JPH10320466A - 証明書発行システム - Google Patents

証明書発行システム

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JPH10320466A
JPH10320466A JP12828497A JP12828497A JPH10320466A JP H10320466 A JPH10320466 A JP H10320466A JP 12828497 A JP12828497 A JP 12828497A JP 12828497 A JP12828497 A JP 12828497A JP H10320466 A JPH10320466 A JP H10320466A
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JP
Japan
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certificate
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reservation data
client
data
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JP12828497A
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English (en)
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Tomoharu Isobe
知春 磯部
Satoru Onoda
悟 小野田
Ryutaro Fujiwara
隆太郎 藤原
Masashi Haga
雅司 芳賀
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】証明書の発行日付や部数、受取り方法を指定で
きる証明書発行システムを得ること。 【解決手段】個人情報を記憶するデータベースとこれを
管理するサーバを設ける。サーバは、クライアントから
予約データを受信した場合はこれを蓄積し、蓄積された
予約データに基づいて印刷データを編集し証明書を印刷
する機構を備える。クライアントには、証明書の種類・
発行部数・発行日付・受取り方法などの情報を利用者が
入力する機構と、入力機構から入力されたデータを予約
情報として蓄積しサーバへ送信する機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、国や自治体が住民
向けに発行する住民票・印鑑証明書・戸籍謄抄本などの
各種証明書や、大学などの学校法人が学生向けに発行す
る在学証明書・成績証明書・卒業見込み証明書などの各
種証明書の発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、証明書の発行システムとしては以
下のような技術が知られている。
【0003】すなわち、証明書発行に必要な個人情報を
記憶したデータベースとこれを管理するサーバと、サー
バと接続されたクライアントを設ける。クライアント
は、個人からの証明書発行要求を受け付け、個人を識別
する番号とともにサーバへ個人情報取得の為の電文を発
行する。サーバは個人を識別する番号を使って該当する
個人情報を取り出し、これを要求発信元のクライアント
へ回答する。クライアントは受け取った個人情報を証明
書の書式に従って編集し、印刷出力する。個人を識別す
る番号は、あらかじめIDカードなど携帯可能な記憶媒
体に記憶しておき、これを住民や学生に配布しておく。
【0004】上記のようなシステムの場合、サーバの稼
動時間外の証明書出力ができないという問題が発生す
る。これに対し、特開平5−266031号公報に記載
されている、証明書発行予約を受け付ける装置を使った
システムが考案され、上記の問題は解決された。
【0005】すなわち、クライアントは、サーバの稼動
時間外に受け付けた証明書発行要求を、いったん自装置
内の記憶部に格納し、サーバ稼動再開時に記憶部内の情
報をもとに電文を作成しサーバへ向けて発信する。そし
て、サーバから受け取った個人情報を記憶部内に蓄積し
ておく。こうすることにより、サーバの稼動時間に関係
なく、個人を識別する番号が入力されたときに、該当す
る個人情報を自装置内の記憶部から取り出し、証明書の
書式に従って編集して、印刷出力することができる。
