JPH11145055A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH11145055A
JPH11145055A JP23360098A JP23360098A JPH11145055A JP H11145055 A JPH11145055 A JP H11145055A JP 23360098 A JP23360098 A JP 23360098A JP 23360098 A JP23360098 A JP 23360098A JP H11145055 A JPH11145055 A JP H11145055A
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JP
Japan
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substrate
processing
unit
etching
transport path
Prior art date
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Pending
Application number
JP23360098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kuriki
康幸 栗木
Hideyuki Takamori
秀之 高森
Kozo Hara
功三 原
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
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Publication of JPH11145055A publication Critical patent/JPH11145055A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に対する一連の処理を基板搬送距離を長
くすることなく高効率で行うことができる基板処理装置
を提供すること。 【解決手段】 被処理基板Sに対してレジスト塗布およ
び露光後の現像を行うとともに、現像後の被処理基板を
エッチングするための一連の処理を行う複数の処理ユニ
ットを搬送路12,13,14の両側に配置した処理部2と、搬
送路12,13,14に沿って移動し、各処理ユニットとの間で
基板の受け渡しを行う主搬送装置17,18,19と、主搬送装
置17,18,19に対して被処理基板Sを受け渡しする搬送機
構11を有する搬入出部1とを備え、これら処理部2の各処
理ユニットおよび搬送路12,13,14ならびに搬入出部1が
一体的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばLCDガラ
ス基板、半導体ウエハ等の基板に対してレジスト塗布お
よび現像処理、ならびに現像後のエッチング処理を施す
基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(LCD)や半導体デバイ
スの製造においては、基板であるLCDガラス基板や半
導体ウエハに、所定の膜を成膜した後、フォトレジスト
液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応
してレジスト膜を露光し、これを現像処理するという、
いわゆるフォトリソグラフィー技術により回路パターン
を形成し、さらにエッチング処理を施して配線回路等を
形成する。
【0003】従来、このような処理を行うための処理設
備においては、各処理装置毎に集中して配置されるレイ
アウトが採用されており、かつドライ系とウェット系の
処理装置が分離されるようにレイアウトされている例が
多い。特に、エッチング後等に行われる洗浄処理はウェ
ット処理であり、ドライエッチング装置とは離れた位置
に集中的に配置されている。
【0004】また、レジスト塗布および現像に関して
は、一連の処理を行う複数の処理ユニットを一体化した
装置が用いられる場合も多いが、この場合でもこのよう
な塗布・現像装置と、成膜装置、エッチング装置とは別
個に設けらている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各処理を行う処理装置を処理装置毎に集中して設け
ることは一見して効率よく思えるが、一枚の基板の一連
の処理を考慮すると搬送距離が極めて長くなってしま
い、かえって非効率となってしまう。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、基板に対する一連の処理を基板搬送距離を
長くすることなく高効率で行うことができる基板処理装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点によれば、被処理基板に対して
レジスト塗布および露光後の現像を行うとともに、現像
後の被処理基板をエッチングするための一連の処理を行
う複数の処理ユニットを有する処理部と、前記処理部の
各処理ユニットとの間で被処理基板の受け渡しを行う基
板搬送機構とを備え、これら複数の処理ユニットが一体
的に設けられていることを特徴とする基板処理装置が提
供される。
【0008】本発明の第2の観点によれば、搬送路と、
搬送路に沿って設けられ、被処理基板に対してレジスト
塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の被処
理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数の
処理ユニットを有する処理部と、前記搬送路に沿って移
動し、前記処理部の各処理ユニットとの間で被処理基板
の受け渡しを行う基板搬送機構とを備え、これら複数の
処理ユニットおよび搬送路が一体的に設けられているこ
とを特徴とする基板処理装置が提供される。
【0009】本発明の第3の観点によれば、被処理基板
に対してレジスト塗布および露光後の現像を行うととも
に、現像後の被処理基板をエッチングするための一連の
処理を行う複数の処理ユニットを搬送路に沿って配置し
た処理部と、前記搬送路に沿って移動し、各処理ユニッ
トとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送機構と、この
基板搬送機構に対して被処理基板を受け渡しする受け渡
し機構を有する搬入出部とを備え、これら処理部の各処
理ユニットおよび搬送路ならびに搬入出部が一体的に設
けられていることを特徴とする基板処理装置が提供され
る。
【0010】本発明の第4の観点によれば、被処理基板
に対して薄膜を形成する成膜処理を行い、さらにレジス
ト塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の被
処理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数
の処理ユニットを有する処理部と、これら各処理ユニッ
トとの間で被処理基板の受け渡しを行う基板搬送機構と
を備え、これら複数の処理ユニットが一体的に設けられ
