JP3420173B2 - シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材 - Google Patents

シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材

Info

Publication number
JP3420173B2
JP3420173B2 JP2000123129A JP2000123129A JP3420173B2 JP 3420173 B2 JP3420173 B2 JP 3420173B2 JP 2000123129 A JP2000123129 A JP 2000123129A JP 2000123129 A JP2000123129 A JP 2000123129A JP 3420173 B2 JP3420173 B2 JP 3420173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
blade
ruled
folding
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000123129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001301059A (ja
Inventor
寧汪 上村
弥寿治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000123129A priority Critical patent/JP3420173B2/ja
Publication of JP2001301059A publication Critical patent/JP2001301059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3420173B2 publication Critical patent/JP3420173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シート材
の折り曲げ部に折り曲げ用罫線を形成するシート材折り
曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックシート類などに折り
曲げのための罫線を加工する場合には、レギュラータイ
プとして、先端に刃先を有する板状の罫線刃が用いられ
ていた。また、図7〜図9は、折り曲げやすくしかも湾
曲になりにくい罫線72,82,92をシート材71,
81,91に加工するために開発された刃先に凹凸を有
する罫線刃70、80、90を示す図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のレギュラータイプの罫線刃で加工したプラスチックシ
ートは、形成した折り曲げ罫線を軸にして折り曲げたと
き、元の状態へ戻ろうとする反発が生じて、折り曲げ罫
線を境に両方の面が湾曲になりやすくなり、特に、罫線
の形成が弱すぎると、この傾向が顕著に表れ、また、折
り曲げにくくなるという不都合があった。
【0004】また、図7〜図9に示す刃先の先端方向に
凹凸を有する罫線刃70、80、90は、刃先が複雑な
構造となるため、製作時間や製作費が増大し、また、刃
の耐久性が低下するという不都合があった。
【0005】さらに、図7に示すシート71に形成され
た罫線72および図9に示すシート91に形成された罫
線92は、いずれも罫線の深さ方向に凹凸を有するもの
となり、シートの折り曲げ頻度が多くなると凹部から裂
けやすくなり、図8に示すシート81に形成された罫線
82は、貫通穴を有するものとなるため、シートの折り
曲げ頻度が多くなると容易に貫通穴から裂けやすくなる
などの損傷が生じるという不都合があった。
【0006】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、シート材を折り曲げ加工しやすく、か
つ、耐久性を向上させる罫線を形成するシート材折り曲
げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材の折
り曲げ部に折り曲げ用罫線を形成する板状のシート材折
り曲げ用罫線刃において、適用される。本発明は、特
に、板状の罫線刃の板厚を幅とする平坦な刃先と、刃先
に対して垂直に形成される側面とを有し、板状の罫線刃
幅方向に側面から刃先の先端にかけて、側面視におい
て略V字状に広がりを有し、略円錐状に形成される、
状の罫線刃の板厚より浅いスリットを、板状の罫線刃の
長さ方向に断続的に設けたシート材折り曲げ用罫線刃で
ある。