【0006】上記のシステムにより、サーバが稼動して
いない時間帯の利用者は、交付を受けたい証明書の種類
や部数などの項目を入力して発行を予約しておくことが
できる。予約後は、サーバの稼動時間外でも証明書の交
付を受けることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、利
用者が証明書の交付を受ける際に、サーバの稼動時間に
左右されずに操作を行うことができるという利点があ
る。
【0008】しかしながら、次のような問題点がある。
【0009】まず、利用者はサーバの稼動時間外に予約
した場合は、発行時に再度クライアントの操作をする必
要があり、合計2回操作をしないと証明書を入手できな
い。
【0010】また、卒業見込み証明書や成績証明書の発
行は、学生の就職活動に伴って集中的に行われるのが通
例であり、クライアント数が少ない場合は、利用者の待
ち時間が長くなるという問題がある。さらに、卒業証明
書は、通常は卒業後発行されるものであるため、卒業前
に証明書の郵送を希望する学生も多い。こうした要求
は、事務員の手を介して処理されており、煩わしい。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
考案されたものであり、その目的は、証明書の発行日付
や部数、受取り方法を指定できる証明書発行システムを
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、以下の手段を用いる。
【0013】まず、個人情報を記憶するデータベースと
これを管理するサーバを設ける。サーバは、クライアン
トからの要求に応じて、データベースから特定の個人情
報を取り出して要求元へ回答する。特に、クライアント
からの要求として予約データを受信した場合に備え、予
約データを別途蓄積する機構と、蓄積された予約データ
に基づいて印刷データを編集し証明書を印刷する機構を
備えておく。
【0014】続いて、サーバと接続されたクライアント
を設ける。クライアントには、個人を識別する番号や証
明書発行に必要な証明書の種類・発行部数・発行日付・
受取り方法などの情報を利用者が入力する機構と、入力
されたデータを予約情報として蓄積する機構と、蓄積し
た予約データをサーバへ発信する機構と、証明書を印刷
する出力機構を備える。
【0015】さらに、クライアントとサーバに以下の機
構を設けることによって、利用者は予約データの処理状
況を確認することができるようになる。予約を取り消す
こともできる。
【0016】すなわち、サーバの予約データに証明書発
行処理の終了/未終了を示すフラグを格納する項目を追
加する。サーバがクライアントの要求を受けて予約デー
タを新規に追加する場合は、フラグを未終了の状態にし
ておく。証明書発行が終了した場合にはフラグを終了に
書き換える。クライアントから予約データの照会があっ
た場合は、予約データの有無と上記フラグを参照し、結
果をクライアントに回答する。予約の取り消し要求を受
けた場合は、該当する予約データを削除する。
【0017】一方、クライアントは、個人を識別する番
号が入力された場合に、サーバへ予約データの有無を問
い合わせる。予約データがあった場合は、証明書の発行
状態(終了/未終了)を知らせるメッセージを表示す
る。未終了の場合は利用者が取消しを指示する領域も表
示する。取り消し指示があった場合は、サーバへ予約取
り消し要求を発行する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の一実施
形態について説明する。なお、以下では、大学における
証明書の発行処理を例にとり説明する。また、下記で
は、利用者が証明書の発行を予約する行為に対してシス
テムが行う処理を中心に述べる。しかし、従来通りの証
明書の即時発行処理も行えるように、通常の発行処理と
予約発行処理の2種類の処理機構を併せ持つシステムと
することも十分に可能である。このようなシステム形態
をとった場合も本発明の範疇であることは言うまでもな
い。
【0019】図1は、証明書発行システムの構成図であ
る。
【0020】まず、図1を用いて、本発明の概要を説明
する。
【0021】1はサーバであり、通常は大学内に一箇所
設けられ、在学している学生の個人情報(氏名・住所・
成績・取得単位数など)を管理するためのものである。
2はサーバの処理装置である。サーバ1で行われる各種
処理の制御をする。3は予約データファイルであり、ク
ライアント9から発信された予約データを蓄積する。サ
