信方法であって、第1の通信制御コントロ
ーラがホストコンピュータから送信されるデータを受信
して受信バッファに複数蓄積し、タイマーがトレーニン
グ信号を付加するタイミングを一定間隔カウントして主
制御部に割り込みを行い、主制御部がタイマーからの割
り込みがある時にはトレーニング信号のデータを送信バ
ッファにセットし、前記タイマーからの割り込みがない
時には受信バッファから前記蓄積されたデータを送信バ
ッファに転送してセットし、第2の通信制御コントロー
ラが前記送信バッファにセットされたデータをモデムに
送信することを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ホストコンピュ
ータとモデムとの間にトレーニング信号付加装置を設
け、前記トレーニング信号付加装置の内部の第1の通信
制御コントローラがホストコンピュータから送信される
データを受信して受信バッファに複数蓄積し、タイマー
がトレーニング信号を付加するタイミングを一定間隔
ウントして主制御部に割り込みを行い、主制御部がタイ
マーからの割り込みがある時にはトレーニング信号のデ
ータを送信バッファにセットし、タイマーからの割り込
みがない時には受信バッファに蓄積されたデータを送信
バッファに転送してセットし、第2の通信制御コントロ
ーラが送信バッファにセットされたデータをモデムに送
信するデータ送信装置としているので、第1の通信制御
コントローラで受信し、主制御部でトレーニング信号付
加し、第2の通信制御コントローラで送信するように、
別々のコントローラで各処理を行うことによって、ホス
トコンピュータから送信されるデータの間に一定間隔で
トレーニング信号を混入して送信するものであるから、
転送速度の低下を最小限に抑え、且つデータ抜け等を発
生させることなく、受信側のモデムにトレーニング信号
を定期的に送信することができ、単方向の通信回線を使
用したデータ送信装置であっても受信側のモデムの発散
を防止することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、第1の通信
制御コントローラがホストコンピュータから送信される
データを受信して受信バッファに複数蓄積し、タイマー
がトレーニング信号を付加するタイミングを一定間隔
ウントして主制御部に割り込みを行い、主制御部はタイ
マーからの割り込みがある時はトレーニング信号のデー
タを送信バッファにセットし、タイマーからの割り込み
がない時は受信バッファに蓄積されたデータを送信バッ
ファに転送してセットし、第2の通信制御コントローラ
が送信バッファにセットされたデータをモデムに送信す
る請求項1記載のデータ送信装置におけるデータ送信方
法としているので、ホストコンピュータから送信される
データの間に一定間隔でトレーニング信号を混入して受
信側のモデムに送信することができ、単方向の通信回線
を使用したデータ送信方法であっても受信側のモデムの
発散を防止することができる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るデータ送
信装置の構成ブロック図である。尚、図3と同様の構成
をとる部分については同一の符号を付して説明する。
【0021】本実施例のデータ送信装置の構成は、従来
のデータ通信装置と同様の部分として、送信側のDTE
(Data Terminal Equipment)1aであるホストコンピュ
ータと、ホストコンピュータからのデータを通信回線に
送出するDCE(Data Circuit Terminating Equipmen
t)2aであるモデムAと、単方向の通信回線3′とか
ら構成され、更に本実施例の特徴部分として、DTE1
aとDCE2aの間にトレーニング信号付加装置10を
設けている。
【0022】このトレーニング信号付加装置10は、R
OM20と、受信バッファ31と送信バッファ32とト
レーニング信号エリア33とを具備するRAM30と、
タイマー40と、2つの通信制御コントローラ50a,
50bと、CPU60とを具備している。
【0023】尚、本実施例のデータ送信装置から送信さ
れる送信データを受信する受信側の構成は、従来と同様
であり、1対1の通信であれば、図3のように1対のD
TEとDCEで構成され、1対多の通信であれば、図4
のように1台の信号分配装置と複数対のDTEとDCE
とで構成されるものであり、本実施例においてはそのど
