JP3417655B2 - 電子運航票管理システムのユーザインタフェース装置 - Google Patents

電子運航票管理システムのユーザインタフェース装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ターミナル管制(タ
ーミナルレーダ管制業務、及び進入管制業務を意味す
る。以下、これらを総称してあらためてターミル管制と
呼ぶ)並びにエンルート管制において、管制官が指示を
航空機パイロットに与える時の管制業務の支援を行う電
子運航票管理システムのユーザインターフェース装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のターミナル管制並びにエンルート
管制において、管制官は、被管制対象の航空機の飛行計
画についてプリントアウトされた運航票(ストリップ)
に従い、レーダ画面を見ながら、航空機の位置等の状況
を監視しつつ、無線または有線の電話によってパイロッ
ト並びに関係者との連絡や確認を行っている。また、タ
ーミナル管制やエンルート管制における管制官は、運航
票を直接手で扱い、計画の修正をボールペン等で行い、
運航票の手渡しにより管制の移管を行っている。
【0003】しかしながら、上記のような従来の管制方
法では、航空機の発着量の増大に伴って管制官の状況判
断が難しくなってきている。さらに、管制官同士の運航
票の移管、飛行計画の確認・変更、並びにパイロットへ
の連絡が煩雑となり、効率的な運用を行うことが困難と
なっている。
【0004】このように、運航票を用いた管制官の対応
は、運航される航空機の増大に伴い、煩雑且つ過負荷の
状況を招いており、現在の管制官の状況把握や判断、並
びに操作や関係者へのフィードバックにおける負荷を軽
減し、より的確で迅速な指示ができるような管制業務支
援が望まれている。
【0005】このためには、従来からの管制官の役割と
業務や管制官の思考の流れを反映した、電子運航システ
ムのユーザインターフェース形態が不可欠である。この
場合、従来から管制官が手で行っていた運航管理票を、
できるだけそのままの形態で取り入れる方式だけでな
く、目的や状況に応じて運航票の管理情報の様式を変
え、必要な運航票管理情報項目を分かりやすい表示形態
で管制官に提示する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、運
航票を用いた管制官の対応は、航空機の増大に伴い、煩
雑且つ過負荷の状況を招いているため、現在の管制官の
状況把握や判断、並びに操作や関係者へのフィードバッ
クにおける負荷を軽減し、より的確で迅速な指示ができ
るような管制業務の支援が望まれている。また、パイロ
ットと管制官との意思疎通を音声のみならず、視覚的に
伝達可能とすることが望まれている。
【0007】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、管制官の状況把握や判断、並びに操作や
関係者へのフィードバックにおける負荷を軽減し、より
的確で迅速な指示ができ、さらにはパイロットと管制官
との意思疎通を音声のみならず、視覚的に伝達可能とす
る電子運航票管理システムのユーザインターフェース装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明に係る電子運航票管理システムのユーザイン
ターフェース装置は、以下の構成を特徴とする。
【0009】第1に、ターミナルレーダ管制業務及び進
入管制業務を行うターミナル管制並びにエンルート管制
において予め分担され、かつ互いに連携しつつ電子運航
票に基づいて行う複数の管制業務を支援するものであっ
て、前記分担されたそれぞれの管制業務を行う管制席毎
に設けられる情報表示装置及び入力装置と、前記分担さ
れたそれぞれの管制業務に必要な運航票管理情報を取得
する情報取得手段と、この手段で得た運航票管理情報を
前記分担された管制業務に応じて、かつ前記管制席毎に
設けられた入力装置からの指示内容に従って編集処理す
る情報処理手段と、前記管制席毎に設けられた入力装置
からの指示に従って、前記情報処理手段で得られる運航
票管理情報を該当する管制席の情報表示装置に表示する
と共に、関連する管制業務の運航票管理情報を同一画面
上に表示する情報出力手段とを具備することを特徴とす
る。
【0010】第2に、第1の特徴とする構成において、
前記情報処理手段は、前記入力装置により、前記情報表
示装置に表示された運航票管理情報のリスト中から移管
する運航票管理情報と移管先が指定されたとき、当該情
報を移管先に移管し、前記情報出力手段は、その移管完
了とともに表示された運航票管理情報から移管済み情報
を削除し、移管先管制席の運航票管理情報の表示を更新
する更新手段を有することを特徴とする。
【0011】第3に、第2の特徴とする構成において、
前記情報出力手段は、運航票管理情報の一部または全部
をインデックス情報として表示し、前記情報処理手段
は、前記入力装置を通じて前記インデックス情報中の運
航票管理情報の一つが移管情報として指定されたとき、
指定された運航票管理情報を移管する情報移管手段を有
することを特徴とする。
【0012】第4に、第2の特徴とする構成において、
前記情報出力手段は、さらに、前記情報処理手段で運航
票管理情報を移管する場合、移管先の管制席において、
運航票管理情報が移管元管制席から移管先管制席へ移動
していく操作経路をビジュアルに表示する手段を有する
ことを特徴とする。
【0013】第5に、第2の特徴とする構成において、
前記情報出力手段は、さらに移管する運航票管理情報が
移管先に受け入れられる情報項目が揃っているかを移管
元の管制席でチェックして前記入力装置を通じて受け入
れられないと指示された場合に、移管元の管制席に揃っ
ていない情報項目を表示すると共に警告メッセージを表
示する手段を有することを特徴とする。
【0014】第6に、第1の特徴とする構成において、
前記情報取得手段は、さらに、航空機及び各管制席間の
送受信メッセージ情報を取得する受信メッセージ取得手
段を有し、前記情報出力手段は、さらに、前記航空機及
び管制席間の送受信メッセージ情報を表示するメッセー
ジ表示手段と、航空機からの受信メッセージのインデッ
クス情報をリスト表示するインデックス表示手段と、送
信先を示すメニュー表示手段とを有し、さらに、前記入
力装置からの指示に応じて指定された送信先に指定され
たメッセージ情報を送信する送信手段を有することを特
徴とする。
【0015】第7に、第6の特徴とする構成において、
前記情報出力手段は、さらに、運航票管理情報やメッセ
ージを移管中、送信中、受信中であることを視覚的に識
別・明示する手段を有することを特徴とする。
【0016】第8に、第6の特徴とする構成において、
前記受信メッセージ取得手段は、航空機から管制席への
パイロットの音声メッセージ、管制席から航空機への管
制官の音声メッセージを入力する音声メッセージ入力手
段と、この手段で得られる入力音声を認識する音声認識
手段と、この手段で得られる認識結果をテキストに変換
するテキスト変換手段と、この手段で得られるテキスト
メッセージの内容を把握してその中で注目する項目情報
を識別解釈するメッセージ解釈手段とを有し、前記情報
出力手段は、前記メッセージ解釈手段で解釈されるテキ
スト情報に基づき、管制関係者やパイロットへの応答メ
ッセージや運航票管理情報を更新する更新手段と表示す
る表示手段とを有することを特徴とする。
【0017】第9に、第1の特徴とする構成において、
さらに、全部または一部の管制席の機能が複数端末に分
離し、相互に通信して運航票管理を行う手段を有するこ
とを特徴とする。
【0018】第10に、第1の特徴とする構成におい
て、前記情報出力手段は、運航票管理情報の一部または
全部を管制対象となる各航空機単位の帳票やファイルフ
ォルダーのイメージで表示する手段を有することを特徴
とする。
【0019】第11に、第6の特徴とする構成におい
て、前記情報処理手段は、さらに、レーダから得られる
現在の各航空機の位置や運航状態からパイロットからの
報告や要求に対する回答、確認事項の妥当性チェックを
行い、パイロットに対する指示を受けたとき、最適な誘
導経路の提示や飛行計画の確認等の推論を行うための予
め登録された知識データから該当する知識データを取り
出し、これに基づき推論する手段を有することを特徴と
する。
【0020】第12に、第1の特徴とする構成におい
て、前記管制席として、フィーダ席、アライバル席、デ
パーチャー席の管制業務、並びに運航票の管制席への配
布を調整する調整席の調整業務を対象とすることを特徴
とする。
【0021】第13に、第12の特徴とする構成におい
て、前記アライバル席として、進入経路に応じて複数の
アライバル席に分担された管制席を含んだ管制業務を対
象とすることを特徴とする。
【0022】第14に、第13の特徴とする構成におい
て、前記フィーダ席から前記複数のアライバル席に対す
る移管を、進入経路に応じて自動的に行う手段を有する
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】この発明において、管制官同士は、割り当てら
れた計算機端末画面との対話を通じて、電子メールと同
様に通信を用いて、従来の運航票と同一の様式、また
は、目的や状況に応じた変更様式で運航票情報の移管を
行なう。従来のレーダの表示画面から得られる航空機の
運航状況とパイロットと管制官との交信内容、並びに運
航に関する知識ベースから、管制対象となっている航空
機に対する次のステップでの運航指示候補を推論し、自
動的に計算機から管制官に提示することにより、管制官
の判断に対する負荷を軽減することができる。
