JP3423321B2 - 弾性ヒンジ - Google Patents

弾性ヒンジ

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JP3423321B2 JP53215896A JP53215896A JP3423321B2 JP 3423321 B2 JP3423321 B2 JP 3423321B2 JP 53215896 A JP53215896 A JP 53215896A JP 53215896 A JP53215896 A JP 53215896A JP 3423321 B2 JP3423321 B2 JP 3423321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒンジ要素と弾性要素とを含んでいる弾性
ヒンジ用構成要素群を製造する方法または組み立てる方
法に関するものである。
弾性ヒンジは広く知られているものであり、弾性要素
を挿入可能なケーシングを有している。弾性要素は、弾
性ヒンジと結合されるめがねの蔓を、めがねの通常の担
持位置を越えて回動させることを可能にし、めがね使用
者の頭部に対して蔓を押し付けるための予緊張力で蔓を
付勢している。従来の弾性ヒンジの欠点は、製造にコス
トを要することである。製造の切削ステップにコストを
要するとともに、ほとんどの場合、異形の高価な材料を
必要とする。
また、ヒンジ要素と閉鎖部材と弾性要素とから構成さ
れているのが有利な弾性ヒンジの組み立ては、個々の部
品の寸法が非常に小さいので困難である。個々に部品は
通常ばら材であり、面倒な位置整合作業を行って、組み
立てのためにそれぞれの部品を正確な位置にもたらす必
要がある。
従って本発明の課題は、低コストで実施可能であり、
個々の部品の取り扱い性に優れ、よってさらにコスト上
の利点をもたらす弾性ヒンジの製造方法及び組み立て方
法を提供することにある。
上記の課題は、請求項1及び6によって解決される。
ヒンジ要素が金属ストライプから製造され、ヒンジ要素
がまだ金属ストライプと結合されている間に弾性要素及
び有利には閉鎖部材の取り付けが行われることにより、
構成要素群を組み立てる前のヒンジ要素の中間バッファ
リングの必要がなく、他方ヒンジ要素の位置整合の必要
もない。
さらに、非切削製造方法を採用することにより、ケー
シングとヒンジ要素を低コストで製造できる。ケーシン
グを等厚の材料から製造すれば、更なる利点が得られ
る。即ちケーシングの壁厚がほぼ一様であることによ
り、例えばケーシングを集中的に加熱する際、薄い領域
の赤熱が避けられる。
組み立てた構成要素群を金属ストライプから切り離さ
なければ、弾性ヒンジケーシングへの挿入が容易になる
ので、特に優れた取り扱い性が可能になる。
次に本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は 弾性ヒンジの第1実施形態の縦断面図である。
図2は 図1に図示した弾性ヒンジの平面図である。
図3は 図1のケーシングに挿入した閉鎖部材の縦断面
図である。
図4は 閉鎖部材の正面図である。
図5は 閉鎖部材の平面図である。
図6は 弾性ヒンジの第2実施形態の縦断面図である。
図7は 図6に図示した弾性ヒンジの底面図である。
図8は 閉鎖部材の斜視図である。
図9は 弾性ヒンジの他の実施形態の縦断面図である。
図10は 図9に図示した弾性ヒンジの底面図である。
図11は 図9の弾性ヒンジに使用した閉鎖部材の縦断面
図である。
図12は 図11に図示した閉鎖部材の底面図である。
図13は 弾性ヒンジの他の実施形態の縦断面図である。
図14は 図13の線A−Aによる横断面図である。
図15は 図13の弾性ヒンジと関連して使用される閉鎖部
材の簡略斜視図である。
図16は ケーシングの製造工程を示す図である。
図17は ヒンジ要素の製造工程を示す図である。
図18は 構成要素群を組み立てる個々のステップを示す
正面図である。
図19a 及びbは それぞれとヒンジ要素の簡略図である。
以下に述べる種類の弾性ヒンジは、めがねの中央部分
にめがねの蔓を固定するために使用され、通常弾性ヒン
ジは蔓に取り付けられ、ヒンジ要素を有している。ヒン
ジ要素はめがねの中央部分のヒンジと協働して、蔓を中
央部分と枢着させる。蔓はその静止位置から担持位置へ
変位することができ、担持位置を越えるように開けるこ
とができる。この場合、弾性ヒンジの弾性要素により復
帰力が与えられる。
図1に図示した弾性ヒンジ1の第1実施形態は縦断面
図で図示されており、ケーシング3を有している。ケー
シング3は、変形可能な材料(例えば金属)からエンボ
ス加工により深絞り過程またはエンボス加工過程で製造
されたものである。この方法の詳細な説明は図16に関連
して行う。ケーシング3はその下面5が開口している。
ケーシング3内には、コイルばねとして形成された弾性
要素7が挿入されている。弾性要素7は、ヒンジ要素11
の長く延びた延設部9に取り付けられている。本実施形
態では延設部は長く延びるピンとして形成されており、
