JPH1170010A - 板巻きバンドの駒の連結構造 - Google Patents

板巻きバンドの駒の連結構造

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JPH1170010A
JPH1170010A JP9287594A JP28759497A JPH1170010A JP H1170010 A JPH1170010 A JP H1170010A JP 9287594 A JP9287594 A JP 9287594A JP 28759497 A JP28759497 A JP 28759497A JP H1170010 A JPH1170010 A JP H1170010A
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Japan
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engaging
piece
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band
core material
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JP9287594A
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English (en)
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Toshiaki Hara
敏明 原
Hitohiro Yamakawa
山川  人大
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AGEO SEIMITSU KK
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
AGEO SEIMITSU KK
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/10Link constructions not extensible
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/10Link constructions not extensible
    • A44C5/107Link constructions not extensible with links made of more than two elements including connecting elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の板巻きバンドにおける、駒の係脱部材
の抜き取りに大きな力とストロークを要するという欠点
を改良すること。工具の操作力の方向を抜き取り方向と
一致させて、摩擦も少なく操作力が有効に抜き取り力に
変換されて長さ調節が容易になる板巻きバンドの駒の連
結構造を提供すること。 【解決手段】 筒状に巻いた駒本体の1端を間隙孔を残
した芯材で塞ぎ、駒本体の他端から挿入されて連結駒と
係合する係脱部材の連結アームの先端を間隙孔に挿入す
る。係脱部材を外すには、工具で間隙孔から係脱部材を
突けばよい。係合用凹凸部を力の作用線上に配置するこ
とにより操作力は最小で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計や装身具を
手首などに巻いて装着するための、多数の駒を連結して
成る板巻きバンドの構造に関する。更に詳しくは、バン
ドの長さを調節する際に一部の駒の着脱を容易に行うた
めの駒の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】板巻きバンドの駒の連結構造の典型的な
従来例を、図12を用いて説明する。図は板巻きバンド
の全体ではなく、駒が分離可能になっている連結部の一
部の分解斜視図であり、バンドの裏面を上にして描いて
ある。
【0003】1は駒本体であって、基本的にはあらかじ
め窓抜きされた金属の板材を四角筒状に巻いたもので、
窓11、連架部12、一方の開口端13、他方の開口端
14、係合孔15を具えている。芯材2は別部材である
が、駒本体1を筒状に成形する際、一方の開口端13を
囲む側壁によって該一方の開口端13を塞ぐように巻き
締められ、駒本体1と固定され一体化される。3は連結
駒で、隣接する駒本体1の双方の窓11内に納まり、双
方を連結する。隣接する二つの連架部12はC字形をな