ていることを特徴とする基板処理装置が提供される。
【0011】本発明の第5の観点によれば、搬送路と、
搬送路に沿って設けられ、被処理基板に対して薄膜を形
成する成膜処理を行い、さらにレジスト塗布および露光
後の現像を行うとともに、現像後の被処理基板をエッチ
ングするための一連の処理を行う複数の処理ユニットを
有する処理部と、前記搬送路に沿って移動し、各処理ユ
ニットとの間で被処理基板の受け渡しを行う基板搬送機
構とを備え、これら複数の処理ユニットおよび搬送路が
一体的に設けられていることを特徴とする基板処理装置
が提供される。
【0012】本発明の第6の観点によれば、被処理基板
に対して薄膜を形成する成膜処理を行い、さらにレジス
ト塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の被
処理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数
の処理ユニットを搬送路に沿って配置した処理部と、前
記搬送路に沿って移動し、各処理ユニットとの間で基板
の受け渡しを行う基板搬送機構と、この基板搬送機構に
対して被処理基板を受け渡しする受け渡し機構を有する
搬入出部とを備え、これら処理部の各処理ユニットおよ
び搬送路ならびに搬入出部が一体的に設けられているこ
とを特徴とする基板処理装置が提供される。
【0013】本発明の第7の観点によれば、少なくと
も、被処理基板を洗浄する洗浄処理ユニットおよび被処
理基板にエッチング処理を施すエッチング処理ユニット
が第1搬送路に沿って設けられた第1処理ブロックと、
少なくとも、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユ
ニットおよび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニット
が第2搬送路に沿って設けられた第2処理ブロックと、
少なくとも、露光後の現像処理を行う現像処理ユニット
および基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3
搬送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、前記各
搬送路を移動し、各処理ユニットとの間で基板の受け渡
しを行う搬送アームを有する基板搬送機構とを備え、こ
れら処理ブロックが一体的に設けられていることを特徴
とする基板処理装置が提供される。
【0014】本発明の第8の観点によれば、被処理基板
に対してレジスト塗布および現像を行うとともに、現像
後露光された被処理基板をエッチングするための一連の
処理を行う複数の処理ユニットを有する処理部と、これ
ら各処理ユニットとの間で被処理基板の受け渡しを行う
基板搬送機構と、この基板搬送機構に対して被処理基板
を受け渡しする受け渡し機構を有する搬入出部とを備
え、前記処理部は、少なくとも、被処理基板を洗浄する
洗浄処理ユニットおよび被処理基板にエッチング処理を
施すエッチング処理ユニットが第1搬送路に沿って設け
られた第1処理ブロックと、少なくとも、基板にレジス
トを塗布するレジスト塗布ユニットおよび基板に対して
熱処理を施す熱処理ユニットが第2搬送路に沿って設け
られた第2処理ブロックと、少なくとも、露光後の現像
処理を行う現像処理ユニットおよび基板に対して熱処理
を施す熱処理ユニットが第3搬送路に沿って設けられた
第3処理ブロックと、を有し、前記基板搬送機構は、前
記各搬送路を移動する搬送アームを有し、これら処理ブ
ロックの各処理ユニットおよび搬送路ならびに搬入出部
が一体的に設けられていることを特徴とする基板処理装
置が提供される。
【0015】本発明の第9の観点によれば、少なくと
も、基板に薄膜を形成する成膜処理ユニットおよび第1
搬送路を有する第1処理ブロックと、少なくとも、被処
理基板を洗浄する洗浄処理ユニットおよび被処理基板に
エッチング処理を施すエッチング処理ユニットが第2搬
送路に沿って設けられた第2処理ブロックと、少なくと
も、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユニットお
よび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3搬
送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、少なくと
も、露光後の現像処理を行う現像処理ユニットおよび基
板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第4搬送路に
沿って設けられた第4処理ブロックと、前記各搬送路を
移動し、各処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う
搬送アームを有する基板搬送機構とを備え、これら処理
ブロックが一体的に設けられていることを特徴とする基
板処理装置が提供される。
【0016】本発明の第10の観点によれば、被処理基
板に対して薄膜を形成する成膜処理を行い、さらにレジ
スト塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の
被処理基板を、現像後露光された被処理基板をエッチン
グするための一連の処理を行う複数の処理ユニットを有
する処理部と、これら各処理ユニットとの間で被処理基
板の受け渡しを行う基板搬送機構と、この基板搬送機構
に対して被処理基板を受け渡しする受け渡し機構を有す
る搬入出部とを備え、前記処理部は、少なくとも、基板
に薄膜を形成する成膜処理ユニットおよび第1搬送路を
有する第1処理ブロックと、少なくとも、被処理基板を
洗浄する洗浄処理ユニットおよび被処理基板にエッチン
グ処理を施すエッチング処理ユニットが第2搬送路に沿
って設けられた第2処理ブロックと、少なくとも、基板
にレジストを塗布するレジスト塗布ユニットおよび基板
に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3搬送路に沿
って設けられた第3処理ブロックと、少なくとも、露光
後の現像処理を行う現像処理ユニットおよび基板に対し
て熱処理を施す熱処理ユニットが第4搬送路に沿って設
けられた第4処理ブロックと、を有し、前記基板搬送機
構は、前記各搬送路を移動する搬送アームを有し、これ
ら処理ブロックの各処理ユニットおよび搬送路ならびに
搬入出部が一体的に設けられていることを特徴とする基
板処理装置が提供される。
【0017】本発明においては、従来のように、レジス
ト塗布・現像処理、エッチング処理、その後の洗浄処理
の各設備を分離して各設備毎に集中的に配置するのでは
なく、被処理基板に対してレジスト塗布および露光後の
現像を行うとともに、現像後の被処理基板をエッチング
するための一連の処理を行う複数の処理ユニットを一体
的に設けているので、レジスト塗布・現像処理およびエ
ッチング処理を一つの装置で一括して行うことができ、
一連の処理における基板の搬送距離を著しく短くするこ
とができ、極めて高効率な処理が実現される。そして、