【0024】各管制官は、画面上において他の管制官の
処理状況を同一画面で参照しながら、適当な運航票の移
管先を指定し、移管を行う。これにより従来からの管制
官の作業を効率化するための支援を行う。
【0025】パイロットや問い合わせ先からのメッセー
ジ、管制官の発話内容は、音声認識により、テキスト情
報に変換され、管制に必要な情報部分が自動的に識別さ
れる。これらの情報とレーダからの情報を管制官が判断
して入力または、指示した情報をもとに運航票の情報が
管制官の確認を経て、自動的に変更される。
【0026】他の管制官やパイロットへの情報のフィー
ドバックは、各管制の段階で確定された運航情報と通常
用いられる固定伝達メッセージを用いて、音声、テキス
ト表示の一方または両方の形態で行われる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。尚、ここでは、管制業務として一般的
に分担されているF席(Feeder:フイーダ席)、
A席(Arrival:アライバル席)、D席(Dep
arture席:デパーチャー席)と出力された運航票
を配る役割を行う調整席での調整業務を支援する場合に
ついて述べる。
【0028】図1は、この発明に係わる電子運航票管理
システムのユーザインターフェース装置におけるネット
ワーク構成を示すもので、Aはサーバ、B1〜B3はク
ライアントであり、互いにデータバスBUSを通じて接
続され、独自のデータファイルを備えている。ここで
は、サーバAに運航票の配布業務に対応した調整席、ク
ライアントB1、B2、B3にそれぞれF席、A席、D
席が割り当てられるものとする。
【0029】図2は上記サーバ(調整席)Aの構成、図
3は上記クライアント(F席、A席、D席)Bの構成を
示すものである。尚、図3に示すクライアントBの構成
は図2に示すサーバAの構成とほとんど同じであるた
め、図3において図2と同一部分には同一符号を付して
示し、ここでは異なる部分について説明する。また、図
4、図5にそれぞれ主要部の具体的な構成を示す。
【0030】図2において、11は表示しているメニュ
ー項目やボタンを指示したり、操作位置を指定する入力
手段としてのマウスであり、このマウス11によって入
力されたデータはマウス入力処理部12に送られる。
【0031】マウス入力処理部12は、図4に示すよう
に構成され、マウス入力データはマウスI/Oインター
フェース121を介してX/Y座標検出部122、マウ
スボタン開放検出部123、マウスボタン押下検出部1
24に入力される。
【0032】X/Y座標検出部122で検出されたX/
Y座標は、マウスカーソル表示制御部127に送られる
と共に、アプリケーション起動処理部13のクリック操
作項目検出部131及びメニュー指示検出部132に送
られる。また、マウスボタン開放検出部123、マウス
ボタン押下検出部124で検出されたマウスボタン操作
結果は、いずれもドラッグ検出部125及びクリック検
出部126に送られる。
【0033】ドラッグ検出部125は、マウスボタン開
放検出部123及びマウスボタン押下検出部124から
送出されるマウスボタン操作結果から、マウス11の中
ボタン112によりドラッグ及びドロップ操作がなされ
たことを検出するもので、その検出結果はアプリケーシ
ョン起動処理部13のメニュー指示検出部132に送ら
れ、同時にマウスカーソル表示制御部127に送られ
る。
【0034】クリック検出部126は、マウスボタン開
放検出部123及びマウスボタン押下検出部124から
送出されるマウスボタン操作結果から、マウス11の左
ボタン111により項目についてクリック操作がなされ
たことを検出するもので、その検出結果はアプリケーシ
ョン起動処理部13のクリック操作項目検出部131に
送られる。
【0035】ここで、マウスカーソル表示データ格納部
128には表示画面上のポインティング位置を示すため
のマウスカーソル表示データを格納するもので、ドラッ
グアイコン表示データ格納部129は、マウス11の中
ボタン112を押し続けることによりドラッグする時に
ドラッグ経路に沿って表示するドラッグアイコン表示デ
ータを格納するものである。
【0036】上記マウスカーソル表示制御部127は、
X/Y座標検出部122から送出されるマウスカーソル
の表示座標を受け、マウスカーソル表示データ格納部1
28やドラッグアイコン表示データ格納部129に格納
されているマウスカーソル表示データやドラッグアイコ
ン表示データを読み出し、表示処理部14の表示駆動制
御部146に表示データを送出するものである。
【0037】アプリケーション起動処理部13におい
て、クリック操作項目検出部131は、X/Y座標検出
部122、クリック検出部126から送出されたマウス
操作のデータと、メニューやボタンの入力項目の表示座
標を記憶したウィンドウ表示状況記憶部15の記憶デー
タからクリックした時の入力項目を検出するもので、検
出された入力項目は処理判定部134に送られる。
【0038】メニュー指示検出部132は、図6及び図
7に示すフローに従って、X/Y座標検出部122、ド
ラッグ検出部125から送出されたマウス操作のデータ
と、ウィンドウ表示状況記憶部15の記憶データからク
リックした時の入力項目と処理ナンバーを検出するもの
で、検出された入力項目と処理ナンバーはドラッグ元/
ドロップ先項目格納部133に送られる。
【0039】ここで、ドラッグ及びドロップ操作が行わ
れた場合、ドラッグ元とドロップ先が異なる管制席の運
航票項目の時は、運航票移管チェックデータ格納部33
(移管方向チェックデータ、移管データ整備チェックデ
ータ)のデータの値によりチェックされ、禁止の移管方
向の場合は、操作を無視し、移管時の管制データが不足
している場合は、運航票データの移動処理を無効とし、
ポップアップウィンドウで不足データ項目を表示して管
制官の確認入力にて、操作前の表示に戻る。
【0040】ドラッグ元/ドロップ先項目格納部133
は、メニュー指示検出部132で検出したドラッグから
ドロップまでの一連のマウス操作におけるドラッグ操作
開始とドロップ操作でのメニュー項目と処理ナンバーを
記憶しておくもので、その項目は処理判定部134に送
られる。
【0041】処理判定部134は、クリック操作項目検
出部131またはメニュー指示検出部132からのマウ
ス操作の種類と操作項目により次の処理内容について判
別し、表示データ生成部16の受信メッージ表示データ
生成部163、送信データ生成部17、送信処理部1
8、運航票表示データ生成部164または運航管理情報
更新部19、推論処理部20のいずれかに制御を移すも
のである。
【0042】ウィンドウ表示状況記憶部15は、表示画
面上に表示中のウィンドウ及びコマンド指示ボタンやメ
ニュー表示バーなど、ウィンドウの各種表示部品の表示
座標、表示順位を格納するものである。
【0043】表示処理部14において、ウィンドウ表示
制御部143は、初期状態並びに処理判別部134から
の表示要求により、ウィンドウ表示データ生成部145
に対して、ウィンドウ枠表示データ格納部144からの
ウィンドウ枠やウィンドウ表示内容記憶部142からの
表示内容データを生成するように制御し、また、表示す
るウィンドウ、および表示するウィンドウ内のコマンド
指示ボタンやメニュー表示など、ウィンドウの各種表示
部品の表示項目の種類、表示座標、表示順位をウィンド
ウ表示状況記憶部15に格納する。
【0044】ウィンドウ表示データ生成部145は、ウ
ィンドウ表示制御部の要求により、ウィンドウ表示デー
タ格納部144、並びにウィンドウ表示内容記憶部14
2のデータを読み込み、ウィンドウの表示データを生成
するものである。
【0045】表示駆動制御部146は、ウィンドウ表示
データ生成部145から送出されるウィンドウ表示デー
タ、並びにマウスカーソル表示制御部127からの送出
されるマウスカーソル表示データを元に、CRTなどの
表示装置24を駆動するものである。
【0046】表示データ生成部16において、送信表示
データ生成部161は、送信データ格納部25よりデー
タを読み出し、通信メッセージ表示領域に表示するデー
タを作成し、ウィンドウ表示データ書き込み部141に
表示データを送出するものである。
【0047】受信メッセージインデックスリスト表示デ
ータ生成部162は、受信メッセージデータ格納部30
から受信メッセージデータを読みとり、表示装置24に
表示する受信メッセージのインデックスデータ(送信
元、メッセージの先頭データなど)のリストを作成する
ものである。
【0048】受信メッセージ表示データ生成部163
は、受信メッセージインデックスリスト表示データ生成
部で作成され、表示装置24の受信メッセージリスト表
示領域(図11〜図14の9)に表示された項目データ
がクリックされた時に、クリック操作項目検出部131
を介して処理判別部134により起動され、受信メッセ
ージデータ格納部30からデータを読取り、図11〜図
14の受信メッセージリスト9のデータを通信メッセー
ジ表示領域8に表示する表示データを生成するものであ
る。
【0049】運航票表示データ生成部164は運航票管
理データ格納部38(381〜384)から図11〜図
14の1,2,3,4の運行票管理情報に関する情報を
表示するデータを作成するものである。
【0050】推論結果表示データ生成部165は推論処
理部20の処理結果を表示するための表示データを作成
するものである。
【0051】ドラッグ表示データ生成部166は通信処
理部36を通じて他席から情報を表示するための表示デ
ータを作成するものである。
【0052】送信データ生成部17は、図11〜図14
の運航票表示データ群2のいずれかのデータ項目(2.