【0008】また、本発明は、板状のシート材折り曲げ
用罫線刃により折り曲げ部の表面に折り曲げ用罫線を形
成された折り曲げ罫線付シート材において、適用され
る。本発明は、特に、板状の罫線刃はその幅方向に側面
から刃先の先端にかけて、側面視において略V字状に広
がりを有し、略円錐状に形成される、板状の罫線刃の板
厚より浅いスリットを、板状の罫線刃の長さ方向に断続
的に設けたシート材折り曲げ用罫線刃であって、罫線
は、平坦な底部と、底部に対して垂直に形成される側面
を有し、罫線の幅方向に表面から底部にかけて、底部
に対して垂直に形成される罫線の幅より幅が小さい突起
を、長さ方向に断続的に設けた折り曲げ罫線付シート材
である。
【0009】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。一般に使用しているレギュラータイプの、先端に刃
先を有する板状の罫線刃に、一方の側面から刃先の先端
にかけて上述したスリットを形成するだけで簡単にこの
スリットを有する罫線刃の加工がなされる。また、刃先
に平坦部を有するので耐久性が向上する。
【0010】また、このスリットを有する罫線刃により
シートの表面に形成された罫線によれば、突起を境に折
り曲げの力が分散されるので、罫線に発生する弾性応力
が減少し、罫線で確実に折り曲げができ、折り曲げによ
る反発が少ないため、折り曲げ部を大きく、例えば、9
0度〜180度に折り返しやすくなる。しかも、一定の
折り曲げの方向性を有する、例えば、片方向の折り曲げ
を行う場合に固定した折り曲げを施しやすくなる。さら
に、罫線により形成される面の湾曲が減少すると共に、
罫線を細く形成できるので、外観上きれいな仕上がりの
折り曲げ部が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本実施の形態のシート材折り曲げ
用罫線刃は、シート材を所定の形状に折り曲げ加工しや
すくする罫線を形成するものである。また、本実施の形
態の折り曲げ罫線付シート材は、このシート材折り曲げ
用罫線刃により折り曲げ罫線を形成したものである。
【0012】図1は、本実施の形態の罫線刃を示す外観
斜視図である。これらの罫線刃は、シート材の折り曲げ
部に折り曲げ用罫線を形成する場合に適用されるもので
ある。図1イは片面スリット罫線刃1を示す斜視図であ
る。この片面スリット罫線刃1は、平坦な刃先2を有
し、板状の幅方向に側面3から刃先2の先端にかけて、
板状の板厚より浅いスリット4を、板状の長さ方向に断
続的に設けたものである。
【0013】上述した片面スリット罫線刃1は、一般に
使用しているレギュラータイプの、先端に刃先を有する
板状の罫線刃に、一方の側面3から刃先2の先端にかけ
て上述したスリット4を形成するだけで簡単に加工する
ことができ、また、刃先2に平坦部を有するので耐久性
を向上させることができ、さらに、製作費をやすくする
ことができる。
【0014】図1ロは両面対向スリット罫線刃5を示す
斜視図である。この両面対向スリット罫線刃5は、平坦
な刃先6を有し、板状の幅方向に側面7、9から刃先6
の先端にかけて、板状の板厚より浅いスリット8、10
を、板状の長さ方向に断続的に設けたものである。
【0015】ここで、スリット8、10は、板状の一方
の側面7と他方の側面9に互いに対向する位置に設けら
れている。
【0016】上述した両面対向スリット罫線刃5は、一
般に使用しているレギュラータイプの、先端に刃先6を
有する板状の罫線刃に、一方および他方の側面7,9に
おいて、側面7,9から刃先6の先端にかけて上述した
対向する位置にスリット8,10を形成するだけで簡単
に加工することができ、刃先6に平坦部を有するので耐
久性を向上させることができ、製作費をやすくすること
ができる。
【0017】図1ハは両面オフセットスリット罫線刃1
1を示す斜視図である。この両面オフセットスリット罫
線刃11は、平坦な刃先12を有し、板状の幅方向に側
面13、15から刃先12の先端にかけて、板状の板厚
より浅いスリット14、16を、板状の長さ方向に断続
的に設けたものである。
【0018】ここで、スリット14、16は、板状の一
方の側面13と他方の側面15に互いにオフセットした
(ずらした)位置に設けられている。つまり、一方の側
面13に設けられたスリット14は、他方の側面15に
設けられたスリット16の中間位置に対向する位置に設
けられている。
【0019】上述した両面オフセットスリット罫線刃1
1は、一般に使用しているレギュラータイプの、先端に
刃先12を有する板状の罫線刃に、一方および他方の側
面13,15において、側面13,15から刃先12の
先端にかけて上述したオフセットした(ずらした)位置