コイルばねを貫通して突出し、その端部は例えば圧潰工
程により拡大されて、コイルばねのための支持部材とし
て形成される。コイルばねまたはヒンジ要素7の反対側
の端部は、ケーシング3内に挿入された閉鎖部材13で支
持されている。ヒンジ要素11はこの閉鎖部材13を貫通す
るように案内されている。閉鎖部材13はケーシング3に
完全に収納されており、一方ヒンジ要素11は、ケーシン
グ3の端面から突出しているヒンジ穴付き部分15を有し
ている。ヒンジ穴付き部分15は、めがねの中央部分に設
けられる中央部分ヒンジと協働する。弾性要素7と閉鎖
部材13の大きさは、いずれもケーシング3の下面5から
突出することがなく、むしろ滑らかな面が形成されて、
この面によってケーシング3がめがねの上面の上に載置
され固定される(有利には蝋付けされる)ように選定さ
れている。
ヒンジ穴付き部分15は、ヒンジ要素11と一体に形成さ
れている。延設部9もヒンジ要素11の一部であり、その
結果弾性ヒンジ1を製造するために必要な部品は最小限
に抑えられる。コイルばねとして形成された弾性要素7
を延設部9の上に取り付け、その端部を、コイルばねが
簡単に外れないように拡大した後、弾性要素7とヒンジ
要素11は一つのユニットを形成する。
閉鎖部材13がケーシングの下面5と滑らかな面を成し
て閉じているので、ケーシング3をめがねの上面に固定
すれば閉鎖部材13の下面もめがねの上面に平面状に位置
するようになる。他方閉鎖部材13は、ケーシング3の端
面付近でケーシングの内面17で支持されている。従って
弾性ヒンジ1の取り付け状態で閉鎖部材13の最適な保持
が得られる。
閉鎖部材13は滑らかな内面19を有している。内面19に
はヒンジ要素11が平面状に当接している。この内面19
は、弾性要素7の力に抗してケーシング3の内部で移動
可能に支持されるヒンジ要素11のための第1の案内面と
して用いられる。第2の案内面21は、閉鎖部材13がヒン
ジ要素11をケーシング3の内部で少なくとも部分的に取
り囲み案内することによって形成される。第3の案内面
23は、ヒンジ要素11が閉鎖部材13の他の内面に当接する
ことにより形成される。
ヒンジ穴付き部分15の大きさは、その止め肩部25がケ
ーシング3の端面に当接するように選定されている。有
利には閉鎖部材13を次のような大きさに形成するのが有
利であり、即ち予緊張力のもとにある弾性要素7により
ヒンジ要素11がケーシング3の端面側へ引張られるとき
に閉鎖部材13が当接面25に当接するような大きさに形成
するのが有利である。
ヒンジ要素11が閉鎖部材13を貫通するように差し込ま
れ、弾性要素7によって予緊張力で付勢されるので、弾
性要素7は延設部9の拡大された端部領域によりヒンジ
要素11で保持されるが、ヒンジ要素11と弾性要素7と閉
鎖部材13とから構成される組み立てユニットが形成され
る。
この組み立てユニットは、ケーシング3を例えば蝋付
けまたは溶接によりめがねの蔓(図1に図示されてい
る)に固定した後、挿入される。閉鎖部材13は、その本
体に弾性枢着されているロック突起27を有している。ロ
ック突起27は、図示した実施形態では、ケーシング3の
壁に形成されケーシング3の上面に配置されている穴29
に係合している。適当な支持部分31により、ロック突起
27がケーシング3からかなりの程度押し出されるのが阻
止され、ロック突起27は穴29を全面で充填し、ケーシン
グ3の上面から突出することがない。
基本的には、穴29をケーシング3の壁に設けた凹部と
して形成し、ロック突起27をこの凹部に係合させて閉鎖
部材13をケーシング3内部で保持させてもよい。図示し
た実施形態では穴29はケーシング3の壁を完全に貫通
し、その結果ロック突起27を外側から非ロック位置にも
たらすことができる。ロック突起27は、弾性アーム33を
介して閉鎖部材13の本体と結合されている。
図2の平面図からわかるように、ヒンジ穴付き部分15
はケーシング3の端面35を越えて突出し、ケーシング3
よりも幅狭に形成されている。図2には穴29も図示され
ている。穴29はここでは一例として四角形に形成されて
いるにすぎず、ロック突起27を収容している。穴29とロ
ック突起27の大きさは、ケーシング3の内部がロック突
起27により塵埃の侵入から保護されるように互いに適合
している。これに対応して閉鎖部材13も、ケーシング3
の端面35が塵埃の侵入から保護されるように大きさを選
定されている。
図3は、閉鎖部材13を取り外し状態で図示したもので
ある。図3から見て取れる内面19は、ヒンジ要素11を案
内する第1の案内面として用いられる。さらに第2の案
内面21と第3の案内面23も見て取れる。第2及び第3の
案内面21,23は第1の案内面19と協働して、ヒンジ要素1
1が実際に遊隙なしに閉鎖部材13の内部で案内されるよ
うにしている。これにより、ケーシング3内部でのヒン
ジ要素11の最適な案内が得られる。
図3には、図1で説明した弾性アーム33、ロック突起
27、支持部材31も図示されている。
