JP3418202B2 - 真空パッケージを処理するための方法および装置 - Google Patents

真空パッケージを処理するための方法および装置

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JP3418202B2
JP3418202B2 JP05269192A JP5269192A JP3418202B2 JP 3418202 B2 JP3418202 B2 JP 3418202B2 JP 05269192 A JP05269192 A JP 05269192A JP 5269192 A JP5269192 A JP 5269192A JP 3418202 B2 JP3418202 B2 JP 3418202B2
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レオナルダス コルネリス アールツ マティアス
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サラ リー/デーイー エヌ.ヴェー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/24Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for shaping or reshaping completed packages

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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  • Packages (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄肉可撓性のパッケ
ージフォイルで作られ、粒状材料で満たされ、かつ、処
理操作を実行するのために使用されるホルダ内に配置さ
れている、真空パッケージを処理するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような方法は米国特許明細書第4,
845,927号に示されている。この米国特許に示さ
れる真空パッケージは軟らかい粒状材料を包含してもよ
く、閉じられた真空パッケージについて行われる処理操
作は、パッケージの上方端部を折り重ねること、および
粘着性のストリップを貼付することから成る。粒状材料
で充填された真空パッケージの一般的な欠点は、パック
の外表面がかなり粗いことである。
【0003】使用される包装用フォイルは滑らかである
にもかかわらず、縮れ、しわ、折り目のような起伏およ
び同種のものが、充填されたパッケージの真空化の際に
形成される。これらの起伏は審美的な視点から不適当で
ある。また印刷されたテキストあるいは画像が変形さ
れ、その結果パッケージ上に設けられるバーコードの読
み取りにエラーが生じることもある。パッケージを安定
的に適切に積重ねることが往々にして不可能である。パ
ッケージが十分に正確な矩形でない場合、かかる事態は
よく起こることであるが、この問題は重大である。パッ
ケージの輸送中に、パッケージの凹凸が互いに摩擦する
ことに起因する漏れが増加する危険があり、パッケージ
のほんの小さな孔によっても、真空の喪失を引起す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、完成
され、気密に密閉された、粒状物質が充填された真空パ
ッケージを簡単にかつ効率よく処理するのための方法を
提供することであり、この真空パッケージの縮れた包装
用フォイルを処理によってより滑らかな表面を呈するよ
うにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、薄肉可撓性のパッケージフォイルから作
られ粒状物質が充填されているとともに処理作業のため
のホルダー内に配置された真空パッケージを処理する方
法において、前記パッケージとこのパッケージをクリア
ランスをもって取り囲む前記ホルダーとの間の空間に、
前記パッケージ中の真空圧より低い大気圧以下の圧力を
導入して前記パッケージを前記空間中で膨張させ前記パ
ッケージフォイルの表面の起伏を伸長する工程と、相互
に離れるように、かつ接近するように移動可能に構成さ
れた前記ホルダーの相対向する側壁の平坦な内壁を相互
に接近するように動かして、前記ホルダーが前記伸長さ
れたパッケージングフォイルを前記パッケージの内容物
に対して押し付ける工程と、前記パッケージの外面の前
記大気圧以下の圧力を解除する工程と、前記ホルダーの
前記可動な壁を前記パッケージから後退させる工程と、
前記ホルダーから前記パッケージを取り出す工程とを具
備することを特徴とする方法である。
【0006】本発明は、また、薄肉可撓性のパッケージ