さらに、このような処理装置に薄膜形成のための成膜装
置を組み込むことにより、成膜処理からエッチング処理
までを連続して行うことができ、一層効率良く処理を行
うことができる。
【0018】具体的には、搬送路に沿って、このような
レジスト塗布および露光後の現像、ならびに現像後の被
処理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数
の処理ユニットを一体的に設け、または、さらにレジス
ト塗布に先立って基板に薄膜を形成する成膜処理を行う
ユニットをも一体的に設け、この搬送路を移動する基板
搬送機構を設けることにより、上記効果を有効に発揮す
ることができる。
【0019】そして、さらに基板搬送機構に対して被処
理基板を受け渡しする受け渡し機構を備えた搬入出部を
備えることにより、例えば、そこに配置された基板収納
容器から、受け渡し機構により連続的に被処理基板を搬
送機構へ受け渡すことができ、一層高効率で一連の処理
を行うことができる。
【0020】この場合に、装置の配置態様としては、上
記処理部を、少なくとも、被処理基板を洗浄する洗浄処
理ユニットおよび被処理基板にエッチング処理を施すエ
ッチング処理ユニットが第1搬送路を挟んで設けられた
第1処理ブロックと、少なくとも、基板にレジストを塗
布するレジスト塗布ユニットおよび基板に対して熱処理
を施す熱処理ユニットが第2搬送路を挟んで設けられた
第2処理ブロックと、少なくとも、露光後の現像処理を
行う現像処理ユニットおよび基板に対して熱処理を施す
熱処理ユニットが第3搬送路を挟んで設けられた第3処
理ブロックとに分けることにより、搬送効率を良好にす
ることができる。
【0021】また、基板への薄膜形成のための成膜処理
をも行う場合には、上記処理部を、少なくとも、基板に
薄膜を形成する成膜処理ユニットおよび第1搬送路を有
する第1処理ブロックと、少なくとも、被処理基板を洗
浄する洗浄処理ユニットおよび被処理基板にエッチング
処理を施すエッチング処理ユニットが第2搬送路を挟ん
で設けられた第2処理ブロックと、少なくとも、基板に
レジストを塗布するレジスト塗布ユニットおよび基板に
対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3搬送路を挟ん
で設けられた第3処理ブロックと、少なくとも、露光後
の現像処理を行う現像処理ユニットおよび基板に対して
熱処理を施す熱処理ユニットが第4搬送路を挟んで設け
られた第4処理ブロックとに分けることにより、搬送効
率を良好にすることができる。
【0022】さらに、エッチング後のアッシングを行う
ユニット、またはエッチング後のライトアッシング処理
を行うユニットと、ライトアッシング後のウエット洗浄
を行うユニットとを設けることにより、一つの装置でア
ッシングまで行うことができ、極めて効率的である。
【0023】さらにまた、複数の搬送路を直線状に設け
ることにより、装置の配置効率および搬送効率が良好な
ものとなる。
【0024】さらにまた、レジスト塗布および露光後の
現像のための一連の処理と、エッチングまたは成膜のた
めの一連の処理とは処理のタイミングが異なるため、基
板を一時保持するためのバッファと、レジスト塗布およ
び露光後の現像のための一連の処理とエッチングのため
の一連の処理との間、またはレジスト塗布および露光後
の現像のための一連の処理と成膜のための一連の処理と
の間にタイムラグが生じた際に、基板を前記バッファに
搬送するように基板搬送機構を制御する制御手段とを有
することが好ましい。
【0025】さらにまた、エッチング処理ユニットが真
空雰囲気でエッチング処理を行う処理室と、ロードロッ
ク室とを有する場合に、ロードロック室を第1の搬送路
の上方に配置し、その両側に搬送路に沿って基板の搬入
出を行うことが可能なゲートバルブを設けることによ
り、省スペース化を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係るLCD基板の処理システムを示す平面図で
ある。
【0027】この処理システム100は、複数の基板S
を収容するカセットCを載置するカセットステーション
1と、基板Sにレジスト塗布および露光後の現像を行う
とともに、現像後の基板Sに対してエッチング処理を行
うための一連の処理を施す複数の処理ユニットを備えた
処理部2と、露光装置40との間で基板Sの受け渡しを
行うためのインターフェース部3とを備えており、処理
部2の両端にそれぞれカセットステーション1およびイ
ンターフェース部3が配置されている。
【0028】カセットステーション1は、カセットCと
処理部2との間でLCD基板の搬送を行うための搬送部
10を備えている。そして、カセットステーション1に
おいてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送部1
0はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路10
a上を移動可能な搬送機構11を備え、この搬送機構1
1によりカセットCと処理部2との間で基板Sの搬送が
行われる。
【0029】処理部2は、前段処理ブロック2aと中段
処理ブロック2bと後段処理ブロック2cとに分かれて
おり、それぞれ中央に搬送路12、13、14を有し、
これら搬送路の両側に各処理ユニットが配設されてい
る。そして、これらの間には中継部15、16が設けら
れている。
【0030】前段処理ブロック2aは、搬送路12に沿
って移動可能な主搬送装置17を備えており、搬送路1
2の一方側には、2つのスクラバ洗浄ユニット(SC
R)21a、21bが配置されており、搬送路12の他
方側には現像後の基板Sに対してエッチングおよびアッ
シングを行うエッチングユニット25、および加熱・冷
却ユニット(HP/COL)26が配置されている。
【0031】また、中段処理ブロック2bは、搬送路1
3に沿って移動可能な主搬送装置18を備えており、搬
送路13の一方側には、レジスト塗布処理ユニット(C
T)22および基板Sの周縁部のレジストを除去するエ
ッジリムーバー(ER)23が一体的に設けられてお
り、搬送路13の他方側には、加熱処理ユニットと冷却
処理ユニットが上下に積層されてなる2つの加熱処理・
冷却ユニット(HP/COL)28,29、およびアド
ヒージョン処理ユニットと冷却ユニットとが上下に積層
されてなるアドヒージョン処理・冷却ユニット(AD/
COL)30が配置されている。
【0032】さらに、後段処理ブロック2cは、搬送路
14に沿って移動可能な主搬送装置19を備えており、
搬送路14の一方側には、3つの現像処理ユニット24
a、24b、24cが配置されており、搬送路14の他
方側には上下2段に積層されてなる加熱処理ユニット3
1、および加熱処理ユニットと冷却処理ユニットが上下
に積層されてなる2つの加熱処理・冷却ユニット(HP
/COL)32、33が配置されている。
【0033】また、中継部15、16のスピナー系ユニ
ット配置側の部分には、薬液供給ユニット34が配置さ
れており、さらに主搬送装置の出し入れが可能なスペー
ス35が設けられている。
【0034】上記主搬送装置17は、搬送部10の搬送