1,2.2,2.3)が相手先7.1にドラッグ及びド
ロップ操作された情報(ドラッグ元、ドロップ先)が処
理判別部134から送出されるか、または、キー入力に
より、キー入力データ検出部23から送信データが送出
されると送信データ格納部25に送信データを格納する
ものである。
【0053】例えば2.1の運航票が7.1にD&Dさ
れると、2.1の運航票の便名ABC211のパイロッ
トが最終的な送信相手先と判定される。
【0054】送信処理部18は、処理判別部134よ
り、送信開始ボタン(図11〜図14の8.2)のクリ
ック操作の伝達があると、図11〜図14において、送
受信先7の表示領域の中でドロップまたはクリックされ
た送信先(7.1〜7.2の航空機パイロット)へ送信
データ格納部25のテキストデータを音声合成部34で
音声合成出力しながら、通信メッセージ表示領域8に表
示されたデータを送信するものである。
【0055】21は、送信データの入力手段としてのキ
ーボードであり、表示装置24の通信メッセージ表示領
域にマウスカーソルを移動し、マウス11の左ボタン1
11をクリックして入力カーソル(CARET等)が表
示されると、キー入力されたデータは、キーボードI/
Oインターフェース22を介してキー入力データ検出部
23に入力され、送信データ格納部25などを介して、
通信メッセーシ表示領域にキー入力データが表示され
る。
【0056】26は、予め作成した運航票の計画データ
を記憶する運航票計画データ格納部である。
【0057】27は、航空機パイロットからの発話によ
る要求や確認情報などを入力する音声入力部で、音声入
力データ格納部28に音声データが格納される。
【0058】29は、音声入力部からの音声入力データ
を特定話者、または、不特定話者音声の方式により音声
認識を行い、テキストに変換する音声認識部で、ここで
得られたテキストデータは受信メッセージデータとして
受信メッセージデータ格納部30に格納される。
【0059】31は、パイロットからの問い合わせをテ
キストの形態で受信する場合のメッセージ受信部で、こ
こで得られたテキストメッセージデータは受信メッセー
ジデータとして受信メッセージデータ格納部30に格納
される。
【0060】32は、図11〜図14の通信メッセージ
表示領域8に表示する受信メッセージが音声入力の時
に、発話内容が格納されている音声入力データ格納部2
8のデータを読み出して再生出力する音声出力部であ
る。
【0061】35は、受信メッセージデータ格納部30
から受信メッセージデータを読み取り、高度情報などの
運航情報を抽出し、運航票管理情報更新部19へ送出す
るメッセージ解釈部である。
【0062】運航票管理情報更新部19は、メッセージ
解釈部35でパイロットから管制官への運航要求の受信
データまたは、管制官からパイロットへの回答に対する
送信データ(音声やテキスト)から抽出された管制情報
に応じて、現在管制対象となっている航空機の運航票管
理データ格納部38の内容を更新する。
【0063】サーバの運航票管理情報更新部19では、
航空機毎に発行された運航票の他の管制席への移管毎に
管理する管制席ナンバー(1:調整席、2:F席、3:
A席、4:D席)を記録更新する。航空機管制位置格納
部46の管制位置(調整席、F席、A席、D席)に対応
した運航票管理データ格納部381〜384のデータを
更新することで同時に一つの管制席からの書き込みアク
セスを許すように管理される。
【0064】一方、クライアントでは、自席の運航票管
理データの更新については自己管理で行い、更新内容を
通信処理部36を介してサーバに送り、運航票管理デー
タ格納部38に格納する。他のクライアント管制席の運
航票管理インデックスデータはサーバからの更新データ
の受信により更新する。これによって、サーバ、クライ
アント全体のアクセス管理を行う。
【0065】また、運航票管理情報更新部19は、自管
制席の運航票データを更新する時には、図9に示すよう
に移管モードデータM(i)並びにストリップモードデ
ータS(i)(iは、コンピュータ番号)(以下、M
(i),S(i)をモードデータと称する)を更新し、
他の管制席に運航管理データとともにこれらのモードデ
ータも添付して通信処理部36を介して送信する。他の
管制席から運航管理データとモードデータを通信処理部
36を介して受信すると、運航票管理情報更新部19に
よって対応する運航票管理データとともにモードデータ
も更新される。
【0066】更新されたモードデータはモードデータ格
納部43にモード別に格納され、必要に応じてメニュー
指示検出部132に送られる。また、すでに管制の管理
が完了した運航票管理データ格納部38の情報について
は、完了データ格納部44に格納される。
【0067】運航票管理情報更新部19は、移管の方向
や運航票のデータ項目の整備状況がメニュー指示検出部
でチェックされていることから、例えば、図12におい
て、2のF席運航票2.1から、A席運航票のインデッ
クス4.4にドラッグ及びドロップ操作をすると、図
2、図3において、F席の指定された運航票データ項目
の情報をF席運航票管理データ格納部382からA席運
航票管理データ格納部383に正常に複写を完了した
後、F席運航票管理データ格納部382から削除する。
【0068】37は、タイマー47を用いて、運航票計
画データ格納部26に登録されている航空機の出発時刻
の例えば30分前に調整席の運航票管理データ格納部3
81に登録を行う定時間前運航データ登録部である。
【0069】38は、各管制席で管理される運行票管理
データを格納するもので、381は調整席で管理してい
る運航票管理データ格納部、382はF席に移管された
運航票管理データ格納部、383はA席に移管された運
航票管理データ格納部、384はD席で管轄する運航票
管理データ格納部である。
【0070】36は、他の管制席に運航管理データなど
を送信または他の管制席からのデータを受信する通信制
御処理部である。
【0071】ここで、上記アプリケーション起動処理部
13のメニュー指示検出部132の処理内容を図6及び
図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0072】まず、予めiにコンピュータ番号を設定し
(ステップST1)、Kcに自管制席ナンバー(0:管
制席なし、1:調整席、2:F席、3:A席、4:D席
とする)を登録しておく(ステップST2)。
【0073】続いて、ドラッグ開始を待ち(ステップS
T3)、ドラッグ開始があったとき(Y)は、ドラッグ
元が運航票管理データか判断する(ステップST4)。
運航票管理データでなければ無視し(N)、運航票管理
データであれば(Y)、Krにドラッグ元管制席ナンバ
ーを登録する(ステップST5)。
【0074】この時点で、ドラッグ元Kcが自管制席K
rである(Kc=Kr)かどうか判断し(ステップST
6)、Kc=Krでなければ無視し(N)、Kc=Kr
であれば(Y)、ドロップ操作を待つ(ステップST
7)。
【0075】ドロップ終了があれば(Y)、ドロップ先
が通信相手先か判断し(ステップST8)、通信相手先
ならば(Y)、図7のステップST23に移行する。通
信相手先でなければ(N)、ドロップ先が運航票管理デ
ータか否か判断する(ステップST9)。運航票管理デ
ータでなければ無視し(N)、運航票管理データならば
(Y)、Kdにドロップ先管制席ナンバーを登録する。
【0076】ここで、登録ナンバーKdが自管制席Kc
である(Kd=Kc)かどうか判断し(ステップST1
1)、Kd=Kcならば(Y)無視し、Kd=Kcなら
