JP3420712B2 - 処理システム - Google Patents

処理システム

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JP3420712B2
JP3420712B2 JP33646498A JP33646498A JP3420712B2 JP 3420712 B2 JP3420712 B2 JP 3420712B2 JP 33646498 A JP33646498 A JP 33646498A JP 33646498 A JP33646498 A JP 33646498A JP 3420712 B2 JP3420712 B2 JP 3420712B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ハや液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LC
D)に使われる基板上にフォトリソ工程を行う処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】TFT(Thin Film Transistor)アレイ
を形成する工程では、成膜前洗浄工程−成膜工程−レジ
スト塗布工程−露光工程−現像工程−エッチング工程−
レジスト剥離工程が、1枚のガラス基板に対してアレイ
を構成するレイヤの数だけ、例えば5回繰り返される。
【0003】従来、このようなTFTアレイを形成する
場合、例えばクリーンルーム内に各工程毎の装置、洗浄
装置、成膜装置、レジスト塗布・現像装置、露光装置、
エッチング装置及びアッシング装置を配置し、各装置間
でのガラス基板の搬送は自走搬送装置(AGV)により
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
AGVを使って各装置間でガラス基板の搬送を行う場合
には生産性はそれ程上がらない。そのため、最近では搬
送路上に全ての処理装置を処理の順番に沿って並べ、順
次処理を施していく生産方式が提案されている。
【0005】このような生産方式が適用されたシステム
では、大気系の搬送路に沿って、洗浄装置やレジスト塗
布・現像装置等の大気中でガラス基板に対して処理を施
す大気系の処理装置と成膜装置やエッチング装置、アッ
シング装置等の真空中でガラス基板に対して処理を施す
真空系の処理装置とが混在して配置されることになる。
【0006】ここで、大気系の搬送路と真空系の処理装
置との間には、例えばロードロック室が介挿される。そ
して、ロードロック室では、大気系の搬送路からガラス
基板が搬入されると、室内を大気雰囲気から真空雰囲気
に切り替えた後、真空系の処理装置へガラス基板が受け
渡される。また、真空系の処理装置から大気系の搬送路
へのガラス基板の受け渡しは逆の動作が行われる。
【0007】しかしながら、このようなシステムでは、
ロードロック室で大気雰囲気と真空雰囲気との切り替え
動作を伴うため、ガラス基板がロードロック室の手前で
待ち状態になる、という課題がある。即ち、かかるシス
テムでは、システム全体の処理速度が真空系の処理装置
と大気系の搬送路との間でのガラス基板の受け渡し速度
に律速するおそれがある。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、大気系の領域と真空系の領域との間で
被処理体を円滑に受け渡すことができる処理システムを
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の処理システムは、真空系の第1の領域と、
大気系の第2の領域と、前記第1の領域と前記第2の領
域との間に配置され、大気雰囲気と真空雰囲気との入れ
替えが可能で、前記第1の領域と前記第2の領域との間
で被処理体の受け渡しを行うための受け渡し部とを具備
するものである。ここで、受け渡し部は、多段に配置し
てもよいし、平面的に配置してもよい。
【0010】本発明の処理システムは、大気系の搬送路
と、被処理体に対して真空系の処理を施す処理部と、前
記搬送路と前記処理部との間に配置され、大気雰囲気と
真空雰囲気との入れ替えが可能で、前記搬送路と前記処
理部との間で被処理体の受け渡しを行うための受け渡し
部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前記各受け
渡し部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを
具備するものである。ここで、受け渡し部は、多段に配
置してもよいし、平面的に配置してもよい。
【0011】本発明では、受け渡し部を多段に配置した
ので、これら複数経路の受け渡し部を使って大気系の領
域と真空系の領域との間で被処理体を円滑に受け渡すこ
とができる。なお、、受け渡し部を多段、即ち上下方向
