JP2001146208A - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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JP2001146208A
JP2001146208A JP32927199A JP32927199A JP2001146208A JP 2001146208 A JP2001146208 A JP 2001146208A JP 32927199 A JP32927199 A JP 32927199A JP 32927199 A JP32927199 A JP 32927199A JP 2001146208 A JP2001146208 A JP 2001146208A
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pressure
packaging bag
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vacuum
packaging
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JP32927199A
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Teruyoshi Sato
輝義 佐藤
Susumu Matsuda
進 松田
Katsumi Takanashi
克己 高梨
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Tosei Denki Corp
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Tosei Denki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧容器の内容積や真空ポンプの設計変更を
行うことなく、減圧能力を向上させることができる真空
包装装置を提供する。 【解決手段】 容器本体6および容器本体6の上面開口
を密閉する開閉自在の蓋体7からなり、被包装物10を
収納した包装袋4を収容する耐圧容器2と、この耐圧容
器2内を減圧して包装袋4内の脱気を行う真空ポンプ
と、耐圧容器2内に配設され、包装袋4の開口部を封止
する封止装置5と、を備えた真空包装装置1であって、
耐圧容器2内に、この容器内の減圧により体積膨張する
伸縮性密閉体9を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶葉などの食品
類、汁物などの被包装物を樹脂フィルム製などの包装袋
に収納した状態で包装袋内の空気を脱気して袋の開口部
を封止する真空包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の真空包装装置は、一般に容器本
体およびこの容器本体の上面開口を密閉する蓋体を有す
る耐圧容器と、この耐圧容器内を減圧する真空ポンプ
と、耐圧容器内に配置された封止装置とを備えている。
この真空包装装置は、蓋体を解放した状態で、例えば茶
葉などの被包装物を収納した包装袋を容器本体内に収容
し、蓋体を閉じた後、真空ポンプによって耐圧容器内を
減圧することにより包装袋内の空気を脱気し、この状態
で封止装置により包装袋の開口部を封止し、再び耐圧容
器内を大気圧に戻して包装を完了するように構成されて
いる。そして、このような真空包装装置における減圧能
力、すなわち所定圧まで減圧する所要時間は、耐圧容器
の内容積と真空ポンプの排気速度とから定まっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空包装装置に
おける減圧能力を向上させるには、耐圧容器の内容積を
小さく設定する事、或いは真空ポンプの排気速度を上昇
させる事が考えられる。しかし、これらの事項は真空包
装装置の導入時における選定項目であり、導入後に変更
する場合は多大なコストが掛かり、事実上変更できなか
った。そして、真空包装装置を導入する際には、使用す
る最大の包装袋を基準にしなければならないので、最大
包装袋以外の包装袋を使用して真空包装する場合には、
耐圧容器内に大きな空きスペースが生じることが多々あ
る。この様な場合には、空きスペース分の空気も排出し
なければならず、包装の1サイクルに要する時間に無駄
があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、耐圧容器の内容積や真空ポ