閉鎖部材13の内寸は、上述したように、ヒンジ要素11
が実際に遊隙なしに案内されるようにヒンジ要素11の寸
法に同調している。
図4は閉鎖部材13の正面図であり、第2の案内面21と
内面19との間にほぼ正方形の切り欠き37が設けられてい
るのがわかる。切り欠き37を、有利にはこの領域で同様
に正方形に形成されるヒンジ要素11が貫通している。図
4には第3の案内面23も図示されている。また、走行面
としての用を成す端面38も図示されている。端面38の正
確な機能に関しては後述する。
閉鎖部材13の構成はケーシング3の内部形状に適合し
ており、その結果弾性ヒンジ1の組み立て状態では、閉
鎖部材13の下面39は図示しためがねの蔓の上に載置さ
れ、その際上面41はケーシング3の内面17に当接する。
一方側面43と45は、ケーシング3の側壁に当接するのが
有利である。このように閉鎖部材13は、弾性ヒンジ1の
組み立て状態でケーシング3により実際に遊隙なしに固
持される。
さらに図4からわかるように、閉鎖部材13はヒンジ要
素11をすべての側から取り囲み、その結果前述した組み
立てユニットが形成される。
図5は閉鎖部材13の上面41の平面図であり、ロック突
起27の幅が閉鎖部材13よりも狭いことがわかる。ロック
突起27を保持する弾性アーム33は、連続する材料橋絡部
として形成されていることができる。弾性アームは幅狭
のものを少なくとも一つ設ければ十分であるが、図示し
た実施形態のように、ほぼV字状のふたつの弾性アーム
33がロック突起27を閉鎖部材13の本体と弾性的に結合さ
せるようにしてもよい。
図1または図3によればせりあがり傾斜部として形成
された上面を有しているロック突起27は、弾性要素7と
ヒンジ要素11と閉鎖部材13とから成る組み立てユニット
をケーシング3内部で確実に保持させるいわばスナップ
ロック部を形成している。ロック突起27は、弾性アーム
33の弾性作用により穴29で保持される。
ヒンジ要素11と閉鎖部材13は有利には金属、特にニッ
ケルを含んでいない金属、特にチタンから製造される。
このようにすると、めがね使用者のアレルギー反応が避
けられ、他方摩耗が最小限に抑えられる。
図6は、弾性ヒンジ101の他の実施形態を縦断面図で
示す。ケーシング3は閉鎖部材13を収容している。閉鎖
部材13をヒンジ要素11が貫通し、閉鎖部材13はその延設
部9によって弾性要素7を貫通している。弾性要素7は
この実施形態でもコイルばねとして形成されている。コ
イルばねは、閉鎖部材13と当接リング47とで支持されて
いる。当接リング47は延設部9上にスライドさせて取り
付けられており、例えば圧潰によって生じる延設部9の
拡大部により保持される。弾性要素7は予緊張力を持た
せて延設部9上に取り付けられており、その結果ヒンジ
要素11が閉鎖部材13の中に引き込まれて、ヒンジ穴付き
部分15がケーシング3または閉鎖部材13の端面35のほう
へ引張られる。
ケーシング3は、その下面5が弾性要素7からも閉鎖
部材13からも突出しないように形成されている。即ちケ
ーシング3をめがねの蔓に取り付けると、例えば蝋付け
すると、閉鎖部材13の下面はめがねの上面と面一にな
る。他方、閉鎖部材13の上面はケーシング3の内面17に
当接し、その結果弾性ヒンジ101の組み立て状態では、
閉鎖部材13がケーシング3内部で確実に保持され、ヒン
ジ要素11のための案内部を形成する。ヒンジ要素11は第
1の案内面を形成している閉鎖部材13の内面19に当接す
るとともに、第2の案内面21にも当接する。この第2の
案内面21は弾性要素7の付近から出て、端面35のほうへ
延びている。端面35の近くには第3の案内面23が設けら
れている。第3の案内面23は、第2の案内面21と同様に
内面19に対向するように配置されている。第3の案内面
23の距離は、この領域でヒンジ要素11が高くなっている
ので、第2の案内面21の距離よりも長い。
ヒンジ要素11を曲げ部材として製造し、即ち延設部9
を形成する縦長のワイヤー部材から製造し、ヒンジ穴付
き部分15の領域で穴を形成し、閉鎖部材13の内部へ戻っ
て、第3の案内面23に当接させるのが有利である。ここ
に図示したヒンジ要素11は特に安価に実現可能である。
ヒンジ要素11の他の製造態様については、図17に関連し
て説明する。
図7の底面図からわかるように、当接リング47は弾性
ヒンジ101のケーシング3の内面に当接し、それによっ
て確実に案内されている。閉鎖部材13の側壁はケーシン
グ3の内側側面に当接し、その結果この実施形態でもケ
ーシング3内での閉鎖部材13の確実な案内が与えられて
いる。
閉鎖部材13は、本実施形態では二つのロック突起27a
と27bを有している。ロック突起27aと27bは弾性アーム3
3に弾性的に取り付けられ、閉鎖部材13の本体と結合さ
れている。ロック突起27aと27bは、本実施形態ではケー
シング3の側壁に形成されている穴29に係合する。基本
的には穴29はロック突起27aと27bが係合する凹部であっ
てもよい。ここに図示した実施形態では、穴29は第2の