ーバ1は、管理者が印刷制御データファイル5の中に指
定したタイミングで、予約データファイル3から証明書
や宛先ラベル・チェックリストを出力するために必要な
情報を取得する。4は学生情報DBであり、在籍する学
生の個人情報を記憶しておくためのものである。5は印
刷制御データファイルであり、予約データファイル3に
基づいて証明書を発行する際の、各種制御データを記憶
しておくためのものである。6は予約データファイル
3、印刷制御データファイル5へのデータの追加や更新
・削除などの指示を管理者が入力するためのものであ
る。7は印刷出力部であり、印刷形式に編集した証明書
データを印刷するためのプリンタや印刷形式に編集され
たデータを格納するファイルである。プリンタは1台で
も、複数台接続されていても良い。またファイルとし
て、ディスクやフロッピーディスクのような外部記憶装
置を指定することもできる。外部記憶装置に出力するこ
とによって、証明書を印刷性能の高いプリンタで別途出
力することが可能となる。
【0022】8は、サーバ1とクライアント9を接続す
る回線である。図1においてはクライアント9は1台と
しているが、サーバ1が複数のクライアントと接続され
ていても良い。また、クライアント9の持つ機構をサー
バ1内に保持するようにしても良い。本実施の形態で
は、簡単のため、クライアント9は1台と仮定し、回線
8で接続されているものとして説明する。
【0023】9はクライアントである。10はクライア
ント9の処理装置である。11は表示部であり、利用者
にメッセージを表示する。12はカード挿入部であり、
カードが差し込まれると、そこに記録されている学籍番
号を読み取る。13は入力部であり、学生が証明書発行
に必要な各種情報を入力するための機構である。14は
印刷出力部であり、学生が証明書の即時発行を希望した
場合に使用する。15は、予約データをサーバ1へ発信
するために一時蓄積するための記憶部である。
【0024】図2は、図1の中の予約データファイル3
のレコード構成200とレコードの例210である。各
レコードは学籍番号201、証明書種類202、受付/
発送日203、郵送/受取204、送付先205、発行
部数206、済フラグ207、予約日208で構成され
る。1レコードで1件の予約データを表わすものとす
る。201,202,203,204,205,20
6,208に格納するデータは、クライアント9から送
信された予約データをサーバ1が受信したときに、その
データを引き継いでレコードを追加するものとする。
【0025】学籍番号201は、学生個人にユニークに
付与された番号であり、該当するレコードがどの学生の
予約データであるかを示す。証明書種類202は学生が
発行を希望する証明書の種類を表わしており、「卒業証
明書」、「成績証明書」、「卒業見込み証明書」、「学
割証明書」などの文字列あるいはこれらを省略した文字
列、あるいはこれらを表わすコードなどを格納する。受
取/発送日203は、証明書を大学窓口で受け取る日か
郵送による投函を希望する日を学生が指定したものであ
り、日付を格納する。郵送/受取204は、証明書の受
け取り方法を学生が指定したものであり、「郵送」か
「受取」のいずれかの文字列を格納する。送付先205
は郵送/受取204に「郵送」が格納されている場合
に、その送付先住所を学生が指定するもので、学生情報
DB4に格納された2種類の住所のうちのいずれかを指
し示すコードを格納する。発行部数206は、証明書を
何部発行するかを学生が指定するもので、数値を格納す
る。済フラグ207は、予約データファイル3に格納さ
れたデータに従ってサーバ1による証明書の発行処理が
行われたかどうかを示すフラグを格納する。例えば、未
終了なら「0」、終了なら「1」といった数値を格納す
る。予約日208は、利用者がクライアント9を使って
予約操作をした日付であり、クライアント9が予約デー
タをサーバ1へ送信するときにシステム日付を取得して
予約データに付加し、これをサーバ1が受信して予約デ
ータファイル3に格納するものである。
【0026】211と212は、予約データのレコード
の例である。例えばレコード211は、学籍番号「05
10002」の人が「卒業」証明書が「H9年3月10
日」に「郵送」されることを希望しており、送付先はコ
ード「2」で示される住所、発行部数は「2」通、出力
は未済みであることを示している。
【0027】図3は、図1の中の学生情報DB4データ
構成とレコードの例である。