に配置することで、複数の受け渡し部を隣接して横方向
に配置した場合に比べて、占有面積を狭くすることがで
きる。ここで、大気系のエリアでは清浄空気のダウンフ
ローを形成してパーティクルの付着等を抑える必要があ
るが、このような受け渡し部では清浄空気のダウンフロ
ーを形成する必要が少ないことから、受け渡し部の多段
化は容易である。
【0012】本発明の処理システムは、前記処理部が、
前記被処理体に対して真空系の処理を施す複数の処理室
と、前記受け渡し部と前記各処理室との間に配置され、
前記受け渡し部と前記各処理室との間で被処理体の受け
渡しを行う受け渡し装置とを具備するものである。これ
により、真空系の処理能力を向上させることができ、そ
の一方で被処理体の受け渡しの円滑さを維持することが
できる。
【0013】本発明の処理システムは、前記各処理室
が、前記被処理体に対してそれぞれ異なる真空系の処理
を施すものである。これにより、異なる処理間の処理能
力の違いを柔軟に吸収でき、その一方で被処理体の受け
渡しの円滑さを維持することができる。
【0014】本発明の処理システムは、真空系の第1の
搬送路と、大気系の第2の搬送路と、前記第1の搬送路
と前記第2の搬送路との間に多段に配置され、大気雰囲
気と真空雰囲気との入れ替えが可能で、前記第1の搬送
路と前記第2の搬送路との間で被処理体の受け渡しを行
うための受け渡し部と、前記第1の搬送路上を移動可能
に配置され、前記各受け渡し部との間で被処理体の受け
渡しを行う第1の搬送装置と、前記第2の搬送路上を移
動可能に配置され、前記各受け渡し部との間で被処理体
の受け渡しを行う第2の搬送装置とを具備するものであ
る。
【0015】本発明の処理システムは、真空系の第1の
搬送路と、大気系の第2の搬送路と、前記第1の搬送路
と前記第2の搬送路との間に多段に配置され、大気雰囲
気と真空雰囲気との入れ替えが可能で、前記第1の搬送
路と前記第2の搬送路との間で被処理体の受け渡しを行
うための受け渡し部と、前記第1の搬送路に沿って配置
され、前記被処理体に対して真空系の処理を施す第1の
処理部と、前記第2の搬送路に沿って配置され、前記被
処理体に対して大気系の処理を施す第2の処理部と、前
記第1の搬送路上を移動可能に配置され、前記各受け渡
し部及び前記第1の処理部との間で被処理体の受け渡し
を行う第1の搬送装置と、前記第2の搬送路上を移動可
能に配置され、前記各受け渡し部及び前記第2の処理部
との間で被処理体の受け渡しを行う第2の搬送装置とを
具備するものである。
【0016】ここで、上述したような、搬送路上に全て
の処理装置を処理の順番に沿って並べ、順次処理を施し
ていく生産方式では、クリーンルームが巨大し、設備コ
ストが増大する、という問題がある。そこで、真空系の
搬送路に沿って真空系の処理部を配置し、大気系の搬送
路に沿って大気系の処理部を配置し、真空系の搬送路と
大気系の搬送路との間に例えばロードロック室を配置す
る構成が考えられる。即ち、この場合、真空系の領域は
クリーンルーム内に収める必要がないことからクリーン
ルームの小型化を図ることができる。しかし、この場合
においても、ロードロック室で大気雰囲気と真空雰囲気
との切り替え動作を伴うため、ガラス基板がロードロッ
ク室の手前で待ち状態になる、という課題がある。
【0017】本発明では、受け渡し部を多段に配置した
ので、真空系の第1の搬送路と大気系の第2の搬送路と
の間で被処理体を円滑に受け渡すことができる。また、
複数の受け渡し部を隣接して配置した場合に比べて、占
有面積を狭くすることができる。なお、大気系のエリア
では清浄空気のダウンフローを形成してパーティクルの
付着等を抑える必要があるが、このような受け渡し部で
は清浄空気のダウンフローを形成する必要が少ないこと
から、受け渡し部の多段化が容易である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係るT
FTアレイを形成するための処理システムの平面図であ
る。
【0019】図1に示すように、この処理システム1の
ほぼ中央には、大気系の搬送路10が直線状に設けられ
ている。この搬送路10の一端には、被処理体としての
ガラス基板Gをシステム内へ搬入すると共にシステム外
へ搬出するための搬入出部20が配設され、搬送路10
の他端には露光装置2との間でガラス基板Gの受け渡し
を行うためのインタフェース部30が配設されている。
また、搬送路10の両側には、各種の処理部が配置され
るようになっている。そして、搬送路10の一端から順
番に、成膜前の洗浄処理を行うための洗浄処理エリア4
0、ガラス基板Gに対して真空系の処理を施す真空系処
理エリア50、ガラス基板Gに対して大気系の処理を施
す大気系処理エリア70が設けられている。
【0020】洗浄処理エリア40には、水によりガラス
基板Gをブラシ洗浄する複数、例えば3台のスクラバユ