案内面21を開口させている。ロック突起27aと27bの外面
はケーシング2の外面と面一であり、従って弾性ヒンジ
101の最適な特性に何ら影響はなく、閉鎖部材13を取り
外すためにロック部材に接近することができる。ロック
突起27aと27bはスナップロック部として穴29に係合す
る。弾性アーム33のロック力を支援するため、弾性要素
7はロック突起27aと27bの内面にも作用し、その結果ロ
ック突起27aと27bは外側へ穴29の中へ押される。めがね
の蔓を回しすぎると、ケーシング3の長手方向に弾性要
素7の力に抗して移動可能に支援されているヒンジ要素
11は、ケーシング3の内部から引き出されて弾性要素7
を圧縮させる。これにより、ロック突起27aと27bのロッ
ク位置の方向に作用する弾性力が大きくなり、その結
果、弾性ヒンジ101が荷重を受けたときにケーシング3
内での閉鎖部材13の固定が確実に保証されている。
図7の実施形態では、閉鎖部材13の下面は実質的に閉
じている。ただし、弾性アーム33を形成する二つのスリ
ット53が設けられている。弾性アーム33は、ロック突起
27を残りの閉鎖部材13と結合させている。
図8には、閉鎖部材113をわずかに変形させた変形実
施形態が図示されている。この実施形態の特徴は、下面
が開口していることである。この実施形態の場合、図8
には図示していないヒンジ要素11は、図6に図示した第
2の案内面21と第3の案内面23、及びめがねの蔓の上面
によって案内される。めがねの蔓上には、ヒンジ要素11
が閉鎖部材113とともに取り付けられる。
閉鎖部材113の斜視図により、ロック突起27aと27bの
構成がよく分かる。ロック突起27aと27bの外面はほぼく
さび状に形成されており、その結果前述したスナップロ
ック部が生じ、他方ロック突起は弾性アーム33により外
側へ押される。
閉鎖部材113の下面39は平坦に形成されており、その
結果下面39はめがねの蔓上に平面的に載置され、ヒンジ
要素11の最適な案内部を形成することができる。
図1に図示した弾性ヒンジと図6に図示した弾性ヒン
ジとの一致点は、特に、ケーシング3をめがねの蔓上に
取りつけた後に挿入される、ヒンジ要素と弾性要素と閉
鎖部材から成る組み立てユニットを、いつでも再び分解
できることである。というのは、閉鎖部材のロック突起
が組み立て状態においても外部から接近できる状態にあ
るからである。
図9は、弾性ヒンジの他の実施形態を示す。この弾性
ヒンジ201も、ケーシング3と、ケーシング内に挿入さ
れる弾性要素7と、同様にケーシング3ないに配置され
ているヒンジ要素11とを有している。ヒンジ要素11は、
延設部9と、この延設部9と一体的に結合されたヒンジ
穴付き部分15とを有している。ヒンジ要素11は、この実
施形態においても閉鎖部材13の内部で延びている。閉鎖
部材13は、ヒンジ要素11を少なくともU字状に取り囲ん
でいる。
ケーシング3は、前述のケーシングとは別様に構成さ
れており、底部55を備えている。底部55は、ケーシング
3内に挿入される弾性要素7とヒンジ要素11と閉鎖部材
13から成る組み立てユニットを取り囲んでいる。
閉鎖部材13は、この実施形態でもロック突起27を備え
ている。ロック突起27は、ケーシング3に設けた穴29に
係合する。しかしこの実施形態の場合穴29は底部55に設
けられており、その結果ロック突起27は、弾性ヒンジ20
1をめがねの蔓上に取りつけた後は接近することができ
ない。従ってケーシング3の内部は、蝋付け過程の際に
も生じる汚染及び塵に対してより好適に保護されてい
る。
弾性要素7は、当接リング47により延設部9に固定さ
れている。当接リング47は、延設部9の端部が変形され
ていることによりスリップが阻止されている。
ヒンジ要素11の下面は、底部55の内面に平面的に載置
されている。従って底部55は第1の案内面を形成してい
る。第2の案内面21は弾性要素7の付近に形成され、第
3の案内面23はケーシング3の端面近くに形成されてい
る。従ってヒンジ要素11は、これまでの実施形態の場合
と同様に閉鎖部材13によって確実に案内されている。閉
鎖部材13の内部は、最適な側方案内も保証されるように
ヒンジ要素11の大きさに適合されている。
ケーシング3の端面とヒンジ穴付き部材15(止め面25
を形成している)との間には、閉鎖板57が設けられてい
る。閉鎖板57は、塵埃がケーシングの端面から侵入する
のを阻止する。
図10の底面図からわかるように、ヒンジ要素11はケー
シング3よりも幅狭である。また、穴29がケーシング3
の壁を安全に貫通していることもわかる。穴29は、ロッ
ク突起27を取り囲んでいる。
図11は、閉鎖部材13の縦断面図である。これからわか
るように、弾性アーム33を介してロック突起27が閉鎖部
材の本体と結合されている。弾性アーム33は、スリット
59により分割されているロック部材の側壁領域により形
成されている。図11からわかるように、閉鎖部材13は周
回する隆起部61を備えている。隆起部61はケーシング3
の端面を密閉するために用いられ、場合によっては、図