ンプの設計変更を行うことなく、減圧能力を向上させる
ことができる真空包装装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、被包装物を収納した包装袋を収容する耐圧容器
と、この耐圧容器内を減圧して包装袋内の脱気を行う真
空ポンプと、上記耐圧容器内に配設され、包装袋の開口
部を封止する封止装置と、を備えた真空包装装置におい
て、上記耐圧容器内に、雰囲気の減圧により体積膨張す
る伸縮性密閉体を配置したことを特徴とする真空包装装
置である。
【0006】請求項2に記載のものは、前記伸縮性密閉
体が、内部に気体を封入したゴム製密閉体であることを
特徴とする請求項1に記載の真空包装装置である。な
お、ゴムとは、弾性、伸縮性に富んだ広義のゴムであ
る。
【0007】請求項3に記載のものは、前記伸縮性密閉
体が、内部に気体を封入した密閉ベローズ体であること
を特徴とする請求項1に記載の真空包装装置である。
【0008】請求項4に記載のものは、前記耐圧容器内
を使用領域と不使用領域とに仕切る仕切り部材を設け、
使用領域内に包装袋を配置し、不使用領域に伸縮性密閉
体を配置し、伸縮性密閉体の膨張を上記仕切り部材によ
り規制するようにしたことを特徴とする請求項1から3
のいずれかに記載の真空包装装置である。
【0009】請求項5に記載のものは、前記仕切り部材
の耐圧容器内における配設位置が調整可能であることを
特徴とする請求項4に記載の真空包装装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の真空包装装置にお
ける耐圧容器の容器本体を示す斜視図であり、図2は耐
圧容器の大気圧状態を示す断面図、図3は耐圧容器の減
圧状態を示す断面図である。
【0011】本実施形態の真空包装装置1は、図示しな
い筐体の上部に耐圧容器2を設け、該耐圧容器2の内部
には不活性ガスを噴出するガスノズル3を設けるととも
に、包装袋4の開口部を封止する封止装置5を設け、耐
圧容器2の下方に位置する筐体内に真空ポンプ、電源ト
ランス、制御装置(いずれも図示せず)などを設け、耐
圧容器2の開放側に位置する筐体の側面に操作パネル
(図示せず)を設けてある。
【0012】この耐圧容器2は、上面が開口した金属製
箱状体の容器本体6と、この容器本体6の上面開口を密
閉する蓋体7とからなり、一側端に設けたヒンジ機構に
より蓋体7を容器本体6に対して開閉自在に支持し、他
側端に設けたロック機構により蓋体7を閉止状態でロッ
クでき、透明板材で塞いだ蓋体7の窓から容器本体6の
内部を確認できるように構成してある。
【0013】また、容器本体6の下面に開口した排気口
に、真空ポンプの吸引口に一端を接続した吸引側流路の
他端を接続する。したがって、容器本体6の上面開口に
蓋体7を被せて耐圧容器2内を密閉した状態で真空ポン
プを作動すると、容器本体6と蓋体7とによって囲繞さ
れた真空室8内の空気を排気口から外部に排出すること
ができ、これにより真空室8内を真空近くまで減圧する
ことができる。なお、容器本体6の開口縁に対応する蓋
体7の下面にシール材を設け、真空室8の気密性を確実
ならしめてある。
【0014】耐圧容器2内の開放側端近くには封止装置
5を設け、耐圧容器2内の奥側(図2において右側)に
は伸縮性密閉体9を配置する。この伸縮性密閉体9は、
その周りの雰囲気が減圧することにより体積膨張する密
閉体であり、例えばバルーン等の内部に空気や窒素ガス
等の気体を封入したゴム製密閉体によって形成されてい
る。具体的には、伸縮性密閉体9は、ラテックスゴム等
の優れた伸縮性と気密性を有する材質によって、図1に
示すように、大気圧中では略中空直方体状を呈するよう
に形成することが好ましい。
【0015】なお、伸縮性密閉体9の例として略直方体
状のゴム製密閉体を挙げたが、その形状および材質は本
実施の形態に限られない。例えば、ゴム或いは合成樹脂
製ベローズ体(蛇腹)の内部に空気等を封入してもよ
い。
【0016】そして、本実施形態では、使用する包装袋
のサイズに応じて耐圧容器内を使用領域と不使用領域と
に仕切る仕切り部材として仕切り板を設け、使用領域内
に包装袋を配置することにより所定位置に容易にセット
することができ、また、不使用領域に伸縮性密閉体を配
置して、伸縮性密閉体の膨張を上記仕切り部材により規
制するように構成してある。
【0017】包装袋4は、被包装物10の量などにより
様々なサイズのものがあるが、封止装置5による封止位
置は同じであり、開口部とは反対側に位置する包装袋4
の底部の位置が異なる。そこで、本実施形態において
は、包装袋4の底部の位置に応じて仕切り板11の位置