す連結駒3の隙間31を通ってその内部に位置する。
【0004】4は係脱部材であり、ほぼU字形をなし、
基部41、対称軸上に設けた係合用凸部42および2本
の連結アーム43を有する。係脱部材4は他方の開口端
14から駒本体1の筒状空間内に挿入される。係合用凸
部42が他方の開口端14付近の障壁部16を僅か撓め
ながらその抵抗を乗り越えて、係合孔15の外端付近に
納まると容易には抜けなくなる。また挿入の過程で各々
の連結アーム43は隣接する2対の連結駒3のそれぞれ
を2個づつ貫通することによって、各駒の連結が完成す
る。
【0005】本従来例において駒を除去または追加して
バンド長さの調節を行うためには駒の連結の一部を一旦
解除せねばならない。5は棒状の工具で、駒を分離する
操作の際に用いられる。先ず工具5を図示のように斜め
にして駒本体1の係合孔15に挿入し、係脱部材4のU
字形状の底部を強く外向きに押す。すると係脱部材4は
バンドの外に押し出される。係合用凸部42が障壁部1
6の抵抗を乗り越えて駒本体1の外に出れば、係脱部材
4はもはや容易に抜き取ることができ、連結アーム43
が連結駒3から抜けて各駒の分離が可能になる。
【0006】分離操作のとき、工具5を斜め方向に押す
ことになるから、係脱部材4を押し出す有効な力はその
水平分力(バンドを水平に置いたとして)で工具5の押
し力の数10%しかない。また押し力の垂直分力はやは
り数10%生ずるが、この力は工具5と駒本体1、ある
いは係脱部材4と駒本体1との摩擦力を増加させ、見か
けの抜き力を増す作用をする(工具5の傾斜が45°の
とき、水平・垂直分力はいずれも工具押し力の約71%
となる)。また係合用凸部42が障壁部16を越えるた
めの距離が長い。これらの効果のため工具5の大きな操
作力と比較的長いストロークが必要となり、係脱部材4
は抜きづらく、また工具5が滑ってバンドを傷つけ易
い。一般に板巻きバンドの長さ調整は大きな力のコント
ロールと注意力を強く要求されることが多く、素人には
もとより困難度が高く、時計店員のような専門家にとっ
ても容易な作業とは言えなかった。
【0007】また本従来例においては係合孔15、およ
びそれに係合している係合用凸部42がバンドの裏面に
見える。これらは駒本体1と連結駒3とより成る幾何学
的に整ったものになる筈の、バンド裏面の美観をかなり
損ねる存在となっている。また係合孔15は凹凸感を与
えたり皮膚や毛を引掛けることによって、バンドの装着
感を悪くしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来技術の欠点を解消し、係脱部材の抜き取り
が小さな力で誰でも容易に行えると共に、バンド裏面の
美観と装着感の改善、幅寸法の短縮が可能な板巻きバン
ドの駒の連結構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の特徴
(1)と(2)を備える。 (1)芯材が一方の開口端を間隙孔を残して塞いでいる
と共に、連結アームの先端が間隙孔に臨むこと。かかる
構成により、棒状の工具などを間隙孔に挿入し、連結ア
ームの先端を押すことにより、係脱部材を駒本体より抜
脱させることができる。このとき、押し方向は抜き方向
と完全に一致するため、押し力は100%無駄なく利用
される。したがって、係脱部材の抜き取りに要する力は
従来より小さくてすむ。結果、係脱部材の抜き取りが容
易になる。
【0010】(2)係脱部材が、バンドの表裏方向に沿
って弾性的に撓められて駒本体に挿入されること。かか
る構成により、棒状の工具などで係脱部材を押すと、係
脱部材が弾性的に撓んで駒本体より抜脱する。係脱部材
の弾性変形を利用できるので、係脱部材の抜き取りに要
する力は従来より小さくてすむ。結果、係脱部材の抜き
取りが容易になる。
【0011】あるいは更に次の諸特徴(3)〜(16)
の単独または複数を加える。 (3)連結アームの先端部を間隙孔に挿入したこと。か
かる構成により、棒状の工具などを間隙孔内に連結アー
ムの先端が間隙孔内に位置するので、棒状の工具などを
用いれば、バンドの外方より連結アームの先端部を容易
に押すことができる。また、バンドの長手方向に沿った
係脱部材のガタつきを抑えることができる。連結アーム
の先端部は、駒本体の外方に突出しないことが好まし
い。なぜならば、連結アームの先端部が駒本体の外方に
突出すると、バンドの美観を損ねるばかりか、連結アー
ムの先端部が手首の表面に引っ掛かってバンドの装着感
を貶める。さらに、意図しない外力の負荷により係脱部
材が駒本体より抜脱する恐れがあるためである。
【0012】(4)間隙孔の外縁部に工具導入用凹部を