機構11との間で基板Sの受け渡しを行うとともに、前
段処理ブロック2aの各処理ユニットに対する基板Sの
搬入・搬出、さらには中継部15との間で基板Sの受け
渡しを行う機能を有している。また、主搬送装置18は
中継部15との間で基板Sの受け渡しを行うとともに、
中段処理ブロック2bの各処理ユニットに対する基板S
の搬入・搬出、さらには中継部16との間の基板Sの受
け渡しを行う機能を有している。さらに、主搬送装置1
9は中継部16との間で基板Sの受け渡しを行うととも
に、後段処理ブロック2cの各処理ユニットに対する基
板Sの搬入・搬出、さらにはインターフェース部3との
間の基板Sの受け渡しを行う機能を有している。なお、
中継部15、16は冷却プレートとしても機能する。
【0035】インターフェース部3は、処理部2との間
で基板を受け渡しする際に一時的に基板を保持するエク
ステンション36と、さらにその両側に設けられた、バ
ッファーカセットを配置する2つのバッファーステージ
37と、2つのバッファーステージ37と、これらと露
光装置40との間の基板Sの搬入出を行う搬送機構38
とを備えている。搬送機構38はエクステンション36
およびバッファステージ37の配列方向に沿って設けら
れた搬送路38a上を移動可能な搬送アーム39を備
え、この搬送アーム39により処理部2と露光装置40
との間で基板Sの搬送が行われる。
【0036】このように各処理ユニットを集約して一体
化することにより、省スペース化および処理の効率化を
図ることができる。
【0037】上記主搬送装置17は、図2に示すよう
に、搬送路12に沿って移動可能な本体41と、装置本
体41に対して上下動および旋回動が可能なベース部材
42と、ベース部材42上を水平方向に沿ってそれぞれ
独立して移動可能な上下2枚の基板支持部材43a,4
3bとを有している。そして、ベース部材42の中央部
と装置本体41とが連結部44により連結されている。
本体41に内蔵された図示しないモーターにより連結部
44を上下動または回転させることにより、ベース部材
42が上下動または旋回動される。このようなベース部
材42の上下動および旋回動、ならびに基板支持部材4
3a,43bの水平移動により基板Sの搬送が行われ
る。参照符号45a,45bは、それぞれ基板支持部材
43a,43bをガイドするガイドレールである。な
お、主搬送装置18,19も主搬送装置17と同様に構
成される。
【0038】次に、エッチング処理ユニット25につい
て説明する。図3は、エッチング処理ユニット25を示
す水平断面図である。このエッチング処理ユニット25
は、真空状態で基板Sに対してエッチング処理およびア
ッシング処理が可能に構成されている。このエッチング
処理ユニット25は、搬送路17に面して設けられたロ
ードロック室51と、その奥に設けられた搬送室52
と、搬送室52の一方の側面に設けられたエッチング処
理室53と、搬送室52の他の側面に設けられたアッシ
ング処理室54とを有している。そして、ロードロック
室51と搬送室52との間、搬送室52と各処理室との
間には、これらの間を気密にシールし、かつ開閉可能に
構成されたゲートバルブGが介装されている。また、ロ
ードロック室51と外側の大気雰囲気とを連通する開口
部にもゲートバルブGが設けられている。
【0039】エッチング処理室53およびアッシング処
理室54は、いずれもその中に基板Sを載置するための
ステージ60が設けられており、その内部を真空排気可
能に構成されている。そして、エッチング処理室53に
は、所定のエッチングガスが導入され、また高周波電界
を印加することが可能になっており、これらによりプラ
ズマを形成し、そのプラズマにより基板Sの所定の膜を
その現像パターンに対応してエッチングする。一方、ア
ッシング処理室54は、アッシングガス例えばオゾンが
導入可能となっており、アッシングガスによりエッチン
グ処理後のレジストを除去する。
【0040】搬送室52も真空排気可能に構成され、そ
の中に基板搬送部材70が設けられている。基板搬送部
材70は、多関節アームタイプであり、ベース71と、
中間アーム72と、先端に設けられた基板支持アーム7
3とを有しており、これらの接続部分は旋回可能となっ
ている。この基板搬送部材70は、ロードロック室5
1、エッチング処理室53、アッシング処理室54との
間で基板Sの受け渡しを行う。基板搬送部材70のベー
ス71の中間アーム72と反対側には基板Sを保持可能
に構成されたバッファ枠体75が設けられており、これ
により基板Sを一時的に保持することにより、スループ
ットの向上を図っている。
【0041】ロードロック室51も真空排気可能に構成
され、その中に基板Sを載置するラック80および基板
Sのアライメントを行うポジショナー81が設けられて
いる。ポジショナー81は、矢印A方向に沿って移動す
ることにより、基板Sの相対向する2つの角部をそれぞ
れ2つのローラ82で押しつけて、ラック80上で基板
Sのアライメントがなされる。アライメントの終了を確
認するために、図示しない光学的センサーが用いられ
る。このロードロック室51は、基板搬送機構17との
間で基板Sの受け渡しする場合には、その中を大気雰囲
気とし、基板Sを処理室53または54に搬送する場合
には、その中を真空雰囲気とする。
【0042】このような処理システムにおいては、レジ
スト塗布・現像のための一連の処理とエッチング処理ユ
ニット25における処理とは、それぞれのレシピに従っ
て行われているため、処理時間にタイムラグが生じる。
したがって、このままでは主搬送機構17の待機時間が
多くなってしまいスループットが低下する。そこで、こ
の態様では、処理時間のタイムラグにより例えば主搬送
装置17がエッチング処理ユニット25に基板Sを搬送
することを許容されない場合に、基板Sをバッファに一
時保持させるように主搬送装置17をコントロールす
る。具体的には、図4に示すように、メインコントロー
ラ90、主搬送装置17のコントローラ91およびエッ
チング処理ユニット25のコントローラ92を用い、コ
ントローラ91およびコントローラ92の情報に基づ
き、基板Sを待機する必要がある場合に、メインコント
ローラ90からコントローラ91に基板Sをバッファに
搬送させる指令が出される。この場合のバッファとして
は、カセットステーション1のカセットCを用いること
ができる。
【0043】また、基板Sを一時保持するバッファとし
て、図5の(a)に示すようにエッチング処理ユニット
25のロードロック室51の上にバッファカセット93
を設けてもよいし、図5の(b)に示すようにロードロ
ック室51の下にバッファカセット94を設けてもよ
い。
【0044】次に、このように構成される処理システム
における基板Sの処理動作について説明する。まず、カ
セットC内の基板Sが、処理部2の前段処理ブロック2
aに搬送され、洗浄ユニット(SCR)21a,21b
でスクラバー洗浄が施され、加熱・冷却処理ユニット
(HP/COL)26の加熱処理ユニット(HP)で加
熱乾燥された後、冷却ユニット(COL)で冷却され
る。
【0045】その後、基板Sは中段処理ブロック2bに