9に図示した閉鎖板57を代用してよい。このような構成
では、閉鎖部材13はヒンジ要素11の下面に当接面を形成
し、ヒンジ要素11を好適に案内する。
弾性アーム33は、その右端にせりあがり傾斜部63を備
えていてよい。せりあがり傾斜部64に対しては弾性要素
7が作用して、ロック突起27は、この場合下向きに作用
する付加的な予緊張力で付勢される。即ちこの予緊張力
は、ロック突起27をそのロック位置へ押す。ヒンジ要素
11の軸方向の移動(図9にて左側)により、弾性要素7
が大きくなった予緊張力で付勢されると、ケーシング3
に設けた付属の穴29内でのロック突起27の固着が改善さ
れる。
図12のロック要素13の底面図が示すように、ロック突
起27の幅は残りの閉鎖部材13の幅よりも狭くてよい。こ
れに対して、隆起部61は閉鎖部材13の側部境界線を越え
て突出しており、その結果ケーシング3の末端部が形成
される。これにより走行面38が拡大されて、ケーシング
端面におけるケーシングの横断面と同じ大きさになる。
第2及び第3の実施形態でも、ケーシングは成形可能
な材料、有利には深絞り可能な材料から製造される。閉
鎖部材とヒンジ要素はプラスチックから製造されていて
よい。しかしニッケルを含まない金属部品、例えばチタ
ンを使用するのが有利である。
図13は第4実施形態を示す。弾性ヒンジ303は、底部5
5を備えたケーシング3を有している。ケーシング3の
内部には弾性要素7、例えばコイルばねが設けられてい
る。弾性要素7は、ヒンジ要素11の延設部9を介してス
ライドさせて取り外され、当接リング47と延設部9末端
部の拡大部とにより保持される。当接リング47は第1の
当接面を形成し、閉鎖部材213は第2の当接面を形成す
る。
閉鎖部材213は、延設部9の外側でヒンジ穴付き部分1
5を取り囲んでいる。ヒンジ穴付き部分15はケーシング
3から突出しており、そのサイズは、当接面25が形成さ
れて、この当接面25がケーシング3の端面に当接するよ
うに選定されている。弾性要素7は予緊張力のもとにあ
り、その結果ヒンジ穴付き部分15はケーシング3の端面
に対して押圧される。
ケーシング3の底部55は穴29を有している。穴29は貫
通部として形成されている。穴29には閉鎖部材213のロ
ック突起27が係合する。閉鎖部材213は、曲げられた薄
板部材として実施されている。閉鎖部材213は、弾性要
素7の弾性力に抗して水平方向に移動可能なヒンジ要素
11を案内する案内部として用いられ、貫通部65を有して
いる。貫通部65の端壁は、ヒンジ要素11のための案内面
が形成されるように延設部9の輪郭に適合している。
閉鎖部材213は、その上面によってケーシング3の内
面17に当接し、且つ底部55に当接している。その結果、
閉鎖部材213の最適な保持が保証されている。
図14は、図13に記入した線A−Aに沿う横断面図であ
り、この図からわかるように、閉鎖部材213の外面はケ
ーシング3の内面に当接しており、即ち閉鎖部材213は
確実に保持される。ヒンジ要素11の底部55側の下面上に
は、閉鎖部材213の二つのサイドアーム67と69が延びて
いる。サイドアーム67,69のヒンジ要素11側の内面は、
ヒンジ要素11を案内する案内面として用いられる。閉鎖
部材213の下面39は、ケーシング3の底部55に平面状に
当接しており、その結果ここでもヒンジ要素11の案内が
与えられている。
図15は、図13と14に図示した閉鎖部材213の基本構成
図である。サイドアーム67と69の互いに対向している内
面は、ヒンジ要素11の外面に当接して案内面を形成して
いる。図15には貫通部65も図示されている。貫通部65を
貫通するように延設部9が突出し、貫通部65の内面は延
設部9の案内面である。
サイドアーム67,69は、閉鎖部材213をケーシング3内
に取り付け後に確実に保持する用を成す、ロック突起27
のための弾性アームとして用いる。
以上図示した実施形態においては、ヒンジ要素11はヒ
ンジ穴付き部分15と延設部9とを有し、延設部9上に弾
性要素7が取り付けられている。すべての実施形態にお
いてヒンジ要素11が閉鎖部材を貫通してるので、弾性要
素とヒンジ要素と閉鎖部材とは、ケーシング内への取り
付けを容易にさせる組み立てユニットを形成している。
ケーシング3が底部55を備えている実施形態において
は、組み立てユニットはケーシング3をめがねの蔓に取
り付ける前に最終的にケーシング3内へ挿入させること
ができ、その結果弾性要素は、予め取り付けられる一つ
のアッセンブリを形成する。この場合、ケーシング3は
適当な態様でめがねの蔓に固定することができ、その際
弾性要素に弾性特性があるので、接着方法が有利であ
る。ケーシングとめがねの蔓を蝋付け結合または溶着結
合させる場合には、組み立てユニットを追加的にケーシ
ングに挿入するのが有利である。これにより、閉鎖部材
が蝋付け熱または溶着熱に曝されて、閉鎖部材の走行面
の強度が損なわれることがない。
図15に図示した閉鎖部材213の実施形態では、サイド
アーム67,69とロック突起27との間に、破線で示したせ