ニット(WS)41が搬送路10に沿って配置されてい
る。
【0021】真空系処理エリア50には、ガラス基板G
に対して真空系の処理を施す処理部が搬送路10に沿っ
て各処理毎及びレイヤ毎に設けられ、さらに各レイヤ毎
に区分けして配置されている。具体的には、搬送路10
の一端側から順番に、第1レイヤに対する処理を行うた
めの第1の処理エリア51、第2レイヤに対する処理を
行うための第2の処理エリア52、第3レイヤに対する
処理を行うための第3の処理エリア53、第4レイヤに
対する処理を行うための第4の処理エリア54、第5レ
イヤに対する処理を行うための第5の処理エリア55に
区分けされ、それぞれのエリアに所定の処理部が配置さ
れている。
【0022】第1の処理エリア51では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行うエッチング・アッシングユニ
ット(E/A1)56が配置され、他側に真空状態でガ
ラス基板Gに対して成膜処理を行う処理部としての成膜
ユニット(PVD1)57及びテスタ等の検査装置58
が配置されている。
【0023】エッチング・アッシングユニット56は、
図2に示すように、搬送路10側に設けられたロードロ
ック室群201と、その奥に設けられた搬送室202
と、搬送室202の両側面に設けられたエッチング処理
室203及びアッシング処理室204とを有している。
【0024】ロードロック室群201は、図3に示すよ
うに、多段(上下に複数)、例えば4段にロードロック
室201a〜201dを配置して構成される。そして、
各ロードロック室201a〜201dと搬送室202と
の間、搬送室202と各処理室203、204との間に
は、これらの間を気密にシールし、かつ開閉可能に構成
されたゲートバルブVが介挿されている。また、ロード
ロック室201a〜201dと外側の大気雰囲気とを連
通する開口部にもゲートバルブVが設けられている。
【0025】エッチング処理室203は、その中にガラ
ス基板Gを載置するためのステージ205が設けられて
おり、その内部を真空排気可能に構成されている。そし
て、エッチング処理室203には、例えば所定のエッチ
ングガスが導入され、また高周波電界を印加することが
可能になっており、これらによりプラズマを形成し、そ
のプラズマによりガラス基板Gの所定の膜をその現像パ
ターンに対応してエッチングするようになっている。
【0026】アッシング処理室204は、その中にガラ
ス基板Gを載置するためのステージ206が設けられて
おり、その内部を真空排気可能に構成されている。そし
て、アッシング処理室204には、アッシングガス例え
ばオゾンが導入可能となっており、アッシングガスによ
りエッチング処理後のレジストを除去する。
【0027】搬送室202も真空排気可能に構成され、
その中に基板搬送部材207が設けられている。基板搬
送部材207は、多関節アームタイプであり、ベース2
08と、中間アーム209と、先端に設けられた基板支
持アーム210とを有しており、これらの接続部分は昇
降可能でかつ旋回可能になっている。この基板搬送部材
207は、各ロードロック室201a〜201d、処理
室203、204との間でガラス基板Gの受け渡しを行
う。基板搬送部材207のベース208の中間アーム2
09と反対側にはガラス基板Gを保持可能に構成された
バッファ枠体211が設けられており、これによりガラ
ス基板Gを一時的に保持することにより、スループット
の向上を図っている。
【0028】各ロードロック室201a〜201dも真
空排気可能に構成され、その中にガラス基板Gを載置す
るラック212およびガラス基板Gのアライメントと行
うポジショナー213が設けられている。ポジショナー
213は、矢印A方向に沿って移動することにより、ガ
ラス基板Gの相対向する2つの角部をそれぞれ2つのロ
ーラ214で押しつけて、ラック212上でガラス基板
Gのアライメントがなされる。アライメントの終了を確
認するために、図示しない光学センサが用いられる。各
ロードロック室201a〜201dは、搬送路10側と
の間でガラス基板Gの受け渡しをする場合には、その中
を大気雰囲気とし、ガラス基板Gを処理室203、20
4側へ搬送する場合には、その中を真空雰囲気とするよ
うに切り替えを行う。
【0029】図1に示すように、成膜ユニット57は、
搬送路10側に設けられた2組のロードロック室群30
1、301(図3に示したのものと同様にそれぞれロー
ドロック室が多段に配置されている。)と、その奥に設
けられた搬送室302と、搬送室302の外周に設けら
れた3組の成膜室303、304、305とを有してい
る。成膜室303、304、305は例えば真空雰囲気
中でステージに載置されたガラス基板G上にPVDによ
り所定の膜を成膜するものであり、その他の各室はエッ