ば(N)、mに現在の移管モードデータM(i)を登録
し、sに現在のストリップモードS(i)を登録する
(ステップST12)。続いて、xにn番目の運航票移
管チェックデータ格納部33のデータ値を登録する(図
9(b)参照)(ステップST13)。
【0077】ここで、データ項目が揃っている(x=
m)か否か判断し(ステップST14)、x=mでなけ
れば(N)ステップST21に移行し、x=mならば
(Y)、yにm番目の運航票移管チェックデータ格納部
33のデータ値を登録する(図9(a)参照)(ステッ
プST15)。
【0078】次に、移管先が正しい(y=s)か否か判
断し(ステップST16)、y=sでなければ(N)無
視し、y=sであれば(Y)、処理ナンバーに移管処理
ナンバーを登録し(ステップST17)、ドラッグ元に
運航票のコンピュータ番号を登録し(ステップST1
8)、ドロップ先にKdを登録し(ステップST1
9)、ドラッグ元/ドロップ先項目格納部133へ処理
ナンバーを格納して(ステップST20)、処理を終了
する。
【0079】また、ステップST14において、x=m
でなかった場合(N)、ポップアップウィンドウを表示
して「データ項目の不足」を表示し(ステップST2
1)、確認操作を待ち(ステップST22)、確認があ
った場合にはステップST3に戻る。
【0080】一方、ステップST8において、ドロップ
先が通信相手先だった場合(Y)、ドロップ先がアシス
タントか否か判断し(ステップST23)、アシスタン
トでなければ(N)、処理ナンバーに送信処理ナンバー
を登録し(ステップST24)、ドラッグ先に送信先ナ
ンバーを登録する(ステップST25)。ここで、0は
送信先ナンバーなし、1はパイロットとする。さらに、
ドラッグ元に運航票のコンピュータ番号を登録してステ
ップST20に進む。
【0081】また、ステップST23において、ドロッ
プ先がアシスタントの場合(Y)には、処理ナンバーに
推論処理ナンバーを登録してステップST26に進む。
【0082】ところで、この実施例では、通信はサーバ
(調整席)Aとクライアント(F席、A席、D席)B1
〜B3との間のみで行うものとする。したがって、クラ
イアントB1〜B3同士の通信は必ずサーバAを介して
行われる。サーバAとクライアントB1〜B3での通信
データの範囲は以下のように異なる。そのデータ交換の
様子を図8に示し、データ移管の順序の一例を図9に示
す。
【0083】サーバAは、全てのクライアントB1〜B
3の運航票管理情報を持つように制御が行われる。
【0084】(1) サーバからクライアントへの送信デー
タ: ・移管するコンピュータ番号iの航空機の運航票の全デ
ータと移管/ストリップモード ・サーバとクライアントのいずれかで運航管理情報が変
更された時の、送信相手席以外の全運航票インデックス
データと移管/ストリップモード (2) クライアントからサーバへの送信データ: ・移管するコンピュータ番号iの航空機の運航票の全デ
ータと移管/ストリップモード ・自クライアントで運航管理情報が変更された時の、送
信相手席以外の全運航票インデータと移管/ストリップ
モード 複数の作業者が各人の計算機端末を介して情報のやりと
りや、確認、承認を行う事例として、電子メールシステ
ムや分散開発環境がある。
【0085】この発明において、管制官同士は、割り当
てられた計算機端末画面との対話を通じて、電子メール
と同様に通信を用いて、従来の運航票と同一の様式、ま
たは、目的や状況に応じた変更様式で運航票情報の移管
を行なう。従来のレーダ画面を見て管制官が入力する航
空機の状況と、管制に関する交信内容と運航に関する知
識ベースから、管制対象となっている航空機に対する次
の運航指示候補を推論し、自動的に計算機から管制官に
提示する。これにより、管制官の判断に対する負荷を軽
減することができる。
【0086】各管制官は、画面上において飛行場の航空
機の状況とともに他の管制官の処理状況を同一画面で参
照しながら、適当な運航票の移管先を指定し、移管を行
う。これにより従来からの管制官の作業を効率化するた
めの支援を行う。
【0087】パイロットや問い合わせ先からのメッセー
ジ、管制官の発話内容は、音声認識により、テキスト情
報に変換され、管制に必要な情報部分が自動的に識別さ
れる。これらの情報をもとに運航票の情報が管制官の確
認を経て、自動的に変更される。
【0088】他の管制官やパイロットへの情報のフィー
ドバックは、各管制の段階で確定された運航情報と通常
用いられる固定伝達メッセージを用いて、音声、テキス
ト表示の一方または両方の形態で行われる。
【0089】図10に運航票管理データの一例を示し、
図11〜図14に表示画面の一例を示して、運航票の移
管処理の運用手段について説明する。
【0090】図11〜図14はこの発明における管制対
象席用の計算機端末画面の一実施例を示すタイリング方
式によるウィンドウ表示画面を示すもので、(a)は調
整席、(b)はA席、(c)はF席、(d)はD席での
表示画面を示している。
【0091】図11〜図14において、1は、自管制席
以外のインデックスとして表示された運航票の全データ
を表示するためのウィンドウである。
【0092】2は対象となっている管制席の運航情報を
表示するウィンドウである。3は管制対象席に管制を移
管する元の管制席の運航票情報インデックスを表示する
ウィンドウである。4は管制を移管する先の管制席の運
航票情報インデックスを表示するウィンドウである。
【0093】図11〜図14に示す各管制席端末におい
て、管制対象席(調整席は管制業務ではないが、便宜的
にこのように呼ぶ)のウィンドウ2の、例えば2.1の
便名(ABC211)等の項目に図2、図3のマウス1
1のマウス表示カーソル5を移動し、図2、図3のマウ
ス中ボタン112を押すと、移動用のドラッグ&ドロッ
プ・アイコン(以下、D&Dアイコンと称する)10が
カーソルと共に表示される。(図11〜図14では、マ
ウスカーソル単独の場合(5)とD&Dアイコンの場合
(10の左上の航空機表示)とが便宜的に同一画面に示
されている。
【0094】中ボタン112を押したまま、移管先ウィ
ンドウの空き項目領域4.4にD&Dアイコンを移動し
て離すと、管制対象席の2.1の運航情報が移管先の管
制席に移管され、現管制対象席ウィンドウの2.1の運
航情報が消え、2.1に表示されていた運航票情報のイ
ンデックスが移管先ウィンドウの4.4に表示される。
【0095】尚、図11〜図14のD&Dアイコンは、
2.1の運航票の最初の便名などの情報が運航票情報全
体を示すものであるが、全ての運航票情報がD&D操作
に応じて動いてもよいし、他の図柄のアイコンやカーソ
ルを用いるようにしてもよい。
【0096】図11〜図13において、2.4の進入F
IX通過時刻は、管制処理により決定され、書き込まれ
た情報である。6は時刻、風向き、風力、気温、などの
現在の環境情報を表示する領域である。
【0097】7は送信や問い合わせをする相手先を指定
する領域である。図11〜図14の場合、送信相手とし
てパイロット7.1と知識処理などの手段を用いたこの
発明のシステムが提供するアシスタント7.2の2つの
相手先が用意されている。
【0098】8はアシスタントの回答メッセージや送信
メッセージ、受信メッセージを表示する領域である。9
はメッセージ受信時に、9.2にメッセージ送信元の相
手の役割をアイコンと相手先名で表示し、9.1に受信
メッセージの先頭情報を表示する領域である。
【0099】受信メッセージについては、受信メッセー
ジリスト9に表示されているインデックスリストの9.
