JP3419880B2 - 導電接触ピン - Google Patents

導電接触ピン

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JP3419880B2
JP3419880B2 JP04973494A JP4973494A JP3419880B2 JP 3419880 B2 JP3419880 B2 JP 3419880B2 JP 04973494 A JP04973494 A JP 04973494A JP 4973494 A JP4973494 A JP 4973494A JP 3419880 B2 JP3419880 B2 JP 3419880B2
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久芳 笠原
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久芳 笠原
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板検査など
に用いられる導電接触ピンに関し、さらに詳しく言え
ば、リード線との接続が簡単に行なえるようにした導電
接触ピンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】回路基板検査装置などにおいて、導電接
触ピン(プローブ)はピンボードと呼ばれる治具上に植
設されて使用され、図3にはその従来例が示されてい
る。 【0003】これによると、導電接触ピン10は所定の
長さを有する通常は円柱状に形成されたピン本体11を
備え、同ピン本体11の先端には拡径された接触子12
が形成されている。また、同ピン本体11の後端側には
雄ネジ13が刻設されている。 【0004】これをピンボード14に植設するには、ピ
ン本体11にコイルバネ15を挿通してから、同ピン本
体11をピンボード14に穿設されている取付孔14a
内に挿通し、その後端部に形成されている雄ネジ13に
ストッパーとしてのナット16を螺合する。 【0005】その際、コイルバネ15を接触子12とピ
ンボード14との間で適度に圧縮することにより、ピン
本体11が同コイルバネ15にてその先端方向に向けて
付勢されるようになる。 【0006】しかる後、結線用ナット18を雄ネジ13
に螺合して、同結線用ナット18にて図示しないリード
線にハンダ付けされている丸端子もしくはY端子などの
端子部材17をストッパーナット16との間で締め付け
て固定する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】このようにして、導電
接触ピン10がピンボード14に被検査回路基板の被測
定箇所に対応する本数分取り付けられるのであるが、接
触子12の摩耗などにより交換するには、いわゆるダブ
ルナットとなっている2つのナット16,18を外さな
ければならず、これが交換作業を困難にしている。 【0008】また、丸端子もしくはY端子などの端子部
材17は、ナット16,18間に挟まれた状態では、そ
のリード線とのハンダ付け部が横方向に出っ張るため、
ピン本体11をピンボード14に高密度に植設するに
も、そのハンダ付け部が邪魔になってピン同士をそれ以
上近付けて配置することができない場合が生ずる。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ピンボードに穿設されている取付孔に摺
動自在に直接的に挿通され、先端に接触子を有するピン
本体と、上記接触子と上記ピンボードとの間に介装さ
れ、上記ピン本体をその先端方向に向けて付勢するバネ
手段と、上記ピンボードの裏面に突出される上記ピン本
体の後端側において同ピンボードに当接するように取り
付けられた抜け止め用のストッパーとを含み、上記ピン
本体の後端に、リード線結線部としての雄コンタクトを
備えている導電接触ピンにおいて、上記雄コンタクトは
上記ピン本体とは別物として形成されており、同雄コン
タクトは上記ストッパーとしての袋状ナットを介して上
記ピン本体の後端に取り付けられることを特徴としてい
る。 【0010】本発明において、ピン本体にリード線を接
続するにあたっては、雄コンタクトに、そのリード線を
有する雌コンタクトを圧入嵌合にて取り外し可能に接続
することが好ましい。 【0011】上記構成によると、例えば雄コンタクトか
ら雌コンタクトを引き抜くだけで、ピン本体とリード線
との接続状態を解除することができる。また、雌コンタ
クトは雄コンタクトに対して、ピン本体の軸線方向に沿
って圧入嵌合されるため、リード線とのハンダ付け部分
が横方向に突出することもなく、したがって、ピン同士
の植設間隔をより狭めることが可能となる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照しな
がら、本発明の実施例について説明するが、これらの図
において先に説明した図3と同一と見なせる構成要素に
ついては、それと同じ参照符号を付し、その説明は省略
する。 【0013】図1および図2に示すように、本発明の導