ングフォイルから作られ、粒状物質が充填された真空パ
ッケージを処理するための装置であって、処理されるべ
き前記真空パッケージを受容するホルダーを含む装置に
おいて、前記ホルダー内に配置される前記パッケージと
このパッケージをクリアランスをもって取り囲む前記ホ
ルダーとの間の空間を、前記パッケージ中の真空圧より
低い大気圧以下の圧力の圧力源に接続し、前記パッケー
ジを前記空間中で膨張させ前記パッケージングフォイル
の表面の起伏を伸長する接続装置を具備し、前記ホルダ
ーの相対向する平坦な内側の側壁が相互に離れるよう、
かつ接近するするように移動でき、前記ホルダーの外面
に作用する押圧手段が前記ホルダーの可動な側壁を相互
に離れるよう、かつ接近するように動かすために設けら
れ、これにより前記伸長されたパッケージングフォイル
を前記パッケージ中の内容物に対して押し付けることを
特徴とする装置である。
【0007】本発明の特徴はとりわけパッケージが、比
較的に広いクリアランスをもってホルダ中に配置される
ことにある。これは、クリアランスが、ホルダがパッケ
ージを四方を支持する場合より、どんな場合でもより大
きいことを意味する。パッケージ中の真空圧力より低い
大気圧以下の圧力が、ホルダとパッケージの間のスペー
スに導入され、パッケージはこの圧力差の影響下でわず
かに膨張する。これによりパッケージの、縮れおよびど
んな他の凹凸等の起伏も伸長されるだろう。
【0008】伸長操作のために必要なパッケージとホル
ダーとの間のクリアランスの大きさは実験的に決定され
ねばならない。例として述べると、パッケージのまわり
の圧力がパッケージ中の減圧圧力と同じレベルまで低下
させられた状態で、パッケージとホルダーの間にある程
度のクリアランスがなお残るのが望ましい。クリアラン
スは、例えば、高さ、幅および深さ1mmである。した
がって、パッケージのまわりの減圧圧力が一層低下する
と、フォイルがホルダーと接触するまで包装用フォイル
はなお膨張することができる。ホルダーとパッケージの
間のスペースにおける減圧圧力は、真空パッケージの中
の圧力より当然低くなければならない。たとえば、その
圧力差は少なくとも10mbar以下である。減圧圧力
は、平滑作用に対して包装用フォイルによって引き起こ
される抵抗にうち克つのに十分な程度低くなければなら
い。
【0009】パッケージ中の縮れの抵抗は時間とともに
増加する。したがって、本発明による操作はパッケージ
の製造後時間をあまりおかずに施すことが望ましい。こ
の操作は製造の直後に行われることが更に望ましい。パ
ッケージ中の圧力がパッケージ内のガス生成の結果、あ
る程度の時間の後にわずかに増加することがある場合に
例えば、真空パッケージされた荒びきコーヒーの場合に
は上記の工程が特に望ましいかもしれない。そのような
低い圧力は、膨張のみによって包装用フォイルがホルダ
ーと接触させられるようにパッケージのまわりに及ぼす
ことが望ましい。包装用フォイルが外部減圧圧力の影響
下で滑らかにされた後、ホルダーの内部の平坦な可動な
壁が、機械的、または空気圧を利用したあるいは他の任
意の方法のような、適切な方法でパッケージに対して押
しあてられる。その結果、伸長された包装用フォイル
は、さらにパッケージの内容物に対して堅く押しあてら
れる。その後所望に応じて、ホルダーの壁は互いに向か
ってさらに移動される。その結果、パッケージの内容物
は圧縮される。
【0010】未処理の真空パッケージの形が矩形から著
しく異なっている場合に、この操作を行なうことが特に
望ましい。この形状の差異は、たとえば、パッケージの
充填の際に内容物が不均一に充填される結果として生じ
る。パッケージの圧縮中に、ホルダーは、パッケージに
対して所定の矩形形状を十分に与えることができる。パ
ッケージの外側に作用する減圧圧力はこの段階で解除さ
れる。これは大気をパッケージの周りの空間に導入する
ことによって行うことができる。ホルダーの移動可能な
壁がそれらの元の位置に復帰した後、パッケージをホル
ダーから取除くことができる。
【0011】ホルダーは薄い壁を持つ袋(バッグ)状の
ケース中に配置するのが望ましい。その場合、ホルダー
の壁は、3乃至5バールのゲージ圧力の圧縮空気を外部
から供給することによって、パッケージに対して押しつ
けられる。ケースが、剛性のチャンバー中に配置された
二重壁バッグとして構成される場合、この事が効果的に
なる。バッグの2つの壁間に圧縮空気を供給することに
よって、バッグは膨張し、バッグの最も外部の壁は、チ
ャンバーの内部壁を外側に押す。一方バッグの最も内側
の壁は、ホルダーの移動可能な壁をパッケージに対して
押しつける。ホルダーは、ケースの中に、除去可能に設
けることができるが、ケースの中に永久的に固定されて
もよい。
【0012】所望に応じて、本発明による操作中に、真
空パッケージが剛性のチャンバー中にある間に、真空パ