1または9.2をマウス11でクリックすると回答・通
信メッセージ領域に受信メッセージ全文が8.1に表示
される。
【0100】以下、調整席からF席更にA席への移管処
理の流れを図15を参照して説明する。ここでは、図1
9に示すように、南からの進入経路1より進入してくる
到着便ABC211に注目した各管制席での動作を説明
する。
【0101】一般には、運航票管理情報をストリップと
呼び、図15(a)に示すような項目を有する。
【0102】図15(a)において、 (1)は航空機呼出
名称、 (2)は航空機の形式/後方乱気流区分、 (3)電子
計算機識別番号及びSSRの機器に関する情報、 (4)は
二次レーダ個別コード、 (5)は進入補助FIXの略号、
(6)は管制承認限界点、 (7)は目的地、 (8)は進入補助
FIX通過予定時刻、 (9)は管制承認限界到着予定時
刻、(10)は高度(進入復行実施の場合または操縦士が計
器飛行計画を取り下げた場合はその時刻)、(11)は使用
したSTAR(標準到着経路)の略号、(12)は業務移管
を受ける方法、(13)は進入FIXまたは進入補助FIX
通過時刻、(14)は待機経路を使用した場合のFIXの略
号、(15)は進入予定時刻(EAT)または補足通報事
項、(16)は進入許可発出時刻、(17)は進入許可、(18)は
その他、(19)は出発地、(20)は電子計算機がストリップ
を編集した年月日、(21)は電子計算機がストリップを編
集した時刻である。
【0103】また、移管モードデータM(i)、ストリ
ップモードデータS(i)のこの発明でのセット値を以
下に併記する。ここで、iは運航票計画データのコンピ
ュータ番号を示す。「ABC211」ではi=0004
で、運航計画データ格納部26から調整席に転送された
段階での初期値はM(i)=0、S(i)=0である。
【0104】上記の処理の流れに沿って、実施例の動作
を以下に説明する。
【0105】この発明では、図1のサーバ、クライアン
トの順に計算機システムの電源が投入されるなどの方法
でシステムの起動が行われると、ウィンドウ表示制御部
143に制御が移り、ウィンドウ表示内容記憶部142
に記憶している初期画面(図11〜図14の各ウィンド
ウの運航票データ、航空機などを除いた固定的な表示画
面)が表示される。
【0106】サーバ(調整席)では、さらにウィンドウ
表示制御部143により定時間前運航票データ登録部3
7が起動され、図10に示すデータフォーマットの運航
票計画データのインデックス情報(この実施例では航空
機の便名)が初期画面以外に図11の3(Planned lis
t)に3.1〜3.3のように表示される。
【0107】以下、上述の処理の流れに対応させて説明
する。
【0108】(ステップ1)サーバの定時間前運航票デ
ータ登録部37では、運航票計画データ格納部26のデ
ータのうち、タイマー47からの現在時間情報と運航票
管理データの到着予定時刻の30分前またはそれ以降の
航空機の運航票データを読み込み、調整席の運航票管理
データ格納部381に書き込む。
【0109】以下、図11〜図13の画面を想定した上
で、サーバ(調整席)からクライアント(F席、A席)
に運航票が移管されていく過程を説明する。
【0110】まず、図11に示すように、30分前の運
航票データとして、2.1〜2.3のデータが定時間前
運航票データ登録部37により調整席に登録され、プラ
ンリスト(Planned list)の3.1〜3.3に表示した
データが運航票計画データ格納部26に登録され、また
4.1〜4.3のF席の表示データがF席運航票管理デ
ータ格納部382に登録されている状況を想定する。
【0111】この時点で、調整席、F席のデータは、通
信処理部36を介してF席クライアントに送られる。F
席クライアントでは、運航票管理データ格納部38の調
整席381にインデックス情報を書き込み、CD382
に移管されたF席の全情報を書き込んで、図12に従っ
た形式で運航票管理情報を表示する。A席クライアント
でも、同様な通信処理により、他の管制席のインデック
ス情報を運航票管理データ格納部38に書き込み、図1
3に従った形式で運航票管理情報を表示する。ABC2
11便のi=0004であるので、この便のモードデー
タをそれぞれ、M(4),S(4)で表記する。
【0112】最初にサーバ(調整席)での動作を説明す
る。
【0113】図10の(1)〜(11)の項目が全て入
力されていることをチェックすると、M(4),S
(4)をそれぞれ1に設定する。
【0114】(ステップ2)図11の2.1がドラッグ
されて4.4にドロップされると、マウス入力処理部1
2からドラッグ元、ドロップ先のメニュー表示項目がア
プリケーション起動処理部13のメニュー指示検出部1
32に伝えられる。メニュー指示検出部132では、運
航票移管チェックデータ格納部33のデータに従い、移
管モードデータM(4)、ストリップモードデータS
(4)の値を、運航票移管チェックデータ格納部33に
格納されているチェックフローに従ってチェックする。
フローに従ったチェックで許容されない移管があった場
合は、ドラッグ・ドロップ操作は無視されて、以下の処
理は行われない。
【0115】移管元が調整席の自管制席であり、M
(4)=1であるので、図9(b)のM(4)の値
「1」に対応した値「1」が現在のS(4)の値と一致
していること、また、図9(a)のM(4)の値「1」
に対応した値「2」が移管操作先の管制席ナンバーの値
「2」と一致していることから、移管操作が許可され、
移管処理が行われる。
【0116】ドラッグ&ドロップ操作が許容されるか無
視されるかにかかわらず、ドラッグ検出部125がその
操作終了をマウスカーソル表示制御部127に伝え、D
&Dアイコンの表示はメニュー指示検出部132からの
マウスカーソル表示制御部127への伝達により画面か
ら消える。
【0117】移管先の管制席ナンバーと現在の運航票管
理データが揃っていることが確認され、移管操作が認め
られると、ドラック元とドラッグ先のメニュー項目がド
ラッグ元/ドロップ先項目格納部133に格納され、こ
の情報が処理判別部134を経て運航票管理情報更新部
19に伝えられる。
【0118】次に、調整席サーバとF席クライアントで
の移管処理動作を説明する。
【0119】調整席サーバの運航票管理情報更新部19
は、通信処理部36を介してF席のクライアントの管制
席にコンピュータ番号=0004のABC211便の調
整席データ内容をモードデータと共にF席への移管を送
信する。F席クライアントでは、通信処理部36を介し
てこれを受信し、運航票管理情報更新部19がF席の運
航票管理データ格納部382に書き込み、調整席のAB
C211便のインデックスデータを消去する。
【0120】この処理を完了すると、移管モードデータ
M(4)を2に更新し、通信処理部36を介して、サー
バに更新されたモードデータと書き込み更新の正常終了
を伝える。
【0121】(ステップ3)F席クライアントでは、表
示データ生成部16の運航票表示データ生成部164
に、図12の2.1のF席データ表示の要求を行うと共
に、3に表示されていた調整席インデックスデータの表
示を消去する。
【0122】尚、図12では、移管の結果のみが表示さ
れており、移管元の調整席インデックスの表示がない。
また、F席の表示も、移管直後ではなく、2.2並びに
2.3が登録された後の表示画面を示している。
【0123】F席クライアントからの更新されたモード
データと書き込み更新の正常終了を通信処理部36を介
して受信した調整席サーバでは、運航票管理情報更新部
19が調整席運航票管理データ格納部38のコンピュー
タ番号=0004のABC211便の調整席データの内
容をF席運航票管理データ格納部382に書き込み、調
整席運航票管理データ格納部381の調整席データを消
去し、受信したデータに従ってモードデータを更新する
と共に、表示データ生成部16が図11の2.1に表示
されていた調整席データの表示を消去し、F席インデッ
クス表示領域の4.4を表示する。
【0124】さらに、調整席サーバでは、A席クライア
ントに対し、通信処理部36を介して、コンピュータ番
号=0004のABC211便の調整席からF席への移
管完了、並びにインデックスデータとモードデータを送
信する。サーバから更新されたモードデータと調整席か
らF席への移管の完了を受信すると、A席クライアント
は、受信した運航票管理情報更新部19が運航票管理デ
ータ格納部38のコンピュータ番号=0004のABC
211便の移管データ内容をF席に書き込み、調整席デ
ータを消去して受信したデータに従ってモードデータを
更新する。A席クライアントでは、表示データ生成部1
6を介して図13のF席インデックスに移管された情報
が表示される。
【0125】以下に、上記の移管処理過程が移管先でビ
ジュアルに見える場合の動作を説明する。
【0126】サーバで、マウス中ボタン112での調整
席の運航票(図11の2)からのドラッグを検出し、調
整席表示領域のF席表示領域に近い隣接した一定範囲の
領域(例えば、1/4の領域)に入ったことを検出する
と、通信処理部36を介して、F席クライアントに調整
席からF席領域へのドラッグ開始とマウス座標を送信す
る。
【0127】受信したF席クライアントでは、通信処理
部36から表示データ生成部16に受信情報が伝達さ
れ、ドラッグ表示データ生成部166において、ドラッ
グ状況を図16の10に示すビジュアル表示の形態(こ
れを「移管アイコン」と呼ぶ)で図12の調整席インデ
ックス表示領域3にサーバ側の調整席表示領域のF席領
