JPH06127526A - 密封容器のガス置換方法 - Google Patents
密封容器のガス置換方法Info
- Publication number
- JPH06127526A JPH06127526A JP27459792A JP27459792A JPH06127526A JP H06127526 A JPH06127526 A JP H06127526A JP 27459792 A JP27459792 A JP 27459792A JP 27459792 A JP27459792 A JP 27459792A JP H06127526 A JPH06127526 A JP H06127526A
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- JP
- Japan
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- gas injection
- gas
- container
- injection nozzle
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内容物のいかんにとらわれずに良好な、高置
換率を得る密封容器のガス置換方法を提供するにある。 【構成】 フランジ部を有する容器と蓋材とからなる包
装体内の空気を任意の組成のガス体と置換する方法にお
いて、ガス射出ノズルを容易に出し入れが可能となるよ
うな凹部を有し、該凹部面に蓋材とガス射出ノズルとが
気密性を保持するための弾性体を備え、かつ容器フラン
ジ部周辺部において容器と蓋材とを気密に押さえること
の出来るクランプで押さえたままの状態でガス射出ノズ
ルを挿入し、容器内に存在する空気を吸引すると同時に
ガスを射出してガス置換を行い、またはガスを噴射する
ことにより容器内の空気を追い出すことによりガス置換
を行い、クランプ状態を保ちつつガス射出ノズルを抜き
出すと同時に熱シール盤にて容器フランジ部と蓋材とを
熱シールする密封容器のガス置換方法。
換率を得る密封容器のガス置換方法を提供するにある。 【構成】 フランジ部を有する容器と蓋材とからなる包
装体内の空気を任意の組成のガス体と置換する方法にお
いて、ガス射出ノズルを容易に出し入れが可能となるよ
うな凹部を有し、該凹部面に蓋材とガス射出ノズルとが
気密性を保持するための弾性体を備え、かつ容器フラン
ジ部周辺部において容器と蓋材とを気密に押さえること
の出来るクランプで押さえたままの状態でガス射出ノズ
ルを挿入し、容器内に存在する空気を吸引すると同時に
ガスを射出してガス置換を行い、またはガスを噴射する
ことにより容器内の空気を追い出すことによりガス置換
を行い、クランプ状態を保ちつつガス射出ノズルを抜き
出すと同時に熱シール盤にて容器フランジ部と蓋材とを
熱シールする密封容器のガス置換方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は食品等を長期間保存する
ための密封容器において、ガス置換率の高い密封容器を
得る方法に関するものである。
ための密封容器において、ガス置換率の高い密封容器を
得る方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来各種の食品類を包装するための密封
容器のガス置換方法としては、真空チャンバーを設け、
チャンバー内を真空にし、その後ガスをチャンバー内に
吹き込み、蓋材をシールする方法が有るが、この場合チ
ャンバー内を真空にするため、水分を含んでいるものは
沸点の降下が生じ、内容物の食品内の水分が突沸を起こ
したり、水分含有量が変化してしまったり、フレーバー
成分が飛んでしまい、望ましい食味を損なってしまうこ
とが生じてしまう。また内容物が粉体状のものであれば
急激の気圧変化による内容物の飛散生じ、飛散したもの
がフランジ面に付着し、容器と蓋材とのシール不良が起
こる等の問題があり、さらにチャンバー方式であるため
に製造能率が低く、これらの問題を防ぐために真空にす
るのを徐々に行えばさらに能率が低下してしまう等の欠
点があった。
容器のガス置換方法としては、真空チャンバーを設け、
チャンバー内を真空にし、その後ガスをチャンバー内に
吹き込み、蓋材をシールする方法が有るが、この場合チ
ャンバー内を真空にするため、水分を含んでいるものは
沸点の降下が生じ、内容物の食品内の水分が突沸を起こ
したり、水分含有量が変化してしまったり、フレーバー
成分が飛んでしまい、望ましい食味を損なってしまうこ
とが生じてしまう。また内容物が粉体状のものであれば
急激の気圧変化による内容物の飛散生じ、飛散したもの
がフランジ面に付着し、容器と蓋材とのシール不良が起
こる等の問題があり、さらにチャンバー方式であるため