ッケージの漏れの有無をにチェックすることができる。
その目的のために、ホルダーを備えたケースは、パッケ
ージに押しつけられるかあるいはパッケージに対して再
び押しつけられる。非常に小さい残余スペースがホルダ
ーを備えたケースとパッケージとの間に残り、このスペ
ースが完全に閉じられる結果、このスペースの中の減圧
圧力はパッケージ中のそれより低いレベルに維持され
る。しかしながら、上記のスペースはこのスペースが外
部の大気に最初に連通されるまでは閉鎖されないのが望
ましい。
【0013】所定の時間(例えば5〜10秒)の間、残
余のスペースにおける圧力は、時間の関数として測定さ
れる。パッケージに漏れがない場合、スペースにおける
圧力は実質的に不変のままである。しかしながら、前も
って実際に決めた所定のしきい値より大きな圧力差が生
じた場合、これはパッケージに漏れがあることを示す。
パッケージの中の小粒間のスペースに対する上記残余ス
ペースの体積の割合は非常に小さい。したがって、パッ
ケージ中に孔がある場合には、それが小さくても、残余
のスペースの実質的な圧力変化として明白に検出される
だろう。一つの同一の装置において真空パッケージの製
造に漏れチェックを組合せる選択は本発明における一層
の重要な利点である。
【0014】ホルダーの可動な壁は、相対的運動可能に
相互に連結させられた平坦なプレートとして一般に構成
される。たとえば、両壁はスプリング接続部材によって
接続される。スプリング接続部材は、壁がホルダーに働
かせられた外力の影響下で互いに向かって移動すること
を可能にする。ホルダーに働かせられた外力が解除され
ると、スプリング接続部材は、壁を後退位置に移動させ
ることができる。スプリングがある初期の抵抗を有する
ことが好ましい。したがって、1バールの最小の外圧が
ホルダーに加えられるまでは、スプリングは、ホルダー
プレートの動きを禁止する。ホルダーの底を、側壁が相
互に連結させられるのと同じ方法で、側壁に移動可能に
接続してもよい。
【0015】よりよい印刷適性を得るために、必要に応
じて、別のパッケージを処理された真空パッケージのま
わりに設けてもよい。この第2のパッケージは、第1の
フォイルとは異なるタイプの薄い可撓性材料で同様に作
られている。例えば、内部のパッケージのアルミニウム
フォイルのまわりに紙の外部パッケージを第2のパッケ
ージとして設けてもよい。外部パッケージで、第1のパ
ッケージを気密に保つ必要はない。本発明による操作に
先立って、真空パッケージに外部パッケージを設けてい
ると、等しい結果で本発明による操作を実行することが
できることを確認されたことは望外であった。製造の観
点からは、事前にパッケージに対して外側パッケージを
設けることが望ましい場合が多い。
【0016】先の記述から、この発明が多くの重要な効
果を提供することは明らかだろう。これらの利点は下記
に要約される。 パッケージ外観の改善。 パッケージ上の印刷文の判読性の改善。 バーコードを読む際の数のエラーの減少。 製造後の取扱および輸送中の漏れの危険の減少。 積重ね密度の増加。 積重ね安定性の改善。 パッケージ処理中に同時に漏れチェックを行ない得
ること。 真空パッケージのまわりに2番目のパッケージを設
けた構造であっても本発明の処理を適用し得ること。
【0017】
【実施例】以下に、本発明を添付図を参照しつつ例示的
に説明する。図1は、例えば、荒びきコーヒーの250
gで充填されたパッケージ10を示す。パッケージ10
は長方形の形をしており、まだ真空化されていない。パ
ッケージは折重ねられた閉鎖タブ11を備えている。し
かしながら、パッケージはまだ気密に密閉されてはいな
い。パッケージ中の圧力は大気の外気圧力と等しい。パ
ッケージは例えば紙あるいはアルミニウムフォイルのよ
うな薄い可撓性の包装用フォイルで作られており、パッ
ケージの壁は平滑である。真空が充填されたパッケージ
の内部に導入されている間、パッケージは気密に密閉さ
れる。外部大気圧の影響により、包装用フォイルはパッ
ケージの粒状内容物に対して堅く押圧される。その結
果、パッケージはしわをよせられた外観(図2)を呈
し、また、往々にして十分に正確な矩形を有さなくな
る。
【0018】本発明の改良に従って、パッケージは、図
3の展開図に示される装置で処理される。図の下側から
スタートして図3は剛性の底および剛性の壁を備えてい
る箱形のチャンバー14を示す。接続突出部20は前記
底の開口を介してチャンバーの内部と連通し前記底に取
り付けられる。突出部20は、圧縮空気源あるいは真空
源のいずれかに接続することができる。
【0019】バッグ形のボデー15がチャンバー14の
上方に示されている。バッグ15は例えばゴムフォイル
の薄い可撓性物質から成る底および側壁を備え、上端部
12に沿って延びる剛性のフランジを備えた突出端部1
3を有している。ゴムバッグ15の形状および寸法はバ