【0028】本実施の形態では、学生の成績に関する情
報を格納するテーブル350と、学生の成績以外の個人
情報(氏名・住所など)を格納するテーブル320を、
学籍番号301,331で対応付けて記録している例を
示した。学籍番号301,331は、学生ひとりひとり
を識別するための番号である。
【0029】300は、テーブル320のレコード構成
である。学籍番号330はテーブル350のレコード構
成である。301は学籍番号、302は当該学生の氏
名、303は生年月日、304は現住所、305は連絡
先住所、306は連絡先氏名、307は入学年度、30
8,309,310は当該学生が在籍している学部、学
科、回数である。321から324はレコードの例であ
る。テーブル320には、証明書発行前にデータがあら
かじめ入力されているものとする。
【0030】330は、テーブル350のレコード構成
である。学籍番号331はテーブル320の学籍番号3
01と対応付けする。332は科目、333は単位数、
334は成績を示している。332,333,334の
3つのデータで当該学生が取得している科目の単位数と
成績を管理する。335以降、同様に科目、単位、成績
で1つの科目に関する情報を格納するものとする。35
1から354はレコードの例である。テーブル350に
は、証明書発行前にデータがあらかじめ入力されている
ものとする。
【0031】図4は、図1の中の印刷制御データファイ
ル5のデータの例である。各データは、あらかじめ管理
者が設定しておくものとする。401から406は証明
書の発行時に用いる制御データである。407と408
は宛名ラベルを出力するときに用いる制御データであ
る。409から411はチェックリストを出力するとき
に用いる制御データである。
【0032】401は証明書発行システム処理装置2が
予約データファイル3に格納されたデータに基づいて証
明書発行の印刷発行処理を起動する時刻を示す。402
から404は、メッセージのひな型である。クライアン
ト9は、利用者が操作を開始した際に、サーバ1へアク
セスして予約データファイル3の中に当該個人の予約デ
ータがあるかどうか、済フラグ207が0か1を問い合
わせる。サーバ1は、該当する予約データの有無・済フ
ラグ207の値によって、402から404のいずれか
のひな型を使ってメッセージ文を作成し、クライアント
9へ応答する。402,403を使う場合には、発行日
付や発行部数などのデータを予約データファイル3から
取得してひな型の中の可変部(%dと%sで示す部分)
に埋め込む。404はひな型をそのままメッセージ文と
して使用する。405は証明書の出力先を指定するため
の項目であり、ファイルかプリンタのいずれかを指定す
る。406は、証明書の印刷形式データを出力するプリ
ンタ名かファイル名を指定する項目である。
【0033】407は宛名ラベルの出力先を指定するた
めの項目であり、ファイルかプリンタのいずれかを指定
する。408は宛名ラベルの印刷形式データを出力する
プリンタ名かファイル名を指定する項目である。
【0034】409は予約データの状況を管理者がチェ
ックするためのチェックリストを出力するかどうかを指
定するための項目であり、有か無のいずれかをあらかじ
め指定しておく。410はチェックリストの出力先を指
定するための項目であり、ファイルかプリンタのいずれ
かを指定する。411はチェックリストの印刷形式デー
タを出力するプリンタ名かファィル名を指定する項目で
ある。
【0035】図5は、図1のサーバ1で行う予約データ
による証明書発行処理のフローチャートである。このフ
ローチャートを実現するプログラムは、サーバの処理装
置2が制御できるよう、サーバ内にインストールしてお
く。
【0036】サーバの処理装置2は、印刷制御データフ
ァイル5の401に指定された時刻に、図5のフローチ
ャートを実現するプログラムを起動する。
【0037】ステップ501で、予約データファイル3
へアクセスする。サーバ1のタイマから現在日付を取得
し、蓄積されているレコードのうち、受取/発送日20
3が現在日付と一致するもので、かつ、済フラグ207
が0のレコードを全て読み込む。ステップ502で、印
刷制御データファイル5にアクセスしてデータを読み込
み、印刷制御情報としてサーバ1内にセットする。ステ
ップ503は、ステップ501で読み込んだレコードす
べてについて、ステップ504,505,506,50
7を繰り返す。ステップ504では、学生情報DB4を
参照して、学籍番号201をキーに該当する学生情報を