搬送され、レジストの定着性を高めるために、ユニット
30の上段のアドヒージョン処理ユニット(AD)にて
疎水化処理(HMDS処理)され、冷却ユニット(CO
L)で冷却後、レジスト塗布ユニット(CT)22でレ
ジストが塗布され、エッジリムーバー(ER)23で基
板Sの周縁の余分なレジストが除去される。その後、基
板Sは、中段処理ブロック2bの中の加熱処理ユニット
(HP)の一つでプリベーク処理され、ユニット28,
29,30の下段の冷却ユニット(COL)で冷却され
る。
【0046】その後、基板Sは中継部16から主搬送装
置19にてインターフェース部3を介して露光装置40
に搬送されてそこで所定のパターンが露光される。そし
て、基板Sは再びインターフェース部3を介して搬入さ
れ、後段処理ブロック2cの現像処理ユニット(DE
V)24a,24b,24cのいずれかで現像処理さ
れ、所定の回路パターンが形成される。現像処理された
基板Sは、後段処理ブロック2cのいずれかの加熱処理
ユニット(HP)にてポストベーク処理が施された後、
冷却ユニット(COL)にて冷却され、主搬送装置1
9,18によって中継部15に搬送され、主搬送装置1
7によって前段処理ブロック2aにおけるエッチングユ
ニット25のロードロック室51に搬入される。このと
き、ロードロック室51は大気圧に設定され、搬送室5
2との間のゲートバルブGは閉じられている。
【0047】このロードロック室51において、ラック
90上の基板Sがポジショナー91によりアライメント
される。その後、ロードロック室51の両側のゲートバ
ルブGを閉じた状態でロードロック室51内を真空排気
し、所定の圧力に到達した時点で搬送室52側のゲート
バルブGを開ける。このとき、搬送室52、エッチング
処理室53およびアッシング処理室54は、予め所定の
真空度まで真空排気されている。
【0048】続いて、搬送室52の基板搬送部材70に
より、ロードロック室51のラック90上の基板Sを受
け取り、搬送室52とエッチング処理室53との間のゲ
ートバルブGを開けてエッチング処理室53に基板Sを
搬入する。そして、そのゲートバルブGを閉じ、エッチ
ング処理室53にて基板Sに対してエッチング処理を施
す。
【0049】エッチング処理終了後、ゲートバルブGを
開けて、基板Sを基板搬送部材70によりエッチング処
理室53から搬出し、搬送室52とアッシング処理室5
4との間のゲートバルブGを開けてアッシング処理室5
4に基板Sを搬入する。そして、そのゲートバルブGを
閉じ、アッシング処理室54にて基板Sに対してアッシ
ング処理を施す。
【0050】なお、シーケンスによっては、エッチング
処理ユニット25に搬入された基板Sを一旦バッファ枠
体75に保持させておき、バッファ枠体75から基板S
を取り出すようにしてもよい。
【0051】このようにアッシング処理が終了した基板
Sは、搬送部材70によりアッシング処理室54からロ
ードロック室51に戻され、ロードロック室51を大気
圧に戻した後、主搬送装置17により取り出される。そ
して、基板Sはスクラバ洗浄ユニット(SCR)21a
または21bに搬入され、そこで基板Sに対して洗浄処
理が行われる。
【0052】このようにして一連の処理が終了した基板
Sは、主搬送装置17により搬送機部10の搬送機構1
1に受け渡され、処理済基板用のカセットCに搬入され
る。以上のような処理を、1つのカセットCの基板Sの
数だけ繰り返して、1つのカセットの基板の処理を終了
する。
【0053】このように、本実施の形態では、従来のよ
うに、レジスト塗布・現像処理、エッチング処理、その
後の洗浄処理の各設備を分離して各設備毎に集中的に配
置するのではなく、基板Sに対してレジスト塗布および
露光後の現像を行うとともに、現像後の基板Sをエッチ
ングするための一連の処理を行う複数の処理ユニットを
一体的に設けているので、レジスト塗布・現像処理およ
びエッチング処理を一つの設備で一括して行うことがで
きる。したがって、一連の処理における基板Sの搬送距
離を著しく短くすることができ、極めて高効率な処理が
実現される。また、搬送路の両側に各処理ユニットを配
置するようにしたので、搬送効率が良好である。また、
搬送路12,13,14が直線状に設けられているの
で、ユニットの配置効率が良好となり、搬送効率が一層
良好なものとなる。さらに、処理部2に連続して搬入出
部であるカセットステーション1を設けたので、基板S
を連続的に処理部2に搬送することができ極めて高効率
である。
【0054】特に、図6に示すように、本実施の形態の
処理システム100を、搬入出部であるカセットステー
ション1をAGVライン101に面するようにして複数
並列に配置し、AGVライン101の反対側に基板上に
薄膜を形成するための複数の成膜装置200を配置する
ことにより、カセットCの搬送距離を極めて少なくする
ことができ、成膜からエッチングまでをほぼ連続して行
うことができる。
【0055】また、図7のように、搬入出部をカセット
ステーションからインターフェース部1’に代えて、そ
こに成膜装置200を接続して、インターフェース部
1’の搬送機構11’により、基板Sを成膜装置200
と処理部2との間で受け渡しを行うようにすれば、成膜
からエッチングまでを完全に連続して行うことができ
る。
【0056】さらに、図1に示したシステムに成膜装置
を組み込むことも可能である。その例を図8に示す。図
8のシステムは、図1のシステムにおける処理部2の前
段側に、成膜処理を行うための処理ブロック2dを付加
したものである。この処理ブロック2dは、搬送路11
0と、この搬送路110に沿って移動可能な主搬送装置
111を備えており、搬送路110の一方側には、成膜
ユニット120が配置されており、搬送路110の他方
側には検査ユニット130が配置されている。搬送路1
10は、搬送路12,13,14に連続して直線状に形
成されており、搬送路12との間には中継部112が設
けられている。なお、主搬送装置111は、図1の主搬
送装置17,18,19と同様に構成されている。
【0057】成膜処理ユニット120は、搬送路110
に面して設けられたロードロック室121と、その奥に
設けられた搬送室122と、搬送室52の両側に設けら
れた2つの成膜室123,124とを有している。ロー
ドロック室121および搬送室122は、それぞれ上述
したロードロック室51および搬送室52と同様の構造
を有している。また、成膜室123,124は、基板S
を載置するステージを有しており、例えば真空雰囲気で
のCVDにより所定の膜が成膜される。
【0058】なお、この場合には、成膜処理ユニット1
20が設けられているので、図4に示すように主搬送装
置を制御する他、成膜処理と塗布・現像処理とのタイム
ラグを吸収するために、主搬送装置も同様に制御するこ
とが好ましい。
【0059】このようなシステムにおいては、まず、カ
セットC内の基板Sが、処理部2の処理ブロック2dに
搬送され、成膜処理ユニット120において所定の膜が
成膜される。その後、検査ユニット130において所定
の検査がされた後、中継部112を介して処理ブロック
2aに搬送され、その後、図1の装置と同じ手順で一連
の処理がなされる。