りあがり傾斜部71を設けてもよい。閉鎖部材213の弾性
要素7側のアーム73が弾性力で付勢されると、このアー
ム73はせりあがり傾斜部71に対して押し付けられ、その
結果ロック突起27が下方へ、即ちロック位置へ押され
る。即ちめがねの蔓に過圧をかける際に弾性要素7の予
緊張力が増大すると、せりあがり傾斜部71によりロック
突起27のロック作用が増大する。
図13から図15までを用いて説明した弾性ヒンジ303の
実施形態は、特に安価に製造可能で、且つケーシング3
内で確実に保持される閉鎖部材213が設けられているこ
とを特徴としている。この場合、閉鎖部材213の上面41
はケーシング3の内面17に確実に当接し、一方サイドア
ーム67と69の下面39は、第1の案内面として用いられる
ケーシング3の内面(図13を参照)に平面状に当接す
る。閉鎖部材213がケーシング3内に確実に保持される
ので、閉鎖部材213を薄板部材から成形しても(従って
安価に製造できる)、ヒンジ要素11の最適な案内を保証
することができる。
弾性要素とヒンジ要素と閉鎖部材から成る組み立てユ
ニットを、底部を備えたケーシングに挿入し、底部に閉
鎖部材のロック突起のための凹部が設けられていると、
ロック突起には外側から接近できないので、組み立てユ
ニットはケーシングをめがねの蔓に取りつけた後離間す
ることがない。弾性ヒンジを予め組み立てられるアッセ
ンブリとして使用し、全体をめがねの蔓に取り付ける
と、弾性ヒンジを組み立てる前にはロック突起に接近す
ることができ、従って組み立て前には、組み立てユニッ
トをケーシングから取り外すことも可能である。
すべての実施形態において保証されていることは、弾
性ヒンジの構成が簡潔であり、予め製造された組み立て
ユニットを、めがねの蔓に取り付けたケーシング内へ挿
入できることである。この場合組み立てユニットの閉鎖
部材は、ケーシング内部での確実な保持を与えるととも
に、ヒンジ要素の最適な案内を保証している。さらに閉
鎖部材は走行面を提供しており、その材料特性は最適で
あり、蝋付けまたは溶着の際の赤熱により材料特性が損
なわれることはない。
すべての実施形態において、簡単に製造できるエンボ
ス加工部材をケーシングとして使用することができるの
で、弾性ヒンジを低コストに製造できる。閉鎖部材は少
なくとも3面がケーシングによって取り囲まれ、他方第
4の面はめがねの蔓の上面によって閉鎖されているの
で、塵埃、塗料または研磨剤が弾性ヒンジの内部に達す
ることがなく、非常に高い機能性が保証されている。即
ち、ケーシングの端面は閉鎖部材により実質的に密封さ
れ、しかもケーシングはめがねの蔓に平面状に取り付け
られるので、塵埃の侵入を確実に防止できる弾性ヒンジ
が提供され、しかも特に大きな構造コストを必要としな
い。また、閉鎖部材はヒンジ要素を案内するガイドとし
ても構成されているので、弾性要素の構成が簡潔にな
り、製造コストを低下させる。
図16は、ケーシングを製造する7つの段階を例示した
ものである。原材料としては金属ベルト481を使用す
る。金属ベルト481は、例えばチタンのようなニッケル
を含まない金属から成っているのが有利である。金属ベ
ルト481の厚さは、製造されるべきケーシングの所望の
最大壁厚に相当している。
第1のステップIでは、まず面483を快削または押し
抜きする。面483は、完成したケーシングを一旦分解し
て「開いた」ときの面よりも幾分幅広に選定されてい
る。すなわち面483は後のプレス工程等の成形工程で幅
狭になることを考慮して予めいくぶん幅広に選定されて
いる。
ステップIIでは、ケーシングの側壁485を形成させる
ため、面483の中央領域をプレス加工し、または引き延
ばしによる成形(formgezogen)を行う。これにより、
側壁485とケーシング上面487から成る、横断面にてU字
状の部分が生じる。引き延ばしされなかった、面483の
二つの側部領域を、翼489と呼ぶことにする。ケーシン
グ上面487は、正面側の端部Sから逆の側の端部Hのほ
うへ低くなっているようにするため(図1を参照)、側
壁485は、中央領域M及び後部領域Hよりも端部領域S
で高くなっている。これに対応して翼489も前部領域S
でよりも中央領域Mで幅広になっている。
翼489の不規則な輪郭は、ステップIIIで整えられる。
同時に切り込み491を、ケーシングの縦軸線に関して左
右対称になるように翼489に形成させる。翼489の成形も
切り込み491の形成も押し抜きによって行うのが有利で
ある。さらにステップIIIでは、二つの翼489を後部領域
Hにおいて上方へ折ることにより、後部ケーシング壁49
3からケーシング側壁への穏やかな移行部を生じさせ
る。
次のステップIVでは、二つの翼489をケーシングの全
長にわたって上方へ曲げ、その結果翼489はそれぞれ側
壁485と一つの面内に位置するようになる。
ステップVでは、正面側の端部Sを、金属ベルトまた
は金属ストライプ481から快削する。その結果ケーシン
グは、後部ケーシング壁493においてのみ金属ストライ
プ481と結合されているにすぎない。正面側のエンボス