取得する。202の証明書種類に応じて、ステップ50
5では、証明書の印刷形式データを編集する。204で
郵送が指定されている場合には、ステップ506で、宛
名ラベルの印刷形式データを編集する。このとき、20
5で1が指定されていれば学生情報DB4の現住所30
4を宛先とする。2が指定されていれば、学生情報DB
4の連絡先住所305を宛先とし、宛名を連絡先氏名3
06とする。ステップ507では、ステップ505、ス
テップ506で編集したデータを一時記憶用のファイル
に出力する。ステップ501で読み込んだ全てのレコー
ドについて上記の処理を終了したら、ステップ508で
一時記憶用ファイルに記憶してある証明書の出力形式デ
ータについて、印刷制御データファイル5から読み取っ
た出力形式(405)と出力先(406)に従って出力
する。続いて、ステップ509で、一時記憶用ファイル
に記憶してある宛名ラベルの印刷形式データを、出力形
式(407)、出力先(408)に従って出力する。ス
テップ510では、ステップ508,509の出力が終
了したことを示すフラグを予約データファイル3の済フ
ラグ207に格納する。ステップ511では、印刷制御
データファイル5から読み込んだチェックリストの出力
有無409、出力形式410、出力先411に応じて、
チェックリストを出力する。
【0038】図2、図3、図4の具体的なレコードを例
に、図5のフローチャートを詳細に説明する。
【0039】予約データファイル3のサーバ1の証明書
出力処理の開始時刻401は22時となっているため、
サーバ1は毎日22時に処理を起動する。
【0040】予約データファイル3にはレコード211
を212の2件が格納されている。現在日付がH9年3
月10日だとすれば、レコード211のみをステップ5
01で読み込む。ステップ502では、図4の印刷制御
データを読み込む。ステップ503では、レコード21
1について、学籍番号「0510002」をキーに、学
生情報DB4からレコード321と352を読み込む。
ステップ505では、読み込んだ321,352を使っ
て、証明書の出力形式データを編集する。証明書種類
(202)は「卒業」であるため、卒業証明書用の出力
形式データを編集する。証明書の種類ごとに、出力フォ
ーマットはあらかじめ定義されているものとする。
【0041】ステップ506では、204が「郵送」と
なっているため、宛先ラベルデータを編集する。送付先
205が「2」となっているため、宛先はレコード32
1の連絡先住所305、宛名は連絡先氏名306とす
る。ステップ507で一時ファイルに出力し、ステップ
508で、405の指定により出力形式を「プリン
タ」、406の指定により出力先は「PR1」という名
称で定義されているプリンタ(印刷出力部7)として証
明書を印刷出力する。ステップ509では、407の指
定により出力形式を「ファイル」、408の指定により
出力先を「FD」という名称で定義されているファイル
(印刷出力部7)として証明書の印刷形式データを出力
する。
【0042】ステップ510では、レコード211の済
フラグ207を「1」に書き換える。ステップ511で
は、409が「有」となっているためチェックリストを
出力する。このとき、出力形式は「プリンタ」(41
0)、出力先は「PR2」(411)である。
【0043】現在日付がH9年3月11日であれば、レ
コード212について、ステップ504以降の処理を行
う。ただし、204に「受取」が指定されているため、
宛名ラベルの編集ステップ(506)と宛名ラベルの出
力ステップ(509)は行わない。また、206で発行
部数は「2」部と指定されているため、ステップ505
で2通分の成績証明書データを編集する。
【0044】続いて、図6のフローチャートを用いて、
図1のクライアント9が行う処理を説明する。
【0045】ステップ601では、カード挿入部12へ
利用者がカードを挿入したことを検知し、利用者が本人
かどうかを認証する。すなわち、カードから学籍番号を
読み取り、サーバ1へ当該学籍番号に対応するパスワー
ドを問合せる。同時に、表示部11にパスワードの入力
を促すメッセージを表示する。入力部13から入力され
たパスワードを先にサーバ1から受信したパスワードを
比較し、同じであれば本人であると認識し、次のステッ
プに進む。異なれば、本人以外であると認識し、カード
を排出して処理を終了する。
【0046】ステップ602では、図7に示す予約確認
処理を実行する。処理終了後、ステップ603でメニュ