形成したこと。かかる構成により、棒状の工具などの先
端を工具導入用凹部内に挿入すれば、工具の先端と連結
アームの先端とが確実に相対する。よって、連結アーム
の先端部を確実に押すことができる。工具が滑ってバン
ドを傷つける頻度は、大幅に削減される。
【0013】(5)係脱部材の先端付近に芯材への当接
部を設けたこと。かかる構成により、係脱部材を駒本体
内に挿入すると、係脱部材は芯材の当接部に当接して止
まり、そして係脱部材と駒本体との間に設けられた係合
用凹凸部の凹凸が一致する。よって、係合用凹凸部の凹
凸が確実に相対するので、係脱部材を駒本体に確実に係
合させることができる。
【0014】(6)係合用凹凸部は、係脱部材に設けた
凸部と、駒本体の側壁内面に設けてあり該側壁外面には
貫通しない凹部とより成っていること。かかる構成によ
り、従来のようにバンドの裏面に係合孔が開口しない。
かつ、係合用凸部がバンドの裏面より視認されることが
ない。よって、バンド裏面の美観する。さらに、バンド
裏面が凹凸感を与えたり、皮膚や毛を引掛けたりするこ
とがないため、バンドの装着感も良くなる。
【0015】(7)係合用凹凸部を間隙孔の軸線寄りに
設けたこと。かかる構成により、係合用凹凸部は、間隙
孔の軸の延長上、つまり工具の押し力の作用線上に近く
位置する。よって、工具の押し力の分力はほとんど生じ
ない。したがって、係脱部材の抜き取りに要する力は従
来より小さくてすみ、係脱部材の抜き取りが極めて容易
になる。
【0016】(8)係合用凹凸部は隣接する他の駒本体
の一方に近く位置すること。かかる構成により、係合用
凹凸部を間隙孔の軸線寄りに設定することができる。
【0017】(9)芯材と係脱部材とが、L字形の同一
形状であること。かかる構成により、芯材と係脱部材の
外形を板材よりプレス抜きするとき、同じプレスの抜き
型を用いて、芯材と係脱部材双方を製造することができ
る。これにより、製造コストを低減できる。
【0018】(10)芯材と係脱部材とはほぼ同形のL
字形をなし、組立完成状態にて駒本体の内部で点対称的
に配置されると共に、L字形の長辺(連結アーム)はそ
れぞれ異なる連結駒に挿入されていること。かかる構成
により、ほぼ同形のL字形を成す芯材と係脱部材を用い
て、板巻きバンドを組み立てることができる。
【0019】(11)駒本体と芯材との固定手段は、駒
本体と芯材とに設けられた固定用凹凸部であり、その形
状は、その発生する固定力が係合用凹凸部の発生する固
定力よりも大きくなるように設定されていること。かか
る構成により、係脱部材の抜き取りの容易さを保持しつ
つ、芯材は、駒本体より抜脱することがないように、駒
本体と強固に固定される。かかる設定として、固定用凹
凸部の形状を、水平断面で長円形や長矩形にすると良
い。特に、長円形や長矩形の長辺をバンドの長手方向に
沿うようにすると、駒本体より抜けにくくなる。
【0020】(12)駒本体と芯材との固定手段は、駒
本体と芯材とに設けられた固定用凹凸部であり、その個
数は、その発生する固定力が係合用凹凸部の発生する固
定力よりも大きくなるように設定されていること。かか
る構成により、係脱部材の抜き取りの容易さを保持しつ
つ、芯材は、駒本体より抜脱することがないように、駒
本体と強固に固定される。かかる設定として、固定用凹
凸部の数は係合用凹凸部の数より多くすることが好まし
い。これにより、極めて簡単な加工で、固定用凹凸部の
固定力を大きくすることができる。
【0021】(13)係脱部材が、バンドの表裏方向に
沿って曲げられていること。かかる構成により、屈曲さ
れた係脱部材が真っ直ぐになるように、駒本体内で撓め
られる。このように、簡単な加工によって、弾性変形す
る機能を係脱部材に付与できる。
【0022】(14)係脱部材が、係合用凹凸部に向け
て起き上がるように曲げられた弾発部を備えること。
(15)撓められた弾発部の弾発力により、係合用凹凸
部が係合されること。かかる構成により、起き上がるよ
うに屈曲された弾発部が、駒本体内で伏するように撓め
られる。よって、係合用凹凸部の凹凸が、弾発部の弾発
力により係合される。すると、係脱部材と駒本体の係合
と抜脱を繰り返しても、係合用凹凸部の固定力は、劣化
することなく安定して維持される。よって、バンドの長
さ調整を繰り返し行っても、係脱部材が駒本体より不用
意に抜脱することがない。
【0023】(16)係脱部材と芯材とが互いに接触し
ないように駒本体に係合されること。かかる構成によ
り、係脱部材と芯材との摺接に起因する摩擦力の抵抗が
ないため、係脱部材を駒本体より容易に抜くことができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1の実施の形態である