加工エッジ495をカットするのではなく、さらに内側に
ある部分をカットすることにより、正面側端部Sに、ケ
ーシング内部へ通じる開口部が形成される。この開口部
には、ステップVIにおいて曲げ心棒が挿入される。曲げ
心棒により側壁485は所定の方向へ向けられ、翼489を折
りたたむことができる。矢印Pは、翼489ばかりでなく
側壁485も押圧力で付勢されることを示している。この
ようにして、内側へ折りたたまれた翼489がケーシング
の底部を形成し、その際両切り欠き491は協働して、閉
鎖部材のロック突起を受容するために設けられる穴を形
成する。
次に最後の加工段階VIIでは、金属ストライプ481とケ
ーシング壁493との結合部を切り離して、ケーシングを
完成させる必要がある。
図17は、図1ないし図13に図示したヒンジ要素11の製
造を例示したものである。
ケーシングの製造の場合と同様に、ここでも帯状の材
料481が製造の出発点である。有利には、チタンのよう
なニッケルを含んでいない金属が使用される。
まず、ヒンジ要素の基本形状を第1のステップIで快
削する。この場合、延設部9の基本形状と、延設部9に
接続していて、後でヒンジ穴付き部分を有する領域497
とが生じる。即ちヒンジ要素11は、この領域497と逆の
側の延設部9端部とで金属ストライプ481に固定されて
いる。
もちろん、ハッチングされている快削領域を金属スト
ライプのエッジのほうへ拡大して、快削したヒンジ要素
11を片側でのみ金属ストライプ481と結合させてもよ
い。
ステップIIでは、例えば二つの半円形のエンボス加工
工具を協働させることにより、延設部9に所望の丸みを
与える。
ステップIIIでは、二つの隣接する延設部9の間にあ
る金属ストライプ領域を、例えば押し抜き工具を用いて
押し抜く。
ステップIVでは、延設部9と金属ストライプ481との
結合を完全に切り離す。同時に、領域497に有利には押
し抜きによりヒンジ穴付き部15を形成させる。
ヒンジ穴付き部分15を有している領域497の成形と、
ヒンジ要素11の金属ストライプ481との切り離しは、ス
テップVで行う。ここでも押し抜き工具を使用するのが
有利である。
閉鎖部材13もケーシング及びヒンジ要素と同様にして
金属ベルトから製造することができる。この場合押し抜
き技術、エンボス加工技術、または曲げ技術を使用する
のが有利である。ここでもニッケルを含んでいないチタ
ンのような金属を使用するのが有利である。
図16と図17から明らかなように、上記部材の製造は非
常に簡単であり、極めて低コストで実施可能である。ケ
ーシングまたはヒンジ要素を切り出すための高価な異形
材は不要である。また、これらの切り出した異形部材を
切削する次の工程は、前記の製造方法により省略するこ
とができる。
図18は、弾性ヒンジの構成要素群の組立工程を六つの
ステップで示したものである。これらの構成要素群は、
図1ないし図17との関連ですでに詳細に述べたように、
大体において、ヒンジ要素11と、閉鎖部材13と、弾性要
素7とを含んでいる。
ステップIとIIでは、主に図17との関連で詳細に説明
したように、金属ベルト481からヒンジ要素11を製造す
る。
ステップIIの図は、当初長方形の横断面である延設部
9がエンボス加工工具501により丸い輪郭を有するに至
る経過をわかりやすく示すための図である。
次のステップIIIで、閉鎖部材13をヒンジ要素11の上
にスライドさせて取り付ける。次のステップIVでは、弾
性要素7をスライドさせて取り付け、その後差し込んだ
スリーブ503を用いて位置固定する(ステップV)。そ
の際ステップVIで延設部9の端部を押しつぶし、その結
果スリーブ503が位置固定される。押しつぶしによって
生じる平らな面を「X」で示した。
この時点で前記構成要素群の組み立てが終了し、図18
に示すように金属ストライプ481から切り離される。
もちろん前記構成要素群をそのまま金属ストライプ48
1に固定したままにして、ばら荷に比べて取り扱いしや
すいようにしてもよい。
以上述べた方法は、ヒンジ要素11と弾性要素7だけか
ら成る構成要素群を必要とする場合にも適用できる。こ
の場合には、図18に示したステップIIIを省略できる。
これを図19aに示す。
また、閉鎖部材の代わりにロックリング502を使用し
てもよい。ロックリング502は、例えば溝を形成させる
ことによりロックを可能にする。これを図19bに示し
た。
図1から図15までに図示した弾性ヒンジの特徴は、さ
らに、弾性要素及び閉鎖部材と一つの組み立てユニット
を形成するヒンジ要素を、全体としてケーシング内へ容
易に挿着し、固定できることである。これは閉鎖部材が
スナップロックとして構成されているためである。組み
立てユニットを挿入することにより閉鎖部材はかんぬき
状にケーシングにロックされ、弾性ヒンジの組み立てを
複雑にさせる何らかの他の固定手段を必要としない。
組み立てが容易であるにもかかわらず、ヒンジ要素が
閉鎖部材により全面で案内されるので、ヒンジ要素の正
確なガイドが達成される。図8に図示した閉鎖部材の実