域に近い隣接した一定範囲の領域(例えば、1/4の領
域)を縦・横の方向に比例配分によるマッピングによる
表示位置を計算して表示する。
【0128】サーバでドラッグがF席インデックス表示
領域4に移行すると、同様に通信処理部36を介してF
席クライアントに伝達され、ドラッグ表示データ生成部
166において、F席クライアントの図12のF席運航
票表示領域に移管アイコンを移し、画面横方向について
は、対応した情報位置(ABC211等の便名表示領域
の位置)にマッピングして移管アイコンを表示する。ド
ロップ操作以降の処理は上記と同様である。
【0129】続いて、次ステップにおけるF席クライア
ントでの動作を説明する。図19にターミナルレーダに
よる入域管制の分担範囲の一例を示す。
【0130】F席管制席では、ターミナルレーダを見な
がら、図19の南からの進入FIX点2を通過するのを
確認すると図12の11のFIX通過時刻ボタンをクリ
ックする。これにより、図3のマウス入力処理部12を
介して、アプリケーション起動処理部のクリック操作項
目検出部131を介して、クリック項目が処理判別部1
34に伝達され、運航票管理情報更新部19並びに表示
データ生成部16の運航票表示データ生成部164を介
して、図12の2.1.1に進入FIX通過時刻の分単
位情報「39」を図15(b)のように表示し、ストリ
ップモードデータS(4)が2に更新される。
【0131】同時に、通信処理部36を介して、進入F
IX通過時刻の付加されたABC211便の運航票デー
タとモードデータがサーバに送られる。
【0132】続いて、サーバ(調整席)、他のクライア
ントでの動作を説明する。
【0133】サーバでは、図2の通信処理部36を介し
ての進入FIX通過時刻付加されたABC211便の運
航票デールタとモードデータを受信すると、運航票管理
情報更新部19にデータが送られ、の運航票管理データ
格納部382とモードデータ43を更新する。
【0134】さらに、サーバではA席のクライアントに
対して、モードデータの送信を通信処理部36を介して
行い、A席クライアントは、自管制席のモードデータを
更新する。
【0135】(ステップ4)ステップ2と同様の動作に
て、F席からA席への運航票情報の移管処理を行い、移
管モードM(4)=3とする。
【0136】続くクライアント(A席)での動作を説明
する。
【0137】(ステップ5)ステップ3と同様の動作に
て、移管されたABC211便のストリップ表示を行
い、ストリップモードS(4)=3とする。
【0138】(ステップ6)ステップ2と同様の動作に
て、A席の運航票情報を完了データへD&D操作により
移管する。これにより、図3の383のA席のデータは
完了データ格納部44へ移動する。
【0139】したがって、上記実施例の構成によれば、
以上の処理を行うことにより、管制官の状況把握や判
断、並びに操作や関係者へのフィードバックにおける負
荷を軽減し、より的確で迅速な指示ができ、さらにはパ
イロットと管制官との意思疎通を音声のみならず、視覚
的に伝達することもできる。
【0140】以下、この発明に係る他の実施例について
説明する。
【0141】図17は、この発明の運航票管理情報の表
示形態の他の実施例で、ファイルフォルダ形式で表示し
た例を示すものである。この表示形式では、全ての情報
を表示できないことから、管制対象席のウィンドウで
2.1、2.2の注目する運航票以外の2.3〜2.6
は、タグとして最初の位置列目を表示している。F席に
ついては、タグをクリックすることにより、指定された
運航票の全ての情報が見れる。
【0142】図18は、この発明の運航票管理情報の表
示形態の他の実施例として、重なりを許すウィンドウ表
示画面を示しており、進入方向に応じたArrival
South(A席)とArrival North
(B席)の2つのArrival席を有する管制システ
ムにおけるF席用の計算機端末を示す。
【0143】図18において、1は対象となっているは
F席の運航票情報を表示するウィンドウである。2は、
A席の運航票情報インデックスを表示するウィンドウで
ある。3はB席の運航票情報インデックスを表示するウ
ィンドウである。4は管制を依頼する元の調整席の運航
情報インデックスを表示するウィンドウである。
【0144】このF席端末では、F席ウィンドウの例え
ば1.1の便名等の項目にマウス1のマウス表示カーソ
ル5を移動し、図3のマウス中ボタン112を押すと、
移動用のD&Dアイコン6がカーソル位置に表示され
る。
【0145】中ボタン112を押したまま、A席ウィン
ドウの2.4の空き項目にD&Dアイコン6を移動して
離すと、F席の1.1の運航情報がA席に移管され、F
席ウィンドウの1.1の運航情報が消え、ウィンドウの
2.4に1.1に表示されていたF席の運航情報のイン
デックスが表示される。
【0146】同様にF席からB席への移管も同様に行う
ことができる。この時、到着便の進入情報をもとに、A
席への移管については南からの進入か、B席への移管に
ついては北からの進入かのチェックを行うようにしても
よい。
【0147】また、前記実施例の図12において、Ar
rival席がA席、B席の2つある場合は、F席から
Arrival席(A席、B席を代表する席)への移管
操作で自動的にA席、B席に振り分けられる手段を有し
ていてもよい。
【0148】その他、上記実施例では、移管された運航
票管理情報は、移管情報の整備や移管先のチェックがな
され、移管元の管制官の判断と操作のみで自動的に移管
されるようになっているが、移管先の確認操作を介して
既存の運航票管理情報に追加する手段を有するようにし
てもよい。この時、移管先の管制官が受け入れを許諾す
る以外に拒否または保留するなどを選択する手段を有し
てもよいものとする。
【0149】拒否が選択された場合は、移管元に管制情
報が残ったままとなり、移管前の状態に戻る。保留を選
択した場合は、移管先または移管もとに別の管理形態で
保存され、移管元または移管先の新たな操作ができるも
のとする。この時、移管元では、他の管制席への移管へ
の切り替え操作または移管受付要請、問い合わせなどの
移管先へのアクションを行える手段を有してもよい。移
管先では、保留を選択した移管情報を随時、受け入れ、
拒否、保留継続などの対応を行える手段を有してもよ
い。さらに、移管追加する運航票の位置を指定する手段
を有してもよいものとする。
【0150】上記実施例では、移管された運航票管理情
報は、移管情報の整備や移管先のチェックがなされ、管
制データが不足している場合は不足データ項目を表示
し、確認操作にて操作前の表示に戻るとしているが、不
足データを表示して確認操作により移管処理を行うよう
にしてもよいし、確認操作無しで移管処理を行い、項目
が不足している旨を識別できるように、表示された運航
票に表示するようにしてもよい。この時、確認操作を行
う場合は、上記と同様に、移管先で受け入れを許諾する
以外に拒否または、保留するなどを選択する手段を有し
てもよいものとする。
【0151】上記実施例では、管制対象とする各運航票
のストリップを表示できる範囲の数だけ画面に表示し、
他の運航票はスクロールにて表示できるようにしている
が、運航票管理情報の一部または全部をインデックス情
報として表示する手段とインデックスから運航票情報を
指定する手段を有するようにしてもよい。この時、イン
デックス情報も、表示しきれない場合はスクロールで残
りのインデックス情報を見る手段を有してもよいものと
する。
【0152】上記実施例では、移管元、該当管制席、移
管先、または、管制完了データの保存先を管理する運航
票情報のリストメニューまたはインデックスで表示した
が、これらの一部を個別の運航情報の集合としてではな
く、移管元管制席、該当管制席、移管先管制席としてア
イコンや図形として表示し、管理情報の移管先をこのア
イコンや図形を指定することで当該運航票管理情報リス
トからの移管を行う手段を有してもよい。
【0153】この時、アイコンや図形として表示された
管制席の運航票管理情報の内容をアイコンや図形をポイ
ンティングデバイスでクリックするなどの操作により表
示する手段を有することにより、図11〜14の1に示
す内容を参照したり、上記実施例と同様にドラッグ&ド
ロップ操作による移管操作が行えるようにしてもよい。
【0154】上記実施例では、ドラッグ&ドロップ操作
による移管処理を行っていたが、該当管理対象の運航票
情報と移管先の運航票情報を個別にクリックするなどの
移管元、移管先を指定する手段であってもよい。また、
移管先が特定される場合は、移管先の指定が省略されて
もよい。
【0155】上記実施例では、運航票管理情報を移管す
る場合、移管先の管制席において、管理情報を移管元管
制席から移管先管制席へ移動する操作プロセスをビジュ
アルに明示する手段として、航空機の便名をアイコンと
して表示していたが、移管操作が自管制席に対して行わ
れていることを明示できる表示形態なら何でもよいもの
とする。
【0156】上記実施例では、移管情報並びに移管先、
または、管制完了データの保存先の指定や運航票管理情
報の移動をマウス操作で行っていたが、これはタッチパ
ネル、トラックボール、ペンインタフェースなどのポイ
ンティングデバイスとして利用できる手段であるなら何
でもよいものとする。また、キーボードのカーソル移動
などの方法が併用されてもよいものとする。
【0157】上記実施例では、ポインティングデバイス
による移動経路指定を行う際に、ドラッグアイコンとし
て運航票情報の先頭情報を用いていたが、これを移管対