にスリット14,16を形成するだけで簡単に加工する
ことができ、刃先12に平坦部を有するので耐久性を向
上させることができ、製作費をやすくすることができ
る。
【0020】なお、上述した罫線刃の材質としては、例
えば、「炭素工具鋼 SK−4種ベーナイト処理」を用
いることができる。
【0021】また、これらの罫線刃の加工機として、例
えば、回転する砥石を有し、連続加工を可能にするた
め、材料の送り装置を備えた機械を用いることができ
る。
【0022】さらに、これらの罫線刃の治工具として、
例えば、グラインダーを用いることができる。
【0023】図2は片面スリット罫線刃の形状および罫
線の形状を示す図である。図2イは片面スリット罫線刃
1の平面図、図2ロは片面スリット罫線刃1の正面図、
図2ハは片面スリット罫線刃1のA1−A1断面図、図
2ニは片面スリット罫線刃1によりシート20上に形成
された罫線の斜視図である。
【0024】図2イ、ロに示すように、スリット4は、
片面スリット罫線刃1の長さ方向に等間隔のピッチP1
を有するように設けられ、また、スリット4は、側面3
から刃先の先端にかけて略V字状に広がりを有すると共
に、深さD1を有するように設けられる。また、図2ハ
に示すように、スリット4は、側面3から刃先の先端に
かけて略円錐状に形成され、最大で片面スリット罫線刃
1の板厚t1の約半分程度の円錐溝t2を有するように
形成される。
【0025】図2ニに示すように、片面スリット罫線刃
1によりシート20の表面23に形成された罫線21
は、平坦な底部24を有し、罫線21の幅W1方向に表
面23から底部24にかけて、罫線21の幅W1より小
さい幅W2の突起22を、長さ方向に断続的に設けるよ
うに形成される。
【0026】このような片面スリット罫線刃1によりシ
ート20の表面23に形成された罫線21によれば、突
起22を境に片面で折り曲げの力が分散されるので、罫
線21に発生する弾性応力が減少し、罫線21で確実に
折り曲げができ、折り曲げによる反発が少ないため、折
り曲げ部を大きく、例えば、90度〜180度に折り返
しやすく、しかも、一定の折り曲げの方向性を有する、
例えば、片方向の折り曲げを行う場合に固定した折り曲
げを施すことができ、さらに、罫線21により形成され
る面の湾曲が減少すると共に、罫線21を細く形成でき
るので、外観上きれいな仕上がりの折り曲げ部を形成す
ることができる。
【0027】図3は両面対向スリット罫線刃の形状およ
び罫線の形状を示す図である。図3イは両面対向スリッ
ト罫線刃5の平面図、図3ロは両面対向スリット罫線刃
5の正面図、図3ハは両面対向スリット罫線刃5のA2
−A2断面図、図3ニは両面対向スリット罫線刃5によ
りシート30上に形成された罫線の斜視図である。
【0028】図3イ、ロに示すように、スリット8、1
0は、両面対向スリット罫線刃5の長さ方向に等間隔の
ピッチP2を有するように対向して設けられ、また、ス
リット8、10は、側面7、9から刃先の先端にかけて
略U字状に広がりを有すると共に、深さD2を有するよ
うに対向して設けられる。また、図3ハに示すように、
スリット8、10は、側面7、9から刃先の先端にかけ
て略円錐状に形成され、最大で両面対向スリット罫線刃
5の板厚t1の約1/4〜1/3程度の円錐溝t3を有
するように形成される。
【0029】図3ニに示すように、両面対向スリット罫
線刃5によりシート30の表面34に形成された罫線3
1は、平坦な底部35を有し、罫線31の幅W1方向に
表面34から底部35にかけて、罫線31の幅W1より
小さい幅W3の突起32、33を互いに対向する位置
に、長さ方向に断続的に設けるように形成される。
【0030】このような両面対向スリット罫線刃5によ
りシート30の表面34に形成された罫線31によれ
ば、対向する位置に形成された突起32、33を境に両
面で折り曲げの力が分散されるので、罫線31に発生す
る弾性応力が減少し、罫線31で確実に折り曲げがで
き、折り曲げによる反発が少ないため、折り曲げ部を大
きく、例えば、90度〜180度に折り曲げやすく、し
かも、折り曲げの方向性のない、例えば、両方向の折り
曲げを行う場合に柔軟な折り曲げを施すことができ、さ
らに、罫線31により形成される両面の湾曲が減少する
と共に、罫線31を太く形成できるので、外観上特徴的
な仕上がりの折り曲げ部を形成することができる。
【0031】図4は両面オフセットスリット罫線刃の形
状および罫線の形状を示す図である。図4イは両面オフ
セットスリット罫線刃11の平面図、図4ロは両面オフ
セットスリット罫線刃11の正面図、図4ハは両面オフ
セットスリット罫線刃11のA3−A3断面図およびA
4−A4断面図、図4ニは両面オフセットスリット罫線