に製造能率が低く、これらの問題を防ぐために真空にす
るのを徐々に行えばさらに能率が低下してしまう等の欠
点があった。
【０００３】また、別の方法としてフランジ部と蓋材と
をガス置換のためのノズルが入る部分のみを残しシール
を行い、その後このノズルからガスを封入し、つぎの工
程でノズルを挿入した部分をシールする方法があるが、
この場合第一シールをおこなった後、第二シールを行う
ために容器の移動等により蓋材が上下することによって
ガスの置換率が上がらず、とくに空気より軽いガス体と
置換するには置換率が高々９５％が限界であった。
をガス置換のためのノズルが入る部分のみを残しシール
を行い、その後このノズルからガスを封入し、つぎの工
程でノズルを挿入した部分をシールする方法があるが、
この場合第一シールをおこなった後、第二シールを行う
ために容器の移動等により蓋材が上下することによって
ガスの置換率が上がらず、とくに空気より軽いガス体と
置換するには置換率が高々９５％が限界であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の置換
率の悪さ、置換能率の向上、また真空チャンバー方法に
よる食品の含水率の低下、フレーバー成分の飛散等の従
来の種々の問題点を解決するため鋭意検討の結果なされ
たものであり、その目的とするところは内容物のいかん
にとらわれずに良好な、高置換率を得る密封容器のガス
置換方法を提供するにある。
率の悪さ、置換能率の向上、また真空チャンバー方法に
よる食品の含水率の低下、フレーバー成分の飛散等の従
来の種々の問題点を解決するため鋭意検討の結果なされ
たものであり、その目的とするところは内容物のいかん
にとらわれずに良好な、高置換率を得る密封容器のガス
置換方法を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、フランジを有
する容器と蓋材からなる包装体において、容器内の空気
を任意の組成のガス体と置換するにさいし、容器フラン
ジ部上面またはそのフランジ周辺部を気密に押さえしつ
つ、ガス射出ノズルと蓋材との気密性を保持するための
弾性体をそなえた凹部を持つ押さえクランプで押さえた
ままガス射出ノズルを取り去ると同時にシールすること
を特徴とする密封容器のガス置換方法を提供するもので
ある。即ち本発明は、フランジ部を有する容器と蓋材と
からなる包装体内の空気を任意の組成のガス体と置換す
る方法において、ガス射出ノズルを容易に出し入れが可
能となるような凹部を有し、該凹部面に蓋材とガス射出
ノズルとが気密性を保持するための弾性体を備え、かつ
容器フランジ部周辺部において容器と蓋材とを気密に押
さえることの出来るクランプで押さえたままの状態でガ
ス射出ノズルを挿入し、容器内に存在する空気を吸引す
ると同時にガスを射出してガス置換を行い、またはガス
を噴射することにより容器内の空気を追い出すことによ
りガス置換を行い、クランプ状態を保ちつつガス射出ノ
ズルを抜き出すと同時に熱シール盤にて容器フランジ部
と蓋材とを熱シールすることを特徴とする密封容器のガ
ス置換方法であり、ガス射出ノズルの断面形状が幅Ｗ５
〜２０mm、高さＨが３mm以下の矩形もしくは台形形状で
あり、ガス射出ノズルが容器内の空気吸引孔と充填ガス
噴射孔を有するものであり、空気吸引量とガス噴射量と
が等量となるように調節されたものを用いるもの又は充
填ガス噴射孔のみのものであり、ガス噴射圧により容器
内の空気を弾性体部からリークさせる機構となってお
り、クランプ部のガス射出ノズルを容易に出し入れが可
能となるように設けた凹部のガス射出ノズルに対応する
面に設けた弾性体が、ガス射出ノズルを取り去った後の
復元状態で完全に容器フランジ部と蓋材とを気密状態に
保てる弾性体を用いたものである密封容器のガス置換方
法である。
する容器と蓋材からなる包装体において、容器内の空気
を任意の組成のガス体と置換するにさいし、容器フラン
ジ部上面またはそのフランジ周辺部を気密に押さえしつ
つ、ガス射出ノズルと蓋材との気密性を保持するための
弾性体をそなえた凹部を持つ押さえクランプで押さえた
ままガス射出ノズルを取り去ると同時にシールすること
を特徴とする密封容器のガス置換方法を提供するもので
ある。即ち本発明は、フランジ部を有する容器と蓋材と
からなる包装体内の空気を任意の組成のガス体と置換す
る方法において、ガス射出ノズルを容易に出し入れが可
能となるような凹部を有し、該凹部面に蓋材とガス射出
ノズルとが気密性を保持するための弾性体を備え、かつ
容器フランジ部周辺部において容器と蓋材とを気密に押
さえることの出来るクランプで押さえたままの状態でガ
ス射出ノズルを挿入し、容器内に存在する空気を吸引す
ると同時にガスを射出してガス置換を行い、またはガス
を噴射することにより容器内の空気を追い出すことによ