【0060】このようなシステムによれば、基板Sに所
定の薄膜を形成し、レジスト塗布および露光後の現像を
行うとともに、現像後の基板Sをエッチングするための
一連の処理を行う複数の処理ユニットを一体的に設けて
いるので、一連の処理における基板Sの搬送距離を一層
短くすることができ、さらに一層高効率な処理が実現さ
れる。
【0061】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記例では処理
ブロック2aに2つのスクラバ洗浄ユニット21a,2
1bを設けたが、アッシング室54においてライトアッ
シングを行う場合には、図9に示すように、一方のスク
ラバ洗浄ユニットをウエット洗浄ユニット140に変
え、ウエット洗浄ユニット140により残存するレジス
トを完全に除去するようにすることもできる。
【0062】また、図10の(a)、(b)に示すよう
に、エッチング処理ユニット25のロードロック室51
を搬送路12と重なるように設けて省スペース化を図る
こともできる。この場合にはロードロック室51を主搬
送装置17の通常のパスラインよりも上方に設け、ロー
ドロック室51に基板を搬入する際には、主搬送装置1
7のベース部材42を上昇させるようにすればよい。こ
の場合には、これらの図に示すように、ロードロック室
51の両側面に搬入出用のゲートバルブ51a,51b
が設けられている。また、この場合にも、図11に示す
ように、上述した目的で、基板Sを一時保持するバッフ
ァカセット95をロードロック室51上に配置すること
ができる。また、図12に示すように、エッチング処理
ユニット25を2つのスクラバ洗浄ユニット21a,2
1bの間に配置するようにしてもよい。
【0063】さらに、各処理ユニットの配置は上記実施
の形態の配置に限らず、種々の配置を採用することが可
能である。また、搬入出部の形態も上記例に限るもので
はない。上記実施の形態では処理部を複数のブロックに
分けて各ブロック間に中継部を設けるようにしている
が、中継部を設けずに一つの搬送路を搬送機構が移動す
るようにしてもよい。また、搬送路は必ずしも直線状に
限らず、屈曲していてもよい。さらに、上記実施形態に
おいては、基板としてLCD基板を用いた場合について
示したが、これに限らず半導体ウエハ等他の基板の処理
の場合にも適用可能であることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のように、レジスト塗布・現像処理、エッチング処
理、その後の洗浄処理の各設備を分離して各設備毎に集
中的に配置するのではなく、被処理基板に対してレジス
ト塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の被
処理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数
の処理ユニットを一体的に設けているので、レジスト塗
布・現像処理およびエッチング処理を一つの装置で一括
して行うことができ、一連の処理における基板の搬送距
離を著しく短くすることができ、極めて高効率な処理が
実現される。そして、さらに、このような処理装置に薄
膜形成のための成膜装置を組み込むことにより、成膜処
理からエッチング処理までを連続して行うことができ、
一層効率良く処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るLCD基板の処理シ
ステムを示す平面図。
【図2】図1の処理システムにおける処理部に用いられ
る搬送機構を示す斜視図。
【図3】図1の処理システムにおけるエッチング処理ユ
ニットを示す水平断面図。
【図4】図1の処理システムにおける主搬送装置および
エッチングユニットの制御系を示す図。
【図5】バッファカセットの配置例を示す正面図。
【図6】図1の処理システムの好ましい配置を示す模式
図。
【図7】本発明の他の実施形態に係るLCD基板の処理
システムを示す概略平面図。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係るLCD基板
の処理システムを示す平面図。
【図9】本発明のさらに他の実施形態に係るLCD基板
の処理システムの一部を示す平面図。
【図10】本発明のさらに他の実施形態に係るLCD基
板の処理システムの一部を示す平面図および側面図。
【図11】図10の(b)に示すロードロック室上にバ
ッファカセットを設けた状態を示す側面図。
【図12】本発明のさらに他の実施形態に係るLCD基
板の処理システムの一部を示す平面図。
【符号の説明】
1……カセットステーション 2……処理部 2a……前段ブロック 2b……中段ブロック 2c……後段ブロック 3……インターフェイス部 10……搬送機構 11……搬送アーム 12,13,14……搬送路 17,18,19……主搬送装置 17,18,112……中継部 21a,21b……スクラバ洗浄ユニット 22……塗布処理ユニット 24a,24b,24c……現像処理ユニット 25……エッチング処理ユニット 120……成膜処理ユニット 140……ウエット洗浄ユニット S……基板

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板に対してレジスト塗布および
    露光後の現像を行うとともに、現像後の被処理基板をエ
    ッチングするための一連の処理を行う複数の処理ユニッ
    トを有する処理部と、 前記処理部の各処理ユニットとの間で被処理基板の受け
    渡しを行う基板搬送機構とを備え、これら複数の処理ユ
    ニットが一体的に設けられていることを特徴とする基板
    処理装置。
  2. 【請求項2】 搬送路と、 搬送路に沿って設けられ、被処理基板に対してレジスト
    塗布および露光後の現像を行うとともに、現像後の被処
    理基板をエッチングするための一連の処理を行う複数の
    処理ユニットを有する処理部と、 前記搬送路に沿って移動し、前記処理部の各処理ユニッ
    トとの間で被処理基板の受け渡しを行う基板搬送機構と
    を備え、これら複数の処理ユニットおよび搬送路が一体
    的に設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理基板に対してレジスト塗布および
    露光後の現像を行うとともに、現像後の被処理基板をエ
    ッチングするための一連の処理を行う複数の処理ユニッ
    トを搬送路に沿って配置した処理部と、 前記搬送路に沿って移動し、各処理ユニットとの間で基
    板の受け渡しを行う基板搬送機構と、 この基板搬送機構に対して被処理基板を受け渡しする受
    け渡し機構を有する搬入出部とを備え、これら処理部の
    各処理ユニットおよび搬送路ならびに搬入出部が一体的
    に設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理部は、さらにエッチング後のア