象とする運航票管理情報の全部または一部の情報や移管
を表す象徴的なアイコンや図形、文字情報や記号情報で
もよいものとする。
【0158】上記実施例では、送信情報が送信先にドラ
ッグ&ドロップされ、送信データが通信メッセージ表示
領域に表示されたタイミングで送信開始指示の指示入力
項目が表示され、送信開始の指示を入力することにより
送信が開始されるようにしたが、送信情報が送信先にド
ラッグ&ドロップされたタイミングや通信メッセージ表
示領域に表示されたタイミングで送信が開始されるよう
にしてもよい。さらに、この時、送信してよいかを確認
する手段を介して送信が開始または中止ないしは保留さ
れる手段を有してもよいものとする。
【0159】上記実施例では、送信中ないしは受信中で
あることを明示する動作を行わなかったが、運航票管理
情報やテキストメッセージを移管中、または送信中、ま
たは受信中であることを視覚的に識別・明示する手段を
有することにより、利用者に現在の通信状態を把握しや
すいように表示できる表示手段を有してもよいものとす
る。
【0160】上記実施例では、管制席とパイロットとは
発話による音声を用いて、各管制席同士の伝達を含め
て、一部または全部の情報の伝達が発話音声、音声合
成、テキスト通信、マルチメディア通信のいずれによっ
て行われてもよいものとする。
【0161】上記実施例では、受信メッセージの送信先
と受信メッセージの先頭データをインデックス情報とし
て表示したが、受信メッセージを表すタイトルや受信メ
ッセージ解釈結果からキーとなる情報をインデックスと
して表示してもよい。
【0162】上記実施例では、送信メッセージ表示領
域、受信メッセージ表示領域、送信メッセージ入力領域
が同一の表示領域を用いたが、これらの全てまたは一部
が別の領域にあってもよい。
【0163】上記実施例では、管制官が直接、発話によ
って航空機パイロットへ指示の伝達や応答を行っていた
が、テキストとして入力する手段と既にシステムで準備
した固定メッセージリストを選択またはこれを変更して
送信先にメッセージを送信する手段を用いて、音声合成
やテキスト情報の送信により伝達を行ってもよい。
【0164】上記実施例では、F席、A席、D席、B席
の各管制席と調整席が別の端末に対応していたが、全部
または一部の複数の管制席の機能が同一の端末に集中し
ていてもよいし、必要に応じて、役割の分担を変更でき
る手段を有していてもよい。さらに、3つ(F席、A
席、D席)、ないしは4つ(F席、A席、D席、B席)
の管制席でなく、必要に応じて管制席の数が変更されて
もよいし、同等の機能分担をもつ形態なら何でもよい。
【0165】また、同一の管制席の機能を持つ端末が複
数台あってもよい。複数台ある管制席の端末の中で、管
制の込み具合などの状況に応じ運航票管理として用いる
対象端末を変更できる手段を有していてもよい。
【0166】上記実施例では、運航票管理情報として、
現在帳票として用いられている運航票(ストリップ)そ
のものを模擬した形態で画面に表示したが、運航票の情
報を扱い表現できる形態なら何でもよい。
【0167】上記実施例では、サーバに調整席を他の3
台のクライアントにF席、A席、D席を割り当てたが、
4台または、複数の端末が各管制席やサーバ/クライア
ントの機能を切り替えられる手段を有していてもよい。
【0168】さらに、専用のサーバがある形態でも、ま
た、全ての管制席が同等の機能を有し、分散形態で相互
に通信を行うことにより、各端末が自立的に管制支援処
理を行う手段を有してもよい。この時、ある一台がサー
バの役割を行っていても、障害などの状況が検出された
とき等に、手動操作または自動的にサーバが切り替えら
れてもよい。
【0169】上記実施例では、運航票情報の移管のドラ
ッグ&ドロップ(D&D)操作の過程を移管先の画面で
ビジュアルに見せる方法として、D&D情報をサーバを
介して伝達していたが、これを各管制席へ直接通信する
手段など、通信を効率的に行う方法なら何でもよい。
【0170】上記実施例では、D&D以外の機能でも、
サーバを介して通信を行ってきたが、情報の一部または
全部について、サーバを介さないで直接または動的な判
断処理で通信経路が決められる手段を用いてもよい。
【0171】上記実施例では、ドラッグ&ドロップで自
管制席の運航票同士が指定された場合は無視していた
が、これを運航票の並び替えと判断し、ドラッグ元の運
航票がドラッグ先の次または前に挿入される並び替え処
理手段を有してもよい。また、これと別の操作方法にて
並び替えを行う手段を有してもよい。
【0172】上記実施例では、図1のLANの接続形態
であったが、サーバを中心とした星型等の形態であって
もよいものとする。また、LANがダウン対策上、二重
系等の複数回線で構成されていてもよい。
【0173】尚、上記実施例において、具体的な動作例
については到着機について述べたが、出発機の管制を行
うD席の場合も、調整席からD席へ運航票データがD&
D操作で移管され、あとはD席のみで管制処理が行われ
た後、完了データ格納部44へ同じくD&D操作で移行
される。
【0174】以上の実施例は、ターミナル管制を対象に
示したが、到着便の管制を引継ぎ、出発便の管制の移管
先であるエンルート管制システムにおける運航票管理に
おいても、空域や航空路ごとに管制を分担し、移管して
いく運航票管理システムのユーザインタフェース装置
は、ターミナル管制と同様の方式で実施できる。
【0175】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、この発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形しても実施可能であることはいうまでもない。
【0176】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、管
制官の状況把握や判断、並びに操作や関係者へのフィー
ドバックにおける負荷を軽減し、より的確で迅速な指示
ができ、さらにはパイロットと管制官との意思疎通を音
声のみならず、視覚的に伝達可能とする飛行場運航票管
理システムのユーザインターフェース装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る飛行場運航票管理システムのユ
ーザインターフェース装置の一実施例のLAN構成を示
すブロック図である。
【図2】同実施例のサーバ側の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同実施例のクライアント側の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】同実施例のマウス入力処理部及びアプリケーシ
ョン起動処理部の具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同実施例の表示処理部及び表示データ生成部の
具体的な構成を示すブロック図である。
【図6】同実施例のメニュー指示検出部の処理内容を示
すフローチャートである。
【図7】図6の処理内容の続きを示すフローチャートで
ある。
【図8】同実施例のサーバとクライアントとのデータ交
換の様子を示すブロック図である。
【図9】同実施例のデータ移管の順序の一例を示す図で
ある。
【図10】同実施例の運航票管理データの一例を示す図
である。
【図11】同実施例の調整席の表示画面の一例を示す図
である。
【図12】同実施例のF席の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図13】同実施例のA席の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図14】同実施例のD席の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図15】同実施例の運航票管理データのストリップ例
を処理別に示す図である。
【図16】同実施例のA席において、F席からA席へ移
管中のD&Dアイコンと移管後の表示画面の一例を示す
図である。
【図17】この発明に係る他の実施例として、ファイル
フォルダを模擬した運航票管理情報の表示画面の一例を
示す図である。
【図18】この発明に係る他の実施例として、重なりを
許す運航票管理情報の表示画面の一例を示す図である。
【図19】上記の実施例として、F席クライアントでの
動作を説明するためにに、ターミナルレーダによる入域
管制の分担範囲の一例を示す図である。
【符号の説明】
A…サーバ(調整席)、B1〜B3…クライアント(F
席、A席、D席)、11…マウス、111…マウス中ボ
タン、112…マウス右ボタン、113…マウス左ボタ
ン、12…マウス入力処理部、121…マウスI/Oイ
ンターフェース、122…X/Y座標検出部、123…
マウスボタン開放検出部、124…マウスボタン押下検
出部、125…ドラッグ検出部、126…クリック検出
部、127…マウスカーソル表示制御部、128…マウ
スカーソル表示データ格納部、129…ドラッグアイコ
ン表示データ格納部、13…アプリケーション起動処理
部、131…クリック操作項目検出部、132…メニュ
ー指示検出部、133…ドラッグ元/ドロップ先項目格
納部、134…処理判定部、14…表示処理部、141
…ウィンドウ表示データ書き込み部、142…ウィンド
ウ表示内容記憶部、143…ウィンドウ表示制御部、1
44…ウィンドウ枠表示データ格納部、145…ウィン
ドウ表示データ生成部、146…表示駆動制御部、15
…ウィンドウ表示状況記憶部、16…表示データ生成