りガス置換を行い、クランプ状態を保ちつつガス射出ノ
ズルを抜き出すと同時に熱シール盤にて容器フランジ部
と蓋材とを熱シールすることを特徴とする密封容器のガ
ス置換方法であり、ガス射出ノズルの断面形状が幅Ｗ５
〜２０mm、高さＨが３mm以下の矩形もしくは台形形状で
あり、ガス射出ノズルが容器内の空気吸引孔と充填ガス
噴射孔を有するものであり、空気吸引量とガス噴射量と
が等量となるように調節されたものを用いるもの又は充
填ガス噴射孔のみのものであり、ガス噴射圧により容器
内の空気を弾性体部からリークさせる機構となってお
り、クランプ部のガス射出ノズルを容易に出し入れが可
能となるように設けた凹部のガス射出ノズルに対応する
面に設けた弾性体が、ガス射出ノズルを取り去った後の
復元状態で完全に容器フランジ部と蓋材とを気密状態に
保てる弾性体を用いたものである密封容器のガス置換方
法である。
【０００６】本発明において、ガス射出ノズルの断面形
状としては幅Ｗ＝５〜２０mm、高さＨ＝３mm以下のほぼ
矩形状であり、当然のことであるがノズルのコーナー部
は角出はなく、曲線状であることが必要である。該ノズ
ルの先端部には下側（容器内部にむかって）径が２〜３
mm程度の孔を有するものであり、容器と蓋材とを気密に
押さえるためには、ガス射出ノズルを逃がす部分の構造
は、該ガス射出ノズルの形状をわずかに大きくした形状
とすることが必要であり、この凹形状の内面に弾性体か
らなるパッキング材を備えたものであり、ガス射出ノズ
ルを取り去った時にこの弾性体がその弾性力で復元し、
容器のフランジ部を平面で押さえることのできる弾性体
を用いることが必要である。
状としては幅Ｗ＝５〜２０mm、高さＨ＝３mm以下のほぼ
矩形状であり、当然のことであるがノズルのコーナー部
は角出はなく、曲線状であることが必要である。該ノズ
ルの先端部には下側（容器内部にむかって）径が２〜３
mm程度の孔を有するものであり、容器と蓋材とを気密に
押さえるためには、ガス射出ノズルを逃がす部分の構造
は、該ガス射出ノズルの形状をわずかに大きくした形状
とすることが必要であり、この凹形状の内面に弾性体か
らなるパッキング材を備えたものであり、ガス射出ノズ
ルを取り去った時にこの弾性体がその弾性力で復元し、
容器のフランジ部を平面で押さえることのできる弾性体
を用いることが必要である。
【０００７】本発明について説明する。図１は本発明の
クランプ及びシール盤を下から見た図であり、図２は図
１のＡ−Ａの断面を示すものであり、図３は同様にＢ−
Ｂの断面図を示す。図２，３に示すように内容物とする
食品を充填した容器６をシール受け台７に乗せ、該容器
上にガス射出ノズル５を突き出し、その上に蓋材３をセ
ットしクランプ２を下げて容器フランジ部６′と蓋材と
を気密となるように押さえる。クランプ２にはガス射出
ノズル５が位置する所に凹形状を形成し、この凹部８に
クッションとして弾性体４を付すことによって、クラン
ク部を容器フランジ面に押さえた時にガス射出ノズルに
よって生ずる突出部の気密を計るものである。この弾性
体４はガス射出ノズル５を抜き去った後は復元して蓋材
３と容器フランジ部６′を気密に保つことの出来るよう
なものであることが必要であり、通常はスポンジ体等が
用いられる。クランプ２で押さえられた蓋材３と容器フ
ランジ部６′をシール盤１を下降することによってシー
ルされる。なお必要によってはクランプ部の全周に弾性
体を付けることも何等差し支えない。図４の（ａ）には
ガス射出ノズルが挿入された状態（ｂ）にはガス射出ノ
ズルが抜き去った状態を示すものである。
クランプ及びシール盤を下から見た図であり、図２は図
１のＡ−Ａの断面を示すものであり、図３は同様にＢ−
Ｂの断面図を示す。図２，３に示すように内容物とする
食品を充填した容器６をシール受け台７に乗せ、該容器
上にガス射出ノズル５を突き出し、その上に蓋材３をセ
ットしクランプ２を下げて容器フランジ部６′と蓋材と
を気密となるように押さえる。クランプ２にはガス射出
ノズル５が位置する所に凹形状を形成し、この凹部８に
クッションとして弾性体４を付すことによって、クラン
ク部を容器フランジ面に押さえた時にガス射出ノズルに
よって生ずる突出部の気密を計るものである。この弾性
体４はガス射出ノズル５を抜き去った後は復元して蓋材
３と容器フランジ部６′を気密に保つことの出来るよう
なものであることが必要であり、通常はスポンジ体等が
用いられる。クランプ２で押さえられた蓋材３と容器フ
ランジ部６′をシール盤１を下降することによってシー
ルされる。なお必要によってはクランプ部の全周に弾性
体を付けることも何等差し支えない。図４の（ａ）には
ガス射出ノズルが挿入された状態（ｂ）にはガス射出ノ
ズルが抜き去った状態を示すものである。
【０００８】また、本発明に使用するガス射出ノズルの