電接触ピン20においては、ピン本体11の雄ネジ13
が形成されている後端部に結線部としての雄コンタクト
21が設けられており、同雄コンタクト21にリード線
23を有する雌コンタクト22が圧入嵌合にて取り外し
可能に取り付けられる。 【0014】この場合、雄コンタクト21はピン本体1
1とは別物として例えば丸ピン状に形成されており、そ
の上部には拡径されたフランジ部21aを備えており、
この雄コンタクト21は袋状のナット24を介してピン
本体11に一体的に取り付けられる。 【0015】すなわち、このナット24は雄ネジ13に
螺合し、かつ、その内部に雄コンタクト21を収納し得
る大きさの雌ネジ穴24aを有するとともに、その底部
には上記フランジ部21aよりも小径で同雄コンタクト
21を挿通し得るピン挿通孔24bが穿設されている。
同ナット24の外形は通常の六角や両面落としであって
よい。 【0016】したがって、雄コンタクト21はこの袋状
のナット24内に保持され、同ナット24を雄ネジ13
に螺合することにより、ピン本体11の後端部に機械
的、電気的に接続されることになる。 【0017】なお、ナット24からの雄コンタクト21
の脱落を防止するため、同雄コンタクト21に図2に想
像線で示されているようなストッパーリング21bを取
り付けることが好ましい。他方、上記フランジ部21a
に雌ネジ穴24aに螺合する雄ネジを形成して、雄コン
タクト21をナット24内に螺入するようにしてもよ
い。 【0018】これによれば、既存のピン本体11に新た
な加工を施すことなく、雄コンタクト21を取り付ける
ことができる。なお、袋状ナット24の上部に、図2の
想像線で示すように雌ネジなしの延長部24cを設ける
ことにより、同ナット24を締め付ける際のピンボード
14に対する位置精度を高めることができる。また、ピ
ンボード14から接触子12までの距離も調節可能とな
る。 【0019】雌コンタクト22は雄コンタクト21に対
して、その軸線方向に沿って圧入嵌合し得るものであれ
ばよく、その孔の形状は雄コンタクト21に合致し得る
ことが好ましいが、必ずしもそれに限定されない。例え
ば、丸ピンに対して角穴の関係であってもよい。 【0020】また、この実施例によると、リード線23
は雌コンタクト22の底部、すなわち同雌コンタクト2
2を雄コンタクト21に嵌合した際に、その軸線上に位
置するような箇所にハンダ付けされているが、ナット2
4を緩めることにより雌コンタクト22がピン本体11
から容易に取り外せるため、場合によっては、リード線
23を雄コンタクト21に直接ハンダ付けしてもよい。
その場合、雄コンタクト21にそのハンダ付けを容易に
するための凹部や段部を形成するとよい。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピン本体の後端に結線部としての雄コンタクトを設け、
同雄コンタクトにリード線を有する雌コンタクトを圧入
嵌合にて取り外し可能に接続するようにしたことによ
り、ピン交換時のリード線接続作業を楽に行なうことが
できる。また、リード線の接続部が横方向に突出しない
ため、ピン同士をより接近させて配置することが可能と
なる。 【0022】また、雄コンタクトを上記ピン本体とは別
物として形成し、同雄コンタクトを袋状ナットを介して
ピン本体の後端に取り付けられるようにしたことによ
り、既存のピンに対してそのまま適用することができ
る、などの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例に係る導電接触ピンの断面
図。 【図2】第1実施例の要部を示した断面図。 【図3】従来の導電接触ピンを示した断面図。 【符号の説明】 11 ピン本体 12 接触子 13 雄ネジ 14 ピンボード 15 コイルバネ 20 導電接触ピン 21 雄コンタクト 22 雌コンタクト 23 リード線 24 袋状ナット

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ピンボードに穿設されている取付孔に摺
    動自在に直接的に挿通され、先端に接触子を有するピン
    本体と、上記接触子と上記ピンボードとの間に介装さ
    れ、上記ピン本体をその先端方向に向けて付勢するバネ
    手段と、上記ピンボードの裏面に突出される上記ピン本
    体の後端側において同ピンボードに当接するように取り
    付けられた抜け止め用のストッパーとを含み、上記ピン
    本体の後端に、リード線結線部としての雄コンタクトを
    備えている導電接触ピンにおいて、上記雄コンタクトは上記ピン本体とは別物として形成さ
    れており、同雄コンタクトは上記ストッパーとしての袋
    状ナットを介して上記ピン本体の後端に取り付けられる
    ことを特徴とする導電接触ピン。
JP04973494A 1994-02-23 1994-02-23 導電接触ピン Expired - Lifetime JP3419880B2 (ja)

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