チング・アッシングユニット56のものとほぼ同様の構
成を有する。
【0030】第2の処理エリア52では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A2)59が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してCVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(CVD1)60
が配置されている。各ユニットは、上述した第1の処理
エリア51のユニットとほぼ同様の構成を有する。
【0031】第3の処理エリア53では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A3)61が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してPVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(PVD2)62
及びテスタ等の検査装置62aが配置されている。各ユ
ニットは、上述した第1の処理エリア51のユニットと
ほぼ同様の構成を有する。
【0032】第4の処理エリア54では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A4)63が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してCVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(CVD2)64
が配置されている。各ユニットは、上述した第1の処理
エリア51のユニットとほぼ同様の構成を有する。
【0033】第5の処理エリア55では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A5)65が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してPVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(PVD3)66
及びテスタ等の検査装置67が配置されている。各ユニ
ットは、上述した第1の処理エリア51のユニットとほ
ぼ同様の構成を有する。
【0034】大気系処理エリア70には、ガラス基板G
に対して大気系の処理を施す処理部が搬送路10に沿っ
て配置されている。具体的には、搬送路10の一端側か
ら順番に、2組の現像処理ユニット(DEV)71、7
2、2組の洗浄処理ユニット(SCR)73、74、レ
ジスト塗布ユニット(CT)75、乾燥処理ユニット
(VD)76、エッジリムーバユニット(ER)77が
配置されている。
【0035】現像処理ユニット71、72は、ユニット
内に配置されたカップ内でガラス基板Gを回転させなが
らガラス基板G上に現像液を供給するものである。洗浄
処理ユニット73、74はガラス基板G上をスクラバー
による洗浄を行うものである。レジスト塗布ユニット7
5は、ユニット内に配置されたカップ内でガラス基板G
を回転させながらガラス基板G上にレジスト液を供給す
るものである。乾燥処理ユニット76はレジストが塗布
されたガラス基板Gを乾燥処理するものである。エッジ
リムーバユニット77は、ガラス基板Gの周縁部のレジ
ストを除去するものである。
【0036】搬送路10には、図4に示すように、ガラ
ス基板Gを搬送するための複数の搬送装置11がガラス
基板Gを一旦保持する中継部12を介して直列に接続さ
れている。搬送装置11は、搬送路10に沿って移動可
能な本体13と、装置本体13に対して上下動および旋
回動が可能なベース部材14と、ベース部材14上を水
平方向に沿ってそれぞれ独立して移動可能な上下2枚の
基板支持部材15a,15bとを有している。そして、
ベース部材14の中央部と装置本体13とが連結部16
により連結されている。本体13に内蔵された図示しな
いモータにより連結部16を上下動または回転させるこ
とにより、ベース部材14が上下動または旋回動され
る。このようなベース部材14の上下動および旋回動、
ならびに基板支持部材15a,15bの水平移動により
ガラス基板Gの搬送が行われる。参照符号17a,17
bは、それぞれ基板支持部材15a,15bをガイドす
るガイドレールである。搬送装置11は、搬入出部2
0、インタフェース部30、搬送路10に沿って配置さ
れた各処理部、中継部12との間でガラス基板Gの受け
渡しを行うようになっている。
【0037】搬入出部20には、搬送路10とほぼ直交
するように搬送路21が設けられている。この搬送路2
1を挟んで搬送路10の反対側には、ガラス基板Gを例
えば25枚ずつ収納したカセットCが所定位置に例えば
4個整列して載置されるカセット載置台23が設けられ