板巻きバンドの連結部の構造を示す要部の分解斜視図、
図2(a)は第1の実施の形態の要部の組立状態での水
平方向の部分断面図、図2(b)は駒の一つの鉛直方向
の縦断面図、図2(c)は同じく芯材における横断面図
である。図12に示した従来例との共通部分も多いの
で、実質的に同一となる部分については従来例における
名称と記号をそのまま用い、改めて説明はしない。
【0025】各図によって従来例との差異を説明する。
まず芯材2は、駒本体1の一方の開口端13の大部分を
覆うが全部覆わず、間隙孔23を残して塞いでいる。芯
材2の間隙孔23側の1側面が駒本体1の側壁で巻き締
められていないので、両者間の固定を確実にするため、
芯材2側に固定用凸部21、駒本体1側に固定用凹部1
8を設けて2点鎖線で示す位置で両者を強く係合させ、
芯材2が抜けないようにする。本例で固定用凹部18と
固定用凸部21が長円形であるのは抜け方向の固定力を
係脱部材部材4が保持される固定力よりも十分大きくす
るためであり、また固定用凹部18を駒本体1の裏面側
壁の表面まで貫通させないのはバンド裏面の美観と良い
装着感の確保のためである。各凹部は駒本体1が平板状
であるときパンチ加工やエンドミル加工で形成すること
ができる。
【0026】係脱部材4の一方の連結アーム43の先端
には、やや細く延出する挿入部44が形成される。ま
た、連結アーム43は、挿入部44との太さの段差によ
り形成した当接部45を備えている。また係合用凸部4
2は基部41上、挿入部44のある側に片寄って、即ち
間隙孔23の中心軸の延長上近くに設けてある。駒本体
1の他方の開口端14から係脱部材4を筒状空間に一杯
に押し込むと、挿入部44はちょうど間隙孔23内に挿
入され、当接部45が芯材2に当接して止まり、係合用
凸部42と係合用凹部17との凹凸が一致し係合状態が
完成するようになっている。このとき、挿入部44と芯
材2とは、互いに接触しないように配置される。
【0027】図2(a)は係脱部材4の抜き取り操作を
も説明している。挿入部44の長さは芯材2の駒長軸方
向の寸法よりやや短く、従って当接部45が芯材2に当
たるまで一杯に係脱部材4を押し込んでも間隙孔23の
外縁には達せず、間隙孔23の入口には浅い凹部、即ち
工具導入用凹部24が形成される。棒状の工具5で間隙
孔23から、係脱部材4の挿入部44を一方の開口端1
3の方向へ押す。押し方向は抜き方向と完全に一致する
ため、押し力は100%無駄なく利用される。また係脱
部材4の係合用凸部42の位置は間隙孔23の軸の延長
上、つまり工具5の押し力の作用線上に極力近くされて
いるため、摩擦力を増す分力もほとんど生じない。その
ため従来例と仮に同じ固定力を与えられていても押し力
の絶対値はかなり小さくて済む(たとえば半分程度)
し、工具5のストロークもまた短くて済む。また工具導
入用凹部24により工具5の先端を逸らしてバンドを傷
つける恐れがなくなる。
【0028】また、挿入部44と芯材2とは互いに接触
しないように隙間をもって配置される。係脱部材4は、
当接部45を除いて芯材2と接触しないことが図より見
てとれる。よって、係脱部材4を抜くとき、挿入部44
と芯材2との摺接に起因する摩擦力の抵抗が無い。これ
も、係脱部材4と駒本体1との分離を容易にしている。
このように、係脱部材4と芯材2の間において、または
係脱部材4と駒本体1の間において、係脱部材4を抜く
方向に沿った対面同志の接触は避けることが好ましい。
加えて、挿入部44と芯材2との間に隙間があること
は、係脱部材4を押す力が芯材2に負荷されないという
利点を生む。これにより、係脱部材4を抜くとき、芯材
2が駒本体1より共に抜脱することを防ぐことができ
る。
【0029】図2(b)は駒本体1の係合用凹部17と
係脱部材4の係合用凸部42、(c)は芯材2の固定用
凸部21と駒本体1の固定用凹部18の係合状態を断面
的に示している。一例を数値で示すと、駒本体1の板厚
0.6mm、凹部の深さ0.3mm、凸部と凹部の噛合
い量Mは0.15mmである。また係合用凹凸部17、
42の固定力は駒本体1の一方の端部13から係合用凸
部42の縁までの距離Lによっては変化しないが、Lが
小さい方が係脱部材4の抜き力あるいは力を要するスト
ロークを小さくして楽に抜き取ることができる。
【0030】図1の従来構造では障壁部16を越えるた
めの移動距離が長く(係合孔15の外側に障壁部16が
相当の長さで存在することが、挿入後の係合用凸部42
に対する保持力を確保するために必要である)摩擦も大
きく、抜き力を自由に小さくすることはできない。また
従来例のような駒本体1の途中に工具5を差込むための