刃11によりシート40上に形成された罫線の斜視図で
ある。
【0032】図4イ、ロに示すように、スリット14、
16は、両面オフセットスリット罫線刃11の長さ方向
に等間隔のピッチP3×2を有するようにオフセットし
て(ずらして)設けられる。
【0033】ここで、スリット14、16は、板状の一
方の側面13と他方の側面15に互いにP3だけオフセ
ットした(ずらした)位置に設けられている。つまり、
一方の側面13に設けられたスリット14は、他方の側
面15に設けられたスリット16の中間位置P3に対向
する位置に設けられている。
【0034】また、スリット14、16は、側面13、
15から刃先の先端にかけて略U字状に広がりを有する
と共に、深さD3を有するようにオフセットして(ずら
して)設けられる。また、図4ハに示すように、スリッ
ト14、16は、側面13、15から刃先の先端にかけ
て略円錐状に形成され、最大で両面オフセットスリット
罫線刃11の板厚t1の約1/4〜1/3程度の円錐溝
t4を有するように形成される。
【0035】図4ニに示すように、両面オフセットスリ
ット罫線刃11によりシート40の表面44に形成され
た罫線41は、平坦な底部45を有し、罫線41の幅W
1方向に表面44から底部45にかけて、罫線41の幅
W1より小さい幅W4の突起42、43をオフセットし
た(ずらした)位置に、長さ方向に断続的に設けるよう
に形成される。
【0036】このような両面オフセットスリット罫線刃
11によりシート40の表面44に形成された罫線41
によれば、オフセットする(ずらした)位置に形成され
た突起42、43を境に両面で折り曲げの力が分散され
るので、罫線41に発生する弾性応力が減少し、罫線4
1で確実に折り曲げができ、折り曲げによる反発が少な
いため、折り曲げ部を大きく、例えば、90度〜180
度に折り曲げやすく、しかも、折り曲げの方向性のな
い、例えば、両方向の折り曲げを行う場合に一層柔軟な
折り曲げを施すことができ、さらに、罫線41により形
成される両面の湾曲が減少すると共に、罫線41を太く
形成できるので、外観上特徴的な仕上がりの折り曲げ部
を形成することができる。
【0037】図5は、罫線を形成したケース用シートを
示す図であり、図6は、罫線の詳細図およびケースの斜
視図である。図5において示すように、シート50の各
折り曲げ部に罫線51〜59が形成されている。ここで
は、特に、図5中Bで示す180度の折り曲げ部となる
罫線51および52にのみ、上述した本実施の形態によ
る片面スリット罫線刃1を用いて罫線を形成するように
している。これは、180度の折り曲げ部に最も耐久の
ある罫線が要求されるからである。これに対して、他の
折り曲げ部の罫線53〜59はいずれも90度の折り曲
げ部に適用される。
【0038】なお、他の折り曲げ部の罫線53〜59に
も同様に本実施の形態による罫線刃を用いて罫線を形成
するようにしてもよい。
【0039】図6イのA5−A5断面詳細図に示すよう
に、シート50の側面53に2本の罫線51および52
が所定間隔で平行に形成されている。なお、側面53は
図5において上面に対応する。また、図5において、他
の折り曲げ部の罫線53〜59のいずれも、図6に示す
側面53と同様に図5において上面に形成される。
【0040】また、図6ロのB部詳細図に示すように、
シート50の180度の折り曲げ部において、2本の罫
線のうちの罫線51の突起60と、罫線52の突起61
が互いに対向する位置に形成される。
【0041】さらに、図6ハにシート50の各折り曲げ
部を折り曲げて完成されたケース62の斜視図を示す。
図5に示したシート50において縦に形成された、90
度の折り曲げ部の罫線56〜59を、例えば、図5の上
面を外側にして4隅に角部を有する筒状に折り曲げる。
【0042】さらに、横に形成された90度の折り曲げ
部の罫線55を、同様に、図5の上面を外側にして筒状
の一方の端部を閉じるように折り曲げる。
【0043】さらに、横に形成された90度の折り曲げ
部の罫線54および53を、同様に、図5の上面を外側
にして筒状の他方の端部を閉じるように折り曲げる。
【0044】そして、最後に、図5のB部に横に形成さ
れた180度の折り曲げ部の罫線51および52を、同
様に、図5の上面を外側にして他方の端部を閉じた罫線
53に接触するように筒状の内側に折り曲げる。
【0045】このようにして、完成されたケース62に
おいて、上端部の180度折り曲げ部に、図5のB部に
横に形成された180度の折り曲げ部の罫線51および
52が適用される。
【0046】このような片面スリット罫線刃1によりシ
ート50の側面53に形成された罫線51、52によれ