ッグがわずかなクリアランスでチャンバー14に収容さ
れるようなものであり、端部13はチャンバーの上端部
12に載置される。関連する軟らかな底プレート16を
備えたホルダー17がバッグ15の上方に示されてい
る。ホルダーは狭いプレート形の平坦な側壁1と広いプ
レート形の平坦な側壁3を備え、これらの側壁は、相対
的運動のためのスプリング接続部材2によって相互に連
結されている(さらに図4〜図6を参照)。
【0020】必要に応じて、軟らかい底16はスプリン
グ部材によって上記と同様の方法で、ホルダーの側壁に
接続することができる。ホルダーが非作動位置にある場
合、ホルダーの内部の形は、処理される真空パッケージ
10の外形寸法にほぼ対応する。しかしながら、ホルダ
ーの内部の寸法は、パッケージの対応する外形寸法より
大きい。その結果、ホルダーの側壁とパッケージとの間
のわずかな周囲クリアランスでホルダー中にパッケージ
を置くことができる。底16を備えたホルダー17はバ
ッグ15へはめ込まれる。パッケージ10、底16を備
えたホルダー17およびバッグ15が、チャンバー中に
セットされた後、チャンバーを閉鎖板あるいはカバー1
8によって気密に閉鎖することができる。カバー18
は、真空源に接続することができる接続突出部19を有
する。
【0021】装置の操作を、図3および図5を参照して
説明する。最初に、装置はホルダー17および底16を
備えたバッグ15をチャンバー14中にセットすること
により、操作可能状態になる。処理されるパッケージが
ホルダーにセットされ、チャンバーがカバー18によっ
て閉じられる。これによりバッグ15の突出端部13
は、チャンバーの上端部12とカバー18の下側との間
で気密に締め付けられる。カバーがチャンバー上にセッ
トされた状態で、ある程度のクリアランスがパッケージ
の頂部とカバーの平坦な下側との間に残る。その後、接
続突出部20が真空ポンプに接続されて、真空状態が、
チャンバの内壁とバッグの外部の間で形成される閉鎖ス
ペースに導入される。その結果、バッグはチャンバの内
壁と接触するようになる。この状態では、バッグが、バ
ッグ中に配置されるホルダーに対して圧力を働かせるこ
とはできない。かくして、ホルダーは非作動位置をと
る。これが図5Aに示される状態である。
【0022】カバー上の接続突出部19は真空ポンプに
接続される。したがって、ホルダーとパッケージとの間
の隙間スペース4を含むバッグの内のスペースは真空化
され、このスペースにおける圧力は、真空パッケージの
中の圧力より低い圧力まで低下させられる。その結果、
パッケージは膨張する。また、パッケージの内の圧力
は、体積の増加の結果減少する。パッケージとホルダー
との間のスペース4の圧力は十分に低下させられると、
パッケージは、包装用フォイルがホルダーの側壁および
底と接触するまで膨張する。フォイルは、さらにカバー
の下側とも接触する。パッケージが膨張する際に、包装
用フォイル5が伸長される。したがって、フォイル5の
起伏は大部分にわたってあるいは完全に消滅するだろ
う。この状態は図5Bに示される。
【0023】その後、接続部20を介して、例えば5バ
ールのゲージ圧力の圧縮空気が、バッグとチャンバーと
の間のスペースに供給される。その結果、バッグは、ホ
ルダーに対して堅く押圧されて、ホルダーの相互に移動
可能な壁は互いに向かって移動し、パッケージに対して
押し付けられる。同時に、ホルダーの底はバッグによっ
て押上げられる。その結果、パッケージは、カバーの下
側に対して押し付けられる。ホルダーのこの動作中に、
外圧を超える圧力がパッケージ中に存在し続ける。した
がって、フォイルは、ホルダーに対してしっかりと押し
付けられている。パッケージはホルダーによって生じた
圧力にさらされており、自由に圧縮される一方、ホルダ
ーおよびカバー1Bの底を含むホルダーの壁によって決
定される、所定の矩形形状を持つようになる。フォイル
の伸長の結果、「余剰」になった包装用フォイルの部分
は、突出フィン6の形でパッケージのコーナに集まる
(図5C(フィンは明瞭に示すために拡大して示されて
いる))。
【0024】ホルダーがパッケージに対して圧力を働か
せている間、カバーの表面の接続部19は外気と連通さ
れる。フォイルは緊張され、パッケージの内容物に対し
てしわのない状態に維持される。その後、接続部20が
大気に連通される。その結果、ホルダーは、非作動位置
(図5D)へスプリング力で後退することができる。パ
ッケージはホルダー内で自由であり、大気圧のために滑
らかなままである。チャンバーをカバーの取り外しによ
って開くことができ、ホルダーから処理されたパッケー
ジを取り出すことができる。
【0025】必要に応じ、操作中に、パッケージからの
漏れをチェックすることができる。2つの方法がこの目
的に利用可能である。第1の方法によれば、スペース4
が真空下にあり、ホルダーがパッケージを押圧した状態