スペースが不要であることに加えて上述のようにLを短
くできることも、駒本体1の長さ即ちバンドの幅を短縮
できる要因となる。
【0031】〔第2実施例〕図3は本発明の第2の実施
の形態の要部の分解斜視図である。この実施の形態は駒
本体1と係脱部材4との係合用凹凸部に位置および数が
比較的自由に設計できることを具体的に示すものであ
る。即ち係脱部材4の挿入部44のある方の連結アーム
43上に2個の係合用凸部421、422が設けられ、
それらは駒本体1の内壁の異なる場所に対応して設けら
れた係合用凹部171、172にそれぞれ係合する。
【0032】〔第3実施例〕図4は本発明の第3の実施
の形態の要部の水平方向の断面図である。この実施の形
態では駒本体1と係脱部材4に設けた係合用凹凸部の位
置を駒の側面とした。穴46は係合用凸部42に弾性を
付与し、係脱部材4の固定力と抜き力を適値に安定化し
着脱をスムーズにする。側面への係合用凸部42の形成
力も穴46から加え得る。
【0033】〔第4実施例〕図5(a)は本発明の第4
の実施の形態の要部の分解斜視図、(b)はその組立状
態での水平方向の断面図である。この実施の形態におい
ては係脱部材4は連結アーム43を一本だけ持つ。従っ
て連結アームは1つの駒本体中では、隣接する連結駒の
一方だけしか貫通しない。他方の連結駒は連架部12
と、隣の駒本体の中で連架部および連結アームに貫通さ
れる。
【0034】〔第5実施例〕図6は本発明の第5の実施
の形態の要部の分解斜視図、図7はその組立完成状態で
の水平断面図である。本形態例においては、芯材2と係
脱部材部材4とはL字形の同一形状をしている。芯材2
は、本発明の第1の実施の形態における芯材の役目を担
って駒本体1の筒形の開口端の一方を大部分を塞ぐ基部
25と、駒本体1の長手方向に延びる連結アーム26と
より成る。連結アーム26上には個数を複数(本例では
3個)とした固定用凸部21が形成されている。
【0035】係脱部材4も同様な基部41と連結アーム
43より成り、長辺部中心軸と基部41との交点に設け
られた係合用凸部42の数は1個のみとしてある。各凸
部は当然駒本体1の内壁の対応位置に形成された複数の
凹部と係合する。各凹凸部の形状を等しくしておいても
個数の差により駒本体1との固定力は、芯材2の方が係
脱部材4のそれよりも十分に大きい。
【0036】また駒本体1における窓11より外側の部
分の幅Bは、芯材の基部25、係脱部材4の基部41の
幅Dとほぼ等しく、かつこれらB、Dの幅寸法は図12
に示す従来例における工具5の挿入操作が不要であるた
めに従来例よりも著しく狭くてよく、バンドの幅寸法
(実質的に駒本体1の長さに等しい)を狭くすることも
できる。
【0037】組立完成状態にて図7に示す如く、芯材2
と係脱部材4とは駒本体1内で鉛直な中心軸Cに関して
点対称的に配置されると共に、それぞれの連結アーム2
6、43は駒本体1の異なる側にある異なる連結駒3に
それぞれ挿入され係合している。駒本体1同志を分離す
るには、係脱部材4の連結アーム43の先端である挿入
部44(芯材の基部25が作る間隙孔23に挿入されて
いる)を工具5で突いて矢印方向に押し出せばよい。
【0038】本実施の形態においては係脱部材4と芯材
2が同形のため作業者がいずれを押せばよいか迷うかも
知れない。誤って芯材2の方を押せば係脱不可能ではな
いにしても過大な力を要する。これを避けるためには、
図示しないが、駒本体1の表面に押し位置や方向を示す
矢印等のマークを刻印したり、連結アーム43の端面に
点などのマークを打つか、連結アーム43の長さをやや
短くして工具導入用凹部を予め形成しておくか、芯材2
と係脱部材4の色を異ならせて識別を容易化する等の対
策を講じておくとよいであろう。
【0039】〔第6実施例〕図8は本発明の第6の実施
の形態の要部の分解斜視図、図9はその組立完成状態で
の水平断面図、図10(a)はその係脱部材の挿入状態
を示す断面図、(b)はその係脱部材の挿入完了状態を
示す断面図、図11はその係脱部材の当接部を無くした
要部の水平断面図である。本形態例は、本発明の第5の
実施の形態に似ている。ただし、係脱部材4がバンドの
表裏方向に沿って屈曲されている点が異なる。
【0040】芯材2は、第5の実施の形態と同様に、基
部25と連結アーム26とより成る。連結アーム26上
には2個の固定用凸部21が形成される。各凸部は当然
駒本体1の内壁の対応位置に形成された複数の固定用凹
部17と係合する。
【0041】係脱部材4も、第5の実施の形態と同様
に、同様に基部41と連結アーム43より成る。係合用
凸部42は1個のみ形成される点も同様である。また、
第1の実施の形態と同様に、連結アーム43の先端は、