ば、突起60,61を境に片面で折り曲げの力が分散さ
れるので、罫線51,52に発生する弾性応力が減少
し、罫線51,52で確実に折り曲げができ、折り曲げ
による反発が少ないため、折り曲げ部を大きく、例え
ば、90度〜180度に折り返しやすく、しかも、一定
の折り曲げの方向性を有する、例えば、片方向の折り曲
げを行う場合に固定した折り曲げを施すことができ、さ
らに、罫線51,52により形成される面の湾曲が減少
すると共に、罫線51,52を細く形成できるので、外
観上きれいな仕上がりの折り曲げ部を有するケース62
を形成することができる。
【0047】なお、これに限らず、各折り曲げ部の罫線
51〜59を、例えば、図5の上面を内側にして折り曲
げても良い。
【0048】また、図5のB部に横に形成された180
度の折り曲げ部の罫線51および52には、片面スリッ
ト罫線刃を用いて2本の罫線を形成する例を示したが、
他の両面対向スリット罫線刃5または両面オフセットス
リット罫線刃11を形成するようにしても良い。
【0049】また、頻繁に折り曲げを行うことが予測さ
れる他方の端部の罫線53および54にのみ他の両面対
向スリット罫線刃5または両面オフセットスリット罫線
刃11を形成するようにしても良い。
【0050】このような両面対向スリット罫線刃5によ
りシート50の側面53に形成された罫線51,52,
53,54によれば、対向する位置に形成された突起
(図3の32、33)を境に両面で折り曲げの力が分散
されるので、罫線51,52,53,54に発生する弾
性応力が減少し、罫線51,52,53,54で確実に
折り曲げができ、折り曲げによる反発が少ないため、折
り曲げ部を大きく、例えば、90度〜180度に折り曲
げやすく、しかも、折り曲げの方向性のない、例えば、
両方向の折り曲げを行う場合に柔軟な折り曲げを施すこ
とができ、さらに、罫線51,52,53,54により
形成される両面の湾曲が減少すると共に、罫線51,5
2,53,54を太く形成できるので、外観上特徴的な
仕上がりの折り曲げ部を有するケース62を形成するこ
とができる。
【0051】また、このような両面オフセットスリット
罫線刃11によりシート50の側面53に形成された罫
線51,52,53,54によれば、オフセットする
(ずらした)位置に形成された突起(図4の42、4
3)を境に両面で折り曲げの力が分散されるので、罫線
51,52,53,54に発生する弾性応力が減少し、
罫線51,52,53,54で確実に折り曲げができ、
折り曲げによる反発が少ないため、折り曲げ部を大き
く、例えば、90度〜180度に折り曲げやすく、しか
も、折り曲げの方向性のない、例えば、両方向の折り曲
げを行う場合に一層柔軟な折り曲げを施すことができ、
さらに、罫線51,52,53,54により形成される
両面の湾曲が減少すると共に、罫線51,52,53,
54を太く形成できるので、外観上特徴的な仕上がりの
折り曲げ部を有するケース62を形成することができ
る。
【0052】なお、上述したシート材としては、例え
ば、ポリプロピレンを用いることができる。
【0053】なお、上述した本実施の形態による罫線を
シート材に形成することにより、シート材の材料に左右
されないで、シート材に対して折り曲げ作用を施すこと
ができる。
【0054】
【発明の効果】この発明のシート材折り曲げ用罫線刃
は、シート材の折り曲げ部に折り曲げ用罫線を形成する
板状のシート材折り曲げ用罫線刃において、板状の罫線
刃の板厚を幅とする平坦な刃先と、刃先に対して垂直に
形成される側面とを有し、板状の罫線刃の幅方向に側面
から刃先の先端にかけて、側面視において略V字状に広
がりを有し、略円錐状に形成される、板状の罫線刃の
厚より浅いスリットを、板状の罫線刃の長さ方向に断続
的に設けたので、一般に使用しているレギュラータイプ
の、先端に刃先を有する板状の罫線刃に、側面から刃先
の先端にかけて上述したスリットを形成するだけで簡単
に加工することができ、また、刃先に平坦部を有するの
で耐久性を向上させることができ、さらに、製作費をや
すくすることができるという効果を奏する。
【0055】また、この発明のシート材折り曲げ用罫線
刃は、上述において、スリットは、板状の一方の側面と
他方の側面に互いに対向する位置に設けるので、一般に
使用しているレギュラータイプの、先端に刃先を有する
板状の罫線刃に、一方および他方の側面において、側面
から刃先の先端にかけて上述した対向する位置にスリッ
トを形成するだけで簡単に加工することができ、刃先に
平坦部を有するので耐久性を向上させることができ、製
作費をやすくすることができるという効果を奏する。
【0056】また、この発明のシート材折り曲げ用罫線
刃は、上述において、スリットは、板状の一方の側面と