    ッシング処理を行うユニットを有することを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の基板処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理部は、さらにエッチング後のラ
    イトアッシング処理を行うユニットと、ライトアッシン
    グ後のウエット洗浄を行うユニットとを有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
    の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、基板を一時保持するためのバッ
    ファと、レジスト塗布および露光後の現像のための一連
    の処理とエッチングのための一連の処理との間にタイム
    ラグが生じた際に、基板を前記バッファに搬送するよう
    に前記基板搬送機構を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 被処理基板に対して薄膜を形成する成膜
    処理を行い、さらにレジスト塗布および露光後の現像を
    行うとともに、現像後の被処理基板をエッチングするた
    めの一連の処理を行う複数の処理ユニットを有する処理
    部と、 これら各処理ユニットとの間で被処理基板の受け渡しを
    行う基板搬送機構とを備え、これら複数の処理ユニット
    が一体的に設けられていることを特徴とする基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】 搬送路と、 搬送路に沿って設けられ、被処理基板に対して薄膜を形
    成する成膜処理を行い、さらにレジスト塗布および露光
    後の現像を行うとともに、現像後の被処理基板をエッチ
    ングするための一連の処理を行う複数の処理ユニットを
    有する処理部と、 前記搬送路に沿って移動し、各処理ユニットとの間で被
    処理基板の受け渡しを行う基板搬送機構とを備え、これ
    ら複数の処理ユニットおよび搬送路が一体的に設けられ
    ていることを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 被処理基板に対して薄膜を形成する成膜
    処理を行い、さらにレジスト塗布および露光後の現像を
    行うとともに、現像後の被処理基板をエッチングするた
    めの一連の処理を行う複数の処理ユニットを搬送路に沿
    って配置した処理部と、 前記搬送路に沿って移動し、各処理ユニットとの間で基
    板の受け渡しを行う基板搬送機構と、 この基板搬送機構に対して被処理基板を受け渡しする受
    け渡し機構を有する搬入出部とを備え、これら処理部の
    各処理ユニットおよび搬送路ならびに搬入出部が一体的
    に設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記処理部は、さらにエッチング後の
    アッシング処理を行うユニットを有することを特徴とす
    る請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の基板
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記処理部は、さらにエッチング後の
    ライトアッシング処理を行うユニットと、ライトアッシ
    ング後のウエット洗浄を行うユニットとを有することを
    特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記
    載の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 さらに、基板を一時保持するためのバ
    ッファと、レジスト塗布および露光後の現像のための一
    連の処理とエッチングのための一連の処理との間、また
    はレジスト塗布および露光後の現像のための一連の処理
    と成膜のための一連の処理との間にタイムラグが生じた
    際に、基板を前記バッファに搬送するように前記基板搬
    送機構を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    請求項7ないし請求項11のいずれか1項に記載の基板
    処理装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも、被処理基板を洗浄する洗
    浄処理ユニットおよび被処理基板にエッチング処理を施
    すエッチング処理ユニットが第1搬送路に沿って設けら
    れた第1処理ブロックと、 少なくとも、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユ
    ニットおよび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニット
    が第2搬送路に沿って設けられた第2処理ブロックと、 少なくとも、露光後の現像処理を行う現像処理ユニット
    および基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3
    搬送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、 前記各搬送路を移動し、各処理ユニットとの間で基板の
    受け渡しを行う搬送アームを有する基板搬送機構とを備
    え、これら処理ブロックが一体的に設けられていること
    を特徴とする基板処理装置。
  14. 【請求項14】 被処理基板に対してレジスト塗布およ
    び現像を行うとともに、現像後露光された被処理基板を
    エッチングするための一連の処理を行う複数の処理ユニ
    ットを有する処理部と、 これら各処理ユニットとの間で被処理基板の受け渡しを
    行う基板搬送機構と、 この基板搬送機構に対して被処理基板を受け渡しする受
    け渡し機構を有する搬入出部とを備え、 前記処理部は、 少なくとも、被処理基板を洗浄する洗浄処理ユニットお
    よび被処理基板にエッチング処理を施すエッチング処理
    ユニットが第1搬送路に沿って設けられた第1処理ブロ
    ックと、 少なくとも、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユ
    ニットおよび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニット
    が第2搬送路に沿って設けられた第2処理ブロックと、 少なくとも、露光後の現像処理を行う現像処理ユニット
    および基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第3
    搬送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、を有
    し、 前記基板搬送機構は、前記各搬送路を移動する搬送アー
    ムを有し、 これら処理ブロックの各処理ユニットおよび搬送路なら