挿入部44と当接部45を備える。
【0042】係脱部材4の基部41は、バンドの表裏方
向に沿い、連結アーム43に対してわずかに起き上がる
ように曲げられる。詳しくは、連結アーム43の長辺
(延出する方向に沿った辺)の途中より、係合用凸部4
2を持ち上げるように屈曲される。連結アーム43の一
部を含んで起き上がった基部41が、弾性部50として
示される。図8及び図10より、係脱部材4に対する弾
性部50の仰角は、鋭角aを成すことが見てとれる。弾
性部50に有効な弾発力を付与するためには、角度a
は、8〜4°の範囲にあることが好ましい。本実施形態
では、最も好ましい角度である6°に設定した。
【0043】さて、図10は、係脱部材4を駒本体1内
に挿入する操作を示している。係脱部材4は、弾発部5
0が駒本体1の内壁によって伏するように撓められつ
つ、駒本体1内に挿入される。そして、ほぼ真っ直ぐに
なるように撓められた弾発部50の弾発力により、係合
用凸部42は、駒本体1の裏面に向けて常に付勢され
る。さらに係脱部材4を押し込んでいくと、当接部45
が芯材2と当接する。ここで、係合用凸部42と係合用
凹部17とが合致する。すると、弾発部50の弾発力に
より、係合用凸部42が係合用凹部17内に挿入され
る。かくして、係脱部材4と駒本体1とが凹凸係合され
る。このとき、係脱部材4は、当接部45を除いて芯材
2と接触しないように配置される。なぜならば、係脱部
材4と芯材2とが複数箇所で当接すると、係合用凸部4
2が係合用凹部17との位置合わせが難しくなるからで
ある。そのために、芯材2との接触を避ける切り欠け5
1を、係脱部材4の基部41に形成しても良い。
【0044】駒本体1より係脱部材4を抜脱するには、
第5の実施の形態と同様に、係脱部材4の挿入部44を
押せば良い。すると、弾発部50が弾性的に撓んで、係
合用凸部42が係合用凹部17内より容易に抜脱され
る。このように、弾発部50の弾性変形を利用できるの
で、係脱部材4と駒本体1との分離が容易になる。
【0045】特に、係脱部材4と駒本体1の係合と抜脱
を繰り返しても、係合用凹凸部の固定力が、劣化するこ
となく安定して維持される。これは、弾発部50の弾性
変形を利用しているので、係脱部材4の塑性変形、ある
いは係合用凸部42の磨耗や欠けを防げるからである。
【0046】本形態例においては、当接部45と芯材2
とを当接させた。しかしながら、図11に示すように、
係脱部材4と芯材2とを全く当接させずに、係合用凸部
42と係合用凹部17とを係合させても良い。図11に
おいて、当接部45を成していた、連結アーム43と挿
入部44との太さの段差部分は、芯材2との接触を避け
る他方の切り欠け52として図示される。かかる変更を
加えても、係脱部材4を駒本体1に固定する操作は、同
じく容易に行うことができる。かかる変更は、係脱部材
4を駒本体1内の押し込む力が、芯材2に全く負荷され
ないという利点を生む。これにより、係脱部材4に押さ
れて、芯材2が駒本体1より抜脱することを防ぎ、芯材
2と駒本体1との確実な固定を保証する。
【0047】本発明の実施の形態において、本発明の趣
旨の範囲内で更に種々の異なる実施の形態が可能であ
る。例えば、以下の変形が可能である。 (1)係脱部材において挿入部をなくし、長さを当接部
で止めてもよい。この場合、間隙孔が空洞に見えるの
で、バンド側面の美観について若干の難ありとする意見
があり得るが、抜き取り作業については工具を間隙孔の
奥まで入れて行うことになるだけで、機能的な長所と裏
面の美観は失われない。 (2)係合凹凸部の位置は必ずしも工具押し力の作用線
に極めて近くなければならぬとは限らない。例えば挿入
部のない方の係合アーム上にあってもよい。工具押し力
は理論的に最低にはならないが、力の方向のずれは大き
くないし摩擦力になる成分も少なく、従来例よりはかな
り小さい力で抜き取りができる。 (3)当接部が当接する相手は芯材とは限らない。適当
なストッパー部分を駒本体あるいは連結駒に設けてよ
く、当接部の位置、形状も相手に合うよう変更される。 (4)係合用凹凸部、固定用凹凸部とも、凹凸関係を逆
にしてもよい。すなわち駒本体に凸部、係脱部材部材ま
たは芯材に凹部を設けてもよい。 (5)厚めのバンドの場合、芯材の外側に間隙孔を設け
ず、開口部の全部を塞ぐ芯材に孔をあけて間隙孔(工具
挿入孔)としてもよい。 (6)第5の実施の形態において、芯材と係脱部材とを
凸部の形状、個数を含めて全く同一とし、両部材を区別
せずどちらを押してもよく、押された部材の方が係脱部
材として抜け押されなかった部材の方が芯材として残る
という構成も成立し得る。 (7)第5の実施の形態のように芯材や係脱部材の連結