ている。また、搬送路21上には、各カセットCから処
理すべきガラス基板Gを取り出して搬送路10側へ受け
渡し、また処理が終了して搬送路10側から受け渡され
たガラス基板Gを各カセットCへ戻す搬送装置(図示を
省略)が移動可能に配置されている。この搬送装置は図
4に示した搬送装置11とほぼ同様の構成とされてい
る。
【0038】インタフェース部30には、ガラス基板G
を搬送するための搬送路31が搬送路10とほぼ直交す
る方向に設けられている。この搬送路31は、ガラス基
板Gを一旦保持する中継部12を介して搬送路10と接
続されている。そして、この搬送路31に沿って複数
台、例えば2台の露光装置(EXP)2が配置されてい
る。また、この搬送路10上には、露光装置2との間で
ガラス基板Gの搬入出を行う搬送装置(図示を省略)が
設けられている。この搬送装置は図4に示した搬送装置
10とほぼ同様の構成とされている。この搬送装置は、
1台でもよいが、必要に応じて2台以上とすることも可
能である。これにより、露光装置2との間で迅速かつ円
滑にガラス基板Gの受け渡しが可能となる。
【0039】次に、このように構成された処理システム
での処理の流れを図5に基づき説明する。搬入出部20
のカセットCから搬送装置(図示を省略)に受け渡され
たガラス基板Gは、搬送路10の搬送装置11に受け渡
される。そして、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40に
搬送されて洗浄処理が行われた後、第1の処理エリア5
1へ搬送されて第1レイヤについての成膜処理が行われ
る。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及び
露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。こ
の後、ガラス基板Gは第1の処理エリア51へ搬送され
て第1レイヤについてのエッチング処理及びアッシング
処理が行われる(ステップ501)。
【0040】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第2の処理エリア
52へ搬送されて第2レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第2の処理エリア52へ搬送さ
れて第2レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ502)。
【0041】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第3の処理エリア
53へ搬送されて第3レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第3の処理エリア53へ搬送さ
れて第3レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ503)。
【0042】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第4の処理エリア
54へ搬送されて第4レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第4の処理エリア54へ搬送さ
れて第4レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ504)。
【0043】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第5の処理エリア
55へ搬送されて第5レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第5の処理エリア55へ搬送さ
れて第5レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ505)。
【0044】その後、ガラス基板Gは、搬入出部20へ
受け渡され、カセットCへ搬入される。
【0045】次に、図3に示したようにロードロック室
が多段に配置されたロードロック室群201における動
作を説明する。図6に示すように、まず最上段のロード
ロック室201aの搬送路10側ゲートバルブVが開か
れて、搬送路10の搬送装置11から最上段のロードロ
ック室201aへガラス基板Gが搬入される。
【0046】次に、図7に示すように、最上段のロード
ロック室201aの搬送路10側ゲートバルブVが閉じ
られ真空排気が行われ、上から2番目のロードロック室
201bの搬送路10側ゲートバルブVが開かれて、搬
送路10の搬送装置11から2番目のロードロック室2
01bへガラス基板Gが搬入される。
【0047】次に、図8に示すように、最上段のロード
ロック室201aの搬送室202側ゲートバルブVが開