他方の側面に互いにずらした位置に設けるので、一般に
使用しているレギュラータイプの、先端に刃先を有する
板状の罫線刃に、一方および他方の側面において、側面
から刃先の先端にかけて上述したオフセットした(ずら
した)位置にスリットを形成するだけで簡単に加工する
ことができ、刃先に平坦部を有するので耐久性を向上さ
せることができ、製作費をやすくすることができるとい
う効果を奏する。
【0057】また、この発明の折り曲げ罫線付シート材
は、板状のシート材折り曲げ用罫線刃により折り曲げ部
の表面に折り曲げ用罫線を形成された折り曲げ罫線付シ
ート材において、板状の罫線刃はその幅方向に側面から
刃先の先端にかけて、側面視において略V字状に広がり
を有し、略円錐状に形成される、板状の罫線刃の板厚よ
り浅いスリットを、板状の罫線刃の長さ方向に断続的に
設けたシート材折り曲げ用罫線刃であって、罫線は、平
坦な底部と、底部に対して垂直に形成される側面とを有
し、罫線の幅方向に表面から底部にかけて、底部に対し
て垂直に形成される罫線の幅より幅が小さい突起を、長
さ方向に断続的に設けたので、突起を境に片面で折り曲
げの力が分散されるので、罫線に発生する弾性応力が減
少し、罫線で確実に折り曲げができ、折り曲げによる反
発が少ないため、折り曲げ部を大きく、例えば、180
度に折り返しやすく、しかも、一定の折り曲げの方向性
を有する、例えば、片方向の折り曲げを行う場合に固定
した折り曲げを施すことができ、さらに、罫線により形
成される面の湾曲が減少すると共に、罫線を細く形成で
きるので、外観上きれいな仕上がりの折り曲げ部を形成
することができるという効果を奏する。
【0058】また、この発明の折り曲げ罫線付シート材
は、上述において、突起は、罫線の一方の側面と他方の
側面に互いに対向する位置に設けるので、対向する位置
に形成された突起を境に両面で折り曲げの力が分散され
るので、罫線に発生する弾性応力が減少し、罫線で確実
に折り曲げができ、折り曲げによる反発が少ないため、
折り曲げ部を大きく、例えば、90度〜180度に折り
曲げやすく、しかも、折り曲げの方向性のない、例え
ば、両方向の折り曲げを行う場合に柔軟な折り曲げを施
すことができ、さらに、罫線により形成される両面の湾
曲が減少すると共に、罫線を太く形成できるので、外観
上特徴的な仕上がりの折り曲げ部を形成することができ
るという効果を奏する。
【0059】また、この発明の折り曲げ罫線付シート材
は、上述において、突起は、罫線の一方の側面と他方の
側面に互いにずらした位置に設けるので、オフセットす
る(ずらした)位置に形成された突起を境に両面で折り
曲げの力が分散されるので、罫線に発生する弾性応力が
減少し、罫線で確実に折り曲げができ、折り曲げによる
反発が少ないため、折り曲げ部を大きく、例えば、90
度〜180度に折り曲げやすく、しかも、折り曲げの方
向性のない、例えば、両方向の折り曲げを行う場合に一
層柔軟な折り曲げを施すことができ、さらに、罫線によ
り形成される両面の湾曲が減少すると共に、罫線を太く
形成できるので、外観上特徴的な仕上がりの折り曲げ部
を形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の罫線刃を示す外観斜視図であ
り、図1イは片面スリット罫線刃、図1ロは両面対向ス
リット罫線刃、図1ハは両面オフセットスリット罫線刃
である。
【図2】片面スリット罫線刃の形状および罫線の形状を
示す図であり、図2イは片面スリット罫線刃の平面図、
図2ロは片面スリット罫線刃の正面図、図2ハは片面ス
リット罫線刃のA1−A1断面図、図2二は片面スリッ
ト罫線刃によりシート上に形成された罫線の斜視図であ
る。
【図3】両面対向スリット罫線刃の形状および罫線の形
状を示す図であり、図3イは両面対向スリット罫線刃の
平面図、図3ロは両面対向スリット罫線刃の正面図、図
3ハは両面対向スリット罫線刃のA2−A2断面図、図
3二は両面対向スリット罫線刃によりシート上に形成さ
れた罫線の斜視図である。
【図4】両面オフセットスリット罫線刃の形状および罫
線の形状を示す図であり、図4イは両面オフセットスリ
ット罫線刃の平面図、図4ロは両面オフセットスリット
罫線刃の正面図、図4ハは両面オフセットスリット罫線
刃のA3−A3断面図およびA4−A4断面図、図4二
は両面オフセットスリット罫線刃によりシート上に形成
された罫線の斜視図である。
【図5】罫線を形成したケース用シートを示す展開図で
ある。
【図6】罫線の詳細図およびケースの斜視図であり、図
6イは図5のA5−A5断面詳細図、図6ロは図5のB
部詳細図、図6ハはケースの斜視図である。
【図7】従来の罫線刃の形状および罫線の形状を示す図