部、161…送信表示データ生成部、162…受信メッ
セージインデックスリスト表示データ生成部、163…
受信メッージ表示データ生成部、164…運航票表示デ
ータ生成部、165…推論結果表示データ生成部、16
6…ドラッグ表示データ生成部、17…送信データ生成
部、18…送信処理部、19…運航管理情報更新部、2
0…推論処理部、21…キーボード、22…キーボード
I/Oインターフェース、23…キー入力データ検出
部、24…表示装置、25…送信データ格納部、26…
運航票計画データ格納部、27…音声入力部、28…音
声入力データ格納部、29…音声認識部、30…受信メ
ッセージデータ格納部、31…テキストメッセージ受信
部、32…音声出力部、33…運航票移管チェックデー
タ格納部、34…音声合成部、35…メッセージ解釈
部、36…通信処理部、37…定時間前運航データ登録
部、38…運航票管理データ格納部、381〜384…
運航票管理データ格納部、39…モードデータ格納部、
40…完了データ格納部、41…運航知識格納部、42
…航空機管制位置格納部、43…タイマー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−143900(JP,A) 特開 平5−204925(JP,A) 特開 平3−127200(JP,A) 特開 昭60−116100(JP,A) 特開 平7−311899(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 5/00 G08G 5/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターミナルレーダ管制業務及び進入管制
    業務を行うターミナル管制並びにエンルート管制におい
    て予め分担され、かつ互いに連携しつつ電子運航票に基
    づいて行う複数の管制業務を支援するものであって、 前記分担されたそれぞれの管制業務を行う管制席毎に設
    けられる情報表示装置及び入力装置と、 前記分担されたそれぞれの管制業務に必要な運航票管理
    情報を取得する情報取得手段と、 この手段で得た運航票管理情報を前記分担された管制業
    務に応じて、かつ前記管制席毎に設けられた入力装置か
    らの指示内容に従って編集処理する情報処理手段と、 前記管制席毎に設けられた入力装置からの指示に従っ
    て、前記情報処理手段で得られる運航票管理情報を該当
    する管制席の情報表示装置に表示すると共に、他の管制
    業務の運航票管理情報を含めた関連する管制業務の運航
    票管理情報を同一画面上に表示する情報出力手段とを具
    備する電子運航票管理システムのユーザインターフェー
    ス装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理手段は、前記入力装置によ
    り、前記情報表示装置に表示された運航票管理情報のリ
    スト中から移管する運航票管理情報と移管先が指定され
    たとき、当該情報を移管先に移管し、 前記情報出力手段は、その移管完了とともに表示された
    運航票管理情報から移管済み情報を削除し、移管先管制
    席の運航票管理情報の表示を更新する更新手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子運航票管理のシス
    テムユーザインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記情報出力手段は、運航票管理情報の
    一部または全部をインデックス情報として表示し、 前記情報処理手段は、前記入力装置を通じて前記インデ
    ックス情報中の運航票管理情報の一つが移管情報として
    指定されたとき、指定された運航票管理情報を移管する
    情報移管手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    電子運航票管理システムのユーザインターフェース装
    置。
  4. 【請求項4】 前記情報出力手段は、さらに、前記情報
    処理手段で運航票管理情報を移管する場合、移管先の管
    制席において、運航票管理情報が移管元管制席から移管
    先管制席へ移動していく操作経路をビジュアルに表示す
    る手段を有することを特徴とする請求項2記載の電子運
    航票管理システムユーザインターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記情報出力手段は、さらに移管する運
    航票管理情報が移管先に受け入れられる情報項目が揃っ
    ているかを移管元の管制席でチェックして前記入力装置
    を通じて受け入れられないと指示された場合に、移管元
    の管制席に揃っていない情報項目を表示すると共に警告
    メッセージを表示する手段を有することを特徴とする請
    求項2記載の電子運航票管理システムのユーザインター
    フェース装置。
  6. 【請求項6】 前記情報取得手段は、さらに、航空機及
    び各管制席間の送受信メッセージ情報を取得する受信メ
    ッセージ取得手段を有し、 前記情報出力手段は、さらに、前記航空機及び管制席間
    の送受信メッセージ情報を表示するメッセージ表示手段
    と、航空機からの受信メッセージのインデックス情報を
    リスト表示するインデックス表示手段と、送信先を示す
    メニュー表示手段とを有し、 さらに、前記入力装置からの指示に応じて指定された送
    信先に指定されたメッセージ情報を送信する送信手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の電子運航票管理
    システムのユーザインターフェース装置。
  7. 【請求項7】 前記情報出力手段は、さらに、運航票管
    理情報やメッセージを移管中、送信中、受信中であるこ
    とを視覚的に識別・明示する手段を有することを特徴と
    する請求項6記載の電子運航票管理システムのユーザイ
    ンターフェース装置。
  8. 【請求項8】 前記受信メッセージ取得手段は、航空機
    から管制席へのパイロットの音声メッセージ、管制席か
    ら航空機への管制官の音声メッセージを入力する音声メ
    ッセージ入力手段と、この手段で得られる入力音声を認
    識する音声認識手段と、この手段で得られる認識結果を
    テキストに変換するテキスト変換手段と、この手段で得
    られるテキストメッセージの内容を把握してその中で注
    目する項目情報を識別解釈するメッセージ解釈手段とを
    有し、 前記情報出力手段は、前記メッセージ解釈手段で解釈さ
    れるテキスト情報に基づき、管制関係者やパイロットへ
    の応答メッセージや運航票管理情報を更新する更新手段
    と表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項
    6記載の電子運航票管理システムのユーザインターフェ
    ース装置。
  9. 【請求項9】 さらに、全部または一部の管制席の機能
    が複数端末に分離し、相互に通信して運航票管理を行う
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子運航
    票管理システムのユーザインターフェース装置。
  10. 【請求項10】 前記情報出力手段は、運航票管理情報
    の一部または全部を管制対象となる各航空機単位の帳票
    やファイルフォルダーのイメージで表示する手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子運航票管理シス
    テムのユーザインターフェース装置。
  11. 【請求項11】 前記情報処理手段は、さらに、レーダ
    から得られる現在の各航空機の位置や運航状態からパイ
    ロットからの報告や要求に対する回答、確認事項の妥当
    性チェックを行い、パイロットに対する指示を受けたと
    き、最適な誘導経路の提示や飛行計画の確認等の推論を
    行うための予め登録された知識データから該当する知識
    データを取り出し、これに基づき推論する手段を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の電子運航票管理システ
    ムのユーザインターフェース装置。
  12. 【請求項12】 前記管制席として、フィーダ席、アラ
    イバル席、デパーチャー席の管制業務、並びに運航票の
    管制席への配布を調整する調整席の調整業務を対象とす
    ることを特徴とする請求項1記載の電子運航票管理シス
    テムのユーザインターフェース装置。
  13. 【請求項13】 前記アライバル席として、進入経路に
    応じて複数のアライバル席に分担された管制席を含んだ
    管制業務を対象とすることを特徴とする請求項12記載
    の電子運航票管理システムのユーザインターフェース装
    置。
  14. 【請求項14】 前記フィーダ席から前記複数のアライ
    バル席に対する移管を、進入経路に応じて自動的に行う
    手段を有することを特徴とする請求項13記載の電子運
    航票管理システムのユーザインターフェース装置。
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