を調整できるように構成してある。
【0018】また、容器本体6内における封止装置5と
仕切り板11との間には、被包装物10を収容した包装
袋4を載置するための受台12,13が設けてある。こ
の受台12,13は、底部中央近傍に平面配置した受台
13から封止装置5へ向けて斜め上方へ受台12を屈曲
させて形成している。
【0019】仕切り板11について具体的に説明する
と、容器本体6の奥行き方向に沿った内部両側面に、係
止部14…を奥行き方向に複数形成した側部受部材15
を設け、両側部受部材15の間に、横長な仕切り板11
を係脱可能に掛け渡し、仕切り板11の左右両端を係合
する係止部14を選択することによって仕切り板11の
位置を調整できるように構成する。
【0020】側部受部材15は、図4に示すように、例
えばステンレス板を屈曲成形することにより、側壁部1
6の上端を外側に向けて屈曲して上面部17を形成し、
この上面部17の外側先端部分を下方に屈曲して、側壁
部16の上端部分を下向きコ字状に成形し、上面部17
のほぼ中央から側壁部16の上端部分に亘ってスリット
状の係止部14を開設する。スリット状係止部14は、
側部受部材15の長手方向に所定のピッチで複数形成す
るが、その開口幅は、後述する仕切り板11の板厚より
僅かに広く設定する。なお、左右の側部受部材15,1
5は左右対称であり、スリット状の係止部14…もそれ
ぞれ対向する位置に開設してある。
【0021】そして、この側部受部材15を容器本体6
の内側の側面に着脱可能に装着するには、例えば容器本
体6の側面に突設した取付凸部(図示せず)に上端のコ
字状部分を引っ掛け、奥側下端部分を容器本体6の奥側
内面に当接してもよいし、下端に突設した爪片(図示せ
ず)を容器本体6の底面に形成した溝内に嵌合してもよ
い。
【0022】仕切り板11は、図4に示すように、例え
ば横長なステンレス板の上部を屈曲して断面略倒L字状
に成形した部材であり、左右端部の下部を切り欠くこと
により、前記スリット状係止部14内に嵌合する係合部
18を形成してある。なお、仕切り板11の下端の左右
の長さ(切欠部端部の左右の間隔)は前記側部受部材1
5,15の側壁部16,16の間隔内に丁度入り込む長
さに設定し、係合部18の上下の長さは、スリット状係
止部14の上下長さよりも少し短く設定し、左右の係合
部18,18の長さ(間隔)は、両側のスリット状係止
部14,14の上面開口端の間の長さよりも少し短く設
定し、途中部分の上下高さは側部受部材15の上下高さ
とほぼ同じ寸法に設定してある。
【0023】したがって、左右の側部受部材15,15
の対向する係止部14,14を選択し、図4に示すよう
に、仕切り板11を上方から下降して左右の係合部1
8,18を、上記係止部14,14内にそれぞれ上から
挿入すると、仕切り板11を両側の側部受部材15,1
5の間に掛け渡すことができ、掛け渡した状態では縦長
なスリット状係止部14内に縦長な突片状の係合部18
がそれぞれ嵌合するので移動することもなく、袋受面1
9およびその反対の密閉体受面は安定している。このた
め、伸縮性密閉体が膨張して圧接しても、仕切り板11
が移動したり、折れ曲がることはなく、膨張した伸縮性
密閉体の膨張限界壁として機能する。
【0024】また、仕切り板11を掛け渡す際に、係合
部18を挿入する係止部14を適宜に選択すると、仕切
り板11から封止装置5までの長さを所望する長さに設
定することができる。したがって、包装袋4のサイズに
応じて、具体的には包装袋4の開口部を、後述する封止
装置5の熱線の位置に合わせたときに包装袋4の底部が
位置する位置に応じて係止部14を選択すると、包装袋
4の底部の位置が規制される。このため、当該サイズの
包装袋4を容器本体6内の受台12,13上に載置する
場合、仕切り板11の袋受面19に当接するようにして
受台12,13上に横たえると、包装袋4の開口部が封
止装置5の所定位置にセットされる。したがって、包装
袋4を封止装置5にセットする場合に、特別な位置合わ
せ操作を行う必要がなく、また、熟練者でなくても同じ
位置で封止することができる。さらには、蓋体7を閉じ
る際の振動を受けても、包装袋4は底部が仕切り板11
によって支えられているので、横滑べりして移動するこ
ともない。このため、蓋体7を閉じる際にも特別に注意
する必要が無くなり、作業の容易性を高めることができ
る。
【0025】また、耐圧容器2内の伸縮性密閉体9と包
装袋4との間に、これらを隔てる仕切り板11を配設し
たので、膨張した伸縮性密閉体9が包装袋4に干渉し
て、被包装物10が包装袋4から外に押し出されたり、
包装袋4の位置がずれたりする不都合を防止することが