アームが駒本体の筒状空間の幅に比して細く、挿入時に
振れやすいと考えられる場合、駒本体の内壁面の奥にす
じ状あるいは点状の案内用突起を要所に設けて連結アー
ムが真直ぐに挿入され易いようにしてもよい、等々であ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明においては、(1)係脱部材をバ
ンドの側面に設けた間隙孔から抜き取り方向に真直ぐに
押すので、係脱部材の抜き取り操作が小さな力とストロ
ークで誰にでも容易に行えるようになり、工具でバンド
を傷つける危険も減少させた。 (2)係合用凹凸部を駒本体の側壁内部に納めたので、
バンド裏面の美観と装着感が著しく改善された。 (3)駒本体の長手の途中から係脱用工具を挿入する必
要がないし、駒本体の連結駒の外側部分の寸法も短くて
もよいので、バンドの幅寸法を従来より減じることも可
能である。 (4)更に連結アームの先端部を間隙孔に挿入し、間隙
孔の外縁部に工具導入用凹部を形成することで抜き取り
用工具の操作を更に容易確実化できる。 (5)係脱部材に当接部を設けることにより駒本体に対
する係脱部材の位置決めを更に確実化できる。 (6)係合用凹凸部の位置を抜き力の作用線に近くする
ことにより更に抜き力を適度に小さくすることができ
る。 (7)芯材と駒本体の固定手段を設けることにより、芯
材の片側に間隙孔を設けても両者の固定力が十分に得る
ことができる。 (8)第5の実施の形態では、芯材と係脱部材とが中間
加工体においては全く同一形状でよいため、他の実施例
よりは更に製造加工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部の分解斜視図
である。
【図2】(a)は本発明の第1の実施の形態の要部の水
平断面図、(b)はその駒の1つの縦断面図、(c)は
同じく芯材における横断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部の分解斜視図
である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の要部の水平断面図
である。
【図5】(a)は本発明の第4の実施の形態の要部の分
解斜視図、(b)は同じく水平断面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の要部の分解斜視図
である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の要部の水平断面図
である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の要部の分解斜視図
である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の要部の水平断面図
である。
【図10】(a)は本発明の第6の実施の形態の係脱部
材の挿入状態を示す断面図、(b)はその係脱部材の挿
入完了状態を示す断面図ある。
【図11】本発明の第6の実施の形態の係脱部材の当接
部を無くした要部の水平断面図である。
【図12】従来例の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 駒本体 11 窓部 12 連架部 13 一方の開口端 14 他方の開口端 17 係合用凹部 18 固定用凹部 2 芯材 21 固定用凸部 23 間隙孔 24 工具導入用凹部 25 基部 26 連結アーム 3 連結駒 31 隙間 4 係脱部材 41 基部 42 係合用凸部 43 連結アーム 44 挿入部 45 当接部 46 穴 50 弾発部 51 切り欠け 52 他方の切り欠け 5 工具

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する連結駒と係合する窓部および連
    架部を側壁に備えて中空の筒状をなす駒本体と、該駒本
    体の筒状の一方の開口端を埋める芯材と、前記駒本体の
    他方の開口端より挿入され、組立完成状態にて前記連結
    駒の少なくとも1個を貫通する連結アームを備えた係脱
    部材を有し、前記駒本体と前記係脱部材とに係合用凹凸
    部を設けたバンドにおいて、前記芯材は前記一方の開口
    端を間隙孔を残して塞いでいると共に、前記連結アーム
    の先端を前記間隙孔に臨ませたことを特徴とする板巻き
    バンドの駒の連結構造。
  2. 【請求項2】 隣接する連結駒と係合する窓部および連
    架部を側壁に備えて中空の筒状をなす駒本体と、該駒本
    体の筒状の一方の開口端の大部分を埋める芯材と、前記