であり、図7イは罫線刃の正面図、図7ロは罫線刃の側
面図、図7ハは罫線の斜視図である。
【図8】従来の他の罫線刃の形状および罫線の形状を示
す図であり、図8イは罫線刃の斜視図、図8ロは罫線の
斜視図である。
【図9】従来の他の罫線刃の形状および罫線の形状を示
す図であり、図9イは罫線刃の側面図、図9ロは罫線の
斜視図である。
【符号の説明】
1……片面スリット罫線刃、2、6、12……刃先、
3、7、13……側面、4……(片面)スリット、5…
…両面スリット罫線刃、8、10……(両面対向)スリ
ット、11……両面オフセットスリット罫線刃、14、
16……(両面オフセット)スリット、20、30、4
0……シート、21、31、41……罫線、22……
(片面)突起、23、34、44……表面、24、3
5、45……底部、31……罫線、32、33……(両
面対向)突起、42、43……(両面オフセット)突
起、50……シート、51〜59……罫線、60、61
……突起、62……ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−153562(JP,A) 特開 平8−39661(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/00 - 49/04 B31C 1/00 - 13/00 B31D 1/00 - 5/04 B31F 1/00 - 7/02 B65D 5/42 B65D 65/00 - 65/46 B26D 7/00 - 11/00 B29C 53/00 - 53/84 B29C 57/00 - 59/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の折り曲げ部に折り曲げ用罫線
    を形成する板状のシート材折り曲げ用罫線刃において、上記板状の罫線刃の板厚を幅とする 平坦な刃先と、 上記刃先に対して垂直に形成される側面と を有し、 上記板状の罫線刃の幅方向に側面から上記刃先の先端に
    かけて、側面視において略V字状に広がりを有し、略円
    錐状に形成される、上記板状の罫線刃の板厚より浅いス
    リットを、上記板状の罫線刃の長さ方向に断続的に設け
    たことを特徴とするシート材折り曲げ用罫線刃。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート材折り曲げ用罫線
    刃において、 上記スリットは、上記板状の罫線刃の一方の側面と他方
    の側面に互いに対向する位置に設けることを特徴とする
    シート材折り曲げ用罫線刃。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシート材折り曲げ用罫線
    刃において、 上記スリットは、上記板状の罫線刃の一方の側面と他方
    の側面に互いにずらした位置に設けることを特徴とする
    シート材折り曲げ用罫線刃。
  4. 【請求項4】 板状のシート材折り曲げ用罫線刃により
    折り曲げ部の表面に折り曲げ用罫線を形成された折り曲
    げ罫線付シート材において、上記板状の罫線刃はその幅方向に側面から刃先の先端に
    かけて、側面視において略V字状に広がりを有し、略円
    錐状に形成される、上記板状の罫線刃の板厚より浅いス
    リットを、上記板状の罫線刃の長さ方向に断続的に設け
    たシート材折り曲げ用罫線刃であって、 上記罫線は、平坦な底部と、 上記底部に対して垂直に形成される側面と を有し、 上記罫線の幅方向に上記表面から上記底部にかけて、
    記底部に対して垂直に形成される上記罫線の幅より幅が
    小さい突起を、長さ方向に断続的に設けたことを特徴と
    する折り曲げ罫線付シート材。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の折り曲げ罫線付シート材
    において、 上記突起は、上記罫線の一方の側面と他方の側面に互い
    に対向する位置に設けることを特徴とする折り曲げ罫線
    付シート材。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の折り曲げ罫線付シート材
    において、 上記突起は、上記罫線の一方の側面と他方の側面に互い
    にずらした位置に設けることを特徴とする折り曲げ罫線
    付シート材。