ー画面を表示する。本実施の形態では、メニュー画面に
表示する項目としては、簡単のため「発行」と「予約」
の2種類とする。もちろん、これ以上の数のメニューを
表示するようにしてもよい。利用者は「発行」を選択す
ることによって、証明書の交付をその場で受けることが
できる。「予約」を選択することによって、指定した日
付に発行された証明書を郵送または窓口で受け取ること
ができる。
【0047】ステップ604は、利用者が選択したメニ
ュー項目によって以降の処理を振り分ける。「発行」が
選択された場合、ステップ605から608を実行す
る。「予約」が選択された場合、ステップ609から6
12を実行する。
【0048】ステップ605はサーバ1へアクセスし、
ステップ601で取得した学籍番号をもとに学生情報D
B4から該当する学生情報を取得する。ステップ606
では、取得した学生情報をもとに発行する証明書データ
を編集する。ステップ607では手数料を計算し、現金
を受け取る。受け取った現金が手数料と同額以上になっ
たらステップ608に進む。手数料より多額であればス
テップ608の実行と同時につり銭を排出する。
【0049】ステップ609は、予約データ入力画面を
表示する。予約データ入力画面には、少なくとも交付を
希望する証明書の種類、発行部数、受取あるいは発送の
希望日、受取方法(郵送か受取)を指定するための入力
/選択領域、郵送の場合は宛先(現住所か連絡先として
登録してある住所のいずれか)を指定するための入力/
選択領域を表示するものとする。
【0050】ステップ610では、システム日付を取得
して予約日とし、さらにステップ609で指定された証
明書発行の条件(受取方法、証明書の種類、発行希望
日、受取方法、送付先、発行部数)を付加してサーバ1
へ送信する。続いてステップ611で、ステップ607
と同様の料金計算と現金の授受を行う。ステップ612
では、領収書を発行する。
【0051】続いて、図7を使って、図6のステップ6
02の予約確認処理の詳細について説明する。
【0052】ステップ701では、サーバ1にアクセス
し、予約データファイル3の学籍番号201がステップ
601で読み込んだ学籍番号と一致するレコードを抽出
する。ステップ702では、該当するレコードの有無に
よって以降の処理を振り分ける。該当するレコードがあ
った場合はステップ703から704,705を実行す
る。なかった場合は何もせずに図6の処理へ制御を返
す。
【0053】ステップ703では、抽出したレコードの
済フラグ207が「0」ならば、証明書出力は行われな
いと判断して、図4のメッセージ402を選択し、メッ
セージの可変部(%d,%sの部分)に、受取/発送日
203、郵送/受取204、証明書種類202、発行部
数206のデータを埋め込み、メッセージを編集する。
済フラグが「1」ならば出力は終了していると判断し
て、メッセージ401を選択し、メッセージの可変部
(%d,%sの部分)に、受取/発送日203、郵送/
受取204、証明書種類202を埋め込み、メッセージ
を編集する。続いて、編集したメッセージを表示部11
に表示する。このとき、メッセージ403も同様に表示
させる。
【0054】メッセージを表示した後、利用者による入
力を待つ。メッセージに対する利用者の入力を受け付け
る。入力できる項目は、「予約取消」と「確認終了」の
2種類とする。
【0055】ステップ704は、利用者の入力が「予約
取消」指示であった場合はステップ705を実行し、
「確認終了」であった場合は処理を終了する。
【0056】ステップ705は、予約取消されたレコー
ドの取消通知をサーバ1へ送信する。受信したサーバ1
は、予約データファイル3の該当するレコードを削除す
る。
【0057】例えば、予約データファイル3が図2に示
す内容であったとして、ステップ601で学籍番号「0
510002」の利用者が操作を開始したと検知した場
合、ステップ602の予約確認処理は、次のような流れ
になる。
【0058】すなわち、テーブル210から該当するレ
コード211を取得する(ステップ701)。予約デー
タ「あり」なので(ステップ702)ステップ703で
メッセージを出力し利用者の入力を待つ。このとき表示
するメッセージは、レコード211の済フラグ207が
「0」なので証明書の発行が済んでいないと判断してひ
な型403を選択し、可変部にレコード211から取得
したデータ受取/発送日203「H090310」、郵
送/受取204「郵送」、証明書種類202「卒業」、