断面形状としては幅Ｗが５〜２０mmであり高さＨが３mm
以下のほぼ矩形状であることが必要であり、当然のこと
ながらガス射出ノズルのコーナー部は曲線状にＲを有す
るものである。またこの断面形状は容器フランジ面に位
置する部分を底辺とする台形状であっても差し支えない
が逆台形形状であれば当然のことながら気密性に問題を
生じてしまう。この断面の幅Ｗが５mm以下であればガス
射出時にガス置換の効率が悪くなってしまい、また２０m
mを越えるとノズルを抜いた時のクランプ部の気密性が
悪くなってしまう。さらにガス射出ノズルの高さＨは３
mm以下が望ましく、３mmを越えると蓋材にシワが生じて
しまいシール性が不安定となってしまう。
断面形状としては幅Ｗが５〜２０mmであり高さＨが３mm
以下のほぼ矩形状であることが必要であり、当然のこと
ながらガス射出ノズルのコーナー部は曲線状にＲを有す
るものである。またこの断面形状は容器フランジ面に位
置する部分を底辺とする台形状であっても差し支えない
が逆台形形状であれば当然のことながら気密性に問題を
生じてしまう。この断面の幅Ｗが５mm以下であればガス
射出時にガス置換の効率が悪くなってしまい、また２０m
mを越えるとノズルを抜いた時のクランプ部の気密性が
悪くなってしまう。さらにガス射出ノズルの高さＨは３
mm以下が望ましく、３mmを越えると蓋材にシワが生じて
しまいシール性が不安定となってしまう。
【０００９】
【発明の効果】本発明の気密容器のガス置換方法によれ
ば容器内のガス置換率を従来の一次シール後にガス射出
ノズルによってガス置換を行い、さらに二次シールによ
って密封する方法に比べてガス置換率を高め、９９〜９
５％とすることが出来、さらに真空チャンバー法の重大
な欠点であった沸点降下に伴う水分の突沸がなく、水分
の含有率の低下も引き起こさず、能率よくガス置換する
ことが出来る方法であり、安価で容易に高ガス置換率の
容器入り食品の包装方法として好適である。弾性体を使
用することによりガス射出ノズルを抜きさった時、蓋材
を弾性体が元の形に戻ることにより、ガス射出ノズルの
部分に発生したシワが延ばされ、シール不良の原因とな
る蓋材のシワ発生を防ぐことができる。
ば容器内のガス置換率を従来の一次シール後にガス射出
ノズルによってガス置換を行い、さらに二次シールによ
って密封する方法に比べてガス置換率を高め、９９〜９
５％とすることが出来、さらに真空チャンバー法の重大
な欠点であった沸点降下に伴う水分の突沸がなく、水分
の含有率の低下も引き起こさず、能率よくガス置換する
ことが出来る方法であり、安価で容易に高ガス置換率の
容器入り食品の包装方法として好適である。弾性体を使
用することによりガス射出ノズルを抜きさった時、蓋材
を弾性体が元の形に戻ることにより、ガス射出ノズルの
部分に発生したシワが延ばされ、シール不良の原因とな
る蓋材のシワ発生を防ぐことができる。
【図１】本発明に用いるガス置換の装置を下面より見た
概念図。
概念図。
【図２】図１のＡ−Ａの断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂの断面図。
【図４】（ａ）ガス射出ノズルを挿入し、クランプで密
閉した状態を示す概念図。 （ｂ）ガス射出ノズルを取り去った時のクランプ状態を
示す図。
閉した状態を示す概念図。 （ｂ）ガス射出ノズルを取り去った時のクランプ状態を
示す図。
図中 １ シール盤、 ２ クランプ、 ３ 蓋材、
４ 弾性体、５ ガス射出ノズル、 ６ 容器、 ７
シール受け台、８ クランプ凹部。
４ 弾性体、５ ガス射出ノズル、 ６ 容器、 ７
シール受け台、８ クランプ凹部。
Claims (5)
- 【請求項１】 フランジ部を有する容器と蓋材とからな
る包装体内の空気を任意の組成のガス体と置換する方法
において、ガス射出ノズルを容易に出し入れが可能とな
るような凹部を有し、該凹部面に蓋材とガス射出ノズル
とが気密性を保持するための弾性体を備え、かつ容器フ
ランジ部周辺部において容器と蓋材とを気密に押さえる
ことの出来るクランプで押さえたままの状態でガス射出
ノズルを挿入し、容器内に存在する空気を吸引すると同
時にガスを射出してガス置換を行い、またはガスを噴射
することにより容器内の空気を追い出すことによりガス
置換を行い、クランプ状態を保ちつつガス射出ノズルを
抜き出すと同時に熱シール盤にて容器フランジ部と蓋材
とを熱シールすることを特徴とする密封容器のガス置換
方法。 - 【請求項２】 ガス射出ノズルの断面形状が幅Ｗ５〜２
０mm、高さＨが３mm以下の矩形もしくは台形形状である
請求項１記載の密封容器のガス置換方法。 - 【請求項３】 ガス射出ノズルが容器内の空気吸引孔と
充填ガス噴射孔を有するものであり、空気吸引量とガス
噴射量とが等量となるように調節されたものを用いる請