ちらであっても構わない。
【0024】次に、本実施例のデータ送信装置の各部の
働きを具体的に説明する。DTE1aは、従来と同様に
ユーザデータを送信するホストコンピュータであり、D
CE2aは、ホストコンピュータから送信されるユーザ
データ及びトレーニング信号付加装置10によって付加
されるトレーニング信号を通信回線3′に送信するモデ
ムAであり、通信回線3′は、ホストコンピュータから
表示端末等の端末装置方向への単方向の通信が可能な通
信回線である。
【0025】次に、本実施例の特徴部分であるトレーニ
ング信号付加装置10の内部の構成について具体的に説
明する。ROM20は、トレーニング信号を付加する制
御プログラムと、付加するトレーニング信号データと、
トレーニング信号を付加する間隔値とが格納されている
読み出し専用のメモリである。
【0026】そして、RAM30は、内部に受信バッフ
ァ31と送信バッファ32とトレーニング信号エリア3
3とを具備する書き込み可能なメモリで、受信バッファ
31は、ホストコンピュータから送信されたユーザデー
タを一時蓄積するために使用する、ある程度の容量を持
つFIFO(First In First Out)のバッファであり、
送信バッファ32は、DCE2aを介して送信するデー
タをセットするバッファである。
【0027】また、トレーニング信号エリア33は、ユ
ーザデータに一定の間隔で付加するトレーニング信号デ
ータを格納するエリアで、予めROM20に格納された
トレーニング信号データをトレーニング信号付加装置1
0の立ち上げ時にコピーするようになっている。
【0028】そして、タイマー40は、トレーニング信
号を付加するタイミングをカウントするために使用する
タイマーで、ROM20に予め設定されたトレーニング
信号付加間隔毎に、CPU60に対して割り込みを発生
させ、トレーニング信号を付加するタイミングを知らせ
るようになっている。
【0029】次に、第1の通信制御コントローラ50a
は、DTE1aのホストコンピュータから送出されたユ
ーザデータを受信し、RAM30内のFIFOの受信バ
ッファ31に順次格納するコントローラであり、第2の
通信制御コントローラ50bは、RAM30内の送信バ
ッファ32にセットされたデータをDCE2aのモデム
Aに送出するコントローラである。
【0030】そして、CPU60は、トレーニング信号
付加装置10内を制御する主制御部であり、具体的に
は、ROM20内に格納されたトレーニング信号を付加
する制御プログラムが動作して、受信バッファ31から
送信バッファ32にユーザデータを転送してセットし、
一定間隔で発生するタイマー40からの割り込みで、ト
レーニング信号エリア33のトレーニング信号データを
送信バッファ33にセットすることにより、ユーザデー
タに一定間隔でトレーニング信号を付加する制御を行う
ようになっている。
【0031】次に、本実施例のデータ送信装置における
データ送信方法について説明する。本実施例のデータ送
信装置におけるデータ送信方法は、ホストコンピュータ
から送信されるユーザデータを一旦トレーニング信号付
加装置10内に取り込み、トレーニング信号付加装置1
0内において、ユーザデータに一定間隔でトレーニング
信号を混入して、DCE2aを経由して単方向の通信回
線3′へ送信するようになっている。
【0032】具体的には、まずCPU60では、トレー
ニング信号付加装置10の立ち上げ時に、ROM20に
格納されたトレーニング信号データをRAM20のトレ
ーニング信号エリア33にコピーし、タイマー40を起
動して、ROM20に格納されたトレーニング信号付加
間隔に従ってCPU60に対して割り込みを発生させる
ように設定し、ROM20に格納された制御プログラム
が読み込まれて、CPU60上で起動されるようになっ
ている。
【0033】一方、第1の通信コントローラ50aは、
DTE1aのホストコンピュータから送信されるユーザ
データを受信して、RAM30内のFIFOバッファで
ある受信バッファ31に随時格納する。
【0034】そして、CPU60では制御プログラムが
動作して、通常は、FIFOバッファである受信バッフ
ァ31に蓄積されたユーザデータを読み出してそのまま
送信バッファ32に転送してセットするものである。但
し、タイマー40から割り込みがあった時だけは、トレ
ーニング信号エリア33にコピーされているトレーニン