(図5C)にある間に、スペース4が閉じられる。その
後、接続部19はプレッシャゲージに接続される。プレ
ッシャゲージ19は、所定時間の間、時間の関数として
の圧力の変化を測定する。スペース4の圧力がパッケー
ジの中の圧力より低いので、パッケージに漏れがあれ
ば、スペース4の圧力は上昇するだろう。圧力のそのよ
うな増加は漏れのないパッケージでは生じないだろう。
第2の方法によれば、パッケージとホルダーの間のスペ
ース4は、押圧状態で維持されているホルダーのため
に、スペース4が大気と連通するまでは閉鎖されない。
第1の方法のように、その後、スペース4内の押圧過程
は所定の時間にわたって測定される。パッケージ外部の
圧力がパッケージ内部の圧力より高いので、パッケージ
中の漏れは、スペース4の圧力降下によって現れる。
【0026】さらに本発明によるこの操作は2つ以上の
パッケージに対して同時に行なうことができる。したが
って、第6図は、非圧縮性の中間の部分7,8によって
互いに連結された4つのホルダの組み合せ9を示す。こ
の組み合せは、基本的にバッグ15に相当する共通のバ
ッグおよび基本的にチャンバー14とカバー18に相当
するカバーを備えた共通のチャンバーに配置される。こ
の場合、組み合わされた4つのパッケージは同時に処理
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、真空がパッケージの内部に適用される
前に粒状物質で充填されたパッケージを示す。
【図2】図2は、真空がパッケージの内容物に適用され
ており、パッケージが気密に密閉された後図1に示され
るパッケージを示す。
【図3】図3は、本発明による方法を実行するための装
置の各部品を示す。
【図4】図4は、本発明による装置中での使用のための
ホルダーの平面図である。
【図5】Aは、本発明の方法の各々のステップにおいて
真空パッケージ(断面で示される)を配置した図4に示
されるホルダーのコーナ部分の平面図である。Bは、本
発明の方法の各々のステップにおいて真空パッケージ
(断面で示される)を配置した図4に示されるホルダー
のコーナ部分の平面図である。Cは、本発明の方法の各
々のステップにおいて真空パッケージ(断面で示され
る)を配置した図4に示されるホルダーのコーナ部分の
平面図である。Dは、本発明の方法の各々のステップに
おいて真空パッケージ(断面で示される)を配置した図
4に示されるホルダーのコーナ部分の平面図である。
【図6】図6は4つの真空パッケージを同時に処理する
ための拡張ホルダーの平面図である。
【符号の説明】
1、3 側壁 10 真空パッケージ 11 閉鎖タブ 14 チャンバー 15 バッグ 16 底板 17 ホルダー 18 カバー 19 接続突出部 20 接続突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−254527(JP,A) 特開 昭53−104387(JP,A) 特開 昭53−149490(JP,A) 特開 昭63−239028(JP,A) 西独国特許出願公開1943572(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 61/24,31/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉可撓性のパッケージフォイルから作
    られ粒状物質が充填されているとともに処理作業のため
    のホルダー内に配置された真空パッケージを処理する方
    法において、 前記パッケージとこのパッケージをクリアランスをもっ
    て取り囲む前記ホルダーとの間の空間に、前記パッケー
    ジ中の真空圧より低い大気圧以下の圧力を導入して前記
    パッケージを前記空間中で膨張させ前記パッケージフォ
    イルの表面の起伏を伸長する工程と、 相互に離れるように、かつ接近するように移動可能に構
    成された前記ホルダーの相対向する側壁の平坦な内壁を
    相互に接近するように動かして、前記ホルダーが前記伸
    長されたパッケージングフォイルを前記パッケージの内
    容物に対して押し付ける工程と、 前記パッケージの外面の前記大気圧以下の圧力を解除す
    る工程と、 前記ホルダーの前記可動な壁を前記パッケージから後退
    させる工程と、 前記ホルダーから前記パッケージを取り出す工程とを具
    備することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ホルダーの前記側壁を動かすことに
    よって、前記パッケージ中の内容物が圧縮されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記パッケージと前記ホルダーとの間の
    空間の圧力が、少なくとも、パッケージングフォイルが