JP2000123129A 2000-04-24 2000-04-24 シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材 Expired - Lifetime JP3420173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123129A JP3420173B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123129A JP3420173B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001301059A JP2001301059A (ja) 2001-10-30
JP3420173B2 true JP3420173B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=18633492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000123129A Expired - Lifetime JP3420173B2 (ja) 2000-04-24 2000-04-24 シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3420173B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001301059A (ja) 2001-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6132349A (en) Fold construction of corrugated fiberboard
WO2013076808A1 (ja) 折り曲げ罫線入りシート
JP2000313059A (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート
US6558775B1 (en) Plastic sheet having creasing lines and creasing line-forming blade for plastic sheet
JP3420173B2 (ja) シート材折り曲げ用罫線刃および折り曲げ罫線付シート材
JPH01141720A (ja) プラスチックシート用罫線刃
JP2898884B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシートおよびその製造方法並びに折り曲げ罫線刃およびプラスチック製ケース
CN104781054B (zh) 切割刀具及带切割机
JPH02249626A (ja) 罫線付設方法
JP2000158562A (ja) プラスチックシート用罫線形成刃
JPH049345Y2 (ja)
JP2004083129A (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート及びそのプラスチックシート用罫線刃
JPH06100016A (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート
EP1106523B1 (en) Sheet and blade for shaping sheet bent portion
JP4243881B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート及びその製造方法並びに折り曲げ罫線刃
JPH11320669A (ja) プラスチックシート用折罫線刃
JPH11147253A (ja) プラスチックケース
JP3352430B2 (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシートおよびプラスチックシート用罫線刃
JP3240659U (ja) トムソン型
JP3087072U (ja) 合成樹脂ケース及び合成樹脂ケースの製造装置
JPH06100015A (ja) 折り曲げ罫線入りプラスチックシート
EP3345732B1 (en) Cutting structure for assisting the curvature of a flexible sheet to form a stereoscopic contour
JP3429242B2 (ja) 打抜き刃およびシート打抜き型
JP3785112B2 (ja) 折り曲げ用ミシン目入りのプラスチックシート
JP2003039390A (ja) 段ボールシート打抜き型、その製造方法及び罫線補助部材成形体

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3420173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350