かれて基板搬送部材207によりガラス基板Gが搬送室
202側へ搬出され、上から2番目のロードロック室2
01bの搬送路10側ゲートバルブVが閉じられ真空排
気が行われ、上から3番目のロードロック室201cの
搬送路10側ゲートバルブVが開かれて、搬送路10の
搬送装置11から3番目のロードロック室201cへガ
ラス基板Gが搬入される。
【0048】次に、図9に示すように、搬送室202側
から最上段のロードロック室201aへ基板搬送部材2
07より真空処理の終了したガラス基板Gが搬入され、
上から2番目のロードロック室201bの搬送室202
側ゲートバルブVが開かれて基板搬送部材207により
ガラス基板Gが搬送室202側へ、上から3番目のロー
ドロック室201cの搬送路10側ゲートバルブVが閉
じられ真空排気が行われ、最下段のロードロック室20
1dの搬送路10側ゲートバルブVが開かれて、搬送路
10の搬送装置11から3番目のロードロック室201
cへガラス基板Gが搬入される。
【0049】次に、図10に示すように、最上段のロー
ドロック室201aの搬送室202側ゲートバルブVが
閉じられた後に搬送路10側ゲートバルブVが開けられ
搬送装置11により搬送路19側にガラス基板Gが搬出
され、搬送室202側から上から2番目のロードロック
室201bへ基板搬送部材207より真空処理の終了し
たガラス基板Gが搬入され、上から3番目のロードロッ
ク室201cの搬送室202側ゲートバルブVが開かれ
て基板搬送部材207によりガラス基板Gが搬送室20
2側へ搬出され、最下段のロードロック室201dの搬
送路10側ゲートバルブVが閉じられ真空排気が行われ
る。以下、このような動作が順次行われる。
【0050】このように構成された処理システム1にお
いては、ロードロック室群201においてロードロック
室201a〜201dを多段に配置したので、ロードロ
ック室のための占有面積を狭くしつつ、搬送路10側と
真空系のエッチング・アッシングユニット56等との間
でこれらにガラス基板Gが滞ることなくガラス基板Gを
円滑に受け渡すことが可能となる。
【0051】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。図11はこの実施形態に係るTFTアレイを形成す
るための処理システムの平面図である。この処理システ
ム1’では、ガラス基板Gに対して真空系の処理を施す
真空系処理エリア50’における搬送路10’が、真空
系の搬送路、即ち搬送路内が密閉構造とされ真空雰囲気
とされている。
【0052】また、真空系の搬走路10’と大気系の搬
送路10との間には、受け渡し部としてのロードロック
室群12’が介挿されている。ロードロック室群12’
は、図3に示したものと同様の構造で、図12に示すよ
うに、多段(上下に複数)、例えば4段にロードロック
室12’a〜12’dを配置して構成される。そして、
各ロードロック室12’a〜12’dと真空系の搬送路
10’との間、及び各ロードロック室12’a〜12’
dと大気系の搬送路10との間には、これらの間を気密
にシールし、かつ開閉可能に構成されたゲートバルブV
が介挿されている。
【0053】そして、各ロードロック室12’a〜1
2’dは、大気系の搬送路10側との間でガラス基板G
の受け渡しをする場合には、その中を大気雰囲気とし、
真空系の搬送路10’側との間でガラス基板Gの受け渡
しをする場合には、その中を真空雰囲気とするように切
り替えを行っている。
【0054】このように構成されたロードロック室群1
2’は、図6〜図10に示したものと同様に動作する。
即ち、例えば最上段のロードロック室12’aから順番
にゲートバルブVの開閉及びガラス基板Gの受け渡しが
行われる。
【0055】しかして、かかる処理システム1’におい
ては、大気系の搬送路10と真空系の搬送路10’との
間のロードロック室12’a〜12’dを多段構成とし
たので、ロードロック室のための占有面積を狭くしつ
つ、大気系の搬送路10と真空系の搬送路10’との間
でこれらにガラス基板Gが滞ることなくガラス基板Gを
円滑に受け渡すことが可能となる。
【0056】ここで、図2乃至図3に示したロードロッ
ク室群の真空引き系の配管を図13に示す。同図に示す
ように、ロードロック室201a〜201dには、それ
ぞれリークバルブ211a〜211dが取り付けられる
と共に、真空バルブ212a〜211dを介して真空引
きが行われるようになっている。また、これらのバルブ
は、システム全体を統括的に制御する制御部の制御によ
り、以下のように開閉が行われるようになっている。
【0057】第1段のロードロック室201aに未処理
の基板を収容するとき、まず第1段のロードロック室2
01aのリークバルブ211aを開き、その後入口側ゲ
ートバルブを開け、基板を収容する。この場合、他の段
の真空バルブは閉めておく。