グ信号データを送信バッファ32に転送してセットする
ようになっている。
【0035】また、第2の通信制御コントローラ50b
は、送信バッファ32に転送セットされたユーザデータ
又はトレーニング信号データをDCE2に送出し、通信
回線3′を介して表示端末等の端末装置に対して送信さ
れるようになっている。
【0036】次に、本実施例のデータ送信装置のデータ
送信方法における制御プログラムの処理の流れについ
て、図1及び図2を使って具体的に説明する。図2は、
本実施例のデータ送信装置のデータ送信方法における制
御プログラムの処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【0037】本実施例のトレーニング信号付加装置10
内のROM20に格納され、電源オンによりCPU60
上で起動する制御プログラムは、まず、タイマー40か
らの割り込みが有るかどうかを判断し(100)、有る
場合にはトレーニング信号エリア33のトレーニング信
号データを送信バッファ32にセットし(200)、処
理100に戻る。
【0038】処理100で、割り込みが無い場合には、
受信バッファ31からユーザデータを読み込み(30
0)、ユーザデータが有るかどうかを判断し(30
1)、有る場合には、ユーザデータを送信バッファ32
に転送セットして(310)、処理100に戻り、ユー
ザデータが無い場合も、処理100に戻る。尚、本実施
例の制御プログラムは、電源オフにより終了するもので
ある。
【0039】本実施例のデータ送信装置によれば、DT
E1aのホストコンピュータから送信されるユーザデー
タを一旦蓄積する受信バッファ31を、ある程度大きな
容量を持つFIFOバッファとし、更にホストコンピュ
ータからユーザデータを受信する処理を第1の通信制御
コントローラ50aで行い、ユーザデータにトレーニン
グ信号を混入する処理をCPU60及び制御プログラム
で行い、データをDCE2aのモデムAに送信する処理
を第2の通信制御コントローラ50bで行うようにして
いるので、各コントローラが処理を分散して行えるため
に全体としての転送速度の低下を最小限に抑えることが
でき、且つトレーニング信号を混入する際のデータ抜け
等の心配をせずに、定期的にトレーニング信号を混入さ
せたデータ送信を行うことができ、単方向の通信回線を
使用したデータ送信装置であっても受信側のモデムの発
散を防止できる効果がある。
【0040】また、本実施例のデータ送信装置のデータ
送信方法によれば、ホストコンピュータから送信される
ユーザデータを一旦トレーニング信号付加装置10内の
受信バッファ31に蓄積し、一定間隔でユーザデータの
間にトレーニング信号を混入して送信バッファ32から
送信するようになっているので、受信側のモデムは定期
的にトレーニング信号を受信して同期を取り直すことが
でき、その結果、単方向の通信回線を使用したデータ送
信方法であっても受信側のモデムの発散を防止できる効
果がある。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ホストコ
ンピュータとモデムとの間にトレーニング信号付加装置
を設け、前記トレーニング信号付加装置の内部の第1の
通信制御コントローラがホストコンピュータから送信さ
れるデータを受信して受信バッファに複数蓄積し、タイ
マーがトレーニング信号を付加するタイミングを一定間
カウントして主制御部に割り込みを行い、主制御部が
タイマーからの割り込みがある時にはトレーニング信号
のデータを送信バッファにセットし、タイマーからの割
り込みがない時には受信バッファに蓄積されたデータを
送信バッファに転送してセットし、第2の通信制御コン
トローラが送信バッファにセットされたデータをモデム
に送信するデータ送信装置としているので、第1の通信
制御コントローラで受信し、主制御部でトレーニング信
号付加し、第2の通信制御コントローラで送信するよう
に、別々のコントローラで各処理を行うことによって、
ホストコンピュータから送信されるデータの間に一定間
隔でトレーニング信号を混入して送信するものであるか
ら、転送速度の低下を最小限に抑え、且つデータ抜け等
を発生させることなく、受信側のモデムにトレーニング
信号を定期的に送信することができ、単方向の通信回線
を使用したデータ送信装置であっても受信側のモデムの
発散を防止することができる効果がある。