発行部数206「1」を埋め込む。その結果作成される
メッセージは「H9年3月10日郵送予定の卒業証明書
を1部予約しています」となる。ステップ704で利用
者が予約取消を指示したと判断した場合は、サーバ1へ
レコード211を削除するよう通知する。
【0059】なお、上記実施の形態では、ステップ60
2において利用者が操作を開始した時点ですぐに予約デ
ータの有無を確認しメッセージを表示するように説明し
たが、これ以外に、クライアント9のメニュー画面に予
約確認用の項目を作成し、この項目が選択されたときに
予約確認処理を起動するようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、証明書
の発行日付や部数、受取り方法を、利用者が指定できる
ようになるため、クライアント9の特定日の混雑を緩和
することが可能となる。また、利用者は欲する証明書が
発行可能な日になる前に証明書発行システムを利用して
発行予約をすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】証明書発行システムの構成図の一例を示す。
【図2】予約データファイル3のレコード構成とレコー
ドの例である。
【図3】学生情報DB4のデータ構成とレコードの例で
ある。
【図4】印刷制御データファイル5のデータの例であ
る。
【図5】サーバ1で行う証明書発行処理のフローチャー
トである。
【図6】クライアント9で行う処理のフローチャートで
ある。
【図7】予約確認処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…サーバ、 3…予約データファイル、 4…学生
情報DB、5…印刷制御データファイル、6…入力部、
7…印刷出力部、 8…回線、9…クライアント、
11…表示部、12…カード挿入部、14…印刷
出力部、 15…記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 雅司 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共情報事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人情報を蓄積したデータベースから個人
    に関する情報を取り出して証明書を発行するシステムに
    おいて、前記データベースを管理するサーバに、予約デ
    ータを蓄積する機構と、蓄積された予約データに基づい
    て個人情報を編集し証明書印刷を指示する機構を備え、
    一方、サーバと接続されたクライアントには、予約デー
    タを入力する機構と、予約データを蓄積する機構と、予
    約データをサーバへ発信する機構を備えたことを特徴と
    する証明書発行システム。
  2. 【請求項2】上記請求項1に記載の証明書発行システム
    において、予約データに証明書発行処理の終了/未終了
    を示すフラグを格納する項目を追加し、サーバに、クラ
    イアントからの照会要求に応じて予約データの有無と上
    記フラグの値に基づいた回答をする機構を設け、 クライアントには、個人を識別する番号が入力された場
    合に、サーバへ予約データの照会要求を発行し、回答受
    信後、照会結果をメッセージとして表示する機構を設け
    たことを特徴とする証明書発行システム。
  3. 【請求項3】上記請求項2に記載の証明書発行システム
    において、サーバに、クライアントからの予約データ削
    除要求に応じて予約データを削除する機構を設け、クラ
    イアントには、未終了の予約データの削除指示を受け付
    け、指示が入力された場合はサーバへ予約データ削除要
    求を発行する機構を設けたことを特徴とする証明書発行
    システム。
JP12828497A 1997-05-19 1997-05-19 証明書発行システム Pending JPH10320466A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030069A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Shinjuku Digital Media Mix Kyodo Kumiai 配信データ管理装置、配信データ管理方法及びデータ配信用ラック

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