【0058】次に、第1段のリークバルブ211aを閉
め、入口側ゲートバルブを閉め第1段の真空バルブを開
ける。ここで、その他の真空バルブを閉めておくこと
で、他段のロードロック室への影響をなくしている。
【0059】第2段のロードロック室201bに未処理
の基板を収容するとき、第2段のロードロック室201
bのリークバルブ211bを開き、その後入口側ゲート
バルブを開け、基板を収容する。この場合、他の段の真
空バルブは閉めておく。
【0060】次に、第2段のリークバルブ211aを閉
め、入口側ゲートバルブを閉め第2段の真空バルブを開
けて真空引きする。次いで、真空側ゲートバルブを開
け、真空処理する。
【0061】なお、上記真空バルブを、図14に示すよ
うに、三方弁213とすることでリークバルブを不要と
することができる。
【0062】なお、本発明は上述した実施の形態には限
定されず、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能で
ある。例えば、図3に示した各ロードロック室は、図1
5に示すように多段構成とすることで、受け渡し効率を
更に上げることができる。また、本発明は、TFTアレ
イガラス基板に対する処理システムを例にとり説明した
が、カラーフィルタ、更には半導体ウェハ等の他の基板
を処理するシステムにも当然適用できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
真空系の第1の領域と、大気系の第2の領域と、前記第
1の領域と前記第2の領域との間に配置され、大気雰囲
気と真空雰囲気との入れ替えが可能で、前記第1の領域
と前記第2の領域との間で被処理体の受け渡しを行うた
めの受け渡し部とを具備するように構成したので、大気
系の領域と真空系の領域との間で被処理体を円滑に受け
渡すことができる。尚、複数の受け渡し部を多段に配置
することで、隣接して配置した場合に比べて、占有面積
を狭くすることができる。
【0064】本発明によれば、大気系の搬送路と、被処
理体に対して真空系の処理を施す処理部と、前記搬送路
と前記処理部との間に配置され、大気雰囲気と真空雰囲
気との入れ替えが可能で、前記搬送路と前記処理部との
間で被処理体の受け渡しを行うための受け渡し部と、前
記搬送路上を移動可能に配置され、前記各受け渡し部と
の間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備する
ように構成したので、大気系の搬送路と真空系の処理部
との間で被処理体を円滑に受け渡すことができる。な
お、複数の受け渡し部を多段に配置することで、隣接し
て配置した場合に比べて、占有面積を狭くすることがで
きる。
【0065】本発明によれば、前記処理部が、前記被処
理体に対して真空系の処理を施す複数の処理室と、前記
受け渡し部と前記各処理室との間に配置され、前記受け
渡し部と前記各処理室との間で被処理体の受け渡しを行
う受け渡し装置とを具備するように構成したので、真空
系の処理能力を向上させることができ、その一方で被処
理体の受け渡しの円滑さを維持することができる。
【0066】本発明によれば、前記各処理室が、前記被
処理体に対してそれぞれ異なる真空系の処理を施すよう
に構成したので、異なる処理間の処理能力の違いを柔軟
に吸収でき、その一方で被処理体の受け渡しの円滑さを
維持することができる。
【0067】本発明によれば、真空系の第1の搬送路
と、大気系の第2の搬送路と、前記第1の搬送路と前記
第2の搬送路との間に多段に配置され、大気雰囲気と真
空雰囲気との入れ替えが可能で、前記第1の搬送路と前
記第2の搬送路との間で被処理体の受け渡しを行うため
の受け渡し部と、前記第1の搬送路上を移動可能に配置
され、前記各受け渡し部との間で被処理体の受け渡しを
行う第1の搬送装置と、前記第2の搬送路上を移動可能
に配置され、前記各受け渡し部との間で被処理体の受け
渡しを行う第2の搬送装置とを具備するように構成した
ので、真空系の第1の搬送路と大気系の第2の搬送路と
の間で被処理体を円滑に受け渡すことができ、また複数
の受け渡し部を隣接して配置した場合に比べて、占有面
積を狭くすることができる。
【0068】本発明によれば、真空系の第1の搬送路
と、大気系の第2の搬送路と、前記第1の搬送路と前記
第2の搬送路との間に多段に配置され、大気雰囲気と真
空雰囲気との入れ替えが可能で、前記第1の搬送路と前
記第2の搬送路との間で被処理体の受け渡しを行うため
の受け渡し部と、前記第1の搬送路に沿って配置され、
前記被処理体に対して真空系の処理を施す第1の処理部
と、前記第2の搬送路に沿って配置され、前記被処理体
に対して大気系の処理を施す第2の処理部と、前記第1
の搬送路上を移動可能に配置され、前記各受け渡し部及
び前記第1の処理部との間で被処理体の受け渡しを行う
第1の搬送装置と、前記第2の搬送路上を移動可能に配