【0042】請求項2記載の発明によれば、第1の通信
制御コントローラがホストコンピュータから送信される
データを受信して受信バッファに複数蓄積し、タイマー
がトレーニング信号を付加するタイミングを一定間隔
ウントして主制御部に割り込みを行い、主制御部はタイ
マーからの割り込みがある時はトレーニング信号のデー
タを送信バッファにセットし、タイマーからの割り込み
がない時は受信バッファに蓄積されたデータを送信バッ
ファに転送してセットし、第2の通信制御コントローラ
が送信バッファにセットされたデータをモデムに送信す
る請求項1記載のデータ送信装置におけるデータ送信方
法としているので、ホストコンピュータから送信される
データの間に一定間隔でトレーニング信号を混入して受
信側のモデムに送信することができ、単方向の通信回線
を使用したデータ送信方法であっても受信側のモデムの
発散を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ送信装置の構成
ブロック図である。
【図2】本実施例のデータ送信装置のデータ送信方法に
おける制御プログラムの処理の流れを示すフローチャー
ト図である。
【図3】従来のデータ通信装置の構成ブロック図であ
る。
【図4】第2の従来例のデータ通信装置の構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1a,1b…DTE、 2a,2b…DCE、 3,
3′…通信回線、 4…信号分配装置、 10…トレー
ニング信号付加装置、 20…ROM、 30…RA
M、 31…受信バッファ、 32…送信バッファ、
33…トレーニング信号エリア、 40…タイマー、
50a,50b…通信制御コントローラ、60…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−182231(JP,A) 特開 平6−53955(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 13/08 H04L 29/02 H04L 29/08 H04L 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信するホストコンピュータ
    と、前記データを単方向通信の通信回線に送出するモデ
    ムとを有するデータ送信装置において、 前記ホストコンピュータと前記モデムとの間に、 前記ホストコンピュータから送信されるデータを複数
    積する受信バッファと、 前記モデムに送出するデータを格納する送信バッファ
    と、 同期確認に使用されるトレーニング信号を付加するタイ
    ミングを一定間隔カウントして割り込みを行うタイマー
    と、 前記ホストコンピュータから送信されたデータを受信し
    て前記受信バッファに蓄積する第1の通信制御コントロ
    ーラと、 前記受信バッファに蓄積されたデータを前記タイマーか
    らの割り込みがない時に前記送信バッファに転送してセ
    ットし、前記トレーニング信号のデータを前記タイマー
    からの割り込みがある時に前記送信バッファにセットす
    る主制御部と、 前記送信バッファにセットされたデータを前記モデムに
    送信する第2の通信制御コントローラとを有するトレー
    ニング信号付加装置を設けたことを特徴とするデータ送
    信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ送信装置における
    データ送信方法であって、第1の通信制御コントローラ
    がホストコンピュータから送信されるデータを受信して
    受信バッファに複数蓄積し、タイマーがトレーニング信
    号を付加するタイミングを一定間隔カウントして主制御
    部に割り込みを行い、主制御部がタイマーからの割り込
    みがある時にはトレーニング信号のデータを送信バッフ
    ァにセットし、前記タイマーからの割り込みがない時に
    は受信バッファから前記蓄積されたデータを送信バッフ
    ァに転送してセットし、第2の通信制御コントローラが
    前記送信バッファにセットされたデータをモデムに送信
    することを特徴とするデータ送信装置のデータ送信方
    法。
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