求項１記載の密封容器のガス置換方法。 - 【請求項４】 ガス射出ノズルが充填ガス噴射孔のみの
ものであり、ガス噴射圧により容器内の空気を弾性体部
からリークさせる機構となっている請求項１記載の密封
容器のガス置換方法。 - 【請求項５】 クランプ部のガス射出ノズルを容易に出
し入れが可能となるように設けた凹部のガス射出ノズル
に対応する面に設けた弾性体が、ガス射出ノズルを取り
去った後の復元状態で完全に容器フランジ部と蓋材とを
気密状態に保てる弾性体を用いた請求項１記載の密封容
器のガス置換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27459792A JPH06127526A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 密封容器のガス置換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27459792A JPH06127526A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 密封容器のガス置換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127526A true JPH06127526A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17543961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27459792A Pending JPH06127526A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 密封容器のガス置換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127526A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115402547A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-11-29 | 美乐迪安株式会社 | 装入细分容器的食用油及其制造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4883981A (ja) * | 1972-02-12 | 1973-11-08 | ||
| JPS57183919A (en) * | 1981-05-07 | 1982-11-12 | Sadamatsu Suzuki | Packer |
| JPH0356216A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-11 | Toppan Printing Co Ltd | ガス置換用ノズル及びガス置換方法 |
| JPH03148419A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-25 | Yasutaka Suga | 袋内の脱気、ガス充填包装装置 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27459792A patent/JPH06127526A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4883981A (ja) * | 1972-02-12 | 1973-11-08 | ||
| JPS57183919A (en) * | 1981-05-07 | 1982-11-12 | Sadamatsu Suzuki | Packer |
| JPH0356216A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-11 | Toppan Printing Co Ltd | ガス置換用ノズル及びガス置換方法 |
| JPH03148419A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-25 | Yasutaka Suga | 袋内の脱気、ガス充填包装装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115402547A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-11-29 | 美乐迪安株式会社 | 装入细分容器的食用油及其制造方法 |
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