できる。
【0026】なお、本実施形態では、側部受部材15に
形成する係止部14…をスリット状の開口とし、仕切り
板11の係合部18を突片としたが、本発明における側
部受部材15の係止部14はこれに限定されるものでは
なく、仕切り板11を所望位置に止めることができれば
どのような構成でもよい。例えば、小さな突起を複数設
けてもよい。また、仕切り部材は、板状のものに限ら
ず、伸縮性密閉体の膨張を規制することができればよ
い。例えば、複数の棒材あるいは桟で構成してもよく、
材質も金属に限らずプラスチックでもよい。
【0027】次に、封止装置5について説明する。図面
に示す封止装置5は、容器本体6側に昇降可能に設けら
れ、真空室8の幅方向に長尺な下ヒーターブロック20
と、蓋体7の下面側に固定され、真空室8の幅方向に長
尺な上ヒーターブロック21とを対向する位置に配設
し、両ヒーターブロック20,21の端部に熱線22,
23を取り付けてなり、下ヒーターブロック20が圧接
シリンダ(図示せず)の駆動により上ヒーターブロック
21側に圧接するように構成されている。
【0028】したがって、蓋体7を閉じて真空室8内を
減圧すると、下ヒーターブロック20が上昇して上ヒー
ターブロック21に圧接し、この状態で熱線22,23
により加熱すると、間に挟んだ包装袋4を加熱圧着して
封止(密封)することができる。なお、包装袋4内に不
活性ガスを充填する場合には、ガスノズル3から不活性
ガスを噴出させた後に、前記封止工程を行う。
【0029】上述したように、耐圧容器2内の不使用領
域には伸縮性密閉体9を配置しており、図2に示すよう
に、真空ポンプにより耐圧容器2内を減圧する前の大気
圧状態においては伸縮性密閉体9は収縮しており、真空
室8の不使用領域に余裕(隙間)を有している。
【0030】この状態で真空ポンプにより耐圧容器2内
を減圧すると、伸縮性密閉体9の内圧の方が真空室8の
圧力よりも高くなるので、図3に示すように、伸縮性密
閉体9は膨張し、耐圧容器2内の隙間の容積を減少させ
る。減圧するに従って伸縮性密閉体9はさらに膨らみ、
真空ポンプにより排気すべき空間が一層少なくなる。し
たがって、真空ポンプの負荷を減少させ、排気速度を向
上させることができ、これにより真空包装の1サイクル
に要する時間を短縮することができる。
【0031】ところで、伸縮性密閉体9は減圧により膨
らみ、被包装物10を圧迫するまで大きくなることもあ
る。この場合、被包装物10が液体等の不定形の柔らか
いものである場合、伸縮性密閉体9により被包装物10
が包装袋4の外に押し出されてしまう。この様な事態に
備え、本実施形態では、被包装物10が包装袋4から外
に押し出されることを防止するため、伸縮性密閉体9と
被包装物10を収容した包装袋4との間に、これらを隔
てる仕切り板11を配設する。また、この仕切り板11
を設けることにより、被包装物10が圧縮変形するのも
防止することができ、信頼性のある真空包装を行うこと
ができる。
【0032】包装袋4の封止工程が終了したならば、真
空室8内を大気圧に戻してから蓋体7を開放すると、被
包装物10を真空包装した包装袋4を取り出すことがで
きる。また、耐圧容器2内が大気圧状態に戻ると、内部
の圧力が大気圧よりも低くなるので、図2に示すよう
に、伸縮性密閉体9は元の大きさまで収縮する。したが
って、包装済みの包装袋4を取り出す際に邪魔になるこ
ともない。
【0033】なお、前記実施形態では、伸縮性密閉体9
を単に不使用領域に置いただけであるが、仕切り部材に
止着してもよい。例えば、容器本体6の内部に丁度収ま
る幅の密閉ベローズ体からなる伸縮性密閉体9を仕切り
板11の不使用領域側の面に止着してもよい。この様に
すると、伸縮性密閉体9が減圧により封止装置5とは反
対側に伸長して減圧能力を高めることができ、しかも仕
切り板11の取付位置を調製しても、伸縮性密閉体9に
対してはなんらの調製も不要である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は以下の効果
を奏する。請求項1に記載の発明によれば、耐圧容器内
に、雰囲気の減圧により体積膨張する伸縮性密閉体を配
置したので、耐圧容器内を減圧すると、伸縮性密閉体が
膨張して耐圧容器の空いた容積を減少させ、真空ポンプ
の排気速度を短くすることができる。したがって、真空
包装の1サイクルに所要する時間を短縮化することがで
きる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、前記伸縮
性密閉体が内部に気体を封入した収容したゴム製密閉体
として構成されることにより、所望の膨張性を容易に確
保することができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、伸縮性密
閉体が、内部に気体を封入した密閉ベローズ体として構
成されることにより、膨張抵抗が小さく応答性に優れ、
また、優れた耐久性を得ることができる。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、耐圧容器
内を使用領域と不使用領域とに仕切る仕切り部材を設
け、使用領域内に包装袋を配置し、不使用領域に伸縮性
密閉体を配置し、伸縮性密閉体の膨張を上記仕切り部材
により規制するので、膨張した伸縮性密閉体が被包装物
に当たることがない。したがって、被包装物が包装袋か
ら外に押し出されたり、被包装物が圧縮変形したり、あ
るいは包装袋の位置のずれを防止することができる。
【0038】請求項5に記載の発明によれば、前記仕切
り板の耐圧容器内における配設位置が調整可能であるの
で、広範なサイズの被包装物および包装袋に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空包装装置における容器本体を示す
斜視図である。
【図2】大気圧状態における耐圧容器の断面図である。
【図3】減圧状態における耐圧容器の断面図である。
【図4】本発明の真空包装装置における側部受部材およ
び仕切り板の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 真空包装装置 2 耐圧容器 3 ガスノズル 4 包装袋 5 封止装置 6 容器本体 7 蓋体 8 真空室 9 伸縮性密閉体 10 被包装物 11 仕切り板 12,13 受台 14 係止部 15 側部受部材 16 側壁部 17 上面部 18 係合部 19 袋受面 20 下ヒーターブロック 21 上ヒーターブロック 22,23 熱線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高梨 克己 静岡県田方郡大仁町神島字日之前244番地 東静電気株式会社内 Fターム(参考) 3E053 AA06 BA03 BA05 CB02 DA02 FA01 GA20 JA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物を収納した包装袋を収容する耐
    圧容器と、 この耐圧容器内を減圧して包装袋内の脱気を行う真空ポ
    ンプと、 上記耐圧容器内に配設され、包装袋の開口部を封止する
    封止装置と、を備えた真空包装装置において、 上記耐圧容器内に、雰囲気の減圧により体積膨張する伸
    縮性密閉体を配置したことを特徴とする真空包装装置。
  2. 【請求項2】 前記伸縮性密閉体が、内部に気体を封入
    したゴム製密閉体であることを特徴とする請求項1に記
    載の真空包装装置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮性密閉体が、内部に気体を封入
    した密閉ベローズ体であることを特徴とする請求項1に
    記載の真空包装装置。
  4. 【請求項4】 前記耐圧容器内を使用領域と不使用領域
    とに仕切る仕切り部材を設け、使用領域内に包装袋を配
    置し、不使用領域に伸縮性密閉体を配置し、伸縮性密閉
    体の膨張を上記仕切り部材により規制するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の真空
    包装装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り部材の耐圧容器内における配
    設位置が調整可能であることを特徴とする請求項4に記
    載の真空包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111284752A (zh) * 2020-04-07 2020-06-16 熊少振 一种全自动真空包装机食品机械

Cited By (2)

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CN111284752A (zh) * 2020-04-07 2020-06-16 熊少振 一种全自动真空包装机食品机械
CN111284752B (zh) * 2020-04-07 2021-06-15 安徽春谷食品健康技术研究有限公司 一种全自动真空包装机食品机械

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