    びに搬入出部が一体的に設けられていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  15. 【請求項15】 前記第1処理ブロックは、さらにエッ
    チング後のアッシング処理を行うユニットを有すること
    を特徴とする請求項11または請求項12に記載の基板
    処理装置。
  16. 【請求項16】 前記第1処理ブロックは、さらにエッ
    チング後のライトアッシング処理を行うユニットと、ラ
    イトアッシング後のウエット洗浄を行うユニットとを有
    することを特徴とする請求項11または請求項12に記
    載の基板処理装置。
  17. 【請求項17】 前記エッチング処理ユニットは真空雰
    囲気でエッチング処理を行う処理室と、ロードロック室
    とを有することを特徴とする請求項13ないし請求項1
    6のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  18. 【請求項18】 前記ロードロック室は前記第1の搬送
    路の上方に配置され、その両側には搬送路に沿って基板
    の搬入出を行うことが可能なゲートバルブを有すること
    を特徴とする請求項17に記載の基板処理装置。
  19. 【請求項19】 前記第1搬送路、第2搬送路、および
    第3搬送路は直線状に設けられていることを特徴とする
    請求項13ないし請求項18のいずれか1項に記載の基
    板処理装置。
  20. 【請求項20】 さらに、基板を一時保持するためのバ
    ッファと、レジスト塗布および露光後の現像のための一
    連の処理とエッチングのための一連の処理との間にタイ
    ムラグが生じた際に、基板を前記バッファに搬送するよ
    うに前記基板搬送機構を制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項13ないし請求項19のいずれか
    1項に記載の基板処理装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも、基板に薄膜を形成する成
    膜処理ユニットおよび第1搬送路を有する第1処理ブロ
    ックと、 少なくとも、被処理基板を洗浄する洗浄処理ユニットお
    よび被処理基板にエッチング処理を施すエッチング処理
    ユニットが第2搬送路に沿って設けられた第2処理ブロ
    ックと、 少なくとも、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユ
    ニットおよび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニット
    が第3搬送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、 少なくとも、露光後の現像処理を行う現像処理ユニット
    および基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第4
    搬送路に沿って設けられた第4処理ブロックと、 前記各搬送路を移動し、各処理ユニットとの間で基板の
    受け渡しを行う搬送アームを有する基板搬送機構とを備
    え、これら処理ブロックが一体的に設けられていること
    を特徴とする基板処理装置。
  22. 【請求項22】 被処理基板に対して薄膜を形成する成
    膜処理を行い、さらにレジスト塗布および露光後の現像
    を行うとともに、現像後の被処理基板を、現像後露光さ
    れた被処理基板をエッチングするための一連の処理を行
    う複数の処理ユニットを有する処理部と、 これら各処理ユニットとの間で被処理基板の受け渡しを
    行う基板搬送機構と、 この基板搬送機構に対して被処理基板を受け渡しする受
    け渡し機構を有する搬入出部とを備え、 前記処理部は、 少なくとも、基板に薄膜を形成する成膜処理ユニットお
    よび第1搬送路を有する第1処理ブロックと、 少なくとも、被処理基板を洗浄する洗浄処理ユニットお
    よび被処理基板にエッチング処理を施すエッチング処理
    ユニットが第2搬送路に沿って設けられた第2処理ブロ
    ックと、 少なくとも、基板にレジストを塗布するレジスト塗布ユ
    ニットおよび基板に対して熱処理を施す熱処理ユニット
    が第3搬送路に沿って設けられた第3処理ブロックと、 少なくとも、露光後の現像処理を行う現像処理ユニット
    および基板に対して熱処理を施す熱処理ユニットが第4
    搬送路に沿って設けられた第4処理ブロックと、を有
    し、 前記基板搬送機構は、前記各搬送路を移動する搬送アー
    ムを有し、 これら処理ブロックの各処理ユニットおよび搬送路なら
    びに搬入出部が一体的に設けられていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  23. 【請求項23】 前記第2処理ブロックは、さらにエッ
    チング後のアッシング処理を行うユニットを有すること
    を特徴とする請求項21または請求項22に記載の基板
    処理装置。
  24. 【請求項24】 前記第2処理ブロックは、さらにエッ
    チング後のライトアッシング処理を行うユニットと、ラ
    イトアッシング後のウエット洗浄を行うユニットとを有
    することを特徴とする請求項21または請求項22に記
    載の基板処理装置。
  25. 【請求項25】 前記エッチング処理ユニットは真空雰
    囲気でエッチング処理を行う処理室と、ロードロック室
    とを有することを特徴とする請求項21ないし請求項2
    4のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  26. 【請求項26】 前記ロードロック室は前記第1の搬送
    路の上方に配置され、その両側には搬送路に沿って基板
    の搬入出を行うことが可能なゲートバルブを有すること
    を特徴とする請求項25に記載の基板処理装置。
  27. 【請求項27】 第1の搬送路、第2の搬送路、第3の
    搬送路、および第4の搬送路は直線状に設けられている
    ことを特徴とする請求項21ないし請求項26のいずれ
    か1項に記載の基板処理装置。
  28. 【請求項28】 さらに、基板を一時保持するためのバ
    ッファと、レジスト塗布および露光後の現像のための一
    連の処理とエッチングのための一連の処理との間、また
    はレジスト塗布および露光後の現像のための一連の処理
    と成膜のための一連の処理との間にタイムラグが生じた
    際に、基板を前記バッファに搬送するように前記基板搬
    送機構を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    請求項21ないし請求項27のいずれか1項に記載の基
    板処理装置。
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