置され、前記各受け渡し部及び前記第2の処理部との間
で被処理体の受け渡しを行う第2の搬送装置とを具備す
るように構成したので、真空系の第1の搬送路と大気系
の第2の搬送路との間で被処理体を円滑に受け渡すこと
ができ、また複数の受け渡し部を隣接して配置した場合
に比べて、占有面積を狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る処理システムの平
面図である。
【図2】 図1に示したエッチング・アッシングユニッ
トの一例を示す水平断面図である。
【図3】 図2に示したロードロック室群の正面図であ
る。
【図4】 搬送装置の構成を示す斜視図である。
【図5】 この実施形態に係る処理システムでの処理の
流れを示す図である。
【図6】 この実施形態に係るロードロック室群の動作
を示す正面図である。
【図7】 この実施形態に係るロードロック室群の動作
を示す正面図である。
【図8】 この実施形態に係るロードロック室群の動作
を示す正面図である。
【図9】 この実施形態に係るロードロック室群の動作
を示す正面図である。
【図10】 この実施形態に係るロードロック室群の動
作を示す正面図である。
【図11】 本発明の他の実施形態に係る処理システム
の平面図である。
【図12】 図11に示したロードロック室の構成を示
す正面図である。
【図13】 図2乃至図3に示したロードロック室群の
真空引き系の配管を示す図である。
【図14】 図13に示した真空バルブの変形例を示す
図である。
【図15】 図3に示したロードロック室の変形例を示
す図である。
【符号の説明】
10 搬送路 11 搬送装置 201 ロードロック室群 201a〜201d ロードロック室 202 搬送室 203 エッチング処理室 204 アッシング処理室 G ガラス基板 10’ 真空系の搬送路 12’ ロードロック室群 12’a〜12’d ロードロック室
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/3065 H01L 21/30 502J 21/68 21/302 101G (56)参考文献 特開 平10−154739(JP,A) 特開 平10−107124(JP,A) 特開 平9−104983(JP,A) 特開 平10−199960(JP,A) 特開 平7−122616(JP,A) 特開 平7−147310(JP,A) 特開 平7−172578(JP,A) 特開 平10−209241(JP,A) 特表2001−518226(JP,A) 国際公開97/030465(WO,A1) 国際公開97/047032(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 B65G 49/07 C23C 16/44 H01L 21/02 H01L 21/027 H01L 21/3065 H01L 21/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体をシステム内へ搬入すると共に
    システム外へ搬出するための搬入出部と、 一端が前記搬入出部側に接続された第1の搬送路及びこ
    の第1の搬送路を移動可能な第1の被処理体搬送装置を
    有し、第1の搬送路に沿った両側に被処理体に対して真
    空系の処理を施す複数の第1の処理部が設けられ、更に
    各第1の処理部が真空系の処理毎及びレイヤ毎に設けら
    れた真空系処理エリアと、 一端が前記第1の搬送路の他端側に接続された第2の搬
    送路及びこの第2の搬送路を移動可能な第2の被処理体
    搬送装置を有し、第2の搬送路に沿った両側に被処理体
    に対して大気系の処理を施す複数の第2の処理部が設け
    ら、各第2の処理部が各レイヤについての処理に対して
    共通に設けられた大気系処理エリアと、 前記搬入出部と前記真空系処理エリアとの間及び前記真
    空系処理エリアと前記大気系処理エリアとの間にそれぞ
    れ介挿され、上下に多段に配置されたロードロック室か
    らなるロードロック室群とを具備することを特徴とする
    処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理システムにおい
    て、 前記ロードロック室が、被処理体を上下に多段に収容可
    能であることを特徴とする処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の処理シス
    テムにおいて、 前記大気系処理エリアはクリーンルーム内に配置され、
    前記真空系処理エリアはクリーンルーム外に配置された
    ことを特徴とする処理システム。
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