施形態においても、ヒンジ要素を全面で案内するため、
閉鎖部材がヒンジ要素をU字状に取り囲み、ヒンジ要素
を、弾性ヒンジが固定されている湾曲体の上面で平面状
に案内させている。このようにこの実施形態において
も、閉鎖部材はヒンジ要素を全面で案内させている。
閉鎖部材を本発明にしたがって構成することにより、特
に優れた案内が得られる。閉鎖部材の長さをL、高さを
H、幅をBとすると、L>H>Bの関係にある。このサ
イズ関係により、ケーシングの組み立て状態での閉鎖部
材の確実な固定が保証される。即ち、完成した弾性ヒン
ジ内で閉鎖部財を遊びなしに固定できる。他方、このよ
うに閉鎖部材が弾性ヒンジ内で確実に固定されるので、
閉鎖部材の内部で遊びなしに案内されているヒンジ要素
の非常に好適な案内が得られる。
即ち、弾性ヒンジが非常に安価に製造可能なエンボス
加工ケーシングを有し、このエンボス加工ケーシングに
組み立てユニットを挿入して締め付け固定するだけでよ
いにもかかわらず、優れた技術的特性が得られる。この
技術的特性は、非常に高い製造コストをかけなければ達
成できないような特性である。
また、弾性ヒンジを安価に製造できる理由は、閉鎖部
材が本発明にしたがって特殊に構成されているので、特
別な案内装置を弾性ヒンジに設ける必要がないことにも
ある。さらに、ケーシングの内部でヒンジ要素を保持ま
たは位置固定させるための通常のロック要素を設けない
で済むことにもある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レーネルト オットー ドイツ連邦共和国 デー・74889 ジン スハイム アドラーシュトラーセ 3 (56)参考文献 特開 平3−171031(JP,A) 実開 平7−10721(JP,U) 国際公開95/030171(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/04 B21D 35/00 B21D 53/46 G02C 5/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともケーシング(3)とヒンジ要素
    (11)と弾性要素(7)とを含んでいる弾性ヒンジの製
    造方法において、帯状の材料から成るヒンジ要素(11)
    を以下のステップで製造すること、即ち −ヒンジ要素(11)の輪郭にほぼ対応している領域を快
    削するステップと、 −ヒンジ要素(11)の延設部(9)を形成させるために
    丸み部をエンボス加工成形するステップと、 −ヒンジ穴付き部分(15)を押し抜くステップと、 −ヒンジ要素(11)を帯状の金属から切り離すステップ
    と、 で製造することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】ヒンジ要素(11)が帯状の材料と結合され
    ている間に弾性要素(7)をヒンジ要素(11)上に取り
    付け弾性ヒンジ用構成要素群を形成させることを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記構成要素群が、さらに、閉鎖部材(1
    3)またはロックリング(502)を含み、閉鎖部材(13)
    またはロックリング(502)を弾性要素(7)の前にヒ
    ンジ要素(11)上に取り付けることを特徴とする、請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】構成要素群を完全に組み立てたときに、ヒ
    ンジ要素(11)を帯状の材料(481)から切り離すこと
    を特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】構成要素群をケーシング(3)内へ挿着す
    ることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】少なくともケーシングとヒンジ要素と弾性
    要素とを有している弾性ヒンジを製造する方法におい
    て、ケーシング(3)を帯状の材料から次のステップで
    製造すること、 即ち一つの領域(483)を帯状の材料から快削するステ
    ップと、 この領域(483)を引き延ばしにより成形してケーシン
    グ側壁を形成するステップと、 前記領域(483)の側部エッジを矯正するステップと、 前記領域(483)の側部ストライプ部分を折りたたんで
    ケーシング底部を形成させるステップと、 ケーシング(3)を帯状の金属から切り離すステップ
    と、 で製造することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】ケーシング(3)を、等厚の帯状材料から
    製造することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
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