    駒本体の他方の開口端より挿入され、組立完成状態にて
    前記連結駒の少なくとも1個を貫通する連結アームを備
    えた係脱部材を有し、前記駒本体と前記係脱部材との係
    合用凹凸部を設けたバンドにおいて、前記係脱部材が、
    バンドの表裏方向に沿って弾性的に撓められて前記駒本
    体に挿入されることを特徴とする板巻きバンドの駒の連
    結構造。
  3. 【請求項3】 前記連結アームの先端部を前記間隙孔に
    挿入したことを特徴とする請求項1に記載の板巻きバン
    ドの駒の連結構造。
  4. 【請求項4】 前記間隙孔に挿入された前記連結アーム
    の先端が前記駒本体の端部までは達しないようにして、
    前記間隙孔の外縁部に工具導入用凹部を形成したことを
    特徴とする請求項3に記載の板巻きバンドの駒の連結構
    造。
  5. 【請求項5】 前記係脱部材の先端付近には前記間隙孔
    に挿入される挿入部と前記芯材への当接部とが設けられ
    ており、該当接部が前記芯材と当接したとき前記係合用
    凹凸部の係合が成立することを特徴とする請求項3ある
    いは4のいずれかに記載の板巻きバンドの駒の連結構
    造。
  6. 【請求項6】 前記係合用凹凸部は、前記係脱部材に設
    けた凸部と、前記駒本体の側壁内面に設けてあり該側壁
    外面には貫通しない凹部とより成っていることを特徴と
    する請求項1あるいは2のいずれかに記載の板巻きバン
    ドの駒の連結構造。
  7. 【請求項7】 前記係合用凹凸部を前記間隙孔の軸線寄
    りに設けたことを特徴とする請求項1に記載の板巻きバ
    ンドの駒の連結構造。
  8. 【請求項8】 前記係合用凹凸部は隣接する他の駒本体
    の一方に近く位置することを特徴とする請求項7に記載
    の板巻きバンドの駒の連結構造。
  9. 【請求項9】 前記芯材と前記係脱部材とが、L字形の
    同一形状であることを特徴とする請求項1あるいは2の
    いずれかに記載の板巻きバンドの駒の連結構造。
  10. 【請求項10】 それぞれL字形をなす前記芯材と前記
    係脱部材とが、組立完成状態にて前記駒本体の内部でほ
    ぼ点対称的に配置され、前記駒本体の二つの開口端の各
    々の大部分を埋めると共に、それぞれ異なる連結駒に挿
    入されていることを特徴とする請求項1、2、あるいは
    9のいずれかに記載の板巻きバンドの駒の連結構造。
  11. 【請求項11】 前記駒本体と前記芯材との固定手段
    は、前記駒本体と前記芯材とに設けられた、前記係合用
    凹凸部に類似した凹凸部より成る固定用凹凸部であり、
    該固定用凹凸部の形状は、該固定用凹凸部の発生する固
    定力が前記係合用凹凸部の発生する固定力よりも大きく
    なるように設定されていることを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれかに記載の板巻きバンドの駒の連結構
    造。
  12. 【請求項12】 前記駒本体と前記芯材との固定手段
    は、前記駒本体と前記芯材とに設けられた、前記係合用
    凹凸部に類似した凹凸部より成る固定用凹凸部であり、
    該固定用凹凸部の個数は、該固定用凹凸部の発生する固
    定力が前記係合用凹凸部の発生する固定力よりも大きく
    なるように設定されていることを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれかに記載の板巻きバンドの駒の連結構
    造。
  13. 【請求項13】 前記係脱部材が、バンドの表裏方向に
    沿って曲げられていることを特徴とする請求項2に記載
    の板巻きバンドの駒の連結構造。
  14. 【請求項14】 前記係脱部材が、前記係合用凹凸部に
    向けて起き上がるように曲げられた弾発部を備えること
    を特徴とする請求項13に記載の板巻きバンドの駒の連
    結構造。
  15. 【請求項15】 撓められた前記弾発部の弾発力によ
    り、前記係合用凹凸部が係合されることを特徴とする請
    求項14に記載の板巻きバンドの駒の連結構造。
  16. 【請求項16】 前記係脱部材と前記芯材とが互いに接
    触しないように前記駒本体に係合されることを特徴とす
    る請求項1あるいは2のいずれかに記載の板巻きバンド
    の駒の連結構造。
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