    前記ホルダーの前記壁に接触するような程度まで減じら
    れることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーが薄肉のバッグ状のケース
    中に配置され、圧縮空気を前記ケースの外側に作用させ
    ることによって前記ホルダーの前記壁が前記パッケージ
    に押し付けられることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ケースが、剛性のあるチャンバー中
    に配置された二重壁バッグとして構成され、前記圧縮空
    気が前記バッグの二重の壁の間に導入され、前記バッグ
    の内側の壁が前記ホルダーに押し付けられ、前記バッグ
    の外側の壁が前記チャンバーの剛性のある壁に押し付け
    られることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーの前記可動な壁が前記パッ
    ケージに押し付けられている間、前記パッケージと前記
    ケースで取り巻かれた前記ホルダーとの間の残余の空間
    が閉じられ、所定の時間にわたってこの空間中の圧力が
    時間の関数として測定され、それによって前記パッケー
    ジに漏れがあるか否かを検出することを特徴とする請求
    項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記残余の空間が閉鎖される前に大気に
    連通されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 薄肉可撓性の第2のフォイルを前記真空
    パッケージを取り囲むように配置した後に前記処理を行
    なうことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記真空パッケージが生産された直後に
    前記処理を行なうことを特徴とする請求項1乃至8のい
    ずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 薄肉可撓性のパッケージングフォイル
    から作られ、粒状物質が充填された真空パッケージを処
    理するための装置であって、処理されるべき前記真空パ
    ッケージを受容するホルダーを含む装置において、前記
    ホルダー内に配置される前記パッケージとこのパッケー
    ジをクリアランスをもって取り囲む前記ホルダーとの間
    の空間を、前記パッケージ中の真空圧より低い大気圧以
    下の圧力の圧力源に接続し、前記パッケージを前記空間
    中で膨張させ前記パッケージングフォイルの表面の起伏
    を伸長する接続装置を具備し、前記ホルダーの相対向す
    る平坦な内側の側壁が相互に離れるよう、かつ接近する
    ように移動でき、前記ホルダーの外面に作用する押圧手
    段が前記ホルダーの可動な側壁を相互に離れるよう、か
    つ接近するように動かすために設けられ、これにより前
    記伸長されたパッケージングフォイルを前記パッケージ
    中の内容物に対して押し付けることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記ホルダーの可動な壁が、相互に相
    対的に動き得るように接続されていることを特徴とする
    請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ホルダーが薄肉のバッグ状のケー
    ス中に配置され、さらに、圧縮空気を前記ケースの外側
    に作用させることによって前記ホルダーの前記壁を相互
    に接近するようにに移動させるための接続装置を具備す
    ることを特徴とする請求項10又は11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ホルダーが前記ケースの内側に配
    置されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記バッグ状のケースが、その一端に
    おいて接近可能な剛性のあるチャンバー中に配置され、
    前記チャンバーは前記一端において、除去可能な閉鎖プ
    レートを有しており、前記閉鎖プレートは前記パッケー
    ジを納めた前記ホルダーが前記チャンバーに入れられた
    ときに前記チャンバーを気密に密閉し、前記パッケージ
    と前記ホルダーとの間の空間に大気圧以下の圧力を導入
    するための前記接続装置が前記チャンバーの前記閉鎖プ
    レート上に取り付けられていることを特徴とする請求項
    12又は13に記載の装置。
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